JPH02170159A - ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法

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JPH02170159A
JPH02170159A JP32668088A JP32668088A JPH02170159A JP H02170159 A JPH02170159 A JP H02170159A JP 32668088 A JP32668088 A JP 32668088A JP 32668088 A JP32668088 A JP 32668088A JP H02170159 A JPH02170159 A JP H02170159A
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layer
light
halide photographic
photosensitive
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Kazuya Kuramoto
和也 倉本
Yasuo Tosaka
泰雄 登坂
Yoshiyuki Nonaka
義之 野中
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Konica Minolta Inc
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/20Subtractive colour processes using differently sensitised films, each coated on its own base, e.g. bipacks, tripacks

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、内部潜像型直接ポジハロゲン化銀写真感光材
料(以下、内温型直接ポジ感材という。)とネガ型ハロ
ゲン化銀写真感光材料(以下、ネガ型感材という)を共
通の現像液で処理する現像処理方法に関するものである
〔発明の背景〕
従来知られている直接ポジ画像を得る方法としては、主
として2つのタイプに分けられる。その1つのタイプは
、予めカブリ核を有するハロゲン化銀乳剤を用い、ソー
ラリゼーションあるいはバーシェル効果等を利用して露
光部のカブリ核または潜像を破壊することによって、現
像後ポジ画像を得るものである。他の1つのタイプは、
画像露光時まではカブリ(一般には表面カブリ)を与え
ない内部潜像型ハロゲン化銀乳剤を用い、画像露光後カ
ブリ処理(造核処理)を施し、次いで表面現像を行うか
、または画像露光後カブリ処理を施しながら表面現像を
行うことにより、ポジ画像を得ることができるものであ
る。
上記のカブリ処理は、全面露光を与えることでもよいし
、カブリ剤を用いて化学的に行ってもよいし、また強力
な現像液を用いてもよく、さらに熱処理等によってもよ
い。尚前記内部潜像型ハロゲン化銀乳写真乳剤とは、ハ
ロゲン化銀結晶粒子の主として内部に感光核を有し、露
光によって粒子内部に潜像が形成されるようなハロゲン
化銀写真乳剤をいう。
ポジ画像を形成するための前記2つの方法のうち、後者
のタイプの方法は、前者のタイプの方法に比較して、−
役向に感度が高く、高感度を要求される用途に適してい
る。
この技術分野においては、種々の技術がこれまでに知ら
れている。例えば、米国特許2,592,250号、同
2,466.957号、同2,497,875号、同2
,588.982号、同3,761..266号、同3
,761,276号、同3,796,577号および英
国特許1151.363号等に記載されている方法が知
られている。
またポジ像の形成機構については、例えばフォトグラフ
ィック・サイエンス・アンド・エンジニアリング(Ph
otographic 5cience and En
gineering)20巻、158頁(1976)に
記載されているように次のように考えられている。画像
露光によってハロゲン化銀結晶粒子内に生じた光電子は
粒子内部に選択的に捕獲され、内部潜像が形成される。
この内部潜像は電導帯にある電子に対して有効な捕獲中
心として働くので、露光された粒子においては、その後
のカブリ現像過程で注入される電子は内部に捕獲され潜
像を補力することになる。この場合、潜像はすべて内部
にあるので現像されない。一方画像露光を受けなかった
粒子においては、注入された少なくとも一部の電子は粒
子表面に捕獲され、該粒子は表面現像によって現像され
る。
ところで、写真現像所で内温型直接ポジ感材を処理する
場合には、従来のネガ型感材の処理ラインとは別に、内
温型直接ポジ感材専用の処理ラインを設けて処理してい
るのが一般的である。
例えば、ネガ型感材の処理ラインは、ネガフィルム用の
自動現像機とネガペーパー用の自動現像機及び自動焼付
装置の3種類の機器を別々に配置しており、一方、内温
型直接ポジ感材の処理ラインは、専用の自動焼付装置及
び専用の自動現像機の2種類の機器からなっている。
一般的には、これらの各機器の回りには所定の広さの作
業スペースを必要とし、さらにはこれら機器の回りには
補充コック調整や蒸発補正、タンク液交換、及び補充作
業に必要なスペースを確保しなければならない。
従って、前記機器を別々に配置すると、それぞれの機器
の回りに作業スペースが重ならないようにしなければな
らず、小規模のカラー写真現像所等の狭い場所での作業
に支障をきたす恐れがあり処理方法の簡略化及び自動現
像機を小型化することが重要な課題となっている。
方、近年、内温型直接ポジ感材の市場における需要か増
えつつあり、内温型直接ポジ感材の処理ラインが非常に
重要なウェイトを持つようになって米た。しかし、はと
んどのカラー写真現像所では、作業スペース、コスト、
人等の問題があり、内温型直接ポジ感材専用の処理ライ
ンの導入は行われていない。
かかる背景から、最近とくに内温型直接ポジ感材どネガ
型感材とを同一の現像処理浴中で現像処理できる方法が
強く望まれている。
2種類の異なる感材を共通に処理する現像液は、他の処
理液以上に液の活性度の維持・管理か必要であり、安定
した写真性能の維持はむづかしく、連続処理によって写
真性能の劣化が生ずる。
従来より、内温型直接ポジ感材とネガ型感材とを共通の
処理液で安定に処理する種々の技術がこれまでに知られ
ている。例えば、時開62−139548号では現像処
理液中のBr’濃度を一定の範囲に規定することにより
共通化を試みている。また時開6392949号では現
像処理液中にヒドロキシルアミン誘導体を添加すること
により共通化を試みている。
これら技術により、ある程度は安定に処理できるように
なったが、今だ充分なものではない。特に、処理枚数を
大巾に増やした連続処理を行うと、得られる画像の再現
性が劣化するという問題があり、より安定化した共通処
理が望まれている。
本発明者は、内温型直接ポジ感材とネガ型感材との安定
した共通処理化を鋭意検討した結果、内温型直接ポジ感
材及びネガ型感材の処理枚数を増やした連続処理でも、
得られる画像再現性の劣化が少なく安定した写真性能の
処理ができることを見いだした。さらに、驚くべき事に
各感材を単独で連続処理するよりも、両感材をある割合
で連続処理する共通処理の方が、写真性能の安定した処
理ができることがわかった。
〔発明の目的〕
本発明の第1の目的は、内温型直接ポジ感材とイ・ガ型
感材を共通の現像液溶中で現像処理し、常に安定しI−
、写真性能が得られるハロゲン化銀写真感光材料の処理
方法を提供することにある。
本発明の第2の目的は、内温型直接ポジ感材とネガ型感
材を共通の現像液溶中で現像処理し、作業スペースや設
置面積の少ない処理方法を提供することにある。
その他の目的は、 〔発明の構成〕 本発明の上記目的は(1)内部潜像型直接ポジハロゲン
化銀写真感光材料とネガ型ハロゲン化銀写真感光材料を
同一の現像処理洛中で現像処理を行なうハロゲン化銀写
真感光材料の処理方法において、該内部潜像型直接ポジ
ハロゲン化銀写真感光材料と、ネガ型ハロゲン化銀写真
感光材料は、少なくともそれぞれ一層の赤色感光層、緑
色感光層および青色感光層を有し、該感光層は前記の内
部潜像型直接ポジハロゲン化銀写真感光材料においては
支持体に最も近い感光層が青色感光層であり、前記ネガ
型ハロゲン化銀写真感光材料においては、支持体に最も
近い感光層が青色感光層で支持体から最も離れている感
光層が赤色感光層であ以下の明細にて明らかとなる。
る層構成からなり、かつ、前記内部潜像型ポジハロゲン
化銀写真感光材料とネガ型ハロゲン化銀感光材料は、該
緑色感光層の感度に対する該青色感光層の感度の比(S
B/SGと表す)が、0.3< S B/SG≦3.0
であり、かつ該緑色感光層の感度に対する該赤色感光層
の感度の比(SR/SGと表す)が0.2≦SR/SG
≦2.0の範囲で設計されていることを特徴とするハロ
ゲン化銀写真感光材料の処理方法及び(2)内部潜像型
直接ポジハロゲン化銀写真感光材料とネガ型ハロゲン化
銀写真感光材料の少なくともどちらか一方が下記−綴代
(M−1:]で示される化合物を少なくとも1つを含有
することを特徴とする(1)記載のハロゲン化銀写真感
光材料の処理方法によって達成された。
一般式CM−1) 式中、Zは含窒素複素環を形成するのに必要な非金属原
子群を表し、該2により形成される環は置換基を有して
もよい。Xは水素原子又は発色現主薬の酸化体との反応
により離脱しうる基を表し、Rは水素原子又は置換基を
表す。
さらに、(3)内部潜像型直接ポジハ化銀写真感光材料
と、ネガ型ハロゲン化銀写真感光材料の赤色感光層に含
まれる平均粒子サイズが最も大きいハロゲン化銀乳剤粒
子の平均粒径が0.40μmであることを特徴とする請
求項(1)、(2)記載のハロゲン化銀写真感光材料の
処理方法によって達成された。
次に、−綴代CM−I)で表されるマゼンタカプラーに
ついて説明スる。
一綴代CM−I)において、Rの表す置換基としては特
に制限はないが、代表的には、アルキル、アリール、ア
ニリハアシルアミハスルホンアミド、アルキルチオ、ア
リールチオ、アルケニル、シクロアルキル等の多基が挙
げられるが、この他にハロゲン原子及びシクロアルケニ
ル、アルキニル、複素環、スルホニル、スルフィニル、
ホスホニル、アシル、カルバモイル、スルファモイル、
シアノ、アルコキシ、アリールオキシ、複素環オキシ、
シロキシ、アシルオキシ、カルバモイルオキシ、アミノ
、アルキルアミノ、イミド、ウレイド、スルファモイル
アミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アリールオキシ
カルボニルアミノ、アルコキシカルボニル、アリールオ
キシカルボニル複素環チオの多基、ならびにスピロ化合
物残基、有橋炭化水素化合物残基等も挙げられる。
Rで表されるアルキル基としては、炭素数1〜32のも
のが好ましく、直鎖でも分岐でもよい。
Rで表されるアリール基としては、フェニル基が好まし
い。
Rで表されるアシルアミノ基としては、アルキルカルボ
ニルアミノ基、アリールカルボニルアミノ基等が挙げら
れる。
Rで表されるスルホンアミド基としては、アルキルスル
ホニルアミノ基、アリールスルホニルアミノ基等が挙げ
られる。
Rで表されるアルキルチオ基、アリールチオ基における
アルキル成分、アリール成分は上記Rで表されるアルキ
ル基、アリール基が挙げられる。
Rで表されるアルケニル基としては、炭素数2〜32の
もの、シクロアルキル基としては炭素数3〜12、特に
5〜7のものが好ましく、アルケニル基は直鎖でも分岐
でもよい。
Rで表されるシクロアルケニル基としては、炭素数3〜
12、特に5〜7のものが好ましい。
Rで表されるスルホニル基としてはアルキルスルホニル
基、アリールスルホニル基等:スルフィニル基としては
アルキルスルフィニル基、アリールスルフィニル基等; ホスホニル基としてはアルキルホスホニル基、アルコキ
シホスホニル基、アリールオキシホスホニル基、アリー
ルホスホニル基等; アシル基としてはアルキルカルボニル基、アリルカルボ
ニル基等: カルバモイル基としてはアルキルカルバモイル基、アリ
ールカルバモイル基等: スルファモイル基としてはアルキルスルファモイル基、
アリールスルファモイル基等;アシルオキシ基としては
アルキルカルボニルオキシ基、アリールカルボニルオキ
シ基等;カルバモイルオキシ基としてはアルキルカルバ
モイルオキシ基、アリールカルバモイルオキシ基等; ウレイド基としてはアルキルウレイド基、アリールウレ
イド基等; スルファモイルアミノ基としてはアルキルスルファモイ
ルアミノ基、アリールスル7アモイルアミノ基等; 複素環基としては5〜7員のものが好ましく、具体的に
は2−フリル基、2−チエニル基、2−ピリミジニル基
、2−ベンゾチアゾリル基等:複素環オキシ基としては
5〜7員の複素環を有するものが好ましく、例えば3.
4.5.6−テトラヒドロビラニル−2−オキシ基、l
−7エニルテトラゾールー5−オキシ基部; 複素環チオ基としては、5〜7員の複素環チオ基が好ま
しく、例えば2−ピリジルチオ基、2−ベンゾチアゾリ
ルチオ基、2.4−ジフェノキシ−13.5−トリアゾ
ール−6一チオ基等;シロキシ基としてはトリメチルシ
ロキシ基、トリエチルシロキシ基、ジメチルブチルシロ
キシ基等; イミド基としてはコハク酸イミド基、3−ヘプタデシル
コハク酸イミド基、フタルイミド基、グルタルイミド基
等; スピロ化合物残基としてはスピロ [3,31へブタン
−1−イル等; 有橋炭化水素化合物残基としてはビシクロ [2゜2.
11へブタン−1−イル、トリシクロ [3゜3.1.
l”・7]デカン−1−イル、7,7−シメチルービシ
クロ [2,2,1]へブタン−1イル等が挙げられる
Xの表す発色現像主薬の酸化体との反応により離脱しう
る基としては、例えばハロゲン原子(塩素原子、臭素原
子、弗素原子等)及びアルコキシ、アリールオキシ、複
素環オキシ、アシルオキシ、スルホニルオキシ、アルコ
キシカルボニルオキシ、アリールオキシカルボニル、ア
ルキルオキザリルオキシ、アルコキシオキザリルオキシ
、アルキルチオ、アリールチオ、複素環チオ、アルキル
オキシチオカルボニルチオ、アシルアミノ、スルホンア
ミド、N原子で結合した含窒素複素環、アルキルオキシ
カルボニルアミノ、アリールオキシカルボニルアミノ、
カルボキシル、 (Rl ’は前記Rと同義であり、Z′は前記Zと同義
であり、R2′及びR2′は水素原子、アリール基、ア
ルキル基又は複素環基を表す。)等の6基が挙げられる
が、好ましくはハロゲン原子、特に塩素原子である。
また2又は2′により形成される含窒素複素環としては
、ピラゾール環、イミダゾール環、トリアゾール環又は
テトラゾール環等が挙げられ、前記環が有してもよい置
換基としては前記Rについて述べたものが挙げられる。
殺伐 CM−I)  で表されるものは更に具体的には
例えば下記−殺伐 CM−4)  〜 [M−■〕 に
より表される。
殺伐〔M−■〕 殺伐(M−Vl) 殺伐〔M−■〕 一般式CM−111) 一般式〔M−IV) 前記−殺伐 CM−II)  〜〔M−■〕 において
R1−R8及びXは前記R及びXと同義である。
又、−殺伐 (M−I)  の中でも好ましいのは、下
記−殺伐 〔M−■〕 で表されるものである。
殺伐〔M−■〕 殺伐〔M−■〕 式中R,,X及びZlは一般式 CM−I)  におけ
るR、X及びZと同義である。
前記−殺伐 CM−n)  〜 〔M−■〕 で表され
るマゼンタカプラーの中で特に好ましいものは一般式 
[M−It)  で表されるマゼンタカプラーである。
又、陽画像形成に用いる場合、−殺伐CM−1〜CM−
■〕における複素環上の置換基についていえば、−殺伐
CM−1)においてはRが、また−殺伐[:M−II)
〜〔M−■〕においてR1が下記条件1を満足する場合
が好ましく、更に好ましいのは下記条件1及び2を満足
する場合であり、特に好ましいのは下記条件1.2及び
3を満足する場合である。
条件1 複素環に直結する根元原子が炭素原子である。
条件2 該炭素原子に水素原子が1個だけ結合している
、または全く結合していない。
条件3 該炭素原子と隣接原子との間の結合が全て単結
合である。
上記条件を満足する置換基R及びR1として最も好まし
いのは、下記−殺伐CM−II)により表されるもので
ある。
一般式(M−II)       。。
R+oC 式中Rs、Rho及びR11はそれぞれ前記R2同義で
ある。
又、前記R、、R、。及びR1,の中の2つ例えはR5
とRloは結合して飽和又は不飽和の環(例えばシクロ
アルカン、シクロアルケン、複素環)を形成してもよく
、更に該環にR1+が結合して有橋炭化水素化合物残基
を構成してもよい。
殺伐 CM−X〕 の中でも好ましいのは、(+)R9
−R1、の中の少なく2も2つがアルキル基の場合、 
(ii)Rs〜R3,の中の1つ例えはR11が水素原
子であって、他の2つR1とRloか結合して根元炭素
原子と共にシクロアルキルを形成する場合、である。
更に (i)の中でも好ましいのは、R6〜R1Iの中
の2つがアルキル基であって、他の1つが水素原子又は
アルキル基の場合である。
又、−殺伐CM−I)におけるZにより形成される環及
び−殺伐〔M−■〕jこおけるZlにより形成される環
が有してもよい置換基、並びに−殺伐CM−ff) −
CM−Vl)におけるR 、 −R、としでは下記−殺
伐CM−X)で表されるものが好ましい。
一殺伐CM−X’) −R’−3o 2−R2 式中R1はアルキレン基を、R2はアルキル基、シクロ
アルキル基又はアリール基を表す。
R1で示されるアルキレン基は好ましくは直鎖部分の炭
素数が2以上、より好ましくは3ないし6であり、直鎖
、分岐を問わない。
R2で示されるシクロアルキル基としては5〜6員のも
のが好ましい。
又、陰画像形成に用いる場合、−殺伐CM−I)〜〔M
−■〕における複素環上の置換基についていえば、−殺
伐CM−I)においてRが、また−殺伐[M−4)〜〔
M−■〕においてはR1が下記条件】を満足する場合が
好ましく、更に好ましいのは下記条件1及び2を満足す
る場合である。
条件1 複素環に直結する根元原子が炭素原子である。
条件2 該炭素原子に水素原子が少なくとも2個結合し
ている。
上記条件を満足する置換基R及びR4として最も好まし
いのは、下記−殺伐[M−XI:]により表されるもの
である。
一殺伐CM−XI) R1□−CH2 式中R1゜は前記Rと同義である。
R12として好ましいのは、水素原子又はアルキル基で
ある。
以下に一般式(M−1:]で表される化合物の代(M (M (M 11、) (M (M−13) CH3 CH3 CH。
8H17 (M (M (M (M (M (M (M しH3 C,8H,。
(M (M (M (M H3 C7H+ s (M (M (M (M (M (M (M (M−45) (M (M CH3 CH。
CH。
(M (M (M (M (M (M 12H25 CH。
CI 2 H2s C,H。
CH3 しM3NtiS02 C16H33 (M (M−56) (M (M (M−64) =35= (M (M (M−62) (M (M C,、H2゜ Q−Q U −(J 以上の代表的具体例の他に、特願昭61−9791号明
細書の第66頁〜122頁に記載されている化合物の中
で、No、 l −4、6、8〜17.19〜24.2
6−43゜45〜59.61〜104.106〜121
.123〜162.164〜223で示される化合物を
挙げることができる。
又、前記カプラーはジャーナル・オフ・ザ・ケミカル・
ソサイアテ4 (Journal of the Ch
emicalS ociety)、パーキン(P er
kin) I (1977)、  2047〜2052
、米国特許3,725,067号、特開昭59−994
37号、同5L−42045号、同59−162548
号、同51171956号、同60−33552号、同
60−43659号、同60−172982号及び同6
0−190779号等を参考にして合成することができ
る。
上記カプラーは通常ハロゲン化銀1モル当りIX 10
−3モル〜1モル、好ましくはI X 10−2モル−
8X 10−’モルの範囲で用いることができる。
上記カプラーは他の種類のマゼンタカプラーと併用する
こともできる。
本発明における内温型直接ポジ感材とネガ型感材は、支
持体上に、赤色感光層、緑色感光層、青色感光層以外、
フィルター層、中間層、保護層、下引層、裏引層、ハレ
ーンヨン防止層等の種々の写真構成層を多数設置するこ
とができる。
赤色感光層、緑色感光層、青色感光層については、少な
くともそれぞれ1層含有される。内温壓直接ポジ感材に
おいて同一の感光層が2層以上含有される場合、どれか
1層の赤色感光層が他のすべての感光層よりも支持体に
最も近く、かつ、どれか1層の青色感光層が他のすべて
の感光層よりも支持体から最も離れていれば良い。又ネ
ガ型感材において同一の感光層が2層以上含有される場
合、どれか1層の青色感光層が他のすべての感光層より
も支持体に最も近く、かつどれか1層の赤色感光層が他
のすべての感光層よりも支持体から最も離れていれば良
い。
ここで、支持体と感光層及び感光層上感光層の間に他の
種々の写真構成層が設置されてもよい。
又、支持体から最も離れている膚は感光層以外の写真構
成層でもよい。
本発明において、内層型直接ポジ感材とネガ型感材は、
少なくともそれぞれ1層の青色感光層、緑色感光層、赤
色感光層を含有し、該緑色感光層の感度に対する、該青
色感光層の感度の比(sa/sG)が0.3≦SR/S
G≦3.0であり、かつ該緑色感光層の感度に対する、
該赤色感光層の感度の比(SR/SG)カ0.2≦SR
/S、≦2.0の範囲で設計されている。
ここで該緑色感光層の感度(SC)、青色感光層の感度
(SR) 、赤色感光層の感度(SR)は次のように定
義する。すなわち、該内温型直接ポジ感材及びネガ型感
材を感光層(光源の色温度: 2854°K、光源:タ
ングステンランプ)でウェッジ露光し、本発明でいう同
一の現像処理浴中である現像処理を行ない、得られた画
像についてセンシトメトリーを行なったとき、該緑色感
光層に対応する画像の1/2X (Dmax+ Dmi
n)の濃度を与える露光量の逆数を86とする。
(ここで、Dmax及びDminは該画像の分光吸収の
主波長に対応する波長で測定したときの該画像の最大濃
度値及び最小濃度値を示す)。また、該青色感光層に対
応する画像の1/2X (Dmax十Dmin)の濃度
を与える露光量の逆数をsi+(ここで、Dmax及び
Dminは該画像の分光吸収の主波長に対応する波長で
測定したときの該画像の最大濃度値及び最小濃度値を示
す)。該赤色感光層に対応する画像の1/2X (Dm
ax+ Dmin)の濃度を与える露光量の逆数をSR
(ここで、Dmax及びDminは該画像の分光吸収の
主波長に対応する波長で測定したときの該画像の最大濃
度値及び最小濃度値を示す)とする。
尚、内層型直接ポジ感材の感度は本発明の現像処理条件
と同一の条件で得られたものであり、またネガ型感材の
感度は本発明の現像処理条件と同一の条件で得られたも
のである。
本発明において、ネガ型感材とは、カラー印画紙、カラ
ーネガフィルム、カラーリバーサルフィルム、カラーリ
バーサルペーパーを意味する。
本発明に用いられる処理工程は、現像工程としてカラー
現像処理であることが好ましい。
特に、カラー現像処理として、発色現像処理工程、漂白
処理工程、定着処理工程、水洗代替安定化処理工程を行
うことが好ましいが、漂白液を用いた処理工程と安定液
を用いた処理工程の代りに、■浴漂白定着液を用いて、
漂白定着処理工程を行うこともできる。
尚、これらの処理工程に組み合わせて前硬膜処理工程、
その中和工程、停止定着処理工程、後硬膜処理工程等を
行ってもよい。これら処理において発色現像処理工程の
代りに発色現像主薬、またはそのプレカーサーを感材中
に含有させておき現像処理をアクチベーター液で行うア
クチベーター処理工程を行ってもよい。
これらの処理について代表的な例を次に示す。
尚これらの処理は最終工程(最終浴)として、■水洗処
理工程、■水洗代替安定化処理工程、又は■水洗処理工
程及び安定化処理工程のいずれかを行う。
本発明の処理工程は、現像槽が実質的に共通となってい
るものであり、処理槽をユニット化して必要に応じて連
結して使用することもできる。
本発明の処理方法に於ける処理槽の構成は、既知の処理
工程からなる処理槽を用いてもよい。
本発明の諸工程における好ましい代表例※−(最終浴(
A)) ※−(最終浴(B)) ※−(定着(A))−(最終浴(A))※→(定着(B
))−(最終浴(B))の〔発色現像〕−〔漂白〕→〔
定着〕→〔最終浴〕(8)〔発色現像〕−〔漂白定着〕
−〔最終浴〕(9)〔発色現像〕→〔中和〕−〔漂白〕
→〔定着〕→〔最終浴〕(IOX発色現像〕−〔中和〕
−〔漂白定着〕−〔最終浴〕(11)I:発色現像〕−
〔中和〕→〔発色現像〕−〔中和〕−〔水洗〕→〔漂白
〕−※※→〔定着〕→〔水洗〕→〔後硬膜〕→〔最終浴
〕(12M発色発色現像主薬黒現像(B))→(中和(
B))→(水洗(B))−※※→〔発色現像〕−〔漂白
〕→〔定着〕−〔最終浴〕上記処刑工程(1)〜(12
)中、〔〕で囲った工程か共通の処理工程を表し、一方
、()で囲った工程は別個の処理工程であって、Aは内
温型直接ポジ感材用、Bはネガ型感材用を表す。
本発明において「実質的に共通の処理槽」とは、通常l
槽を意味するが、2〜3槽に仕切られたカウンターカレ
ント方式(カスケード方式)も含まれる。また、このカ
ウンターカレント方式としては処理される感光材料の移
動方向に平面図において平行な場合の向流式、及び垂直
な場合の並列オバーフロー式も含まれる。また2槽を配
管あるいは孔を設けて連通させてなる処理槽も含まれる
これらの詳細は特開昭60−280207号に記載しで
ある。
本発明において使用される発色現像液とは、ハロゲン化
銀溶剤を実質的に含まない表面現像液のことを意味し、
発色現像液に含まれる発色現像主薬は芳香族第1級アミ
ン系発色現像主薬であり、アミノフェノール系及びp−
フ二二しンジアミン系誘導体が含まれる。これらの発色
現像主薬は有機酸及び組機酸の塩として用いることがで
き、例えば塩酸基、硫酸塩、p−トルエンスルホン酸塩
、亜硫酸塩、シュウ酸塩、ベンゼンスルホン酸塩等を用
いることができる。
これらの化合物は一般に発色現像液1aについて約0.
1g〜約200gの濃度、更に好ましくは約1g〜50
gの濃度で使用する。
また、発色現像液による処理温度は10°C〜65°C
が好ましく、より好ましくは25℃〜45°Cで処理さ
れる。
上記アミノフェノール系現像剤としては例えば、0−ア
ミノフェノール、p−アミンフェノール、5−アミノ−
2−オキシ−トルエン、2−アミノ−オキシ−トルエン
、2−オキシ−3−アミノ】、4−ジメチル−ベンゼン
等が含まれる。
特に有用な芳香族第1級アミン系発色現像剤はN−N’
−ジアルキル−p−フェニレンジアミン系化合物であり
、アルキル基及びフェニル基は置換されていても、ある
いは置換されていなくてもよい。その中でも特に有用な
化合物例としてはNN/ −ジメチル−p−フェニレン
ジアミン塩酸塩、N−メチル−p−フェニレンジアミン
塩酸塩N−N′−ジメチル−p−フェニレンジアミン塩
酸塩、2−アミノ−5−(N−エチル−N−ドデシルア
ミノ)−トルエン、N−エチル−N−βメタンスルホン
アミドエチル−3−メチル−4アミノアニリン硫酸塩、
N−エチル−N−β−ヒドロキシエチルアミノアニリン
、4−アミノ−3メチル−N、N’−ジエチルアニリン
、4−アミノ−N、−(Z−メトキシエチル)−N−エ
チル3−メチルアニリン−p−トルエンスルホネート等
を挙げることができる。
また、上記発色現像主薬は、単独あるいは2種以上併合
して用いてもよい。更に又、上記発色現像主薬はカラー
写真材料中に内蔵されてもよい。
例えば、米国特許3,719,492号の如き発色現像
主薬を金属塩にして内蔵させる方法、米国特許3,34
2.559号やリサーチ・ディスクロージャー(Res
earch Disclosure)1976年NO,
15159に示されているが如き、シップ塩にして発色
現像主薬を内蔵させる方法、特開昭58−65429号
等に示されるが如き色素プレカーサーとして内蔵させる
方法や、米国特許3.342,597号に示されるが如
き発色現像主薬プレカーサーとして内蔵させる方法等を
用いることができる。この場合、ハロゲン化銀カラー写
真感光材料を発色現像液のかわりにアルカリ液(アクチ
ベーター液)で処理することも可能であり、アルカリ液
処理の後、直ちに漂白定着処理される。
本発明に用いる発色現像液は、現像液に通常用いられる
アルカリ剤、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
、水酸化アンモニウム、炭酸ナトリウム1.!i!2酸
カリウム、硫酸ナトリウム、メタホウ酸ナトリウムまた
は硼砂等を含むことができ、更に種々の添加剤、例えば
ベンジルアルコール、ハロゲン化アルカリ金属、例えば
、臭化カリウム、又は塩化カリウム等を含有せしめるこ
とができる。
また、現像調節剤として、例えばシトラジン酸等を含有
してもよい。さらに各種消泡剤や界面活性剤を、まなメ
タノール、ジメチルホルムアルデヒドまたはジメチルス
ルホキシド等の有機溶剤等を適宜含有せしめることがで
きる。
本発明に用いる発色現像液のpHは、通常7以上であり
、好ましくは約9〜13である。
また、本発明に用いられる発色現像液には、必要に応じ
て酸化防止剤としてテトロン酸、テトロンイミド、2−
アニリノエタノール、ジヒドロキシアセトン、芳香族第
2級アルコール、ヒドロキサム酸、ペントースまたはヘ
キソース、ピロガロール−1,3−ジメチルエーテル等
が含有されてもよい。
本発明に用いる発色現像液中には、金属イオン封鎖剤と
して、種々なるキレート剤を併用することができる。例
えば、該キレート剤としてエチレンジアミン四酢酸、ジ
エチレントリアミノ五酢酸等のアミンポリカルボン酸、
l−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスンホン酸等
の有機ホスホン酸、アミノトリ(メチレンホスホン酸)
もしくはエチレンジアミンテトラリン酸等のアミノポリ
ホスホン酸、クエン酸もしくはグルコン酸等のオキシカ
ルボン酸、2−ホスホノブタン−1,23−トリカルボ
ン酸等のホスホノカルボン酸、トリポリリン酸もしくは
ヘキサメタン酸等のポリリ−5] ン酸、ポリヒドロキシ化合物等が挙げられる。
本発明において漂白処理工程とは、発色現像処理工程後
に現像された銀画像を酸化剤(漂白剤)によって漂白す
る工程をいう。
漂白剤としては有機酸の金属錯塩が好ましく用いられ、
例えばポリカルボン酸、アミノポリカルボン酸または硫
酸、クエン酸等の有機酸で、鉄、コバルト、銅等の金属
イオンを配位したものが用いられる。上記の有機酸のう
ちで最も好ましい有機酸としては、ポリカルボン酸又は
アミノポリカルボン酸が挙げられる。これらのポリカル
ボン酸はアルカリ金属塩、アンモニウム塩もしくは水溶
性アミン塩であってもよい。これらのへ体例としては次
の如きものを挙げることができる。すなわち、エチレン
ジアミンテトラ酢酸、ジエチレントリアミンペンタ酢酸
ペンタナトリウム塩等である。
これらの漂白剤は5〜450g/ρ、より好ましくは2
0〜250g/4で使用する。
漂白液には前記の如き漂白剤以外に、臭化アンモニウム
の如きハロゲン化物を添加することが好ましい。前記の
ハロゲン化物としては、臭化アンモニウムの他に塩化水
素酸、臭化水素酸、臭化リチウム、臭化ナトリウム、臭
化カリウム、沃化ナトリウム、沃化カリウム、沃化アン
モニウム等も使用することができる。
本発明において定着処理工程とは、ハロゲン化銀定着剤
を含む定着液によって脱銀し定着する工程をいう。該定
着液に用いられるハロゲン化銀定着剤としては通常の定
着処理に用いられるようなハロゲン化銀と反応して水溶
性の錯塩を形成する化合物、例えば、チオ硫酸カリウム
、チオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸アンモニウムの如きチ
オ硫酸塩、チオシアン酸アンモニウムの如きチオシアン
酸塩、チオ尿素、チオエーテル等がその代表的なもので
ある。これらの定着剤は5 gIQ以上溶解できる範囲
の量で使用するが、一般には70g〜250g/βで使
用する。
本発明においては、漂白処理工程と定着処理工程を漂白
定着液によって1つの処理工程で行うことが好ましく、
該漂白定着液に使用される漂白剤としての有機酸の金属
錯塩は、アミノポリカルボン酸又は蓚酸、クエン酸等の
有機酸で鉄、コバルト、銅等の金属イオンを配位したも
のである。このような有機酸の金属錯塩を形成するため
に用いられる有機酸としては、漂白液と同様のものを用
いることができる。
漂白定着液に含まれるハロゲン化銀定着剤としては通常
の定着処理に用いられるようなハロゲン化銀と反応して
水溶性の錯塩を形成する化合物が用いられる。
定着能を有する処理液による処理の後、通常の水洗処理
を行ってもよいが、特に本発明においては実質的に水洗
工程を含まないで安定化処理液を施すことが好ましい。
本発明において実質的に水洗工程を含まない安定化処理
とは、定着能を有する処理液による処理の後、直ちに単
槽又は複数槽向流方式等による水洗代替安定化処理をす
ることをいうが、リンス処理、補助水洗及び公知の水洗
促進浴等の一般的水洗以外の処理工程を含んでもよい。
本発明における安定化処理工程において、安定化液をハ
ロゲン化銀感光材料とは接触させる方法は、一般の処理
液と同様に浴中にハロゲン化銀写真感光材料を浸漬する
のが好ましいが、スポンジ、合成繊維布等によりハロゲ
ン化銀写真感光材料の乳剤面及び搬送リーダーの両面、
搬送ベルトに塗り付けてもよく、又スプレー等により吹
き付けてもよい。以下、浸漬法による安定化浴を用いた
場合につい主に説明する。
上記安定化液には鉄イオンに対するキシレート安定度定
数が6以上であるキレート剤を含有することが好ましい
鉄イオンに対するキレート安定度定数が6以上であるキ
レート剤としては、有機カリポン酸キレート剤、有機リ
ン酸キレート剤、無機リン酸キレート剤、ポリヒドロキ
シ化合物等が挙げられる。
尚上記鉄イオンとは、第2鉄イオン(Fe”)を意味す
る。
第2鉄イオンとのキレート安定度定数が6以上であるキ
レート剤の具体的化合物例としては、ジエチレントリア
ミン五酢酸、ニトリロ三酢酸、■ヒドロキシエチリデン
ー1.1−ジホスホン酸等が挙げられる。
上記キレート剤の使用量は安定化液II2当り0.01
〜50g1好ましくは0.05〜20gの範囲である。
更に安定化液に添加するのに好ましい化合物としては、
防パイ剤、水溶性金属塩、アンモニウム化合物等が挙げ
られる。上記防パイ剤としてはヒドロキシ安息香酸系化
合物、フェノール系化合物、インチアゾール系化合物、
ピリジン系化合物、グアニジン系化合物、カーバメイト
系化合物、モルホリン系化合物、四級ホスホニウム系化
合物、アンモニウム系化合物、尿素系化合物、イソオキ
サゾール系化合物、プロパツールアミン系化合物、スル
ファミド系化合物、アミノ酸系化合物及びペンツトリア
ゾール系化合物等が挙げられる。
更に、金属塩としては、Ba、Ca、Ce、Co、 I
n、La、Mn。
Ni 、Pb、Sn、Zn、Ti、Mg、/l、Srの
金属塩であり、ハロゲン化物、水酸化物、硫酸塩、炭酸
塩、リン酸塩、酢酸塩等の無機塩又は水溶性キレート剤
として供給できる。使用量としては安定化液172当り
1×106〜lXl0−’モルの範囲であり、好ましく
は4x io−’〜2 X 10−2モル、更に好まし
くは8X10情〜lXl0−”モルの範囲である。
安定化液には上記化合物以外に蛍光増白剤、有機硫黄化
合物、オニウム塩、硬膜剤、4級塩、ポリエチレンオキ
サイド誘導体、シロキサン誘導体等の水滴むら防止剤、
硫酸、クエン酸、燐酸、酢酸、或は水酸化ナトリウム、
酢酸ナトリウム、クエン酸カリウム等のpt+調整剤、
メタノール、エタノール、ジメチルスルフオキシド等の
有機溶媒、エチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル等の分散剤、その他色調調整剤等、処理効果を改善、
拡張するための各種添加剤を加えることは任意である。
上記化合物及びその他の添加剤を添加する方法としては
、安定化槽に濃厚液として添加するが、または安定化槽
に供給する安定化液に上記化合物及びその他の添加剤を
加え、これを安定化液に対する供給液とするが、又は安
定化処理工程の前浴に添加して処理されるハロゲン化銀
写真感光材料に含ませて安定化槽中に存在させるかなど
各種の方法があるが、どのような添加方法によって添加
してもよい。
安定化処理工程での安定化液の供給方法は、多槽向流方
法にした場合、後浴に供給して前浴からオーバーフロー
させることが好ましい。
安定化浴の処理液のpH値としてはpH4〜8が好適な
範囲である。
またpHの調整は前記したI)[(の調整剤によって行
うことができる。
安定化処理に際しての処理温度は、例えば20°C〜5
0℃、好ましくは25°C〜40 ’Oの範囲がよい。
また処理時間も迅速処理の観点からは短時間はど好まし
いが通常20秒〜5分間、最も好ましくは30秒〜2分
間であり、多槽向流方式では前段階はど短時間で処理し
、後段階はど処理時間が長いことが好ましい。
本発明において安定化処理の前後には水洗処理はなくて
もよいが、短時間内での少量水洗によるリンスやスポン
ジ等による表面洗浄及び画像の安定化やハロゲン化銀写
真感光材料の表面物性を調整する為の処理槽を設けるこ
とが任意である。上記画像の安定化やハロゲン化銀写真
感光材料の表面物性を調整するものとしてはホルマリン
及びその誘導体やシロキサン誘導体、ポリエチレンオキ
サイド系化合物、4級塩等の活性剤等が挙げられる。
本発明においては上記処理工程の他に付加的な処理工程
を設けることは任意である。また上記安定液はもちろん
、定着液や漂白定着液等の可溶性銀錯塩を含有する処理
液から公知の方法で銀回収を行ってもよい。
また上述のような安定化処理を行えば実質的に水洗工程
が不要となり、従って水洗処理用の配管設備か不薯で、
装置自体を何れの場所にも手軽に設置できるという利点
がある。
これらの処理以外に発色現像によって生じた現像液ヲハ
ロゲネーションブリーチした後、再度発色現像を施す方
法や、特關昭58〜154839号明細書に記載の各種
の補力処理(アンズ処理)等、生成色素量を増加させる
現像方法を用いて処理してもよい。
各処理工程は、通常感光材料を処理液中に浸漬すること
により行うが、その他の方法、例えば処理液を噴霧状に
供給するスプレ一方式、処理液を含浸させた担体とは接
触させ処理を行うウェッブ方式、粘稠現像処理を行う方
法等を用いてもよい。
本発明の感光材料の画像形成層を内部潜像型ハロゲン化
銀乳剤層とし、これを用いて直接ポジ画像を形成する場
合、その主要な工程は、予めカブラされていない内部潜
像型ハロゲン化銀写真感光材料を画餉露光後カブリ処理
を施した後、乃至はカブリ処理を施しながら構面現像を
行うことが一般的である。ここでカブリ処理は、全面均
一を露光を与えるか若しくはカブリ剤を用いて行うこと
ができる。この場合、全面均一露光は画像露光した内部
潜像型ハロゲン化銀写真感光材料を現像液域いはその他
の水溶液に浸漬するかまたは一潤させた後、全面的に均
一露光することによって行われることか好ましい。ここ
で使用する光源としては内部潜像型ハロゲン化銀写真感
光材料の感光波長域内の光であればいずれでもよく、ま
たフラッシュ光の如き高照度光を短時間照射することも
できるし、または弱い光を長時間照射してもよい。
全面均一露光の時間は内部潜像型ハロゲン化銀写真感光
材料、現像処理条件、使用する光源の種類により、最終
的に最良のポジ画像が得られるように広範囲に変えるこ
とができる。また、上記カブリ剤としては広範な種類の
化合物を用いることができ、このカブリ剤は現像処理時
に存在すればよく例えばハロゲン化銀乳剤層等の内部潜
像型ハロゲン化銀写真感光材料中あるいは現像液あるい
は現像処理に先立つ処理液に含有せしめてもよいが、内
部潜像型ハロゲン化銀写真感光材料中に含有せしめるの
がよい(その中でも、特にハロゲン化銀乳剤層中がよい
)。またその使用量は目的に応じて広範囲に変えること
ができ、好ましい添加量としては、ハロゲン化銀乳剤層
中に添加するときは、ハロゲン化銀1モル当たり1〜1
500mg、特に好ましくは10〜1000mgである
。また、現像液等の処理液に添加するときの好ましい添
加量は0.01〜5g/a1特に好ましくは0.08〜
0.15g/ρである。かかるカブリ剤としては、例え
ば米国特許2,563,785号、同2,588,98
2号に記載されているヒドラジン類、あるいは米国特許
3,227,522号に記載されたヒドラジドまたはヒ
ドラゾン化合物、また米国特許3,615.615号、
同3,718,470号、同3,719,494号、同
3,734,738号及び同3,759,901号等に
記載された複素環第4級窒素化合物、更に米国特許4,
030,925号に記載のアシルヒドラジノフェニルチ
オ尿素類が挙げられる。また、これらカブリ剤は組合せ
て用いることもできる。例えばリサーチ・ディスクロー
ジャー (Research Disclosure)
 15162号には非吸着型のカブリ剤と併用すること
が記載されており、本発明にも適用できる。
本発明で用いる内部潜像型ハロゲン化銀乳剤はハロゲン
化銀粒子の内部に主として潜像を形成し感光核の大部分
を粒子の内部に有するノ\ロゲン化銀粒子を有する乳剤
であって、任意のノ\ロゲン化銀、例えば臭化銀、塩化
銀、塩臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀等が包含される。
特に現像速度の大きい粒子という点から、塩化銀、塩臭
化銀、塩沃臭化銀、沃塩化銀が好ましい。
本発明で用いる内部潜像型ハロゲン化銀粒子は、粒子表
面が化学的に増感されていないか、もしくは増感されて
いても僅かな程度であることが好ましい。
具体的には例えば、米国特許2,592,250号明細
書に記載されていているコンバージョン型ハロゲン化銀
乳剤、米国特許3,761,266号、同3,761.
246号明細書に記載されている内部化学増感核又は多
価金属イオンをドープしたコア/シェル型ハロゲン化銀
乳剤、特開昭50−8524号、同50−38525号
、同53−2408号公報に記載されている積層壓ハロ
ゲン化銀乳剤、その他時開昭52−156614号公報
、特願昭54−35361号明細書に記載されている乳
剤などをあげることができる。
以上、本発明のハロゲン化銀乳剤とは特に断りのない限
り、内温型直接ポジハロゲン化銀乳剤、及びネガ型ハロ
ゲン化銀乳剤を総称する。
本発明のハロゲン化銀乳剤に用いられるハロゲン化銀粒
子は、酸性法、中性法及びアンモニア法のいずれで得ら
れたものでもよい。該粒子は一時に成長させてもよいし
、種粒子をつくった後成長させてもよい、種粒子をつく
る方法と成長させる方法は同じであっても、異なっても
よい。
本発明のハロゲン化銀乳剤はハロゲン化物イオンと銀イ
オンを同時に混合しても、いずれか一方が存在する液中
に、他方を混合してもよい。また、ハロゲン化銀結晶の
臨界成長速度を考慮しつつ、ハロゲン化物イオンと銀イ
オンを混合釜内のpH%pAgをコントロールしつつ逐
次同時に添加することにより生成させてもよい。この方
法により、結晶形が規則的で粒子サイズが均一に近いハ
ロゲン化銀粒子が得られる。成長後にコンバージョン法
を用いて、粒子のハロゲン組成を変化させてもよい。
本発明のハロゲン化銀乳剤は、その製造時に、必要に応
じてハロゲン化銀溶剤を用いて、ハロゲン化銀粒子の粒
子サイズ、粒子の形状、粒子サイズ分布及び粒子の成長
速度をコントロールすることができる。
本発明のハロゲン化銀乳剤に用いられるハロゲン化銀粒
子は、粒子を形成する過程及び/又は成長させる過程で
、カドミウム塩、亜鉛塩、鉛塩、タリウム塩、イリジウ
ム塩(を含む錯塩)、ロジウム塩(を含む錯塩)及び鉄
塩(を含む錯塩)から選ばれる少なくとも1種を用いて
金属イオンを添加し、粒子内部及び/又は粒子表面にこ
れらの金属元素を含有させることができ、また適当な還
元的雰囲気におくことにより、粒子内部及び/又は粒子
表面に還元増感核を付与できる。
本発明のハロゲン化銀乳剤は、ハロゲン化銀粒子の成長
の終了後に不要な可溶性塩類を除去してもよいし、ある
いは含有させたままでもよい。該塩類を除去する場合に
は、リサーチ・ディスクロージャー(Research
 disclosure)17643号記載の方法に基
いて行うことができる。
本発明のハロゲン化銀乳剤に用いられるハロゲン化銀粒
子は、粒子内において、均一なハロゲン化銀組成分布を
有するものでも、粒子の内部と表面層とでハロゲン化銀
組成が異なるコア/シェル粒子であってもよい。
本発明のハロゲン化銀乳剤に用いられるハロゲン化銀粒
子は、立方体、八面体、十四面体のような規則的な結晶
形を持つものでもよいし、球状や板状のような変則的な
結晶形の持つものでもよい。
これらの粒子において、(100)面と(1111面の
比率は任意のものが使用できる。又、これら結晶形の複
合形を持つものでもよく、様々な結晶形の粒子が混合さ
れてもよい。
本発明のハロゲン化銀粒子の平均粒子サイズ(粒径:下
記で定義される)は5μm以下が好ましいが、特に好ま
しいのは3μm以下である。
本発明のハロゲン化銀乳剤は、いかなる粒子サイズ分布
を持つものを用いても構わない。したがって粒子サイズ
分布の広い乳剤(多分散乳剤と称する)を単独又は数種
四合して用いてもよいし、粒子サイズ分布の狭い乳剤(
単分散fL剤と称する)を単独又は数種混合してもよく
、多分散乳剤と単分散乳剤を混合して用いてもよい。好
ましくは単分散乳剤を用いる。ここで単分散乳剤におけ
る単分散性とは、乳剤中に含有されるロゲン化銀粒子の
分布において、平均粒径7を中心に±20%の粒径範囲
内に含まれるハロゲン化銀粒子重量が全ハロゲン化銀重
量の60%以上であるものをいい、好ましくは70%以
上、特に好ましくは80%以上のものである。
ここで平均粒径rは、粒径rlを有する粒子の頻度n1
とr 、 Zとの積n1Xr13が最大となる粒径rl
を意味する(有効数字3桁、最小桁数は4捨5人する。
)またここでいう粒径とは、球状のハロゲン化銀粒子の
場合にはその直径であり、球状以外の形状の粒子の場合
には、その投影像を同面積の円像に換算した時の直径あ
る。
粒径は、例えば該粒子を電子顕微鏡で1万倍から5万倍
に拡大して投影し、そのプリント上に粒子直径または投
影時の面積を実測することにより得ることができる(測
定粒子個数は無差別に1000個以上あるとする)。
ここで上記粒径分布を得るための粒子の粒径とは、球状
粒子の場合、その直径、それ以外の形状の場合は粒子の
投影面積と等しい面積の円の直径を表わす。これは電子
顕微鏡観察により測定することができる。
本発明のハロゲン化銀乳剤は、別々に形成した2種以上
のハロゲン化銀乳剤を混合して用いてもよい。
本発明において、内温型直接ポジ感材とネガ型感材の赤
色感光層に含まれる平均粒子サイズの最も大きいハロゲ
ン化銀乳剤粒子の平均粒径が0.40μm以下であると
き、本発明の効果をより大きくすることができる。
赤色感光層が2層以上存在する場合、ある1層に含有さ
れるハロゲン化銀乳剤と、他の赤色感光層に含有される
ハロゲン化銀組成との平均粒子サイズが異なる場合は、
それぞれの層の乳剤の平均粒径を知ることにより、平均
粒子サイズの最も大きいハロゲン化銀乳剤粒子の平均′
8径がわかる。
同一層中に平均粒子サイズの異なるハロゲン化銀乳剤を
2種以上含有する場合、これは次のような粒度分布曲線
により定義することができる。即ち粒径rについてのn
Xr3を示す曲線の形状が2つ以上の山を有することを
意味し、冬山のピークでの粒径が、それぞれ平均粒子サ
イズの異なるハロゲン化銀乳剤の平均粒径に対応する。
ここでいう山とは、第1図〜第3図に示すように横軸に
粒径rをとり、縦軸にnXr3をとって粒度分布曲線を
得た場合、 ■第1図に暗示するように、任意の山のピークの粒径(
rA)が、すべての山のピークの粒径より大きい場合、
該山とそれに隣接する山とからなす谷の粒径を(r、)
としたとき、粒径(r、)から(r、は含まない)最も
大きいハロゲン化銀粒子の粒径までの曲線のことを意味
する。
ここで、該当する粒径内での曲線の面積(第1図斜線部
参照)はすべて粒径内での曲線の面積に対して2%以上
あるものとする。
■第2図に暗示するように任意の山のピークの粒径(r
A)が、全ての山のピークの粒径より小さい場合、該山
とそれに、隣接する山とがらなす谷の粒径を(r、)と
したとき、最も小さいハロゲン化銀粒子の粒径から粒径
(r、)までCrbは含む)の曲線のことを意味する。
ここで、該当する粒径内での曲線の面積は(第2図斜線
部参照)はすべての粒径内での曲線の面積に対して2%
以上あるものとする。
■第3図に暗示するように、任意の山のピークの粒径(
rA)が、該山に隣接する山を2つ持ち、それらの山と
なす谷が2つある場合、粒径の大きい方の谷の粒径を(
r、)、粒径のちいさい方の谷の粒径を(re)とした
とき、粒径(r、)から粒径(r4)まで(r。
は含む、r、は含まない)の曲線のことを意味する。
ここで駆出する粒径内での曲線の面積(第3図斜線部参
照)はすべての粒径内での曲線の面積に対して2%以上
あるものとする。
またここでいう谷とは、 ■の場合 nAX r43) n、x ra3■の場合
 n A X r A 3> n bX n b ’■
の場合 nAX rA3) n、 X 1.3naX 
rA3)ndX rd” を満たすものとする。
同一層が平均粒子サイズの異なるハロゲン化銀乳剤を2
種以上含有する場合、この中で平均粒子サイズの最も大
きなハロゲン化銀乳剤とは、粒径rについてのnX r
a示す曲線において、平均粒径の最も大きいハロゲン化
銀乳剤に対応する山と、その山に隣接する山とからなす
谷の粒径を(r、X第1図参照)としたとき、粒径(r
、)から(raは含まない)最も大きいハロゲン化銀粒
子の粒径までのすべてのハロゲン化銀乳剤を意味する。
本発明のハロゲン化銀乳剤は、常法により化学増感する
ことができる。即ち、硫黄増感法、セレン増感法、還元
増感法、金その他の貴金属化合物を用いる貴金属増感法
などを単独で又は組み合わせて用いることができる。
本発明のハロゲン化銀乳剤は、写真業界1こおいて増感
色素としてしられている色素を用いて、所望の波長域に
光学的に増感できる。増感色素1ま単独で用いてもよい
が、2種以上を組み合わせて用いてもよい。増感色素と
ともにそれ自身分光増感作用を持たない色素、あるいは
可視光を実質的に吸収しない化合物であって、増感色素
の増感作用を強める強色増感剤を乳剤中に含有させても
よい。
本発明のハロゲン化銀乳剤には、感光材料の製造工程、
保存中、あるいは写真処理中のカブリの防止、又は写真
性能を安定に保つ事を目的として化学熟成中、化学熟成
の終了時、及び/又は化学熟成の終了後、ハロゲン化銀
乳剤を塗布するまでに、写真業界に6いてカブリ防止剤
又は安定剤として知られている化合物を力pえることが
できる。
本発明のハロゲン化銀l’L剤のバインダー(又は保護
コロイド)としては、ゼラチンを用いるのが有利である
が、ゼラチン誘導体、ゼラチンと他の高分子のグラフト
ポリマー、それ以外の蛋白質、糖誘導体、セルローズ誘
導体、重含俸あるレ−は共重合体の如き合成明水性高分
子物質等の親水性コロイドも用いることができる。
本発明のハロゲン化銀乳剤を用1/”だ感光材料(以下
、本発明の感光材料という)の写真乳剤層、その他の親
水性コロイド層は、バインダー(又は保護コロイド)分
子を架橋させ、膜強度を高める硬膜剤を1種又は2種以
上用いることにより硬膜することができる。硬膜剤は、
処理液中に硬膜剤を加える必要がない程度に感光材料を
硬膜できる量添加することができるが、処理液中に硬膜
剤を加えることも可能である。
本発明の感光材料のハロゲン化銀乳剤層は及び/又は他
の親水性コロイド層には柔軟性を高める目的で可塑剤を
添加できる。
本発明の感光材料の写真乳剤層その他の親水性コロイド
層には、寸法安定性の改良などを目的として、水不溶性
又は難溶性合成ポリマーの分散物(ラテックス)を含有
させることができる。
本発明の感光材料の乳剤層には、発色現像処理において
、芳香族第1級アミン系現像主薬(例えばp−フェニレ
ンジアミン訴導体や、アミノフェノール誘導体など)の
酸化体とカップリング反応を行い色素を形成する色素形
成カプラーが用いられる。該色素形成カプラーは各々の
乳剤層に対して乳剤層の感光スペクトル光を吸収する色
素が形成されるように選択されるのが普通であり、青感
性乳剤層にはイエロー色素形成カプラーが、緑感性乳剤
層にはマゼンタ色素形成カプラーが、赤感性乳剤層には
シアン色素形成カプラーが用いられる。しかしながら目
的に応じて上記組み合わせと異なった用い方でハロゲン
化銀カラー写真感光材料をつくってもよい。
これら色素形成カプラーは1分子の色素が形成されるた
めに4分子の銀イオンが還元される必要がある4当量性
であっても、2分子の銀イオンが還元されるだけでよい
2当量性のどちらでもよい。
色素形成カプラーにはカップリング反応により現像剤、
ハロゲン化銀溶剤、調色剤、硬膜剤、カブリ剤、かぶり
防止剤、化学増感剤、分光増感剤、及び減感剤のような
写真的に有用なフラグメントを放出する化合物を含有さ
せることができる。これらの色素形成カプラーに色補正
の効果を有しているカラードカプラー あるいは現像に
伴って現像抑制剤を放出し、画像の鮮鋭性や画像の粒状
性を改良するDIRカプラーが併用されてもよい。この
際、DIRカプラーは該カプラーから形成される色素が
同じ乳剤層に用いられる色素形成カプラーから形成され
る色素と同系統である方が好ましいが、色の濁りが目立
たない場合は異なった種類の色素を形成するものでもよ
い。DIRカプラーに替えて、又は該カプラーと併用し
て現像主薬の酸化体とカップリング反応し、無色の化合
物を生成すると同時に現像抑制剤を放出する旧R化合物
を用いてもよい。
芳香族第1級アミン系現像主薬の酸化体とカップリング
反応を行うが、色素を形成しない無色カプラーを色素形
成カプラーと併用して用いることもできる。
本発明の感光材料に用いられる支持体には、αオレフイ
ンポリマー(例えばポリエチレン、ポリプロピレン、エ
チレン/ブテン共重体)等をラミネートした紙、合成紙
等の可視性反射支持体、酢酸セルロース、硝酸セルロー
ス、ポリスチレン、=75 ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリカ
ーボネイト、ポリアミド等の半合成または合成高分子か
らなるフィルムや、これらのフィルムに反射層を設けた
可撓性支持体、ガラス、金属、陶器などが含まれる。
本発明の感光材料は、この感光材料を構成する乳剤層が
感度を有しているスペクトル領域の電磁波を用いて露光
できる。光源としては、自然光(日光)、タングステン
電灯、蛍光灯、水銀灯、キセノンアーク灯、炭素アーク
灯、キセノンフラッシュ灯、陰極線管フライングスポッ
ト、各種レーザー光、発光タイオード光、電子線、X線
、γ線、α線などによって励まされた蛍光体から放出す
る光等、公知の光源のいずれをも用いることができる。
〔実施例〕
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本
発明の実施態様がこれによって限定されるものではない
単分散性の臭化銀乳剤を下記の要領で調製した。
オセインゼラチンを含む水溶液を70’Oに制御し、激
しく攪拌しながら、該溶液に硝酸銀水溶液と臭化カリウ
ム水溶液をコンドロールド・ダブルジェント法で同時に
添加して、平均粒径0.15μm、 0.23μm、0
.26μm、 0.40μmの4つの八面体乳剤を得た
それぞれの粒径差は、硝酸銀水溶液と臭化カリウム水溶
液の添加時間を変化させることによった。
上記4つの乳剤に、それぞれ銀1モル当たり5mgのチ
オ硫酸ナトリウム及び6mgの塩化金酸・4水塩を加え
て75℃で80分間化学熟成を行い、4種の臭化銀コア
乳剤を得た。
このようにして得た4種のコア乳剤それぞれに、更に硝
酸銀水溶液と臭化カリウム水溶液を加えて成長させ、平
均粒径0.15μmのコア乳剤からは0.27μm1平
均粒径0,23μmのコア乳剤からは040μm1平均
粒径0.26μmのコア乳剤からは0.45μm、平均
粒径0.40μmのコア乳剤からは0.70μmの八面
体単分散コア/シェル型臭化銀乳剤を得た。水洗脱塩後
、これらの乳剤に、それぞれ銀1モル当たり1.311
1gのチオ硫酸ナトリウム及び塩化金酸・4水塩を加え
て60’Oで70分間化学増感を行い、内部潜像型ハロ
ゲン化銀乳剤4種(0,27μm(A )、0.40μ
m(B )、0.45μm(C) 、0.70μm(D
 ))得た。
これらの乳剤を用いて、ポリエチレンで両面ヲラミ不一
トした紙支持体上に下記層構成(第1層が紙支持体側)
の内温型直接ポジ感材(試料No。
101)を作成した。
各層中の数字は塗布付量(mg/dm2)を示す。尚、
乳剤の付量は銀に換算した付量を示し、分光増感色素は
該当する層に含まれるハロゲン化銀乳剤粒子の単位表面
積当たりの添加量(モル/m2)で示す。又、カブリ剤
は該当する層に含まれるハロゲン化銀乳剤のモルAg当
たりの添加量(モル1モルAg)で示す。
第7層(保護層) ゼラチン          12.3(ig/dm”
)第6層(紫外線吸収層) ゼラチン             5.4紫外線吸収
剤(UV−1)       1.0紫外線吸収剤(U
V−2)       2.8溶媒(SO−3)   
        1.2第5層(青色感光層) 乳剤(C) 分光増感色素(Z l) 3.0 6、OX 10 7(モル/m2) カブリ剤(N−1) 5.5X t。
ゼラチン イエローカプラー(YC 画像安定剤(A O−3) 溶媒(SO−1) 第4層(イエローフィルター層) ゼラチン イエローコロイド銀 紫外線吸収剤(UV−1) 紫外線吸収剤(UV−2) 混色防止剤(AS−1) 溶媒(So−3) 第3層(緑色感光層) IIL剤(C) 分光増感f!、青(Z−2) l ) 5(モル1モルAg) 13.5 8.4 5.2 4.2 1.0 0.5 1.4 0.4 0.8 3.0 3、OXl0−’(モル/m2) カブリ剤(N−1) ゼラチン マゼンタカプラー(MC 画像安定剤(AO−1) 溶媒(So−4) 第2層(混色防止層) ゼラチン 混色防止剤(AS−1) 溶媒(SO−2) 第1層(赤色感光層) 乳剤(A) 分光増感色素(Z−3) S(モル1モルAg) 13.0 1  )3.3 2.0 3.15 5.5X 10 7.5 0.55 0.72 2.5 1.54X  10−’(モル/m2)分光増感色素(
z−4) 0.46X  10−’(モル/m2)カブリ剤(N ■) 5.5X  10−’(モル1モルAg)シアンカプラ
ー(CC ンアンカプラー(CC 画像安定剤(AO−1) 溶媒(So−4) なお、塗布助剤としてSA い、また硬膜剤としてHA Iこ。
UV 1 )1.8 2 )1.7 2.0 3.3 1.5A−2を用 lを用いて塗布を行つ ゼラチン 13.8 A 0 ■ A ■ A H O o−3 o−4 CD。
しI′I3 次に、内温型直接ポジ感材(試料No、102〜No。
110)を下記のようにして作成しtこ。すなわち、試
料No、]旧の第5層(青色感光層)、第3層(緑色感
光層)、第1層(赤色感光層)の乎り斉jとその付量(
銀に換算した付量)を表−1iこ示すよう番こ替える以
外は試料NO,101と同じ番こ作成しIこ。
次に内温型直接ポジ感材(試料No、201,204,
205)を下記のようにして作成した。すなわち試料N
o、101 、104.105の第3層(緑色感光層)
のマゼンタカプラーを(M−3)に替える以外は、試料
No、101とまったく同じに試料NO,201を作成
し試料No、104とまったく同じに試料N0.204
を作成し、試料No。
105とまったく同じに試料No、205を作成した。
次に、内温型直接ポジ感材(試料No、301,304
,305)を下記のようにして作成した。試料No、1
01,104.105の第5層、第3層、第1層に添加
されているかぶvIJを添加しない以外は、試料No、
101とまったく同じに試料No、301を作成し、試
料NO,104とまったく同しに試料No、304を作
成し、試料No、105とまったく同じに試料No、3
05を作成した。
次に、内温型直接ポジ感材(試料No、501)を下記
のようにして作成した。すなわち、試料No、101の
第1層(赤色感光層)と第3層(緑色感光層)を入れ替
え、第1層に試料No、101の第3層を、第3層に試
料No、101の第1層を塗布する以外は試料No、1
01とまったく同じにして試料NO,501を作成しt
こ。
次に内温型直接ポジ感材(試料No、502〜507)
を下記のようにして作成した。すなわち、試料No。
501の第5層(青色感光層)、第3層(赤色感光層)
、第1層(緑色感光層)の乳剤を表−21こ示すように
替える以外は試料No、501と同じに3作成し第1層
に添加されているカブリ剤を添加しない以外は試料No
、101と全く同じに試料No、301を作成した。ネ
ガ型写真感光材料の作成 単分散性の塩臭化銀乳剤を下記の要領で調整した。
オセインゼラチンを含む水溶液を60°Cに制御し、激
しく撹拌しながら、該溶液に硝酸銀水溶液および塩化ナ
トリウムと臭化カリウムからなるハライド水溶液をコン
ドロールド・ダブルジェット法で同時に添加して、平均
粒径0.25μm、 0.38μm、 0.42μm、
 0.60μmの4つの立方体乳剤を得た。
上記4つの乳剤に、常法により塩化金酸(5×10−”
モル1モルAgX)とチオ硫酸ナトリウム(2mg1モ
ルAgX)を併用して化学増感を施し、4種の塩臭化銀
乳剤0.25μm (a ) 、0.38μm(b )
、0.42p m (c ) 、0.60μm (d 
)を得た。
これらの乳剤を用いて、ポリエチレンで両面をラミネー
トしだ紙支持体上に、下記層構成(第1層が紙支持体側
)のネガ型感材(試料No、1101)を作成した。
各層中の数字は塗布付量(mg/dm2)を示す。
尚、乳剤の付量は銀に換算した付量を示し、分光増感色
素は該当する層に含まれるハロゲン化銀乳剤粒子単の位
に表面積当たりの添加量(モル/m”)で示す。
第7層(保護層) ゼラチン             9.2第6層(紫
外線吸収層) ゼラチン             10.0紫外線吸
収剤(UV−1)       1.7紫外線吸収剤(
UV−2)       4.7溶媒(30−3)  
         2.0第5層(赤色感光層) 乳剤(a) 分光増感色素(Z 2、OX 10 ゼラチン シアンカプラー(CC−1 画像安定剤(A O−3) 溶媒(SO−4) 第4層(中間層) ゼラチン 第3層(緑色感光層) 乳剤(c) 分光増感色素(Z−6) ゼラチン マゼンタカプラー(MC 画像安定剤(AO−1) 溶媒(So−4) 第2層(中間層) ゼラチン 第1層(青色感光層) 0× 10 2.5 7(モル/m2) 14.0 4.5 2.5 4.2 7(モル/m2) 12.5 4.2 2.5 4.0 7.0 乳剤(c) 3.0 分光増感色素(1−7) 6、OX  10−’(モル/m2) ゼラチン            12.0イエローカ
プラー(Y C−1)     8.0画像安定剤(A
O−3)        2.9溶媒(So−1)  
         5.0なお、塗布助剤として5A−
1,5A−2を用い、また硬膜剤としてHA−1を用い
て塗布を行った。
次にネガ型感材(試料No、1102〜No、1109
)を下記のようにして作成した。すなわち試料No、1
101の第1層(青色感光層)、第3層(緑色感光層)
及び第5層(赤色感光層)の乳剤とその付量(銀に換算
した付量)を下記表−3に示すように替える以外は試料
NO,1101と同じに作製した。
次に、ネガ型感材(試料No、 1201 、1204
 、1205)を下記のようにして作成した。すなわち
、試料No。
1101.1,104.1105の第3層(緑色感光層
)のマゼンタカプラーを(M−3)に替える以外は、試
料No。
11旧とまったく同じ試料NO,1201を作成し、試
料No、1104とまったく同じに試料No、2104
を作成し、試料No、1105とまったく同じに試料N
o、1205を作成し lこ 。
次にネガ型感材(試料Nq、1501− No、150
5)を下記のようにして作成した。すなわち、試料No
、1101の第1層(青色感光層)、第3層(緑色感光
層)、第5層(赤色感光層)を表−4のように入れ替え
る以外は試料NO,1101と同じにして試料No、1
501〜1505を作成した。
次にネガ型感材(試料No、 1506)を下記のよう
にして作成した。すなわち試料NO,1107の第1層
(青色感光層)と第5層(赤色感光層)を表−4のよう
に入れ替える以外は試料NO,1107と同じにして試
料No、1506を作成した。
上記のようにして作成した内温型直接ポジ感材及びネガ
型感材を感光層(光源の色温度: 2854°K、光源
タングステンランプ)でウェッジ露光し、後述する処理
工程(1,2,3,4)にて処理を行い、得られた画像
についてセンシトメトリーを行っlこ 。
センシトメトリー値から各々の試料のSll/Sc、S
R/SGを算出した結果は表−5(1)、(2)のより
5 95’− 表−5(1) 表−5 次に、試料を82+nm巾に裁断し、内温型直接ポジ感
材の試料に対してはカラーリバーサルフィルムをA S
 A 100でカメラ撮影し、発色現像して得たポジを
用いてオートカラープリンターにより一様の画像露光を
与え、イ・ガ型感材の試料に対してはカラーネガフィル
ムをA S A IQQでカメラ撮影し、発色現像して
得たネガを用いてオートカラープリンターにより位置用
の画像露光を与え、表−6に示す試料の組合せで、下記
の処理条件によって処理を行った(実験No、1〜43
)。
処理条件 処理工程   処理温度 処理時間 1、発色現像(注−1)38°C2分 2、漂白定着      35℃   1分3 安定化
処理     30°0  1分30秒4、乾燥   
     80°C1分(注−1)試料No、301.
304.305を処理する場合のみ発色現像中にカブリ
露光を与えた。該カプリ露光は、試料が発色現像液中に
はいってから8秒後、Iルックスで10秒間照射される
ようにした。
処理液としては、下記の組成の処理液を用いた。
処理液組成 (発色現像液) ベンジルアルコール         15m12Ce
2(Sot)s エチレングリコール 亜硫酸カリウム 臭化カリウム 塩化ナトリウム 炭酸カリウム 4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a 7テトラ
ザインデン ヒドロキシアミン硫酸塩 ジエチレントリアミン五酢酸 蛍光増白剤(4,4’−ジアミノスチルベンジスルホン
酸誘導体) 水酸化カリウム N−エチル−N−(β−ヒドロキシエチル)バラフェニ
レンジアミン ジエチレングリコール 水を加えて全量IQとし、水酸化カリ 硫酸にてpH10,20に調整する。
(発色現像補充液) ベンジルアルコール ラム又は 0.015g 8m(2 2,5g 0.8g 0.2g 25.0g 0.1g 5.0g g 1.0g 2.0g 4.2g 5mg 9mQ =99 Ce2(SOa)。
エチレングリコール 亜硫酸カリウム 臭化カリウム 塩化ナトリウム 炭酸カリウム 4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a、7テトラ
ザインデン ヒドロキシアミン硫酸塩 ジエチレントリアミン五酢酸 蛍光増白剤(4,4’−ジアミノスチルベンジスルホン
酸誘導体) 水酸化カリウム N−エチル−N−(β−ヒドロキシエチル)パラフェニ
レンジアミン ジエチレングリコール 水を加えて全量Iffとし、水酸化カリ硫酸にてpH0
,60に調整する。
(漂白定着液) エチレンジアミンテトラ酢酸第2鉄 ウム又は 0.019g 10m(2 3,1g 0.2g 0.1g 31.3g 0.13g 6.3g 2.5g 1.25g 2.5g 5.3g 19+n12 アンモニウム2水塩         60gエチレン
ジアミンテトラ酢酸      3gチオ硫酸アンモニ
ウム(70%溶液)   100m(2亜硫酸アンモニ
ウム(40%溶液)    27.5m+2炭酸カリウ
ムまたは氷酢酸でpH7,1に調整し水を加えて全量を
IQとする。
(漂白定着補充液) エチレンジアミンテトラ酢酸第2鉄 アンモニウム2水塩          70gエチレ
ンジアミンテトラ酢酸      3,5gチオ硫酸ア
ンモニウム(70%溶液)   120m0亜硫酸アン
モニウム(40%溶液)     50mQ炭酸カリウ
ムまたは氷酢酸でpH6,7に調整し水を加えて全量を
14とする。
(安定液及び安定補充液) 5−り四ロー2−メチルー4−インチアゾリン−3−オ
ン                  1.0gエチ
レングリフール         10g1−ヒドロキ
シエチリデン−1,1 ジホスホン酸            2.5g塩化ビ
スマス            0.2g塩化マグネシ
ウム          0.1g水酸化アンモニウム
(28%水溶液)   2.0g−ト リ 口 ト リ
 酢酸す ト リ ウ ム            1
.0g水を加えて全量をIffとし、水酸化アンモニウ
ムまたは硫酸にてpH7,Qに調整する。
発色現像補充液は感光材料1m”当たり4.On+12
発色現像浴に補充され、漂白定着補充液は感光材料l 
m2当たり4.0m(2漂白室着浴に補充される。又安
定補充液は感光材料1m2当たり4.0mQ補充される
安定液は2槽向流方式とし、最終槽に補充される。
処理は、発色現像補充液の総補充液量が発色現像タンク
の2倍量となるまで(以下2ラウンドと称す)連続処理
し、さらに継続して4倍量となるまで(以下4ラウンド
と称す)連続処理を行った。
尚、実験No、5〜37では、内海型直接ポジ感材3m
2とネガ型感材3m2を交互に処理し、実験No。
38〜43では下記のような面積で交互に処理を行っ実
験No、  内海型直接ポジ感材 ネガ型感材38  
   2.4m”       3.6m”39   
  3.6m”       2.4m”40    
 1.2+n24.8m241      C8m21
.2W1242     1.0m25.0m2 43     5.0m21.0m2 各実験の連続処理に用いている該試料が該実験の連続処
理でどの程度の写真性能の変動があるかをみるために、
該試料に対し、解像力チャートを赤色光、緑色光及び青
色光で露光した後、該実験の処理開始時、2ラウンド終
了時及び4ラウンド終了時にそれぞれ処理を行った。得
られた各試料のイエロー画像(Y)、マゼンタ画像(M
)、シアン画像(C)からMTF値を求め、鮮鋭性を5
本/ll1mのところで評価した。
結果を表−6に示す。
尚、MTF値は大きいほど鮮鋭性が優れており、解像力
チャートを完全に再現するとMTF値はi、o。
になる。
表−6(1)、(2)及び(3)の結果から明らかなよ
うに、支持体に最も近い感光層が赤色感光層で、支持体
から最も離れている感光層か青色感光層であり、かつ感
度の比は0.3≦S R/ S G≦3.0.0.2≦
SR/ S6≦2.0の範囲である内温型直接ポジ感材
と、支持体に最も近い感光層が青色感光層で、支持体か
ら最も離れている感光層か赤色感光層であり、かつ感度
の比は03≦Ss/Sc≦3.0.0.2≦SR/SO
≦2.0の範囲であるネガ型感光材を同一の現像処理浴
中で現像処理を行った実験No、25〜43は連続処理
を大巾に増やした2ラウンド、4ラウンド時点でも鮮鋭
性の劣化変動が小さく安定に処理出来ている。
とくに、−殺伐(M−1)の化合物を含む写真感光材料
の実験No、31〜34及び赤色感光層に含まれるハロ
ゲン化銀粒子の平均粒径が0.40μm以下である写真
感光材料の実験No、25.26.105,10635
〜43は鮮鋭性の変動がとくに小さく、画像再現性の安
定な処理が出来ている。
〔発明の効果〕
本発明により、連続処理しても画像再現性の劣化が少な
く安定した写真特性を有するハロゲン化銀写真感光材料
の処理方法が得られた。
このような本発明の効果は、内温型直接ポジ感材とネガ
型感材を同時に組合せて連続処理することにおいて顕著
であった。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は、本発明に用いられるハロゲン化銀
乳剤を説明するための粒度分布曲線である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内部潜像型直接ポジハロゲン化銀写真感光材料と
    、ネガ型ハロゲン化銀写真感光材料を、同一の現像処理
    浴中で現像処理を行うハロゲン化銀写真感光材料の処理
    方法に於いて、該内部潜像型直接ポジハロゲン化銀写真
    感光材料と、ネガ型ハロゲン化銀写真感光材料は、少な
    くともそれぞれ一層の赤色感光層、緑色感光層および青
    色感光層を有し、該感光層は前記の内部潜像型直接ポジ
    ハロゲン化銀写真感光材料においては支持体に最も近い
    感光層が青色感光層であり、前記ネガ型ハロゲン化銀写
    真感光材料においては、支持体に最も近い感光層が青色
    感光層で支持体から最も離れている感光層が赤色感光層
    である層構成からなり、かつ、前記内部潜像型直接ポジ
    ハロゲン化銀写真感光材料とネガ型ハロゲン化銀感光材
    料は、該緑色感光層の感度に対する該青色感光層の感度
    の比(SB/SGと表す)が、0.3≦SB/SG≦3
    .0であり、かつ該緑色感光層の感度に対する該赤色感
    光層の感度の比(SR/SGと表す)が0.2≦SR/
    SG≦2.0の範囲で設計されていることを特徴とする
    ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
  2. (2)内部潜像型直接ポジハロゲン化銀写真感光材料と
    、ネガ型ハロゲン化銀写真感光材料の少なくともどちら
    か一方が、下記一般式〔M−1〕で表される化合物を少
    なくとも一つを含有することを特徴とする請求項(1)
    記載のハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。 一般式〔M−1〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Zは含窒素複素環を形成するに必要な非金属原
    子群を表し、該Zにより形成される環は置換基を有して
    もよい。Xは水素原子又は発色現主薬の酸化体との反応
    により離脱しうる基を表し、Rは水素原子又は置換基を
    表す。〕
  3. (3)内部潜像型直接ポジハロゲン化銀写真感光材料と
    、ネガ型ハロゲン化銀写真感光材料の赤色感光層に含ま
    れる平均粒子サイズが最も大きいハロゲン化銀乳剤粒子
    の平均粒径が0.40μm以下であることを特徴とする
    請求項(1)、(2)記載のハロゲン化銀写真感光材料
    の処理方法。
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