JPH02174774A - キノリン―3―カルボン酸誘導体 - Google Patents

キノリン―3―カルボン酸誘導体

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JPH02174774A
JPH02174774A JP32776288A JP32776288A JPH02174774A JP H02174774 A JPH02174774 A JP H02174774A JP 32776288 A JP32776288 A JP 32776288A JP 32776288 A JP32776288 A JP 32776288A JP H02174774 A JPH02174774 A JP H02174774A
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JP
Japan
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carboxylic acid
formula
compound
acid
lower alkyl
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Application number
JP32776288A
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English (en)
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Yasuo Ito
伊藤 安夫
Hideo Kato
日出男 加藤
Eiichi Ecchu
越中 栄一
Nobuo Ogawa
小川 信男
Noriyuki Yagi
八木 典幸
Toshihiko Yoshida
敏彦 吉田
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Abbott Japan Co Ltd
Original Assignee
Hokuriku Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 の1 本発明は優れた抗菌作用を有する新規なキノリン−3−
カルボン酸誘導体、及びその薬理学的に許容しつる塩に
関するものである。
従」い久…」【 キノリンカルボン酸骨格を膏する抗菌剤はノルフロキサ
シンをはじめとして数多く知られているが、本発明に係
るキノリン−3−カルボン酸誘導体は全く知られていな
い。
合成抗菌剤は、国内外で活発に研究されており、画期的
な進歩をもたらし、その適応症は尿路感染症にとどまら
ずあらゆる感染症に有効であることが示されている。又
、その作用機序は、DNA立体化酵素であるDNAノヤ
イレースの阻害作用であり、抗生物質の如きプラスミド
による耐性の伝達が起こらないことも知られている。し
かしながら合成抗菌剤が完成された薬物であるとは言い
難く、その有用性から新しい抗菌剤の登場が強く望まれ
ている。
の 本発明者らは、前述の事情を鑑み鋭意研究した結果、本
発明に係る新規なキノリン−3−カルボン酸誘導体、及
びその薬理学的に許容しうる塩が優れた抗菌作用を有す
ることを見い出し、本発明を完成させた。
即ち、本発明は次の一般式(I) (式中N R1は低級アルキル基を、R2は水素原子、
低級アルキル基又はカルボン酸エステル残基を、Xは水
素原子又はハロゲン原子を表わす。)で示されるキノリ
ン−3−カルボン酸誘導体、及びその薬理学的に許容し
うる塩に関するものである。
本発明の前記−軟式(I)中、R及びR2で示される低
級アルキル基としては、たとえば、メチル、エチル、n
−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、 5ec−ブ
チル、tert−ブチル基等が%R2でボされるカルボ
ン酸エステル残基としては、たとえば、ベンジルオキシ
カルボニル、エトキシカルボニル、メトキシカルボニル
基等が挙げられ、Xで示されるハロゲン原子としては、
フッ素、塩素原子等が挙げられる。
本発明の前記−軟式(I)で示される化合物の薬理学的
に許容しうる塩としては、酸付加塩又はアルカリ付加塩
が挙げられ、酸付加塩としては、たとえば、塩酸、臭化
水素酸、ヨウ化水素酸、硝酸、硫酸、燐酸等の鉱酸塩、
あるいは、酢酸、マレイン酸、フマル酸、クエン酸、シ
ュウ酸、リンゴ酸、メタンスルホン酸、 10−カンフ
ァースルホン酸、マンデル酸、酒石酸等の有機酸塩が、
アルカリ付加塩としては、たとえば、ナトリウム、カリ
ウム、カルシウム、銀、亜鉛、鉛、アンモニウム等の無
機アルカリ塩、あるいはエタノールアミン、N、N−ジ
アルキルエタノールアミン等の有機塩基の塩等が挙げら
れる。
本発明の前記−軟式(I)で示される化合物は7位ピペ
ラジニル基に不斉炭素原子を訂しており、これらは光学
活性体として存在し得るため、これらの光学活性体も本
発明の化合物に包含される。
本発明の前記−軟式(I)で示されるキノリン−3−カ
ルボン酸誘導体は種々の方法により製造することができ
る。
本発明に係る化合物の製造方法の第一の様式によれば、
前記−軟式(I)で示される化合物は、次の一般式(n
) (式中、Xは前述と同意義を、Aはハロゲン原子を表わ
す。) で示される′7−バロゲノキノリンー3−カルボン酸誘
導体と、次の一般式(III) (式中、R1及びR2は前述と同舐義を表わす。)で示
されるピペラジン化合物を、溶媒中塩基の存在下又は非
存在下で反応させることにより製造することができる。
本発明の方法において使用される溶媒としては、反応を
阻害しない限りいかなるものでもよく、たとえば、アセ
トニトリル、N、N−ツメチルホルムアミド、N−メチ
ル−2−ピロリドン、ツメチルスルホキシド、ヘキサメ
チルフォスホリノクトリアミド等の非プロトン性極性溶
媒、ベンゼン。
トルエン等の芳香族炭化水素系溶媒、ピリジン。
ピコリン、ルチジン、コリノン等の有機塩基あるいはこ
れらの混合溶媒が挙げられる。
本発明の方法において使用される塩基としては、たとえ
ば、トリエチルアミン、1.8−ジアザビシクロ[5,
4,Oコーマ−ウンデセン、炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウム等が挙げられ、又、反応は水冷下から溶媒の還流温
度までの範囲で行われる。
本発明の方法において使用される前記−軟式(II)で
示される化合物は、たとえば特開昭58−74687号
、特開昭E(0−72885号、特開昭61−1667
号等において公知の化合物である。
本発明に係る化合物の製造方法の第二の様式によれば、
前記−軟式(I)で示される化合物のうち、R2が低級
アルキル基である化合物は、前記−軟式(I)中、R2
が水素原子である化合物をアルキル化することにより製
造することができる。
本発明の方法において使用されるアルキル化剤としては
、ハロゲン化低級アルキルもしくはアルデヒド化合物が
挙げられ、ハロゲン化低級アルキルを用いる場合は、溶
媒中、脱酸剤としての塩基の存在下又は非存在下で反応
させ、又、アルデヒド化合物を用いる場合はギ酸の存在
下に反応させることにより製造することができる。
本発明の方法において用いられるハロゲン化低級アルキ
ルとしては、たとえば、ヨウ化メチル。
ヨウ化エチル、臭化エチル、臭化ブチル等が、溶媒とし
ては、たとえば、N、N−ジメチルホルムアミド、アセ
トン、エタノール、テトラヒドロフラン、ベンゼン、ク
ロロホルム等が挙げられ、脱酸剤としての塩基としては
、たとえば、トリエチルアミン、炭酸カリウム等が挙げ
られる。
又、本発明の方法のうち、アルデヒド化合物を用いる場
合のアルデヒド化合物としては、たとえば、ホルムアル
デヒド、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド等が
挙げられ、ホルムアルデヒドはホルムアルデヒド水溶液
(ホルマリン)として使用することが好ましく、又、ア
セトアルデヒド及びプロピオンアルデヒドを使用する時
は、ニトロベンゼンを溶媒として用いることが好ましい
又、反応は室温から200°の範囲で行われる。
本発明に係る化合物の製造方法の第三の様式によれば、
前記−軟式(I)で示される化合物のうちR2が水素原
子である化合物は、R2がカルボン酸エステル残基であ
る化合物を加水分解することにより製造することができ
る。
加水分解は、それ自体公知の方法で行われ、使用される
酸としては、塩酸、硫酸、臭化水素酸等が、又、使用さ
れるアルカリとしては、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、炭酸カリウム等が挙げられ、使用される溶媒とし
ては、水、メタノール、エタノール、含水エタノール、
酢酸等が挙げられ、反応は水冷下から溶媒の還流温度下
で行われる。
本発明に係る化合物の製造方法の第四の様式によれば、
前記−軟式(I)で示される化合物のうちXが塩素原子
である化合物は、前記−軟式(I)中、Xが水素原子で
ある化合物を直接塩素化することにより製造することが
できる。
本発明の方法において使用される塩素化剤としては、塩
素、スルフリルクロライド等が、溶媒としては、たとえ
ば、メタノール、エタノール、 n−プロパツール等の
アルコール類、及びクロロホルム、ジクロルメタン、1
.2−ジクロルエタン。
酢酸、クロルスルホン酸等が挙げられ、反応は水冷下か
ら200”の範囲で行われる。
この様にして製造される前記−軟式(I)で示される新
規なキノリン−3−カルボン酸誘導体、及びその薬理学
的に許容しうる塩は、常法により、錠剤、#1剤、カプ
セル剤、注射剤1点眼剤9点鼻剤又は外用剤等の製剤と
することができ、経口又は非経[1投与することにより
臨床に供される。
支り匠 以下、本発明を実施例によって説明するが、本発明はこ
の実施例の特定の細部に限定されるものではない。
実施例1 7− (4−ベンジルオキ7カルボニルー2−メチル−
1−ピペラジニル)−1−シクロプロピル−6−フルオ
ロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カル
ボン酸 l−シクロプロピル−6,7−ジフルオロ−14−ジヒ
ドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸0.50g
、3−メチル−1−ピペラジンカルボン酸ベンジルエス
テル2.20g及びジメチルスルホキシド21の混合物
を150〜160゜で1時間加熱撹拌する。反応液に水
及び10%塩酸を加えて酸性とし、析出結晶をろ取する
。ジメチルホルムアミド及びエタノールの混液より再結
晶して融点175.5〜177°の淡黄色結晶370+
egを得る。
元素分析値 C26H36FN305 理論値 C、G5.13i H、5,47;N 、 8
.7G実験値 C、G5.23; H、5,G1; N
 、 8.80実施例2 1−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ
−7−(2−メチル−1−ピペラジニル)−4−オキソ
キノリン−3−カルボン酸7− (4−ベンジルオキシ
カルボニル−2−メチル−1−ピペラジニル)−1−シ
クロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−
オキソキノリン−3−カルボン酸1.0gの酢酸81懸
濁液に室温撹拌下、25%臭化水素酢酸溶液51を加え
て同温で一夜撹拌する。反応液にエーテル801を徐々
に加えて析出結晶をろ取する。得られた結晶を熱水50
−1に溶解し、不溶物をろ去後クロロホルム洗浄する。
水層を10%水酸化ナトリウム水溶液で中和し、クロロ
ホルムで抽出する。
抽出液を脱水後溶媒を減圧留去し、残渣にエタノール・
エーテル混液を加えて析出結晶をろ取する。
クロロホルム・エタノール混液より再結晶して、融点2
23〜224°の淡黄色結晶42C)+gを得る。
元素分析値 Cl8H20F N 303理論値 C、
G2JOi H、5,84; N 、I2.+7実験値
 C、G2.58i H、G、00; N 、12.+
5光」し久文B先 この様にして製造される前記−軟式CI)で示される新
規なキノリン−3−カルボン酸誘導体、及びその薬理学
的に許容しうる酸付加塩は、ダラム陽性菌、ダラム陰性
菌に対して広い抗菌作用を有し、医薬として極めて有用
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1は低級アルキル基を、R_2は水素原子
    、低級アルキル基又はカルボン酸エステル残基を、Xは
    水素原子又はハロゲン原子を表わす。)で示されるキノ
    リン−3−カルボン酸誘導体、及びその薬理学的に許容
    しうる塩。
JP32776288A 1988-12-27 1988-12-27 キノリン―3―カルボン酸誘導体 Pending JPH02174774A (ja)

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