JPH02172091A - 磁気バブルメモリ素子 - Google Patents

磁気バブルメモリ素子

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JPH02172091A
JPH02172091A JP63323613A JP32361388A JPH02172091A JP H02172091 A JPH02172091 A JP H02172091A JP 63323613 A JP63323613 A JP 63323613A JP 32361388 A JP32361388 A JP 32361388A JP H02172091 A JPH02172091 A JP H02172091A
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JP
Japan
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bubble
magnetic
minor loop
hairpin
major line
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Application number
JP63323613A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Sato
敏浩 佐藤
Takashi Toyooka
孝資 豊岡
Masatoshi Takeshita
正敏 竹下
Makoto Suzuki
良 鈴木
Minoru Hiroshima
實 廣島
Masahiro Yanai
雅弘 箭内
Seiichi Nishiyama
西山 清一
Katsutoshi Saito
斉藤 勝俊
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C19/00Digital stores in which the information is moved stepwise, e.g. shift registers
    • G11C19/02Digital stores in which the information is moved stepwise, e.g. shift registers using magnetic elements
    • G11C19/08Digital stores in which the information is moved stepwise, e.g. shift registers using magnetic elements using thin films in plane structure
    • G11C19/0875Organisation of a plurality of magnetic shift registers
    • G11C19/0883Means for switching magnetic domains from one path into another path, i.e. transfer switches, swap gates or decoders

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はイオン打ち込み転送路を用いた磁気バブルメモ
リ素子に係わり、特にゲート機能部をコンダクタバタン
とイオン打ち込み転送路で構成したデュアルゲート方式
の磁気バブルメモリ素子に関する。
〔従来の技術〕
従来の磁気バブルメモリ素子では、情報の書き込み読み
だしを行うメジャラインやゲート機能部および情報の蓄
積を行うマイナループに、1ビツトづつが分離したシェ
ブロン型のパーマロイ転送路を用いていた。このような
パーマロイ素子では、マイナループ内の所望の位置にあ
るバブルを一斉にメジャライン上に複製するブロックレ
プリケートゲートによって非破壊読みだしを実現してい
た。
また、マイナループ内の所望の位置にあるバブルをメジ
ャライン上の書き込みデータと入れ換えるスワップゲー
トによって書き込み時のサイクル時間を短縮していた。
磁気バブルメモリ素子への高密度・大容量化の要請に対
して、従来のパーマロイ素子では、マイナループを構成
するパーマロイ転送路の周期を3〜4μmと小さくする
必要があった。このように微細な周期のパーマロイ転送
路では、バタン間隙における最小加工寸法、および微細
なバタン形状におけるバブルのa動力が小さくなる問題
がある。
そこで、より高密度・大容量化に適した素子としてパー
マロイ転送路に代えてイオン打ち込みにより転送路を形
成する新しいタイプの素子(以下、イオン打ち込み素子
と称する)が米国特許第3828329号公報において
提案された。
イオン打ち込み素子では、バブルを保持する磁性ガーネ
ット膜の表面に水素(H2” )等のイオンを打ち込ん
で転送路を形成する。磁性ガーネットの膜表面では、イ
オンの打ち込みによる歪で磁化が面内方向を向いている
。この面内磁化がイオン打ち込み転送路バタン近傍で向
き合って、バブルを吸引する磁荷壁(チャージドウオー
ル)を形成する。面内に回転する磁界を印加することに
よって、チャージドウオールはイオン打ち込み転送路上
を移動し、バブルはこれに吸引されて転送する。
チャージドウオールはバブルと同じ磁性ガーネット膜内
にあるため、強いバブル駆動力が得られる。
またイオン打ち込み転送路にはバタン間隙がなく微細加
工が容易であるため、素子の高密度化に適する。
イオン打ち込み素子において、従来のパーマロイ素子と
同じようにメモリ動作を実現するためには、バブル発生
器・検出器・ブロックレプリケートゲートおよびスワッ
プゲート等の機能部をイオン打ち込み転送路を用いて形
成する必要がある。
バブル発生器については、たとえば特開昭59−562
83号に記載されている。これは、ヘアピンコンダクタ
パタンをメジャライン上に配置しパルス電流を印加する
ことで局所的にバイアス磁界を下げバブルをメジャライ
ン上に発生させる方式である。バブル検出器については
、たとえば特開昭59−77695号に記載されている
。これは、ヘアピンコンダクタバタンをメジャライン上
に配置しパルス電流を印加することで局所的にバイアス
磁界を下げバブルを数10倍に引き伸ばし、ヘアピンバ
タン内に配置した軟磁性体薄膜検出線の磁気抵抗効果で
電気信号を得る方式である。
ブロックレプリケートゲートについては、特開昭60−
226089号に記載された2層の相互に直交するヘア
ピンコンダクタパタンを用いる方法が提案されている。
これは、第1のヘアピンバタンにパルス電流を印加して
バブルをマイナループコーナ凹部からメジャライン凹部
まで引き伸ばし、次に第2のコンダクタバタンにパルス
電流を印加して伸びたバブル磁区を2つに分割すること
で非破壊読みだしを実現する。
さらに、特開昭62−262239号に記載のデュアル
ゲートでは、2暦のヘアピンコンダクタパタンを用いた
構成で、1つのゲートでブロックレプリケートゲートと
スワップゲートの両方の機能が実現可能である。これに
ついて、以下第3図を用いて具体的に説明する。
第3図(a)、(b) 、(c)はデュアルゲートの構
成および動作に必要なパルス条件を示したものである。
第3図(a)はゲートの平面パターンを示したものであ
るが、デュアルゲートは第1層コンダクタのヘアピンパ
タン5と第2層コンダクタのヘアピンパタン6とをメジ
ャライン3とマイナループコーナ4の上において層間絶
縁膜を介して交差させた構造である。従って、従来は書
込み用と読み出し用に2つのメジャラインが必要であっ
たが、デュアルゲートを用いた素子では1つのメジャラ
インだけで素子を構成することが出来るようになった。
デュアルゲートにおけるブロックリプリケート動作では
、まずマイプループコーナ4上のバブルが第1のヘアピ
ンパタン5のギャップ内4′に転送されてきたとき第3
図(c)に示すようにパルス電流9(第1のストレッチ
パルス)を印加する。
第1のヘアピンパタン5のギャップ内にはパルス電流に
よって局所的にバイアス磁界と反対向きの磁界が発生す
るので、バブルは第1のヘアピンパタン5のギャップに
沿ってメジキライン3上のカスプ(CUSP)16まで
引き伸ばされる。パルス電流9に続いてこれより振幅の
小さなパルス電流10 (第2のストレッチパルス)を
第1のヘアピンパタン5に印加し、伸びたバブル磁区を
保持する。
パルス電流10を印加している間に第2のヘアピンパタ
ン6に逆向きのパルス電流11(カットパルス)を印加
する。このパルス電流により第2のヘアピンパタン6の
ギャップ内にはバイアス磁界と同じ向きの磁界が発生す
るので、2つのヘアピンパタンのギャップ交差位置7に
おいて、伸びたバブル磁区は2つに分割される(レプリ
ケートアウト動作)、この一連の動作でマイプループコ
ーナ4上のバブルはメジキライン3上に複製され、非破
壊読みたしが実現できる。
スワップ動作では、まずマイプループコーナ4上の第2
のヘアピンパタン6のギャップ内の位置8に書き替え対
象のバブルが転送されてきたときに、第2のヘアピンパ
タン6に第3図(b)に示すようにパルス電流12(ア
ナイアレートパルス)を印加して、まずこのバブルを消
去する1次に、第1のヘアピンパタン5にパルス電流9
(第1のストレッチパルス)を印加してメジキライン3
上の新たに書き込みたいバブルをマイナループコーナ4
まで引き伸ばす、引き続き第1のヘアピンパタン5にパ
ルス電流10 (第2のストレッチパルス)を印加して
伸びたバブルを保持する。この後はブロックレプリケー
ト動作と同じように、第2のヘアピンパタン6にパルス
電流11(カットパルス)を印加して伸びたバブル磁区
を2つに分割する。
これにより、メジキライン3上のバブルはマイプループ
コーナ4上に複製される(レプリケートイン動作)。こ
のような一連の動作によって、従来のパーマロイ素子の
スワップゲートと同等のマイナループ内情報の書換え機
能が実現できる。なお、このスワップ動作によりメジャ
ライン上に残ったバブルはそのままメジャライン転送路
を移動し、アクティブエリアを囲むように配置したガー
ドレール転送路へ至り、アクティブエリア外に排除され
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
このようなデュアルゲートにおいては、書き込み動作の
後すぐに読みだし動作を行う場合、次に示す点で問題が
生じた。書き込み時のスワップ動作によってメジャライ
ン上には不要となったバブルが残っている。このメジャ
ラインは書き込み時と読み出し時に共用されている。従
って、書込み動作によって生じた残留バブルが完全に排
除されない状態で読みだしのためのレプリケートアウト
動作を実行すると、メジャライン上の残留バブルとマイ
ナループコーナ上の読みだしバブルが同一メジャライン
上で混在し、正常な読みだし動作が行えなくなる。この
ため、書き込み動作後に正常な読みだしを行うためには
、残留バブルを完全に排除するための余分な時間が必要
となる。例えば、マイナループの数を256ループ、回
転磁界の周波数を200k Hzとすると、書き込み動
作後に約2.5m5ec以上読み出し動作を待つ必要が
ある。これは、バブルメモリ素子のより高速な動作を実
現する上で大きな問題であった。
本発明の目的は、上記従来の問題点を解消し、バブルメ
モリ素子の高速動作を実現するため、書き込み動作直後
においても読みだし動作が可能なデュアルゲートを備え
た改良された磁気バブルメモリ素子を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的のためには、デュアルゲートのスワップ動作に
おいて、メジャライン上に残留バブルを生じさせない動
作を実現すれば良い。これは、マイナループ上のバブル
の消去とメジャライン上のバブルの引伸しからなるスワ
ップ動作をデュアルゲートにおいて行なうことにより実
現することができる。つまり、従来のようにスワップ動
作においてバブル引伸し後にバブルを分割するという動
作はさせずに、メジャライン上のバブルをマイナループ
上にまで引伸ばした後に転送路の形状の基くバブルの吸
引力の差を利用して、バブルを分割することなくマイナ
ループに転送させるというものである。
さらに、具体的に詳述すれば上記本発明の目的は、(1
)磁気バブルを保持する磁性膜の表面に選択的にイオン
を打ち込んで形成した少なくともマイナループとメジャ
ラインとを有するイオン打ち込み転送路と、これら両転
送路間にまたがり設けられた磁気バブルの読み出し及び
書き込み用のレプリケート及びスワップ動作機能を有す
るデュアルゲートとを具備して成る磁気バブルメモリ素
子において、上記デュアルゲートをマイナループにおけ
る書き替えバブルの消去とメジャラインがらマイナルー
プへの書き込みバブルの引伸し転送とから成るスワップ
動作機構と、マイナループからメジャラインへの読み出
しバブルの引伸しとこの引伸ばされたバブルの分割とか
らなるレプリケート動作機構との両者の機能を有するゲ
ート手段で構成して成る磁気バブルメモリ素子により、
好ましくは、(2)上記デュアルゲートが、m性膜中に
設けられたマイナループとメジャラインとの間にまたが
って磁性膜上に設けられた第1のヘアピン型コンダクタ
パタンと、絶縁層を介してそれにギャップ同士が交差し
て設けられた第2のヘアピン型コンダクタパタンとから
成り、しかも前記第1のヘアピン型コンダクタパタンの
ギャップがメジャライン転送路の凸部とマイナループコ
ーナ転送路の端部に設けられた凹部に重なり配置される
と共に前記第2のヘアピン型コンダクタパタンのギャッ
プの一部がマイナループコーナ転送路端部の四部に隣接
する凸部アナイアレート位置に重なるよう配置されて成
る磁気バブルメモリ素子により、さらに好ましくは、(
3)上記第1.第2のヘアピン型コンダクタパタンの少
なくとも一方の端部におけるメジャラインとの交差位置
が、このヘアピン型コンダクタパタンのギャップを形成
する内壁部のみとした磁気バブルメモリ素子によす達成
される。また、上記目的は磁気バブルを情報の記憶単位
とするメモリ装置であって、磁気バブルの書き込み動作
においてはバブル消去及びバブル引伸しの電流パルスを
、磁気バブルの読み出し動作においてはバブル引伸し及
びバブル分割の電流パルスをそれぞれ印加する動作パル
スシーケンスを用いて成る上記磁気バブルメモリ素子で
構成したメモリ装置により、達成される。
〔作  用〕
本発明のデュアルゲートでは、スワップ動作を行なう際
に、まず従来のデュアルゲートと同様に、マイナループ
コーナ上の書き替え対象バブルをアナイアレートパルス
で消去する。この後、メジャライン凸部に転送してきた
書き込み用バブルをストレッチパルスでマイナループコ
ーナ凹部まで引き伸ばす。この状態でストレッチパルス
を切ると、イオン打込み転送路のバブル吸引力がより強
いマイナループコーナの凹部にバブルは引きこまれる。
従って、メジャライン上には残留バブルが生じない。こ
のため、書き込み動作の後すぐに読みだし動作を行なう
ことができ、バブルメモリ素子の高速動作に極めて大き
な効果がある。また、これまでバブルを分割するために
必要であったカットパルスがスワップ動作時に不要とな
り、パルスドライバの数を減らすことができる。これに
よりメモリ装置の即動回路が簡単になる効果もある。
〔実施例〕
実施例 1゜ 以下1本発明の第1の実施例を第1,2図を用いて説明
する。第1図(a)はデュアルゲート近傍の平面図、そ
して第1図(b)、(c)は各ゲート電極に電流パルス
を印加する動作パルスシーケンスをそれぞれ示す。
第1図(a)に示す実施例のデュアルゲートを構成する
メジャライン3のバタン形状は第3図に示した従来例と
同じである。マイナループコーナ4は従来例とは異なり
凹部15が設けられている。
第1のヘアピンコンダクタバタン5および第2のヘアピ
ンコンダクタパタン6はポリイミド等の絶縁層を介して
形成されている。このデュアルゲートのブロックレプリ
ケート動作については従来例と同様である。第1図(b
)のスワップ動作用パルス条件を用いたスワップ動作の
機構が従来例と全く異なる点である。
第2図(a)−(d)を用いて本実施例のスワップ動作
を説明する。まず第2図(a)に示すようにマイナルー
プコーナ上のアナイアシー1〜位置8に存在する書き替
え対象バブルをヘアピンコンダクタパタン6に第1図(
b)に示すアナイアレートパルス12を印加して消去す
る。この時メジャライン上の凹部に書き込み用バブル1
4が存在する。
次に第2図(b)に示すようにバブル14がメジャライ
ン転送路上のイオン打込み凸部16におけるヘアピンコ
ンダクタパタン5のギャップ内に転送してきた時、この
コンダクタバタン5に第1図(b)に示すストレッチパ
ルス13を印加して第2図(C)に示すようにマイナル
ープコーナの凹部15まで引伸す。イオン打込み凹部1
5は2つのイオン打込み境界1a−1bで形成されてい
るため、メジャライン転送路上のイオン打込み凸部16
より強いバブル吸引力がある。このため、ストレッチパ
ルス13がなくなると、バブル14はマイナループコー
ナの凹部15のバブル吸引力により第2図(d)に示す
ように凹部15に引きこまれ書き込みが完了する。
この結果、メジャライン転送路上にはバブルが残らない
ので、従来の方式によりすぐに読み出し用のブロックレ
プリケート動作を行なっても、正常にデータを読み出す
ことができる。これによってイオン打込み素子の高速動
作が実現できる。また、従来例のスワップ動作に必要な
パルスの数は第3図(b)に示したように4つであった
が、本発明では半分のアナイアレート12とストレッチ
13の2つで済む。
実施例 2゜ 以下、本発明の第2の実施例を第4図を用いて説明する
本実施例では、第1図に示す実施例1の場合と動作パル
スの印加位相および動作機構は同じである。異なるのは
第2のヘアピンコンダクタパタン6の形状である。第1
図に示す実施例1の場合は第2のヘアピンコンダクタパ
タン6のギャップ先端位置は第1のヘアピンコンダクタ
パタン5との交差位置であったのに対して、本実施例で
はマイナループコーナ4の凹部15に隣接した凸部領域
のバブルを消去するアナイアレート位置8である。
ヘアピンコンダクタパタン6のギャップ先端位置(この
例ではアナイアレート位置8に相当)ではパルス電流に
より発生する磁界が最も強く、バブルの消去に要するパ
ルス電流が約30%低減できる。
この構造によりスワップ動作のバブル消去動作がより低
電流で実現した。
実施例 3゜ 以下、本発明の第3の実施例を第5図を用いて説明する
本実施例では、第1図に示す実施例1の場合と動作パル
スの印加位相および動作機構は同じである。異なるのは
第1のヘアピンコンダクタパタン5のバタン端部とメジ
ャライン転送路3との交差位置が第1図ではコンダクタ
パタン5の外周部及びギャップを形成する内壁部の4点
であったのに対し、本実施例では第1のヘアピンコンダ
クタバタン5のギャップ位置17を形成する内壁の2点
だけとしたことである。コンダクタバタン端部において
は、コンダクタの内部応力と熱応力によるストレスが発
生し、イオン打込みによる歪で形成したイオン打込み転
送路のバブル転送特性がこのストレスに大きく影響され
ることが知られている。
本実施例では、この問題となるストレスの影響を減少さ
せ、メジャラインにおけるバブルの転送特性を改善した
ものである。これにより−40℃〜+90℃の温度範囲
でメジャラインにおけるバブルの転送特性が向上した。
〔発明の効果〕
本発明によれば、デュアルゲートのスワップ動作の後す
ぐにレプリケート動作が可能なので、イオン打込み素子
のより高速な動作を実現するとともに、素子の利用分野
を大きく拡大することができた。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)、(c)は本発明の第1の実施例
を示すデュアルゲートの平面図および駆動パルス条件、
第2図はデュアルゲートのスワップ動作を説明する平面
図、第3図(a)、(b)、(c)は従来のデュアルゲ
ートの平面図および駆動パルス条件、第4図は本発明の
第2の実施例を示すデュアルゲートの平面図、第5図は
本発明の第3の実施例を示すデュアルゲートの平面図で
ある。 1・・・選択的イオン打ち込み領域 2・・・非打ち込み領域 3・・・メジャライン 4・・・マイナループコーナ 5・・・第1のヘアピンコンダクタバタン6・・・第2
のヘアピンコンダクタバタン7・・・ヘアピンコンダク
タバタン交差位置8・・・アナイアレート位置 9・・・第1のストレッチパルス 10・・・第2のストレッチパルス 11・・・カットパルス 12・・・アナイアレートパルス 13・・・ストレッチパルス 14・・・バブル 15・・・マイナループコーナのイオン打込み凹部16
・・・メジャラインのイオン打込み凸部17・・・第1
のヘアピンコンダクタパタンのギャップ位置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、磁気バブルを保持する磁性膜の表面に選択的にイオ
    ンを打ち込んで形成した少なくともマイナループとメジ
    ャラインとを有するイオン打ち込み転送路と、これら両
    転送路間にまたがり設けられた磁気バブルの読み出し及
    び書き込み用のレプリケート及びスワップ動作機能を有
    するデュアルゲートとを具備して成る磁気バブルメモリ
    素子において、上記デュアルゲートをマイナループにお
    ける書き替えバブルの消去とメジャラインからマイナル
    ープへの書き込みバブルの引伸し転送とから成るスワッ
    プ動作機構と、マイナループからメジャラインへの読み
    出しバブルの引伸しとこの引伸ばされたバブルの分割と
    からなるレプリケート動作機構との両者の機能を有する
    ゲート手段で構成して成る磁気バブルメモリ素子。 2、上記デュアルゲートが、磁性膜中に設けられたマイ
    ナループとメジャラインとの間にまたがって磁性膜上に
    設けられた第1のヘアピン型コンダクタパタンと、絶縁
    層を介してそれにギャップ同士が交差して設けられた第
    2のヘアピン型コンダクタパタンとから成り、しかも前
    記第1のヘアピン型コンダクタパタンのギャップがメジ
    ャライン転送路の凸部とマイナループコーナ転送路の端
    部に設けられた凹部に重なり配置されると共に前記第2
    のヘアピン型コンダクタパタンのギャップの一部がマイ
    ナループコーナ転送路端部の凹部に隣接する凸部アナイ
    アレート位置に重なるよう配置されて成る請求項1記載
    の磁気バブルメモリ素子。 3、上記第1、第2のヘアピン型コンダクタパタンの少
    なくとも一方の端部におけるメジャラインとの交差位置
    が、このヘアピン型コンダクタパタンのギャップを形成
    する内壁部のみとした請求項2記載の磁気バブルメモリ
    素子。 4、磁気バブルを情報の記憶単位とするメモリ装置であ
    って、磁気バブルの書き込み動作においてはバブル消去
    及びバブル引伸しの電流パルスを、磁気バブルの読み出
    し動作においてはバブル引伸し及びバブル分割の電流パ
    ルスをそれぞれ印加する動作パルスシーケンスを用いて
    成る請求項1、2もしくは3記載の磁気バブルメモリ素
    子で構成したメモリ装置。
JP63323613A 1988-12-23 1988-12-23 磁気バブルメモリ素子 Pending JPH02172091A (ja)

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JPS58118086A (ja) * 1981-12-29 1983-07-13 Fujitsu Ltd 磁気バブルメモリデバイスの双方向性トランスフアゲ−ト
JPS62262293A (ja) * 1986-05-09 1987-11-14 Hitachi Ltd 磁気バブル装置

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