JPH0217166A - エチレン性不飽和尿素誘導体およびその製造方法 - Google Patents

エチレン性不飽和尿素誘導体およびその製造方法

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JPH0217166A
JPH0217166A JP1124585A JP12458589A JPH0217166A JP H0217166 A JPH0217166 A JP H0217166A JP 1124585 A JP1124585 A JP 1124585A JP 12458589 A JP12458589 A JP 12458589A JP H0217166 A JPH0217166 A JP H0217166A
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Hans-Ullrich Huth
ハンス―ウルリッヒ・フート
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Hoechst AG
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Hoechst AG
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の利用分野1 本発明は、一部のものが興味を持たれる水および/また
は有機溶剤への溶解性を有しそして他のものには遊離基
重合または一共重合し得るエチレン性不飽和尿素誘導体
、特に(メタ)アクリレート基または(メタ)アクリル
アミド基を持つ尿素誘導体並びにその製造方法に関する
]従来技術又は発明が解決しようとする課01(メタ)
−アリル基を持つエチレン性不飽和尿素誘導体およびそ
れを乳化重合で共重合性単量体として用いることはヨー
ロッパ特許第3,870号明細書に既に開示されている
。しかしながら単量体として用いる場合には、このもの
はアリル重合の場合に知られている欠点を示す。
ヨーロッパ特許出願公開第197,635号公報には、
(メタ)アクリレート基を持つエチレン性不飽和尿素化
合物が開示されている。この化合物の尿素基は(メタ)
アクリレート基に隣接する窒素原子の所で水素原子で置
換されそして他の窒素原子の所で少なくとも5個の炭素
原子を持つ比較的大きな有機基によって置換されている
。これらの尿素化合物は水にもまたは大抵の有機溶剤に
言うに値する程溶解しない、これらは、α、β−エヂレ
ン性不飽和カルボン酸および他の共重合性単量体と共重
合することによって低い粘度のシックナー分散物の製造
に使用でき、それら分散物は約9のpH−値に調整する
ことによって高粘性の水溶液に変えられる。これらの化
合物は、他の慣用のシックナーに比較して改善された耐
加水分解性および改善された耐電解質性を持つと報告さ
れており、水性系の流動性の改善に使用することができ
る。これらの生成物の別の用途については何ら報告がな
い。
驚くべきことに、水および/または有機溶剤中に僅かに
または穏やかに良好に溶解し、重合または共重合するこ
とができそして有益にも多方面、例えば重合体または共
重合体の製造に使用することができるα、β−エチレン
性不飽和カルボキシル基またはカルボキシアミド基を持
つ尿素誘導体を見出した。
1発明の構成1 それ故に本発明は、式(1) 1式中、R+、、 RS基およびZは以下の意味を有す
る: R1、R2およびR3は互いに同じかまたは異なってい
てもよく、11またはCH3であり、Yは酸素原子また
はNHであり、nは2〜4、殊に2であり、。
R6は場合によっては置換された炭素原子数1〜4のア
ルキル基、 R7は水素原子またはCLでありそしてmおよびpは何
れも少なくともlであり、好ましくはrs+pは3〜5
であり1、 R4、R5は互いに同じでも異なっていてもよく、水素
原子、場合によっては置換された炭素原子数1〜30の
アルキル基、殊に1〜18のアルキル基、場合によって
は置換された−(C,11□、)011(但し、k・1
〜8、殊に2〜4)、場合によっては置換された炭素原
子数6〜10のアリール基、場合によっては置換された
炭素原子数7〜30のアルアルキル基、場合によっては
置換された炭素原子数5〜8のシクロアルキル基、場合
によっては置換された環員数5〜7のへテロ環またはR
4とR5とが窒素原子と一緒に成って形成される場合に
よっては置換されたヘテろ環である。1 で表されるエチレン性不飽和尿素誘導体に関する。
R4は、2が下記式 で表される基でありそしてR8が場合によっては置換さ
れた環員数5〜7のへテロ環、場合によっては置換され
た炭素原子数5〜8のシクロアルキル基又は場合によっ
ては置換されたアリール基を意味する場合又は2が −0−(C1ld 、、−N−でそしてR5が水素原子
又は炭素原子数1〜4のアルキル基の場合には水素原子
であるのが有利である。
更に、有利な尿素誘導体は式(1)中、R1、R2が水
素原子でそしてR3がC1hであるか又はR1、R2が
水素原子、R1がCI+3でそしてZが−O−(C11
g)、1−N−であり、但しR6が水素原子又は−C(
CH3)3であるものである。
本発明は、更に、イソシアネートとアンモニアまたはア
ミン類 との反応によって式(1)%式% 1式中、R1−R5基およびZは請求項1に記載の意味
を有する。1 を製造するに当たって、 a)式(II) R’  0 [R+ 、 R1、R3およびnは式(1)におけるの
と同じ意味を有する。1 で表されるイソシアネートをアンモニアまたは式(1) [式中、R4およびR%は式(1)におけるのと同じ意
味を有しそして第一アミン類の場合にはR4は水素原子
を意味する。1 で表される第一または第二アミン類と反応させるかまた
は b)式(IV)または(V) 1式中、R1,、R1、R1、R&、 R?、Y、n、
−およびpは式(1)におけるのと同じ意味を有する。
1 で表されるアミンと式(Vl) OCN−R’      (Vl) 1式中、R5は式(I)におけるのと同じ意味を有する
。1 で表されるイソシアネートと反応させることを特徴とす
る、上記エチレン性不飽和尿素誘導体の製造方法にも関
する。
反応は本発明に従って、a)および/またはb)によっ
て規定した含有が無溶媒で又は好ましくは不活性有機溶
剤中で又は、反応条件で不活性のままである共重合性エ
チレン性不飽和単量体(反応性希釈剤)中で水の不存在
下に好ましくはθ〜室温の温度で又は高温で、好ましく
は60°Cまでで実施するようにして行うのが有利であ
る。
乾燥媒体中でのインシアネートとの有機合成において慣
用的に使用される不活性溶媒は、これら中でも溶解力お
よび沸騰範囲に関する要求を満足する限り、不活性有機
溶媒として使用される。
有利な不活性溶媒には例えばトルエン、テトラフルオル
エチレン(THF) 、エチルアセテートおよびヘキサ
ンがある。
更に、いわゆる反応性希釈剤が有利である。
即ち、本発明に従って尿素基を形成する合成条件のもと
で不活性のままであるが、次いで本発明に従う式(1)
の不飽和尿素誘導体との適当な重合条件のもとて共重合
し得る共重合性単量体が有利である。従って、有利な不
活性の反応性希釈剤は例えば(メタ)アクリレート、ス
チレンおよびビニルエステルであり、これらを使用する
場合には反応成分の飽和濃度以下で実施するのが有利で
ある。
触媒は場合によっては、本発明に従ってイソシアネート
の付加反応において一緒に使用してもよく、中でも反応
をできるだけ低く維持する為という理由で使用する。こ
れは特に反応性希釈剤を使用する場合に特に有利であり
得る。ジブチル錫ジラウレートを用いることは特に有利
である。
式(II)のイソシアネートとして特に使用するのが有
利であるイソシアネートは、式(It)中、R’および
R1が水素原子又はCI、 、特に水素原子であり、R
3が水素原子又はCL 、特にC11゜であり、Yが0
でありそしてnが2〜「、特に2である。
式(III)のアミン成分としては、アンモニア、(C
’−C’)−モノ−又は−ジアルキルアミン類、環員数
5〜7のへテロ環化合物、ピロール、ピロリジン、ピペ
リジン又はモルホリンを使用するのが有利である。
式(IV)のアミン類として使用するのが有利であるア
ミン類は、式(IV)中、R1、R2、l?ゴが水素原
子又はC1h 、殊にR1、R2が水素原子で、R3が
C1,であり、Yが0でそしてnが2〜4、殊に2であ
り、R6が水素原子又は炭素原子数1〜4のアルキル基
、好ましくは炭素原子数1〜4のアルキル基、特にブチ
ル基、特に有利には第三−ブチル基であるものである。
式(V)のアミン類として有利に使用されるアミン類は
式(V)中、R1,17!、R3が弐(IV)における
意味を有し、R?が水素原子又はCLでそしてs+pが
3〜5、殊に一=2およびp=2であり、ピペリジン基
に相当するものである。式(V)の特に有利な化合物は
、少なくとも一つのR7基が、殊に好ましくは四つのR
?基が、特にヘテロ環の2位および6位の四つの”’I
カCll3を意味するものである。
慣用の公知のアルキル−、アリール−、アルアルキル−
およびシクロアルキル−モノイソシアネートは式(IV
)のイソシアネートとして使用できる0例えばメチル−
イソシアネート、エチル−イソシアネート、ブチル−イ
ソシアネート、ノニル−イソシアネート、オクタデシル
−インシアネート、フェニル−イソシアネート、3−ク
ロロフェニル−イソシアネート、3−トルイル−イソシ
アネートおよびシクロへキシル−イソシアネートが特に
有利である。
本発明に従って製造される式(Ia)の化合物は、多く
の場合には結晶状態で直接的に得られそして、場合によ
っては一緒に用いた溶剤を吸引除去した後に、一般に更
に精製および乾燥することなしに中間生成物として使用
することができる。若干場合、式(1)の化合物は粘性
液の形で生じそしてこれも中間生成物として直接的に使
用することができる。明らかに、本発明の合成法で製造
される粗反応生成物も慣用の方法によって、例えば抽出
、再結晶、再沈澱および/または揮発性成分の場合によ
っては減圧下での留去によって精製することができ、そ
しで式(I)の化合物は化学的に純粋な状態で得られる
溶解性の実験は、中でも、式(1)中、R1、R2が水
素原子でR3がCH,であり、Zが−0−(CHz) 
Z−N−であり、R4が水素原子でありそしR& てR5が水素原子又は炭素原子数1〜4のアルキル基で
ある化合物の溶解性はR5基の種類に強く依存している
ことを実証した。それ故にR5が水素原子又はCI、で
ある化合物の場合には、水への溶解性が驚く程高< (
>10重量%)そしてR5がCHIである化合物は不活
性有機溶剤および不活性反応性希釈剤への溶解性が更に
良好である。水および不活性有機溶剤の両方への化合物
の溶解性は、RS基が炭素原子数2のアルキル基から炭
素原子数4のアルキル基に増加するのと共に急激に減少
する。
この著しく変化し得る溶解挙動は式(1)の尿素誘導体
の興味の持たれる用途分野を開き、特に重合における共
重合性単量体としての用途を開く、このことに関して、
驚くべきことに本発明者は、遊離基で開始される乳化重
合又は懸濁重合によって有利に製造されそしてエチレン
性不飽和単量体を基礎とし且つ本発明の式(I)の尿素
誘導体の少なくとも1重量%の単量体単位を含有する分
散重合体が予期し得ない有利な性質を有していることを
見出した。この重合体又は共重合体、その用途、特に水
性分散物の形での用途並びに出発生成物として本発明の
式(1)の単量体尿素誘導体を使用してそれを製造する
ことは、本願と同日出願のドイツ特許出願P 3817
469.3の対象である□このドイツ特許出願もここに
引用したものとする□本発明を以下の実施例によって更
に詳細に説明する。
1旌■」 式(1)の化合物の製造: 1.22の蒸留n−ヘキサン、155.1g (1mo
l)のインシアネート−エチル−メタクリレートおよび
0.1dのジブチルスズジラウレートを、撹拌機、温度
計、ガス導入管および、CaCl z製束端管を持った
還流冷却器を備えた四つ首フラスコに最初に導入する0
次いで、少なくとも1molのNH,を乾燥アンモニア
−ガスとして反応混合物中に攪拌しなから0〜5°Cの
温度で液面の下に直接的に通す。若干の反応時間の後に
、反応混合物が濁り、上記式(1)の所望のエチレン性
不飽和尿素化合物が結晶析出し始める。
約2.5時間の反応時間の後に、反応生成物を吸引濾過
によって液状成分から除き、100 dのnヘキサンに
て3回洗浄しそして減圧下に乾燥する。上記式(1)の
結晶反応生成物の収率は83゜1g(理論値の48.3
%)であり、その融点は74〜77°Cである。この生
成物は水に容易に熔解しそして何種かの有機溶剤、例え
ばトルエン、アクリレート類、スチレンに良好に溶解す
る。IRスペクトルおよび’H−NMRスペクトルは上
記式(1)の尿素化合物の構造と一致している。
vJ計1 弐([)の化合物の製造: 実施例1に記載した装置を使用するが、ガス導入管を満
願ロートに交換する点だけ相違する。
36.6g(0,5mol)のn−ブチルアミンおよび
1滴のジブチル錫ジラウレート(Sn系触媒) −10
0m2のトルエンに溶解したもの□を、四つ首フラスコ
に入れそして室温で攪拌しながら77.5g(0,5m
ol)のイソシアネート−エチル−メタクリレートを室
温から30°Cの温度においてフラスコ中に満願する。
上記式(I)の所望の反応生成物が反応混合物中で満願
の間に固体状で沈澱する。反応の終了後に混合物を更に
約1時間反応させ、固体反応生成物を次いで吸引濾過に
よって液状成分から分離し、固体生成物を二回、いずれ
の場合も30mflのジエチル−エーテルにて洗浄しそ
して減圧下に乾燥する。上記式(1)の所望の化合物の
収量は85.8g(理論値の85.7χ)であり、その
融点は62〜65゛Cである。この生成物は種々の有機
溶剤およびスチレンおよび/またはアクリレート類に溶
解する。IRスペクトルおよび’)l−IJMRスペク
トルは上記式(1)の尿素化合物の構造と一致している
n眉」 式(1)の化合物の製造: この実施例は、実施例1に記載したのと同様に実施する
が、アンモニア−ガスの替わりに少なくとも1モルの乾
燥したガス状メチルアミンを反応混合物中に通すことが
相違する。上記式(1)の固体状反応生成物の収量は1
59.4g(理論値の85.6χ)であり、その融点は
62〜67゛Cである。この生成物は容易に水および種
々の有機溶剤に溶解する。IRスペクトルおよび’H−
N?SRスペクトルは上記式(+)の尿素化合物の構造
と一致している。
式(1)の化合物の製造: リレートの替わりに49.6g(0,5mol)のブチ
ル−イソシアネートを配量供給する。上記式(+)の黄
色味を帯びた高粘性の液状反応生成物の収量は、136
.2g (理論値の95.9χ)である。この生成物は
種々の有機溶剤に良好に混和し得るが水と僅かしか混和
しない。IRスペクトルおよび’118MIIスペクト
ルは上記式(+)の尿素化合物の構造と一致している。
1施■」 式(1)の化合物の製造: 実施例2に記載の装置を使用しそして実施例2に記載の
方法を以下の相違点を別として繰り返す、n−ブチルア
ミンの替わりに、92.5g(0,5mol)の第三−
ブチルアミノエチル−アクリレートをトルエンに溶解し
てSn触媒と一緒にフラスコに入れそしてインシアネー
トエチルーメタク実施例2に記載の装置を使用しそして
実施例2に記載の方法を以下の相違点を別として繰り返
す。n−ブチルアミンの替わりに、48.9g(0,2
mol)の4−メタクリルアミド−2,2,6,6−チ
トラメチルピペリジン(MへTMP)をトルエンに溶解
してSn触媒と一緒にフラスコに入れそしてインシアネ
ートエチル−メタクリレートの替わりに19.8g(0
,2mol)のn−ブチル−イソシアネートを40’C
で配量供給する。上記式(1)の固体の反応生成物の収
量は、36g(理論値の52.4χ)であり、融点は1
28°Cである。この生成物は水および有機溶剤の両方
に極値かな溶解性しか示さない。
IRスペクトルおよび’II−NMRスペクトルは上記
式(1)の尿素化合物の構造と一致している。
災施■」 式(+)の化合物の製造: りに62.5g(0,5mol)のシクロへキシル−イ
ソシアネートを50°Cで配量供給する。上記式(1)
の固体の反応生成物の収量は、103.5g(理論値の
56χ)で゛あり、融点は129’Cである。この生成
物は水および有機溶剤の両方に僅かな溶解性しか示さな
い。rRスペクトルおよび’I(−NMRスペクトルは
上記式(I)の尿素化合物の構造と一致している。
実i江ユ 式(1)の化合物の製造: 実施例2に記載の装置を使用しそして実施例2に記載の
方法を以下の相違点を別として繰り返す。n−ブチルア
ミンの替わりに、122.2g(0,5mol)の?I
ATMP (実施例5参照)をトルエンに熔解してSn
触媒と一緒にフラスコに入れそしてイソシアネートエチ
ル−メタクリレートの替わ実施例2に記載の装置を使用
しそして実施例2に記載の方法を以下の相違点を別とし
て繰り返す。n−ブチルアミンの替わりに、92.5g
(0,5mol)の第三−プチルアミノエチル−メタク
リレートをトルエンに溶解してSn触媒と一緒にフラス
コに入れそしてイソシアネートエチル−メタクリレート
の替わりに59.6g(0,5mol)のフェニル−イ
ソシアネートを50°Cで配量供給する。上記式(+)
の固体の反応生成物の収量は、150゜6g(理論値の
99χ)であり、融点は63°Cである。
この生成物は種々の有機溶剤に極値かに溶解しそして水
に少しだけ溶解する。IRスペクトルおよび’II−N
MRスペクトルは上記式(1)の尿素化合物の構造と一
致している。
式(I)の化合物の製造: を30’Cで配量供給する。上記式(1)の固体の反応
生成物の収量は、116.9g(理論値の96.5χ)
であり、融点は132°Cである。この生成物は水と有
機溶剤の両方に極値かな溶解性を示す。IRスペクトル
および’H−NMRスペクトルは上記式(1)の尿素化
合物の構造と一致している。
式(+)の化合物の製造: 実施例2に記載の装置を使用しそして実施例2に記載の
方法を以下の相違点を別として繰り返す、n−ブチルア
ミンの替わりに、77.5g(0,5mol)のイソシ
アネートエチル−メタクリレートをトルエンに溶解して
Sn触媒と一緒にフラスコに入れそしてイソシアネート
エチル−メタクリレートの替わりに43.6g(0,5
mol)のモルホリン実施例2に記載の装置を使用しそ
して実施例2に記載の方法を以下の相違点を別として繰
り返す、n−ブチルアミンの替わりに、77.5g(0
,5o+ol)のイソシアネートエチル−メタクリレー
トをトルエンに溶解してSn触媒と一緒にフラスコに入
れそしてイソシアネートエチル−メタクリレートの替わ
りに42.6g(0,5mol)のピペリジンを30°
Cで配量供給する。上記式(1)の固体の反応生成物の
収量は、107.Og(理論値の89.lχ)であり、
融点は88°Cである。この生成物は種々の有機溶剤へ
の良好な溶解性を示しそして水には僅か溶解性を示す。
IRスペクトルおよび’H−N?IRスペクトルは上記
式(1)の尿素化合物の構造と一致している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、R^1〜R^5基およびZは以下の意味を有す
    る: R^1、R^2およびR^3は互いに同じかまたは異な
    っていてもよく、HまたはCH_3であり、 Zは▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、
    化学式、表等があります▼ Yは酸素原子またはNHであり、nは2〜4、殊に2で
    あり、 R^6は場合によっては置換された炭素原子数1〜4の
    アルキル基、 R^7は水素原子またはCH_3でありそしてmおよび
    pは何れも少なくとも1であり、好ましくはm+pは3
    〜5であり、 R^4、R^5は互いに同じでも異なっていてもよく、
    水素原子、場合によっては置換された炭素原子数1〜3
    0のアルキル基、殊に1〜18のアルキル基、場合によ
    っては置換された−(C_kH_2_k)−OH(但し
    、k=1〜8、殊に2〜4)、場合によっては置換され
    た炭素原子数6〜10のアリール基、場合によっては置
    換された炭素原子数7〜30のアルアルキル基、場合に
    よっては置換された炭素原子数5〜8のシクロアルキル
    基、場合によっては置換された環員数5〜7のヘテロ環
    またはR^4とR^5とが窒素原子と一緒に成って形成
    される場合によっては置換されたヘテロ環である。] で表されるエチレン性不飽和尿素誘導体。 2)式( I )中、zが下記式の基 ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、R^5が場合によっては置換された環員数5〜
    7のヘテロ環、場合によっては置換された炭素原子数5
    〜8のシクロアルキル基または場合によっては置換され
    たアリール基を意味するか又はZが ▲数式、化学式、表等があります▼でR^5が水素原子
    または炭素原 子数1〜4のアルキル基を意味する場合には、R^4が
    水素原子である請求項1に記載の尿素誘導体。 3)式( I )中、R^1、R^2が水素原子で、R^
    3がCH_3であるか又はR^1、R^2が水素原子で
    、R^3がCH_3でそしてZが ▲数式、化学式、表等があります▼(但し、R^6は水
    素原子または CH_3)_3である 請求項1または2に記載の尿素誘導体。 4)イソシアネートとアンモニアまたはアミン類との反
    応によって式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、R^1〜R^5基およびZは請求項1に記載の
    意味を有する。] を製造するに当たって、 a)式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) [R^1、R^2、R^3およびnは式( I )におけ
    るのと同じ意味を有する。] で表されるイソシアネートをアンモニアまたは式(III
    ) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) [式中、R^4およびR^5は式( I )におけるのと
    同じ意味を有しそして第一アミン類の場合にはR^4は
    水素原子を意味する。] で表される第一または第二アミン類と反応させるかまた
    は b)式(IV)または(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) [式中、R^1、R^2、R^3、R^6、R^7、Y
    、n、mおよびpは式( I )におけるのと同じ意味を
    有する。] で表されるアミンと式(VI) OCN−R^5(VI) [式中、R^5は式( I )におけるのと同じ意味を有
    する。] で表されるイソシアネートと反応させることを特徴とす
    る、上記エチレン性不飽和尿素誘導体の製造方法。 5)a)および/またはb)で定義した反応を無溶媒で
    または好ましくは不活性有機溶剤中でまたは反応条件の
    もとで不活性のままである共重合性エチレン性不飽和単
    量体中で水、好ましくは(反応性希釈剤)の存在下に0
    ℃〜室温の温度でまたは高温にて実施する請求項4に記
    載の方法。
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