JPH0217376A - 冷凍装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野１ 本発明は冷蔵庫、冷凍庫等の冷凍装置に関するもので、
特に、冷凍機用マフラーから発生する騒音を低減する冷
凍装置に関するものである。

［従来の技術］ 第４図は従来の冷凍装置として、従来の冷蔵庫の断面図
である。

図において、（１）は冷蔵庫の外箱、（２）は冷凍室（
３）を形成する内箱、（４〉は外箱（１）と内箱（２）
との間に発泡充填された断熱材、（５）は冷凍室（３）
の奥部に配設された冷却器、（６）はヘッダー　（７）
は外箱（１）の下部に形成された機械室である。

前記機械室（７）には冷凍室（３）内を冷却するための
高圧シェルを有する電動圧縮機（８）、凝縮器（９）、
ドライヤー（１０）及びマフラー（１１〉が収容されて
いる。なお、この種のマフラー（１１）が機械室（７）
内に収容された従来の冷蔵庫としては、例えば、実開昭
５８−５７６７２号公報に記載されたものが知られてい
る。

また、（１２〉はドライヤー（１０）と冷却器（５）と
を接続する毛細管、（１３）はヘッダー（６）と電動圧
縮機（８）とを接続する吸入管である。そして、毛細管
（１２）と吸入管（１３）とは断熱材（４）中に埋設さ
れている。

上記構成において、電動圧縮Ｒ（８）が起動すると、冷
媒が電動圧縮１ａ（８）から凝縮器（９）、ドライヤー
（１０）、毛細管（１２）を介して冷却器（５）に供給
され、冷凍室（３）の内部を冷却する。そして、冷却器
（５）からの冷媒はヘッダー（６）、吸入管（１３）、
マフラー（１１）を介して電動圧縮機（８）に還流され
る。

前記冷媒の還流時には、冷却器（５）からマフラー（１
１）に至る吸入管（１３）の途中の曲部等で冷媒の気流
渦が発生する。そして、前記気流渦がマフラー（１１）
内に入ってその側壁に向かって膨張するとき、機械室（
７）内のマフラー（１１）が大きな共鳴音を発生する。

また、電動圧縮機（８）の起動時において、冷却器（５
）からの液状の冷媒が吸入管（１３）を通ってマフラー
（１１）に流入するとき、大気に露出するマフラー（１
１）の外面に霜または露が付着する。

［発明が解決しようとする課題］ そこで、マフラー（１１）が機械室（７）内に収容され
た従来の冷蔵庫は、第５図及び第６図に示すよう開成さ
れていた。

第５図は従来の冷蔵庫の下部の背面図、第６図は第５図
の切断線Ａ−Δによる拡大断面図である。

図において、（１４）はマフラー（１］）の外面に巻き
つけられた遮音材、（１５）は防霜及び防露用に前記遮
音材（１４）の外側に貼着されたシーリングテープ等の
断熱部材である。

このような、防霜及び防露用に遮音材（１４）の外側に
シーリングテープ等の断熱部材（１４）を巻回すると、
マフラー（１１）が大気に露出しなくなり、その外面に
霜または露が付着覆るのを防止できる。

反面、このような構成にすると、マフラー（１１）に遮
音材（１４）及び断熱部材（１５）を巻き付ける必要が
あり、その作業が面倒になるばかりか、材料費が高くな
る。また、狭い機械室（７）にマフラー（１１）が収容
されていると、マフラー（１１）に他のコネクトパイプ
が接触して異常音が発生するという不都合もあった。

そこで、本発明は簡単な構成により、マフラーの共鳴音
及び異常音等の騒音を低減できるとともに、マフラーに
付着する霜または露の発生を確実に防止できる冷凍装置
の提供を課題とするものである。

［課題を解決するための手段］ 本発明にかかる冷凍装置は、冷蔵庫の外箱と内箱との間
に設けられた断熱材中に、冷却器と電動圧縮機とを接続
する吸入管上に接続されマフラーを埋設したものである
。

［作用］ 本発明においては、マフラーが断熱材中に埋設されてい
るため、その断熱材によりマフラーの共鳴高が遮られ、
冷蔵庫の外部に騒音となって拡散するおぞれがない。ま
た、電動圧縮機の起動口）には、冷ＭＪ器からの液状の
冷媒が吸入管を介してマフラー内に流入するが、マフラ
ーは断熱材で断熱されているため、マフラーに霜または
露が付’４づ“るのが確実に防止される。更に、マフラ
ーが断熱（，４内にあって、イ也のコネクトパイプに接
触しないので、異常音が発生するおそれもない。

［実施例］ 以下、本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の一実施例による冷凍装置として示す冷
′ｉ＆庫の断面図、第２図は第１図の実施例の冷蔵１重
の下部の背面図である。

図において、（１）は外箱、（２）は内箱、（３）は冷
凍室、（４）は冷凍室（３）の外側に設けられた断熱刊
、（５）は冷凍室（３３）の奥部に内装された冷却器、
（６）はヘッダー　（７）は機械室である。

前記機械室（７）内には高圧シェルをもつ電動圧縮ＵＮ
（８）、凝縮器（９）及びドライヤー（１０）が収容さ
れている。ドライヤー（１０）と冷却器（５）とは毛細
管（１２）で接続されており、また、ヘッダー（６）と
電動圧縮機（８）とは吸入管（１３）で接続されている
。そして、マフラー（１１）は前記吸入管（１３）の電
動圧縮機（８）側の断熱＋、ｊ（４）中に埋設されてい
る。

上記のように構成した本実施例においては、次のように
動作することができる。

電動圧縮機（８）が起動すると、冷媒が電動圧縮機（８
）から凝縮器（９）、ドライヤー（１０）、毛細管（１
２）を介して冷却器（５）に供給され、冷凍室（３）の
内部を冷却する。そして、冷却器（５）からの冷媒はヘ
ッダー（６）、吸入管（１３）、マフラー（１１）を介
して電動圧縮機（８）に還流する。

前記冷媒の還流時には、吸入管（１３）内で発生した気
流渦がマフラー（１１）内に入ってその側壁に向かって
膨張するが、本実施例においては、マフラー（１１〉が
断熱材（４）中に埋設されているため、その断熱材（４
）により−マフラー（１１）の共鳴音が遮られ、冷蔵庫
の外部に騒音となって拡散する恐れがない。

また、電動圧縮機（８）の起動時、冷却器（５）からの
液状の冷媒が吸入Ｎ　（１３）を介してマフラー（１１
〉内に流入覆゛るが、マフラー（１１）は断熱材（４）
により断熱されているため、マフラー（１１）における
霜または露の付着が確実に防止される。更に、マフラー
（１１）が断熱材（／！４＞内に必って、仙のコネクト
パイプに接触しないので、従来とは異なり、異常音が発
生する恐れもない。

なお、本発明は前記実施例の構成に限定されるものでは
なく、第３図に示すにうに、ドライヤー（１０）と冷却
器（５）との間の毛細管（１２）を、断熱材（４）内で
マフラー（１１〉の外周に巻きイ」けることもできる。

このように構成すれば、前記実施例の作用効果に加え、
毛細管（１２〉とマフラー（１１）との熱交換作用が得
られるため、冷却器（５）の冷却効率が向上して、消費
電力が低減するという効果がおる。

このように、上記実施例の冷凍装置は、冷蔵庫の外箱（
１）と内箱（２）との間に設けられた断熱ｖＩ（４）と
、前記内箱（２）内に配設された冷却器（５）と、前記
断熱材（４）の外側に配設された高圧シェルを有する電
動圧縮＃Ｍ（８）及び凝縮器（９）と、前記凝縮器（９
）と前記冷却器（５）とを接続し、前記断熱材（４）中
に埋設された毛細管（１２）と、前記冷却器（５）と電
動圧縮機（８）とを接続し、前記断熱材（４）中に埋設
された吸入管（１３）と、前記吸入管（１３）上に接続
され前記断熱材（４）中に埋設されたマフラー（１１）
とを具備するものでおる。

したがって、マフラー（１１）が断熱材（４）中に埋設
されているから、前記断熱材（４）によりマフラー（１
１）の共鳴音が遮られ、冷蔵庫の外部に騒音となって拡
散することがない。また、電動圧縮機（８）の起動時に
は、冷ｕｌ器（５）からの液状の冷媒が吸入管（１３）
を介してマフラー（１１）内に流入するが、マフラー（
１１）は断熱材（４）で断熱されているため、マフラー
（１１）の外表面に霜または露が付着するのがＩｉｌ〔
実に防止される。更に、マフラー（１１）が断熱材（４
）内にあって、仙のコネクトパイプに接触しないので、
接触による異常音が発生する恐れもイｒ　い　。

ところで、上記実施例の冷蔵庫の外箱と内箱との間に設
けられた断熱材は、発泡充填した合成（つ］脂系の材料
を使用し、そこに、毛細管（１２〉及び吸入管（１３）
、マフラー（１１）を三者一体に埋エノしているが、本
発明を実施プる場合には、各々独立させて埋設してもよ
い。

［発明の効果］ 以−りのように、本発明の冷蔵庫は、冷蔵庫の外箱と内
箱との間に設けられた断熱材と、前記断熱材の外側に配
設された高圧シェルを有する電動圧縮機及び凝縮器と、
前記凝縮器と前記内箱内に配設された冷ム［１器とを接
続し、前記断熱材中に埋設された毛細管と、前記冷却器
と電動圧縮機とを接続し、前記断熱材中に埋設された吸
入管と、前記吸入管上に接続され前記断熱材中に埋設さ
れたマフラーを具備するものであり、マフラーが断熱材
中に埋設されているから、冷媒の気流渦によるマフラー
の共鳴音、及びマフラーと他のコネクトパイプとの接触
による異常音等の騒音を低減できるとともに、マフラー
への霜または露の付着を確実に防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による冷凍装置として示す冷
蔵庫の断面図、第２図は第１図に示した実施例の冷蔵庫
の下部の背面図、第３図は本発明の他の実施例を示す冷
蔵庫の断面図、第４図は従来の冷凍装置として示す冷蔵
庫の断面図、第５図は第４図の冷蔵庫の下部の背面図、
第６図は第５図の切断線Ａ−Ａによる拡大断面図である
。 図において、 １：外箱　　　　　　　　２：内箱 ４：断熱材　　　　　　　５：冷却器 ８：電動圧縮機　　　　　９：凝縮器 １１：マフラー　　　　１２：毛細管 １３：吸入管 である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）冷蔵庫の外箱と内箱との間に設けられた断熱材と
   、 前記内箱内に配設された冷却器と、 前記断熱材の外側に配設された高圧シェルを有する電動
   圧縮機及び凝縮器と、 前記凝縮器と、前記冷却器とを接続し、前記断熱材中に
   埋設された毛細管と、 前記冷却器と電動圧縮機とを接続し、前記断熱材中に埋
   設された吸入管と、 前記吸入管上に接続され前記断熱材中に埋設されたマフ
   ラーと、 を具備することを特徴とする冷凍装置。