JPS59909B2 - バブル磁区分割器 - Google Patents

バブル磁区分割器

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JPS59909B2
JPS59909B2 JP5413177A JP5413177A JPS59909B2 JP S59909 B2 JPS59909 B2 JP S59909B2 JP 5413177 A JP5413177 A JP 5413177A JP 5413177 A JP5413177 A JP 5413177A JP S59909 B2 JPS59909 B2 JP S59909B2
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JP
Japan
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bubble
magnetic
magnetic field
pattern
magnetic domain
Prior art date
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Expired
Application number
JP5413177A
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English (en)
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JPS53139439A (en
Inventor
駿介 松山
尚武 折原
誠一 岩佐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPS53139439A publication Critical patent/JPS53139439A/ja
Publication of JPS59909B2 publication Critical patent/JPS59909B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、円筒状磁区、所謂バブル磁区を分割するため
のバブル磁区分割器に関する。
一軸磁気異方性を有するガーネット、またはオルソフェ
ライト等の薄板の面に垂直に適当な値のバイアス磁界を
印加するとバブル磁区が発生する。
このバブル磁区を利用して情報の著積を行なうバブル磁
区メモリ等は高密度記憶が可能であること不揮発性であ
ること等の理由から現在その実用化が急速に進められて
いる。このようなバブル磁区を利用した装置においては
、バブル磁区の発生、転送、分割、拡張、検出、消去等
の各種機能が必要とされる。本発明は、これらの機能部
のうち特に情報を複製する場合に設けられるバブル磁区
分割器にかかるものである。
第1図及び第2図は本出願人が既に提案した従来のバブ
ル磁区分割器を説明するための図である。
尚、詳しい内容については、特願昭49−57685号
(特開和50−151033号公報)を参照されたい。
同図において、左よりシエブロンパターンの2段の山形
パターン111、4段の山形パターン112よりなる入
力伝播路とこれより2分岐するそれぞれ2段の山形パタ
ーン121、122および13、、132よりなる分割
伝播路を設ける。
次に4段の山形パターン112および各2段の山形パタ
ーン121、131の間隙とそれぞれの1部パターンを
囲むようにバブル磁区の伝播方向に直角または直角に近
い方向に配置した導体主ループ14を設ける。さらに導
体主ループはその1部を迂回させ図示のように山形パタ
ーン121の2段目、山形パターン112の2段目、同
3段目および山形パターン131の1段目のそれぞれの
1部を被覆するような突出ループ15を設ける。このよ
うな構成により、A方向からの入力バブル磁区を回転磁
界および導体主ループ14、突出ループ15の電流パル
スの組合せにより山形パターン112と山形パターン1
21、131間の分岐部でB方向(112→121→1
22)とC方向(112→131→132)の2方向に
分割することができる。第2図は第1図の分割動作の説
明図である。同図aにおいて、A方向からの入力バブル
161は2段の山形パターン111より4段の山形パタ
ーン112に入れ、磁気バブル162は引き伸ばされ、
回転磁界によりこの引き伸ばされた磁気バブルをA方向
に移動させるとともに、導体ループ14,15に単極性
の電流パルスを印加することによりその中心部の山形パ
ターン112および山形パターン121,13,の間隙
に吸引磁界と反発磁界を生じる。すなわち導体主ループ
14により山形パターン112の1段目と山形パターン
121の1段目の間隙の近傍および山形パターン112
の4段目と山形パターン131の2段目の間隙の近傍に
は吸引磁界を、導体ループ14の突出ループ15により
囲まれた部分には反発磁界を発生し、第2図bに示すよ
うに山形パターン112の前端における引き伸ばされた
連続した磁気バブル162はその中央部を突出ループ1
5内の反発磁界により切断され上下部分の吸引磁界の部
分に2個の磁気バブル163,164が保持される。電
流パルス通過後は通常の回転磁界により磁気バブル16
2は山形パターン12,を通しB方向に、磁気バブル1
64は山形パターン131を通しC方向に送出され、A
方向の入力バブルの2分割が行なわれる。以上が従来の
バブル磁区分割器の構造および動作説明であるが、この
種のバブル磁区分割器は一般に消費電力が非常に大きい
。また、導体ループに断線等の障害が生じるとこの種の
バブル磁区分割器は本来の機能を全く果たさない。
仮に断線等の障害が生じないにしてもバブル磁区分割器
における動作マージンは一般にバブル素子上の他の機能
部分に比べて低く、従つてバブル磁区装置全体の動作マ
ージン特性はバブル磁区分割器の動作マージンによつて
抑えられてしまう。従つて、本発明の目的は、消費電力
で少なくて済むバブル磁区分割器を得ることにある。
本発明の他の目的は導体ループに断線等が生じても用途
に応じて十分実用に供し得るバブル磁区分割器を得るこ
とにある。
本発明の目的は、磁気バブル結晶の面内方向に印加され
る駆動磁界によつてバブル磁区進行方向に対して垂直な
方向に反発磁界を挟んでその両側に吸引磁界が発生する
磁性体パターンと該反発磁界を発生する磁性体パターン
領域に通電により反発磁界を発生する導体パターンとを
有し、低駆動磁界においては該導体パターンに電流を流
して使用するアクテイブな分割器として動作し、高1駆
動磁界においては通電によらないパツシブな分割器とし
て動作するバブル磁区分割器とすることによつて達成で
きる。
以下、本発明にかかるバブル磁区分割器を図面に基づい
て詳述する。
第3図は本発明のバブル磁区分割器の一実施例を示す。
図において211はシエプロンパターンが5段積層され
てなる山形パターン、212は中央に後述するジグザグ
パターン26を介してシエプロンパターンを積層してな
る山形パターンで、21,,212で入力伝播路を構成
してなる。22,,222および231,233は入力
伝播路211,212から伝播された伸長バブル磁区を
2分岐するそれぞれ2段のシエプロンパターンから構成
される分割伝播路である。
24は山形パターン221を囲むようにバブル磁区の伝
播方向に直角または直角に近い方向に配置した導体主ル
ープ、25は導体主ループ24の一部を迂回させ図示の
ように27の分割伝播路間に突出形成した突出ループ、
26は入力伝播路をなす山形パターン212の中央に設
けられたシエプロンパターンと分割伝播路間に設けられ
たシエプロンパターンを接続し、その端部を一部分割伝
播路222,232間に延長した屈曲パターンである。
このような構成とすることによつてA方向からの伸長さ
れた入力バブル磁区を第2図のバブル磁区分割器と同様
にして回転磁界および導体主ループ突出ループに供給さ
れる電流パルスによる磁界の組合わせにより分割して2
つの分割伝播路に沿つて分割された2つのバブル磁区を
それぞれB方向C方向に伝播させることができる。
第4図は第3図に示す実施例の分割動作の説明図である
まず同図aを用いて回転磁界と電流駆動による所謂アク
テイブな分割動作について説明する。A方向から入力さ
れた伸長されたバブル磁区は回転磁界HRによつて入力
伝播路211,212を順次伝播して2つの分割伝播路
221,231にまたがるようにして送られる。そして
回転磁界HRが同図a下に示す位置に印加されている時
点で、導体主ループに単極性の電流パルスを供給するこ
とにより屈出パターン26を含む突出ループ25で囲ま
れた領域に反発磁界を生ぜしめ、以つて伸長するバブル
磁区の中央をこの反発磁界により切断する。切断された
2つのバブル磁区は、各分割伝播路のパターン221,
231に安定に保持されている。以降分割されたバブル
磁区はそれぞれの分割伝播路に沿つてB方向およびC方
向へ送出される。次に同図aおよびbを用いて回転磁界
のみによる所謂パツシブな分割動作について説明する。
A方向から入力された伸長されたバブル磁区は、回転磁
界HRによつて伝播路上を順次転送され、回転磁界HR
がバブル結晶面(紙面)の右斜め上方向に印加された時
点で同図aに示す位置に保持されている。
前述のアクテイブな分割動作ではこの時点で導体ループ
に電流パルスを供給して伸長バブル磁区を切断すること
が行なわれたが、パツシブな分割動作では電流の供給は
行なわれず、更に回転磁界HRによつて2つの分割伝播
路をなす各パターン221,231およびその中央の屈
曲パターン26に沿つて左方向へ移動される。回転磁界
HRが同図bに示されるようにバルブ結晶面(紙面)右
方向に印加された時点で伸長バブル磁区は各パターン2
22,232の右端に保持されるが、このとき中央の連
続して形成された屈曲パターン26の最左端には強い反
発磁界が作用しているため、伸長バブル磁区はこの反発
磁界によつて中央部で切断される。以後、切断された各
バブル磁区はそれぞれ2つの分割伝播路に沿つてB方向
、C方向へ送出される。以上の説明から明らかなように
本発明のバブル磁区分割器はアクテイブでもパツシブで
も十分安定な分割動作を行なうことができる。
このことは例えばバブル素子上の導体パターンに断線等
の障害が生じても上述のパツシブな分割動作を行なえば
そのバブル素子は用途に応じて、例えば大きな駆動磁界
を必要とするが、低速駆動で十分な場合等の用途に対し
て十分実用に供し得る。従つてバブル磁区装置全体とし
て考えた場合の歩留り、冗長性は一段と向上する。さら
に本発明の重要な効果は、導体パターンに通電して分割
する上述のアクテイブな分割動作を行なう場合において
も、屈曲パターンの存在による強い反発磁界のために導
体パターンに供給するバブル磁区分割のための電流を減
じることができることである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来のバブル磁区分割器を説明するた
めの図、第3図は本発明のバブル磁区分割器の一実施例
、第4図は第3図の動作説明図である。 図において、21,,212は入力伝播路、221,2
22および231,232は分割伝播路、24は導体主
ループ、25は突出ループ、26は屈曲パターンである

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 磁気バブル結晶の面内方向に印加される駆動磁界に
    よつてバブル磁区進行方向に対して垂直な方向に反発磁
    界を挾んでその両側に吸引磁界が発生する磁性体パター
    ンと、該反発磁界を発生する磁性体パターン領域に通電
    により反発磁界を発生する導体パターンを有し、低駆動
    磁界においては該導体パターンに電流を流して使用する
    アクティブな分割器として動作し、高駆動磁界において
    は通電によらないパッシブな分割器として動作すること
    を特徴とするバブル磁区分割器。
JP5413177A 1977-05-11 1977-05-11 バブル磁区分割器 Expired JPS59909B2 (ja)

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JP5413177A JPS59909B2 (ja) 1977-05-11 1977-05-11 バブル磁区分割器

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JPS53139439A JPS53139439A (en) 1978-12-05
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