JPH02174270A - 薄膜半導体装置 - Google Patents

薄膜半導体装置

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JPH02174270A
JPH02174270A JP32965388A JP32965388A JPH02174270A JP H02174270 A JPH02174270 A JP H02174270A JP 32965388 A JP32965388 A JP 32965388A JP 32965388 A JP32965388 A JP 32965388A JP H02174270 A JPH02174270 A JP H02174270A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor device
wiring
thin film
protection circuit
tft
Prior art date
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Application number
JP32965388A
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English (en)
Inventor
Masaki Ashizawa
芦沢 雅貴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Publication of JPH02174270A publication Critical patent/JPH02174270A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、絶縁体基板上に形成された半導体装置を絶縁
破壊から保護することに関する。
[従来の技術] TFTと同じ原理によって動作する金属酸化膜半導体(
以下ではMOS−FETと略記)は、入力インピーダン
スが大きく、従って入出力端子に静電気や高電圧パルス
などが加えられるとゲート部分の絶縁が破壊されてしま
う。第1図はMOS−FETの断面図の例であるが、こ
の図かられかるようにMOS−FETでは基板が半導体
であるから接地することができ、従って耐圧もある程度
期待できる。
これに対してTFTでは、基板が絶縁体であるため接地
することができない。第2図はTFTの断面図の例を示
している。第1図及び第2図からTFTは、静電気等に
対してMOS−FETよりさらに弱く、何らかの保護手
段を講じることが重要であることがわかる。
MOS−FETにおいても、絶縁破壊に対する保護は重
要であり、そのために第3図のような保護回路を設けて
いる。第4図は最も単純な保護回路の例である。絶縁体
基板上に形成される薄膜素子においては、第4図のよう
な保護回路を設けても大電流を流すことができないため
、保護回路として十分な機能を発揮することができない
。これらの理由により、現在までのところ絶縁体基板上
に形成された半導体装置においで、保護回路を設けた例
はない。
[発明が解決しようとする課題及び目的]絶縁体基板上
に製造された半導体装置(例えばTFT)は、接地され
ていないため静電気などに非常に弱く、従って製造工程
中で絶縁破壊され易いという問題点を有する。そこで本
発明は、このような問題点を解決するもので、その目的
とするところは、半導体装置の静電耐圧特性を改善して
絶縁破壊を防ぎ、その製造コストを低下させると共に、
信頼性を向上させるところにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の薄膜半導体装置は、絶縁体基板上に形成された
半導体装置において、前記半導体装置をその入出力端子
に加えられた静電気等による絶縁破壊から保護する機能
を持つことを特徴とする。
また、本発明の薄膜半導体装置は、前記薄膜半導体装置
に、抵抗、容量あるいはTFTを使用することを特徴と
する。
また、本発明の薄膜半導体装置は、前記抵抗として、前
記入出力端子と前記半導体装置との間の配線抵抗を使用
すること、及び前記容量として、前記配線が層間絶縁膜
をはさんで重なる場合に発生する重なり容量、または前
記TFTのゲート容量を使用することにより、前記半導
体装置を製造する工程内で製造することを特徴とする。
[作用] 本発明の上記の構成によれば、抵抗と容量の大きさで決
まる緩和時間によって、パルス状に入力される静電気あ
るいは高電圧パルスの波形を鈍化させ、その電圧の最大
値を半導体装置の耐圧以下にすることが可能である。ま
た、容量の代わりにTFTを使用した場合には、入力さ
れた電流そのものをTFTを介して電源配線または接地
配線に逃がすことも可能である。
[実施例1] 第5図は、本発明の薄膜半導体装置で作られた保護回路
の例である。本実施例では、抵抗として配線抵抗を使用
し、容量として配線の重なり部分に発生する重なり容量
を使用する。この回路は入力端子10と半導体装置への
出力端子11の間に作られた抵抗12、半導体装置の電
源配置s13及び接地配線14と信号配線17との間に
作られた容1115.16から構成される。抵抗12は
、例えば信号配線17の一部を、他の部分より抵抗の大
きな物質にすることにより形成する。この抵抗12の大
きさは、配線の長さ、幅、厚さ及び電気伝導度を制御す
ることにより、任意の値を作る。
第6図は、容量15.16の構造を示す断面図の例であ
る。これらの容量は、信号配線17の一部と電源配線1
3及び接地配線14との間に、層間絶縁膜9をはさんだ
重なり部分を作ることによって形成される。容量15.
16の大きさは、配線の重なり部分の面積、層間絶縁膜
の厚さ及び層間絶縁膜の誘電率を制御することにより、
任意の値を作る。
半導体装置の静電耐圧特性を評価するためには、IQに
第7図のようなモデルが使用される。このモデルにおい
て容量19は、人体その他の帯電物質を現している。静
電破壊試験は、高電圧電源18によって充電された容量
の電荷を被試験装置20に放電することによって行われ
る。第8図に示すように、この試験装置に保護回路21
を接続した場合、出力端子11の電圧v1は入力電圧を
vO1抵抗12の大きさをR12、容量15、19の大
きさをC15、C19とすると、v1= C19xVO c15+019×(1−eXp(−t/τ))で与えら
れる。ここでτは、 R12XC15XC19/(C15+C19)で与えら
れ、緩和時間と呼ばれる。実際にはC192C15であ
るからτは、R12XC15で与えられる。第9図は、
vlの時間変化の様子を表している。この図かられかる
ように半導体装置に加えられる電圧の最大値は、保護回
路の入力電圧(D  C19/ (C15+C19) 
 倍ニナッている。
第5図の保護回路の緩和時間は、容量16の大きさをC
16とすると、R12XC15またはR12XC16で
与えられる。この緩和時間によって、入出力端子に加え
られた静電気等の波形を鈍化させ、その電圧の最大値を
半導体装置の耐圧以下にすることにより、半導体装置を
静電気等による絶縁破壊から守る。
本実施例のように保護回路を直列に構成した場合には、
回路全体の面積の増大を最小限度に抑えることができる
[実施例2] 第10図は、実施例1の保護回路を半導体装置と並列に
構成した回路の例である。本実施例では、信号配線から
保護回路への配線の引き出し点24の前後に抵抗22.
23を入れである。抵抗22.23を入れることにより
、半導体装置、保護回路及びこれらを含む回路全体の緩
和時間を制御することが可能になり、より優れた耐圧特
性を得ることができる。
半導体装置を構成するTFTの耐圧の大きさに対して、
保護回路の耐圧は大きくなくてはならない。そのため、
保護回路の面積はTFTの面積より大きくなる。
[実施例3] 第11図、第12図は、実施例1及び2の容量15.1
6の代わりにTFT25.26を使用した回路の例であ
る。この場合に使用されるTFTとしては、第2図に示
したように多結晶シリコンを使用したものの他に非晶質
シリコン、CdSe等を使用したものもある。
実施例1及び2のように緩和時間によって波形を鈍化さ
せ半導体装置を保護する場合には、TFTのゲート容量
が問題になる。p型TFTのゲート容量をC25、n型
TFTのゲート容量を026とすると緩和時間は各々 
R12XC25、R12xC26となる。 TFT25
、26は、緩和時間すなわちゲート容量が等しくなるよ
うに設計する。
TFTを使用した場合には、この他にTFTのオン抵抗
を介して、電流を電源配線または接地配線に逃がす作用
もある。第11図において入力端子に正の高電圧が加わ
った場合にはp型TFTがオン状態になり、電流が電源
配線に向かって流れる。また入力端子に負の高電圧が加
わった場合にはn型TFTがオン状態になり、電流は接
地配線に向かって流れる。
[実施例4] 第13図、第14図は、実施例3の保護回路のTFTの
出力端に抵抗27.28を入れた場合の回路図の例であ
る。新たに入れた抵抗27.28には、電源配線13と
接地配線14の抵抗値に差がある場合に、この差を補正
してn型TFTとp型TFTの緩和時間を等しくする作
用がある。
[実施例5] 第15図は、実施例4の保護回路を液晶表示素子の駆動
回路の保護に応用した例である。本実施例では絶縁破壊
による不良品の発生を防ぐために、保護回路の他にいく
つかの手段を使用している。
その一つとして、外部装置との接続用パッドから駆動回
路までの間ではできるだけ配線を交差させず、もしも交
差する場合には交差する前にできるだけ大きな抵抗を入
れている。その他にも、駆動回路の周囲を電源配線ある
いは接地配線で囲み静電気等が侵入しに<<シている。
これらの手段は、液晶表示素子の他にも密着型イメージ
センサ−などにも応用できる。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、絶縁基板上の入出力
端子と半導体装置の間に、抵抗と容量あるいはTFTか
ら構成された保護回路を作製することにより、半導体装
置の絶縁破壊を防ぐことができる。従って本発明には、
半導体装置の製造コストを低下させ、その信頼性を向上
させる効果がある。また本発明の薄膜半導体装置は、半
導体装置を製造する工程内で製造できる。従って、保護
回路を作製することによる製造コストの上昇を防ぐ効果
もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は半導体基板に作られたMOS−FETの構造側
図。第2図はガラス基板上に多結晶シリコンで作られた
TFTの構造側図。第3図はMOS−FETに対して使
用される保護回路側図。第4図は一般的な保護回路図。 第5図、第10図、第11図、第12図、第13図、第
14図は本発明の保護回路図。第6図は容量の構造側図
。第7図は静電破壊試験のモデル図。第8図は保護回路
の試験回路図。第9図は保護回路の出力電圧波形図。第
15図は保護回路の応用例図。 1・・・半導体基板 2・・・ソース領域 3・・・ドレイン領域 4・・・ソース電極 5・・・ドレイン電極 6・・・ゲート絶縁膜 7・・・ゲート電極 8・・・ガラス基板 9・・・層間絶縁膜 10・・・入力端子 11・・・出力端子 12.22.23.27.28・・・抵抗13・・・電
源端子 14・・・接地端子 15. 17 ・ 18 ・ 20 ・ 21 ・ 24 ・ 25 ・ 26 ・ 29 ・ 30 ・ 32 ・ 33 ・ 34 ・ 19・・・容量 信号配線 高電圧電源 被試験装置 保護回路 引出し点 P−ch  TFT N−ch  TFT X側保護回路 Y側保護回路 X側入力端子 Y個入力端子 電源端子 接地端子 以  上 1   ・嶋イ≦春咀;11;オ七之−2・・ り一又
魅 3 ・・・ ドレイ74LTh 4 ・・\ル尖を極 リ ・ ・ ・ ドレイ7It壌i b・・・づ°゛−1−vl/− 1−vl/轟撮 )fノ1−4i/嘴i出願人 セイコ
ーエプソン株式会社 代理人弁理士 上柳雅誉(他1名) 第1図 δ・・・dう久蕃象 q・・・APAfP3#4 第2図 聯 第3図 1θ  ・入グ嫡シ ト・ 奴f3嫡テ 17・・・a郡 111.1?J191Jと 14・・・悔ル鋪沙 す・1し・・・傘( 第5図 第6図 (18図 ど− Is 、 ・、161m’。 19・・・穿1 %・−稔0峠黍 g7図 第9図 pカ ・・邸 焚・・・81番し戯、 第10囚 りi・・?−41r丁 k・・・N−ル1F丁 第11図 B 釧7S ・・為九 第73図 バ・ X41升区■酋 30・ ・Y◆Ig(5)鮎 タト・・X41入力憾を iム・・  イ4り入り偉Vゲ 35)・・・含1踵 災 ・・垢形嫡衡

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絶縁体基板上に形成された半導体装置において、
    前記半導体装置をその入出力端子に加えられた静電気等
    による絶縁破壊から保護する機能を持つことを特徴とす
    る薄膜半導体装置。
  2. (2)前記薄膜半導体装置に、抵抗、容量あるいは薄膜
    トランジスタ(以下ではTFTと略記)を使用すること
    を特徴とする請求項1記載の薄膜半導体装置。
  3. (3)前記抵抗として、前記入出力端子と前記半導体装
    置との間の配線抵抗を使用すること、及び前記容量とし
    て、前記配線が層間絶縁膜をはさんで重なる場合に発生
    する重なり容量、または前記TFTのゲート容量を使用
    することにより、前記半導体装置を製造する工程内で製
    造することを特徴とする請求項2記載の薄膜半導体装置
JP32965388A 1988-12-27 1988-12-27 薄膜半導体装置 Pending JPH02174270A (ja)

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JP32965388A Pending JPH02174270A (ja) 1988-12-27 1988-12-27 薄膜半導体装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009020528A (ja) * 2008-08-27 2009-01-29 Seiko Epson Corp 電気光学装置及び電子機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009020528A (ja) * 2008-08-27 2009-01-29 Seiko Epson Corp 電気光学装置及び電子機器

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