JP4618645B2 - スクロール圧縮機 - Google Patents

スクロール圧縮機 Download PDF

Info

Publication number
JP4618645B2
JP4618645B2 JP2005340122A JP2005340122A JP4618645B2 JP 4618645 B2 JP4618645 B2 JP 4618645B2 JP 2005340122 A JP2005340122 A JP 2005340122A JP 2005340122 A JP2005340122 A JP 2005340122A JP 4618645 B2 JP4618645 B2 JP 4618645B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scroll
fixed
swing
spiral
oscillating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005340122A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007146705A (ja
Inventor
文彦 石園
賢司 矢野
俊介 國脇
利之 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2005340122A priority Critical patent/JP4618645B2/ja
Publication of JP2007146705A publication Critical patent/JP2007146705A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4618645B2 publication Critical patent/JP4618645B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/02Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • F04C18/0207Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
    • F04C18/0215Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form where only one member is moving
    • F04C18/0223Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form where only one member is moving with symmetrical double wraps

Description

この発明は、冷凍空調装置に用いるスクロール圧縮機、特に、揺動スクロールの両側に渦巻を備えたスクロール圧縮機に関するものである。
従来の揺動スクロールの鏡板の両側に渦巻を備えたスクロール圧縮機は、その揺動スクロールの鏡板の両側にそれぞれ圧縮室が形成され、それぞれの圧縮室に作用する流体圧力(以下「作用力」と称す)は、理論上は同じになり、その流体圧力により生じる軸方向荷重は相殺されて揺動スクロールに軸方向荷重は発生しない訳である。しかしながら、実際には、形状精度などにより各圧縮室からの僅かな流体の漏れが生じ、各々の流体圧力に差が生じ軸方向荷重は完全に相殺されなくなる。
そのため、揺動スクロールに軸方向荷重が発生してしまったり、軸方向を鉛直方向に配置することで揺動スクロールの自重が軸方向の荷重になってしまったりで、結局何らかの軸方向荷重が作用する。そうすると、揺動スクロールの渦巻の先端(以下「渦巻歯先」と称す)のみでスラスト荷重を受けることになり、過大な面圧によって摩耗が増大したり、摺動面の焼損や渦巻の破損、異常振動や異常音の発生など問題があった。
そこで、かかる軸方向荷重が揺動スクロールの渦巻歯先のみにかからないようにする目的で、揺動スクロールにスラスト軸受手段を設置する発明が開示されている(例えば、特許文献1参照。)
特開平7−286586号公報(第5頁、図2)
しかしながら、特許文献1に開示された発明は、揺動スクロールの鏡板の両面で、その周縁部にフランジ(いわゆる外輪山)を形成し、該フランジの先端と固定スクロールの鏡板との間に軸受メタルを配置し、この部分に潤滑油を供給して前記軸方向荷重を受け止める軸受構造とするものであるため、記軸方向荷重を受け止めるだけの面積が必要であるから、揺動スクロールおよび固定スクロールの鏡板が大径化し、装置が大型化するという問題があった。
この発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、揺動スクロールの渦巻歯先のみにスラスト荷重がかからないようにすると共に大型化を解消することができる、揺動スクロールの両側に渦巻を備えたスクロール圧縮機を得るものである。
本発明に係るスクロール圧縮機は、少なくとも一方の面が平面からなる固定鏡板および該固定鏡板の平面に形成された固定渦巻を具備する一対の固定スクロールと、
平面円盤からなる揺動鏡板および該揺動鏡板の両面にそれぞれ形成された揺動渦巻を具備し、前記固定スクロールに挟まれるように配置された揺動スクロールと、
前記揺動スクロールを揺動する駆動要素と、
前記固定スクロール、揺動スクロールおよび駆動要素を収納する密閉容器と、を有し、
前記固定渦巻の側面と前記揺動渦巻の側面とが複数個所において当接することによって流体を圧縮する圧縮室が形成され、かつ、該圧縮室の内部容積が前記揺動スクロールの揺動によって変動するものであって、
前記揺動鏡板の片面または両面に前記揺動渦巻の高さと同一高さだけ突出する揺動スクロール側荷重支持部が設けられ、前記揺動スクロールに軸方向荷重が作用した際、前記揺動渦巻と前記揺動スクロール側荷重支持部とが前記軸方向荷重を前記軸方向荷重の作用する方向側の固定スクロールに伝達することを特徴とする。
以上のように、この発明におけるスクロール圧縮機は、形状精度などにより各圧縮室からの僅かな流体の漏れが生じ、各々の流体圧力の差によって軸方向荷重は完全に相殺されなくなり、揺動スクロールに軸方向荷重が発生した場合であっても、揺動スクロールの揺動鏡板上に揺動渦巻の高さ(歯の高さ)と同じ高さの揺動スクロール側荷重支持部(以下「揺動ランド部」と称す)が備えられているから、揺動ランド部の先端面積と揺動渦巻の歯の先端面積とを合計した広い面積で軸方向荷重を受けることができる。
すなわち、軸方向荷重が揺動ランド部と揺動渦巻との両方に分散されるため、軸方向荷重を揺動ランド部のみで受ける従来の技術に比較して、揺動ランド部に作用する面圧が低減するから、揺動ランド部を小型にしたり、揺動ランド部への潤滑を簡素にしたりすることができる。
なお、本発明において、「揺動渦巻の高さと同じ高さ」とは、文字通り「同一」であることに限定するものではなく、前記軸方向荷重が揺動ランド部と揺動渦巻との両方に分散される程度に同じである状態を意味し、揺動渦巻の高さよりも僅かに高い状態を含むものである。
[実施例1]
(スクロール圧縮機)
図1および図2は、それぞれ本発明の実施の形態に係るスクロール圧縮機の実施例1の主要部を示す縦断面図および圧縮要素部の縦断面図である。
図1および図2において、スクロール圧縮機100は密閉容器1を有し、密閉容器1の内部の上部には電動要素2が、下部には圧縮要素5が各々配置され、電動要素2と圧縮要素5とはクランク軸8によって連結されている。また、密閉容器1の側壁上部の電動要素2より上方には冷媒ガスを吸入するための吸入管6が側方に向けて突設されており、密閉容器1の側壁下部の圧縮要素5に対応した位置には、圧縮された冷媒ガスを外部に吐出するための吐出管7が突設されている。
(電動要素)
電動要素2は密閉容器1側に固定された固定子3と、圧縮要素5を駆動するためのクランク軸8が設置された回転子4とからなる。
(クランク軸)
クランク軸8の上部は回転子4に挿入され、中央部は圧縮要素5を貫通し、下部はて密閉容器1の下方まで伸び、最下端にはオイルポンプ9が備わり、中央部から最下端にかけて給油穴8aが形成されている。
そして、オイルポンプ9は密閉容器1内の下部に封入されている潤滑油10に浸漬されている。したがって、回転子4により駆動されたクランク軸8の回転によってオイルポンプ9が駆動され、オイルポンプ9によって汲み上げられた潤滑油10は、給油穴8aを経由して圧縮要素5に供給される。
(圧縮要素)
圧縮要素5は、揺動スクロール14と、揺動スクロール14を挟むように密閉容器1の内壁面に固定された一対の固定スクロール11、12(以下、説明の便宜上それぞれ「上固定スクロール11」および「下固定スクロール12」と称し、共通する内容については「固定スクロール11、12」と称す場合がある)とを有している。
(固定スクロール)
上固定スクロール11の鏡板(以下「上固定鏡板」と称す)11aの上面にはホルダ13が設置され、ホルダ13を介して固定子3が密閉容器1に固定されている。
上固定鏡板11aの中央にはクランク軸8を通すための軸受(以下「上固定軸受」と称す)11bが設置され、上固定軸受11bとクランク軸8との間に円筒状の上固定軸受メタル17が嵌合されている。
また、上固定鏡板11aの下面にはインボリュート曲線により形成された渦巻(以下「上固定渦巻」と称す)11cが備わっている。そして、上固定鏡板11aの外周側には密閉容器1内から上固定渦巻11c側に向けて冷媒ガスが流れる上吸入ポート11dが設けられている。
下固定スクロール12は、上固定スクロール11と略対称形状から成り、下固定スクロール12の鏡板(以下「下固定鏡板」と称す)12aの中央にもクランク軸8を通すための軸受(以下「下固定軸受」と称す)12bが設置され、下固定軸受12bとクランク軸8との間に円筒状の下固定軸受メタル18が嵌合されている。
また、下固定鏡板12aの上面にはインボリュート曲線により形成された渦巻(以下「下固定渦巻」と称す)12cが備わっている。そして、下固定鏡板12aの外周側には密閉容器1内から下固定渦巻12c側に向けて冷媒ガスが流れる下吸入ポート12dが設けられている。
(揺動スクロール)
揺動スクロール14は平面円盤状の鏡板(以下「揺動鏡板」と称す)14aの両面に、それぞれインボリュート曲線により形成された渦巻14c、14d(以下、説明の便宜上それぞれ「上揺動渦巻14c」および「下揺動渦巻14d」と称する)を備えている。
また、揺動鏡板14aの中央にはクランク軸8の中央部にある偏芯部8bを通すための軸受(以下「揺動軸受」と称す)14bが設置され、揺動軸受14bとクランク軸8との間に円筒状の軸受メタル(以下「揺動軸受メタル」と称す)19が嵌合されている。
さらに、揺動軸受14bの上面には上揺動渦巻14cの歯高と同じか、もしくは、少し低い寸法を持った上ボス部14eが形成され、上固定スクロール11の上固定鏡板11aの下面に微少のクリアランスを持って摺動する。また、同様に、揺動軸受14bの下面には下揺動渦巻14dの歯高と同じか、もしくは、少し低い寸法を持った下ボス部14fが形成され、下固定スクロール12の下固定鏡板12aの上面に微少のクリアランスを持って摺動する。
(圧縮室)
そして、上下一対の固定スクロール11、12はそれぞれ渦巻側を向き合わせて配置され、固定スクロール11、12の間には、揺動スクロール14が配置されている。
したがって、揺動スクロール14の揺動鏡板14aの上面側では、揺動スクロール14の上揺動渦巻14cの側面(内周壁面及び外周壁面)が、上固定スクロール11の上固定渦巻11cの側面(外周壁面及び内周壁面)にインボリュート曲線にそった複数箇所で接触し、これらの接触した箇所の間で冷媒ガスを圧縮するための圧縮室(以下「上圧縮室」と称す)15が形成される。
また、同様に、揺動スクロール14の揺動鏡板14aの下面側では揺動スクロール14の下揺動渦巻14dと下固定スクロール12の下固定渦巻12cとの間で冷媒ガスを圧縮するための圧縮室(以下「下圧縮室」と称す)16が形成される。
(偏心部)
また、クランク軸8の偏芯部8bは、揺動スクロール14の上揺動渦巻14cの内周壁面及び外周壁面と上固定スクロール11の上固定渦巻11cの内周壁面及び外周壁面がちょうど接触し、かつ、揺動スクロール14の下揺動渦巻14dの内周壁面及び外周壁面と下固定スクロール12の下固定渦巻12cの内周壁面及び外周壁面がちょうど接触するだけの長さだけクランク軸8の回転中心に対して偏芯している。
一方、上固定スクロール11の上固定渦巻11cと揺動スクロール14の上揺動渦巻14cとの外周側には、揺動スクロール14の自転を抑制し、所定の公転運動を行わせるためのオルダムツギテ22が配置されている。
したがって、後記のように、揺動スクロール14は揺動し、該揺動によって上圧縮室15および下圧縮室16の内部容積が変動する。
(ランド部)
さらに、本実施例の特徴としては、揺動スクロール14の揺動鏡板14aの上面には上揺動渦巻14cの高さと同じか、もしくは、僅かだけ高い上揺動ランド部(揺動スクロール側荷重支持部に同じ)23が設けられ、揺動鏡板14aの下面には下揺動渦巻14dの高さと同じか、もしくは、僅かだけ高い下揺動ランド部24が設けられている。
そして、上揺動ランド部23には、上固定スクロール11の上吸入ポート11dから上圧縮室15(上固定渦巻11cと上揺動渦巻14cとによって形成される)への冷媒ガス流路を確保する図示しない吸入口が形成され、同様に、下揺動ランド部24には、下固定スクロール12の下吸入ポート12dから下圧縮室16(下固定渦巻12cと下揺動渦巻14dとによって形成される)への冷媒ガス流路を確保する図示しない吸入口が形成されている。
(潤滑)
また、前記のように、クランク軸8と上固定スクロール11の上固定軸受11bとの間には円筒状の上固定軸受メタル17が嵌合され、下固定スクロール12の下固定軸受12bとの間には円筒状の下固定軸受メタル18が嵌合され、揺動スクロール14の揺動軸受14bとの間には円筒状の揺動軸受メタル19が嵌合されている。そして、上固定軸受メタル17、下固定軸受メタル18および揺動軸受メタル19にはクランク軸8に形成されている給油穴8aを経由して、オイルポンプ9によって汲み上げられた潤滑油10が供給されるようになっている。
(バランスウエイト)
また、クランク軸8には上固定スクロール11の上側位置と下固定スクロール12の下側位置とに、揺動スクロール14(偏心回転運動する)の静バランス、動バランスをとるための上部バランスウエイト20、下部バランスウエイト21がそれぞれ設けられている。
(圧縮動作)
次に、動作について説明する。固定子3に電圧が印加され回転子4が駆動すると、クランク軸8が軸心を中心として回転し、クランク軸8の偏芯部8bは軸心(回転中心)に対して公転運動を行う。この公転運動により、偏芯部8bに嵌合している揺動スクロール14は、揺動スクロール14の自転を抑制するオルダムツギテ22のために揺動スクロール14は自転することなく、上固定スクロール11および下固定スクロール12に対して公転運動をする。
かかる公転運動に伴って、揺動スクロール14の揺動鏡板14aの上面では相対する上固定渦巻11cと上揺動渦巻14cとの接触箇所が中心に向かって移動するため、上圧縮室15は中心に向かって移動すると共に、その内部容積が除々に縮小する。また、同様に、揺動鏡板14aの下面では相対する下固定渦巻12cと下揺動渦巻14dとの接触箇所が中心に向かって移動するため、下圧縮室16は中心に向かって移動すると共に、その内部容積が除々に縮小する。
したがって、この動作によって、冷媒ガスは外径側から内径側に向かって流されるため、冷媒ガスは上吸入ポート11dを通り上圧縮室15に流入し、圧縮されながら上固定渦巻11cおよび上揺動渦巻14cの中心部に達した後、揺動鏡板14aの上ボス部14eの近傍に形成された連通孔14gを通って、下圧縮室16に流入する。
また、同様に、冷媒ガスは下吸入ポート12dを通り下圧縮室16に流入し、圧縮されながら下固定渦巻12cおよび下揺動渦巻14dの中心部に達した後、上圧縮室15から流入した冷媒ガス(圧縮されている)と共に、下固定鏡板12aの上ボス部14eの中央近く(下固定軸受12bの近傍に同じ)に形成された吐出ポート12eを経由して吐出管7から密閉容器1外に吐出される。
(軸方向荷重)
前記のように、本実施例は特徴として揺動スクロール14の揺動鏡板14aに上揺動渦巻14cおよび下揺動渦巻14dが設置されている。したがって、形状精度などが十全でないために上圧縮室15または下圧縮室16から漏れる冷媒ガスの漏れ量に差が生じて、揺動スクロール14に上方向の軸方向荷重が発生したとしても、かかる上方向の軸方向荷重は、揺動スクロール14に設けられた上揺動ランド部23の先端面および上揺動渦巻14cの歯先面と、上固定スクロール11に設けられた上固定渦巻11cの歯先面とを合計した広い面積で受け止めることができる。
また、形状精度などが十全でないために上圧縮室15または下圧縮室16から漏れる冷媒ガスの漏れ量に差が生じたり、揺動スクロール14の自重によって、揺動スクロール14に下方向の軸方向荷重が発生したとしても、かかる下方向の軸方向荷重は、揺動スクロール14に設けられた下揺動ランド部24の先端面および下揺動渦巻14dの歯先面と、下固定スクロール12に設けられた下固定渦巻12cの歯先面とを合計した広い面積で受け止めることができる。
したがって、上揺動ランド部23(または下揺動ランド部24)のみで軸方向荷重を受け止めた場合と比較して、上揺動渦巻14cおよび上固定渦巻11c(または下揺動渦巻14dおよび下固定渦巻12c)が受け止めた軸方向荷重の分だけ、上揺動ランド部23(または下揺動ランド部24)の負担が減少、すなわち、軸方向荷重に基づく接触面圧が低減している。
よって、軸方向荷重が大きくなっても、これを受け止めることができる。また、摺動抵抗が低減するから摺動部の損傷が防止されると共に、摺動部への潤滑が簡素になる。さらに、所定の接触面圧を超えない程度に、上揺動ランド部23(下揺動ランド部24)の接触面積を減少することが可能になるから、装置の小型化を推進することができる。
なお、以上は上揺動ランド部23および下揺動ランド部24を、揺動スクロール14の最外周に設けているから、幅(略半径方向の距離に同じ)の狭いものであっても面積を大きく取ることができ、軸方向荷重が大きくなっても荷重を受け止めることができるものであるが、本発明は最外周に設けられるものに限定するものではなく、最外周よりも内側に設けられるものでもよい。
[実施例2]
次に実施例2について説明する。本例は、渦巻の歯先の形態とランド部との形態について変形例を挙げたものであり、その他の構造、作用については実施例1と同様であるので、変更した部分について説明する。なお、以下の図において、実施例1(図1、図2)と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
(シール材)
図3は本発明の実施の形態に係るスクロール圧縮機の実施例2における圧縮要素部の縦断面図である。図3において、スクロール圧縮機200の揺動スクロール14の揺動鏡板14aの上面に形成された上揺動渦巻14cの歯先に揺動シール材27を設け、また、同様に、上固定スクロール11の上固定鏡板11aに形成された上固定渦巻11cの歯先に固定シール材28を設ける。
そして、揺動スクロール14の上面にはランド部を形成することなく、揺動鏡板14aの下面にのみ、下揺動渦巻14dの高さと同じか、もしくは、僅かだけ高い下揺動ランド部24を設けた構造とする。
さらに、下揺動ランド部24を設けた位置と略同一位相(中心から略同一半径の位置、実施例1における上揺動ランド部23の位置に相当する)で揺動鏡板14aの上面側にオルダムツギテ22を配置する。
このとき、上揺動渦巻14cの歯先に設けた揺動シール材27は、当該歯先と上固定鏡板11aとの隙間における冷却ガスの漏れを防止または漏れ量を低減し、上固定渦巻11cの歯先に設けた固定シール材28は、当該歯先と揺動鏡板14aの上面との隙間における冷却ガスの漏れを防止または漏れ量を低減するから、上圧縮室15の気密性が向上している。
そのため、揺動シール材27および固定シール材28を具備しない下圧縮室16よりも上圧縮室15の方が冷却ガスの圧力が高くなり、結果として、揺動スクロール14には常時下方向の軸方向荷重が発生することになる。
(軸方向荷重)
したがって、形状精度などが十全でない場合であっても、揺動スクロール14に上方向の軸方向荷重が発生することがないから、上揺動ランド部を設けなくても上揺動渦巻14cに軸方向荷重が作用することがない。
また、上揺動ランド部を設けない分揺動スクロール14が軽量になる。
さらに、下揺動ランド部24を設けた位置と略同一位相(中心から略同一半径の位置)で揺動鏡板14aの上面側にオルダムツギテ22を配置するから、コンパクトな渦巻構成となる。
なお、以上はオルダムツギテ22および下揺動ランド部24を、揺動スクロール14の最外周に設けているから、幅(略半径方向の距離に同じ)の狭いものであっても面積を大きく取ることができ、軸方向荷重が大きくなっても荷重を受け止めることができるものであるが、本発明は最外周に設けられるものに限定するものではなく、最外周よりも内側に設けられるものでもよい。
[実施例3]
次に実施例3について説明する。本例は、ランド部を固定側に設置した変形例を挙げたものであり、その他の構造、作用については実施例1と同様であるので、変更した部分について説明する。なお、以下の図において、実施例1(図1、図2)と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
(ランド部)
図4は本発明の実施の形態に係るスクロール圧縮機の実施例3における圧縮要素部の縦断面図である。図4において、本実施例の特徴としては、スクロール圧縮機300の上固定スクロール11の上固定鏡板11aの下面には上揺動渦巻14cの高さと同じか、もしくは、僅かだけ高い上固定ランド部(固定スクロール側荷重支持部に同じ)25が設けられ、下固定スクロール12の下固定鏡板12aの上面には下揺動渦巻14dの高さと同じか、もしくは、僅かだけ高い下固定ランド部(固定スクロール側荷重支持部に同じ)26が設けられている。
そして、上固定ランド部25には上固定スクロール11の上吸入ポート11dから上圧縮室15(上固定渦巻11cと上揺動渦巻14cとによって形成される)への冷媒ガス流路を確保する図示しない吸入口が形成され、同様に、下固定ランド部26には、下固定スクロール12の下吸入ポート12dから下圧縮室16(下固定渦巻12cと下揺動渦巻14dとによって形成される)への冷媒ガス流路を確保する図示しない吸入口が形成されている。
(軸方向荷重)
すなわち、本実施例は、前記実施例1における、揺動スクロール14に設置された上揺動ランド部23および下揺動ランド部24を、それぞれ上固定スクロール11側および下固定スクロール12側に移設して、それぞれ、上固定ランド部25および下固定ランド部26と称呼したものである。
よって、実施例1と同様に、軸方向荷重が大きくなっても、これを受け止めることができる。また、摺動抵抗が低減するから摺動部の損傷が防止されると共に、摺動部への潤滑が簡素になる。さらに、所定の接触面圧を超えない程度に、上固定ランド部25(下固定ランド部26)の接触面積を減少することが可能になるから、装置の小型化を推進することができる。
さらに、揺動スクロール14には上揺動ランド部および下揺動ランド部が設置されないから、揺動スクロール14の質量を小さく構成することで、静バランス、動バランスをとるための上部バランスウエイト20、下部バランスウエイト21をそれぞれより小さく構成できる。
なお、以上は上固定ランド部25および下固定ランド部26を、それぞれ上固定スクロール11の上固定鏡板11aおよび下固定スクロール12の下固定鏡板12aの最外周に設けているから、幅(略半径方向の距離に同じ)の狭いものであっても面積を大きく取ることができ、軸方向荷重が大きくなっても荷重を受け止めることができるものであるが、本発明は最外周に設けられるものに限定するものではなく、最外周よりも内側に設けられるものでもよい。
[実施例4]
次に実施例4について説明する。本例は、ランド部を固定側に設置した変形例を挙げたものであり、その他の構造、作用については実施例2と同様であるので、変更した部分について説明する。なお、以下の図において、実施例2(図3)と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
(シール材)
図5は本発明の実施の形態に係るスクロール圧縮機の実施例4における圧縮要素部の縦断面図である。図5において、スクロール圧縮機400の揺動スクロール14の揺動鏡板14aの上面に形成された上揺動渦巻14cの歯先に揺動シール材27を設け、また、同様に、上固定スクロール11の上固定鏡板11aに形成された上固定渦巻11cの歯先に固定シール材28を設ける。
そして、揺動スクロール14の揺動鏡板14aの上面あるいは上固定スクロール11の上固定鏡板11aの下面にランド部を形成することなく、下固定スクロール12の下固定鏡板12aの上面にのみ、下揺動渦巻14dの高さと同じか、もしくは、僅かだけ高い下固定ランド部26を設けた構造とする。
さらに、下固定ランド部26を設けた位置と略同一位相(中心から略同一半径の位置、実施例1における上揺動ランド部23の位置あるいは実施例3における上固定ランド部25の位置に相当する)で揺動鏡板14aの上面側にオルダムツギテ22を配置する。
このとき、上揺動渦巻14cの歯先に設けた揺動シール材27は、当該歯先と上固定鏡板11aとの隙間における冷却ガスの漏れを防止または漏れ量を低減し、上固定渦巻11cの歯先に設けた固定シール材28は、当該歯先と揺動鏡板14aの上面との隙間における冷却ガスの漏れを防止または漏れ量を低減するから、上圧縮室15の気密性が向上している。
そのため、揺動シール材27および固定シール材28を具備しない下圧縮室16よりも上圧縮室15の方が冷却ガスの圧力が高くなり、結果として、揺動スクロール14には常時下方向の軸方向荷重が発生することになる。
(軸方向荷重)
したがって、形状精度などが十全でない場合であっても、揺動スクロール14に上方向の軸方向荷重が発生することがないから、上揺動ランド部あるいは上固定ランド部を設けなくても上揺動渦巻14cに軸方向荷重が作用することがない。
また、揺動スクロール14には上揺動ランド部および下揺動ランド部が設置されないから、揺動スクロール14の質量を小さく構成することで、静バランス、動バランスをとるための上部バランスウエイト20、下部バランスウエイト21をそれぞれより小さく構成できる。
さらに、下固定ランド部26を設けた位置と略同一位相(中心から略同一半径の位置)で揺動鏡板14aの上面側にオルダムツギテ22を配置するから、コンパクトな渦巻構成となる。
なお、以上はオルダムツギテ22および下固定ランド部26を、揺動スクロール14および下固定スクロール12の最外周に設けているから、幅(略半径方向の距離に同じ)の狭いものであっても面積を大きく取ることができ、軸方向荷重が大きくなっても荷重を受け止めることができるものであるが、本発明は最外周に設けられるものに限定するものではなく、最外周よりも内側に設けられるものでもよい。
以上より、本発明のスクロール圧縮機は軸方向荷重を渦巻とランド部とが協働して受け止めるから、小型化かつ軽量化を可能にする両側に渦巻を備えたスクロール圧縮機として広く利用することができる。
実施の形態に係るスクロール圧縮機の実施例1の主要部を示す縦断面図。 実施の形態に係るスクロール圧縮機の実施例1の圧縮要素部の縦断面図。 実施の形態に係るスクロール圧縮機の実施例2の圧縮要素部の縦断面図。 実施の形態に係るスクロール圧縮機の実施例3の圧縮要素部の縦断面図。 実施の形態に係るスクロール圧縮機の実施例4の圧縮要素部の縦断面図。
符号の説明
1:密閉容器、2:電動要素、3:固定子、4:回転子、5:圧縮要素、6:吸入管、7:吐出管、8:クランク軸、8a:給油穴、8b:偏芯部、9:オイルポンプ、10:潤滑油、11:上固定スクロール、11a:上固定鏡板、11b:上固定軸受、11c:上固定渦巻、11d:上吸入ポート、12:下固定スクロール、12a:下固定鏡板、12b:下固定軸受、12c:下固定渦巻、12d:下吸入ポート、12e:吐出ポート、13:ホルダ、14:揺動スクロール、14a:揺動鏡板、14b:揺動軸受、14c:上揺動渦巻、14d:下揺動渦巻、14e:上ボス部、14f:下ボス部、14g:連通孔、15:上圧縮室、16:下圧縮室、17:上固定軸受メタル、18:下固定軸受メタル、19:揺動軸受メタル、20:上部バランスウエイト、21:下部バランスウエイト、22:オルダムツギテ、23:上揺動ランド部、24:下揺動ランド部、25:上固定ランド部、26:下固定ランド部、27:揺動シール材、28:固定シール材、100:スクロール圧縮機(実施例1)、200:スクロール圧縮機(実施例2)、300:スクロール圧縮機(実施例3)、400:スクロール圧縮機(実施例4)。

Claims (6)

  1. 少なくとも一方の面が平面からなる固定鏡板および該固定鏡板の平面に形成された固定渦巻を具備する一対の固定スクロールと、
    平面円盤からなる揺動鏡板および該揺動鏡板の両面にそれぞれ形成された揺動渦巻を具備し、前記固定スクロールに挟まれるように配置された揺動スクロールと、
    前記揺動スクロールを揺動する駆動要素と、
    前記固定スクロール、揺動スクロールおよび駆動要素を収納する容器と、を有し、
    前記固定渦巻の側面と前記揺動渦巻の側面とが複数個所において当接することによって流体を圧縮する作用室が形成され、かつ、該作用室の内部容積が前記揺動スクロールの揺動によって変動するスクロール圧縮機であって、
    前記揺動鏡板の片面または両面に前記揺動渦巻の高さと同一高さだけ突出する揺動スクロール側荷重支持部が設けられ、前記揺動スクロールに軸方向荷重が作用した際、前記揺動渦巻と前記揺動スクロール側荷重支持部とが前記軸方向荷重を前記軸方向荷重の作用する方向側の固定スクロールに伝達することを特徴とするスクロール圧縮機。
  2. 前記揺動鏡板の両側に形成された揺動渦巻の内、一方の渦巻の先端にのみ、前記固定鏡板との間における流体の流れを防止するシール材が配設され、
    前記揺動鏡板の他方の面にのみ前記揺動スクロール側荷重支持部が設けられていることを特徴とする請求項1記載のスクロール圧縮機。
  3. 前記揺動スクロール側荷重支持部が、前記揺動渦巻が形成された範囲の外周側に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載のスクロール圧縮機。
  4. 少なくとも一方の面が平面からなる固定鏡板および該固定鏡板の平面に形成された固定渦巻を具備する一対の固定スクロールと、
    平面円盤からなる揺動鏡板および該揺動鏡板の両面にそれぞれ形成された揺動渦巻を具備し、前記固定スクロールに挟まれるように配置された揺動スクロールと、
    前記揺動スクロールを揺動する駆動要素と、
    前記固定スクロール、揺動スクロールおよび駆動要素を収納する容器と、を有し、
    前記固定渦巻の側面と前記揺動渦巻の側面とが複数個所において当接することによって流体を圧縮する作用室が形成され、かつ、該作用室の内部容積が前記揺動スクロールの揺動によって変動するスクロール圧縮機であって、
    前記一対の固定スクロールの一方または片方について、前記固定鏡板の平面に前記揺動渦巻の高さと同一高さだけ突出する固定スクロール側荷重支持部が設けられ、前記揺動スクロールに軸方向荷重が発生した際、前記揺動渦巻と前記固定スクロール側荷重支持部とが前記軸方向荷重を前記軸方向荷重の作用する方向側の固定スクロールに伝達することを特徴とするスクロール圧縮機。
  5. 前記揺動鏡板の両側に形成された揺動渦巻の内、一方の渦巻の先端にのみ、前記固定鏡板との間における流体の流れを防止するシール材が配設され、
    前記揺動鏡板の他方の面に対峙する前記固定鏡板にのみ前記固定スクロール側荷重支持部が設けられていることを特徴とする請求項4記載のスクロール圧縮機。
  6. 前記固定スクロール側荷重支持部が、前記固定渦巻が形成された範囲の外周側に設けられていることを特徴とする請求項4または5記載のスクロール圧縮機。
JP2005340122A 2005-11-25 2005-11-25 スクロール圧縮機 Expired - Fee Related JP4618645B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005340122A JP4618645B2 (ja) 2005-11-25 2005-11-25 スクロール圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005340122A JP4618645B2 (ja) 2005-11-25 2005-11-25 スクロール圧縮機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007146705A JP2007146705A (ja) 2007-06-14
JP4618645B2 true JP4618645B2 (ja) 2011-01-26

Family

ID=38208412

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005340122A Expired - Fee Related JP4618645B2 (ja) 2005-11-25 2005-11-25 スクロール圧縮機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4618645B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3006387B1 (fr) * 2013-05-31 2016-02-19 Danfoss Commercial Compressors Compresseur a spirale
TWI502133B (zh) * 2013-07-04 2015-10-01 Univ Nat Formosa Double scroll fluid compression device
CN107620704A (zh) * 2017-08-23 2018-01-23 南昌大学 一种机械电机一体化双侧无油涡旋压缩机

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07103151A (ja) * 1993-09-30 1995-04-18 Tokico Ltd スクロール式流体機械
JPH07286586A (ja) * 1994-04-20 1995-10-31 Daikin Ind Ltd スクロール型流体装置
JPH09158850A (ja) * 1995-12-08 1997-06-17 Hitachi Ltd スクロール形圧縮機
JP2004308436A (ja) * 2003-04-02 2004-11-04 Anest Iwata Corp スクロール流体機械

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07103151A (ja) * 1993-09-30 1995-04-18 Tokico Ltd スクロール式流体機械
JPH07286586A (ja) * 1994-04-20 1995-10-31 Daikin Ind Ltd スクロール型流体装置
JPH09158850A (ja) * 1995-12-08 1997-06-17 Hitachi Ltd スクロール形圧縮機
JP2004308436A (ja) * 2003-04-02 2004-11-04 Anest Iwata Corp スクロール流体機械

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007146705A (ja) 2007-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101213995B1 (ko) 구동 샤프트용 평형추와 그 제조 방법 및 상기 평형추를 구비한 압축기
KR100916554B1 (ko) 올덤 커플링을 위한 클리어런스를 가진 스크롤 압축기
JPH0545800B2 (ja)
CN108603500B (zh) 涡旋压缩机
JP5455763B2 (ja) スクロール圧縮機,冷凍サイクル装置
CN100371603C (zh) 径向顺从性涡旋式压缩机中的偏心衬套装置
US8172560B2 (en) Fluid machinery having annular back pressure space communicating with oil passage
JP4618645B2 (ja) スクロール圧縮機
JP2008180094A (ja) スクロール型流体機械
JP2001153070A (ja) スクロール式機械、スクロール部材及びスクロール部材製作法
JP4512479B2 (ja) スクロール圧縮機
WO2018051750A1 (ja) スクロール圧縮機
JP2008121490A (ja) 回転式圧縮機
JP2008248823A (ja) スクロール流体機械
WO2024003981A1 (ja) スクロール圧縮機
JP3574904B2 (ja) 密閉式容積形圧縮機
JP2009243346A (ja) スクロール圧縮機
WO2022219668A1 (ja) 二段スクロール圧縮機
JP3976070B2 (ja) スクロール型流体機械
US11067078B2 (en) Scroll compressor having single discharge port open at starting end of fixed-side wrap
AU2012203079B2 (en) Counterweights for balancing rotary machines
KR20230046430A (ko) 스크롤 압축기
KR20230163192A (ko) 스크롤 압축기
JP3596063B2 (ja) スクロール圧縮機
JP4663293B2 (ja) 圧縮機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080805

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100608

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100730

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101019

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101020

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131105

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4618645

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees