JPH02168196A - 加圧水型原子炉の炉心用計測装置とこの計測装置を引出し、設置する方法と装置 - Google Patents

加圧水型原子炉の炉心用計測装置とこの計測装置を引出し、設置する方法と装置

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JPH02168196A
JPH02168196A JP1220120A JP22012089A JPH02168196A JP H02168196 A JPH02168196 A JP H02168196A JP 1220120 A JP1220120 A JP 1220120A JP 22012089 A JP22012089 A JP 22012089A JP H02168196 A JPH02168196 A JP H02168196A
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distribution plate
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JP1220120A
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Gerard Chevereau
ジェラール シェヴェロー
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Fragema
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    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C19/00Arrangements for treating, for handling, or for facilitating the handling of, fuel or other materials which are used within the reactor, e.g. within its pressure vessel
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    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C17/00Monitoring; Testing ; Maintaining
    • G21C17/10Structural combination of fuel element, control rod, reactor core, or moderator structure with sensitive instruments, e.g. for measuring radioactivity, strain
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、加圧水型原子炉用計測装置およびこの計測装
置を引出し、設置するための方法と装置に関する。
[従来の技術] 加圧水型原子炉は、一般に使用中軸線を鉛直にして配置
され、かつ上部が取外し可能な凸状の閉鎖ヘッドで閉鎖
された全体的に円筒形の容器からなる。角柱形状の隣接
した燃料集合体からなる炉心は、容器内に配置され、そ
の中で炉心は、原子炉の運転中は、原子炉冷却用の加圧
水の中に沈められる。
原子炉が運転しているときには、その断面に沿って又高
さに沿って分布した種々の場所で、炉心の中の中性子束
の計測を行わなければならない。
燃料集合体は、集合体の長手方向に配置された案内管を
有する骨格構造からなり、炉心に鉛直方向の配列で配置
される。中性子束の測定は、集合体の案内管に導入され
た測定導管によって行われる。測定導管は、一端が閉し
られ、原子炉炉心に導入され、かつ可動プローグを移動
させることができるシンプル、又は、中性子束検出器を
長さに沿う所定の位置に固定した測定ロッド、のいずれ
かで構成される。
多くの場合、測定導管は、炉心に導入される一端部と、
原子炉炉心の付近に配置された測定室に入る第2の他端
部とを有する。ホ11定導管は、計測管の中に摺動自在
に設けられ、測定室の中から、測定導管の端部を単に引
張ったり、押したりして、引出したり、据付けたりする
ことができる。
実際に、例えば炉心が再装荷されるときには、測定導管
を炉心の燃料集合体から引出さなければならない。
更に、測定導管は、漏れ止め通路を通って原子炉容器に
入らなければならない。この漏れ止め通路を通して非常
に長い測定導管用の案内管か、容器と計測室をつないで
連結される。
周知であり、加圧木型原子炉で広く用いられる実施例で
は、測定導管の通路は、容器の凸形底に設けられた取付
具からなる。これらの取付具に連結された計測案内管は
、曲率の大きい円弧形状の進路を有し、容器の底を測定
室に連結する。
容器の凸状底に取付具を設けることにより、この構成部
品の製造を複雑にし、安全基準の遵守が関係する限りで
問題点をもたらす。
更に、原子炉建屋の構造は、円弧である軌道に沿って非
常に長い計測案内管を通すことができるように設計され
なければならない。この結果、原子炉建屋の設計と建設
は、さらに困難となる。
更に、容器の底を貫通する取付具に接近することは、非
常に困難であり、これにより、原子炉が完全に安全に運
転するのを確保するため、これらの取付具をモニターす
る作業を複雑にする。
最後に、容器の底に連結された計測案内管は、炉心冷却
水で常に満たされ、その結果、案内管の密封部に欠陥が
ある場合には、この水が、計測室に入ることがある。
測定導管を漏れ止め方法で容器閉鎖ヘッドを貫通させる
計測装置が提案され、かつ用いられてきた。これは、容
器の底に取付具を設けることの必要性と、計測案内管を
測定室に向かって通すことを可能にする複雑な原子炉建
屋構造と関連した欠点を回避する。しかし、この種の構
成では、計測装置の一部が、閉鎖ヘッドによって直接支
持され、これは、閉鎖ヘッドの取外し作業、並びに原子
炉の停止中閉鎖ヘッドと関連した計測装置の取扱いおよ
び保管作業を複雑にする。
測定導管が閉鎖ヘッドを貫通する原子炉の炉心用計測装
置が、フランス特許第2.065.512号に説明され
ている。
その計測装置は、一定位置の中性子検出器、又は対応す
る管の中を移動できる検出ユニット、を収容できる案内
管を備える。案内管は、支柱内で容器閉鎖ヘッドを貫通
し、次いで、容器閉鎖ヘッドの下に配置された、ビーム
形の支持アームによって炉心の断面に沿って分配される
。この支持アームは、各検出管をそれを収容する炉心燃
料集合体の案内管に向けて案内することができる。
炉心の再装荷を行うのに、容器を減圧した後、計測支柱
の漏れ止め通過を可能にする装置を分解し、次いで容器
閉鎖ヘッドを分解して支持アームと検出管に接近できる
ようにする。
[発明が解決しようとする課題] 互いに独立に複数の案内管を各々支持する支持アームの
引出しは、これらの導管の形状と分配を保つように、特
殊工具を用いて行われる。これは、特殊工具を必要とす
る多くの取扱い作業を必要とする。それゆえに必要な時
間は、非常に長く、これは、原子炉の停止期間を増大さ
せる。
更に、複雑な形の多数の支持アームを有することを避け
るために、炉心の中性子束パターンの正確な計測を犠牲
にして、中性子束を測定するための装置を導入できる組
立体の数が制限される。
加圧水で冷却される原子炉は、炉心の上に配置される上
部内部設備と呼ばれる構造物を備え、この上部内部設備
は、鉛直ブレースで連結された2つの主要な水平板から
なり、一方の水平板は、燃料集合体の上部に載って、炉
心の上面を形成する。
支持板と呼ばれ、ブレースによって確保された距離で炉
心の上面より上に配置された他方の水平板は、容器内で
凹部内に収容され、閉鎖ヘッドが閉鎖されるときに、こ
の水平板は凹部内の所定位置に固定される。
上部内部設備は、更に、原子炉制御棒用の案内管を形成
する鉛直の支柱を支持する。
再充填と保守のための原子炉の停止中、原子炉の上部内
部設備は、引出されて、原子炉プール内の保管スタンド
の上に配置される。
炉心計測装置が、閉鎖ヘッドを貫通する案内管又は測定
導管を備える場合には、先行技術の周知の構成では、再
充填のための原子炉停止中に、簡単かつ迅速な方法で上
部内部設備の取扱いを行うことはできない。
従って、炉心計測装置が容器閉鎖ヘッドを貫通するとき
に、原子炉の設計と建設に関して得られる利点は、原子
炉の使用と保守が関係する限りで、相当な不利を伴う。
この理由のため、現在使用中のほとんどの原子炉は、容
器の底を貫通する計測管を有する。
本発明の目的は、鉛直方向に配置され、上端が取り外し
可能な閉鎖ヘッドで閉鎖された全体として円筒形の容器
と、容器内に鉛直に置かれた隣接する燃料集合体からな
る炉心と、上部内部設備と呼ばれる炉心より上に配置さ
れた構造物とからなり、該構造物は集合体の上に載る上
部炉心板と、炉心板より上に配置された支持板とからな
り、それらの板は、水平であり、かつ鉛直ブレースと閉
鎖ヘッドを貫通する一組の管状部材とによって互に連結
され、計測装置が、中性子束検出器を取りつけることが
できる複数の測定導管を備え、測定導管は閉鎖ヘッドを
貫通し、かつ各々燃料集合体の案内管に入り、この計測
装置により原子炉炉心に多数の測定導管の満足な分配と
原子炉炉心内のこれらの測定導管の非常に容易な引出し
および設置とを可能にする、加圧水型原子炉の炉心用の
計測装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] この目的のため、本発明による計測装置は、更に、容器
閉鎖ヘッドと支持板との間に、測定導管を分配しかつ案
内するための板を備え、この分配案内板は、支持板に固
定された鉛直の支柱によって、平行な配列でしかもこの
支持板より上で支持板に固定され、分配板は支柱の上部
に取外し可能な方法で取付られ、分配板は、支持板によ
って支持された鉛直の位置決め部材用の通路開口部を備
え、かつ閉鎖ヘッドを貫通する管状部材の位置に相当す
る位置に鉛直計測支柱を受け、さらに、分配板の上面に
フック留め手段を受け、上部内部設備用の管状ブレース
の位置に相当する位置でこれに係合する複数の鉛直案内
管を、分配板の支持板の方に向いた下面に、一体に取り
つけ、これらの容管は、計測支柱から始まる少なくとも
1つの測定導管を上部内部設備を通して、分配板から燃
料集合体の計測管の入口まで、案内するために該測定導
管を受入れる 本発明は、又、原子炉を保守するときに、計測装置を引
出したり設置したりするための方法と装置に関する。
本発明を正しく理解するために、いかなる限定をも意図
しない例示として、本発明による計測装置およびこの計
測組立体を取扱う装置の実施例について添付図面を参照
して、今、説明する。
[実施例] 第1図は、全体的に円筒形で、下部が凸形底部2によっ
て閉鎖された加圧水型原子炉の容器lを示す。
容器の上部は、やはり凸形の取外し可能な閉鎖ヘッド3
によって閉鎖されている。
炉心4は、鉛直に隣接して配置され円筒形炉心シュラウ
ド7の下部に固定された下部炉心板6の上に載る、角柱
形状の燃料集合体5からなる。炉心ンユラウド7は、フ
ランジを形成する上部8が、容51の内部に機械加工さ
れた凹部9の境をなす棚に載る。シュラウド7と共に原
子炉の下部内部設備を形成する炉心遮蔽体lOは、炉心
シュラウド7の内側に固定される。下部内部設備は、下
部板6の部分で11のような装置によって、容器lの内
側半径方向に保持される。これらの装置により、内部設
備の出口管12か、容器lの出口管13を延長して位置
決めされるように、下部内部設備を据付けることができ
る。
容器lは、更に入口管14を備え、原子炉を冷却するた
めの加圧水がこの入口管14から容器lに入る。主冷却
水は、炉心4を鉛直方向に通過した後、管13を通って
容器を出る。
容器の底2に載る支持装置15により、容器内でこの炉
心が偶発的に降下する場合に炉心を保持する。
燃料集合体5の上部に載る上部炉心板16が、炉心4よ
り上の水平位置に位置決めされる。この[16は、17
のような鉛直ブレースによって、水平配置でかつ板16
から一定の距離に更に位置決めされた厚肉の支持板18
に連結される。
板18は、炉心シュラウド7のフランジ8より上の容器
凹部9に取付けられている上部フランジ19を備える。
容器ヘッド閉鎖体3は、フランジ19に載って取付けら
れ、支持板9とこの支持仮に取付けられた部材の保持と
固定とを確保している。
板18とこれに連結されたすべての部材は、炉心4より
上に配置された原子炉の上部内部設備20を形成する。
上部炉心板16とブレース17に加えて、上部内部設備
は、アダプター管23を介して閉鎖ヘッド3を貫通する
原子炉制御棒22用の案内管21、及びアダプター管2
5の内側の、容器密閉ヘッドを貫通する熱電対人口管2
4を備える。
支持板18は、又、第1図および第2図を参照して全体
的に説明する、本発明による計測装置の固定と位置決め
を確保する。
計測装置は、容器閉鎖ヘッド3を貫通するアダプター2
8に漏れ止め方法で嵌められた計測支柱27を介して容
器閉鎖ヘッド3を貫通する26のような一組の測定導管
を備える。
各測定導管26は、可動プローブの移動するシンプルか
、プローブを一定位置に置いた測定ロッドのどちらかか
らなり、導管26を炉心集合体5の案内管30の方へ案
内する、上部内部設備の管状ブレース17の方へ向けら
れる。
それらの導管26を、上部内部設備の対応する管状ブレ
ース17の入口の方へ向けるように、計測支柱27から
始まって炉心部分に亘る導管26の分配は、直径が、上
部内部設備20を支持する板18の直径よりわずかに小
さい円形の分配板31によって確保される。
更に第5図でわかるように、分配板31は、交差リブ3
1aで補強された鋼板からなる。分配板31には、格子
状の開口部が設けられ、それによって上部内部設備に固
定された、制御棒22の案内管21、及び熱電対支柱2
4の案内管21を貫通させている。
板31は、そのうえ案内ブツシュ32を固定する開口部
を備え、これらの案内ブツシュは、第1図および第2図
に示すように、分配板31か容器内の所定位置にあると
きに、支持板18に固定された鉛直な案内位置決め支柱
33に係合する。
容器に設置するとき、支柱33によって案内される、板
31は支持肩部と直径が支持肩部の直径より小さい開口
部で板31を貫通するねじ部とを宵する支柱34の上部
に載るようになる。ナツト35により板31を支柱34
に固定することができる。板31を固定するためのナツ
ト35は、もどり止め式であり、板31の固着を確保す
る。
板31は、その上面に、導管26が貫通する計測支柱2
7の足部として役立つ鉛直ブツシュ36を支持する。
分配板31は又、その上面に、後述するフック手段37
を支持する。
最後に、第5図でわかるように、板31は、支持板18
の方に向いたその下面に、鉛直案内管又はロッド38を
支持し、その各々の中に測定導管26が係合する。計測
装置を容器に設置するときには、第1図および第2図に
示すように、各々の案内管38は、上部内部設備の管状
ブレース17の中に導入される。
次に第3図を参照して、計測支柱27、及び閉鎖ヘッド
3を貫通する対応アダプター28の内側のこの計測支柱
27の漏れ止め取付具を詳細に説明する。
第1図および第2図でわかるように、各計測支柱27の
下部は、分配板31の上面の一体部品を形成する、対応
する足部36に嵌め入れられる。
計測支柱27は、足部36より上に、開口部39を有し
、計測支柱27と関連した測定導管26を貫通させるよ
うにしている。
好ましい実施例では、加圧水型原子炉炉心の計測装置は
、容器閉鎖ヘッドを貫通する対応するアダプター28を
貫通する27のような、6本の計測支柱からなる。これ
らの支柱のうち2つに、定位置にプローブを収容する測
定ロッドを貫通させ、他の4つの支柱に、可動プローブ
を収容するシンプルを貫通させる。
第3図は、容器閉鎖ヘッド3より上の、アダプター管2
8の上部を示し、この部分は、計測支柱27の漏れ止め
出口をなし、計測支柱27の下部は、分配板31の一体
部品を形成する足部36に係合している。
管状の計測支柱27により、支柱27の内部空間に配置
された、−組の測定導管26を閉鎖ヘッドを通し容器の
内部へ通す。
支柱27は、下部スリーブ40aと上部スリーブ40b
とからなる密封組立体40によって、延長部28の内側
に漏れ止め方法で取付けられる。
両スリーブは、円錐部分を有し、リング41の内面がこ
れらの円錐部分に当たって、スリーブ40aと40bと
の連結を確保する。
金属材料製の内部密封体42が、2つのスリーブ40a
と40bの密封を行う。
リング43が、キ一部材44によって、スリーブ40b
より上に突出した管状支柱27の部分に固定される。リ
ング43に螺合したねじ45の下端がスリーブ40bの
上面に当たり、それによって、下端が足部36に単に係
合している管状支柱27を僅かに持上げる。この持上げ
は、管状支柱27の外面に機械加工された肩47とスリ
ーブ40bの対応する肩との密封部によって漏れ止め接
触を生じさせる。
管状支柱27の上部は、測定導管26用の通路開口部が
設けられた端板によって閉鎖される。
支柱27の上部に取付けられた連結体46により、管状
支柱27の上部端板を貫通する測定導管の端部を、計測
室との連結を果たす測定導管に連結させることができる
好ましい実施例では、17本の測定導管が、各管状計測
支柱の中に配置され、計測支柱の基部で開口部39を通
って再び出て、分配板31によって炉心集合体の計測管
の中へ分配される。
第2図は、計測支柱27と分配板上面の間の個々の測定
導管の通路を示す。
第4図は、燃料集合体5の計測案内管30に到達するた
めに、分配板31及び内部設備20を鉛直方向に貫通す
る測定導管26の一部を示す。この燃料集合体5の上部
末端部48を第4図に示す。
測定導管26は、板31を貫通する開口部50を延長し
て配置された漏れ止め連結部49によって分配板31の
上面に固定される。
導管26は、開口部50の内側で分配板を貫通し、次い
で案内管38の内側で、鉛直方向に上部内部設備を貫通
する。案内管38自体は、板18と16を貫通し、通路
開口部でこれらの板に固定された管状ブレース17の内
側に配置される。
支柱17は、支持面18の下面に当たる拡張部53と締
付はナツト52が螺合するねじ部とを有し、それらによ
ってブレース17を板18に固定することができる。
しかし、ブレースの軸方向の膨張の可能性を許容すため
に、あるブレースは、拡張部53或いはナツト52を備
えないことに気付くであろう。
ブレース17は、又、燃料集合体5と一線をなして同軸
方向に配置された上部炉心板16の開口部に係合する成
形足部55を備える。この成形足部は、ねじ孔55°が
設けられた半径方向の拡張部を備え、このねじ孔55°
は、支柱51の下部を上部板16に固定するため、ブレ
ース17に機械加工された固定用孔の延長部に位置する
上述したように、分配板31は、その下面に、板31を
貫通する測定導管26用の通路開口部50を延長する鉛
直案内管38を支持する。この鉛直案内管38の直径は
、管状ブレースの内径よりも小さい。案内管38はその
上部か、小固定板56とねじ57によって分配板31の
下に固定される。
小固定板56は、案内管38の上端を取り囲む密封組立
体58を支持する。密封組立体58は、案内管38の上
端部のまわりに摺動可能に取りつけられ、らせんばね6
0によって下部位置に戻され、かつベローズ62によっ
て小板56の上面に連結されたバルブ59を備える。
バルブ59は、第4図に示すように案内管38が管状ブ
レース17の内側に係合したときに、管状ブレース17
の上端部51に接触する。管状ブレースの上端部51は
、漏れ止め閉鎖体を備える。
管状ブレース17の端部51のこの諦れ止め閉鎖体は、
原子炉の運転中案内管38に沿う原子炉冷却水の好まし
くない循環を阻止する。事実、この+iの好ましくない
循環は、振動を起しやすく、その結果、測定導管26を
急速に摩耗させてしま本発明の別の形態は、内径か十分
大きく多数の案内管38を収容する程に大きく、足部5
5か、多数のプローブすなわち検出器を同じ単一の集合
体5の計測管及び案内管の中に導入するように案内を備
えたブレース17を使用することからなる。
第5図は、後述するように工具によって、上部内部設備
の内側を鉛直方向に移動させることができる計測装置の
一部を示す。
計測装置の図示部分のこの鉛直方向の移動は、4メ一ト
ル程度の全高にわたって行なわれ、これにより、測定導
管26を燃料集合体の測定導管30から完全に引抜くこ
とができる。
この作業は、原子炉の停止中、−次回路及び原子炉の冷
却、減圧後、そして容器閉鎖ヘラl’ 3の分解、吊上
げ後に行われる。
次いで分配板31の上部は、作業者に生物学的保護を与
えるのに十分な原子炉プール内の水深下で接近可能であ
る。
分配板31と支持板■8との固定は、6つの取外し可能
な固定装置35と関連した6本の支柱34によって一般
に行われる。これらの取外し可能な固定装置は、一つず
つ外され、分配板31を支持板18から分離する。
分配板31を固定するために支柱34の上端に置かれた
取外し可能な固定装置35を、中心部がナツトを緩める
ためのロッドからなる、非常に長いキーを用いて、取外
す。
すると、第5図に示すように、分配板31とこの板に連
結された構成部品を、鉛直方向に、かつ上部内部設備に
対して上方に移動させることができる。この板は、位置
決め部材33のような鉛直方向の構成部品に係合してい
るに過ぎず、又案内ブツシュ32は板31に一体に取付
けられている。
閉鎖ヘッドの分解を行う前に、アダプター28のような
アダプターを密封するための装置を取外し、これにより
、計測支柱27をこれらのアダプター28及び閉鎖ヘッ
ド3から分離することができる。
第6図は、支持板18に鉛直状態で固定され、かつ対応
する位置に設けられた通路開口部で、分配板31に一体
に固定されたブツシュ32に係合する案内位置決め部材
を示す。
案内部材33はその上部に、軸方向にボア61を有し、
このボアは、その円周方向に沿って多数の連続的な部分
溝を形成するように機械加工されている。
このボアは、配列と形状がボア61の部分溝に対応する
部分的な円周リブを備えたスピンドル64からなるカッ
プリングによって案内支柱63を案内部材33の上端に
組込むことを可能にする。
スピンドル64をある向きでボア61の中へ導入し、次
いで、支柱63を1回転の一部だけ、ボア61及び部材
33の軸線と共通な軸線を中心に回転させることによっ
て支柱63の組立が行なわれる。次いで、部材33の外
径と同一の外径の支柱63を、部材33に固定して、そ
れを延長し、ブツシュ32及び板31の連続的な案内を
行う。
第6図は又、分配板31を鉛直方向に持上げることので
きるホック留め装置37を示す。
装置37は、側壁に37aのような2つの成形溝を備え
た管状の構成部品からなる。
これらの溝37aにより、吊上げロッド66の下部ホッ
ク留め端部65を遠方からブツシュ37及び板31に連
結させる。
これを行うため、部品65の横ピン65aを、鉛直方向
の移動を用いて溝37aに導入し、次いでロッド66を
、その軸線を中心に回転させて、バヨネット型装置によ
って、このロッドの65.65aの部分をブツシュ37
にホック留めする。
案内支柱63と吊上げロッド66は、原子炉の上部内部
設備を吊上げかつ取扱うための装置と関連しており、か
つ原子炉容器から上部内部設備を引出す前に、計測装置
を吊上げ、測定導管を集合体の案内管から引出すことが
できる。
第7図および第8図は、本発明による計測装置の吊上げ
及び取扱いを行うのに必要な装置を備えた、原子炉の上
部内部設備の吊上げ取扱い装置を示す。
第7図では、原子炉の上部内部設備がその保管スタンド
に置かれるときに、原子炉プール内で占める位置で上部
内部設備の取扱い装置が示しである。
この図は、原子炉プールの壁70を示し、鉛直の壁72
によって原子炉容器から分離されている保管スタンドに
上部内部設備を載せる図示した段階では、原子炉プール
は高さ71まで水で満たされる。
上部内部設備の取扱い装置は、普通、3つの鉛直の支柱
75を備えた構造体からなり、この鉛直の支柱75は、
それらの上部にプラットホーム76を支持し、鉛直方向
にある距離をおいて2つのブレース構造体77に連結さ
れる。
各支柱75は、その下部に、上部内部設備を支持する板
18に連結するための装置(図示せず)を備える。
第7図および第8図でわかるように、動力室ガントリの
フックを係合することができる吊上げリング78が、プ
ラットホーム76上に配置され、吊りバー79によって
支柱75に取付けられる。
第7図には、計測分配板31を、第1図と第2図に示す
常用位置に相当する上部内部設備に対する第1位置、及
び第5図に示すような計測装置の可動組立体の、原子炉
の上部内部設備内の高位置に相当する第2位置31″で
示す。
分配板のこれらの2つの位置31と31’ 間の鉛直距
離は、炉心の高さにほぼ相当し、すなわち例えば多くの
場合4メートル近い距離である。
第6図に示す分配板31の吊上案内装置は、第7図に示
す上部内部設備の吊上装置と関連する。
分装置1E31のフック留め装置37に連結された3つ
の吊上げロッド66は、吊りバー80に連結され、吊り
バー80自体は、ホイスト82のチェーン81に連結さ
れ、ホイスト82は、プラットホーム76より下の吊上
げリング78に取りつけられる。ホイスト82は、特に
、第8図でわかる減速歯車装置83を備え、これにより
、吊りバー80及びこの吊りバーに連結されたロッド6
6を、分配!f31の移動高さに相当する、はぼ4メー
トルの高さにわたって上げたり、下げたりできる。
ロッド66は、スリーブ84によってプラットホーム7
6の高さより上の高さに案内される。
ff31か、その高位置31’ にあるときには、ロッ
ド66の上部は、スリーブ84の上部に対して4メート
ルの高さ突出する。
スリーブ32が摺動する、分配板31を案内する支柱6
3の下部は、第6図を参照して示したように、案内位置
決め支柱33に取りつけることができる。案内支柱63
は、上部内部設備を吊上げるための組立体のブレース部
材77によって横方向に保持され、同時に、案内支柱6
3は、ブツシュ32によって板31を、及び端部に案内
スリーブ87を支持するアーム85によって吊上げロッ
ドを、案内することができる。
第8図でわかるように、第7図に示す装置をフック留め
し及び案内する装置を作動するための手段は、上部プラ
ットホーム76から接近することができる。
これらの装置は、操作ハンドルを備え、詳しくは、支柱
75を連結する手段を固定する装置88と、上部内部設
備を支持する板18と、案内支柱63を位置決め手段3
3に固定する機溝の操作装置89と、吊上げロッド66
を板31のフック留め手段37に固定する手段90とか
らなる。
今、すべての図面を参照して、本発明による計測装置の
取扱い作業の説明、及び上部内部設備を原子炉容器から
、第7図に示す保管スタンドに移すために原子炉の上部
内部設備の説明を行う。
原子炉を、停止して冷やし、閉鎖ヘッドの密封通路装置
を分離する。
計測支柱27が関連する範囲で、測定導管26を連結す
る装置46を取外し、支柱を密封保持するためのねじ4
5を緩め、次いで連結リング41を取外す。
閉鎖ヘッドを貫通する部材の分離が行われた後、この閉
鎖ヘッドを吊上げ、上部内部設備を支持する板に取付け
られた計測装置に上部から接近できるようにする。
分配板31及び支持板18用の、取外し可能な連結装置
35を取外し、第7図および第8図に示す上部内部設備
の取扱い装置を原子炉容器の上に運び、次いでこれを先
行技術で周知の案内部材によって上部内部設備の吊上げ
位置に置く。
固定装置88をプラットホーム76から操作して支柱7
5と、支持板18の上部フランジ19とを連結する。
装置89を同様に操作して案内支柱63と、分装置ff
131を貫通する装置33とを連結する。
同様に、装置90を操作して吊上げロッド66と、分配
[31をフック留めするための手段37とを連結する。
ホイスト82を操作して、分配板31をほぼ4メートル
の高さ吊上げ、この板を第7図に示す、位置31から位
置31’ に移動させる。
板の移動は、吊りバー80とロッド66によって確保さ
れ、一方支柱63により、板31と吊上げロッド66の
鉛直方向の移動を案内することか可能になる。
第5図に示す計測装置の可動組立体の鉛直方向の移動に
より、計測装置26を集合体5の対応する案内管31か
ら完全に引抜(ことが可能になる第7図でわかるように
、分配板31の高位置31’ で、板31に連結されか
つ案内管38に係合している測定導管26の下端部は、
上部炉心板16の高さ、すなわち例えば燃料集合体の上
部端子のすぐ上にある。
すると、原子炉炉心からの本発明による計測装置の完全
な分離が達成される。
計測装置26は、上部内部設備を案内する管状支柱に係
合したままであり、かくして計測装置26は、保護され
る。
上部内部設備と計測装置を、原子炉容器から上部内部設
備の保管スタンド91に高位置31’ で搬送すること
ができ、上部内部設備を支持する板18の上部フランジ
19の外方リム92は、サポート93に載るようになる
次いで、一方では原子炉炉心の再装荷を、他方では上部
内部設備及び/又は上部内部設備の上に吊下げられた計
測装置の保守及び補修を行うことができる。
原子炉容器から上部内部設備の保管スタンドに移動させ
るのに、この上部内部設備及び本発明による計測装置を
壁72を越えるときにできるかぎり高く吊上げなければ
ならないことに気付くべきである。装置は、それらの移
動のこの最高点で、設備及び計測装置が、原子炉プール
の水中に依然とし沈められるように設計されている。
上部内部設備及び計測装置の高い位置決め及び搬送は、
分配板31の上面に一体に取りつけられた固定ブツシュ
36に係合したままである計測支柱27を取外す必要な
しに行なわれる。
第7図に示すように、上部内部設備がその保管スタンド
にあるときには、本発明による計測装置の可動部分は、
高位置にあり、計測支柱27の上部は、その高位置27
°で、プールの上部高さより下の高さのままである。
本発明による計測装置は、計測装置の取外しと取扱い、
及び容器とこの内部設備を原子炉プール内に保管するス
タンドとの間の原子炉の上部内部設備の取扱いが関係す
る限りにおいて、先行技術による装置が遭遇した問題点
を回避しながら、測定導管を容器閉鎖ヘッドに貫通させ
る利点を有する。
前述と逆の操作で、上部内部設備を容器に再設置すると
きには、計測装置は、上部内部設備に対して高位置にあ
り、測定導管は、この内部設備の管状支柱によって保護
される。上部内部設備を容器に再設置するときには、管
状案内支柱は、燃料集合体の案内管と整列状態にあり、
その結果、測定導管26は、計測装置の下方移動の際に
、ロッド66によって、計測組立体の案内管に困難なく
係合する。
これらの操作はすべて、上部内部設備を取扱う装置に統
合された簡単な装置によって、行われる。
計測装置及び上部内部設備のすべての取外し、取扱い操
作は、極めて容易にかつ短時間に行うことができる。
これにより、燃料集合体を取外して再装荷するための原
子炉停止期間を長(させない。
更に、本発明による計測装置により、容器の底の取付具
をなくすことが可能となり、かくして、原子炉の安全性
を相当に増大させる。更に、原子炉建屋の構造を、容器
の底と原子炉計測室の間に計測案内管の通路がないこと
により、簡単化することができる。更に、保守操作の間
にシンプルのような測定導管を通す場合には、原子炉容
器は、減圧されているので、原子炉冷却流体か、計測室
に流入することはありえない。
最後に、分配板の構造により、測定導管を相当多数の燃
料集合体と連結することができ、これにより、炉心の中
性子束の分布情報を改善することができる。
本発明は、説明された実施例に限定されない。
かくして、本発明による装置は、案内、フック留め、移
動の各手段が関係する範囲で、上述した方法と僅かに違
う方法で製造しても良い。
分配板を吊上げるロッドは、ホイストから吊り下けられ
た吊りバーの代わりに、ジヤツキに連結されて鉛直方向
に移動させても良い。
分配板と計測支柱に関連する密封手段は、任意の形式で
あっても良い。
最後に、本発明は、計測装置用の分配板を設置すること
ができる支持板を有する上部内部設備を備えた任意の加
圧水型原子炉に適用することができる。
最後に、上部内部設備を取扱う装置に関連する計測装置
を吊上げる手段は、原子炉に関連する計測装置以外の装
置の吊上げ取扱いを行うのに用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による計測装置を備えた原子炉容器の
鉛直面を通る断面図、 第2図は、計測装置を備える、第1図に示す容器の上部
の拡大図、 第3図は、容器閉鎖ヘッドより上の、計測装置の上部の
鉛直面を通る断面図、 第4図は、原子炉の内部装置まで通す測定導管の通路の
鉛直面を通る断面図、 第5図は、本発明に、よる計測装置の測定導管を分配案
内する組立体の断面図、 第6図は、本発明による計測装置の分配板を位置決めホ
ック留めする手段の断面立面図、第7図は、内部装置の
取扱い装置と原子炉の計測装置の立面図、 第8図は、第7図の8に沿った取扱装置の平面図である
。 110.容器、230.底部、 301.閉鎖ヘッド、411.炉心、 596.燃料集合体、631.下部炉心板、701.炉
心シュラウド、811.上部、90.、凹部、10. 
、 、炉心遮蔽体、12.13.、、出口管、 14、、、入口管、15.、、支持装置、16、、、上
部炉心板、17.、、鉛直ブレース、18、、、支持板
、19.、、上部フラノン、20、、、上部内部設備、
21. 、 、案内管、22、、、制御棒、23.、、
アダプター管、24、、、熱電対入口管、261.、測
定導管、27、、、計測支柱、28.、、アダプター3
0、、、案内管、31. 、 、分配板、32゜5.案
内ブツシュ、33.、、支柱、支柱、35.、、ナツト
、 鉛直案内管、40.、、密封組立体、 内部密封体、43.、、  リンク、 ねじ部、47.、、肩、 上部末端部、50.、、開口部、 ナツト、53.、、拡張部、 成形足部、58.、、密封組立体、 バルブ、60.、、  らせんばね、 ボア、63.、、案内支柱、 スピンドル、66、、、  ロッド、 壁、75.、、支柱、 吊り上げリング、80.、、吊りバー ホイスト、84.、、  スリーブ、 アーム、87.、、案内スリーブ、 スタンド、92.、、外方リム、 サポート。 手 続 補 正 書(方式) 1、事件の表示 平t?、1年特許願第220120号 3、補正をする者 事件との関係 出 願 人 名 称 フ フ ト ム 4、代 理 人 5、hi正命令の日付 平成1年11月28日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、鉛直方向に配置され、上端が閉鎖ヘッド(3)で閉
    鎖された全体として円筒形の容器(1)と、原子炉容器
    (1)内に鉛直に置かれた隣接する燃料集合体(5)か
    らなる炉心(4)と、上部内部設備と呼ばれる炉心より
    上に配置された構造体(20)とからなり、該構造物(
    20)は、集合体(5)の上に載る上部炉心板(16)
    と、炉心板(16)より上に配置された支持板 (18)とからなり、それらの板は、水平であり、かつ
    鉛直ブレース(17)と閉鎖ヘッド(3)を貫通する一
    組の管状部材(23、25、28)とによって互に連結
    され、前記計測装置が、中性子束検出器を取付けること
    ができる複数の測定導管(26)を備え、該測定導管 (26)は、閉鎖ヘッドを貫通し、かつ各々燃料集合体
    (5)の計測管(30)に入る、加圧水型原子炉の炉心
    用計測装置において、前記計測装置は、更に、容器閉鎖
    ヘッド(3)と支持板(18)との間に、測定導管(2
    6)を分配しかつ案内するための板(31)を備え、該
    分配案内板(31)は、支持板(18)に固定された鉛
    直の支柱(34)によって、平行な配置で、しかもこの
    支持板(18)より上で支持板(18)に固定され、分
    配板(31)は支柱(34)の上部に取外し可能な方法
    で取付られ、前記分配板(31)は、支持板(18)に
    よって支持された位置決め部材(33)用の通路開口部
    を備え、かつ閉鎖ヘッド(3)を貫通する管状部材(2
    8)の位置に相当する位置に鉛直計測支柱(27)を受
    け、さらに、分配板 (31)の上面にフック留め手段(37)を受け、上部
    内部設備(20)用の管状ブレース(17)の位置に相
    当する位置でこれに係合する複数の鉛直案内管(38)
    を、分配板(31)の支持板(18)の方に向いた下面
    に、一体に取りつけ、これらの各管(38)は、計測支
    柱(27)から始まる少なくとも1つの測定導管を、上
    部内部設備(20)を通して、分配板(31)から燃料
    集合体(5)の計測管(30)の入口まで、案内するた
    めに該測定導管(26)を受入れる、ことを特徴とする
    、加圧水型原子炉の炉心用計測装置。 2、各計測支柱(27)は、複数の測定導管(26)用
    の軸方向通路と、分配板(31)より上で、軸方向通路
    と連通するすくなくとも1つの開口部(39)を備え、
    測定導管(26)を計測支柱と分配板(31)の通路部
    分の間を貫通させる、ことを特徴とする請求項第1項の
    計測装置。 3、各計測支柱(27)は、分配板(31)の上面に一
    体に取付けられた鉛直方向のブッシュ(36)に係合す
    る、ことを特徴とする請求項第2項の計測装置。 4、分配板(31)は、測定導管(26)の各通路部分
    に、測定導管(26)用の漏れ止め通路装置(49)を
    支持する、ことを特徴とする請求項第1項の計測装置。 5、各計測支柱(27)は、その上部が、計測支柱を貫
    通する計測導管(26)と、原子炉炉心の付近に配置さ
    れた計測室に連結された計測導管とを接続する取外し可
    能な装置(46)に連結される、ことを特徴とする請求
    項第1項の計測装置。 6、各計測支柱(27)は、鉛直方向の移動を自由に、
    分配板(31)に連結され、かつ装置(43、44、4
    5)を備え、これにより、閉鎖ヘッドの外側から、対応
    するアダプター管(28)に連結する漏れ止めの高い位
    置と、アダプター管(28)に連結する漏れ止めなしの
    低い位置の間、各計測支柱(27)を鉛直方向に移動さ
    せる、ことを特徴とする請求項第1項の計測装置。 7、各鉛直方向の案内管(38)のまわりに、バルブ(
    59)が案内管(38)の上部で分配板(31)の下面
    に連結されて配置され、前記バルブ(59)は、鉛直方
    向の移動を自由に、かつ管状ブレース(17)の端部(
    51)の漏れのない閉鎖体用に分配板(31)の下に取
    付けられ、前記管状ブレース(17)の中に案内管(3
    8)は係合し、原子炉の運転中に、案内管(38)のま
    わりの原子炉冷却流体の循環を阻止する、ことを特徴と
    する請求項第1項の計測装置。 8、分配板(31)をフック留めする手段(37)は、
    それらの側壁にフック留め用の少なくとも1つの開口部
    (37a)を有する円筒形ブッシュ(37)からなる、
    ことを特徴とする請求項第1項の計測装置。 9、容器閉鎖ヘッドを取外した後、測定導管の分配板と
    支持板の一体部品を形成する鉛直支柱(34)の間の取
    外し可能な連結手段を取外し、分配板(31)を原子炉
    の炉心の高さにほぼ等しい高さ以上に内部装置(20)
    に対して鉛直方向に吊上げ、かくして分配板(31)に
    取付けられた測定導管(26)を燃料集合体(5)の計
    測管(30)から引出し、上部内部設備(20)と計測
    装置の分配板(31)を容器(1)から同時に引出し、
    上部内部設備と計測装置を単一操作で原子炉の容器(1
    )を取り囲むプールの水の下に配置された原子炉の上部
    内部設備を保管するスタンドに沈める、ことからなる、
    原子炉の炉心から計測装置を引出す方法。 10、原子炉の上部内部設備を取扱う周知の構造体に設
    けられ、上部内部設備(20)を取り扱う構造体に鉛直
    方向に摺動可能に設けられた原子炉吊上げロッド(66
    )に関連した吊上げガントリに連結する手段(78)と
    、上部内部設備を取扱う構造体内の鉛直に吊り上げロッ
    ド (66)を移動する少なくとも1つの手段 (80、82)と、各鉛直吊上げロッド(66)の下部
    を測定導管の分配板(31)をフック留めする手段(3
    7)に連結する取外し可能な手段(65、65a)と、
    支持板(18)によって支持された鉛直位置決め部材(
    33)に連結する取外し可能手段(64)をそれらの下
    端に備える鉛直案内支柱(63)とからなり、それによ
    って、吊上げロッド(66)によって鉛直方向に移動す
    る際に、上部内部設備を取り扱う構造体に連続的な案内
    のある分配板(31)を提供する、ことを特徴とする、
    原子炉の計測装置を引出し据付ける装置。 11、鉛直方向に吊上げロッド(66)を移動する手段
    は、ロッド(66)に固定されかつ上部内部設備を取扱
    う構造体に固定された吊上げホイスト(82)に連結さ
    れた吊りバー(80)からなる、ことを特徴とする請求
    項第10項の取扱い装置。
JP1220120A 1988-08-25 1989-08-25 加圧水型原子炉の炉心用計測装置とこの計測装置を引出し、設置する方法と装置 Pending JPH02168196A (ja)

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