JPH02174476A - ビデオ信号記録再生装置 - Google Patents

ビデオ信号記録再生装置

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Publication number
JPH02174476A
JPH02174476A JP63330953A JP33095388A JPH02174476A JP H02174476 A JPH02174476 A JP H02174476A JP 63330953 A JP63330953 A JP 63330953A JP 33095388 A JP33095388 A JP 33095388A JP H02174476 A JPH02174476 A JP H02174476A
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JP
Japan
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effective
recording
lines
head
main
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Application number
JP63330953A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Tabuchi
敏彰 田渕
Kyoji Kasuga
恭二 春日
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばHD−TVにおけるベースバンド信号
を記録する場合等のように、1フイールドを複数のセグ
メントに分割してそれぞれ別個のトラックに記録するビ
デオ信号記録再生装置に関するものである。
〔従来の技術〕
テレビジョン画像の高画質化の方式として最も有力なも
のにHD −T V [high−definitio
n tel−evision ]方式がある。そして、
このHD−TVのベースバンド信号を記録するビデオ信
号記録再生装置が既にいくつか提案されている。
このような従来のビデオ信号記録再生装置を第10図乃
至第13図に基づいて説明する。
第10図に示すように、回転ドラム21には、4個の磁
気ヘッド22・・・が2個を1組として2組設けられて
いる。そして、この磁気ヘッド22・・・の各組は、1
80°間隔で回転ドラム21上に配置されている。ビデ
オテープ23は、供給側ガイドボール24及び巻取側ガ
イドボール25を介してこの回転ドラム21にヘリカル
に180°以上の角度で巻き付けられている。
上記回転ドラム21は、HD−TVのベースバンド信号
が20MHz以上の帯域を必要とするので、磁気ヘッド
22とビデオテープ23の相対速度を高めるために、3
600rpmの高速で回転する。また、この回転ドラム
21上の4個の磁気ヘッド22・・・によって広帯域の
ベースバンド信号をいわゆる2チヤンネル・2セグメン
ト記録力式で記録し、各磁気ヘッド22の記録帯域の狭
帯域化を図っている。即ち、まずベースバンド信号の1
フィールド分を2つのセグメントに分割し、180°間
隔で配置された磁気ヘッド22・・・の各組にそれぞれ
分配する。そして、この分配された各セグメントは、さ
らに2チヤンネルに分割され、各組の2個の磁気ヘッド
22・22によってそれぞれ同時に2本のトラックとし
て記録されるようになっている。
従って、ビデオテープ23上には、第11図に示すよう
に、回転ドラム21の半回転ごとに1セグメント分2本
のトラック26・26が同時に形成される。そして、回
転ドラム21の1回転により形成された2セグメント分
計4本のトラック26・・・でlフィールドを構成し、
このlフィール1分4本のトラック26・・・が2組で
1フレ一ム分のベースバンド信号の記録となる。
ここで、1フイールドをセグメントに分割しない記録方
式の場合には、磁気ヘッドのへラドスイッチングを垂直
ブランキング部に持って来ることにより、画面内にノイ
ズバーが現れるのを防止することができた。しかし、上
記のようにセグメント記録方式による場合には、この垂
直ブランキング部だけでなく、画面内でもセグメント間
のヘッドスイッチングを行わなければならない。
そこで、従来のビデオ信号記録再生装置におけるヘッド
スイッチングによるノイズバーの防止処理方法を第12
図に基づいて説明する。なお、この第12図の左図は1
フィールド分のベースバンド信号を示し、右図は、この
ベースバンド信号の記録信号を示す。また、これら各図
は、それぞれ1フィールド分のベースバンド信号の水平
走査期間を横軸に示し、垂直走査期間を縦軸に示してい
る。
1フィールド分のベースバンド信号には、画像部27以
外に画像に関与しない垂直ブランキング部28がある。
そして、フィールド間のヘッドスイッチングは、この垂
直ブランキング部28で行うので、このヘッドスイッチ
ングによるノイズバーが画面に現れることは従来からな
かった。しかし、セグメント間のヘッドスイッチングは
、左図に示す画像部27内のセグメント境界29で行わ
なければならないので、そのままではこの画像部27内
にノイズバーが現れることになる。
このため、従来は、このベースバンド信号の垂直ブラン
キング部2日を右図のように垂直ブランキング部28a
及び垂直ブランキング部28bの2つの領域に分割し、
一方の垂直ブランキング部28aを画像部27内の中央
であるセグメント境界29に挿入したものを記録信号と
している。すると、セグメント間のヘッドスイッチング
をこの挿入された垂直ブランキング部28aで行うこと
により、ノイズバーが各セグメントの画像部27a・2
7b内に現れるのを防止できる。ただし、この場合には
、画像部27bを時間Tだけ遅延させて記録する必要が
あり、これは回路的に処理している。なお、再生時には
、この逆の操作を行うことにより、画像部27aと画像
部27bを合成する必要がある。
この結果、通常再生時には、第13図(a)に示すよう
に、画面30内にノイズバーが現れることなく、正常な
画像を得ることができた。
〔発明が解決しようとする課題〕 ところが、このようなセグメント記録方式では、特殊再
生時に画像が分割されたり、画面30内にノイズバーが
現れるのを防止することができなかった。即ち、セグメ
ント記録方式において例えば3倍速再生を行うと、各磁
気ヘッド22が1本のトラックを追従できないために、
画面30上の画像が上下に分割されることになる。しか
も、特殊再生時にはテープ走行が不安定になる等の原因
で、ヘッドスイッチングの電気的な同期が外れ、ノイズ
バーの位置が垂直ブランキング部28aから外れるおそ
れがある。このため、第13図(b)に示すように画面
30上で画像が分割されるだけでなく、この分割された
境界部分にヘッドスイッチングによるノイズバー31が
現れる場合がある。また、これは、HD−TVのビデオ
信号記録再生装置に限らず、セグメント記録方式による
ものに共通する問題である。
従って、従来のビデオ信号記録再生装置では、特殊再生
時に画像が分割され、しかも、この画像の境界にノイズ
バーが現れるので、画像品質が著しく低下するという問
題点があった。
また、例えばピエゾ圧電素子を用いてオフトラック分だ
け磁気ヘッドを変位させるD T F [dyna−m
ic tracking following]の技術
を用いれば、特殊再生時でも1本のトラックに追従して
走査を行うことができ、画像の分割を防止できる。しか
し、このDTP技術は、機械構造及び制御構成が複雑微
妙でありコストアップに繋がるために、民生用のビデオ
信号記録再生装置に用いるには非現実的な技術である。
しかも、このDTP技術を用いても、セグメント間のヘ
ッドスイッチングによるノイズバーまで防止することは
できず、やはり画像品質の低下という問題点を完全に解
消するには至らない。
〔課題を解決するための手段〕
請求項第1項に係るビデオ信号記録再生装置は、上記課
題を解決するために、主ヘッドと補助ヘッドとによって
ビデオテープに主トラックと補助トラックとを順次形成
し、回転ドラムの1回転時に1フィールド分のビデオ信
号をヘリカル記録するビデオ信号記録再生装置において
、TV画像有効ライン数をLVとし、記録有効ライン数
をLRとし、TV受像機のオーバースキャン割合をKと
し、テープ有効巻付角をθとした場合に、の関係を満足
するテープ有効巻付角θだけビデオテープが回転ドラム
に巻き付けられたことを特徴としている。
また、請求項第2項に係るビデオ信号記録再生装置は、
上記請求項第1項の構成に加え、主ヘッドによって形成
される主トラックのセンタのライン番号とTV画像有効
ライン数LVのセンタのライン番号とをほぼ一敗させて
ビデオ信号をビデオテープに記録する信号処理手段を有
することを特徴としている。
〔作 用〕
主ヘッドと補助ヘッドとを用いてビデオテープに主トラ
ックと補助トラックとを形成し、回転ドラムの1回転時
に1フィールド分のビデオ信号をヘリカル記録する方式
は、いわゆる1、  5ヘッド方式と称されている。
ここで、第8図に示すように、ビデオ信号の水子走査期
間を横軸とし垂直走査期間を縮軸として画面11を表す
と、走査線の総ライン数はNaで示すことができる。そ
して、この図の各斜線部は、水平ブランク期間12及び
垂直ブランク期間13となる。従って、画面11から垂
直ブランク期間13を除いた有効画像エリアのライン数
はNbで示される。
また、実際のTV画面では、余裕を与えるためにビデオ
信号のオーバースキャンを行うので、このオーバースキ
ャン画像エリアのライン数は、有効画像エリアのライン
数Nbよりも少ないNcとなる。そして、この有効画像
エリアに対するオーバースキャン画像エリアの割合をオ
ーバースキャン割合にとすると、これは次式のように表
される。
Nb このオーバースキャン割合には、各TV受像機によって
異なり、通常は15%以下に定められている。
ところで、ビデオ信号記録再生装置では、第9図に示す
ように、基本的には有効画像エリアのライン数Nb以上
のラインを記録すればよいので、この記録ライン数をL
IIとすると、次式の関係を満足する必要がある。
Nb≦LII そして、主ヘッドから補助ヘッドにヘッドスイッチング
を行うことによって生じるノイズパー14の位置のライ
ン数Lllをこの記録ライン数り、lで示すと、ビデオ
テープの回転ドラムへの巻き付は角をテープ有効巻付角
θで表せば次式■のようになる。
スイッチングを行うことによって生じるノイズパー14
が画面上から外れるためには、ノイズパー14の位置の
ライン数LRIが画面上で有効となる最大のライン数L
llzよりも多(なればよいことになる。そこで、この
条件であるLlll≧L+t□に上式■■を代入すれば
、次式のような関係式を得ることができる。
θ そして、この式から、テープ有効巻付角θの条件を求め
れば、請求項第1項の構成要素をなす次式〇を得ること
ができる。
また、有効画像エリアに対応する記録信号の有効ライン
数をTV画像有効ライン数LVとすると(Nb=LV)
、上記オーバースキャンを考慮して実際に画面上で有効
となる最大のライン数L*tは、次式■で表される。
Liz=LV X (I  K) ・・・■そこで、前
記主ヘッドから補助ヘッドにヘッドこの結果、上式■を
満足するようなテープ有効巻付角θだけ、ビデオテープ
を回転ドラムに巻き付ければ、主ヘッドから補助ヘッド
にヘッドスイッチングを行うことによって住じるノイズ
パー14の位置をオーバースキャンを考慮した実際の画
面の外側に排除することができる。従って、特殊再生時
にも、このヘッドスイッチング位置が画面外となるので
、画像が画面内で分割されるようなことがなくなり、こ
の画像の境界に生じるノイズパー14が画面内に現れる
こともなくなる。
また、現実には画像の重要な部分は、−船釣に画面の中
央に位置している場合が多く、画像の上下端では情報量
が少ないと考えられる。そこで、請求項第2項に示すよ
うに、信号処理手段によって主トラックのセンタのライ
ン番号とTV画像有効ライン数り、のセンタのライン番
号とをほぼ一致させてビデオテープに記録すれば、実際
の画面の中央が有効画像エリアの中央に一致することに
なる。従って、この請求項第2項によれば、ヘッドスイ
ッチングによるノイズパー14を情報量の少ない画像部
分と共に画面の上下端に分割して排除することができる
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図乃至第7図に基づいて説明す
れば、以下の通りである。
本実施例は、いわゆる1、5ヘッド方式によってHD−
TVのベースバンド信号を記録再生するビデオ信号記録
再生装置について示す。
第1図に示すように、回転ドラム1には、2個1組の主
ヘッド2a・2bと2個1組の補助ヘッド3a・3bと
が90°間隔で所定の段差をもって配置されている。ビ
デオテープ4は、この回転ドラム1に供給側ガイドポー
ル5及び巻取側ガイドポール6を介してヘリカルに巻き
付けられている。そして、このビデオテープ4は、回転
ドラムlにテープ有効巻付角θが312°以上の角度と
なるように巻き付けられている。なお、主ヘッド2と補
助へラド3の相対関係は、平面的には(360°−θ)
の角度差でよいが、ここでは、取り付はバランスを考慮
して上記のように90°の角度差としている。
上記回転ドラム1は、HD−TVのベースバンド信号が
20M)[z以上の帯域を必要とするので、磁気へ・ラ
ド2・3とビデオテープ4の相対速度を高めるために、
3600rpmの高速で回転する。
また、この回転ドラム1上の4個の磁気ヘッド2・3に
よって広帯域のベースバンド信号をいわゆる2チヤンネ
ル・2セグメント記録力式で記録し、各磁気ヘッド2・
3の記録帯域の狭帯域化を図っている点は従来例と同様
である。ただし、本実施例では、主ヘッド2a・2bと
補助ヘッド3a・3bとによるいわゆる1、5ヘッド方
式によって記録を行っている。
即ち、第2図に示すように、ビデオテープ4は、テープ
の幅方向に領域が2分割されている。そして、広い有効
記録幅W、を有する主トラックエリアには、主ヘッド2
a・2bが同時に2本の主トラック7a・7bを形成し
、狭い方の有効記録幅W2を有する補助トラックエリア
には、補助ヘッド3a・3bが同時に2本の補助トラッ
ク8a・8bを形成するようになっている。
従って、ベースバンド信号は、1フィールド分を広狭2
つのセグメントに分割され、主ヘッド2と補助ヘッド3
にそれぞれ分配される。そして、この分配された各セグ
メントは、さらに2チヤンネルに分割され、2個の主ヘ
ッド2a・2b及び2個の補助ヘッド3a・3bによっ
てそれぞれ2本の主トラック7a・7b及び補助トラッ
ク8a・8bとして記録されることになる。この結果、
ビデオテープ4上には、回転ドラム1の1回転ごとに1
フィールド分を構成する2木ずつの主トラック7a・7
b及び補助トラック8a・8bが形成され、この回転ド
ラム1の2回転で1フレ一ム分のベースバンド信号の記
録となる。
なお、第3図に示す主トラック7と補助トラック8の記
録長さし、・L2は、ビデオテープ4の回転ドラム1へ
の巻付角に依存し、次式で表される。ただし、回転ドラ
ムlの直径はDとする。また、有効巻付角θは前述のよ
うに312°以上である。
θ また、ビデオテープ4に対する主トラック7及び補助ト
ラック8のトラックリード角θ。は、次式の関係が成立
する。
ここで、先に〔作用〕の項目で説明したように、主ヘッ
ド2から補助ヘッド3にヘッドスイッチングを行うこと
によって生じるノイズバーの位置を実際の画面外に排除
するためのテープ有効巻付角θの条件は、オーバースキ
ャン割合をに、TV画面有効ライン数をLV、記録ライ
ン数をり、lとすると、次式のようになる。
そして、1フレームの画面を構成する走査線の総ライン
数Naは、HD−TVでは1125本となり、′垂直ブ
ランク期間を除いた有効画像エリアのライン数Nb (
=TV画面有効ライう数LV)は1036ラインとなる
。いま、本実施例のビデオ信号記録再生装置における記
録ライン数LIIをLII≧LVの条件から1050本
とし、実際の画面のオーバースキャン割合Kをに≦0.
15(15%)の条件から0.12として、これらの値
を上式に代入すると、テープ有効巻付角θは、上記のよ
うに約312°以上が必要となる。
上記構成のビデオ信号記録再生装置によるビデオテープ
4上のライン配列及びこのライン番号と画面との関係を
第4図乃至第7図に示す。なお、このライン配列のH並
べは、1.5Hの場合とする。
HD−TVのベースバンド信号における有効画像エリア
をライン番号で示すと、通常は第1フイールド目が41
番〜557番となり、第2フイールド目が603番〜1
125番となって、合わせて1035ラインとなる。
そして、記録ライン数Lmを1050本とし、有効画像
エリアの最初の41番から記録を始めたとすると、第4
図(b)に示すように、まず回転ドラム1の最初の1回
転で主ヘッド2a・2bが同時に2本の主トラック7a
、・7b+を形成して、41番から496番までのライ
ンを記録する。ただし、495番と496番のラインに
ついては、0.5H分の記録となる。次に、第4図(a
)に示すように、同じ1回転で補助ヘッド3a・3bが
同時に2本の補助トラック8a+・8b+を形成して、
495番と496番の残り0.5H分から566番まで
のラインを記録し、1フィールド分の記録を完成する。
ただし、565番と566番のラインについても0,5
H分の記録となる。
また、回転ドラム1の次の1回転で第4図(b)に示す
ように、まず主ヘッド2a・2bが同時に2本の主トラ
ック7az・7bzを形成して、603番、604番の
後半0.5H分から1058番までのラインを記録する
。次に、第4図(a)に示すように、同じ1回転で補助
ヘッド3a・3bが同時に2本の補助トラック88z・
8bzを形成して、1059番から1125番までと最
初に戻って1番から3番までのラインを記録し、エフレ
ーム分の記録を完成する。
上記ライン配列におけるライン番号を1フィールド分の
画面と対比して第5図に示す。565番までの総ライン
数Naに対して有効画像エリアのライン数Nbの範囲は
、41番から557番までとなる。そして、テープ有効
巻付角θが312゜の場合、主ヘッド2が記録するライ
ン数L□は、1フィールド分の記録ライン数LRが前記
1050本の半分の525本であることから、の式より
455本となる。このため、第4図(b)に示すように
、41番からで数えて455本目O5る495番のライ
ンが主ヘッド2から補助ヘッド3へのヘッドスイッチン
グによるノイズバーの表れるラインとなる。そして、こ
の41番から495番までの455本のラインは、有効
画像エリアのライン数Nbから12%のオーバースキャ
ン割合Kを除いたライン数LR□に一致する。
この結果、テープ有効巻付角θを312°以上とすれば
、ノイズバーのライン(LR+)を実際の画面の下端の
ライン(L112)より下方に位置させることかできる
次に、有効画像エリアの途中である72番から主トラッ
ク7の記録を始めた場合を第6図及び第7図に示す。
まず、第6図(b)に示すように、回転ドラム1の最初
の1回転で主ヘッド2a・2bが同時に2本の主トラッ
ク7a+・7b、を形成して、72番から527番まで
のラインを記録する。ただし、526番と527番のラ
インについては、0.5H分の記録となる。次に、第6
図(a)に示すように、同じ1回転で補助ヘッド3a・
3bが同時に2本の補助トラック8al・8b、を形成
して、526番と527番の残り0.5H分から634
番までのラインを記録し、1フィールド分の記録を完成
する。ただし、633番と634番のラインについてL
o、5H分の記録となる。
また、回転ドラム1の次の1回転で第6図(b)に示す
ように、まず主ヘッド2a・2bが同時に2本の主トラ
ック7ag・7b、を形成して、633番、634番の
後半0.5H分から1088番までのラインを記録する
。次に、第6図(a)に示すように、同じ1回転で補助
ヘッド3a・3bが同時に2本の補助トラック8az・
8bzを形成して、1089番から1125番までと最
初に戻って1番から71番までのラインを記録し、1フ
レ一ム分の記録を完成する。
上記ライン配列におけるライン番号を1フィールド分の
画面と対比して第7図に示す。565番までの総ライン
数Naに対して有効画像エリアのライン数Nbの範囲は
、41番から557番までとなる。そして、この場合に
は、72番のラインから記録を開始するので、この72
番のラインにフィールド間のヘッドスイッチングによる
ノイズバーが表れる。また、テープ有効巻付角θが31
2°の場合、主ヘッド2が記録するライン数Lll+は
上記のように455本となるので、72番から数えた4
55本目O527番のラインが主ヘッド2から補助へラ
ド3へのヘッドスイッチングによるノイズバーの表れる
ラインとなる。しかも、この72番から527番までの
455本のラインは、有効画像エリアのライン数Nbか
ら12%のオーバースキャン割合Kを除いたライン数L
x□に一致する。また、この72番から527番までの
455本のラインのセンタと有効画像エリアのライン数
Nbのセンタとが299番のライン上で一致する。
この結果、実際の画面のセンタが一般に最も重要な有効
画像エリアのセンタと一致し、情報量が少ないと考えれ
る有効画像エリアの上下端をノイズバーと共に画面の上
下端から外側に追いやることができる。
〔発明の効果] 請求項第1項に係るビデオ信号記録再生装置は、以上の
ように、主ヘッドと補助ヘッドとによってビデオテープ
に主トラックと補助トラックとを順次形成し、回転ドラ
ムの1回転時に1フィールド分のビデオ信号をヘリカル
記録するビデオ信号記録再生装置において、TV画像有
効ライン数をLVとし、記録有効ライン数をLlとし、
TV受像機のオーバースキャン割合をKとし、テープ有
効巻付角をθとした場合に、 の関係を満足するテープ有効巻付角θだけビデオテープ
が回転ドラムに巻き付けられたことを特徴としている。
また、請求項第2項に係るビデオ信号記録再生装置は、
請求項第1項の構成に加え、主ヘッドによって形成され
る主トランクのセンタのライン番号とTV画像有効ライ
ン数LVのセンタのライン番号とをほぼ一致させてビデ
オ信号をビデオテープに記録する信号処理手段を有する
ことを特徴としている。
上記請求項第1項の構成によりテープ有効巻付角θを選
択すれば、主ヘッドから補助ヘッドにヘッドスイッチン
グを行うことによって生じるノイズバーの位置をオーバ
ースキャンを考慮した実際の画面の外側に排除すること
ができる。このため、特殊再生時にも、このヘッドスイ
ッチング位置が実際の画面には現れないので画像の境界
がなくなり、同期外れによってノイズバーが現れるよう
なこともなくなる。
従って、請求項第1項の発明は、特殊再生時にも画面が
一枚の画像で構成され、ノイズバーのない高品質な画像
を得ることができるという効果を奏する。
また、請求項第2項の構成により、ヘッドスイッチング
によるノイズバーを情報量の少ない画像の上下部分と共
に画面の上下端の外に分割して排除することができる。
従って、請求項第2項の発明は、上記請求項第1項の効
果に加え、画像の重要な部分と考えられる中央部を画面
の中央に来るようにすることができるという効果も併せ
て奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本発明の一実施例を示すものであっ
て、第1図は回転ドラムの平面図、第2図は磁気ヘッド
によって形成されるトラックパターンを示すビデオテー
プの正面図、第3図はトラックパターンの仕様を示すビ
デオテープの正面図、第4図(a)は補助トラックのラ
イン配列を示す図、第4図(b)は主トラックのライン
配列を示す図、第5図はライン配列と画面との関係を示
す図、第6図(a)はセンタを一致させた場合の補助ト
ラックのライン配列を示す図、第6図(b)はセンタを
一致させた場合の主トラックのライン配列を示す図、第
7図はライン配列と画面との関係を示す図である。第8
図及び第9図は本発明の詳細な説明するためのものであ
って、第8図は画面上の各画像エリアを示す図、第9図
は画面上の各画像エリアと記録エリアとの関係を示す図
である。第10図乃至第13図は従来例を示すものであ
って、第10図は回転ドラムの平面図、第11図は磁気
ヘッドによって形成されるトラックパターンを示すビデ
オテープの正面図、第12図はセグメント記録方式にお
ける画面の画像エリアと記録エリアとの関係を示す図、
第13図(a)は通常再生時の画面を示す正面図、第1
3図(b)は3倍速再生時の画面を示す正面図である。 1は回転ドラム、2は主ヘッド、3は補助ヘッド、 4はビデオテープ、 7は主トラック、 8は補 助トランクである。 第 図 冨 図 第 図 テーア走向方向 第 図(a) 冨 図 第 図(a) 冨 図(b) 筐 図 第 10図 第 図 テープ走ケY方肯

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、主ヘッドと補助ヘッドとによってビデオテープに主
    トラックと補助トラックとを順次形成し、回転ドラムの
    1回転時に1フィールド分のビデオ信号をヘリカル記録
    するビデオ信号記録再生装置において、 TV画像有効ライン数をL_Vとし、記録有効ライン数
    をL_Rとし、TV受像機のオーバースキャン割合をK
    とし、テープ有効巻付角をθとした場合に、 θ≧(1−K)×L_V/L_R×360°の関係を満
    足するテープ有効巻付角θだけビデオテープが回転ドラ
    ムに巻き付けられたことを特徴とするビデオ信号記録再
    生装置。 2、主ヘッドによって形成される主トラックのセンタの
    ライン番号とTV画像有効ライン数L_Vのセンタのラ
    イン番号とをほぼ一致させてビデオ信号をビデオテープ
    に記録する信号処理手段を有する請求項第1項記載のビ
    デオ信号記録再生装置。
JP63330953A 1988-12-27 1988-12-27 ビデオ信号記録再生装置 Pending JPH02174476A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63330953A JPH02174476A (ja) 1988-12-27 1988-12-27 ビデオ信号記録再生装置
US07/454,892 US5136437A (en) 1988-12-27 1989-12-22 Video signal recording/reproducing device
EP89313584A EP0376675B1 (en) 1988-12-27 1989-12-27 Video signal recording/reproducing device
DE68921595T DE68921595T2 (de) 1988-12-27 1989-12-27 Aufzeichnungs-/Wiedergabevorrichtung von Videosignalen.

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6019373A (ja) * 1983-07-14 1985-01-31 Sony Corp カメラ一体型vtr
JPS6046678A (ja) * 1983-08-24 1985-03-13 Hitachi Ltd 磁気記録再生装置
JPS6256716A (ja) * 1985-09-03 1987-03-12 Mitsubishi Electric Corp 暖房機

Patent Citations (3)

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