JPH02174011A - 透明導電性部品の製造方法及びそれに使用する透明導電膜転写材料 - Google Patents
透明導電性部品の製造方法及びそれに使用する透明導電膜転写材料Info
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Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Printing Methods (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、液晶表示盤の電極などの透明導電性部品を製
造する方法及びそれに使用する転写材料に関する。
造する方法及びそれに使用する転写材料に関する。
従来技術
液晶表示盤の電極などに透明導電膜が使用されるが、従
来この種の透明導電膜を設ける場合、所望部品へのマス
キング蒸着法により模様状に透明導電膜を設けるか、あ
るいは全面に透明導電膜形成後、■レジストコーティン
グ、■マスキング、■ＵＶ照射、■レジストのエツチン
グ、■洗浄、■透明導電膜のエツチング、■洗浄、■乾
燥という複雑な工程で、所望の透明導電膜のパターンを
形成する必要があった。
来この種の透明導電膜を設ける場合、所望部品へのマス
キング蒸着法により模様状に透明導電膜を設けるか、あ
るいは全面に透明導電膜形成後、■レジストコーティン
グ、■マスキング、■ＵＶ照射、■レジストのエツチン
グ、■洗浄、■透明導電膜のエツチング、■洗浄、■乾
燥という複雑な工程で、所望の透明導電膜のパターンを
形成する必要があった。
これらの方法は、工程が？ｌＪ［雑であり、コストが高
くつくだけでなく、歩留まりが悪く、生産効率が悪い、
品質の良い製品を安定して得難いという欠点があり、そ
のため、透明導ｉ１ Ｉｌｌを有する導電性部品の用途
には限界があった。
くつくだけでなく、歩留まりが悪く、生産効率が悪い、
品質の良い製品を安定して得難いという欠点があり、そ
のため、透明導ｉ１ Ｉｌｌを有する導電性部品の用途
には限界があった。
発明が解決しようとする課題
本発明は、このような透明導電膜を有する透明導電性部
品を、容易に製造できる方法を提供することを課題とす
る。
品を、容易に製造できる方法を提供することを課題とす
る。
課題を解決するための手段
本発明は、転写法を使用することによって、このような
課題を効率よく解決しうるものである。
課題を効率よく解決しうるものである。
本発明では、離型性シート上に設けた透明導電膜を、接
着剤を介して、部品表面に置き、加圧して、導電性を必
要とするパターンに上記透明導電膜を、部品表面に転写
することを特徴とする。
着剤を介して、部品表面に置き、加圧して、導電性を必
要とするパターンに上記透明導電膜を、部品表面に転写
することを特徴とする。
ここに離型性シートとしては、ポリエチレンフィルム、
ポリプロピレンフィルム、ポリエステルフィルムなどの
合成樹脂フィルム、あるいは合成樹脂フィルム表面に離
型層を形成したもの、その他−船釣な離型紙など、通常
の転写材料形成用の離型性シートがいずれも使用できる
。なお、ポリエステルフィルムなど離型性シート表面に
は、樹脂皮膜の薄層を形成し、透明導電膜の転写時に、
この樹脂皮膜の少なくとも一部が透明導電膜と共に転写
され、透明導電膜の保護膜を形成するようにするのが好
ましい。
ポリプロピレンフィルム、ポリエステルフィルムなどの
合成樹脂フィルム、あるいは合成樹脂フィルム表面に離
型層を形成したもの、その他−船釣な離型紙など、通常
の転写材料形成用の離型性シートがいずれも使用できる
。なお、ポリエステルフィルムなど離型性シート表面に
は、樹脂皮膜の薄層を形成し、透明導電膜の転写時に、
この樹脂皮膜の少なくとも一部が透明導電膜と共に転写
され、透明導電膜の保護膜を形成するようにするのが好
ましい。
この樹脂皮膜としては、電気抵抗値の低い素材を使用す
るのが好ましく、また、膜厚は転写後、透明導電膜上に
ポーラスな状態で存在し、透明導電膜の導電性を害しな
い厚さであるのが好ましい。
るのが好ましく、また、膜厚は転写後、透明導電膜上に
ポーラスな状態で存在し、透明導電膜の導電性を害しな
い厚さであるのが好ましい。
一般に、繊維素系樹脂、アクリル樹脂及びナイロン樹脂
からなる群から選ばれる少なくとも１種の樹脂を主成分
とするものが好ましく、また、ｉｌ！厚は１．５μ徊以
下、特に１μ−以下であるのが好ましい。
からなる群から選ばれる少なくとも１種の樹脂を主成分
とするものが好ましく、また、ｉｌ！厚は１．５μ徊以
下、特に１μ−以下であるのが好ましい。
次に、透明導電膜は、金、白金などの金属、ＩＴｏ（イ
ンジューム・チン・オキサイド） ＳｎＯ２などの金
属酸化物、Ｃｕｒなどの金属化合物というように、導電
性に冨んだ金属又は金属化合物を、真空蒸着１．イオン
ブレーティング、スパックリングなどの薄膜形成法で、
形成したものである。
ンジューム・チン・オキサイド） ＳｎＯ２などの金
属酸化物、Ｃｕｒなどの金属化合物というように、導電
性に冨んだ金属又は金属化合物を、真空蒸着１．イオン
ブレーティング、スパックリングなどの薄膜形成法で、
形成したものである。
この膜厚は、ＪＩＳ Ｚ ８７０１の標準光を使用して
ＪＴＳ Ｋ ７１０５に準じて曇度計（日本電色■製の
ＮＤＨ−１００１０Ｐ）で測定した全光線透過率６５％
以上、好ましくは８０％以上の透視性を有し、かつ電極
機能として、四端子抵抗計で測定した電気抵抗値が１０
００Ω／口以下、好ましくは５００Ω／口以下であるも
のであればよい。
ＪＴＳ Ｋ ７１０５に準じて曇度計（日本電色■製の
ＮＤＨ−１００１０Ｐ）で測定した全光線透過率６５％
以上、好ましくは８０％以上の透視性を有し、かつ電極
機能として、四端子抵抗計で測定した電気抵抗値が１０
００Ω／口以下、好ましくは５００Ω／口以下であるも
のであればよい。
このような本発明の方法では、予めロールフィルム上に
長尺、広面積に透明導電膜を形成しておき、この透明導
電膜を、所望時に種々の部品に、任意なパターンに転写
して、導電性のある箇所すなわち電極（電極膜）を形成
できるので、次の如き種々の用途に、経済的かつ精度良
く適用できる。
長尺、広面積に透明導電膜を形成しておき、この透明導
電膜を、所望時に種々の部品に、任意なパターンに転写
して、導電性のある箇所すなわち電極（電極膜）を形成
できるので、次の如き種々の用途に、経済的かつ精度良
く適用できる。
例えば、分散型有機ＥＬ用電極、液晶表示盤用電極、液
晶テレビ用電極、あるいはタッチパネル、透明フレキシ
ブル配線板、建材ガラス、自動車ガラスまたは操縦席用
結露防止電極膜などである。
晶テレビ用電極、あるいはタッチパネル、透明フレキシ
ブル配線板、建材ガラス、自動車ガラスまたは操縦席用
結露防止電極膜などである。
本発明では、これらの大量生産を可能とするだけでなく
、従来電極の形成の作業性等の問題から限りのあった液
晶表示盤等の形状を多種多様に変化可能とする利点もあ
る。
、従来電極の形成の作業性等の問題から限りのあった液
晶表示盤等の形状を多種多様に変化可能とする利点もあ
る。
実施例１
厚さ２５μｍのポリエステルフィルム（１）の片面に酢
酸繊維素からなる厚さ０．２ μ端樹脂皮膜（５）をリ
バースコータで形成して離型性シートを得た０次に樹脂
皮膜（５）の上にＩＴＯをスパッタリングし、厚さ１０
００人の透明導電膜（２）を設けた。この透明導電膜（
２）の透過率は８５％以上で電気抵抗値２００Ω／口で
あった。この透明導電膜（２）の上に加熱で透明となる
酢酸ビニル系の接着剤（３）を厚さ２μ端に塗布し、転
写材料とした（第１図参照）この転写剤材料を、刻印を
用いて加熱加圧することによって、ガラス板からなる部
品（４）に所望のパターンに透明導電膜（２）を転写し
、これを電極（Ａ）とする第２図の如き液晶表示盤を形
成した。
酸繊維素からなる厚さ０．２ μ端樹脂皮膜（５）をリ
バースコータで形成して離型性シートを得た０次に樹脂
皮膜（５）の上にＩＴＯをスパッタリングし、厚さ１０
００人の透明導電膜（２）を設けた。この透明導電膜（
２）の透過率は８５％以上で電気抵抗値２００Ω／口で
あった。この透明導電膜（２）の上に加熱で透明となる
酢酸ビニル系の接着剤（３）を厚さ２μ端に塗布し、転
写材料とした（第１図参照）この転写剤材料を、刻印を
用いて加熱加圧することによって、ガラス板からなる部
品（４）に所望のパターンに透明導電膜（２）を転写し
、これを電極（Ａ）とする第２図の如き液晶表示盤を形
成した。
この電極（Ａ） は透明導電膜（２）の表面にポーラス
な樹脂皮膜（５）が薄く付着した、電気抵抗値２５０Ω
／口、透過率も８５％以上を有するものであった。
な樹脂皮膜（５）が薄く付着した、電気抵抗値２５０Ω
／口、透過率も８５％以上を有するものであった。
従って、外観的には電極（Ａ）の存在はほとんど感知さ
れず、電極（＾）への通電によって、液晶（Ｂ）の変色
が、明瞭に見える実用性ある液晶表示盤が得られた。
れず、電極（＾）への通電によって、液晶（Ｂ）の変色
が、明瞭に見える実用性ある液晶表示盤が得られた。
実施例２
実施例１の方法で樹脂皮膜、透明導電膜ＩＴＯを設けた
転写材料を用意し、ガラス板にスクリーン印刷で所望の
パターンに透明な接着剤を塗布した部品に転写材料を当
ててゴムロールで軽く圧力をかけて、透明導電膜を転写
した。転写面の電気抵抗値は２５０Ω／口であり、透過
率も８５％以上であった。
転写材料を用意し、ガラス板にスクリーン印刷で所望の
パターンに透明な接着剤を塗布した部品に転写材料を当
ててゴムロールで軽く圧力をかけて、透明導電膜を転写
した。転写面の電気抵抗値は２５０Ω／口であり、透過
率も８５％以上であった。
発明の効果
本発明では、転写法で透明導電膜の形成が可能となるた
め、従来電極の形成に問題があり、実用化されなかった
種々の透明導電性部品の開発が可能となり、また、液晶
表示盤など、電極の形成の問題から形状及び用途に限度
のあった製品の、応用範囲を拡大する効果がある。
め、従来電極の形成に問題があり、実用化されなかった
種々の透明導電性部品の開発が可能となり、また、液晶
表示盤など、電極の形成の問題から形状及び用途に限度
のあった製品の、応用範囲を拡大する効果がある。
第１図は本発明の転写材料の一実施例の断面図、第２図
は本発明に従って製造した液晶表示盤の部分的な断面図
である。 （１） ポリエステルフィルム （Ａ）電極＋２１
ｉ３明導電膜 （Ｂ）液晶（３） 接着
剤 （４） 部品 （５） 樹脂皮膜 第１図 ！
は本発明に従って製造した液晶表示盤の部分的な断面図
である。 （１） ポリエステルフィルム （Ａ）電極＋２１
ｉ３明導電膜 （Ｂ）液晶（３） 接着
剤 （４） 部品 （５） 樹脂皮膜 第１図 ！
Claims (4)
- （１）離型性シート上に設けた透明導電膜を、接着剤を
介して、部品表面に置き、加圧して、導電性を必要とす
るパターンに上記透明導電膜を、上記部品表面に転写す
ることを特徴とする透明導電性部品の製造方法。 - （２）離型性シート表面に、透明導電膜を形成してなる
ことを特徴とする導電性部品の製造に使用する透明導電
膜転写材料。 - （３）離型性シート表面に、１．５μｍ以下の厚さの樹
脂皮膜を介して、透明導電膜を形成してなることを特徴
とする請求項（２）記載の透明導電膜転写材料。 - （４）上記樹脂皮膜が、繊維素系樹脂、アクリル樹脂及
びナイロン樹脂からなる群から選ばれる少なくとも１種
の樹脂を主成分とするものであることを特徴とする請求
項（３）記載の透明導電膜転写材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33298188A JPH02174011A (ja) | 1988-12-27 | 1988-12-27 | 透明導電性部品の製造方法及びそれに使用する透明導電膜転写材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33298188A JPH02174011A (ja) | 1988-12-27 | 1988-12-27 | 透明導電性部品の製造方法及びそれに使用する透明導電膜転写材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02174011A true JPH02174011A (ja) | 1990-07-05 |
Family
ID=18260975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33298188A Pending JPH02174011A (ja) | 1988-12-27 | 1988-12-27 | 透明導電性部品の製造方法及びそれに使用する透明導電膜転写材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02174011A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08254690A (ja) * | 1995-03-16 | 1996-10-01 | Oike Ind Co Ltd | フィルム液晶ディスプレイ用複合体 |
| EP1089113A2 (en) * | 1999-09-28 | 2001-04-04 | Kyodo Printing Co., Ltd. | Transfer body and method using the same |
| JP2015162325A (ja) * | 2014-02-27 | 2015-09-07 | 三菱マテリアル株式会社 | 透明導電フィルムの製造方法及び転写用導電シートの製造方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59204542A (ja) * | 1983-05-07 | 1984-11-19 | 日東電工株式会社 | 透明導電性膜の形成方法 |
| JPS6130994B2 (ja) * | 1979-08-31 | 1986-07-17 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | |
| JPS6333512B2 (ja) * | 1980-06-25 | 1988-07-05 | Dainippon Ink & Chemicals |
-
1988
- 1988-12-27 JP JP33298188A patent/JPH02174011A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6130994B2 (ja) * | 1979-08-31 | 1986-07-17 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | |
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Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08254690A (ja) * | 1995-03-16 | 1996-10-01 | Oike Ind Co Ltd | フィルム液晶ディスプレイ用複合体 |
| EP1089113A2 (en) * | 1999-09-28 | 2001-04-04 | Kyodo Printing Co., Ltd. | Transfer body and method using the same |
| EP1089113A3 (en) * | 1999-09-28 | 2003-10-15 | Kyodo Printing Co., Ltd. | Transfer body and method using the same |
| JP2015162325A (ja) * | 2014-02-27 | 2015-09-07 | 三菱マテリアル株式会社 | 透明導電フィルムの製造方法及び転写用導電シートの製造方法 |
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