JPH02172395A - 立体静止画像記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、立体静止画像を得るために撮像した静止画
像信号を記録する立体静止画像記録装置の改良に関する
。

（従来の技術） 周知のように、画像機器の分野では、立体視画像を得る
ための研究開発が盛んに進められている。第４図は、立
体静止画像を得るための従来の画像記録再生装置を示し
ている。すなわち、人間の左右の１」の役割をする左テ
レビジョンカメラ１１と右テレビジョンカメラ１２とが
設置される。

そして、左及び右テレビジョンカメラ１．１．１２で撮
像を行なうと、左及び右テレビジョンカメラ１１１２か
らは、第５図（ａ）、（ｂ）に示すように、第１フイー
ルドと第２フイールドとで］フレームを構成する左静止
画像信号Ｌｌａ、　　Ｌｌｂ、　Ｌ２ａ。

Ｌ　２ｂ−−及び右部ＩＪ−画像信号Ｒ１ａ、　Ｒｌｂ
、　Ｒ２ａ。

Ｒ２１）・・・・・がそれぞれ出力される。

これら左及び右静止画像信号は、フィールドインデック
スパルスＦｌによって１フイールド毎に切り換えられる
スイッチ１３により、第５図（Ｃ）に示すように、第１
及び第２フイールドのとき左及び右静止画像信号がそれ
ぞれ選択される。

そして、このスイッチ１３で選択された左及び右静止画
像信号は、信号処理回路１４に導かれホワイトクリップ
、ガンマ補正及び色分離等の所定の信号処理か施された
後、ビデオチープレコータ１５でテープに記録され、こ
こに左及び右静止画像信号の記録が行なわれる。

次に、ビデオテープレコーダ１５でテープ１１工」ユを
行ｔうと、モニタ受像機１６には１フイールド毎に交互
に左及び右静止画像信号による左及び右静止画像か表示
される。このとき、ビデオテープレコダ１５の出力に基
づいて、立体アタプタ１７が、〕フィールド毎に使用者
の装着する液晶シャッタメガネＩ８を、左右交互に開放
するように切り換え、ここに立体静止画像を得ることか
できるものである。

しかしなから、上記のような従来の立体画像記録再生装
置では、全く同一構成の２台のテレビジョンカメラ＋１
．、＋２か必要で、構成」二無駄が多く経済的に不利に
なるという問題か生じる。また、第５図（Ｃ）から明ら
かなように、各テレビジョンカメラ１１１２から得られ
る左及び右ｉＹＮ止画像信号をそれぞれ記録媒体として
のテープに記録しているため、記録容量が多く必要にな
るという不都合も有している。

（発明が解決しようとする課題） 以−１〕のように、従来の立体画像記録再生装置では、
構成」二の無駄が多いとともに、記録媒体の記録容量も
多く必要とするため、経済的に不利になるという問題を
有している。

そこで、この発明は上記事情を考慮してなされたちので
、簡易な構成で記録媒体の記録容量も少なくて済み、経
済的に有利にし得る極めて良好な立体静止画像記録装置
を提供することを目的とする。

また、この発明の他の１」的は、簡易な構成で左及び右
静止画像の垂直方向のずれを容易に補正して、鮮明な立
体静止画像を得られるようにした立体静止画像記録装置
を提供することにある。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） この発明に係る立体静止画像記録装置は、テレビジョン
カメラと、このテレビジョンカメラを略水平走査方向に
沿って移動可能に支持する支持手段と、この支持手段に
よりテレビジョンカメラを第１の位置に設定し、該第１
の位置で撮像した第１−の静止画像信号を記録媒体に記
録する第１の記録手段と、支持手段によりテレビジョン
カメラを第１の位置と異なる第２の位置に設定し、該第
２の位置で撮像した第２の静止画像信号と第１の静止画
像信号との差信号を、第２の静止画像信号に代えて記録
媒体に記録する第２の記録手段とを備えたものである。

また、この発明に係る立体静止画像記録装置は、テレビ
ジョンカメラと、このテレビジョンカメラを略水平走査
方向に沿って移動可能に支持する支持手段と、この支持
手段によりテレビジョンカメラを第１の位置に設定し、
該第１の位置で撮像した第１の静＋Ｉ−画像信号を記録
媒体に記録する第１の記録手段と、支持手段によりテレ
ビジョンカメラを第１の位置と異なる第２の位置に設定
し、該第２の位置で撮像した第２の静止画像信号と第１
の静止画像信号とに基づいて、第１の静止画像信号に対
する第２の静止画像信号の垂直方向のずれを判別する判
別手段と、この判別手段の判別結果に基づいて、第２の
静止画像信号を正または負方向に遅延させて記録媒体に
記録する第２の記録手段とを（Ａ＋ｉえたものである。

（作用） 上記のような構成によれば、まず、１台のテレビジョン
カメラを支持手段によって第］及び第２の位置に移動さ
せて撮像するようにしたので、従来のように、２台のテ
レビジョンカメラを用いる必要がなく、構成か無駄なく
簡易で経済的に有利とすることができる。

また、テレビジョンカメラを第１の位置にして撮像した
第１の静止画像信号はそのまま記録媒体に記録するか、
テレビジョンカメラを第２の位置にして撮像した第２の
静止画像信号は、第１の静止画像信号との差信号で記録
媒体に記録するようにしたので、記録媒体の記録容量か
少なくて済むようになる。

さらに、第１の静止画像信号と第２の静止画像信号とに
基づいて、第１の静止画像信号に対する第２の静止画像
信号の垂直方向のずれを判別し、この判別結果に基づい
て、第２の静止画像信号を１Ｅまたは負方向に遅延させ
て記録媒体に記録するようにしたので、第１及び第２の
静１１−画像の垂直方向のずれを容品に補正して、鮮明
な立体静止画像を得ることができる。

（実施例） 以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳細
に説明する。第１図において、１９は単眼のテレビジョ
ンカメラで、三脚２０に取り（＝１けられた移動治具２
１に、画面の水平走査方向に沿ってつまり第１図中矢印
Ａ、Ｂ方向に、約５〜６　ｃｍの範囲で移動可能に支持
されている。

ここで、まず、テレビジョンカメラＩ９を矢印Ａ方向に
移動させた右位置で、静止被写体の撮像を行なう。する
と、テレビジョンカメラＩ９から出力される右静止画像
データは、第２図に示すように、信号処理回路２２でホ
ワイトクリップ、ガンマ補正及び色分離等の所定の信号
処理か施され、Ａ／Ｄ（アナワク／デジタル）変換回路
２３でデジタルデータに変換された後、判別回路２４に
供給される。

この判別回路２４は、右静止画像データに対しては第１
フイールド成分のみを、メモリ２５に導くように動作す
る。このため、メモリ２５には、右静止画像データの第
１フイールド成分か記憶される。

そして、このメモリ２５に記憶された右部止画像デ夕の
第１フイールド成分は、引算回路２８．２７の各−ノｊ
の入力端に供給されるとともに、スイッチ２８によって
右静止画像データの記録期間に、メモリ２９に記憶され
る。

次に、テレビジョンカメラ１９を第１図中矢印Ｂ方向に
移動させた左位置で、静止被写体の撮像を行なう。する
と、テレビジョンカメラ１９から出力される左静止画像
信号は、上記と同様に、信号処理回路２２でホワイトク
リップ、ガンマ補正及び色分離等の所定の信号処理が施
され、Ａ／Ｄｔ換回路２３でデジタルデータに変換され
た後、判別回路２４に供給される。

この場合、判別回路２４は、左静止画像データに対して
は第２フイールド成分のみを、引算回路２６の他方の入
力端及び２Ｈ遅延回路３０に導くように動作する。この
うち、引算回路２６は、右静止画像データの第１フイー
ルド成分から左静止画像信号の第２フイールド成分を減
算し、その差信号を積分回路３１に出力する。

ここで、積分回路３１て」１記差信号を積分することに
より、右静止画像データの第１フイールド成分に対する
左静止画像データの第２フイールド成分の垂直方向のず
れに対応する信号が生成される。

そして、この垂直ずれに対応した信号か、判別回路３２
に供給されて、ずれなしの状態“０“と、右部１Ｆ画像
データに対して左静止画像データが１Ｈ（水平走査線）
分高い状態“十”と、右静止画像データに対してん静Ｉ
Ｉ−画像データか１Ｈ分低い状態“−とが判別される。

一力、」−記２Ｈ遅延回路３０は、］Ｈ遅延回路を２つ
直列接続してなるもので、左静止画像データの第２フイ
ールド成分を、１Ｈづつずらせた３種類の信号（Ｉ　Ｈ
遅延信号、原信号及び−］Ｈ遅延信号）を出力している
。そして、この２Ｈ遅延回路３０の出力と」−記判別回
路３２の出力とは、セレクタ３３に供給されている。

このセレクタ３３は、判別回路３２の出力が“＋”“０
”及び“−″のとき、］Ｈ遅延信号、原信号及び−］Ｈ
遅延信号をそれぞれ選択出力するもので、ここに、右静
止画像データに対する垂直すれか±１Ｈの範囲で補正さ
れた左静止画像データが得られることになる。

そして、上記セレクタ３３の出力は、引算回路２７の他
方の入力端に供給される。この引算回路２７は、右静止
画像データの第１フイールド成分がら左静止画像データ
の第２フイールド成分を減算し、その差信号を出力する
。この差信号は、スイッチ２８によって左静止画像デー
タの記録期間にメモリ２９に記憶される。

ずなわち、メモリ２９には、右静止画像データの第１フ
イールド成分と、右静止画像データの第１フイールド成
分から左静止画像データの第２フイルド成分を減算した
差信号とが記憶されることになる。

コ１ 次に、メモリ２９の記憶内容を読み出して立体静止画像
を得る場合には、第３図に示すように、メモリ２９から
読み川した右部１１−画像データと差信号とを加算回路
３４で加算して左静止画像データを生成する。そして、
右静止画像データと左静止画像データとは、第］及び第
２フイールドのとき右及び左静止画像データをそれぞれ
選択するように、］フィールド毎に切り換えられるスイ
ッチ３５によって、選択的にＤ／Ａ　（デジタル／アナ
ログ）変換回路３６に導かれ、元の右及び左静止画像信
号に変換される。

このようにして生成された右及び左静止画像信号は、信
号処理回路３７で画像表示に必要な信号処理を施された
後、モニタ受像機３８に供給される。

すると、モニタ受像機３８には１フイールド毎に交互に
右及び左部１１−画像信号による右及び左肺１１−画像
か表示される。このとき、信号処理回路３７の出力に基
づいて、液晶シャッタメガネドライバ３９が、］フィー
ルド毎に使用者の装着する液晶シャッタメガネ４０を、
右左交互に開放するように切り換え、］２ ここに立体静止画像を得ることができるものである。

したかって、」１記実施例のような構成によれば、まず
、１台のテレビジョンカメラ１９を移動治具２１に取す
イ・ｊけ、右位置及び左位置に移動させて撮像を行なう
ようにしたので、従来のように、テレビジョンカメラを
２台も必要とせず、構成を簡易化し経済的に有利とする
ことができる。

また、メモリ２９には、右静止画像データの第１フイー
ルド成分と、右静止画像データの第１フイルド成分から
左静止画像データの第２フイールド成分を減算した差信
号とが記憶されることになり、左静止画像データがその
まま記憶されないので、メモリ２９の記憶容量が少なく
て済むものである。

すなわち、同一被写体を立体静止画像を得るために右位
置及び左位置で撮像した右及び左静止画像信号は、互い
の相関か極めて高いため、両信号をそれぞれメモリ２９
に記憶させなくとも十分立体静止画像表示に供し得るも
のである。

さらに、右部１に画像データに対する左部１１−画像デ
ータの垂直すれを、±１Ｈの範囲で自動的に補正するこ
とができるので、垂直すれのない鮮明な立体静止画像を
得ることかできる。ここで、垂直ずれの補正範囲は±１
Ｈに限らずより広くとるようにしてもよく、また、補正
は使用者か画面を見ながら手動で行なうようにしてもよ
い。

なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、この伺その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施
することかできる。

［発明の効果〕 以−に詳述したようにこの発明によれば、簡易な構成で
記録媒体の記録容量も少なくて済み、経済的に有利にし
得る極めて良好な立体静止画像記録装置を提供すること
かできる。

また、この発明によれば、簡易な構成で左及び右静止画
像の垂直方向のずれを容品に補正して、鮮明な立体静止
画像を得られるようにした立体静止画像記録装置を提供
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る立体静止画像記録装置の一実施
例を示す斜視図、第２図は同実施例の記録手段を示すブ
ロック構成図、第３図は同実施例の再生手段を示すブロ
ック構成図、第４図は従来の＼ｒ体静止画像記録再生装
置を示すブロック構成図、第５図は同従来装置の動作を
説明するための図である。 １１　　左テレビジョンカメラ、１２・右テレビジョン
カメラ、１３・スイッチ、１４・・信号処理回路、Ｉ５
・・ビデオテープレコーダ、１Ｇ・・モニタ受像機、１
７・立体アタプタ、】８・・液晶ンヤッタメガネ、Ｆ９
テレビジョンカメラ、２０・・三脚、２１・・・移動治
具、２２　　信号処理回路、２３・・Ａ／Ｄ変換回路、
２４・・・１′１］別回路、２５・メモリ、２０．２７
・・引算回路、２８・スイッチ、２９　　メモリ、３０
・　２　Ｈ遅延回路、３１・・積分回路、３２　　判別
回路、３３・セレクタ、３４　　加算回路、３５・スイ
ッチ、３６・Ｄ／Ａ変換回路、３７・・信号処理回路、
３８・・モニタ受像機、３９・液晶シャッタメガネトラ
イバ、４０・・・液晶ンヤッタメガネ。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）テレビジョンカメラと、このテレビジョンカメラ
   を略水平走査方向に沿って移動可能に支持する支持手段
   と、この支持手段により前記テレビジョンカメラを第１
   の位置に設定し、該第１の位置で撮像した第１の静止画
   像信号を記録媒体に記録する第１の記録手段と、前記支
   持手段により前記テレビジョンカメラを前記第１の位置
   と異なる第２の位置に設定し、該第２の位置で撮像した
   第２の静止画像信号と前記第１の静止画像信号との差信
   号を、前記第２の静止画像信号に代えて前記記録媒体に
   記録する第２の記録手段とを具備してなることを特徴と
   する立体静止画像記録装置。
2. （２）テレビジョンカメラと、このテレビジョンカメラ
   を略水平走査方向に沿って移動可能に支持する支持手段
   と、この支持手段により前記テレビジョンカメラを第１
   の位置に設定し、該第１の位置で撮像した第１の静止画
   像信号を記録媒体に記録する第１の記録手段と、前記支
   持手段により前記テレビジョンカメラを前記第１の位置
   と異なる第２の位置に設定し、該第２の位置で撮像した
   第２の静止画像信号と前記第１の静止画像信号とに基づ
   いて、前記第１の静止画像信号に対する前記第２の静止
   画像信号の垂直方向のずれを判別する判別手段と、この
   判別手段の判別結果に基づいて、前記第２の静止画像信
   号を正または負方向に遅延させて前記記録媒体に記録す
   る第２の記録手段とを具備してなることを特徴とする立
   体静止画像記録装置。