JP2989679B2 - 回転形記憶装置 - Google Patents
回転形記憶装置Info
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B17/00—Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
- G11B17/02—Details
- G11B17/04—Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
- G11B17/041—Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs contained within cartridges
- G11B17/043—Direct insertion, i.e. without external loading means
- G11B17/0434—Direct insertion, i.e. without external loading means with mechanism for subsequent vertical movement of the disc
Landscapes
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転形記憶装置に関
し、特に、回転形記憶媒体をカートリッジに収納した状
態で使用する光ディスク装置および光ディスクなどに適
用して有効な技術に関する。
し、特に、回転形記憶媒体をカートリッジに収納した状
態で使用する光ディスク装置および光ディスクなどに適
用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、事務処理などの合理化の一手
段として、文書や画像などのデータを大記憶容量の光デ
ィスクなどの記憶媒体に大量に格納するとともに、高速
な検索などを可能にした光ディスク装置が一般に用いら
れるに至っている。
段として、文書や画像などのデータを大記憶容量の光デ
ィスクなどの記憶媒体に大量に格納するとともに、高速
な検索などを可能にした光ディスク装置が一般に用いら
れるに至っている。
【0003】ところで、通常、このような光ディスク装
置においては、記憶媒体である光ディスクをカートリッ
ジなどの保護容器に収納して、作業環境中の塵埃などか
ら保護するとともに取り扱いを便利にする構造となって
おり、カートリッジ内に光ディスクを収納したままで、
情報の記録再生動作を行うことが一般的となっている。
置においては、記憶媒体である光ディスクをカートリッ
ジなどの保護容器に収納して、作業環境中の塵埃などか
ら保護するとともに取り扱いを便利にする構造となって
おり、カートリッジ内に光ディスクを収納したままで、
情報の記録再生動作を行うことが一般的となっている。
【0004】そして、このような光ディスクを収納した
カートリッジの光ディスク装置への装填技術に関して
は、たとえば、特開昭58−203682号公報、実開
昭61−90052号公報などに開示される技術が知ら
れている。
カートリッジの光ディスク装置への装填技術に関して
は、たとえば、特開昭58−203682号公報、実開
昭61−90052号公報などに開示される技術が知ら
れている。
【0005】前者の従来技術では、ディスクの記録再生
位置において、当該ディスクを駆動するディスク駆動部
に対向する位置に、当該ディスク駆動部との間にディス
クを挟持するクランプ部材を配置して、ディスク駆動部
に対するディスクの搭載位置の精度向上を図るものであ
る。
位置において、当該ディスクを駆動するディスク駆動部
に対向する位置に、当該ディスク駆動部との間にディス
クを挟持するクランプ部材を配置して、ディスク駆動部
に対するディスクの搭載位置の精度向上を図るものであ
る。
【0006】また、後者の従来技術の場合には、カセッ
トの装填動作を歯車機構などを組み合わせた機構で自動
的に行うカセット自動装着装置が開示されている。
トの装填動作を歯車機構などを組み合わせた機構で自動
的に行うカセット自動装着装置が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
技術の場合、いずれも、カートリッジの装填位置(ディ
スクの記録再生動作を行う位置)におけるカートリッジ
壁面と内部のディスクとの間隙を所定の値に確保するた
めの機構には言及していない。
技術の場合、いずれも、カートリッジの装填位置(ディ
スクの記録再生動作を行う位置)におけるカートリッジ
壁面と内部のディスクとの間隙を所定の値に確保するた
めの機構には言及していない。
【0008】すなわち、たとえば、カートリッジの製作
時の形状のばらつきや、保管中における歪みなどに起因
する変形がある場合、変形したカートリッジをそのまま
装填したのでは、カートリッジの内壁面と内部のディス
クとが摺接することが避けられず、回転するディスクが
損傷を受けたり、ディスクを回転する際の負荷にばらつ
きが発生して、正常な記録再生動作が阻害されるなどの
問題が懸念される。
時の形状のばらつきや、保管中における歪みなどに起因
する変形がある場合、変形したカートリッジをそのまま
装填したのでは、カートリッジの内壁面と内部のディス
クとが摺接することが避けられず、回転するディスクが
損傷を受けたり、ディスクを回転する際の負荷にばらつ
きが発生して、正常な記録再生動作が阻害されるなどの
問題が懸念される。
【0009】したがって、本発明の目的は、カートリッ
ジと当該カートリッジの内部に収納された回転形記憶媒
体との間隙を所定の精度に維持して、円滑な記録再生動
作を行うことが可能な回転形記憶装置を提供することに
ある。
ジと当該カートリッジの内部に収納された回転形記憶媒
体との間隙を所定の精度に維持して、円滑な記録再生動
作を行うことが可能な回転形記憶装置を提供することに
ある。
【0010】
【0011】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0013】すなわち、本発明の回転形記憶装置は、回
転形記憶媒体を収納するカートリッジを回転形記憶媒体
の記録再生動作が行われる位置へ装填し、カートリッジ
の回転形記憶媒体に平行な第1主面に当接するホルダ
と、回転形記憶媒体を駆動する媒体駆動機構と、第1主
面とカートリッジの表裏をなす第2主面を押圧する付勢
手段とを備えたものである。
転形記憶媒体を収納するカートリッジを回転形記憶媒体
の記録再生動作が行われる位置へ装填し、カートリッジ
の回転形記憶媒体に平行な第1主面に当接するホルダ
と、回転形記憶媒体を駆動する媒体駆動機構と、第1主
面とカートリッジの表裏をなす第2主面を押圧する付勢
手段とを備えたものである。
【0014】また、本発明の回転形記憶装置は、回転形
記憶媒体を収納するカートリッジを回転形記憶媒体の記
憶動作が行われる位置へ装填し、カートリッジを構成す
る外面のうち最も面積が広い方から1番目または2番目
のどちらかである第1主面に当接するホルダと、回転形
記憶媒体を駆動する媒体駆動機構と、カートリッジを構
成する外面のうち最も面積が広い方から1番目または2
番目の面のうち第1主面ではない面を押圧する付勢手段
とを有する構成としたものである。
記憶媒体を収納するカートリッジを回転形記憶媒体の記
憶動作が行われる位置へ装填し、カートリッジを構成す
る外面のうち最も面積が広い方から1番目または2番目
のどちらかである第1主面に当接するホルダと、回転形
記憶媒体を駆動する媒体駆動機構と、カートリッジを構
成する外面のうち最も面積が広い方から1番目または2
番目の面のうち第1主面ではない面を押圧する付勢手段
とを有する構成としたものである。
【0015】また、本発明の回転形記憶装置は、カート
リッジの第1主面に当接する支持部材を、カートリッジ
の装填位置への着脱動作を行うホルダ側に設け、カート
リッジの第2主面を押圧する付勢手段は、回転形記憶媒
体を駆動する媒体駆動機構の側に配置したものである。
リッジの第1主面に当接する支持部材を、カートリッジ
の装填位置への着脱動作を行うホルダ側に設け、カート
リッジの第2主面を押圧する付勢手段は、回転形記憶媒
体を駆動する媒体駆動機構の側に配置したものである。
【0016】
【0017】
【作用】上記した本発明の回転形記憶装置によれば、回
転形記憶媒体の記録再生動作が行われる装填位置におい
て、当該回転形記憶媒体を収納したカートリッジを、支
持部材と付勢手段との間で挟圧することにより、当該カ
ートリッジの変形などが矯正され、カートリッジの内壁
面と回転形記憶媒体との間隙が所定の精度に維持され
る。このため、動作中における、カートリッジの変形に
起因する当該カートリッジと回転形記憶媒体との接触が
確実に回避され、円滑な記録再生動作を行うことができ
る。
転形記憶媒体の記録再生動作が行われる装填位置におい
て、当該回転形記憶媒体を収納したカートリッジを、支
持部材と付勢手段との間で挟圧することにより、当該カ
ートリッジの変形などが矯正され、カートリッジの内壁
面と回転形記憶媒体との間隙が所定の精度に維持され
る。このため、動作中における、カートリッジの変形に
起因する当該カートリッジと回転形記憶媒体との接触が
確実に回避され、円滑な記録再生動作を行うことができ
る。
【0018】
【0019】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の前提技
術である回転形記憶装置について詳細に説明する。図1
は、本発明の前提技術である回転形記憶装置の構成の一
例を模式的に示す断面図である。
術である回転形記憶装置について詳細に説明する。図1
は、本発明の前提技術である回転形記憶装置の構成の一
例を模式的に示す断面図である。
【0020】なお、本前提技術では、回転形記憶装置の
一例として、光ディスク装置の場合について説明する。
一例として、光ディスク装置の場合について説明する。
【0021】光ディスク装置の筐体1の内部には、ベー
ス10が設けられており、このベース10の上には、デ
ィスク駆動用スピンドルモータ3および光学ヘッド8が
搭載されている。光学ヘッド8は、ヘッド駆動モータ9
によって、ベース10の上を、ディスク駆動用スピンド
ルモータ3に接近および離間する方向(光ディスク6の
径方向)に変位するように構成されている。
ス10が設けられており、このベース10の上には、デ
ィスク駆動用スピンドルモータ3および光学ヘッド8が
搭載されている。光学ヘッド8は、ヘッド駆動モータ9
によって、ベース10の上を、ディスク駆動用スピンド
ルモータ3に接近および離間する方向(光ディスク6の
径方向)に変位するように構成されている。
【0022】また、ディスク駆動用スピンドルモータ3
の上方には、図示しない駆動機構によって上下動するホ
ルダ2が配置されている。ホルダ2には、筐体1に設け
られている扉1aに面する側に受入口2aが開設されて
おり、カートリッジ5に収納された光ディスク6を保持
するとともに、ディスク駆動用スピンドルモータ3に降
下させて装着するローディング動作を行う構造となって
いる。
の上方には、図示しない駆動機構によって上下動するホ
ルダ2が配置されている。ホルダ2には、筐体1に設け
られている扉1aに面する側に受入口2aが開設されて
おり、カートリッジ5に収納された光ディスク6を保持
するとともに、ディスク駆動用スピンドルモータ3に降
下させて装着するローディング動作を行う構造となって
いる。
【0023】この場合、ベース10におけるディスク駆
動用スピンドルモータ3の周囲には光ディスク6を収納
したカートリッジ5の下面(この場合、第1主面)の、
たとえば、角部の4ヵ所に当接する基準面7aを有する
支持部材7が配置されている。この基準面7aの高さ
は、ディスク駆動用スピンドルモータ3に搭載された使
用状態の光ディスク6との距離が所定の値L1になるよ
うに設定されており、ローディング状態における光ディ
スク6の両面とカートリッジ5とが非接触となるような
値に設定されている。
動用スピンドルモータ3の周囲には光ディスク6を収納
したカートリッジ5の下面(この場合、第1主面)の、
たとえば、角部の4ヵ所に当接する基準面7aを有する
支持部材7が配置されている。この基準面7aの高さ
は、ディスク駆動用スピンドルモータ3に搭載された使
用状態の光ディスク6との距離が所定の値L1になるよ
うに設定されており、ローディング状態における光ディ
スク6の両面とカートリッジ5とが非接触となるような
値に設定されている。
【0024】また、前述のホルダ2には、通常のローデ
ィング動作を行う図示しない駆動機構とともに、カート
リッジ5を支持部材7の基準面7aに密着させる方向に
付勢する複数の与圧バネ4が設けられている。
ィング動作を行う図示しない駆動機構とともに、カート
リッジ5を支持部材7の基準面7aに密着させる方向に
付勢する複数の与圧バネ4が設けられている。
【0025】この、与圧バネ4のバネ定数は、カートリ
ッジ5の剛性より充分に大きく設定されており、ローデ
ィング動作において、支持部材7の基準面7aに当接す
ることによって下降位置が規制されるカートリッジ5の
上面(この場合、第2主面)は、与圧バネ4による付勢
力によって下降するホルダ2の上側内壁面2bに密着
し、当該カートリッジ5は、支持部材7とホルダ2の間
で挟圧されることにより、変形などが矯正され、内部の
光ディスク6と確実に非接触な状態となるものである。
ッジ5の剛性より充分に大きく設定されており、ローデ
ィング動作において、支持部材7の基準面7aに当接す
ることによって下降位置が規制されるカートリッジ5の
上面(この場合、第2主面)は、与圧バネ4による付勢
力によって下降するホルダ2の上側内壁面2bに密着
し、当該カートリッジ5は、支持部材7とホルダ2の間
で挟圧されることにより、変形などが矯正され、内部の
光ディスク6と確実に非接触な状態となるものである。
【0026】以下、上述のような構成の光ディスク装置
の作用の一例について説明する。
の作用の一例について説明する。
【0027】まず、カートリッジ5が装填されない状態
の、図1の光ディスク装置では、ホルダ2は、筐体1の
扉1aの高さに上昇している。
の、図1の光ディスク装置では、ホルダ2は、筐体1の
扉1aの高さに上昇している。
【0028】次に、内部に光ディスク6を収納したカー
トリッジ5は、操作者によって、筐体1の扉1aおよび
ホルダ2の受入口2aを通じて、ホルダ2の内部に挿入
される。
トリッジ5は、操作者によって、筐体1の扉1aおよび
ホルダ2の受入口2aを通じて、ホルダ2の内部に挿入
される。
【0029】このカートリッジ5の挿入を検出したホル
ダ2の図示しない駆動機構は、カートリッジ5を保持し
たホルダ2を降下させ、カートリッジ5の内部に収納さ
れている光ディスク6をディスク駆動用スピンドルモー
タ3に搭載させる。
ダ2の図示しない駆動機構は、カートリッジ5を保持し
たホルダ2を降下させ、カートリッジ5の内部に収納さ
れている光ディスク6をディスク駆動用スピンドルモー
タ3に搭載させる。
【0030】この時、本前提技術の場合には、ホルダ2
に設けられている与圧バネ4の付勢力によって、カート
リッジ5は、支持部材7の基準面7aと、ホルダ2の上
側内壁面2bとの間に挟圧された状態となり、変形など
が矯正される。このため、図2に示すように、ディスク
駆動用スピンドルモータ3に搭載された内部の光ディス
ク6と、カートリッジ5とは確実に非接触の状態とな
る。
に設けられている与圧バネ4の付勢力によって、カート
リッジ5は、支持部材7の基準面7aと、ホルダ2の上
側内壁面2bとの間に挟圧された状態となり、変形など
が矯正される。このため、図2に示すように、ディスク
駆動用スピンドルモータ3に搭載された内部の光ディス
ク6と、カートリッジ5とは確実に非接触の状態とな
る。
【0031】その後、ディスク駆動用スピンドルモータ
3によって光ディスク6を所望の速さで回転させるとと
もに、当該光ディスク6の径方向の所望の位置に、光学
ヘッド8を位置付けることにより、当該光ディスク6に
対する情報の記録/再生動作を行う。この時、本前提技
術の場合には、光ディスク6とカートリッジ5とが確実
に非接触の状態となるため、回転する光ディスク6がカ
ートリッジ5に接触することによる損傷や異物の発生が
回避されるとともに、光ディスク6の回転時の負荷も一
定となる。このため、光学ヘッド8による光ディスク6
に対する情報の記録/再生動作を円滑に遂行することが
できる。
3によって光ディスク6を所望の速さで回転させるとと
もに、当該光ディスク6の径方向の所望の位置に、光学
ヘッド8を位置付けることにより、当該光ディスク6に
対する情報の記録/再生動作を行う。この時、本前提技
術の場合には、光ディスク6とカートリッジ5とが確実
に非接触の状態となるため、回転する光ディスク6がカ
ートリッジ5に接触することによる損傷や異物の発生が
回避されるとともに、光ディスク6の回転時の負荷も一
定となる。このため、光学ヘッド8による光ディスク6
に対する情報の記録/再生動作を円滑に遂行することが
できる。
【0032】次に、図3を参照しながら、本発明の一実
施例である光ディスク装置について説明する。この図3
の実施例の場合には、ホルダ2の上側内壁部に基準面7
bを設けるとともに、ディスク駆動用スピンドルモータ
3を搭載したベース10上に、可動コマ11aおよび与
圧バネ11bからなる与圧機構11を配置したところ
が、前記図1の前提技術の場合と異なる。
施例である光ディスク装置について説明する。この図3
の実施例の場合には、ホルダ2の上側内壁部に基準面7
bを設けるとともに、ディスク駆動用スピンドルモータ
3を搭載したベース10上に、可動コマ11aおよび与
圧バネ11bからなる与圧機構11を配置したところ
が、前記図1の前提技術の場合と異なる。
【0033】すなわち、ローディング状態におけるホル
ダ2の基準面7bの高さは、ディスク駆動用スピンドル
モータ3に搭載された光ディスク6との距離が所定の値
L2になるように設定されている。そして、この位置に
おいて、カートリッジ5は、ホルダ2の基準面7bと与
圧機構11との間で挟圧され、変形などが矯正され、光
ディスク6の両面とカートリッジ5とが確実に非接触の
状態となるものである。
ダ2の基準面7bの高さは、ディスク駆動用スピンドル
モータ3に搭載された光ディスク6との距離が所定の値
L2になるように設定されている。そして、この位置に
おいて、カートリッジ5は、ホルダ2の基準面7bと与
圧機構11との間で挟圧され、変形などが矯正され、光
ディスク6の両面とカートリッジ5とが確実に非接触の
状態となるものである。
【0034】これにより、本実施例の場合にも、作動中
の光ディスク6とカートリッジ5とが確実に非接触とな
り、光学ヘッド8による光ディスク6に対する情報の記
録/再生動作を円滑に遂行することができる。
の光ディスク6とカートリッジ5とが確実に非接触とな
り、光学ヘッド8による光ディスク6に対する情報の記
録/再生動作を円滑に遂行することができる。
【0035】図4は、本発明の一参考例である記憶媒体
を構成するカートリッジの一部を模式的に示す側面図で
あり、図5はその外観斜視図である。
を構成するカートリッジの一部を模式的に示す側面図で
あり、図5はその外観斜視図である。
【0036】本参考例のカートリッジ50は、断面が凹
形で、それぞれ案内部材54および案内部材55を有す
る一対の枠材51および枠材52を組み合わせた構造と
なっており、嵌合構造53によって互いに結合されてい
る。また、カートリッジ50の主要部をなす枠材51お
よび52は、たとえば通常のポリカーボネートなどのよ
うな剛性の大きな材料の代わりに、ポリアセタールなど
のような、より可撓性に富む材料が使用されている。
形で、それぞれ案内部材54および案内部材55を有す
る一対の枠材51および枠材52を組み合わせた構造と
なっており、嵌合構造53によって互いに結合されてい
る。また、カートリッジ50の主要部をなす枠材51お
よび52は、たとえば通常のポリカーボネートなどのよ
うな剛性の大きな材料の代わりに、ポリアセタールなど
のような、より可撓性に富む材料が使用されている。
【0037】そして、この結合された枠材51および5
2の内部に構成される空間に、図示しない光ディスク6
が回転自在に収容されている。
2の内部に構成される空間に、図示しない光ディスク6
が回転自在に収容されている。
【0038】また、一方の枠材51には、シャッタ51
aが設けられており、前述のようなローディング動作に
際して、当該シャッタ51aを開き、ディスク駆動用ス
ピンドルモータ3に対して、光ディスク6が搭載される
ものである。
aが設けられており、前述のようなローディング動作に
際して、当該シャッタ51aを開き、ディスク駆動用ス
ピンドルモータ3に対して、光ディスク6が搭載される
ものである。
【0039】この場合、枠材51および52を嵌合構造
53を介して結合した構造であるため、たとえば全体を
ネジ止めなどによって固定する場合に比較して、可撓性
が増すように配慮されている。
53を介して結合した構造であるため、たとえば全体を
ネジ止めなどによって固定する場合に比較して、可撓性
が増すように配慮されている。
【0040】すなわち、図4に示されるように、厚さ寸
法L3は、ある範囲に比較的高精度に制御できるが、温
度などの環境や、取り扱い方などによって、図6
(a),(b),(c)などのような反り変形が大きく
なる場合があり、カートリッジ50の全体をネジ止め構
造とした場合、剛性が大きすぎて矯正が困難となる。
法L3は、ある範囲に比較的高精度に制御できるが、温
度などの環境や、取り扱い方などによって、図6
(a),(b),(c)などのような反り変形が大きく
なる場合があり、カートリッジ50の全体をネジ止め構
造とした場合、剛性が大きすぎて矯正が困難となる。
【0041】これに対して、本参考例のカートリッジ5
0の場合には、ポリアセタールなどのように比較的可撓
性に富む材料が使用されているとともに、嵌合構造53
によって組立られていることによって全体の可撓性が高
められているため、前述のような光ディスク装置に装填
して使用する際に、比較的小さな矯正力によってカート
リッジ50の形状の矯正をより容易に行うことができる
という利点がある。
0の場合には、ポリアセタールなどのように比較的可撓
性に富む材料が使用されているとともに、嵌合構造53
によって組立られていることによって全体の可撓性が高
められているため、前述のような光ディスク装置に装填
して使用する際に、比較的小さな矯正力によってカート
リッジ50の形状の矯正をより容易に行うことができる
という利点がある。
【0042】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【0043】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0044】すなわち、本発明の回転形記憶装置によれ
ば、カートリッジと当該カートリッジの内部に収納され
た回転形記憶媒体との間隙を所定の精度に維持して、円
滑な記録再生動作を行うことができるという効果が得ら
れる。
ば、カートリッジと当該カートリッジの内部に収納され
た回転形記憶媒体との間隙を所定の精度に維持して、円
滑な記録再生動作を行うことができるという効果が得ら
れる。
【0045】
【図1】本発明の前提技術である回転形記憶装置の構成
の一例を模式的に示す断面図である。
の一例を模式的に示す断面図である。
【図2】本発明の前提技術である回転形記憶装置の動作
状態の一例を模式的に示す断面図である。
状態の一例を模式的に示す断面図である。
【図3】本発明の一実施例である回転形記憶装置の構成
の一例を模式的に示す断面図である。
の一例を模式的に示す断面図である。
【図4】本発明の一参考例である記憶媒体を構成するカ
ートリッジの一部を模式的に示す側面図である。
ートリッジの一部を模式的に示す側面図である。
【図5】その外観斜視図である。
【図6】カートリッジの反りの発生例を示す斜視図であ
る。
る。
1 筐体 1a 扉 2 ホルダ 2a 受入口 2b 上側内壁面 3 ディスク駆動用スピンドルモータ 4 与圧バネ 5 カートリッジ 6 光ディスク 7 支持部材 7a 基準面 7b 基準面 8 光学ヘッド 9 ヘッド駆動モータ 10 ベース 11 与圧機構 11a 可動コマ 11b 与圧バネ 50 カートリッジ 51 枠材 51a シャッタ 52 枠材 53 嵌合構造 54 案内部材 55 案内部材
Claims (4)
- 【請求項1】 回転形記憶媒体を収納するカートリッジ
を前記回転形記憶媒体の記録再生動作が行われる位置へ
装填し、前記カートリッジの前記回転形記憶媒体に平行
な第1主面に当接するホルダと、前記回転形記憶媒体を
駆動する媒体駆動機構と、前記第1主面と前記カートリ
ッジの表裏をなす第2主面を押圧する付勢手段とを備え
たことを特徴とする回転形記憶装置。 - 【請求項2】 前記付勢手段は、前記媒体駆動機構側に
設けられていることを特徴とする請求項1記載の回転形
記憶装置。 - 【請求項3】 回転形記憶媒体を収納するカートリッジ
を前記回転形記憶媒体の記憶動作が行われる位置へ装填
し、前記カートリッジを構成する外面のうち最も面積が
広い方から1番目または2番目のどちらかである第1主
面に当接するホルダと、前記回転形記憶媒体を駆動する
媒体駆動機構と、前記カートリッジを構成する外面のう
ち最も面積が広い方から1番目または2番目の面のうち
前記第1主面ではない面を押圧する付勢手段とを有する
ことを特徴とする回転形記憶装置。 - 【請求項4】 前記付勢手段は、前記媒体駆動機構側に
設けられていることを特徴とする請求項3記載の回転形
記憶装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3037439A JP2989679B2 (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | 回転形記憶装置 |
US08/367,766 US6320836B1 (en) | 1991-03-04 | 1995-01-03 | Apparatus for ensuring operational clearance between a rotating disc type medium and a disc cartridge enclosing the medium |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3037439A JP2989679B2 (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | 回転形記憶装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04276354A JPH04276354A (ja) | 1992-10-01 |
JP2989679B2 true JP2989679B2 (ja) | 1999-12-13 |
Family
ID=12497546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3037439A Expired - Lifetime JP2989679B2 (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | 回転形記憶装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6320836B1 (ja) |
JP (1) | JP2989679B2 (ja) |
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JPS6257158A (ja) | 1985-09-04 | 1987-03-12 | Seiko Epson Corp | 磁気記録装置 |
WO1987002503A1 (en) * | 1985-10-21 | 1987-04-23 | Seiko Epson Corporation | Recording/regenerative apparatus for disc cartridge |
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-
1991
- 1991-03-04 JP JP3037439A patent/JP2989679B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-01-03 US US08/367,766 patent/US6320836B1/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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US6320836B1 (en) | 2001-11-20 |
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