JPH02173301A - スクロール形流体機械 - Google Patents

スクロール形流体機械

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JPH02173301A
JPH02173301A JP32586588A JP32586588A JPH02173301A JP H02173301 A JPH02173301 A JP H02173301A JP 32586588 A JP32586588 A JP 32586588A JP 32586588 A JP32586588 A JP 32586588A JP H02173301 A JPH02173301 A JP H02173301A
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orbiting scroll
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啓夫 中村
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茂 町田
Masayuki Muranaka
昌幸 村中
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    • F01C1/0246Details concerning the involute wraps or their base, e.g. geometry
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/02Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • F04C18/0207Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、スクロール形流体機械に係り、さらに詳細に
は、スクロール部材である固定スクロール及び旋回スク
ロールを、プラスチックを主体とする材料により成形し
てなるスクロール圧縮機等のスクロール形流体機械に関
する。
〔従来の技術〕
スクロール圧縮機は、圧縮部が鏡板と該鏡板に垂直で渦
巻状に形成されたラップとから構成された固定スクロー
ルと旋回スクロールとから成り、固定スクロールに対し
て旋回スクロールを旋回運動させることにより圧縮室を
ラップの外側から内側に移動・縮小させてガスの圧縮動
作を行うものである。
スクロール圧縮機における固定スクロールや旋回スクロ
ールの各スクロール部月はミクロン単位の精度が必要で
あり、従来は、鎚鉄を成形、切削加工することにより作
成していた。しかしこの製作方法では、上述のようにス
クロール部材の形状が複雑であることから、製作コスト
が高い、加工時間が長く大量生産が困難である等の問題
がある。
そこで最近、特開昭61−38187号公報に記載のよ
うに、固定スクロールや旋回スクロールの各スクロール
部材をプラスチックを主体とする材料を用いて精密成形
することにより数ミクロンの精度で製作し、さらには慴
動部に耐摩耗性の材料を一体的に備えた構造のものが検
討されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、ガスの圧縮動作を行う固定スクロールや旋回
スクロールの各スクロール部材の主材料としてプラスチ
ックを用いた場合、次のような課題がある。
(1)材料の剛性や強度が小さいため、例えば鉄の場合
と同一寸法とした場合には、変形により、作動気体の漏
れが増加し、性能が低下したり、さらには寿命が短くな
る。
(2)熱伝導率が金属に比べて非常に小さく、特にスク
ロールラップの中心付近の温度が高くなりやすい。又プ
ラスチックは、温度上昇に対して剛性や強度等の特性の
低下が大きい。
(3)荷重のかかる慴動面にプラスチックを用いること
は、摩耗、耐熱性2強度等の点から大きく制約される。
(4)他材刺と結合するような場合には、信頼性の高い
結合構造とする必要がある。
前記従来技術では、上記(1)〜(4)の課題について
十分な配慮がされておらず、信頼性の面で問題がある。
本発明の目的は、上記(1)〜(4)の課題を解決でき
るような、精密な成形法によりプラスチックを用いて製
作された信頼性の高いスクロール部材を有するスクロー
ル圧縮機等のスクロール形流体機械を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明のスクロール形流体
機械においては、鏡板とこれに垂直に設けられた渦巻状
ラップとから成る固定スクロール及び旋回スクロールを
、プラスチックを主材料として用いた精密インサート成
形技術により、下記(a)〜(f)のように構成したも
のである。
(a)  金属(鉄、アルミニウム等)のような剛性・
強度が大きく、熱伝導率の高い材料から成るインサート
部材を、鏡板中あるいは鏡板からラップにかけてのプラ
スチック中に埋め込み一体成形した構造とする。
(b)  旋回スクロールにおける旋回軸あるいは旋回
軸連結部は、耐摩耗性の高い鋼材等の材料で製作し、こ
れをプラスチック中に埋め込み一体成形する。
(c)  (a)項のインサート部材、(b)項の旋回
軸あるいは旋回軸連結部は、複数個の貫通孔を有し、該
貫通孔の中にもプラスチックが充てんされるように埋め
込まれる。
(d)  旋回スクロールの鏡板中あるいは鏡板からラ
ップにかけてのプラスチック中に埋め込まれたインサー
ト部材に、旋回スクロールの旋回軸あるいは旋回軸連結
部を一体化して形成する。
(e) さらには、旋回スクロールの鏡板中に埋め込ま
れたインサート部材のラップと反対側の面をプラスチッ
クで覆わないで外部に露出させ、このプラスチックで覆
わない面を慴動面とする。
(f)  (e)項の慴動面を有するインサート部材は
、そのプラスチックとの接合面側より慴動面側の方が径
の大きい複数個の貫通孔を有し、該貫通孔の中にもスク
ロールが充てんされるように埋め込まれる。
〔作用〕
以上のように構成された本発明による固定スクロールや
旋回スクロールの各スクロール部材においては、プラス
チックの中に埋め込まれた金属等から成るインサート部
材の補強作用により、鏡板やラップの剛性や強度が増加
して変形が小さくなると同時に、金属等の高い熱伝導率
により熱を分散させてスクロール部材の中心部の過度の
温度上昇を防止することができるようになり、性能・寿
命の点ですぐれたスクロール部材とすることができる。
また、インサート部材に設けた複数個の貫通孔によりプ
ラスチックとインサート部材とが確実に結合され、お互
いのずれやはく離が無くなる。
さらには、旋回スクロールにおいて、旋回軸部あるいは
旋回軸連結部に鋼材等を使用でき、旋回軸受部分の信頼
度を十分に保てる。
さらにまた、旋回スクロールにおけるラップと反対側の
面を慴動性あるいは耐熱性にすぐれた面構造にでき、慴
動面の信頼性を向上できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係るスクロール圧縮機の
圧縮部分及びその近傍を示す部分断面図であり、第2図
は、第1図のA−A断面を示す図、第3図は、第1図の
B−B断面におけるインサート部材(詳細は後述)の上
面図である。
これらの図において、1は、プラスチックを主材料とす
る固定スクロールであり、金属(鉄、アルミニウム等)
のような剛性・強度が大きく熱伝導率の高い材料を用い
て第3図と同様に複数個の貫通孔2bを設けた円形板2
aから成るインサート部材2を内部に埋め込むとともに
中心付近に吐出口1eを設けた鏡板1aと、該鏡板1a
に垂直で渦巻状に形成されたラップ1bと、吸込口1d
を設けた環状ハウジング部ICとから構成され。
精密インサート成形技術により、プラスチック中に前述
のインサート部材2を貫通孔2b中にもプラスチックが
充てんされた状態で高精度に成形される。
3は、プラスチックを主材料とする旋回スクロールであ
り、固定スクロール1と同様に、金属(鉄、アルミニウ
ム等)のような剛性・強度が大きく熱伝導率の高い材料
を用いて第3図のように複数個の貫通孔4bを設けた円
形板4aから成るインサート部材4を内部に埋め込んだ
鏡板3aと、該鏡板3aに垂直で渦巻状に形成されたラ
ップ3bと、旋回軸部3cとから構成され、精密インサ
ート成形技術により、プラスチック中に前述のインサー
ト部材4を貫通孔4b中にもプラスチックが充てんされ
た状態で高精度に成形される。また第1図において、旋
回スクロール3は、そのラップ3bが固定スクロール1
のラップ1bと互いにかみ合うように装着されている。
5は、フレームであり、固定スクロール1髪その環状ハ
ウジング部1cで固定するための固定スクロール固定部
5a、旋回スクロール3をその鏡板3aの背面(ラップ
3bと反対側の面)で支持するための旋回スクロール支
持部5b、及び主軸受支持部50等から構成されており
、さらに、旋回スクロール支持部5bには、旋回スクロ
ール鏡板3aの背面と向き合う面側にリング状溝6が設
けられている。そして、該リング状溝6の中には、旋回
スクロールに自転を防止して旋回運動を行ねせるだめの
オルダム機構7が設けである。
8は、駆動軸であり、主軸部8aと旋回軸連結部8bと
から構成されている。そして、主軸部8aは、主軸受9
を介してフレーム5の主軸受支持部5cにより支持され
ており、また旋回軸連結部8bには、前記主軸部8dの
中心に対してEだけ偏心した穴を設け、その中に旋回軸
受]0と旋回スクロール3の旋回軸部3Gを装着しであ
る。
次に、」二足構成のスクロール圧縮機の動作及び本実施
例の効果について説明する。
図示していないモータ等の駆動装置により駆動される駆
動軸8の回転に伴って、旋回スクロール3は、オルダム
機構7により自転を防止された状態で、半径Eの旋回運
動を行う。この旋回運動により、作動気体が、固定スク
ロール1の吸込[11dから吸込まれ、まず両スクロー
ル1,3の鏡板1a、3aとラップlb、3bとで形成
さ九るラップ最外周部の圧縮室1]−内に閉じ込められ
る。
そして、この圧縮室IJは、旋回スクロールの旋回運動
に伴−うて、ラップの外周部から中心部に向つて本積を
縮小しながら移動し、圧縮室IJ内の作動気体は、徐々
に圧力・温度が高められ、最終的に高温・高圧となって
吐出口1eから圧縮室外へ吐出される。
この場合、固定スクロール1と旋回スクロール3は、圧
縮室1−1内のガス圧により、互いに離反する方向に力
を受け、フレーム5の固定スクロール固定部5aにより
外周の環状ハウジング部1cm。
で固定された固定スクロール、フレーム5の旋回スクロ
ール支持部5bにより背面を支持された旋回スクロール
とも、それらの鏡板1a、3aには中心付近に軸方向の
最大たわみが生じる。そして、スクロール部材の主材料
としてプラスチックを用いた場合には、その剛性や強度
が鉄等の金属に比べて非常に小さいことから比較的大き
なたわみが生じ、作動流体の漏れ増大に起因した性能低
下や強度不足による寿命低下により使用可能な吐出圧力
の上限がかなり低くなってしまう。しかし、第1図の実
施例のように、固定スクロール及び旋回スクロールの鏡
板1.a、3aの中に剛性・強度の大きいインサート部
材2,4を埋め込むことにより、鏡板の剛性・強度を増
大すことができ、固定スクロール1や旋回スクロール3
の主材料としてプラスチックを用いても、比較的高い吐
出圧力のスクロール圧縮機を実現できる。
また、固定スクロール1や旋回スクロール3では、圧縮
動作において、圧縮室11内の作動気体の温度が外周か
ら中心に向かうにつれて高くなると共に、ラップや鏡板
やフレームのお互いの慴動面では摩擦熱が発生する。そ
して、スクロール部材1,3をプラスチックで作った場
合には、プラスチックは熱伝導率が金属に比べて非常に
小さく、高温になると剛性や強度が大幅に低下すること
から、スクロール部材」、3の中心部では、熱がこもっ
て温度が非常に高くなることから、熱膨張による大きな
寸法変化が生じたり、ガス圧力により鏡板1a、3aの
たわみが増大して、作動流体の漏れによる性能低下が生
じると同時に、鏡板やランプやフレームのお互いの慴動
部では接触圧が強くなり、その結果、摩擦・摩耗が増大
し、寿命が短くなる等の問題が生じる。しかし、第1図
の実施例のように、スクロール部材1,3の鏡板」−a
3aの中に金属等のような熱伝導率が大きく高温におけ
る剛性・強度の低下率の低い材料から成るインサート部
材2,4を埋め込むと、スクロール部材1,3において
、中心部で発生する熱が外周に分散されて温度が下がり
、前記した性能低下や寿命低下を防止することができる
さらに、第1図における固定スクロール1及び旋回スク
ロール3の鏡板部分1 a 、3aは、インサート部材
2,4にあけた貫通孔2b、 4bにもプラスチックを
充てんした構造としであるため。
プラスチックとインサート部材とが強固に結合され、圧
縮動作中の鏡板のたわみに対して十分な信頼性を持って
結合されることになる。そして、こうした構造をもつス
クロール部材1,3は、機械加工に比べて安価な、プラ
スチックを用いた精密インサート成形技術により、十分
な寸法精度を持って迅速に一体成形できる。
さらにまた、第1図において、圧縮室11内のガス圧に
より固定スクロール1及び旋回スクロール3が受ける互
いに離反する方向の軸方向荷重を支持する手段として、
圧縮過程中の高圧の作動ガスを固定スクロール上面や旋
回スクロール背面(駆動軸3側)に導いて付加する構造
(図示せず)がある。この場合には、圧縮室11内のガ
ス圧と前記付加圧力とが互いに打ち消し合い、固定スク
ロールや旋回スクロールの鏡板1a、3aのたわみが非
常に低減されるため、インサート部材2゜4としては、
熱伝導性の高い材料による熱の分散を主に考えれば良く
、肉厚を薄くすることもできる。
ここで、先に述べたように、スクロール圧縮機の圧縮動
作では、圧縮室11内の作動気体はスクロール部材1,
3の外周から中心に向かうにつれて圧縮され圧力・温度
が高くなると共に、慴動部の摩擦熱により作動気体の温
度はさらに上昇するが、これらの圧力上昇や温度上昇は
、固定スクロールや旋回スクロールの鏡板だけでなくラ
ップにも影響し、ラップの倒れ変形がふえたり、特にう
ツブ中心部での温度上昇が大きくなる。ところで、従来
の構造・寸法におけるスクロール部材では、主に圧力に
よる変形は鏡板の方が大きいため、第1図では鏡板にの
みインサート部材2,4をインサートしたが、スクロー
ル部材各部の寸法を大きく変えたり、使用環境条件の変
更や使用吐出圧力を高くする等の場合には、ラップ部分
における剛性・強度の増大や熱伝導率の向上が必要にな
る。
第4図は、上記事情を考慮して、第1図において、さら
に固定スクロールや旋回スクロールのラップ部分にもイ
ンサート部材を入れた場合の、固定スクロールと旋回ス
クロールの断面図である。
第4図において、15は、固定スクロール1中に埋め込
まれる剛性・強度が大きく熱伝導率の高い材料で作られ
たインサート部材であり、複数個の貫通孔15bを開け
た円形板15aに対して、該円形板15aに垂直で固定
スクロールラップ1bの中に埋め込まれる渦巻板15c
を取付けた構造を持つ。16は、固定スクロール1の場
合と同様に、旋回スクロール3中に埋め込まれる剛性・
強度が大きく熱伝導率の高い材料で作られたインサート
部材であり、複数個の貫通孔16bをあけた円形板16
aに対して、該円形板16aに垂直で旋回スクロールラ
ップ3bの中にインサートされる渦巻板16cを取代け
た構造をもつ。また、第1図と同一符号を付した部分は
同一な形状・作用部分を示す。
以上の構成により、第4図の固定スクロール1や旋回ス
クロール3では、鏡板1a、3aからラップlb、3b
にかけて挿入された金属等でできた剛性・強度が大きく
熱伝導率の高いインサート部材15.16による補強効
果や熱の分散効果により、特に中心部での、鏡板1a、
3aやラップlb、3bの変形や温度上昇を大幅に低減
でき、第1図の実施例に比べて、構造・寸法や使用環境
等においてさらに広い範囲で十分な信頼性を持って使用
できるスクロール圧縮機を実現できる。
第5図は、第4図において、さらにスクロール部材のラ
ップ部でのプラスチックとインサート部材との結合を強
固にするための実施例を示す断面図であり、旋回スクロ
ール3のみを取り出して示しである。
第5図において、鏡板3aからラップ3bにかけて挿入
されるインサート部材17は、複数個の貫通孔17bを
設けた円形板17aと複数個の貫通孔17dを開けた渦
巻板17cとを一体にした構造を持ち、第4図における
旋回スクロールのインサート部材16に対して、渦巻板
17cに設けた貫通孔17dを追加した構造である。そ
して、貫通孔17d内にもプラスチックを充てんした成
形構造により、第4図の場合よりもさらにラップ部3b
でのプラスチックとインサート部材との結合を強固にで
き、はく離に対する信頼性を向上できる。また、図示し
ていないが、固定スクロールに対してもインサート部材
における渦巻板に複数個の貫通孔を設けることにより同
様の効果を得ることができる。
これまでに述べたように、固定スクロールや旋回スクロ
ールの各スクロール部材において、主材料としてプラス
チックを用いた場合に特に大きな問題となるのは、中心
部の温度上昇である。第6図は、第4図において、ラッ
プ3b内にインサートする渦巻板を中心部のみにした場
合の旋回スクロールの断面図である。
第6図において、剛性・強度が大きく、高い熱伝導率を
持ったインサート部材18は、複数個の貫通孔18bを
設けた円形板18aとラップ3bの中心部にのみインサ
ートする渦巻板18cとを一体にしたものであり、こう
した比較的簡単な構造のインサー1一部材18でも、旋
回スクロール3の中心部において熱を分散させ温度を十
分下げることができる。また渦巻板L8cに複数個の貫
通孔(図示せず)を設けることにより、ラップ3bにお
ける渦巻板18cとプラスチックとの結合を強固に成形
した旋回スクロール3にできる。さらに上記構造は、固
定スクロールにも適用でき、旋回スクロールの場合と同
様の効果を得ることができる。
次に、第1図において、旋回スクロール3の旋回軸部3
cは半径方向に回転荷重のかかる慴動部となるが、こう
した荷重のかかる慴動部にプラスチックを用いることは
、温度、潤滑、寿命等の点からさける必要がある。解決
手段としては、1つは旋回軸部3cに鋼材等でできた円
筒状の部材(図示せず)を圧入して、該円筒状部材を荷
重のかかる慴動部材とする方法、もう一つはM回軸部3
c全体を鋼材等にする方法が考えられる。これらの方法
のうち、荷重や慴動速度等の点で広い使用範囲を考える
と、後者の方が耐熱温度や寿命等の点ですぐれている。
第7図は、旋回軸部に鋼材等を用いた場合の旋回スクロ
ールの構造の一実施例を示す断面図であり、第8図は、
第7図における旋回軸部の」二面図である。
これらの図において、旋回スクロール3は、プラスチッ
クでできた鏡板3aやラップ3bと、慴動部となる軸部
20a及び複数個の貫通孔20cを設けたフランジ部2
0bから成る鋼材等でできた旋回軸部2oとから構成さ
れている。そして、旋回軸部20は、プラスチックにお
ける精密なインサート成形法により、フランジ部20b
が貫通孔20c内にもプラスチックが充てんされる形で
鏡板3aの中に埋め込み一体成形されている。また、例
えば旋回軸部20の軸部20aを基準として成形するこ
とにより、面角度や平行度にすぐれた旋回スクロール3
にできる。
以上の構造、成形法により、第7図の旋回スクロール3
は、軸部20aの慴動特性がすぐ九、精度が高く、信頼
性にもすぐれたものにすることができる。
また、第9図は、第1図におtプるインサート部材挿入
による固定スクロールや旋回スクロールの鏡板の補強効
果や熱分散効果と、第7図における旋回スクロールの旋
回軸部の鋼材化の効果とを狙った実施例で、固定スクロ
ール及び旋回スクロールの断面図である。
すなわち、第9図においては、旋回軸一体形インサート
部利30が、旋回スクロール鏡板3a巾に挿入される複
数個の貫通孔30bをあけた円形板30aと旋回軸部3
0cとを鋼材等を用いて−(zl) 体に作られている。また、第9図において、第]−図と
同一符号を付けた部分は、同一形状・作用部分を示し、
特に固定スクロール1−は、第1図と全く同一構造であ
る。
以上の構造において、固定スクロール1では、インサー
ト部材2により、鏡板1aの補強効果と中心部での熱分
散による温度低下の効果が得られ、旋回スクロール3で
は、旋回軸一体形インサート部材30により、鏡板3a
の補強効果と中心部での熱分散による温度低下の効果と
ともに、第7図で述べたような旋回軸部30cの慴動特
性の向上や信頼性の向上、さらには旋回スクロール3の
精度向上といった効果が得られる。
第】−0図は、第9図において、旋回軸一体形インサー
ト部材の旋回スクロールへのインサート部分を、第4図
のように鏡板からラップにかけてインサートするような
構造にした旋回スクロールの断面図であり、第1.0図
において、旋回軸一体形インサート部材31は、旋回ス
クロール3の鏡板3aの中に挿入される複数個の貫通孔
31bを設けだ円形板31aと、ラップ3bの中に挿入
される渦巻板31dと、旋回軸部31cとが鋼材等を用
いて一体に作られている。
以上の構成により、第10図の旋回スクロール3では、
第9図の実施例の効果に加えて、第4図の実施例の効果
であるラップ3aにおける補強効果と特にラップ中心部
での熱分散による温度低下の効果が得られる。
第11図は、さらに第10図において、旋回スクロール
の中に挿入する旋回軸一体形インサート部材のうちのラ
ップ中に挿入する渦巻板を、第5図のように複数個の貫
通孔を設けた構造にした旋回スクロールの断面図であり
、第11図において、旋回軸一体形インサート部材32
は、旋回スクロール3の鏡板3aの中に挿入される複数
個の貫通孔32bを設けた円形板32aと、ラップ3b
の中に挿入される複数個の貫通孔32eを設けた渦巻板
32dと、旋回軸部32cとが鋼材等を用いて一体に作
られている。
以上の構成により、第11図の旋回スクロールでは、第
10図の実施例の効果に加えて、第5図の実施例の効果
である、ラップ3bにおける渦巻板32dとプラスチッ
クとの結合が強固になるという効果が得られる。
ところで、これまでは旋回スクロール側に旋回軸部を設
けた構造を考えてきたが、旋回スクロール側に旋回軸連
結部を設けた構造とすることもできる。
第12図は、第9図において、旋回軸部を旋回軸連結部
にした実施例の断面図である。第12図において、40
は、旋回スクロール3の鏡板3aの中に挿入される複数
の貫通孔40bを設けた円形板40aと、内部に旋回軸
部41bと旋回軸受42をはめ込んだ旋回軸連結部40
cとが鋼材等を用いて一体に作られた旋回軸連結部一体
形インサート部材、41は、主軸部41aと旋回軸部4
1bとからなる駆動軸である。また第12図において、
第1図及び第9図と同一符号を付けた部分は同一形状・
作用部分を示し、駆動軸41による旋回スクロール3の
動作は第1図と同一である。
以上の構造とすることにより、第12図の実施例では、
第9図の実施例と同様に、固定スクロール1や旋回スク
ロール3における主に鏡板での補強効果や熱分散の効果
ともに、鋼材で作られた旋回軸連結部一体形インサート
部材40により、旋回軸連結部40cでの慴動特性の向
上や信頼性の向上、さらには旋回スクロール3の精度向
上といった効果が得られる。
さらに、第12図においても、旋回軸連結部−体形イン
サート部材を第10図や第11図のようにラップ3bに
渦巻板を挿入できるような構造にすることができ、第1
0図及び第11図の実施例と同等の効果を得ることがで
きる。
ここで、第9図において、旋回軸一体形インサート部材
30は、旋回スクロール鏡板3a中に挿入する円形板3
0aの寸法が大きくなるにつれて円形板30aと旋回軸
部30cを一体に作ることが大変になる。この場合には
、第13図に示すように、複数個の貫通孔45bと円形
板45aとから成る鏡板3aへのインサート部材45と
、軸部46aと結合部46bとから成る旋回軸部46と
を別々に製作して、後で強固に結合することにより、旋
回軸一体形インサー1一部材にでき、該旋回軸一体形イ
ンサート部材を用いても、軸部46aを基準として成形
することにより、はとんど精度を落とすことなく旋回ス
クロールを製作できる。
また、第13図のような別々に作ったインサート部と旋
回軸部とを結合して旋回軸一体形インサート部材を作る
方法は、第9図、第10図、第11図の実施例にも適用
でき、さらには第12図の実施例に適用して、円形板4
0aと旋回軸連結部を別々に製作した後、結合して旋回
軸連結部−体形インサート部材とすることもできる。
次に、第1図において、旋回スクロール3の背面(第1
図で下面)はフレーム5の旋回スクロール支持部5aの
上面と慴動している。この慴動面では、圧縮室11内の
圧力が高いと接触荷重が大きくなり、この場合に慴動面
にプラスチックを用いると摩耗が大きくなって旋回スク
ロールの寿命が短くなる。この結果、スクロール圧縮機
の適用圧力範囲が大きく制限されることになる。
上記のような問題点を解決するための実施例を第14図
に示す。第14図において、50は、上側に比べ下側の
径を大きくした複数個の貫通口50bを設けた円形板5
0aと旋回軸部50cとを鋼材等を用いて一体に形成し
た旋回軸一体形インサート部材であり、円形板50aは
、その下面がフレーム5の旋回スクロール支持部5bの
」二面と接し、下床がりの貫通孔50bにはプラスチッ
クが充てんされるように、旋回スクロールの背面側に埋
め込み一体成形されている。また、第1図と同一符号を
付けた部分は、第1−図と同様な形状・作用部分を示す
以上の構成において、スクロール圧縮機を運転して圧縮
室11内の圧力が高まると、旋回スクロールは下方向へ
の力を受けてフレーム5に押し付けられた状態で旋回す
る。この場合、旋回スクロール鏡板3aの下面とフレー
ム5の旋回スクロール支持部5bの上面とが互いに慴動
面となるが、旋回スクロール鏡板3aの下面は、鋼材で
できた円形板50aの下面と貫通孔50bに充てんされ
たプラスチックの面との共存した面となり、主に円形板
50aの鋼材下面が慴動面となることから、旋回スクロ
ール3の寿命を十分長くできる。また、前述のように、
鋼製円形板50aは、複数個の手広がりの貫通孔50b
内に充てんされたプラスチックにより旋回スクロール3
の鏡板3aに強固に結合されているため、はく離等の生
じない信頼性の高い旋回スクロール3となる。なお、第
14図の旋回スクロール3は、鋼製の旋回軸一体形イン
サート部材50により、第9図等で述べた、鏡板の補強
効果、中心部の熱の分散効果、精度の向−ト効果も得ら
れる。
さらに第15図の実施例は、第14図において旋回スク
ロールの下側部分にインサー1〜される円形板に設けた
貫通孔の形状を変更したものである。
すなわち、第J−5図において、旋回軸一体形インサー
ト部材5]−は、段階的に下側径を大きくした貫通孔5
]−bを複数個設けた円形板51aと旋回軸部5 ]、
 cとを一体に形成した構造をもち、段階的径の貫通孔
51bにプラスチックを充てんする形で円形板51aを
旋回スクロールの鏡板3aの下側に埋め込み一体成形し
たものである。そして、以上の構成にしても、第14図
の実施例と同様の効果が得られる。
また、第14図及び第15図においては、旋回軸一体形
インサート部材の旋回スクロール中にインサートする部
分を、第1−0図や第11図のように、鏡板中たけでな
くラップ中にも旋回軸一体形インサート部材に一体とな
った鋼製の渦巻板あるいは貫通孔をあけた渦巻板を埋め
込む構造にすることにより、さらに第10図や第11図
の実施例と同様の効果も得られる。
さらにまた、第10図、第1」図等において、スクロー
ルラップの中にインサートする渦巻板を、使用条件に応
じて第6図のようにスクロール部材の中心部のみに設け
た構造としてもよく、この場合には第6図と同様にスク
ロール部材中に入れるインサート部材の形状を簡単化で
きる。
ところで、第1図、第12図、第14図においては、旋
回軸部と旋回軸連結部の間に10あるいは42の旋回軸
受を設けた旋回軸受部構造としであるが、旋回軸部や旋
回軸連結部を、第7図、第9図、第10図、第11図、
第12図、第13図。
第14図、第15図のように鋼材化することにより、旋
回軸受部をすべり軸受とすることが可能となり、この場
合には10あるいは42の旋回軸受が不要になる。
なお、これまでは圧縮機を対象にして本発明を説明して
きたが、これに限らず、各実施例は、真空ポンプ、ブロ
ワ、膨張機等も含めてスクロール形の流体機械全般に対
して適用可能である。
〔発明の効果〕
本発明は、固定スクロールや旋回スクロールのプラスチ
ック化を狙ったスクロール圧縮機等のスクロール形流体
機械において、固定スクロールや旋回スクロールを十分
実用性のある構造にするようにしたものであり、具体的
には; (i)  固定スクロールや旋回スクロールの鏡板ある
いは鏡板からラップにかけてのブラスチンり中に、金属
等でできた剛性・強度が大きく熱伝導率の高いインサー
ト部材を埋め込み一体成形することにより、プラスチッ
クを主材料としたスクロール部材を補強して変形を小さ
くできると共に、熱を分散させてスクロール部材の中心
部の過度の温度上昇を防止できる。
(■)旋回スクロールにおいては、鋼材等でできた旋回
軸部あるいは旋回軸連結部を、これら単独か又は(1)
項のインサート部材と一体構造にして、インサート成形
して固定することにより、慴動性、耐熱性、寿命等の点
で十分実用性のある旋回軸部あるいは旋回軸連結部にす
ることができる。
(i)項あるいは(ii)項におけるインサート部材に
複数個の貫通孔を設け、該貫通孔にもプラスチックが充
てんされるようにインサート成形することにより、イン
サート部材とプラスチックとを強固に結合できる。
(iv)  旋回スクロールの鏡板中に埋め込まれたイ
(iii) ンサート部材のラップと反対側の面を外部に露出させて
慴動面とすることにより、旋回スクロールの寿命を十分
長くできる。
といった効果が得られるため、プラスチックを用いても
十分信頼性の高い固定スクロール及び旋回スクロールを
実現できることになる。
そしてこの結果、比較的構造の複雑な固定スクロールや
旋回スクロールを安く多量に生産できることになる。ま
た、プラスチックは鉄等に比べて非常に軽いため、旋回
スクロールの旋回に伴う遠心力等の慣性力が小さくなり
、よりいっそう低振動・低騒音のスクロール形流体機械
を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例に係るスクロール圧縮機
の圧縮部近傍の構成を示す部分断面図、第2図は第1図
のA−A断面図、第3図は第1図のB−B断面における
インサート部材の上面図、第4図は本発明の第2の実施
例に係る固定スクロールと旋回スクロールの断面図、第
5図は本発明の第3の実施例に係る旋回スクロールの断
面図、第6図は本発明の第4の実施例に係る旋回スクロ
ールの断面図、第7図は本発明の第5の実施例に係る旋
回スクロールの断面図、第8図は第7図における旋回軸
部の上面図、第9図は本発明の第6の実施例に係る固定
スクロールと旋回スクロールの断面図、第10図は本発
明の第7の実施例に係る旋回スクロールの断面図、第1
1図は本発明の第8の実施例に係る旋回スクロールの断
面図、第12図は本発明の第9の実施例に係るスクロー
ル圧縮機の圧縮部近傍の構成を示す部分断面図、第13
図は本発明の第10の実施例に係る旋回軸−体形インサ
ート部材の断面図、第14図は本発明の第11の実施例
に係るスクロール圧縮機の圧縮部近傍の構成を示す部分
断面図、第15図は本発明の第12の実施例に係る旋回
スクロールの断面図である。 1・・固定スクロール、3・・・旋回スクロール、la
。 3 a−鏡板、lb、3b−ラップ、2,4,15゜1
6.17.18・・インサー1〜部材、30,31゜3
2.45,50.51・・旋回軸一体形インサート部材
、40・・・旋回軸連結部一体形インサー1へ部材、3
c、20,30c、31c、32c、41b 、 46
 、50 c 、 51 c−旋回軸部、2b。 4b、15b、16b、17b、18b、20c。 30b、31b、32b、40b、45b、50b・・
・貫通孔、17d、32e・・・貫通孔、5・・・フレ
ーム、5a・・固定スクロール固定部、5b・・・旋回
スクロール支持部、8・・・駆動軸、8b、40c・・
・旋囁 図 シ 第 目 、/ぐヌマ謝〉、 釆 図 第 山 第5 図 +l) インザーY′1f#1 tlVt)、−’@碓孔 垢 乙 図 20・ 党回軸郡 1、、.1霧JIJ 図 犯 図 30 名ぜ1回寺市−4オ領クイ〉鴻声ト音丁木十洗靜
国@部 ′31  あ旨1m@−棒党Mンブートtp才才31C
捷叶軸坪 第 ? 図 飛す 第 図 45  インリートも1不第 4ム8.を更−1同青由奸

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.鏡板とこれに垂直に設けられた渦巻状ラップとから
    成る固定スクロール及び旋回スクロールを、プラスチッ
    クを主材料として、それよりも剛性・強度が大きく、熱
    伝導率の高い材料から成るインサート部材を、鏡板中あ
    るいは鏡板からラップにかけてのプラスチック中に埋め
    込み一体成形して構成したことを特徴とするスクロール
    形流体機械。
  2. 2.前記ラップ中のインサート部材は、固定スクロール
    あるいは旋回スクロールの中心近傍にのみ埋め込まれて
    いることを特徴とする請求項1記載のスクロール形流体
    機械。
  3. 3.前記インサート部材は、複数個の貫通孔を有し、該
    貫通孔の中にもプラスチックが充てんされるように埋め
    込まれていることを特徴とする請求項1記載のスクロー
    ル形流体機械。
  4. 4.旋回スクロールの鏡板中あるいは鏡板からラップに
    かけてのプラスチック中に埋め込まれたインサート部材
    に、旋回スクロールの旋回軸あるいは旋回軸連結部を一
    体化して形成したことを特徴とする請求項1記載のスク
    ロール形流体機械。
  5. 5.旋回スクロールの鏡板中に埋め込まれたインサート
    部材のラップと反対側の面をプラスチックで覆わないで
    外部に露出させ、このプラスチックで覆わない面を慴動
    面としたことを特徴とする請求項4記載のスクロール形
    流体機械。
  6. 6.前記慴動面を有するインサート部材は、そのプラス
    チックとの接合面側より慴動面側の方が径の大きい複数
    個の貫通孔を有し、該貫通孔にもプラスチックが充てん
    されるように埋め込まれていることを特徴とする請求項
    5記載のスクロール形流体機械。
  7. 7.旋回スクロールを、プラスチックを主材料として、
    それよりも耐摩耗性の高い鋼材等の材料から成る旋回軸
    あるいは旋回軸連結部をプラスチック中に埋め込み一体
    成形して構成したことを特徴とするスクロール形流体機
    械。
  8. 8.前記旋回軸あるいは、旋回軸連結部は、そのプラス
    チック中に埋め込まれた部分に複数個の貫通孔を通し、
    該貫通孔にもプラスチックが充てんされるように埋め込
    まれていることを特徴とする請求項7記載のスクロール
    形流体機械。
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