JPH02172075A

JPH02172075A - 磁気ヘッドのランディング方法

Info

Publication number: JPH02172075A
Application number: JP32536688A
Authority: JP
Inventors: Shigeru Tanaka; 茂田中
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1988-12-23
Filing date: 1988-12-23
Publication date: 1990-07-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は磁気ディスク装置に関し、特に磁気ディスクの
記録媒体面に磁気ヘッドを接触させる方法に関する。

〔従来の技術〕

磁気ディスク装置とは、一定の速度で回転している磁気
ディスク上を微少隙間にて磁気ヘッドを走行させること
により、磁気ディスク上の情報を主記憶装置に読み取っ
たり、主記憶装置の情報を磁気ディスク上に書き出す装
置であるが、磁気ヘッドは第１０図に示すように、ジン
バルスプリング５により支持され、磁気ディスクが静止
中はジンバルスゲリング５のｊ方向の復元しようとする
ばね力によって磁気ディスクの記録媒体面に押しつけら
れていて、磁気ディスクが回転をはじめると、動圧が発
生しジンバルスプリング５のばね力とつりあって浮上し
、磁気ディスクの記録ａ体面より微少隙間を保つように
構築されている。

第１０図は磁気ヘッドアセンブリの斜視図であり、磁気
ヘッド４はへラドアーム６に固定されたジンバルスゲリ
ング５に指示され通常はｊ方向に開いている。１ｉ１１
気ディ大デイスク気ヘッドを挿入するために、第１１図
に示すヘッドクランプ７のジンバルスプリング押さえ面
Ｇにてジンパルス１リング４を１方向に狭めて保持し、
磁気ヘッド４を狭める前準備をしておく必要がある。ヘ
ッドアーム６はヘッド位置決め機構部に取りつけられ、
位置決め機構部の駆動により磁気ヘッドの走行がなされ
る。

第６図、第７図、第８図、第９図は従来の磁気ヘッドの
ランディング方法を工程順に示す側面図である。第６図
は、ヘッドクランプ７にて１方向に狭められた状態のジ
ンバルスプリング５即ち磁気ヘッド４を磁気ディスク３
のディスク間隙ｄにｈ方向より挿入した図である。ヘッ
ド高さｅがディスク間隙ｄより小なる寸法となるように
ジンバルスプリング５は、ヘッドクラングアにて１方向
に狭められ支持される。従って、磁気ヘッド４の接触面
Ｆは、磁気ディスク３の記録媒体面Ｅに接触はしていな
い。

第７図は、ジンバルスプリング５の間にビンセット８を
挿入した状態図であり、ビンセット８を１方向に動作さ
せ、ビンセット８にてジンバルスプリング５を保持しヘ
ッドクランプ７が取り除かれる。第８図は、ビンセット
８にてジンバルスプリング５を１方向に狭めた後にヘッ
ドクランプ７を取り除いた図であり、ヘッド高さでは第
６図におけるヘッド高さｅよりも、ヘッドクランプ７を
取り除くために小さい寸法となっている。第９図は、第
８図の状態からビンセット８をｊ方向に動作させ、磁気
ヘッド４の接触面Ｆが磁気ディスク３の記録媒体面Ｅに
接触が完了した状態を示す側面図であり、ビンセット８
を取り除くと磁気ヘッド４の搭載が完了する。ビンセッ
ト作業及びヘッドクラングアの除去作業は人手作業で行
なわれる。

ヘッドクラングアの取り除き作業時におけるビンセット
８によるジンバルスプリング５の狭少作業は、ジンバル
スプリング５のばね力を損傷させない為に狭めすぎない
ように細心の注意が払われる。また、第８図より第９図
の間で行なわれるランディング作業は、ビンセット８の
ｊ方向の開作業を急激に行なうと、磁気ヘッド４の角部
で記録媒体面Ｅを傷付けて損傷させるため、細心の注意
を払いながらゆっくりと行なわれる。

従来の磁気ヘッドのランディング方法はディスク間にラ
ンディングされる磁気ヘッド単位で行なわなくてはなら
ないため、細心の注意とかなりの作業工数が必要である
と共に分留りの低下の原因となる。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の磁気ヘッドのランディング方法は、ディ
スククランプの除去作業時におけるビンセットによるジ
ンバルスプリングの狭少作業にジンバルスプリングを変
形即ち損傷させないよう細心の配慮を払わなくてはなら
ない。また、磁気ヘッドを記録媒体面に搭載即ち接触さ
せる作業時におけるビンセットによるジンバルスプリン
グの開作業を磁気ヘッドで記録媒体面を損傷させないよ
うに細心の注意を払いながらゆっくり行なわなければな
らない。さらに、ディスク間に搭載即ち接触させる磁気
ヘッド単位で個々に作業を行なわねばならないため、非
常に手間暇がかかり、分留りを低下させるという欠点が
ある。

本発明の目的は前記課題を解決した磁気ヘッドのランデ
ィング方法を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

前記目的を達成するため、本発明は磁気ヘッドを磁気デ
ィスクの記録媒体面に接触させる方法において、磁気ヘ
ッドと磁気ディスクの記録媒体面との間に薄板のフィル
ムを介装させた状態で磁気ディスクに対しフィルム及び
磁気ヘッドを装着した後、前記フィルムを抜き取ること
により、磁気ヘッドを磁気ディスクの記録媒体面に接触
させるものである。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例の磁気ヘッドガイドの斜視図
、第２図、第３図、第４図、第５図は本発明の一実施例
を工程順に示した側面図である。

ディスク間隙ｄに磁気ヘッド４を挿入するために第１図
に示す磁気ヘッドガイドの補助治具が必要である。磁気
ヘッドガイドは、薄板のフィルム２とフィルム２を固定
連結し、かつ磁気ディスク３の端面Ｂに係合する案内面
Ａを有する支持プレート１より構成される。フィルム２
のＤ面は磁気ディスク３の記録媒体面に滑合かつ接触す
る面であり、０面は磁気ヘッド４の接触面Ｆと滑合する
面である。

第２図は磁気ヘッド４を記録ａ体面Ｅにランディングす
るための前準備の状態を示す側面図である。磁気ヘッド
４の接触面Ｆは、支持プレート１に固定連結されたフィ
ルム２の０面と接触し、かつヘッド高さａが、フィルム
２の板厚ｅを含んだ挿入高さｂにおいてディスク間隙ｄ
と同一寸法もしくは若干狭くなるように１方向にフィル
ム２の０面にて押し付けられている。従って、ジンバル
スゲリング５は１方向に狭少される。尚、ジンバルスプ
リング５のｊ方向の復元力により磁気ヘッド４の接触面
Ｆはフィルム２の０面に常時押し付けられている。

第３図は第２図の状態より磁気ヘッドガイド及び磁気ヘ
ッド４を相対位置を変えることなく、磁気ディスク３の
ディスク間＠ｄの内部へ向かってｈ方向に挿入した図で
ある。

フィルム２は磁気ディスク３のディスク間隙ｄに内挿さ
れ、かつ支持プレート１の案内面Ａは磁気ディスク３の
端面Ｂに係合する。尚、フィルム２の０面は磁気デスク
３の記録媒体面Ｅを滑合しながら挿入される。

第４図は、第３図の状態より磁気ヘッド４をｈ方向に移
動させ磁気ヘッド４をランディング位置へ移動させた状
態を示す、磁気ヘッド４の接触面Ｆは、フィルム２の０
面を滑合するが、支持プレート１と磁気ディスク３が案
内面Ａと端面Ｂとで係合しているなめに段差部がほとん
どなく磁気へγド４の乗り移りが容易であり滑らかに滑
合がなされる。

第５図は、第４図の状態より磁気ヘッドガイドをｇ方向
に引き抜き磁気ヘッド４の接触面Ｆが磁気ディスク３の
記録媒体面Ｅにランディングされた完了図を示す。磁気
ヘッドガイドをｇ方向に引き抜くと、フィルム２のＤ而
は磁気ディスク３の記録媒体面Ｅをフィルム２の０面は
、磁気ヘッド４の接触面Ｆを滑合していくが、ある位置
より磁気ヘッド４の接触面Ｆは、フィルム２の板厚ｅが
原因で記録媒体面已に傾いた状態より徐々に水平状態へ
移行しながら接触していく、シかしながら、フィルム２
の板厚ｅは数十ミクロンと薄いために磁気ディスク３の
記ａａ体面Ｅを磁気ヘッドの角部で損傷することは皆無
であると共に、フィルム表面は突起がないため、磁気ヘ
ッドの接触面Ｆ及び記録媒体面Ｅをフィルム滑合時に損
傷させることはない。また、本方法により行なうと、磁
気ヘッドのランディング作業が全ての磁気ヘッドに対し
同時に行なわれるため、作業時間の大幅な短縮が図れる
。

〔発明の効果〕以上説明したように本発明は、磁気ヘッドと磁気ディス
クの記録媒体面との間に薄板のフィルムを挿間させた状
態で磁気ディスクの記録媒体面に対してフィルム及び磁
気ヘッドを装着した後、フィルムを引き抜き磁気ヘッド
を磁気ディスクの記録媒体面にランディングさせること
により、細心の注意を払っていたビンセット作業をなく
すことができ、作業工数の大幅な短縮と磁気ディスク装
置の品質を大幅に向上できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の補助治具である磁気ヘッド
ガイドの斜視図、第２図、第３図、第４図、第５図は本
発明の一実施例を工程順に示した側面図、第６図、第７
図、第８図、第９図は従来の実施例を工程順に示した側
面図、第１０図は磁気ディスク装置に使用されている製
品である磁気ヘッドアセンブリの斜視図、第１１図は従
来の実施例の補助治具であるヘッドクランプの斜視図で
ある。１・・・支持プレート　　　２・・・フィルム３・・・
磁気ディスク　　　４・・・磁気ヘッド５・・・ジンバ
ルスプリング６・・・ヘッドアーム　　　７・・・へγ上クランプ８
・・・ビンセット　　　　Ａ・・・案内面Ｂ・・・端面
　　　　　　　Ｃ，Ｄ・・・面Ｅ・・・記録媒体面　　
　　Ｆ・・・接触面Ｇ・・・ジンバルスプリング押え面ａ、ｆ・・・ヘッド高さ　　ｂ・・・挿入高さｄ・・・
ディスク間隙　　　ｅ・・・板厚ｇ　。ｈ。ｊ・・・方向特許出願人日本気株式：５

Claims

【特許請求の範囲】

（１）磁気ヘッドを磁気ディスクの記録媒体面に接触さ
せる方法において、磁気ヘッドと磁気ディスクの記録媒
体面との間に薄板のフィルムを介装させた状態で磁気デ
ィスクに対しフィルム及び磁気ヘッドを装着した後、前
記フィルムを抜き取ることにより、磁気ヘッドを磁気デ
ィスクの記録媒体面に接触させることを特徴とする磁気
ヘッドのランディング方法。