JPS643824Y2 - - Google Patents

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JPS643824Y2
JPS643824Y2 JP1982048557U JP4855782U JPS643824Y2 JP S643824 Y2 JPS643824 Y2 JP S643824Y2 JP 1982048557 U JP1982048557 U JP 1982048557U JP 4855782 U JP4855782 U JP 4855782U JP S643824 Y2 JPS643824 Y2 JP S643824Y2
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JP
Japan
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pressure gauge
piping
discharge
compressor
pipe
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Application number
JP1982048557U
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English (en)
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JPS58149585U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、圧縮機からの吐出圧力を導き表示
する圧力計を備えた冷凍装置、とくに圧力計にお
ける圧縮機からの脈動を防止するための装置に関
するものである。
従来、冷凍装置において、冷凍サイクル内の圧
力を検出する圧力計を設けた場合、圧縮機の吐出
圧力等の脈動により冷凍サイクルに接続された圧
力計の針が振れて、圧力値が読み取れなくなつた
り、又、圧力計の内部機構を損傷したり、あるい
は異常音が発せられたりすることがあつた。
このため次のようないくつかの方法が用いられ
てきた。
まず第1図に示すように圧縮機1の吐出フラン
ジ1−1より圧力計9に至る圧力計用配管8とし
て毛細管を用いる方法がある。
この方法によれば、圧力計用配管8内の冷媒が
ガス状態で存在するときは効果があり、脈動は防
止されるが、通常冷凍装置の凝縮温度が気温より
高い状態で使用されるため、圧力計用配管8内の
冷媒が液化し管内に満されると、液冷媒の非圧縮
性のため効果が低下する欠点があつた。
又、前記方法の欠点をなくすために次のような
方法が考案された。
第2図によつて説明すると、1は圧縮機、2は
吐出配管、3は凝縮器、4は凝縮器3を冷却する
送風機、5は絞り装置、6は蒸発器、7は吸入配
管であり、周知の冷凍サイクルを構成している。
8は圧縮機1の吐出フランジ1−1に接続され、
圧力計9に圧力を導く手細管により作られた圧力
計用配管で第2図及び第3図に示す如く吐出配管
2に接触させて沿わせるように配設されている。
次に作用について説明すると、圧縮機1より出
た高圧ガス冷凍は吐出配管2内を流れて凝縮器3
で凝縮され、絞り装置5にて減圧され蒸発器6に
て蒸発し、吸入配管7を経て圧縮機1に戻る運転
をする。一方、圧縮機1で発生した圧力は吐出フ
ランジ1−1より圧力計用配管8を経て圧力計9
に至り、圧力を表示する。
このとき圧力計用配管8の吐出配管2に接触し
ている箇所は高温(60〜100℃)となり、圧力計
用配管8内で冷媒が液化することがなくなり、圧
縮機1で発生する脈動が圧力計用配管8の絞り効
果のため、弱められて圧力計9に伝わるので、針
の振れや、異常音が防止できる。
しかし、この方法においても吐出配管2と圧力
計用配管8の接触部は通常、銅線や第4図に示す
固定金具10であるため圧縮機1の振動により吐
出配管2と圧力計用配管8が摩耗して穴があくこ
とがあつた。又、この欠点を補うために、吐出配
管2と圧力計用配管8をロー付又はハンダ付等に
すれば、作業コストが大幅に増加する欠点があつ
た。
この考案は上記欠点を除去すべくなされたもの
で、以下図面によりこの考案の一実施例について
説明する。
第5図は、図示以外、第2図と同様に構成され
たこの考案の要部を示す図であり、図に示す如く
毛細管によりなる圧力計用配管8は吐出配管2に
少なくとも1回巻き付けられた熱伝導の良好な、
且つ粘着性のある帯状の緩衝材11を介して吐出
配管2に沿つて配設され、且つ第6図に示す如く
その緩衝材11により吐出配管2を被覆するよう
に巻き付け、緩衝材11の端部を吐出配管2に巻
き付けた緩衝材11上に押しつけることにより吐
出配管2を固定している。
次に作用について説明すると、従来例と同じく
圧縮機1で発生した圧力は吐出フランジ1−1よ
り、吐出配管2に緩衝材11を介して配設された
圧力計用配管8を経て圧力計9に至り圧力を表示
する。
このとき、圧力計用配管8は高温となる吐出配
管2に熱伝導の良好な緩衝材11を介して沿つて
いるため圧力計用配管8は少なくとも冷媒の凝縮
温度以上よりは高くなるので、冷媒が液化するこ
となく、脈動が圧力計9に伝わるのを防止でき、
針の振れや異常音を防ぐことができる。
また、圧力計用配管8は緩衝材11を介して吐
出配管2に沿わしているため、圧縮機1の振動に
よる圧力計用配管8と吐出配管2の摩耗によるガ
ス漏れが防止できる。
以上のようにこの考案によれば圧力計に至る圧
力計用配管を緩衝材を介して緩衝材で吐出配管に
固定するだけで圧力計の針振れや異常音の発生防
止、吐出配管と圧力計用配管の圧縮機振動の摩耗
によるガス漏れを防止できる。又、作業性におい
ても、吐出配管に緩衝材を巻き付け圧力計用配管
を沿わせ、更に緩衝材を圧力計用配管上に巻きつ
けるだけで済むため、ロー付やハンダ付、更には
銅線等で縛り付けるよりは、はるかに良く、コス
トの低減にも寄与する等、簡単な構造でありなが
ら、すぐれた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来の冷凍装置の冷凍サ
イクル図、第3図は第2図のX−X線における断
面図、第4図は従来の圧力計用配管固定金具の断
面図、第5図はこの考案の一実施例の要部を示す
構成図、第6図は第5図のZ−Z線における断面
図である。なお、図中、同一符号は、同一または
相当部分を示す。 図中1は圧縮機、2は吐出配管、8は圧力計用
配管、9は圧力計、11は緩衝材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機の吐出側から引出された圧力計用配管に
    より圧縮機の吐出圧力を導びいて表示する圧力計
    を備えた冷凍装置において、前記圧力計用配管を
    圧縮機の吐出配管の一部に沿わせた状態で一体的
    に連結固定する帯状の緩衝材を備えてなり、この
    緩衝材は、熱伝導が良好でかつ粘着性を有する材
    料で形成され、その一端を前記吐出配管に少なく
    とも一回巻き付けるとともに、他端を前記圧力計
    用配管を被覆しこの圧力計用配管を前記吐出配管
    に巻き付けられた緩衝材上に押し付けるように巻
    き付けることにより、この緩衝材の粘着力で圧力
    計用配管を吐出配管側に固定するように構成され
    ていることを特徴とする冷凍装置。
JP4855782U 1982-03-31 1982-03-31 冷凍装置 Granted JPS58149585U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4855782U JPS58149585U (ja) 1982-03-31 1982-03-31 冷凍装置

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JP4855782U JPS58149585U (ja) 1982-03-31 1982-03-31 冷凍装置

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Publication Number Publication Date
JPS58149585U JPS58149585U (ja) 1983-10-07
JPS643824Y2 true JPS643824Y2 (ja) 1989-02-01

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ID=30059466

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JP4855782U Granted JPS58149585U (ja) 1982-03-31 1982-03-31 冷凍装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015029206A1 (ja) * 2013-08-30 2015-03-05 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5396513A (en) * 1977-02-02 1978-08-23 Hitachi Ltd Enclosed type refrigerant compressor

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JPS5396513A (en) * 1977-02-02 1978-08-23 Hitachi Ltd Enclosed type refrigerant compressor

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JPS58149585U (ja) 1983-10-07

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