JPH02173849A - 半導体記憶装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は半導体記憶装置に関し、特に二重書き機能を実
現している場合の二つの記憶部のデータの新規性を管理
できる半導体記憶装置に関する。

［従来の技術］ 従来、この種の半導体記憶装置は以下のようなものであ
った。

即ち、二重書き用として現用記憶部のデータと同じ内容
のデータが書込まれる予備記憶部で何らかの障害が発生
し、保守を行うため電源を落としたのち、現用記憶部だ
けで運用を行っていたとする。この状態を片肺運転と呼
ぶことにする。その後、予備記憶部の保守が終了しない
状態で、現用記憶部の電源を落とすとき、現用記憶部の
内容はセーブディスクにセーブされることとなる。この
場合、現用記憶部と予備記憶部のそれぞれのセーブディ
スクの内容が異なる状態が生じる。なぜなら予備記憶部
のセーブディスクは前回正常に運用終了時の状態となっ
ているからである。

また、片肺運転となったことをオペレータが見逃し、シ
ステムの電源を落としたときも、前述の状態即ちセーブ
ディスクの内容の不一致が生じることとなる。

この様な場合、予備記憶部の故障を復旧したのち、保守
員が適確に現用記憶部から予備記憶部へコピー操作を行
う必要性があった。

［発明が解決しようとする課題］ 上述した従来の半導体記憶装置は、人手介入によりコピ
ー操作を行う方式となっているので人為的なミスにより
、誤って新しい方のデータを古いデータとしてしまうと
いう欠点がある。

［課題を解決するための手段］ 本発明による半導体記憶装置は、第１の記憶部と二重書
き用として第１の記憶部の複写として使用するため上位
装置から第１の記憶部への書込み動作時には第１の記憶
部と同一の値を書込むための第２の記憶部とを有し、第
１の記憶部と第２の記憶部それぞれに正常に書込み動作
を終えた回数を記録するためのカウンタ手段を備えてい
る。

［実施例］ 次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例による半導体記憶装置の構成
を示すブロック図である。

半導体記憶制御装置１は、上位装置と半導体記憶装置２
と半導体記憶装置３との間に位置し、上位装置からの指
令を解読、実行を行うものである。

半導体記憶装置２を現用記憶部、半導体記憶装置３を予
備記憶部とする。カウンタ２０．カウンタ３０は、それ
ぞれ半導体記憶装置２．半導体記憶装置３の正常な書込
み動作をカウントするカウンタである。セーブディスク
２１．セーブディスク３１は、それぞれ半導体記憶装置
２．半導体記憶装置３の情報を運用停止時およびセーブ
動作を行うときに退避するためのものである。

次に本実施例の動作について説明する。

二重書き運用時、半導体記憶制御装置１により、半導体
記憶装置２．３に同一のデータが書込まれている。カウ
ンタ２０，３０については半導体記憶制御装置１により
、人手介入により初期設定され、その後の書込み動作が
正常に終了する度にカウントアツプされる。そのビット
数は４８〜６４ビット程度必要であり、最大連続運転時
間内でオーバフローしないことが必要である。

二重書きが正常に運用されている限り、カウンタ２０と
３０の値は同一である。半導体記憶装置の運転停止時、
カウンタ２０と３０の値も、半導体記憶装置２，３の内
容と供にセーブディスク２１．２２にセーブされる。し
たがって、電源切断→投入を行っても、常にカウンタ２
０と３０の値は同一となる。

仮に、半導体記憶装置３が故障し、保守を行うため電源
を落とし、半導体記憶装置２だけで運用したとする。そ
の後、半導体記憶装置３の保守が終了しないとき、運用
を停止するとする。この場合、半導体記憶装置２とカウ
ンタ２０の内容がセーブディスク２１にセーブされる。

その後、半導体記憶装置３の保守が終了して、両方の電
源を投入すると、半導体記憶装置２．３には、それぞれ
セーブディスク２１．３１の内容がリストアされる。こ
のとき、カウンタ２０とカウンタ３０の値は、カウンタ
２０の値の方が大きくなることになる。なぜなら、片肺
運転で運用停止時、セーブディスク３１には半導体記憶
装置３とカウンタ３０の内容はセーブされず、前々回運
用停止時の内容が残っているからである。

したがって、この状態で、オペレータが誤って半導体記
憶装置３から半導体記憶袋Ｗｔ２にコピーする人手操作
を行っても、半導体記憶制御装置１がカウンタ３０と２
０を比較し、カウンタ３０の値がカウンタ２０の値より
小であることで、半導体記憶装置３の内容の方が半導体
記憶装置２より古いことが容易に判別でき、オペミスを
防ぐことができる。

正しく、オペレータが指定したときは、半導体記憶制御
装置１がコピー動作の正常終了時点で、カウンタ３０の
値をカウンタ２０の値と同じにすることで正常状態にす
ることができる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明は、各記憶部のカウンタ同士
の内容をコピーする前にチエツクすることで、オペレー
タのコピー操作の誤りを指摘できるという効果がある。

またコピー操作を、どちらからどちらへという指定をし
ないで、カウンタの値により、自動的にコピー動作を指
示することも容易に実現できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による半導体記憶装置の構成
を示すブロック図である。 １・・・半導体記憶制御装置、２，３・・・半導体記憶
装置、２０．３０・・・カウンタ、２１３１・・・セー
ブディスク。 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、第１の記憶部と、二重書き用として前記第１の記憶
   部の複写として使用するため上位装置から前記第１の記
   憶部への書込み動作時には前記第１の記憶部と同一の値
   を書込むための第２の記憶部とを有する半導体記憶装置
   において、 前記第１の記憶部と前記第２の記憶部のそれぞれに、正
   常に書込み動作を終えた回数を記録するためのカウンタ
   手段を備えたことを特徴とする半導体記憶装置。