JPH021709A - 弗化ビニリデンとトリフルオロエチレンとの圧電性コポリマー - Google Patents

弗化ビニリデンとトリフルオロエチレンとの圧電性コポリマー

Info

Publication number
JPH021709A
JPH021709A JP63308702A JP30870288A JPH021709A JP H021709 A JPH021709 A JP H021709A JP 63308702 A JP63308702 A JP 63308702A JP 30870288 A JP30870288 A JP 30870288A JP H021709 A JPH021709 A JP H021709A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copolymer
vinylidene fluoride
trifluoroethylene
bar
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63308702A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3048579B2 (ja
Inventor
Patrick Kappler
パトリック カプレール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Arkema France SA
Original Assignee
Atochem SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Atochem SA filed Critical Atochem SA
Publication of JPH021709A publication Critical patent/JPH021709A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3048579B2 publication Critical patent/JP3048579B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N30/00Piezoelectric or electrostrictive devices
    • H10N30/80Constructional details
    • H10N30/85Piezoelectric or electrostrictive active materials
    • H10N30/857Macromolecular compositions
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F214/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen
    • C08F214/18Monomers containing fluorine
    • C08F214/22Vinylidene fluoride
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F259/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of halogen containing monomers as defined in group C08F14/00
    • C08F259/08Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of halogen containing monomers as defined in group C08F14/00 on to polymers containing fluorine

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、圧電特性と高い最高使用温度とを同時に併せ
持つ弗化ビニリデン(VF2)とトリフルオロエチレン
(C2F3H)とのへテロ(不均質)コポリマーに関す
るものである。
従来の技術 フィルムまたはシートの圧電特性は、機械的作用と電気
的作用との間の比例係数によって定義される。この係数
は、1平方メートル当たりにニートンの機械的応力を加
えたときに、フィルムまたはシートの表面に現れる電荷
の密度を測定することにより測定される。応力をフィル
ムの厚さ方向に加えた場合に測定される電荷密度が係数
d33に対応している。この係数は、フランス国特許第
2、538.157号に記載されているように、周期的
分極モードに依存し、残留分極に比例する。すなわち、 に等しい。
ここで、 Prは残留分極であり、 v は圧縮率であり、 dx3は厚さ方向に加えられた応力であり、Tはヤング
率である。
一方、最高使用温度は、上記係数d33が実質的に減少
し始める時の使用温度である。
一般に、コポリマーV F 2  C2F 3 Hは圧
電係数d33の高い圧電材料として知られているが、コ
ポリマーは常にホモ(均質)な構造をしているため、最
高使用温度が比較的低い。逆に、最高使用温度が高いと
、圧電特性が低い。フランス国特許第2.117.31
5号には、VF2とそれと共重合可能なエチレン系不飽
和モノマーとのコポリマーが圧電材料として挙げられて
いる。この特許に記載のコポリマーは、重合開始時にモ
ノマーの全量を導入することにより懸濁重合して製造さ
れる。しかし、この条件下では、はぼ同一組成の高分子
鎖で構成されたホモ(均質)コポリマーしか得られない
。このホモコポリマーは、C,F3Hをコモノマーとし
た場合、得られるコポリマー中でのコモノマーの含有率
が高くなれば圧電係数633も上昇するが、最高使用温
度は低下するということが確S忍されている。これは、
温度の低下とともにキューリー温度も低下するためであ
る。
フランス国特許第2.333.817号には、VF2と
C2F s Hの共重合により得られるホモコポリマー
が記載されているが、このコポリマーも前記と同様の問
題がある。この問題は、「ポリマージャーナル(Pol
ymer Journal) J第12巻(1980年
)第4号209〜223ページと、第11巻(1979
年)第6号429〜436ページで確認されており、こ
の文献には、このホモコポリマーVF2−C,F3Hは
、このホモコポリマー中でのC2F3H含有率が高くな
るのに従って、キューリー点も低下するということが記
載されている。
発明が解決しようとする課題 本発明は、優れた圧電特性と高い最高使用温度とを同時
に併せもったコポリマーVF2−C2F3Hを提供する
ことにある。
課題を解決するための手段 上記課題を解決する基本はへテロコポリマーにすること
である。このヘテロコポリマーは、高分子鎖中のコモノ
マー成分の含有量の一般的平均値に対して、互いに異な
る組成の鎖を有しており、ホモコポリマーとは共通点の
ない統計的に異なった組成を有している。
本発明のへテロコポリマーは、C,F3Hの含有率が大
きな比率で異なっている各高分子鎮の集合体によって構
成されており、C2F 3Hを最も多く含む高分子鎖で
は、C2F 3 Hの含有率はほぼ35〜44%モルで
あり、C2F 3 Hを最も少なく含む高分子鎖では、
その含有率はほぼ12.6〜3%モルであり、コポリマ
ー中のC2F 3 H全体のモル含有率は30%以下で
ある。
これに対して、ホモコポリマーの場合には、統計的にほ
ぼ同一な高分子鎖で構成され、C2F 3 H全部の含
有率は約30%である。
すべてのへテロコポリマーVF2−C2F3Hが、上記
の特性を有するというわけではない。この特性を有する
コポリマーは、下記方程式に対応する二本の直線の間で
構成される累積モル組成分布曲線を有するコポリマーだ
けである: Y=−3.18X+140 、オヨび Y=−3,12X+109 (ただし、 Xは、高分子鎖中のC2F 38モル百分率であり、Y
は、C2F 3 Hのモル含有率がXに等しいか、それ
より高い高分子鎖の集合体の重量百分率であり、この重
量百分率は、C2F3H含有率の値とは関係なく、全て
の高分子鎖による全重量に対する表示である〉 コポリマーVF2−C2F3Hを定義する上記曲線から
れかるように、本発明のコポリマーは、C2F、Hのモ
ル含有率の最大分布範囲が約3%から約44%であるV
 F 2  C2F 3 Hの高分子鎖を累積したもの
によって・構成されている。このヘテロコポリマー中の
C2F 3 H全部のモル含有率は17〜27%である
のが好ましい。
VF2とC2F 3 H131片に起因するスペクトル
成分は200MHzにおいてはそれぞれの相対強度を測
定できる程度に十分に分離するので、VF2とC2F 
3 Hのモル百分率は、陽子の核磁気共鳴(NMR) 
によって測定することができる。
上記の重量百分率YおよびY“は、分別(フラクショニ
ング)法によって測定することができる。
この分別法では、まずコポリマー全体をジメチルホルム
アミド等の溶剤中にlog/j2の濃度で溶解し、次い
で、量を調節しながらホルムアミド等の非溶剤を添加す
る。この分別法は、VF2を最も豊富に含むコポリマー
鎖が最初に沈殿するという原理に基づくものである。分
子分布が広いコポリマーの場合には、分子量による分別
が同時に起こり、最も大きな分子量が小さい分子量より
先に沈殿する可能性がある。この現象が起こると、分別
の間にC2F 3 H含有率の測定が不規則になり、組
成のヒストグラムの測定精度を損う恐れがある。
この問題を解消するには、予めクロマトグラフィー (
GPC)による分画を行って、分子量に応じた6つの区
画に分けることによって、分子量のパラメータを除去す
ることができる。
このGPCによる予備分画は、コポリマーをn−メチル
ピロリドン等の溶剤中に溶解して、溶液状にした後に実
施する。その後、GPCにより得られた6つの各分画を
以下のようにして分別する:先ず溶剤を除去した後、各
分画をジメチルホルムアミド等の溶剤中に溶解して濃度
10 g /βの溶液を製造する。この溶液100C[
11にホルムアミド等の非溶剤を所定量添加して、最初
の混濁を生じさせる。
得られた沈殿物を濾過し、真空下で40℃で乾燥し、注
意深く計量した後、陽子のNMRにより分析して、第1
分画の重iJi P I とC2F 3 Hのモル組成
xlを測定する。
次に、次の沈澱が現れるまで非溶剤をさらに添加する。
次の沈澱物が生じたら、それを濾過、乾燥、計量し、陽
子のNMRによる分析を行って、この分画の重量P2と
C2F3Hのモル組成x2を測定する。
上記の操作をコポリマーの全てが沈殿するまでn回繰返
して、以下の値を測定する: 第3分画の重量P3と組成X3 第4分画の重量P4と組成X。
第n分画の重量P、と組成X、。
この組成分別を、予備的GPCをして得られた6つの分
画について行う。
得られた分画全体をC2F3Hの比率が小さい順に分類
する。この順序で分別した各分画に指数J(ただしJは
l−mの数値)を割り当てる。すなわち、X」は第J分
画のCa F 3Hのモル組成であり、P、は第j分画
の重量を示す。
X、の関数としてYを表すことにより組成の累積ヒスト
グラムを作ることができる。
PI  +P2  +P3  ・・・・・・ +P。
本発明のへテロコポリマーにおいては、(XJ。
YJ )の各組は、前記の方程式に対応する2つの直線
の間に位置していなければならない。これらの方程式は
、添付の図面に示す。
上記のへテロコポリマーは、赤外分光光度法により特性
決定することもできる。ポリ弗化ビニリデンとの類似性
から、直交斜方晶構造で、TGTG型の結晶形状をアル
ファ相と呼ぶことにする。
これに対し、全体にトランス型のジグザク面形状で、直
交斜方晶または疑似六方晶構造の結晶形状をベータ相と
呼ぶ。赤外分析により、アルファ相に特徴的な765C
m−’での吸収を測定することができる。
様々なコポリマーのアルファ相の比率を比較するために
は、先ず、全ての試料に同じ熱サイクルを施したか否か
を確認する必要がある。推奨されているキャラクタリゼ
ーション(特徴決定)方法は、20トンの荷重下且つ2
00℃で2分間プレスすることにより厚さ10ミクロン
のフィルムをつくることである。このフ“イルムは厚さ
50ミクロンの不銹性のプレートの間に挟んでセットす
る。次いで鋳型をプレスから引出し、速やかに温度20
℃の金型面と接触させる。765c++r’での比率R
を次のように定義する: この比率Rは、アルファ相の量に比例する。
この方法により、VF2とC2F、Hのホモコポリマー
の場合には、C,F、Hが15モル%を越えると、76
5Cm−’での比率Rが大きく低下することが証明され
る。このことは、ホモコポリマーの場合には、C2F3
Hが15モル%以上含まれていると、アルファ型の結晶
組成が失われて、圧電現象の起源として知られているベ
ータ型の組織が得られるという事実と一致している。
C2F3Hが20〜40モル%の組成のホモコポリマー
では、765Cm−’での比率Rがほとんどゼロに近く
、これはアルファ相が完全に無く、アルファ相はC2F
3Hが15モル%前後の時にしか現われないということ
と一致している。VF2とC,F3Hとのモル比が90
/10の組成のコポリマーの場合には765 cm−’
での比率Rは50に近く、アルファ相がかなり存在する
本発明のへテロコポリマーでは、同じ比率Rが5〜50
の間で変化している。これは、恐らく、アルファ相から
成るC 2 F 3Hが15モル%以下の組成のコポリ
マー組成がかなり存在するためと考えられる。これは、
添付の図面に示した上記の特徴的な2つの直線から確認
される。この図面はC2F 3 H15モル%以下、さ
らに−船釣には3〜15モル%以下の組成のコポリマー
の比率がコポリマー全体の約38重量%までに存在し得
るということを示している。従って、コポリマー中のア
ルファ相の存在量を制御すること、さらには、C2F3
Hの含有率の少ない鎖の存在量を制御することにより、
このコポリマーVF2−C2F3Hは、C2F3Hを多
く含む鎖に起因するベータ相の存在によって与えられる
優れた圧電特性を持つと同時に、最高使用温度を改善す
ることが可能となるものと思われる。
上記のへテロコポリマーのもう1つの利点は、電気的な
係数と機械的な係数とを組合わせた係数KTが改善され
ることにある。この係数KTは、圧電材料が機械エネル
ギを電気エネルギに変える能力を表すものであり、以下
の式で表される:(ただし、 633は加えた応力に対する圧電係数であり、C0は一
定の誘導弾性定数であり、 ξ  は誘電定数であり、これは加えた応力でもある) このKTの値は、共振部、反共振部および一次高調波を
通過するように周波数を変えることによって、電気的ア
ドミッタンスに特徴的な周波数を解析することにより得
られる。この係数KTは、オヒガシ((IHIGAsH
I)の方法Cジャーナル アプライド フィジックス(
Journal Applied Physic)第4
7巻、第3号(1976年)の949〜955頁〕に従
い、実験で得られた曲線をモデル化する方法により評価
した。
この解析は、面積約1cイ、厚さ140ミクロンのシー
トに約1〜50MHzの非常に高い周波数をかけて行わ
れる。
このKTを高める方法としては、シートを分極させてい
る間またはその前に、厳密に制御された熱処理を施す方
法がある。欧州特許第207347号およびオーストラ
リア国特許866933/81号には、このような方法
が記載されている。本発明で用いる係数KTO値は、全
ての形式のコポリマーに対して同一の熱処理を施した後
に測定したものである。
すなわち、各シートを130℃で1時間アニールする。
ホモコポリマーに対して行った測定の結果、C2F 3
 Hが25モル%の組成の場合に係数KTが最大1直に
なることが明らかになった。この結果はオーストラリア
国特許866933/81号と一致している。
この最大値は0.25であった。
本発明のVF2−C2F3Hのへテロコポリマーは、そ
れ自体は公知の方法で、VF2とC2F3Hを共重合す
ることによって製造することができる。
好ましい製造方法では、VF2のモル比が67〜54%
、C2F 3 Hのモル比が33〜46%となるように
したVF、とC2F3Hとの混合物を反応器中に導入す
る。次いで、添加すべきVF2のモル量が最初に導入し
たVF2のモル数の145〜180%となるように、反
応中にVF2を徐々に添加する。VF2は、重合の速度
に応じた導入量で、徐々に添加しなければならない。こ
のVF2の導入量は、所定の単位時間当りに導入したV
F2の蛍が、同じ単位時間に生成するコポリマーの45
〜65重量%となるように定めるのが好ましい、この原
則に従って、重合中の反応速度が低下した場合にはV 
F 2の導入量を低下させなければならない。VF、を
全量添加した後に、共重合反応を直ちに停止する。
転化率は65から75%の間である。
重合反応は、通常の撹拌条件と温度および圧力条件下で
、保護コロイドや一般に有機物に可溶な重合開始剤等の
従来の添加剤の存在において、水性懸濁液中で行うこと
ができる。公知の懸濁重合方法に従って、先ず、水とコ
ロイドと開始剤を入れた反応器中に、モノマー混合物を
導入する。撹拌を行いながら、温度を30〜70℃、圧
力を60〜110バールに維持する。
従来方法と同様に、上記のようにすることによって、共
重合は、モノマー混合物が超臨界状態となる条件下で行
われる。この場合、追加のVF2を規則的に添加して、
オートクレーブ内の圧力を選択した圧力PバールとP−
3バールとの間に維持する。
すなわち、超臨界状態下では、重合によるモノマーの消
費が圧力減少となって現れる。従って、低下してはなら
ない下限値に圧力が達した際に、オートクレーブ中にV
 F 2を導入することによって、圧力減少を数バール
に制限する。
以下、実施例により本発明の詳細な説明するが、これら
の実施例は本発明を何ら制限するものではない。
尚、実施例において、最高使用温度は、分極した圧電シ
ートに以下の熱処理を加えて求めた:10℃/分の速度
で20℃からTtへ昇温する。
30分間、Ttの平坦域に維持する。
10℃/分の速度でT℃から20℃へ降温する。
この熱処理の間、試料はパイロ電気効果により生じる高
い電圧を緩和するために短絡状態にしておく。係数d3
3の測定は、ピエゾメータ「ベルランクール(BERL
INCOUR) Jを用いて、各熱サイクル後に20℃
で行う。このようにして測定された各係数d33を、上
記平坦域に対応する各温度Tの関数としてグラフ化した
。定義により、最高使用温度とは係数d33が10%減
少する上記平坦域の温度Tである。
実施例1 撹拌器を備えた約34’のオートクレーブ中に、水2.
17βとメチルセルロースの1%溶液100CCとを導
入する。真空にして酸素を除去した後に、C2F3H3
28gとvF2384gとを添加し、オートクレーブ内
の温度を50℃に上げる。これに伴い、オートクレーブ
内の圧力は約90バールに上昇する。
酢酸エチル40 g 中にベルジカルボン酸ジイソプロ
ピル2gを溶解した溶液を添加して重合反応を開始させ
る。
圧力を90バールから87バールに低下させ、この圧力
低下をVF2の添加により補う。圧力低下を補うため、
5時間30分の間、vF2555gを添加した。その後
、圧力を80バールまで減少させ、オートクレーブを急
速に冷却する。
残留モノマーを脱気した後、コポリマーを洗浄、乾燥す
る。これにより、1070gのコポリマーを回収した。
NMR分析により、C2F3Hの全モル数が22%であ
る組成であることがわかった。
次に、200℃で成形することによって、厚さが140
ミクロンのシートを製造した。このシートを130℃で
1時間アニールした。
白金と金の電極を試料上に付け、フランス国特許第2.
538.157号に従って、非常に低い周波数0.01
Hzで、正弦波電圧を30V/ミクロンから100V/
ミクロンに1時間で徐々に上げながら加えた。
この処理をしたシートで測定した係数d3.は31pc
/Nにュートン当りのピコクーロン)であった。
最高使用温度は110℃であった。
係数KTは0.3であった。
このコポリマーの各分画の測定から、その累積ヒストグ
ラムは、式: %式% に対応することがわかった。
765Cm−’での比率Rは17であった。
実施例2 撹拌機を備えた約31のオートクレーブ中に、水2.1
7 Aとメチルセルロースの1%溶液1000Cトを導
入する。真空にして酸素を除去した後に、C2F3H3
28gとvF2384gとを添加し、オートクレーブ内
の温度を50℃に上げる。これに伴い、圧力が約90バ
ールまで上昇する。酢酸エチル40gにベルジカルボン
酸ジイソプロピル2gを溶解した溶液を添加することに
より、重合反応を開始した。
圧力を90バールから87バールまで低下させ、この圧
力低下をVF2の添加により補った。圧力低下を補うた
めにvF2510gを5時間30分にわたり添加した後
、圧力を80バールまで低下させ、オートクレーブを急
速に冷却した。
残留モノマーを脱ガスした後、コポリマーを洗浄し、乾
燥した。こうして、約1014 gのコポリマーを回収
した。
NMRでの分析により、C2F3H全体のモル組成が2
4%であることがわかった。
次に、200℃で成形することによって厚さ140ミク
ロンのシートを製造した。このシートを130℃で1時
間アニールした。
白金と金の電極を試料上に付け、フランス国特許第2.
538.157号に従い、正弦波電圧を非常に低い周波
数0.01Hzテ、30V/17oンから100 V 
/ミクロンに1時間で徐々に上げながら加えた。
処理後のシートについて測定した係数d33は、30p
c/Nであった。
最高使用温度は110℃であった。
係数KTは、0.28であった。
このコポリマーの各分画の測定結果から、その累積ヒフ
トゲラムは、式: %式% に対応することがわかった。
765cm−’での比率Rは7であった。
実施例3 撹拌器を備えた約31のオートクレーブ中に、水2.1
7βとメチルセルロース1%のm液100ccトを導入
する。真空にして酸素を除去した後に、C2F3H32
8gとvF、384gとを添加し、オートクレーブ内の
温度を50℃まで上げる。これに伴い、圧力が90バー
ルまで上昇する。酢酸エチル40gにジイソプロビルベ
ルジカーボネイ1−2gを溶解した溶液を添加すること
により、重合反応を開始した。
圧力を90バールから87バールまで低下させ、この圧
力低下をVF2の添加により補った。この圧力低下を補
うため、V F 2585 gを5時間30分にわたり
添加した後、80バールまで圧力を低下させ、オートク
レーブを急速に冷却した。
残留モノマーの脱ガス後、コポリマーを洗浄し、乾燥し
た。こうして、約1.115 gのコポリマーを回収し
た。
NMR分析により、C,F3H全体モル組成は19.5
%であることがわかった。
次に、200℃で成形することによって、厚さが140
  ミクロンのシートを製造した。このシートを130
℃で1時間アニールした。
白金と金の電極を試料上に付け、フランス国特許第2.
538.157号に従い、非常に低い周波数0゜01H
zで、30V/ミクロンから100 V /ミクロンの
正弦波電圧を1時間で徐々に上げながら加えた。
処理後のシートに対して測定した係数d33は、29p
c/Nであった。
最高使用温度は、105℃であった。
係数KTは、0.27であった。
このコポリマーの各分画の解析結果から、その累積ヒス
トグラムは、式: %式% に対応することがわかった。
765Cm−’での比率Rは26であった。
実施例4 一ホモコポリマーを用いた比較例− 撹拌機を備えた約31のオートクレーブ中に、水2.1
7 Aとメチルセルロースの1%溶液100CCとを導
入する。真空にして酸素を除去した後に、C2F3H2
13gとV F 2499 gとを添加し、温度を50
℃に上げた。
これに伴い、圧力は約90バールまで上昇した。
ジイソプロピルペルジカーボネート2gを酢酸エチル4
0gに溶解した溶液を添加することにより、重合反応を
開始した。
圧力を90バールから87バールまで低下させ、この圧
力低下を水を添加することにより補う。圧力を90〜8
7バールの間に維持するため、水500gを添加した後
、圧力を80バールまで低下させ、オートクレーブを急
速に冷却した。
残留モノマーの脱ガス後、コポリマーを洗浄し、乾燥す
る。こうして、約680gのコポリマーを回収した。
NMR分析により、C2F、H全体モル組成が22%で
あることがわかった。
実施例1と同様に厚さ140ミクロンのシートを製造し
、このシートに分極させた。
このシートに対する圧電特性の測定により以下の結果が
得られた: 圧電係数d3*:  26pc/N 最高使用温度=102℃ 係数KT:    0.22 このコポリマーを分別することによって、式:x=23 に対応する累積ヒストグラムが得られた。
このホモコポリマーの場合には、分画特性が非常に異な
っていた。すなわち、用いたポリマーのほとんどが第1
回分別で沈殿し、各分画間の最大差が常にVF25モル
%以上であった。
765cm−’での比率Rは、ゼロであった。
実施例5ニ ーへテロコポリマーを用いた比較例− 撹拌機を備えた約31のオートクレーブ中に、水2.2
7fとメチルセルロースの1%溶液100CCとを導入
する。真空下にして酸素を除去した後に、C2F383
98gとvF2314gを添加し、温度を50℃に上げ
る。これに伴い、圧力が約90バールまで上昇する。次
に、酢酸エチル40gにジイソプロピルペルジカーボネ
ート2gを溶解した溶液を添加することにより、重合反
応を開始した。重合温度を50℃は維持した。圧力を9
0バールから87バールまで低下させ、この圧力低下を
VF2の添加により補った。vF2440gを4時間3
0分かけて添加した後、圧力を80バールまで低下させ
、オートクレーブを急速に冷却した。残留モノマーの脱
ガス後、コポリマーを洗浄し、乾燥した。これにより約
880gのコポリマーを回収した。
NMR分析により、C2F 3 H全体モル組成は29
%であることがわかった。
厚さ140ミクロンのシートを製造し、実施例1と同様
な方法で分極させた。
このようにして製造したシートに対して行った圧電特性
の測定により以下のような結果が得られた: 圧電係数d3s :     27p c/N最高使用
温度=76 電気−機械結合係数:  0.17 このコポリマーを分別することにより、式:%式% に対応する累積ヒストグラムが得られた。
7(i5cm−lでの比率Rは、ゼロであった。
実施例6 −へテロコポリマーを用いた比較例− 撹拌機を備えた約31のオートクレーブ中に、水2.0
21’とメチルセルロースの1%溶液100ccとを導
入する。真空にして酸素を除去した後に、V F 24
99 gとC,F3H213gとを添加し、温度を50
℃に上げた。
これに伴い、圧力は約90バールまで上昇した。
次に、酢酸エチル40gにジイソプロピルペルジカーボ
ネー)2gを溶解した溶液を添加することにより、重合
反応を開始した。重合温度は50℃に維持した。圧力を
90バールから87バールまで低下させ、この圧力低下
をV F 2添加により補った。VF 2520 gを
6時間かけて添加した後、圧力を80バールまで低下さ
せ、オートクレーブを急速に冷却した。残留モノマーの
脱ガス後、コポリマーを洗浄し、乾燥した。これにより
、約985gのコポリマーを回収した。
NMR分析により、Ca F 3 H全体の組成が17
モル%であることがわかった。
実施例1と全く同じ方法で草さ140ミクロンのシート
を製造し、このシートを分極化した。
このようにして製造したシートに対して行った圧電特性
の測定により以下のような結果が得られた: 圧電係数d、、3:   20pc/N最高使用温度:
110℃ 係数KT:     15 このコポリマーを分別することにより、式:%式% に対応する累積ヒストグラムが得られた。
765Cm−’での比率Rは、67であった。
【図面の簡単な説明】
添付の図面は、本発明によるヘテロコポリマーの累積ヒ
ストグラムを示す図で、横軸Yは高分子の重量%、縦軸
XはC2F、Hのモル%を表している。 特許出願人  ソシエテ アトケム

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)トリフルオロエチレン全体の含有率が30モル%
    以下である弗化ビニリデンとトリフルオロエチレンとの
    コポリマーにおいて、ヘテロ構造を有することを特徴と
    する優れた圧電特性と高い最高使用温度とを同時に併せ
    もつコポリマー。 (2)上記コポリマーの累積モル組成分布曲線が以下の
    2つの直線: Y=−3.18X+140および Y=−3.12X+109 (ここで、Xは高分子鎖中のトリフルオロエチレンのモ
    ル百分率であり、Yは、トリフルオロエチレンの含有率
    がXに等しいか、それより大きい高分子鎖の集合体の重
    量百分率である) の間にあることを特徴とする請求項1に記載のコポリマ
    ー。 (3)トリフルオロエチレンのモル含有率が最大範囲で
    3から44%である弗化ビニリデンとトリフルオロエチ
    レンとの高分子鎖を累積したものによって構成されてい
    ることを特徴とする請求項1または2のいずれか一項に
    記載のコポリマー。 (4)トリフルオロエチレンを3〜15モル%含む組成
    のコポリマーの比率が、全コポリマーの38重量%以下
    を占めていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    一項に記載のコポリマー。 (5)以下の式によって定義される赤外分光により測定
    される比率Rが5〜50であることを特徴とする請求項
    1〜4のいずれか一項に記載のコポリマー: 765cm^−^1で測定した光学濃度×100/{(
    コポリマー薄膜の厚さ)×(コポリマー中のフッ化ビニ
    リデンのモル百分率)}(6)圧力60〜110バール
    下、温度30〜70℃で、保護コロイドおよび重合開始
    剤の存在において、弗化ビニリデンとトリフルオロエチ
    レンとを水性懸濁共重合することによって、請求項1〜
    5のいずれか一項に記載のヘテロコポリマーを製造する
    方法において、 第1段階で、トリフルオロエチレン33〜46%に対し
    て弗化ビニリデン67〜54%となるモル比を有する弗
    化ビニリデンとトリフルオロエチレンとの混合物を反応
    させ、 第2段階で、添加すべき弗化ビニリデンのモル数が最初
    に導入した弗化ビニリデンのモル数の145〜180%
    となるように、弗化ビニリデンを反応中に徐々に添加す
    ることを特徴とする方法。 (7)単位時間当りに導入される弗化ビニリデンの量が
    同じ単位時間当りに生成されるコポリマーの45〜65
    重量%となるように、添加する弗化ビニリデンの導入量
    を定めることを特徴とする請求項6に記載の方法。 (8)反応媒体の圧力を、選択した圧力PバールとP−
    3バールの間に維持するように、弗化ビニリデンを添加
    することを特徴とする請求項6または7に記載の方法。
JP63308702A 1987-12-08 1988-12-06 弗化ビニリデンとトリフルオロエチレンとの圧電性コポリマー Expired - Lifetime JP3048579B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8717084 1987-12-08
FR8717084A FR2624123B1 (fr) 1987-12-08 1987-12-08 Copolymeres piezoelectriques de fluorure de vinylidene et de trifluoroethylene

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH021709A true JPH021709A (ja) 1990-01-08
JP3048579B2 JP3048579B2 (ja) 2000-06-05

Family

ID=9357632

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63308702A Expired - Lifetime JP3048579B2 (ja) 1987-12-08 1988-12-06 弗化ビニリデンとトリフルオロエチレンとの圧電性コポリマー

Country Status (10)

Country Link
US (1) US4946913A (ja)
EP (1) EP0320344B1 (ja)
JP (1) JP3048579B2 (ja)
KR (1) KR950008976B1 (ja)
CN (1) CN1022689C (ja)
AT (1) ATE74931T1 (ja)
CA (1) CA1333740C (ja)
DE (1) DE3870176D1 (ja)
ES (1) ES2013373A6 (ja)
FR (1) FR2624123B1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009272924A (ja) * 2008-05-08 2009-11-19 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 有機圧電膜、それを用いた超音波振動子、その製造方法、超音波探触子及び超音波医用画像診断装置
WO2010001633A1 (ja) * 2008-07-03 2010-01-07 コニカミノルタエムジー株式会社 有機圧電材料とその製造方法、超音波振動子、超音波医用画像診断装置
KR20140129300A (ko) * 2012-02-28 2014-11-06 아르끄마 프랑스 클로로트리플루오로에틸렌으로부터 트리플루오로에틸렌을 합성하는 방법

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5140082A (en) * 1989-03-17 1992-08-18 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Vinylidene fluoride trifluoromethylethylene copolymer
JP2773215B2 (ja) * 1989-04-07 1998-07-09 ダイキン工業株式会社 高分子誘電体材料
US5635812A (en) * 1994-09-29 1997-06-03 Motorola, Inc. Thermal sensing polymeric capacitor
US6153697A (en) * 1998-03-18 2000-11-28 Ppg Industries Ohio, Inc. Fluoropolymers and coating compositions
US7323506B2 (en) * 2004-12-02 2008-01-29 Natural Resources Canada High performance P(VDF-TrFE) copolymer for pyroelectric conversion
EP2133370A1 (en) * 2008-06-02 2009-12-16 Solvay Solexis S.p.A. Vinylidene fluoride and trifluoroethylene containing polymers
KR101408582B1 (ko) * 2010-08-25 2014-06-17 어 스쿨 코포레이션 칸사이 유니버시티 고분자 압전 재료 및 그의 제조 방법
CN102003998B (zh) * 2010-09-17 2011-11-30 中国科学院上海技术物理研究所 一种高灵敏非制冷红外探测器
JP6633834B2 (ja) * 2015-04-02 2020-01-22 株式会社イデアルスター 圧電膜、およびその製造方法
CN113169268A (zh) * 2018-11-28 2021-07-23 大阪有机化学工业株式会社 压电材料和压电材料用组合物
CN110752286B (zh) * 2019-10-25 2023-04-07 业成科技(成都)有限公司 压电薄膜及其制备方法和压电薄膜传感器
CN110684142A (zh) * 2019-10-29 2020-01-14 追信数字科技有限公司 一种用于cpu散热的蜂窝状固液复合散热材料的制造方法
US11987677B2 (en) * 2021-04-30 2024-05-21 Meta Platforms Technologies, Llc PVDF thin film having a bimodal molecular weight and high piezoelectric response

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2640050A (en) * 1950-04-12 1953-05-26 Dow Chemical Co Method of copolymerizing vinylidene chloride and vinyl chloride
US3574178A (en) * 1967-04-14 1971-04-06 Kureha Chemical Ind Co Ltd Production of vinylidene fluoride polymers
IT1019846B (it) * 1974-08-09 1977-11-30 Montedison Spa Procedimento di preparazione di copolimeri elastomerici del fluoruro di vinilidene ad elevate carat teristiche e copolimeri elastomeri ci cosi ottenuti
JPS5269000A (en) * 1975-12-04 1977-06-08 Daikin Ind Ltd Highhmolecular dielectric material
GB8531738D0 (en) * 1985-12-24 1986-02-05 Yarsley Technical Centre Ltd Manufacture of fluorinated polymers

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009272924A (ja) * 2008-05-08 2009-11-19 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 有機圧電膜、それを用いた超音波振動子、その製造方法、超音波探触子及び超音波医用画像診断装置
WO2010001633A1 (ja) * 2008-07-03 2010-01-07 コニカミノルタエムジー株式会社 有機圧電材料とその製造方法、超音波振動子、超音波医用画像診断装置
KR20140129300A (ko) * 2012-02-28 2014-11-06 아르끄마 프랑스 클로로트리플루오로에틸렌으로부터 트리플루오로에틸렌을 합성하는 방법
JP2015513545A (ja) * 2012-02-28 2015-05-14 アルケマ フランス クロロトリフルオロエチレンからのトリフルオロエチレンの合成方法

Also Published As

Publication number Publication date
CA1333740C (fr) 1994-12-27
KR890010000A (ko) 1989-08-05
CN1022689C (zh) 1993-11-10
JP3048579B2 (ja) 2000-06-05
FR2624123A1 (fr) 1989-06-09
EP0320344B1 (fr) 1992-04-15
CN1036214A (zh) 1989-10-11
US4946913A (en) 1990-08-07
ATE74931T1 (de) 1992-05-15
KR950008976B1 (ko) 1995-08-10
ES2013373A6 (es) 1990-05-01
FR2624123B1 (fr) 1990-04-06
DE3870176D1 (de) 1992-05-21
EP0320344A1 (fr) 1989-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH021709A (ja) 弗化ビニリデンとトリフルオロエチレンとの圧電性コポリマー
Enkelmann et al. Macroscopic single crystals of polymers by solid-state polymerization: a study of the monomer to polymer phase transformation of 1, 6-dicarbazolyl hexadiyne
EP2285846B1 (en) Vinylidene fluoride and trifluoroethylene containing polymers
US6355749B1 (en) Semicrystalline ferroelectric fluoropolymers and process for preparing same
KR20110138231A (ko) Vdf, trfe, 및 cfe 또는 ctfe를 기재로 하는 터폴리머의 제조 방법
KR102079489B1 (ko) 삼량체 및 이로부터 생성된 필름
GB2065140A (en) Piezo-and pyro electric vinylidene fluoride polymer materials
CN100545176C (zh) 聚(乙酸乙烯酯)乳液及其制备方法
CN106795244A (zh) 聚偏二氟乙烯的衍生物的制备方法
EP0397698B1 (en) Fluorinated copolymer and barrier films
DE3434767C2 (de) Verfahren zur Herstellung eines polymeren Elektret-Elements
DE69032738T2 (de) Copolymer von Vinyliden-Cyanid
DE3318871C2 (de) Polarisierter geformter Gegenstand aus einem piezoelektrischen Polymermaterial
Chandran et al. Biaxial orientation of poly (ethylene terephthalate). Part III: Comparative structure and property changes resulting from simultaneous and sequential orientation
Lochner et al. Polymerization of a polydiacetylene single crystal under hydrostatic pressure
Simril et al. The properties of polyvinyl fluoride film
EP0118757A2 (en) Polymeric ferro-electric material
JPH0469827B2 (ja)
Tajitsu et al. Ferroelectric behavior in thin films of polyurea-5
GB2184737A (en) Manufacture of fluorinated copolymers
Vazquez et al. Graft polymerization of acrylic monomers onto starch fractions. IV. Effect of reaction time on the grafting of butyl acrylate onto amylose
CN113150203A (zh) 一种偏氟乙烯共聚物及其制备方法
Kochervinskii et al. Special features of the necking process during uniaxial stretching of a copolymer of vinylidene fluoride and tetrafluoroethylene
Mohammed et al. Low-Cost and Light-Weight Pressure Sensors Fabricated from BaTiO3-NPs-Doped PVA/PEG Blend
Horsma Measurements of the relaxation spectra of unplasticized poly (vinyl chloride) melts