JPH02170477A - 能動クエンチング回路 - Google Patents

能動クエンチング回路

Info

Publication number
JPH02170477A
JPH02170477A JP1271887A JP27188789A JPH02170477A JP H02170477 A JPH02170477 A JP H02170477A JP 1271887 A JP1271887 A JP 1271887A JP 27188789 A JP27188789 A JP 27188789A JP H02170477 A JPH02170477 A JP H02170477A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
quenching
photodiode
comparator
spad
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1271887A
Other languages
English (en)
Inventor
Sergio Cova
セルジオ コーヴァ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Consiglio Nazionale delle Richerche CNR
Original Assignee
Consiglio Nazionale delle Richerche CNR
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Consiglio Nazionale delle Richerche CNR filed Critical Consiglio Nazionale delle Richerche CNR
Publication of JPH02170477A publication Critical patent/JPH02170477A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/51Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used
    • H03K17/74Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of diodes
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J1/00Photometry, e.g. photographic exposure meter
    • G01J1/42Photometry, e.g. photographic exposure meter using electric radiation detectors
    • G01J1/44Electric circuits
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/94Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the way in which the control signals are generated
    • H03K17/941Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the way in which the control signals are generated using an optical detector
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J1/00Photometry, e.g. photographic exposure meter
    • G01J1/42Photometry, e.g. photographic exposure meter using electric radiation detectors
    • G01J1/44Electric circuits
    • G01J2001/4446Type of detector
    • G01J2001/446Photodiode
    • G01J2001/4466Avalanche

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 肢査分団 本発明は、単一光子半導体ホトダイオード、すなわちブ
レークダウン電圧より高い逆電圧でバイアスされていて
、トリガ アバランシェ モードで動作するホトダイオ
ードの能動クエンチング回路に関するもので、とくに遠
隔位置に配置したホトダイオードを動作させるに適した
この種回路に関するものである。
丈来伎徘 トリガ アバランシェ モードで動作する半導体ホトダ
イオード(あるいは、ガイガー モードアバランシェ 
ダイオード)の動作原理は従来より周知されている。と
くにこの種装置において、ブレークダウン電圧より高い
逆電圧でバイアスを加えている場合には、光子の吸収に
よって形成される単一の電荷キャリヤ(電子又はホール
)によってアバランシェ工程がトリガされ、電界強度が
大であることにより、アバランシェ電流が自己維持する
ことは良く知られている。アバランシェ現象あるいは電
流を終結させるためにはクエンチング回路(滅火回路)
を使用し、この回路はバイアス電圧を瞬間的にブレーク
ダウン レベル以下とし、次で急速に初期バイアス値に
復帰し、ホトダイオードをして後続の光子(ホトン)の
検出に速応しうるようにする。
これまでの技術的並びに科学的文献には、上述の如くし
て動作する半導体アバランシェ ダイオードについての
一般的名称を記載したものはない。
これらの文献にいくつかの名称が用いられている。
その例は、 シングル ホトン アバランシェ ダイオード(Sin
gle Photon Avalanche Diod
e  : 5PAD)  ;トリガード アバランシェ
 ディテクター(Triggered  Avalan
che  Detector  : TAD  )  
;ガイガー モード アバランシェ ダイオード(Ge
iger Mode Avalanche Diode
 )  ;その他である。明瞭化のため、本明細書中に
おいては、上述の如く、トリガード アバランシェモー
ドで動作する半導体装置を示すのにシングルホトン ア
バランシェ ダイオードと称し、略称“5PAD”を用
い、あるいは単にホトダイオードと称する。
この動作を正しく行わしめるためには、クエンチング回
路は、ホトダイオードより到来するアバランシェ電流の
前縁を検出し、これに応答して、次の事項を行う必要が
ある。
a) 前記前縁に良好に同期している標準出力パルスを
形成する。
b) ホトダイオードに電圧パルスを供給して、そのバ
イアスをブレークダウン電圧以下とする。
(あるいはアバランシェ クエンチング値以下とする。
) C) ホトダイオードに加わる電圧を、所定時間間隔(
ホールド オフ時間)だけ、クエンチング レベルに維
持する。
d) 上記時間間隔の終りにおいて、ホトダイオードに
加わっている電圧を、急速な転移時間で動作電圧レベル
に復帰させる。この転移時間はこれをなるべく急速にし
、電圧が通常レベルに達しておらず、しかも既にブレー
クダウン電圧より高くなっている際に到来する光子が、
異常状態でホトダイオードのアバランシェ現象をトリガ
し、結果的に機能の劣化を招来することを防止するよう
にする。
ホトダイオード並びに対応のクエンチング回路を正しく
動作させるためには、いくつかの問題点がある。とくに
1つのアバランシェ フロントに応答して1つ以上の出
力パルスが発生することを避ける必要があり、さらには
偶発的に生じたり、またはアバランシェ フロントの到
来によって発生するクエンチング回路の持続性ある発振
現象を防止する必要がある。
これらの不整現動作は次のような理由で支障を及ぼす。
a) −面において、クエンチング回路は1mAあるい
はそれ以下のアバランシェ電流パルスに感応する必要が
ある。これは一般的にいって、50Ωの抵抗を有する入
力間に50mVあるいはそれ以下の値の信号を検出すべ
きことを意味する。
b) 他の一面において、ホトダイオードに供給するク
エンチング パルスは使用するホトダイオードによって
数Vないし数十■の如く、可成り大なる振幅を有するも
のとするを要する。これらのパルスを完全に理想的な矩
形形状とすることはできず、急峻な前縁及び後縁に振動
あるいはオーバーシュートを伴わない理想波形を得るこ
とは困難である。たとえ良好な波形形状が得られたとし
ても、パルスの振幅の比率%で極めて小さな値(一般に
1〜3%)の不整規を有することは避は難く、これらは
クエンチング回路の感度に比較したときは、これらの不
整規の値は極めて大きなものであり、数十ないし数百m
Vの値となる。従って、上述の如く不可避のクエンチン
グ パルスの不整規波形により、とくにそのパルスの後
縁によって、回路が再度トリガされることを防止する必
要がある。
上述の如くの動作の不整規及びこれによる欠点を回避し
てクエンチング回路を正しく動作させること、とくにホ
トダイオードがクエンチング回路より離隔した個所に配
置されており、例えば同軸ケーブルのような伝送線によ
ってこれらの間が接続されている場合でも誤りなく動作
させるための要求は特に難かしい問題を孕んでいる。
これらの要求は多くの場合に生ずるものであり、小寸法
のホトダイオード ディテクタを例えば顕微鏡装置のよ
うな装置内で組立てたり、ディテクタを制御した温度の
ハウジング内で組立てたりするを要する。(例えば低温
状態で動作させる低温維持装置を用いる等。) ホトダイオードを同軸ケーブルの端に装着配置すること
は、クエンチング回路が不所望に再トリガされる危険性
を飛躍的に増大させ二る。同軸ケーブルの端部における
信号の反射を回避するためには、同軸ケーブルを負荷側
で、伝送路の特性インピーダンスに等しいインピーダン
スで終端させるを要し、一般に使用されているケーブル
では約50Ωで終端させるを要する。しかし乍ら、ホト
ダイオードはケーブルの端部に配置されると、主として
容量性のインピーダンスを呈するため、クエンチング 
パルスの前縁及び後縁において反射が生ずることは避け
られず、これらの反射波がクエンチング回路で受信され
ると不所望(スプリアス)のトリガ動作が行われる。
従来開発されている能動クエンチング回路は、回路より
離隔した位置に配置され、同軸ケーブルによって接続さ
れているホトダイオードを動作させることはできなかっ
た。さらに従来の装置は、数■(ボルト)のみのクエン
チング パルスしか許容しないので、ホトダイオードの
ブレークダウン電圧より数V上のバイアス電圧しか使用
できなかった。また最后の問題として回路の調整が極め
て限界的であり、上述の動作上の諸問題を有していた。
日の量 と”ン 本発明の目的は、上述の如くの問題点を解消した単一光
子半導体アバランシェ ホトダイオード(SPAD)の
能動クエンチング回路を提供しようとするものである。
とくに本発明は、ホトダイオードが離隔個所に配置され
ている場合でも問題なく動作しうる能動クエンチング回
路を得ることをその目的とする。
また本発明は、ホトダイオードに、そのブレークダウン
電圧値より遥に高い値でバイアスを加えうるように、所
要の高い値のクエンチング インパルスを供給しうるク
エンチング回路を得ることをもその目的とする。
さらに最終的に本発明の目的の1つは、アバランシェ電
流の前縁に良好に同期していて、調整が容易な急速動作
クエンチング回路をえることである。
本発明による能動クエンチング回路は上述の目的を達成
するため、第1入力が制御すべきホトダイオードに接続
され、第2入力がこのホトダイオードと等価の平衡イン
ピーダンスに接続されている信号比較器と、 この比較器の2つの入力間に不平衡が生じた都度、所定
の時間長をもったホトダイオードのクエンチング信号を
発生するように前記比較器の出力に接続されたクエンチ
ング信号発qiと、ホトダイオードと、平衡インピーダ
ンスとの接続回路内で、比較器の各入力側に、さらに前
記クエンチング信号発生器の出力と前記入力との間の接
続回路内で前記入力側に設けられたスイッチ手段とを有
してなり、これらスイッチ手段は、前記クエンチング信
号によって駆動され、ホトダイオードのバイアス電圧を
通常高い値に保持しているが、該クエンチング信号の発
生後は所定の時間だけ前記バイアス電圧をブレークダウ
ン電圧レベル以下に低下させる構成を特徴とする。
主所少苅工 本発明において、かかる構成を用いると、クエンチング
回路に対してホトダイオードを何れの位置に配置するか
に関係なく、比較器の2つの入力において、対称回路が
形成され、これによって、クエンチング信号の不整規波
形、あるいはホトダイオード側で発生する反射、および
平衡インピーダンスによって生ずる反射等の不整規妨害
波は比較器の2つの入力において相等しく生じ、このた
め互に打消し合い、誤動作クエンチング信号の発生が回
避できる。さらにこれに反してホトダイオードによって
吸収される光子によって生ずるアバランシェ電流パルス
は、ホトダイオード自体が接続されている入力端子のみ
に加わるので、差動信号となり、クエンチング回路をト
リガする。
一方、クエンチング回路の各入力には回路遮断用のスイ
ッチが設けであるので、ホトダイオードに加える電圧パ
ルスはできるだけ大きくでき、クエンチング回路の入力
に許容しうるピーク電圧の制約を受けなくなり、例えば
数+Vもの値とすることができる。これに加えて、これ
らのスイッチを設けたことにより、クエンチング回路内
の正帰還ルートが遮断されることとなるので、クエンチ
ング回路が発振する可能性の減少に貢献する。
最后に、これらのスイッチの配置は、クエンチング回路
に接続されている同軸ケーブル等の伝送線路の正しい終
端を常時可能にする。すなわち伝送線路をその特性イン
ピーダンスで終端し、かつこれと同時に全アバランシェ
信号をクエンチング回路の入力に供給することを可能と
し、アバランシェ信号の一部がこの回路自体外に流れる
可能性をなくすことができる。
尖血拠 以下図面により本発明を説明する。
第1図は単一ホトン半導体アバランシェ ホトダイオー
ド(single photon semicondu
ctor avalanche photodiode
−−−−5PADと略す)を示し、同図はクエンチング
回路(滅火回路)とホトダイオード5PADが離れた位
置にあるものを示し、ホトダイオード5PADが同軸ケ
ーブルCCIを介して終端抵抗Rolに接続されている
例を示す。
図示の如く、ホトダイオード5PADと、同軸ケーブル
CCIと、終端抵抗Rolとの直列接続は、負電圧−V
rを有するl端子と、回路分岐点N1間に接続されてお
り、この分岐点Nlは抵抗R1を通じて正電圧子Vを有
する供給電源端子に接続されている。
ホトダイオード5PADのクエンチング回路は比較器C
Pを有し、この比較器CPは、正入力、負入力及びこれ
ら2つの入力に加わる信号間に差のあるときに出力を生
ずる出力端子とを具えている。これら2つの入力端子の
各々に、共通ベース接続とした2個のPNP )ランジ
スタTl及びT2をそれぞれ接続する。これらのトラン
ジスタは、そのベースが低インピーダンス直流電源に接
続され、エミッタに信号を受信し、コレクタに信号を伝
達する。これら共通ベース接続としたトランジスタは、
電流信号に対し低インピーダンスを呈し、抵抗を通じて
接地しである比較器CPの入力端子に電圧を生ずる機構
を有する。この抵抗はラインの特性インピーダンス値に
制限されることなく、とくにこれより大なる値とする。
より詳細には比較器CPの正入力を次の回路で前記分岐
点Nlに、またこれよりホトダイオード5PADに接続
する。すなわち、正入力端子をPNP I−ランジスタ
Tlのコレクタに接続し、かつ抵抗R2を通じ接地する
。PNP l−ランジスタT1のベースは正電源に接続
し、エミッタは抵抗R3を通じて正電源+■に接続し、
さらに第1図の例では抵抗R1を通じて正電源+■に接
続されていて常時通電状態に維持されているダイオード
D1で形成される常閉回路スイッチ11を通じて回路分
岐点N1に接続される。
比較器CPの負入力端子は、トランジスタTlと同じ回
路構成を有するPNP )ランジスタT2を介し回路分
岐点N2に接続されている。すなわち第1図の例では、
正電圧+Vに接続され、抵抗R1と同一の抵抗R4によ
って通常導通状態に維持されているダイオードD2によ
り構成されるI1と同じ常閉回路スイッチ■2を通じ分
岐点N2に接続されている。この分岐点N2はRotと
同じ終端抵抗Ro2を通じCC1と同じ同軸ケーブルC
C2に接続されており、この同軸ケーブルCC2の他端
は終端コンデンサCを通じて接地されている。この終端
コンデンサCはホトダイオード5PADと等価のもので
ある。従ってRo2゜CC2及びCで構成される回路辺
は、Rol。
CCIおよび5PADで構成される回路辺と正確に対称
形をなしている。
比較器CPの出力は、出力端子Uを有する出力段O8の
入力に接続されており、さらに単安定マルチバイブレー
タMの入力に接続されており、このマルチバイブレータ
Mの出力は同一構成の2個のドライバ回路DRI及びD
R2の入力に接続され、それらの出力は、通常非導通の
ダイオードD3及びD4で、常開回路スイッチI3及び
I4を構成するダイオードD3及びD4を通してそれぞ
れ回路分岐点N1及びN2に接続されている。
通常の不動作状態では、ホトダイオードS PADはブ
レークダウン電圧より高い電圧でバイアスされており、
2個のダイオードDi及びD2は何れも導通状態であり
、このためスイッチ!1及びI2は閉状態である。さら
に2個のダイオードD3及びD4は何れも通電しておら
ず、スイッチ13及びI4は開状態である。
この状態でホトダイオード5PADにより吸収される単
に1個の光子(photon)はアバランシェ(なだれ
)電流をホトダイオードを通じて生じさせ、その結果ト
ランジスタT1を流れる電流を減少させ、これにより比
較器CPの正入力に加わる電圧の立上りに対応の負方向
の減少を生じさせる。
これにより比較器CPは入力における差電圧信号を検出
し、出力に負電圧を生ずる。これは出力点Uに電圧を生
じ、かつ単安定マルチバイブレータMより所定の持続時
間長を有するクエンチングパルスSを発生させる。この
マルチバイブレータはクエンチング信号発生器として動
作する。
このクエンチング パルスSの負方向フロントは2個の
ドライバ回路DRI及びDR2を通じ、ダイオードD3
及びD4を導通させ(スイッチI3及びI4を閉とし)
、またダイオードDI及びD2を遮断し、(スイッチI
t及びI2を開とし)、これによって同じ負電圧値を比
較器CPの入力間に加え、比較器CPの出力を初期の正
レベルとする。
これと同時に、負の立上り電圧に対応してホトダイオー
ド5PADのバイアス電圧はブレークダウン電圧以下と
なるので、アバランシェ現象のクエンチング(消火)が
行われる。
ホトダイオード5PADに供給されるクエンチング信号
は、単安定マルチバイブレータMによってセントされる
時間中継続し、この期間中ホトダイオード5PADはホ
ールド・オフ状態に維持される。
上述の時間の終りにおいて、クエンチング信号の正の立
上りにより、ダイオードD3及びD4は遮断状態に戻り
、(スイッチI3及びI4を開とし)、ダイオードDI
及びD2を導通状態とし、(スイッチIt及びI2を再
び閉とし)、ホトダイオード 5PADのバイアス電圧
をブレークダウン電圧より上とし、ホトダイオードを新
しい動作サイクルの準備状態とする。比較器CPの入力
において検出される変化は同じであるので比較器の出力
は変化しない。
ドライバ回路DRI及びDR2は低インピーダンス ド
ライバ回路として設計し、ホトダイオード5PAD及び
対応の終端コンデンサCの如く、実質的に容量性負荷で
ある負荷の端子間に生ずる可成り大きな電圧偏倚(ex
cursion )をも駆動しうるようにするを要する
既に述べたように、クエンチング信号が発生すると、比
較器CPの2個の入力間に相等しい電圧の立上りが生ず
る。これは素子Ro2.CC2とCの回路部が、ホトダ
イオード5PADを含む回路部Ro1、CC1、5PA
Dと完全に対称であり、かつ2個のドライバ回路DRI
及びDR2が完全に対称のときである。このような条件
では、クエンチング信号と同軸ケーブル上の反射にある
程度の不規則波形と、不一致があっても、これらは比較
器CPの2つの入力には相等しい効果を及ぼし、ここで
互に打消し合って、クエンチング回路を不所望にトリガ
する決定を行うことはない。
さらにスイッチ11,12,13.14が設けであるた
め、回路のフィードバック ループが遮断されるので、
回路に発振を生ずる可能性が減少する。さらにこれらの
回路は全アバランシェ電流が回路の入力に流れるように
作用し、電流の一部がクエンチング ドライバ回路の出
力より他へ流れることを防止する。
スイッチI1、12.13.14は簡単な急速スイッチ
 ダイオードで構成することができる。
しかしこれらの回路は他の素子、例えばジャンクション
構造の電界効果トランジスタJFETまたはMO3構造
のMOSFET等の素子で構成することもできる。さら
にPNP )ランジスタNl及びN2のエミッタ・ベー
ス接合のブレークダウン電圧より低い電圧、例えば標準
的に約5vより低いクエンチング信号で充分な場合は、
スイッチTI及びI2は、トランジスタTl及びT2の
ベース・エミッタ接続で構成でき、ダイオードDI及び
D2を省略することができる。
第2図は本発明によるクエンチング回路の変形例を示し
、本回路の第1図の実施例と相違する点は、まず回路の
入力が高インピーダンスを有する点であり、このため終
端インピーダンスRol及びRo2はこれら入力と並列
に接続されていること、ならびにこれら抵抗がスイッチ
11及び12の前位でなく、後位に配置されていること
である。
また終端抵抗Ro3及びRo4はドライバ回路DRI及
びDR2とスイッチI3及びI4の間に配置されている
ことで、このためスイッチ13及びI4が閉状態で、ク
エンチングパルス送出中マツチ状態の線路終端が得られ
ることである。
本例でもスイッチII及びI2はダイオードDI及びD
2で構成することとして示しであるが、これらスイッチ
はJFETあるいはMOSFETの如く他の電子部品を
用いて構成することもできる。
場合によりホトダイオード5PADが遠隔位置でないこ
とも当然あり得る。このようなときは、第1図あるいは
第2図の回路は同軸ケーブルCCI及びCC2を当然台
まず、抵抗Rol及びRo2をケーブルの特性インピー
ダンス値として制約することは必要なくなる。
第3図はホトダイオードがクエンチング回路より極めて
遠くに位置していてIOV以上もの極めて高いクエンチ
ング信号を必要とする場合の例を参考として示すもので
ある。
このような場合、ホトダイオードのみが回路より離れて
いるとすると、ケーフ゛ル1m当り1009Fの大きさ
を有する同軸ケーブルの全容量をクエンチング信号電圧
で充電する必要がある。これはドライバ回路DRI及び
DR2が可成りの大電流を生ずるを要することなり、回
路の構成が複雑となり、得られる過渡状態のスピードを
実用上制限する。
この理由により、クエンチング回路の小部分を、別個の
小さな回路板上に塔載し、この回路板上にホトダイオー
ドを装着すると有利である。このような小回路板には、
ホトダイオード5PADと対称性を得るためのコンデン
サCと2個のドライバ回路DPI及びDR2並びにスイ
ッチ11,12゜13.14を配置すれば充分であり、
この小回路板を他の回路部分に対し同軸ケーブルCCl
CC2,CC3を用いて接続する。かくすると同軸ケー
ブルの容量(数百pF)は、小振幅の論理電圧パルス(
典型的に約0.5V)で駆動可能であり、かつ大なるク
エンチング信号(数十V)はホトダイオードに付随する
容量(数pF)にのみ加えられる。
第3図において、小回路板に塔載すべき回路の部分を太
い1点破線で囲み、Pで示しである。このような回路構
成においても、2個の抵抗Ro3とRo4とは依然とし
て対称とし、互に相等しい値とするを要するが、この場
合これらの抵抗はケーブルCCI及びCC2のインピー
ダンス マツチング終端を行う必要はないので、開放ス
イッチで分離することができる。従って抵抗Ro3及び
Ro4の値はケーブルの特性インピーダンスによる制約
を受けなくなる。
ケーブルCC3は単安定マルチパイプレークMよりの出
力点において、その特性抵抗で終端させれば良い。代案
として、またはこれに加えて、2個のドライバ回路DR
I及びDR2の共通入力分岐点N3におけるケーブルの
他方の端部を、この分岐点と大地の間に、典型的には5
0Ωのケーブルの特性インピーダンスに等しい値の抵抗
R05を接続して終端を行うことができる。
第1図、第2図、あるいは第3図、または他の何れかの
例の回路接続を用いる場合にも、本発明による能動クエ
ンチング回路によって動作するホトダイオード5PAD
に対しては、ホールド オフ時間の終りにおけるバイア
ス電圧の回復には、急速であるが、無視できない一定長
の期間があることに注意すべきである。この時間長は、
充電すべき容量値、従ってケーブルの長さ応じて定まり
、かつ能動クエンチング回路の詳細な構成によって定ま
る。この時間長は実際の場合、数nS (ナノ秒)より
数百nSの値である。
5PADパルスの繰返し速度が大であると、前位のパル
スよりのリカバリー(回復)期間中にホトダイオードに
到達する光子の確率も無視できなくなる。
リカバリー期間中に到来する光子に対しては、電気的出
力パルスが実際の到来時間に正しく相関しなくなる。バ
イアス電圧が、通常の動作電圧以下のとき5PADはト
リガされるので、アバランシェ電流の立上りはより遅く
なり、その電流値は小となる。通常状態の動作に比し、
電気出力パルスは、光子の到着時間に関し、より長い遅
延を生ずる。
リカバリー期間中においては、光子はランダムな時間に
到来し、ホトダイオード5PADをランダムなバイアス
電圧レベルでトリガし、ランダムにインクレメント(増
分)を行う出力パルスを生ずる。
この場合の問題点は、5PADパルスが高い繰返し速度
を有するとき、光子の極めて大なるパーセント部分が正
しく時間計測されないことであり、従ってランダムにイ
ンクレメントされてゆく遅延を伴った電気パルスが生ず
る。これは時間相関単一光子計数において得られる時間
精度の劣化を招来する。
上述の解析精度の劣化は、能動クエンチング回路に、補
助回路を用いて補間を行うことによって回避できる。こ
の回路の任務は、バイアス電圧のリカバリー期間中に到
来する光子に対応するパルスを識別し、これらを排除す
ることである。この目的に対して、電圧のリカバリー(
回復)が開始されると、矩形パルスを発生し、これによ
り完全な電圧リカバリー期間をカバーするか、或はこれ
より少し長い時間をカバーするようにする。この矩形パ
ルスは、このパルス期間中に生じたS PADのトリガ
事態に対応する出力パルスを阻止(インヒビット)する
に用いられる。種々の回路によりこのインヒビット動作
を行わせることができる。
補助回路の2つの可能な例を第4図及び第5図に示した
第4図の例では比較器CPよりの出力パルスを、一致(
AND)回路COの入力に供給し、さらに遅延線DLを
介してゲート回路GCの入力にも供給する。一致回路C
Oの他の入力はリカバリーマーカー 発生回路RMGに
より形成した矩形波パルスRPを供給される。ゲートG
Cは単安定マルチバイブレータMMにより生ずる一致出
力により制御され、通常は開状態である。能動クエンチ
ング回路の出力段O3はこのゲートGCの出力パルスを
受信する。
再入力ともにパルスを受信する場合、AND出力パルス
が生じ、このパルスは、比較器CPの出力パルスが出力
段O3に到達しないよう充分な時間ゲート回路CCを閉
じる。
第5図の回路では、リカバリー マーカー 発生回路R
MGにより発生した矩形波パルスRPを能動クエンチン
グ回路の比較器CPのラッチ入力Llに供給する。従っ
て比較器CPは安定静止状態(quiescent 5
tate )にラッチされ、この矩形波パルスによって
マークされた時間内にS PAD電流がトリガされても
、比較器CPはこの矩形波パルスが終了する迄は応動し
ない、5PAD電流は消滅(クエンチ)せず、前述の矩
形波パルスが終結する迄存続し、その終結時において比
較器CPをトリガし、クエンチング サイクルを開始す
る。しかし、対応のパルスが出力に到達するのを禁止す
るのは極めて容易である。その理由は、パルスは矩形波
ラッチング パルスの後縁に同期しているからである。
出力段O3の前位に常開ゲート回路GCを介在させる。
ラッチング パルスの後縁に対応させて適当長のパルス
を単安定マルチバイブレータMMで発生させ、ゲートG
Cを閉じる。
上述の如く、リカバリー期間よりある程度長い時間長の
前記矩形波パルスを用いてラッチを行うとさらに他の利
点が得られることに注意する必要がある。実際上、比較
器CPは、その2つの入力の信号が完全には一致してい
ない場合で、これらの信号が互に完全に打消し合わない
場合にも再トリガされない。従って回路の動作状態の調
整はより容易である。その理由は、例えば、2つのケー
ブル長が異なったり、他方のケーブル端でコンデンサC
によりホトダイオード5PADの等価代替の不完全等に
よる能動クエンチング回路の2つの入力回路辺間の成る
程度の非対称を許容しうるようになるからである。
第1図ないし第3図のスイッチ13及び14についての
付加説明事項について述べる。ホールド・オフ時間の終
りにおけるホトダイオードのバイアス電圧のリカバリー
はできるだけ早くしなければならない。従ってこのリカ
バリーは、既述の如く低インピーダンス電源で行う必要
がある。この目的に対し、次の如くの構成が望ましい。
a)  ドライバ回路DRI及びDR2は低出力インピ
ーダンスとすること、(既述) b) クエンチング パルスの立上り縁(正のフロント
)の完結後において、初めてスイッチI3及びI4を開
とすること。(これについてはとくに述べてないが、正
のフロントでスイッチを再度間とすると述べてあり、こ
のフロントの中の何時とは特定していない。) C) スイッチI3及びI4は両方向に大電流を導通し
うること。従ってスイッチをダイオードで構成すること
は部分的にしか満足でない。スイッチを他の方法で構成
することを述べた方が良い。すなわち既述の如く電界効
果トランジスタを用いたり、例えば2個のダイオードを
反対方向に並列接続し、すなわち逆の導電方向に接続す
る等の急速ダイオードによるより複雑な方法で構成する
方が良い。
最後にパルス ドライバ回路DRI及びDR2の代案に
は次の如くのものがある。
a) 静止(quiescent )電圧レベル(旧G
H)及びクエンチ電圧レベル(LOW )に対応する2
つの別個のdc電圧源を用いること。
b) 各スイッチi3及び14を2つのスイッチに分離
し、その一方を高電圧源に接続し、他方を低電圧源に接
続する。これらスイッチは、スイッチI3及びI4の場
合と同じに静止状態に開とする。クエンチング パルス
の負のフロント(波頭)に応じて、スイッチ11及びI
2を開とするとき、低電圧スイッチを閉とし、高電圧ス
イッチを開とする。またホールド オフ時間の終りに、
クエンチング パルスの正のフロントに応じて、低電圧
スイッチを開とし、高電圧スイッチを閉とし、バイアス
電圧のリカバリー迄閉状態を維持する。バイアス電圧が
リカバーされたとき、高電圧スイッチを開とし、スイッ
チ11及びI2を閉とすると、回路は静止(quies
cent )状態となる。
【図面の簡単な説明】 第1図は低インピーダンス入力を有し、かつ遠隔位置の
ホトダイオードに対する直列終端を具えた本発明のクエ
ンチング回路の実施例の回路図、第2図は高インピーダ
ンス入力を有し、並列終端を有する本発明の実施例の回
路図、 第3図は本発明のクエンチング回路のさらに他の実施例
の回路図、 第4図及び第5図は、本発明のクエンチング回路に付加
しうる補助回路の2つの実施例のブロック図である。 5PAD・・・ホトダイオード CC1、CC2,CC3・・・同軸ケーブル11〜I4
・・・スインチ D1〜D4・・・ダイオード Ro1、Ro2.R1へR6・・・抵抗C・・・コンデ
ンサ DR1、DR2・・・ドライバ回路 O3・・・出力段 M・・・マルチパイプレーク(クエンチング信号発生器
)T1、T2・・・トランジスタ CP・・・比較器 RMG・・・リカバリー マーカー 発生回路CO・・
・一致回路 DL・・・遅延線 MM・・・単安定マルチバイブレータ GC・・・ゲート回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、第1入力が制御すべきホトダイオード (SPAD)に接続され、第2入力がこのホトダイオー
    ドと等価の平衡インピーダンス (C)に接続されている信号比較器(CP)と、 この比較器(CP)の2つの入力間に不平 衡が生じた都度、所定の時間長をもったホトダイオード
    (SPAD)のクエンチング信号(S)を発生するよう
    に前記比較器(CP)の出力に接続されたクエンチング
    信号発生器(マルチバイブレータM)と、 ホトダイオード(SPAD)と、平衡イン ピーダンス(C)との接続回路内で、比較器(CP)の
    各入力側に、さらに前記クエンチング信号発生器の出力
    と前記入力との間の接続回路内で前記入力側に設けられ
    たスイッチ手段(I1〜I4)とを有してなり、これら
    スイッチ手段(I1〜I4)は、前記クエンチング信号
    (S)によって駆動され、ホトダイオード(SPAD)
    のバイアス電圧を通常高い値に保持しているが、該クエ
    ンチング信号(S)の発生後は所定の時間だけ前記バイ
    アス電圧をブレークダウン電圧レベル以下に低下させる
    構成を特徴とする単一光子半導体アバランシエホトダイ
    オードの能動クエン チング回路。 2、ホトダイオード(SPAD)が遠隔位置に配置され
    ており、回路には同軸ケーブル (CC1)を介して接続され、前記平衡インピーダンス
    (C)は、該第1の同軸ケーブル(CC1)と対称に配
    置された同一特性の第2同軸ケーブル(CC2)の終端
    を形成する請求項1記載のクエンチング回路。 3、前記スイッチ手段(11〜14)は、 一方側がそれぞれホトダイオード(SPAD)及び平衡
    インピーダンス(C)に接続され、他方側が比較器(C
    P)の各入力に接続されている2個の常閉スイッチ(I
    1、I2)と、ホトダイオード(SPAD)及び平衡イ
    ン ピーダンス(C)と、前記クエンチング信号発生器の出
    力に接続されている各ドライバ回路(DC1、DC2)
    のそれぞれの間に設けられた2個の常開スイッチ(I3
    、I4)を具えてなる請求項1記載のクエンチング回路
    。 4、比較器(CP)の入力より見て、常閉スイッチ(I
    1、I2)より上流側に接続されたマッチング用終端抵
    抗(Ro1、Ro2)を含んでなる請求項3記載のクエ
    ンチング回路。 5、比較器(CP)の入力より見て、常閉スイッチ(I
    1、I2)より下流側に接続されたマッチング用終端抵
    抗(Ro1、Ro2)を含んでなる請求項3記載のクエ
    ンチング回路。 6、ドライバ回路(DR1、DR2)の出力にさらに他
    のマッチング用終端抵抗(Ro3、Ro4)を設けた請
    求項5記載のクエンチング回路。 7、ホトダイオード(SPAD)、平衡インピーダンス
    (C)と、スイッチ(I1〜I4)並びにドライバ回路
    (DR1、DR2)とを、クエンチング回路の残りの各
    素子とは別個の小回路板(P)上に配置し、少くとも1
    端を特性インピーダンスで終端した同軸ケーブル(CC
    1、CC2、CC3)を介して回路の他の部分に接続し
    た請求項3記載のクエンチング回路。 8、補助回路(RMG、CO、MM、GC;RMG、M
    M、DL、GC)を設け、本補助回路は、各電圧のリカ
    バリーの開始時に応答して、電圧リカバリーの時間を完
    全にカバーするに充分な時間長を持った矩形波パルス (RP)を発生するリカバリー マーカー 発生器(RMG)と、この矩形波パルスに応答して、該
    パルス持続時間中に生ずるホトダイオード(SPAD)
    のトリガに関連するクエンチング回路の出力パルスを禁
    止する各回路手段(CO、MM、DL、GC;MM、 DL、GC)とを含んでなることを特徴とする請求項1
    記載のクエンチング回路。 9、補助回路の前記回路手段は、前記矩形波パルス(R
    P)と、比較器(CP)の出力信号の一致を検出する一
    致回路(CO)と、この一致回路(CO)によって制御
    され、比較器の出力とクエンチング回路の出力段(OS
    )の間に介挿されたゲート回路(GC)を具えてなる請
    求項8記載のクエンチング回路。 10、補助回路の前記回路手段は、比較器のラッチ入力
    (LI)に矩形波パルス(RP)を供給する接続と、比
    較器の出力とクエンチング回路の出力段(OS)の間に
    介挿され、前記矩形波パルス(RP)によって制御され
    る制御ゲート回路(GC)を具えた請求項8記載のクエ
    ンチング回路。 11、ドライバ回路(DR1、DR2)は低出力インピ
    ーダンスを有し、前記常開スイッチ (13、14)は、クエンチング信号(S)の立上り縁
    部の完了後において初めて開放され、反対方向に大電流
    を導通しうる如くした請求項3記載のクエンチング回路
    。 2、回路スイッチ手段(I1〜I4)は、それぞれ一方
    の側が、ホトダイオード(SPAD)と平衡インピーダ
    ンス(C)に接続され、他方の側が比較器(C)の2つ
    の入力に接続されている2個の常閉スイッチ(I1、I
    2)と、それぞれ一方の側がホトダイオード (SPAD)と平衡インピーダンス(C)に接続され、
    他方の側が各dc電圧源に接続されている2個の常閉ス
    イッチ(I3、I4)を有してなり、これら常閉スイッ
    チ(I3、I4)の各々は、高電圧源に接続された1個
    のスイッチと、低電圧源に接続された他の1個のスイッ
    チである請求項1記載のクエンチング回路。
JP1271887A 1988-10-20 1989-10-20 能動クエンチング回路 Pending JPH02170477A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT22367A/88 1988-10-20
IT8822367A IT1229945B (it) 1988-10-20 1988-10-20 Circuito di spegnimento attivo per fotodiodi a semiconduttore a valanga per singoli fotoni, adatto per il funzionamento con fotodiodo in posizione remota

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02170477A true JPH02170477A (ja) 1990-07-02

Family

ID=11195308

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1271887A Pending JPH02170477A (ja) 1988-10-20 1989-10-20 能動クエンチング回路

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4963727A (ja)
EP (1) EP0365095A3 (ja)
JP (1) JPH02170477A (ja)
IT (1) IT1229945B (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5667878A (en) * 1993-04-23 1997-09-16 Revlon Consumer Products Corporation Surface treated applicators and related methods
JP2003519437A (ja) * 1998-12-18 2003-06-17 キネテイツク・リミテツド アバランシェフォトダイオードにおける改良
CN104198058A (zh) * 2014-08-05 2014-12-10 清华大学 单光子雪崩二极管的淬灭和读出电路
US11662464B2 (en) 2019-03-22 2023-05-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Sensor and distance measuring device
US12007481B2 (en) 2019-03-22 2024-06-11 Kabushiki Kaisha Toshiba Sensor and distance measuring device

Families Citing this family (53)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8906650D0 (en) * 1989-03-22 1989-05-04 Harley Phillip E Electronic quenching circuit
GB8915245D0 (en) * 1989-07-03 1989-08-23 Secr Defence Avalanche photodiode quenching circuit
US5198701A (en) * 1990-12-24 1993-03-30 Davies Robert B Current source with adjustable temperature variation
US5521743A (en) * 1993-12-16 1996-05-28 Rockwell International Corporation Photon-counting spatial light modulator with APD structure
US5532474A (en) * 1993-12-17 1996-07-02 Eg&G Limited Active quench circuit and reset circuit for avalanche photodiode
US5933042A (en) * 1997-07-01 1999-08-03 Eg&G Canada, Ltd. Active quench circuit for an avalanche current device
US6218657B1 (en) * 1998-10-15 2001-04-17 International Business Machines Corporation System for gated detection of optical pulses containing a small number of photons using an avalanche photodiode
US6580845B1 (en) 2000-08-11 2003-06-17 General Nutronics, Inc. Method and device for switching wavelength division multiplexed optical signals using emitter arrays
US6696887B2 (en) * 2001-09-27 2004-02-24 Matthew S. Taubman Transistor-based interface circuitry
CN100410636C (zh) * 2004-03-19 2008-08-13 华东师范大学 一种apd单光子探测的电路模块
US7045761B2 (en) * 2004-06-21 2006-05-16 The Boeing Company Self-pixelating focal plane array with electronic output
DE102005051571B4 (de) * 2005-10-21 2013-06-20 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Photodioden-Chip hoher Grenzfrequenz
US7897906B2 (en) * 2007-03-23 2011-03-01 Excelitas Canada Inc. Double quench circuit for an avalanche current device
CN101170362B (zh) * 2007-11-08 2011-01-12 华东师范大学 一种apd单光子探测的电路模块
US8803075B2 (en) * 2008-04-18 2014-08-12 Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. Radiation detector device
CN101923173B (zh) * 2009-06-10 2014-10-01 圣戈本陶瓷及塑料股份有限公司 闪烁体以及检测器组件
US9354113B1 (en) 2010-11-05 2016-05-31 Stc.Unm Impact ionization devices under dynamic electric fields
DE102010060527B3 (de) * 2010-11-12 2012-04-19 Picoquant Gmbh Schaltungsanordnung zum Nachweis einzelner Photonen
US9442201B2 (en) 2013-09-12 2016-09-13 Siemens Medical Solutions Usa, Inc. CMOS SPAD array with mixed timing pick-off for time-of-flight positron emission tomography
US10128398B1 (en) 2014-05-23 2018-11-13 Stc.Unm Resonance avalanche photodiodes for dynamic biasing
CN104218917A (zh) * 2014-07-24 2014-12-17 安徽问天量子科技股份有限公司 用于消除apd雪崩信号输出端的尖峰噪声的自差分滤波装置
CN104990632A (zh) * 2015-07-14 2015-10-21 华中科技大学 一种门控差分单光子探测系统
US9671284B1 (en) 2016-01-14 2017-06-06 Kiskeya Microsystems Llc Single-photon avalanche diode circuit with variable hold-off time and dual delay regime
CN106482840B (zh) * 2016-09-27 2019-03-08 山东大学 一种用于单光子探测器的主动猝灭电路及其工作方法
US10158038B1 (en) 2018-05-17 2018-12-18 Hi Llc Fast-gated photodetector architectures comprising dual voltage sources with a switch configuration
US10340408B1 (en) 2018-05-17 2019-07-02 Hi Llc Non-invasive wearable brain interface systems including a headgear and a plurality of self-contained photodetector units configured to removably attach to the headgear
US10515993B2 (en) 2018-05-17 2019-12-24 Hi Llc Stacked photodetector assemblies
US10420498B1 (en) 2018-06-20 2019-09-24 Hi Llc Spatial and temporal-based diffusive correlation spectroscopy systems and methods
US11213206B2 (en) 2018-07-17 2022-01-04 Hi Llc Non-invasive measurement systems with single-photon counting camera
WO2020131148A1 (en) 2018-12-21 2020-06-25 Hi Llc Biofeedback for awareness and modulation of mental state using a non-invasive brain interface system and method
CA3135228A1 (en) 2019-05-06 2020-11-12 Hi Llc Photodetector architectures for time-correlated single photon counting
WO2020236371A1 (en) 2019-05-21 2020-11-26 Hi Llc Photodetector architectures for efficient fast-gating
EP3980849A1 (en) 2019-06-06 2022-04-13 Hi LLC Photodetector systems with low-power time-to-digital converter architectures
US11162839B2 (en) * 2019-12-12 2021-11-02 Stmicroelectronics (Research & Development) Limited Photodetection circuit with extended hold-off time for SPAD quench assistance
US11105679B2 (en) 2019-12-12 2021-08-31 Stmicroelectronics (Research & Development) Limited Extended hold-off time for SPAD quench assistance
WO2021167892A1 (en) 2020-02-21 2021-08-26 Hi Llc Wearable devices and wearable assemblies with adjustable positioning for use in an optical measurement system
US11969259B2 (en) 2020-02-21 2024-04-30 Hi Llc Detector assemblies for a wearable module of an optical measurement system and including spring-loaded light-receiving members
US11950879B2 (en) 2020-02-21 2024-04-09 Hi Llc Estimation of source-detector separation in an optical measurement system
US11515014B2 (en) 2020-02-21 2022-11-29 Hi Llc Methods and systems for initiating and conducting a customized computer-enabled brain research study
US11883181B2 (en) 2020-02-21 2024-01-30 Hi Llc Multimodal wearable measurement systems and methods
US11771362B2 (en) 2020-02-21 2023-10-03 Hi Llc Integrated detector assemblies for a wearable module of an optical measurement system
US11096620B1 (en) 2020-02-21 2021-08-24 Hi Llc Wearable module assemblies for an optical measurement system
US11187575B2 (en) 2020-03-20 2021-11-30 Hi Llc High density optical measurement systems with minimal number of light sources
US11877825B2 (en) 2020-03-20 2024-01-23 Hi Llc Device enumeration in an optical measurement system
WO2021188487A1 (en) 2020-03-20 2021-09-23 Hi Llc Temporal resolution control for temporal point spread function generation in an optical measurement system
US11903676B2 (en) 2020-03-20 2024-02-20 Hi Llc Photodetector calibration of an optical measurement system
US11864867B2 (en) 2020-03-20 2024-01-09 Hi Llc Control circuit for a light source in an optical measurement system by applying voltage with a first polarity to start an emission of a light pulse and applying voltage with a second polarity to stop the emission of the light pulse
US11245404B2 (en) 2020-03-20 2022-02-08 Hi Llc Phase lock loop circuit based signal generation in an optical measurement system
US11857348B2 (en) 2020-03-20 2024-01-02 Hi Llc Techniques for determining a timing uncertainty of a component of an optical measurement system
US11819311B2 (en) 2020-03-20 2023-11-21 Hi Llc Maintaining consistent photodetector sensitivity in an optical measurement system
WO2021188486A1 (en) 2020-03-20 2021-09-23 Hi Llc Phase lock loop circuit based adjustment of a measurement time window in an optical measurement system
CN112444315A (zh) * 2020-10-15 2021-03-05 良业科技集团股份有限公司 一种被动淬灭电路
CN113253088B (zh) * 2021-06-25 2021-09-28 上海瞻芯电子科技有限公司 晶体管栅氧测试装置及系统

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4001614A (en) * 1975-08-27 1977-01-04 Hughes Aircraft Company Bias circuit for a photo-avalanche diode
US4303861A (en) * 1980-03-28 1981-12-01 Battelle Development Corporation Photon detector system
US4389695A (en) * 1981-02-09 1983-06-21 Carpenter Jr Roy B Equipment for protecting electronic equipment and personnel against inadvertent occurrence of extended or transient high voltages and method
JPS5838041A (ja) * 1981-08-31 1983-03-05 Asahi Optical Co Ltd Apdバイアス回路
JPS6278886A (ja) * 1985-10-01 1987-04-11 Iwatsu Electric Co Ltd アバランシエ・ホトダイオ−ドのバイアス回路
US4754131A (en) * 1985-12-31 1988-06-28 American Telephone And Telegraph Company, At&T Bell Laboratories Devices using avalanche photodiode and capable of detecting a small number of photons
EP0333751B1 (en) * 1986-11-25 1992-07-22 The Secretary Of State For Defence In Her Britannic Majesty's Government Of The United Kingdom Of Great Britain And Northern Avalanche photodiode quenching circuit

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5667878A (en) * 1993-04-23 1997-09-16 Revlon Consumer Products Corporation Surface treated applicators and related methods
JP2003519437A (ja) * 1998-12-18 2003-06-17 キネテイツク・リミテツド アバランシェフォトダイオードにおける改良
CN104198058A (zh) * 2014-08-05 2014-12-10 清华大学 单光子雪崩二极管的淬灭和读出电路
US11662464B2 (en) 2019-03-22 2023-05-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Sensor and distance measuring device
US12007481B2 (en) 2019-03-22 2024-06-11 Kabushiki Kaisha Toshiba Sensor and distance measuring device

Also Published As

Publication number Publication date
IT8822367A0 (it) 1988-10-20
EP0365095A2 (en) 1990-04-25
EP0365095A3 (en) 1991-02-06
IT1229945B (it) 1991-09-17
US4963727A (en) 1990-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02170477A (ja) 能動クエンチング回路
JPH02504694A (ja) 高速でターンオフするダーリントン増幅器
JPH0659027B2 (ja) ドライバ回路
US4495461A (en) Waveform crossing detector
US3159751A (en) Clamp circuit with a shunt unilateral discharge path
US3209171A (en) Pulse generator employing minority carrier storage diodes for pulse shaping
US4047055A (en) Line control unit for teleprinters
US3391286A (en) High frequency pulseformer
JP3137680B2 (ja) ラッチ回路
US5021687A (en) High speed inverting hysteresis TTL buffer circuit
GB1219623A (en) An electrical switching circuit
WO1990011647A1 (en) Electrical quenching circuit
US3207920A (en) Tunnel diode logic circuit
US3631266A (en) Delay line pulse generator
JP3478721B2 (ja) 自己消弧形素子のゲート回路
US7199633B2 (en) Electric pulse generator and method for generating short electric pulses
US3191057A (en) Current adder type logic circuit
US3656009A (en) Non-linear transmission line current driver
US3700917A (en) Count-down circuit using a tunnel diode
SU1681396A2 (ru) Устройство дл преобразовани телеграфных однопол рных сигналов в двухпол рные
US3509380A (en) High speed latch circuit arrangement for driving a utilization device
SU886225A1 (ru) Формирователь импульсов
Mizushina Triggered operation of tunnel diode oscillators and pulse generators
Abdel-Latif et al. A new integrated gate eliminating line reflections in high-speed digital systems
SU1401573A1 (ru) Триггер В.И.Турченкова с регулируемым гистерезисом