JPS63274898A - ハイドロボール式炉心計装装置及びその操作方法 - Google Patents

ハイドロボール式炉心計装装置及びその操作方法

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JPS63274898A
JPS63274898A JP63024103A JP2410388A JPS63274898A JP S63274898 A JPS63274898 A JP S63274898A JP 63024103 A JP63024103 A JP 63024103A JP 2410388 A JP2410388 A JP 2410388A JP S63274898 A JPS63274898 A JP S63274898A
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string
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chamber
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JP63024103A
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English (en)
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スティーブン・ネルソン・タワー
ルシアーノ・ベロネシ
ハワード・イー・ブラウン
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CBS Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
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Publication date
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    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C17/00Monitoring; Testing ; Maintaining
    • G21C17/10Structural combination of fuel element, control rod, reactor core, or moderator structure with sensitive instruments, e.g. for measuring radioactivity, strain
    • G21C17/108Measuring reactor flux
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 l豆立!】 発明の分野 本発明は加圧木型原子炉の計装装置、特にハ、イドロボ
ール式炉心計装装置に係わり、本発明の計装装置は構造
が簡単であり、圧力容器格納構造の必要なサイズを著し
く縮小することができ、燃料交換及び/または保守作業
中の時間及び放射線被ばくを軽減すると共に計装装置か
らのデータによって作成される出力分布マツプの精度を
高めることができる。本発明はまた、この計装装置の操
作方法及びこの計装装置によって簡略化されかつ改良さ
れる、圧力容器における燃料交換及び/まf。
は保守方法に係わる。
公知技術 炉心計装装置は炉心内の出力分布が稼動上の所定許容限
度内に維持されるようにするため加圧木型原子炉に使用
される。既にこの種のシステムがいくつか開発されてお
り、充分に目的を果してはいるものの、多くの問題点や
欠点を露呈している典型的な自動フラックスマツピング
・システムは制御卓及び検出手段駆動システムから成り
、駆動システムはそれぞれが可撓ケーブルに接続された
可動検出手段を有する複数の駆動ユニットから成る。回
転転送機構及び炉心内へ延びる多数のシンブル即ち中空
管を各駆動ユニットと連携させる。回転転送機構は機械
的マルチプレクサとして作用し、検出手段のいずれか1
つによって原子炉の炉心バスのいずれか1つを探査する
ことを可能にする。このようなシステムの1つは本願発
明の出願人に譲渡された1974年12月31日付米国
特許第3,858,191号″Digital Mul
tiplexed  Po5ition  Indic
ation  and  Transmission 
 System”に開示されており、ほかに関連の文献
としては本願発明の出願人に譲渡された1976年1月
13日付米国特許第3,932,211号”Metho
d ofAutomatically Monitor
ing the Power Distributto
n of a Nuclear Reactor Em
ploying Movable In−Core  
Detectors ’がある。前記特許第3,932
゜211号に記載されているように、正常な出力動作中
、所定の周期的タイムプログラムに従って原子炉心へ検
出手段が挿入される。挿入と同時に、検出手段は所定の
パスに沿って炉心内を自動的に駆動される。検出手段の
出力を炉心位置の関数として記録することにより原子炉
出力分布を表出する。本願と共通の出願人に譲渡され、
自動フラックスマツピング・システムの種々の構成要件
を開示している上記以外の特許としては、米国特許第4
゜255.324号、第4,288,354号、第4,
239,595号などがあり、これらも本願明細書の一
部を形成するものとしてに引用した。上記特許第4,2
39゜595に引用されている米国特許出願第950゜
651号、即ちその後米国特許第4,268,354号
として許可された出願の内容も本願明細書に引用した。
例えば、米国特許第4,239,595号は原子炉容器
8の底部から挿入する可動炉心計装装置を開示している
。第1図は該図にその1つを拡大して示す可動小型検出
手段即ち、可動炉心中性子検出手段12の挿入に利用さ
れる、前記特許第4,239,595号に開示されてい
るような基本システムを示す。小型検出手段12は引抜
き自在なシンブル10内へ駆動され、前記シンブル10
はほぼ図示のようなルートを辿る。具体的には、原子炉
容器8の底部エンクロージュア、即ち、ヘッド9からコ
ンクリート類のシールド18を通ってシンブル密封テー
ブル20に至る導管を介して原子炉炉心14へ挿入され
る。可動検出手段シンブル10は前端(原子炉側)が閉
鎖されているから、内側は乾燥状態にある。即ち、シン
ブル10は原子炉水圧、即ち17237.5kPa (
2500psia)と大気圧との間の圧力障壁として作
用する。引抜き自在シンブル10と導管との間の機械的
シールをシール・テーブル20に設けである。導管22
は木質的には炉心計装用可動小型検出手段12の挿入を
可能にするシンブル10を具えた原子炉容器8の延長部
分である。稼動中、シンブル10は静止状態にあり、燃
料交換や保守作業の際に発生するような減圧状態下での
み引抜かれる。容器内部に関する作業が必要な場合、原
子炉容器8の底部へのシンブル引抜きも可能である。
それぞれの小型検出手段を挿入するための駆動システム
は基本的には第1図に示すように駆動ユニット24、リ
ミットスイッチ集合体26.5パス回転転送機構28.
10パス回転転送機構30、及び隔離弁32を含む。各
駆動ユニット24は中空らせんラップ駆動ケーブルを炉
心14に押入し、前記ケーブルの前端には小型検出手段
12を取付けてあり、中空部に挿通されている小径同軸
ケーブルが検出手段出力を駆動ケーブルの後端に伝達す
る。1組の検出手段12が炉心に進入すると出力用電子
装置が始動し、前記1組の検出手段の全体的なフラック
ス走査に基づいてこれら検出手段の作用を継続的にモニ
ターする。自動フラックスマツピング・システムのコン
ツルSCの機能は必要な炉心パスのすべてを自動探査し
、検出手段12からの測定値または表示値を記録し、こ
の情報をシステムオペレータ及びプラント・コンピュー
タに提供することにある。
このタイプのシステムに伴なう重大な欠点は(a)検出
手段駆動ケーブルの可撓性が比較的小さいため、容器8
内のほぼ垂直な軸方向パスから導管22内のほぼ水平な
方向への検出手段及びこれと連携の駆動ケーブルが辿る
パスの曲率半径が比較的大きくなり、このように曲率半
径が大きいから容器8、即ち原子炉格納構造の底部へラ
ド9よりも下方に10乃至12フイートだけ余分の高さ
が必要になり、ユニットのコストを増大させる結果とな
り; (b)可動炉心検出手段の性質上、高圧無鉛シン
ブル及びシールを採用せざるを得ないから、漏れ、放射
線被ばく及び保守に伴なう停止時間の要因となる可能性
が増大し; (C)原子炉容器に底部貫通管が存在するからメルトダ
ウン事故の際に有害な結果を招くおそれが増大し、“底
部貫通管”が故障してLOCA (冷却材流出事故)が
起こると回復がさらに困難になり; (d)詳しくは後
述するように、シンブルは連携の検出手段及び駆動ケー
ブルと同様に炉心内に配置されているから、燃料交換及
びこれに関連する保守作業中に必要な操作としてケーブ
ル及びシンブルの双方を引込めると、可動素子自体の固
有特性として、また、シンブル及び駆動ケーブルの双方
を移動させるための条件から必然的に起こるシールから
の1次流体漏れの可能性が大きいため、作業員が放射線
被ばくするおそれがある。
中性子束分布を測定する異なるタイプのシステムは米国
特許第3,711,714号に開示されており、商業的
に“エーロ・ボール(Aero−bal l )”タイ
プのシステムとして知られている。“エーロ・ボール”
システムとしては、炉心内に所定の案内パスを画定する
密封されたシンブル内へガス流によって押入される小径
ボールを用いるものがある。被ばく後、ガス流を反転さ
せることにより炉心からボールを抽出する。次いで原子
炉の外部で前記小径ボールを読出して(カウントして)
軸方向及び半径方向の出力分布データを得る。このシス
テムではボール及びこれと連携のシンブルが頂部ヘッド
から原子炉容器に進入する。従って、容器の下部炉内構
造内に配置されている炉心へ容器のヘッド及び上部炉内
部構造を通して高圧シンブルを下向きに挿入できるため
には、上部炉内構造の構成が構造的に極めて複雑になる
。この複雑なシステムは燃料交換中に複数の別々の内部
シンブル集合体を取外し、貯蔵するために余分の停止時
間及び放射線被ばくを余儀なくさせる。さらにまた、そ
れぞれのシンブルが(炉心の長さの約2%倍と)長く、
極めて脆弱な構造である。
既に述べたようにこれらの公知システムは充分に所期の
目的を達成するように機能を果たしているが、これも上
述したように、いくつかの問題及び欠点を有する。従っ
て、改良された炉心計装装置に対する現実的かつ継続的
な需要が存在する。
具体的には、理想的な炉心計装装置とは(a)炉心出力
分布マツプを迅速かつ正確に読取り;(b)格納及びシ
ールド構造、従って、原子炉建屋の高さを増大させず;
 (C)燃料交換作業中の停止時間を増大させず; (
d)操作上の危険を増大させず; (e)確実かつ容易
に操作及び保守でき; (f)作業員の放射線被ばくを
極力軽減するシステムである。
^」コと」豹 従って、本発明の目的は上記特性を有する理想的な炉心
計装装置を提供することにある。
即ち、本発明は(i)計装装置の組込みによって課せら
れる垂直高さ条件を公知システムの場合よりも軽減する
一方で、シンブル引抜きまたは上部炉内構造のシンブル
部分取外しの必要をなくすることによって構造を簡略化
すると共に燃料交換に伴なう停止時間を短縮し; (i
f)計装装置のほとんどすべての操作を遠隔制御できる
ようにして放射線被ばくを軽減し;  (iff)取外
し可能なシンブルのシール及びこれに関連する漏れの可
能性をなくすことにより保守に伴なう放射線被ばくを軽
減し;(iv)すべての検出手段を同時に挿入、取出す
ことを可能にすることにより、逐次的に、従って長時間
に亘って測定を行う可動検出手段を使用するシステムに
比較して、出力分布マツプの精度を著しく高めることを
可能にするという利点を提供する。
以下余白 本発明は、ほぼ垂直な中心軸及び上下縁を有するほぼ円
筒形の側壁及び円筒形側壁の上下縁にそれぞれ密封関係
に固定された頂部ヘッド及び底部ヘッドによって画定さ
れる外側エンクロージュアを具備し、軸平行関係に設け
た複数の細長い燃料要素集合体を含む原子炉炉心を囲む
原子炉圧力容器において前記炉心の反応度を測定するた
めの計装装置であって、それぞれが細長い可撓性ワイヤ
とそれぞれの前記ワイヤに順次間隔を置いて固定した複
数のボールとから成り、それぞれの前記ワイヤが各ワイ
ヤの第1及び第2端にそれぞれ固定されて各検出ストリ
ングの最大径を決定する第1及び第2先端片を含み、各
検出ストリングがストリングの最大径に相当する内径を
有する細長い内側通路を画定する封入構造に収納され、
前記通路を所定の方向に搬送される液体流に対して流れ
感応抵抗の形で応答し、前記ボールが放射線に感応しか
つ所定の半減期を有する材料から成る複数の前記検出ス
トリングと;それぞれが細長いほぼ円筒形の側壁を有し
て前記細長い内側通路を画定し、開口第1端、閉鎖第2
端、及び第2端に近く側壁にフローホールを有し、燃料
要素集合体に対して所定位置を占めるように炉心内にほ
ぼ軸平行関係に配置されている複数の計装シンブルと;
それぞれが対応の複数検出ストリングを収容するための
前記内側通路を画定する複数の収容場所から成る、容器
外側のチェンバと;複数の検出ストリングを選択的にチ
ェンバからそれぞれの複数計装シンブル内の挿入位置へ
搬送することによって各挿入位置に対応する炉心内の放
射線レベルを感知させ、シンブル内の挿入位置からチェ
ンバへ再び復帰させる搬送システムとから成り、前記搬
送システムが対応の前記内側通路を画定すべくチェンバ
の対応位置に接続されて該位置から容器エンクロージュ
アをこれと密封関係に貫通し、各計装シンブルの第1端
と整列しかつこれと間隔を保つ容器内の対応所定位置に
延びる複数の第1手段と;前記複数の第1手段と連携し
て対応の前記内側通路を画定すべく、対応の前記所定位
置から各シンブルの第1端に延びかつこれを整列する複
数の第2手段と:対応する第1及び第2手段を着脱自在
に接続すると共に前記それぞれの内側通路を互いに密封
関係に接続する複数の第3手段と;前記第2手段を対応
シンブルの第1端と着脱自在に接続すると共に前記内側
通路を互いに密封関係に接続する複数の第4手段と;前
記チェンバ、前記第1及び第2手段及び前記シンブルの
それぞれの複数内側通路を順次通過する1次冷却材の流
れを第1方向またはこれとは逆の第2方向に選択的に発
生させ、第1方向に発生させることにより対応の複数検
出ストリングをチェンバから各シンブル内の挿入位置へ
搬送し、第2方向に発生させることにより各計装シンブ
ル内から検出ストリングを引き出し、これを前記チェン
バ内の各収容場所へ搬送する手段とから成゛ることを特
徴とする計装装置を提案する。
以  下  全  も 後述するように、本発明の好ましい実施例はそれぞれが
可撓性の細いワイヤに順次間隔を置いて取付けた複数の
小径ボールから成る複数の検出ストリングを利用する。
各検出ストリングの構造上、小ボールが1次冷却材系の
内部に紛失するおそれはない。各炉心計装位置を起点と
して圧力容器の外部の遠隔位置へ小径チューブが延びて
いる。それぞれの検出ストリングが容器に対する遠隔位
置からそれぞれ対応の前記チューブに挿入され、チュー
ブを流れ、ストリングを通過して該ストリングを駆動す
る1次冷却材の流れに応答して移動バス内を案内される
。その結果、容器の1次冷却材境界は小径チューブの形
状及び長さに応じて原子炉容器自体からはみ出すことに
なるが、原子炉容器内にあって検出ストリングを炉心と
の間で案内する案内管を密封する必要はなく、形成させ
易い滑り嵌めまたは対向接触連結方式を採用することが
できる。マツピング作業のため読出さねばならないそれ
ぞれの半径方向炉心位置ごとにこのような検出ストリン
グ及び案内管を1組ずつ設ける。商業的規模の加圧木型
原子炉において炉心マツプを作成するには約40乃至6
0組の検出ボール・ストリング及び連携の案内管が必要
とされる。例えば、典型的な2または3ループ・プラン
トでは約50組(例えば40乃至60組)の検出ストリ
ング及び連携の案内管を採用する。
本発明の前記好ましい実施例にあっては、原子炉容器の
外部に設けた検出ストリング収容チェンバに約50組の
検出ストリングを収容し、対応のチューブを介して容器
に結合する。このように構成することにより約50組の
検出ストリングを1次冷却流体の流れによって同時に8
勅させ、同様に、逆向きの前記流れによって同時に引抜
くことができる。
単一の転送装置は連携の案内管を介して検出手段収容チ
ェンバ内の対応する50の検出ストリング収容位置と接
続する合計50の入力を有する。
単一の転送装置は50組の人力位置及び対応の接続案内
管から1つずつ検出ストリングを選択し、これを1つず
つγカウンタに向ける。複数カウンタの使用に伴なう校
正エラーを極力少なくすることができるという点で単一
のγカウンタを使用することが望ましい。
本発明の検出ボール・ストリング及びこれと連携の転送
機構を採用することによって得られる融通性及び適応性
として、本発明の第1及び第2実施例に従って検出スト
リングを挿入する貫通管を原子炉容器の頂部に設けても
底部に設けてもよく、頂部に貫通管を設ける実施例には
、小規模なLOCA (冷却材流出事故または炉心メル
トダウン事故が発生してもその影響が軽微であるという
利点がある。
本発明の詳細は添付の図面に基づく好ましい実施例に関
する以下の説明から明らかになるであろう。
好ましい実施例の説明 第2図は本発明の検出ストリング40を一部切欠き、一
部所面で示す平面図であり、両端に同じ形状の先端片4
6を有するワイヤ44に約2インチの間隔に取付けた複
数のボール42から成る。
ボール42は直径が約0.2インチであり、マンガンを
含有するステンレススチール、即ち、マンガン鋼合金で
形成されており、半減期が2.6時間の公知のγ放出体
として作用する。2.6時間の半減期は充分に長いと考
えられ、被ばく後の崩壊を正確に補正することができる
。即ち、γ検出素子として半減期が極めて短いアイソト
ープを使用する場合に起こるように検出された放射レベ
ルが被ばくから読取りまでの間に過度に減衰することが
ない。また、2.6時間という半減期は検出ストリング
40の放射線レベルが8乃至12時間以内に充分に低い
放射能レベルにまで崩壊するから、この時間が経過すれ
ば再使用することができる。
ワイヤ44の長さ、従って、先端片46の両端間の距離
は計装装置を使用する原子炉の炉心または下部炉内構造
の高さ、個数及び容器のサイ゛ズ及び出力レベルに応じ
て異なる。特定例として、出力600メガワツト、炉心
内に145組の標準型ウェスチンダハウス1フX1フ燃
料集合体を収容する加圧木型原子炉では充分な出力分布
マツプを作成するのに第1図に示すタイプの炉心検出手
段40が48組必要となる。ボール42の間隔を5.0
8cmに設定すれば、図示のシステムなら炉心検出手段
は充分な軸方向出力分布、分解能を与えられるが、各検
出手段におけるボールの間隔及び個数、及び検出手段の
総数は所与の設備の分解能条件に応じて異なると考えら
れる。ただし、図示例の場合、高さ3.66mの炉心、
検出手段40もこれに相当する高さを具えるとして、使
用されるボールの総数は72個となる。ボール42はそ
の直径が0.48cmであり、直径0.75cmのステ
ンレススチール・ワイヤ44に5.08cm間隔で取付
けられる。この特定例の場合、完成状態の検出手段40
の重量は約91.2gである矢じり状部分46a、縮径
部分46b、細長い円筒形軸部分46cから成る先端片
46の形状が流体に対する高い抗力を発生させ、従って
、1次冷却流体が先端片に沿って流れるのに応答して検
出ストリング40を移動させると共に、案内管内の狭い
空間にまたがり、また、ハンドリングのための把手とし
ての役割をも果たす。これらについてはいずれも詳しく
後述する。
シネ下4慣b 本発明の検出ストリング40によって得られる重要な利
点は曲率半径が極めて小さい湾曲部を通って8勅できる
ことであり、これはストリング構造の可撓性と形状、特
に前記湾曲部を通って検出ストリング40を移動させる
に充分な抗力を発生させる先端片46の形状によって達
成される。因みに曲率半径12インチの90°湾曲部に
亘って案内管内を移動させるのに必要な摩擦抗力の計算
値は約365gとなる。この計算から見積って、内径0
.535cmのチューブを通して検出ストリング40を
移動させるには最小限453.6gから最大限907.
2gの抗力が必要であり、毎時45.36乃至90.7
2kg (0,9乃至1.8u/m1n)の流量で1次
冷却材を供給することによって得られる。即ち、図示例
の場合、48組の検出ストリングを炉心との間で同時に
出入させるにはシステム全体の1次冷却材流量は45.
6乃至91.2Jl/mi n (10乃至20GPM
)で充分である。1次冷却流及びこれによって起こる検
出ストリング40の移動の速度は91゜5cm乃至15
2.5cm/secである。詳しくは後述するように、
容器外部の一時的検出ストリング収容チェンバから原子
炉容器の炉心に達するためには、各案内管は約15.2
4m乃至30.48mの長さを具えねばならない。従フ
て、上記速度の場合、容器外部の一時的収容チェンバか
ら炉心に至る長さ15.24m乃至30.48mの案内
管内を同時に通通すのに48組の検出ストリング40は
15乃至30秒を必要とする。
第3図は本発明の計装装置60を採用する圧力容器50
を一部切欠いて略示する立面図である。
容器50は公知の態様で、ただし水平通路49b及び垂
直通路49cを介して炉心計装装置(ICIs)読取ル
ーム49dと連通する中空域49aを含むように構成さ
れた鉄筋コンクリートの格納構造48内に設けられ、通
路49a、b及びCはICl5読取ルーム49d内に配
設されている計装装置60のハンドリング、制御及び感
知装置と容器50の(総称的に“下部炉内構造”とも呼
ばれる)炉心52との間で検出ストリング40を搬送す
るための、後述する管系その他の装置を収納する。
本発明のこの第1実施例では、検出ストリング40が通
過する案内管62は容器50の下部ドーム・エンクロー
ジュアまたは下部ヘッド56の側壁に設けた底部貫通管
54を貫通する。既に指摘したように、次に述べる本発
明の第2実施例では頂部ヘッド貫通管を利用する。即ち
、検出ストリング40の搬送管は上部ドーム・エンクロ
ージュアまたは上部ヘッド58の側壁に設けた貫通管を
貫通する。いずれの場合にも、小径案内管62の内側通
路は容器50内の1次冷却材と連通し、これとほぼ同じ
圧力にある。従って、容器50の1次冷却材圧力境界は
原子炉容器50の壁を充分に越えた位置にあり、小径案
内管62を境界内に含む。即ち、第3図に示すように格
納構造48は計装装置60の小径案内管62及びこれに
関連する要素の境界を限定する。しかし、この構成によ
って得られる利点として重要なのは連携の検出ストリン
グ40を炉心52内の所要の感知位置との間で案内する
原子炉容器50内の案内管を容器50の内部構造内に密
封する必要がなく、従って、後述のような形成させ易い
滑り嵌めまたは対向接触連結方式を利用できることであ
る。
図示のように、感知すべき、従って、読取るべき炉心5
2内の各半径方向炉心位置に1組ずつ第2図に示したよ
うな検出ストリング40及び連携の案内管を設ける。典
型的な2または3ループ・プラントなら約50組の検出
ストリング40及び連携の案内管が使用される。公知の
ように、2ループ・プラントはその発電出力が600メ
ガワット程度が普通であり、2基の蒸気発生器及びこれ
と連携する2基のポンプと、第3図に示すようにこれら
と対応する2つの低温1次冷却材人口ノズル51a、5
1b及び2つの高温冷却材出口ノズル53a、53bを
使用する。これに対して3ループ・プラントは出力が通
常900乃至1.000メガワツトであり、2ループ・
プラントについて述べたのと同様の対応する3組の関連
要素を含む。典型的には出力が1,000乃至1,20
0(またはそれ以上)である4ループ・プラントについ
ても前記要素の対応関係及び必要個数は明らかであるか
ら、以下の説明では2ループ・プラントに関して本発明
を説明するが、本発明は特定のループ数または出力に限
定されるものではなく、検出ストリング40及びこれと
連携する小径案内管の数はプラントの規模及び所要マツ
ピング分解能に応じて選択される。
本発明の検出ストリング40はその構造上、極めて細い
案内管62を、特に曲率半径が4乃至8インチと極めて
小さい湾曲部を、過度の抗力及び圧力降下を発生させる
ことなく通過させることができる。試運転の結果、本発
明の検出ストリングは曲率半径が6.6cmの湾曲部を
通過できることが実証されたから10乃至15cmの曲
率半径には容易に対応できる。このように案内管の曲率
半径を小さくしてもよいから、第3図に関連して述べた
ように底部に入口または貫通管を有する構成でも、同じ
く上述した、さらに詳しくは後述する上部ドーム・エン
クロジュアまたはヘッド58から貫通させる構成でも容
易に実施できる。
第3図の容器に採用されている底部貫通方式の重要な意
義は格納構造48内に形成される下部ヘッド56より下
方のスペースが著しく小さくなることにある。例えば、
第3図に示すように、2ループ・システムの場合、48
木の案内管62が同数の底部貫通管54及び内側管を介
して炉心52内の所定位置に接続されている。案内管6
2を収容するための、下部ヘッド56の下端と格納構造
4Bとの間のスペース49aは2乃至3フイ一ト程度で
ある。これに対して上記公知の可動検出システムに使用
される案内シンブルは曲率半径が3.048m乃至3.
66m(10乃至12フイート)でなければならないか
ら、第1図に示すように3.66m乃至5.5m(12
乃至15フイート)のスペース7を必要とするから、本
発明の計装装置が必要とするスペースよりも2.74m
(9フイート)以上余分のスペースが必要となる。
従って、本発明は計装装置60を用いる容器50が設置
される格納構造48のサイズを縮小でき、公知の可動シ
ンブル検出システムに比較してそのコストを著しく軽減
できるという意味で大きい利点を提供する。
第3図は本発明の基本的な底部ヘッド貫通方式及び頂部
ヘッド貫通方式実施例(後盾については詳しく後述する
)に共通のその他の構成要素をも示す、、48本の案内
管62が熱交換器64、ソレノイド弁66のシステムに
接続している連続管部分62°、弁66を検出ストリン
グ収容チェンバ68に接続する他の管部分62°°、及
びチェンバ68を転送装置70に接続するさらに別の管
部分62°°°を通過する。図示のように、収容チェン
バ68は弁66と転送装置70の間にまたがり、従って
、管部分62°゛及び62°°°を含む案内管62の部
分で簡単に形成することができ、従って、チェンバ68
は48木の検出ストリング40それぞれの個々の収容位
置を決定する。後述するように、各検出ストリング40
は個別にかつ選択的にチェンバ68内の個々の収容位置
へ搬送したり、逆に個々の収容位置から取出すことがで
きる。
転送装置70はチェンバ68内の対応の収容位置から各
検出ストリング40を選択的に抜取り、これをγカウン
タ80へ転送することにより個々の検出ストリング40
のボールによって検出された放射線レベルを感知するこ
とを可能にする。感知が終了すると、転送装置70は感
知またはモニターされた検出ストリング40を選択的に
適当な他の行先へ転送する。例えば、転送装置70は廃
棄するために任意の検出ストリング40を計装装置60
から抜取ったり、新しい検出ストリング40をシステム
へ、例えば、チェンバ68内の所定収容位置へ導入する
ことができる。
このシステムは多くの場合I CI S読取ルーム49
d内に配置されて検出ストリング40の挿入、被ばく、
取出し、読取り、及び一時的収容または廃棄を自動制御
する(第3図には図示しない)制御装置によって自動制
御されるように構成されている。この場合、弁66と(
図示しない)制御装置を接続する両方向バス67で示す
ように、(図示しない)制御装置が必要な手順に従って
ソレノイド弁66を個別に作動する。
すでに述べたように、連携の案内管62及びその他の装
置を介した検出ストリング4oの転送は前記ストリング
に沿って1次冷却材を流動させることによって行われ、
ICl5読取ルーム49e内に(第3図には図示しない
が)このための循環ポンプを設ける。しかし、容器5o
から引出される1次冷却材の温度は600°Fが普通で
あり、このままでは計装装置6oの種々の装置、例えば
ソレノイド弁66や転送装置70を損傷したり、好まし
くない条件を課するようなレベルである。
そこで、2次冷却材流入管65a及び吐出管65bを有
する熱交換器(HX)64を案内管62の容器50とソ
レノイド弁66との間に介在する通路に挿入することに
より、容器50からの1次冷却材の温度を例えば周囲温
度まで低下させる。
第4A及び4B図は公知の圧力容器5oの内部構造を一
部切欠いて略示する縦断面図であり、第4A図は本発明
の第1実施例である底部ヘッド貫通方式の計装装置60
をも示し、第4B図は本発明の第2実施例である頂部ヘ
ッド貫通方式の計装装置を示す。先ず第4A及び4B図
にほぼ同じように示した容器50の公知要素について説
明する容器50はは(r円筒形の側壁55を含み、低温
1次冷却材人ロノズル51a及び高温1次冷却材出ロノ
ズル53aが前記側壁55を貫通している。側壁55は
その底部を底部ドーム・エンクロージュアまたは底部ヘ
ッド56によって囲まれている。側壁55の上端は内側
環状突縁55bをも限定する張出環状フランジ55aを
含み、上部ヘッド58は側壁55の張出環状フランジ5
5aと係合し、ボルト59によ)てこれに固定される係
合張出フランジ58aを含む。容器50内に上部ヘッド
域50a1上下炉内構造50b、50c及び底部ヘッド
域50dが画定される。詳しくは後述するが、特に本発
明の第1実施例に関連する容器50の構成部分は第4A
図に示す下部炉内構造50c及び底部ヘッド域50dで
ある。他方、主として第2実施例に関連する構成部分は
第4B図に示す下部炉内構造の燃料棒集合体内に配置さ
れる計装シンブル、上部ヘッド域50a及び上部炉内構
造50bである。
下部炉内構造50cは軸平行関係に狭い間隔に配置され
、下部炉心板80に取付けられ、下部燃料棒ノズル85
によって支持された多数の燃料棒集合体84から成る炉
心52を含む。下部炉心板80はその外周が一体的にま
たは溶接によって外槽集合体90、特にその円筒形側壁
92の外縁に接合される。円筒形側壁92の上端は半径
方向に外方へ張出して内側環状突縁55bと係合する環
状フランジ94に一体的にまたは溶接によって接合され
る。炉心52の重量は外槽集合体90を介してフランジ
突縁55 b上に支持される。ブラケット96が下部ヘ
ッド56の内部に取付けられて半径方向に内方へ突出し
、炉心板80に形成した対応のキー凹部97に嵌入され
て、下部炉心板80及びこれと連携する下部炉内構造集
合体50cの要素が半径方向に位置ぎめされ、整列させ
られる。
燃料棒集合体84の上端は後述する上部炉内構造集合体
50bの一部を形成する上部炉心板82の下面に上部燃
料棒ノズル86を介して着脱自在に固定される。上部炉
心板82との関連で図示するピン87は燃料棒集合体8
4の上端を整列させかつ固定する。下部炉心板80のフ
ローホール88及びこれと同様の上部炉心板82のフロ
ーホール89は詳しくは後述するように炉心52を通っ
て上部炉内構造50bへ流入する1次冷却材流を発生さ
せる。
上部炉内構造50bは木質的には上部炉心板82から上
部炉内構造支持集合体102にまで達しており、前記集
合体102は上端を外側環状フランジ108に接合され
ているほぼ円筒形の側壁106に一体的にまたは溶接に
よって接合された比較的厚い、ほぼ円形の支持板104
を含む。環状フランジ108はほぼ環状のベルビル・ス
プリング・リング109上に支持される。ヘッド58は
ボルト59によって固定されるとフランジ108と当接
し、ベルビル・スプリング・リング109が下部炉内構
造集合体50cの突155bに弾性保持力を作用させて
内槽集合体90を容器50内に安定させる。
上部炉内構造50b内には、支持板104の底面と上部
炉心板82の頂面の間に配置されかつ前記底面及び頂面
に固定されて上部炉心板82をサスペンション式に支持
する複数の上部炉内構造支持カラム14がある。典型的
には4つの半径方法内方へ突出するキー100が上方炉
心支持板82に形成した対応の半径方向凹部82aに嵌
入して、公知の態様で上部炉心板82を半径方向に位置
ぎめする。
上部炉心支持板82と上部炉内構造支持板104の間に
は(それぞれ一部だけを図示した)複数の棒案内管11
1及び113も配置され、それぞれ両端を対応のプレー
トに固定されて対応の制御棒クラスタ110,112を
入れ予成に収容することにより、燃料棒集合体84との
関連において前記制御棒クラスタを公知の態様で炉心5
2との間で移動させる。棒クラスタは互いに異なる第1
及び第2タイプ、即ち、RCC棒クラスタ及び部分長棒
クラスタ[図面では上部炉内構造域50b内の110及
び112でそれぞれ図示]で構成することかでき、対応
の駆動機構22.124とそれぞれ係合して位置制御さ
れるようにヘッド延長管118,120をこれと同軸に
貫通する?!数の駆動棒123,125によって支持さ
れている。
駆動機構122としては磁気ジヤツキ制御棒案内機構(
CRDM)を、駆動機構124としてはローラ・ナツト
CRDMをそれぞれ利用することができ、いずれも公知
タイプのものである。、棒案内管111及び113は上
部炉内構造50bを通過する1次冷却材流によって生ず
る乱流及び振動力から対応の棒クラスタ110及び11
2を保護する。詳しくは後述するように、1次冷却材流
はほぼ軸方向に炉心52から上部炉内構造50bに流入
し、炉内構造50b内で90°向きを変えて1次冷却材
出ロノズル53aから出る。上部ヘッド域り0a内では
、これらに対応する複数の上部ヘッド域ロッド・ガイド
115,117が上部炉内構造支持板104に取付けら
れており、上部ヘッド域り0a内の1次冷却材の乱流及
び交差流から対応の棒クラスタ110及び112を保護
する。
ヘッド延長管118及び120は上部ヘッド50aをこ
れと密封関係に貫通し、駆動棒123及び125は対応
のCRDM122及び124内に密封されている。ヘッ
ド延長管118及び120は組立作業の際に対応の棒案
内管123,125との整列を容易にするためそれぞれ
の下端に鐘形カップ119及び121を含む。
公知のように、またその構造からも明らかなように、R
CCCCチクラスタ110112を燃料集合体84と入
れ子関係に選択的に移動させることにより、炉心52へ
挿入したり、炉心52から炉心内の任意の位置へ引上げ
て炉心52内の放射能レベルを、従って、発電レベルを
調節することができる。上部炉心支持板82及び上部炉
内構造支持板104に適当な孔を設けることにより、そ
れぞれのRCCCCチクラスタ110112を炉心域5
2へまたは炉心域52から完全挿入または完全引抜きで
きるようにする。ここでは触れないが上部ヘッド域50
a及び上部炉内構造50b内に図示しかつ参照番号を付
したその他の構造はヘッド貫通方式計装装置を含む本発
明の第2実施例に係わり、これについては後述する。
第4A及び4B図に示すような圧力容器50における計
装装置の設計上の重要なファクタは燃料交換またはその
他の周期的に行われる保守作業中に必要とされる、構成
要素の調整または位置変更の程度である。本発明の第1
及び第2実施例によって得られる重要な利点を正しく理
解するためには、前記燃料交換及び容器50の保守作業
において必要となる基本的な分解及び再組立作業につい
て先ず考察するのが有用である。掻く一般的には、標準
的な原子力発電所における燃料棒交換作業に際して、対
応のCRDM122,124によって棒クラスタ110
,112を炉心52へ完全に挿入し、次いで連係の駆動
棒123,125をCRDM122,124から解放す
る。次いで頂部ヘッド50aを上方へ取外し、連携の駆
動棒123.125はそのまま上部炉内構造集合体10
2に残るようにする。駆動棒123,125を対応の棒
クラスタ110,112から離脱させたのち、固定され
ている駆動棒を含めて上部炉内構造支持板104.及び
上部炉内構造支持カラム114を介して前記支持板に連
結されている上部炉心板82から成る上部炉内構造集合
体102を抜取る。これにより燃料棒集合体84に接近
して公知の燃料交換作業を行うことができる。保守など
のため、必要とあらば外槽側壁92の上端と係合させて
下部炉内構造集合体9oを上昇させることによって炉心
52を取外すことができる。
計装装置の特徴として、本発明のシステムに限らず公知
システムの場合でも、検出素子を炉心域、52に対して
人出させるためのパスを画定する(例えば中空案内管や
シンブルのような)素子に関連して容器50内に種々の
機械的界面が存在する。先ず上述した底部ヘッド貫通方
式の計装装置の場合について考察すると、検出ストリン
グを案内する構造及びチューブ、即ち、案内バス画定素
子は底部ヘッド54及び下部炉心板80を貫通して炉心
52内へその軸方向総高に亘って進入しており、しかも
炉心の断面積全域に均等に配分されていなければならな
い。
上記公知システムにおいては、取外し自在なシンブルを
前記パスに挿入し、さらに、各燃料棒集合体84内に設
けた内側通路に挿入するのが普通である。公知のシンブ
ルは容器50内の、従って、炉心52内の1次冷却材か
ら密封されており、容器50内の高圧(2,250ps
iまたは15513、 7skpa)に耐え得るだけの
構造的一体性を具える必要があるから、このような公知
のシンブルは比較的剛度が高く、上述したように曲率半
径が比較的大きくなる。また、燃料集合体84の定期的
な取出し及び/または再配列が必要であるから、下部ノ
ズル85における燃料棒集合体84と下部炉心板80と
のインターフェイスが作業上の重大な支障となる。即ち
、対応の燃料棒集合体84を再配列または新しい燃料棒
集合体84との交換のため取外せるようにシンブルを燃
料棒集合体84内から抜取って下部炉心板8oの下方に
位置させ、次いで再びシンブルを挿入しなければならな
い。このように整列の問題を課せられるだけでなく、引
抜き及び再挿入操作の際にシンブルの側壁を摩耗させた
り引裂いたりしないように細心の注意を払わねばならな
い。さらにまた、容器50内の圧力に耐えながらしかも
前記挿入及び引抜き操作におけるシンブルの入れ子動作
または摺動を可能にする複雑なシールを設けねばならな
い。機械的な摩耗や損傷及び/またはその可能性のほか
に、シンブルの引抜き及び再挿入操作に伴なう不都合な
こととして、必要な定期的燃料交換及びその他の保守作
業中の停止時間が、従って電力供給停止状態が著しく長
くなる。
本発明の計装装置が公知システムのこれらの困難な問題
を克服する態様を周面に沿って以下に説明する。本発明
のハイドロボール式計装装置の重要な利点は計装シンブ
ル及びこれと連携の案内構造によって画定される内側通
路が原子炉容器の内部圧に保たれることにある。分解及
び再組立作業を可能にするために必要な案内バス構造に
おけるインターフェイスは容器50内のあらゆるインタ
ーフェイス位置において、軸方向に移動させて簡単に対
向接触係合させることのできる例えばボール/円錐体ジ
ヨイントのような簡単な対向接触シミインドとして構成
すればよい。重要な構成要件として、第1実施例の底部
ヘッド貫通方式(即ち、第4A図)では、燃料交換及び
保守作業に際して案内バス要素の分離及び/または移動
を必要とせず、従って、これらの作業に伴なう停止時間
を回避できるだけでなく、もっと重要な利点として、作
業員の放射線被ばくを避けることができる。
第5A及び5B図は底部貫通管及びこれと連携する案内
構造を一部切欠いて略示する縦断面図であり、第5B図
は第5A図上部の拡大図である。
底部ヘッド貫通管54はほぼ円筒形を呈し、案内管62
の中空部62′と密封連通する軸方向中心孔または通路
54°が通りており、案内管62は溶接ビード63によ
り貫通管54の下端54aに固定されている。中央部の
拡径カラー54bが下部ヘッド56の内面56bと当接
し、当接部分が溶接ビード56cによって密封されてい
る。貫通管54の上端部54cの末端は円錐状の雄@5
4dを形成する。
延長管集合体130は下部ヘッド50d内に支持され、
底部ヘッド貫通管54を燃料棒集合体84内に軸方向に
取付けられて該集合体84の全高を貫通する計装シンブ
ル150と着脱自在にかつ弾性的に連結することにより
、貫通管54から計装シンブル150へ検出ストリング
40を搬送する搬送パスを画定する。壁保護管131は
ほぼ円筒形を呈し、複数の前記壁保護管131を互いに
連結して初期の軸方向整列位置に固定する(複数設ける
ことのできる)補強板134に取付けられる中間環状カ
ラー132を含む。具体的には、壁保護管131の下端
131aは補強板134の形成された対応の孔134を
貫通する。壁保護管131の上端131bは下部炉心板
80の下面80aと衝合し、これに取付けられた環状カ
ラー136を含む。好ましくは、下部炉心板80に、延
長管130を孔または通路80cと軸整列させるため延
長管130の突出端130Cを嵌入させる皿穴80bを
も形成する。ボルト138.139を螺入することによ
り、カラー132,136を補強板134及び下部炉心
支持板80にそれぞれ固定する。壁保護管131は既に
述べたように、下部ヘッド50dを通過する1次冷却材
流の乱流作用から延長管集合体130の内部を保護する
案内管延長部140はその下端に雌円錐座140aを含
み、雌円錐座140aは底部貫通管54の雄円錐上端5
4dに嵌着されて、ゆるく密封された、着脱自在なボー
ル/円錐体ジヨイント141を形成し、このジヨイント
141は組立作業中に案内管延長部140の内側孔14
1°を底部貫通管54の内側孔54′と自動的に整列さ
せる。
案内管延長部140の上端140bは雄円錐延長部14
6に連結してこれを支持するベローズ形伸縮ジヨイント
144を含むスリップ・ジヨイント142を画定する。
さらに具体的には、雄円錐延長部146は案内管延長部
140の上端140bに形成した皿六!40cに下端が
嵌入し、この皿大内で軸方向にある程度移動できる円筒
形下部延長部146aを含むと共に、上端に雄円錐ヘッ
ド146bを含む、ベローズ145は金属製であり、溶
接線148で示すように下端は案内管延長部140の上
端140bに溶接され、溶接ビード149で示すように
下端は管状延長部146aの上端外周に溶接される。図
示のように、ベローズ形伸縮ジヨイント144はスリッ
プ・ジヨイント142と相俟フて、案内管延長部140
の内部140°を通る内側通路と同じ口径で雄円錐ヘッ
ド146の内部146°を貫通する軸方向に伸縮自在な
、ほぼ連続的な内側通路を形成する。
燃料底部ノズル85は下部炉内構造50cにおける延長
管集合体130と計装シンブル150との最終連結部を
通る1次冷却材流の乱流作用及び衝撃作用を極力小さく
するように設計されている。具体的には、燃料底部ノズ
ル85は下部炉心板80の頂面に形成した同様の幾何形
状を有する孔81に嵌着される下向き延長部85aを含
み、延長部85aにはその下縁から皿穴が形成されてお
り、これによって画定される内側突縁85bは孔81よ
りも内側に位置する下部炉心支持板80の係合面と当接
する。底部ノズル85の上端部85Cは中心孔85dを
も含み、計装シンブル150の下端が前記中心孔85d
に挿入、固定される。
円筒形延長部152はその上端に孔85dに嵌入してシ
ンブル150の下端と衝合する環状延長部152aを、
下端には雄円錐ヘッド146bが嵌着される雌円錐座1
52bをそれぞれ含み、これらの衝合面が金属ベローズ
145の上向き弾性偏倚作用下にゆるく密封された嵌脱
自在なボール/円錐体ジヨイント154を構成する。図
面から明らかなように、延長部152及び中間シンブル
150の内側面152’、150°は同径でありかつ内
側面146’ 、141°と軸方向に整列して、少なく
とも通路内の1次冷却材の著しい交差流を防止できるほ
ぼ連続的なかつ密封された前記通路を形成する。
延長管集合体130を上述のように構成し、特に連携の
ベローズ伸縮ジヨイント144を含む滑す嵌めジヨイン
ト142及び嵌脱自在なボール/円錐体ジヨイント15
4を集合体130に組込んだから、検出ストリングを画
定する素子を抜取ったり再配置しなくても連携の燃料棒
集合体84及び側袋シンブル150を下部炉心板8oか
ら容易に取外すことができる。さらに、通路内部は圧力
容器50の内部とほぼ同じ圧力(例えば2250psi
aまたは15513.75kPa)に維持されるから、
1次冷却材がゆるく密封された嵌脱自在ジヨイントを通
って流れるおそれは少ない。
また、このような延長管集合体130の構造は計装素子
を分解しなくても炉心板8oを含む下部炉内構造パッケ
ージを取外すことを可能にする。即ち、炉心板80及び
延長管集合体130はこれに固定されている補強板13
4と共に一体的に簡単に取外される。これに関連して、
延長部140はボール/円錐体式の嵌脱自在なジヨイン
ト141を利用することにより炉心板8oを介してかつ
これと共に容易に把持し、取外すことができる。
さらに具体的に説明すると、下部炉心板80を貫通する
孔80cはその下方域に縮径環状カラー80dを含み、
炉心板80を上昇させると前記カラー80dが連携の案
内管延長部140の外側環状カラー140dと係合する
から、炉心板80を垂直に上昇させれば延長部140も
これと共に抜上げられ、取外される。再組立に際しては
、炉心板80をこれに吊るされた案内管延長部140と
共に、それぞれと連携する壁保護管131と同心関係に
降下させるだけで、下部炉心板80が所定の休止位置に
達すると同時に嵌脱自在なジヨイント141が成立する
。即ち、再び連結が行われる。また、この構成では、延
長部140を孔80c内から垂直に上昇させるだけで延
長部140を取外すことができ(即ち、対応の燃料棒集
合体84が既に取外されていると仮定して)、新しい延
長部140を再び孔80c内へ降下させることによって
交換することができ、これも簡単な面接触嵌脱自在ジヨ
イント141を使用できることによって可能となる。
炉心板80の凹部81内の正しい整列位置への各燃料棒
集合体84の設置は延長部85aの内側面取り端85d
によって確実に行われる。また、燃料棒集合体84を休
止位置へ降下させると、ベローズ伸縮ジヨイント144
によって弾性的に上方へ偏倚させられている雄円錐延長
部146と円筒状延長部152が軸方向に整列しかつ係
合してジヨイント154の再組立が達成される。
第6図は燃料棒集合体84の上部、これに対応する計装
シンブル150の上端部分及びこれと連携する上部ノズ
ル86を部分的縦断面図である。
上部ノズル86は下部燃料ノズル85とほぼ同じ形状を
具えることができ、従って、上方炉心支持プレート82
の下面に形成した対応の環状溝に嵌着される上向きに延
びる円筒形延長部を含むことができる。シンブル150
は燃料棒集合体84の表面よりも上方に延びて次第に拡
径され、比較的大径の円筒形上端部150Cに移行する
頚部150bを含む。
ばね式保持ラッチ160は円筒形上端部分150cと同
軸に配置され、圧延シーム163によってシンブル15
0の上端部分150cの先端に固定されたソケット部分
162、及び共通軸線を中心に角度間隔を保って、従っ
て、分割された環状の前記ソケット部分162から垂下
するラッチばねフィンガー160a、160b、・・・
を含む。ばねフィンガー160a、160b、・・・の
下端にそれぞれ半径方向内方へ突屈する突出部161a
16ib、・・・を形成し、これらの突出部が検出スト
リング40(第2図)の先端片46の頚部46bよりも
やや大きい内径を有するばね作用下の円筒状通路165
を画定するように構成する。ばねフィンガーは検出スト
リング4oをシンブル150に挿入する際に流体の駆動
力によって矢じり部分46aが軸方向に押上げられると
、この矢じり部分46aによって押し広げられて先端片
46をシンブル内にラッチするのに充分な弾性を具えて
いる。ソケット部分162の内側孔 162゛にプラグ166を挿入して該孔を貫通させ、ソ
ケット部分162の常態では直立状態にある一体的なフ
ランジ162aをピーニングすることによって前記プラ
グを固定する。プラグ166はシンブル150の上端部
分150C内をこれと同軸に下方へ、ばねフィンガー1
60a、160b、・・・の長さのほぼ中間点に相当す
る位置にまで延びて、上昇する検出ストリング46の矢
じり部分46aに対する制止手段として作用する縮径円
筒形部分166aを含む。
ばねフィンガー180a、160bの上端にフローホー
ル168を、シンブル150の上端部分150Cの側壁
にフローホール169をそれぞれ設けることにより、1
次冷却流体がシンブル150を通過して検出ストリング
40を、シンブル150を通して、ラッチ164と係合
する完全挿入位置まで上昇させることを可能にする。こ
れらの同じフローホール168,169は検出ストリン
グ40をラッチ位置から引出し、後述するように、シン
ブル150内を下向きに駆動するため冷却材の流れ方向
を反転させることを可能にする。
第7A図は検出ストリングを選択的に駆動して容器50
に人出させると共に、第3図に示すようなICl5読取
ルーム49cと関連のあるハンドリングまたは搬送の機
能を行うための1次冷却材の流れを発生させる流体操作
システム170を略示するブロックダイヤグラムである
。第3図の構成要素と同じ第7A図の構成要素には同じ
参照番号を付しである。即ち、第7A図において、案内
管62が熱交換器(HX)64を通過し、管部分62°
が熱交換器をそれぞれ連携の弁システム66に接続し、
管部分62”が弁システムをチェンバ68内のそれぞれ
の収容位置に接続し、管部分62°°”が前記チェンバ
を転送装置70のそれぞれの接続位置に接続する。既に
述べたように、チェンバ68は弁66から装置70に至
る連続管部分から成り、管部分62゛°及び62°°゛
を囲む。
転送装置70はチェンバ68内の収容位置と少なくとも
2つの追加位置の合計数に相当する数の接続位置を含む
。位置70−1は検出ストリング装填管180−1と接
続し、位置70−2は使用済み検出ストリング放出管t
ao−ttと接続し、前記放出管t ao−t tは図
示の弁及びジヨイントを介して使用済み検出ストリング
収容容器174と接続する。図示の2ループ・プラント
の場合、装置70はさらに管部分62”’ に対応する
48の接続位置(即ち、70−3乃至7O−50)を含
み、ゼロ位置をも含むことができる。第8図に関連して
後述するように、転送装置70は選択可能な接続位置7
0−1.・・−70−50のそれぞれを選択的に共通接
続部70bと接続することにより、管80′を通してγ
カウンタ80との間で個々の検出ストリング40を搬送
できるようにする。装置70はまた、チェンバ68から
容器50へ、または容器50からチェンバ68へすべて
の検出ストリング40を同時に搬送すること、及び後述
するその他の機能を可能にする。転送装置70及びγカ
ウンタ80の詳細な第8乃至11図に関連して後述する
第7A図のシステムを構成するその他の要素としては、
検出ストリング装填漏斗172、使用済み検出ストリン
グ容器174、検出ストリング面頂ポンプ176、及び
2次冷却材導入管178a、吐出管178bを有する第
2熱交換器(HX)178がある。システム170の構
成要素は一連の内側管180及び数個の弁を介して接続
しており、図面では前記チューブを参照番号i ao−
t、180−2.・・・で示し、前記弁には次のような
参照符号を付しである。即ち、”sv”は遠隔制御ソレ
ノイド作動弁; “MV”は手動弁; “DC“は嵌脱
ジヨイントである。制御装置182は以下に述べるよう
なシステム170の必要な動作に応じてプログラムされ
たコンピュータ184からの自動制御下にシステム17
0の構成要素を作用させるための出力を提供する。
新しい検出ストリング40(第2図)を装填するには、
Mvlを開いて新しい検出ストリングを装填漏斗172
から装填管180−1へ挿入し、次いでMVIを閉じる
。さらに転送装置70を対応位置70−1にセットする
。(MVIは遠隔制御ソレノイド作動弁“Sv”であっ
てもよい。)次いでSVI、SV2.SV3及びSV4
を開くことにより、ポンプ176が管180−2.18
0−1転送装置70.カウンタao、チューブ180−
3及び戻し管180−4を通ってポンプ176に戻る流
路を完成する流れを発生させることを可能にする。流体
の流れによって新しい検出ストリング40がカウンタ8
oへ押入され、前端が制止手段81と当接して休止する
次いで、転送装置7oをチェンバ68内の新しい検出ス
トリングの位置に対応する接続位置へ8勅させる。検出
ストリングがチェンバ68から容器50にむかって進む
のを阻止して検出ストリングをチェンバ68内に保持し
ながら冷却材の流れが迂回路を辿るように弁システム6
6を制御する。即ち、弁SVI 3を閉じて検出ストリ
ング4゜の通過を阻止する一方、弁5V14を開いて迂
回路を形成する。弁5N15はソレノイド弁5VI3と
直列に接続する隔離された弁であり、常態では開で容器
50への流路を完成する。従って、弁SVI、SV2及
びSV4は閉状態にあり、弁SV5.SV6及びSV7
は開状態にある。(弁SV7はシステム170を容器か
ら分離するのがその機能であるから手動でもよい。図示
のようにSVIは管180−5を介して容器50と接続
し、容器50とシステム70の間で1次冷却材を両方向
に流動させることができる。従って、システム170の
すべての搬送動作中、SV7は常時開状態にある。)S
Vaが閉じている状態でSv6を開けば、容器50から
管180−5を通ってシステム170へ、具体的にはポ
ンプ176への戻し管180−4へ流入させることがで
きる。(逆に、SVSが閉じた状態でSVaを開くと、
ポンプ176から管180−6へ冷却材が流れ、逆方向
の冷却材の流れが発生する。即ち、システム170から
管180−6を通って容器50へ、さらに再びシステム
170へ環流する。) 従って、カウンタ80からチェンバ68内の収容位置へ
新しい検出ストリングを搬送するには、弁SVI、SV
2及びSV4を閉じ、SVSは開放のままとし、弁SV
5及びSVaを開くことにより、冷却材が容器50から
管t ao−s及び戻し管180−4を通ってポンプ1
76へ、さらに管180−2.180−7及び180−
7aを通ってカウンタ80へ流れるようにする。流体が
検出ストリングをカウンタ80から転送装置70を通っ
てチェンバ68内の収容位置へ推進する。対応の弁シス
テム66は迂回/阻止位置にあって、検出ストリングを
チェンバ68内の収容位置に保持しながら、連携の案内
管62°“、62°及び62を通って再び容器50に戻
る流路を完成する。
検出ストリング収容チェンバ68に必要数の検出ストリ
ングが装填されると、ストリングは同時にチェンバ68
から、案内管62°°と、この時点で開放、非阻止位置
にセットされている弁システム66と、さらに案内管6
2′及び62を通って容器50へ搬送される。この機能
を行うためには、弁SV6を開いて容器50から管18
0−5及び180−4を通ってポンプ176に1次冷却
材を供給し、弁SV9を開いて駆動流管180−8を介
して管180−7を転送装置70に接続する、駆動流は
装置70内で検出ストリング収容チェンバ68の収容位
置と連携する48の接続位置のすべてと並列に連通し、
同時に検出ストリングを上記管を通して容器50へ進入
させる。(この動作中、駆動流管180−8と戻し管1
80−9の間に挿入されている弁SVI Oは使用済み
検出ストリング放出管180−11と接続する弁5V1
1と同様に閉状態にある。) 検出ストリングを同時にかつ互いに平行に容器50から
引抜き、システム1フ0へ戻すには、弁システム66を
開放、非阻止状態のままとして弁SV9を閉じ、弁5V
IOを開いて戻し管180−9及び180−4を介して
駆動流管180−8をポンプ176と接続する。また、
S■6を閉じ、SVaを開くことにより、吐出管180
−6及び180−5を介してポンプ176の出力を容器
50と接続する。従って、容器50からの流体は互いに
平行に案内管62.62′及び62°°を通過し、検出
ストリングを同時にチェンバ68内のそれぞれの位置へ
戻す。この動作中、転送装置フ0は詳しくは後述する上
記ゼロ位置にあって、流体が互いに平行に案内管62°
°を通って転送装置70及び戻し管180−9.180
−4に流入することを可能にするが、検出ストリング4
0を位置70−3乃至70−50に機械的に保持する。
この点に関連して、チェンバ68は転送装置70の接続
位置70−2乃至70−50に達し、かつこれを含むか
ら、案内管62“°゛をも囲むことになる。
システム170による新しい検出ストリング搬送動作に
伴ない、使用済み検出ストリングが使用済み検出ストリ
ング収容容器174へ放出される。使用済み検出ストリ
ングを容器174から取出す際には、嵌脱ジヨイントD
CI、DC2を利用して容器174をシステム170か
ら分離することができ、また、手動弁MVI、MV2に
よって容器174の流入口174−1及び流出口174
−2を密封することができる。正常運転中、容器174
がジヨイントDC1,DC2において流路中に接続され
ており、MVI、MV2が開状態にあることはいうまで
もない。5V12は戻し管180−12,180−4を
介して容器174の出口174−2をポンプ176に接
続する。
使用済み検出ストリング放出動作を行うには、転送装置
70をチェンバ68内の使用済み検出ストリング位置に
対応する接続位置にセットする。
SV3.SV4及びSVaを開くことにより、ポンプ1
76が容器50からチェンバ68の連携位置、装置70
、カウンタ80.SV4、管180−3,180−4、
ポンプ176、吐出管18〇−6及び管180−5を通
って容器50に戻る冷却材流を発生させることができる
ようにする。従って、使用済み検出ストリングはカウン
タ80に進入し、制止手段81に達する。次に転送装置
70を使用済み検出ストリング放出管180−11との
接続位置70−2にセットする。弁SV3を開状態のま
まにして弁SV4を閉じ、弁SV5゜5VII、5V1
2を開くことによッテ管180−2,180−7a、カ
ウンタ80、転送装置70及び放出管180−9を通る
流路を完成して使用済み検出ストリングを容器174内
へ搬送する。この流路は容器174の出口174−2、
管180−12及び戻し管180−イを経てポンプ17
6に至る。(容器174には冷却材が充満しているから
この閉ループ動作が可能となる。)以下余白 既に述べたように、案内管62゛を介してチェンバ68
の検出ストリング収容位置と連携する弁システム66を
選択的に操作することにより、検出ストリングをチェン
バ68内の収容位置に保持したり、チェンバ68と容器
50の間ですべての検出ストリングを同時搬送すること
ができる。また、弁システム66を個別に操作すること
により、任意のインライン弁5V13を開き(かつ対応
の迂回弁SVI 4を閉じて)チェンバ68と容器50
の間で個々の検出ストリングを搬送することができる。
同じくこれも既に述べたが、各弁システム66は第7B
図から明らかなようにインライン弁5V13及び迂回弁
5V14を含む。弁5V15はインラインであり、(S
V7のように)隔離弁として機能し、手動弁(“MV”
)であフてもよい。従って、システム170の動作中、
弁5V15は常開状態にあり、制御機能は弁5VII及
び5V12によって提供される。弁システム66を通し
て、従って、案内管62°、62”間で検出ストリング
を搬送するには、SVI 3が開、5V14が閉でなけ
ればならない。逆に、検出ストリングをチェンバ68内
に保持しながら、流体をチェンバ68から容器50へ流
動させたい場合、インラインで弁5V13を閉じ、迂回
弁5VI4を開く。第7B図から明らかなように、閉状
態の弁5V13は検出ストリングを保持する機械的制止
手段として機能し、同時に、必要な流体が弁SVI 4
の迂回路を通過する。(チェンバ68は弁5V14にま
で延びており、案内管62゛°がチェンバ68内に位置
することを想起されたい。)熱交換器178は熱交換器
64に関連して既に述べたように容器50から案内管1
80−5、SV6、戻し管−4を経てポンプ176など
に供給される流体を冷却する。
オリフィス186が案内管−4及び180−6を互いに
接続することにより、システム170内のすべての流路
が閉ざされても最小限のポンプ流の迂回が得られるよう
にして有害なポンプ作用の停止を回避する。
MVI5及びMVI6を選択的の操作することにより案
内管−6,180−4を冷却材浄化システム188に接
続する。公知のように、浄化システム188は適正な原
子炉級冷却水化学特性を維持して原子炉容器50への不
純物流入を防止するのがその機能である。このため、適
当なフィルタ、脱塩装置、及び浄化システム188専用
のポンプを利用する。システム170の冷却水はシステ
ム18已によってその化学的条件を設定され、運転後浄
化される。ただし、システム170の稼動中、弁MVI
 5.MVI 6は閉ざされて迂回路を遮断する。
プログラムされたコンピュータ184はSv弁に対して
対応の出力を供給する制御装置182を介して前記SV
弁の必要な協調作動を可能にする。なお、48の弁シス
テム66のそれぞれに応答出力5V13’及び5V14
′を設ける。手動でなくソレノイド作動方式なら、この
ことは弁5V15についても同様である。制御装置18
2はまた、いずれも後述するように転送装置70を作動
させると共に感知動作においてカウンタ80を駆動じ、
さらに、出カフ0°、80′及び176゜で示すように
循環ポンプ176を駆動する。
第8図は第7A図から明らかなように、案内管62 ”
’ との接続位置及び案内管180°と介して弁SV3
と接続する共通接続部を含む転送装置70を一部切欠い
て略示する縦断面図である。ケーシング190は2つの
重要成分、即ち、環状フランジ193を有する円錐体1
92と、一体的端壁194a、円箇形側壁194b及び
環状フランジ195を有するほぼ円筒形のキャップ19
4とで形成されている。フランジ193,195は互い
に係合する周縁に沿って、第8図にその1つを示す複数
のボルト196によって結合固定されるように、適当な
ねじ孔が形成されている。フランジ193の扁平面に形
成した溝195に嵌着されたOリング198がケーシン
グ190の内部チェンバ190′に対する圧力シールと
して作用するロータ200は任意の断面形状を有する、
例えば中空円筒形の細長いシャフト202または2本以
上の細長い支持ロッドを含み、両端に設けた1対のピス
トン204.206を互いに連結する。
それぞれのピストン204,206が挿入されている円
錐体192の前端及びキャップ194の一体端壁194
aの中心部に軸方向に整列させてそれぞれ軸受196,
198を設ける。ピストンリング205,207は軸受
196,198をそれぞれシールするが、ピストン20
4,206の軸方向往復運動も回転運動も妨げない。ピ
ストン204.206及びこれと連携する軸受19B、
198はそれぞれが通路197a、199aを介して外
部液圧装置197b、199bとそれぞれ連通ずる対応
のチェンバ197.199を画定する制御装置182(
第7A図)から制御信号70′を受信する液圧供給源7
2に液圧ライン197c、199cが接続されている。
制御信号70゜に応答して液圧供給源72が与圧流体を
チェンバ197.199の任意の1つに送入すると同時
に他のチェンバを通気させることにより、ロータ200
をケーシング190に対して対応の及び逆向きの、また
は往復軸方向に駆動する。円錐体192の内側環状フラ
ンジ192aに設けた回転ラチェット210はピストン
204の近傍でシャフト202と一体的に形成されかつ
該シャフトから半径方向に張出したカラー214の歯付
き面212と係合し、ロータ200の各軸方向往復運動
サイクル(矢印”RAX”)ごとにロータが一定回転方
向(矢印“ROT“)に所定の環状変位量だけステップ
する。
キャップ194の一体端壁194aは案内管62°゛、
検出ストリング装填管−1及び検出ストリング放出ヂエ
ンバt ao−t 2の接続位置、ゼロ位置、及びその
他の必要位置の数に相当する数のソケット216を含む
。ソケット216はロータ200の軸線を中心とし、一
定半径で等間隔に、回転ラチェット210の環状セグメ
ント・ステップ動作に対応するように配置される。案内
管62°”、180−1.180−12は対応のソケッ
ト216に嵌着され、溶接ライン217で示すように固
定される。各ソケット216からキャップ194のほぼ
扁平な内面194Cまで軸平行関係に通路218が伸び
ている。面194cに皿穴を穿つことによりそれぞれの
通路218と整列する雌円錐コネクタ219を前記面1
94Cに形成する。ロータ200の環状プレート208
は単一の雄円錐コネクタ209を含み、該コネクタ20
9はロータ200の各ステップ位置において雌円錐コネ
クタ219とゆるい密封状態に係合する。
ロータ200の往復軸方向運動に伴ない、ロータが次の
雌円錐座219と整列する位置へステップ回転するまで
に雄円錐コネクタ209が所与の雌円錐コネクタ219
から引離される。案内管62°°° と同様に構成して
もよい管220は溶接ライン221で示すようにプレー
ト208に固定され、プレート208及び雄円錐コネク
タ209を貫通する通路と連通ずる。チューブ220は
ゆるやかに湾曲したバスを画き、ロータ200のシャフ
ト202に形成した開口部203及びピストン204の
端壁に形成した中・6軸礼204aを通り、溶接ライン
204bで示すように前記端壁に固定される。管220
の残りの自由端は円錐体192の中心孔192aに嵌着
した回転シール220で包囲され、基部は共通接続部7
0bを含む外部コネクタ・シール192bによフて密封
される。案内管180°は外部シール192bを介して
転送装置70の共通接続部70b及び弁SV3と連結し
、弁SV3は後述するカウンタ80の密封された内側通
路と接続する。駆動流管180−8は外部コネクタ・シ
ール222を介して半径方向通路224と接続し、この
通路224を介してケーシング190の内部190′と
接続する。
ロータ200は連続する往復軸方向運動サイクルに応答
して順次所定角度ずつステップし、キャップ194に接
続されている案内管のそれぞれと選択的にかつ順次に密
封連通関係となる。また、ロータ200をステップさせ
て雄円錐コネクタ209をゼロ位置に、または少なくと
もいずれの案内管62°°°とも連携しない位置に位置
ぎめすると、対応する雌円錐コネクタ219のすべてが
ケーシング190の内部チェンバ190°に対して露出
する。駆動流案内管180−8を介して1次冷却材を前
記内部チェンバ190゛に導入するかまたは逆に抽出す
ると、チェンバ68の検出ストリング収容位置から容器
50の計装シンブル150へ、または逆方向に検出スト
リングが同時搬送される。
第3図のγカウンタ80を第9.10及び11図に示し
たが、第9図は簡単な平面図、第10図は簡単な縦断面
図、第11図は拡大部分縦断面図であり、第10及び1
1図はそれぞれ第9図10.11−10.11線におけ
る断面図である。γカウンタ80はほぼ円形を呈し、環
状ベース230及び前記ベース230にかぶさり、軸受
レース234を介して相対回転できるように前記ベース
230上に支持される、環状凹部を下側に有する環状カ
バー232から成る。ベース230はモータ238を取
付ける支持部材236に固定する。
モータ・シャフト239は環状ベース230及びカバー
232と同軸であり、ボルト241で示すように両端が
回転カバー232に連結されている駆動アームをこのモ
ータ・シャフトに装着する。
γカウンタ242はカバー232に設けたスリット・ウ
ィンド248の上に検出クリスタル246が配置される
ように環状カバー232に取付ける。スリット・ウィン
ド248は環状ベース230の環状溝250と整列し、
環状溝の下端には高圧案内管180°°が配置され、高
圧案内管180゛°は既に述べた制御システム170の
内側案内管180と接続している。
検出ストリング40が第7A図に関連して述べたように
γカウンタ80へ進入し、また、第9゜10及び11図
から明らかなように、ストリング40は約270°に亘
る円弧を形成し、前端が検出ストリング制止手段81と
当接する。ここでモータ238に給電してγカウンタ2
42を270°だけ駆動し、スリット248を通して一
度に小さいセグメントずつ、クリスタル・センサ246
により検出ボールを読取って必要な測定値を得る。ケー
ブル243はγカウンタを適当な感知出力処理回路に接
続する。必要なら、複数の検出ストリング及び同数のス
リットを利用することができる。放射線被ばくを防止し
、カウンタに作用して読取値精度を劣化させるバックグ
ラウンド放射線を軽減するため、ベース230及びカバ
ー232を適当に遮蔽する。
以上の説明から明らかなように、本発明のハイドロボー
ル式炉内計装装置の上記第1実施例は公知技術に比較し
て多くの利点を有し、理想的な計装装置が具えるべき特
性に符合する。はとんどすべての動作を遠隔制御できる
から作業員の放射線被ばくを最小限に抑制することがで
きる。主として検出ストリングの高度の可撓性により、
著しい小型化が達成され、その結果、計装装置のコスト
を軽減できるだけでなく、所与の圧力容器の格納構造の
サイズ及びコストをさらに著しく縮小することができる
。検出ストリングを同時に挿入、引抜きできるから、デ
ータ感知の、即ち、その結果作成されるマツプの精度を
高めることができる。
底部貫通構成を採用することにより、燃料交換及び保守
作業中に計装シンブル150を分離したり8動させたり
する必要がなくなる。極めて有意義な特徴として、検出
ストリングのための内側通路を画定する管系及び関連構
造が容器内の1次冷却材と同じ圧力に維持されることで
あり、その結果、簡単な滑り嵌めまたは面接触ジヨイン
トで充分であり、容器内に検出ストリング通路を画定す
る゛ 素子の分解及び/または再組立を著しく簡単にす
ることができ、従って、保守及び燃料交換作業に要する
時間及び労力を極力軽減できる。即ち、電力供給停止時
間も作業員の放射線被ばくの可能性も極めて小さくなる
第4B図に示す本発明計装装置の第2実施例は頂部ヘッ
ト貫通方式の圧力容器を採用することにより、圧力容器
底の下方に、例えば第3図に示すスペース49aのよう
なスペースを設ける必要は全くなくなる。これにより格
納構造48のサイズ条件をさらに軽減することができる
。底部貫通構造が存在しないことは炉心メルトダウン事
故や底部貫通構造における冷却材流出事故の影響及び修
復上の問題を軽減する。以下の詳細な説明から明らかな
ように、頂部ヘッド貫通方式実施例では燃料集合体計装
シンブル内に検出ストリング位置ぎめラッチを必要とし
ない。その反面、頂部ヘッド貫通方式は容器ヘッド・パ
ッケージの複雑さを増大させ、容器ヘッド計装カラムと
燃料交換空洞壁の間に介在するいくつかの案内管ジャン
パ束の分離を必要とする。頂部ヘッド貫通方式を採用す
ることでヘッド域及び上部炉内構造の複雑さは増すもの
の、検出ストリング通路が全長に亘って容器の内部圧に
維持されることは第1実施例と共通であるから、簡単な
滑り嵌めまたは面接触ジヨイントを使用でき、従って、
第1実施例と同様に燃料交換などのような容器内での保
守作業に際して計装素子の組立、分解作業が簡単になる
第2図に示す検出ストリング40と同様の12本の検出
ストリングのための12本の通路を含む単一のヘッド貫
通管集合体300を第4B図に示した。48組の検出ス
トリングを必要とする2ループ・プラントの場合、ヘッ
ド58の周りに4つのヘッド貫通管集合体300を等角
度間隔に配置することにより、詳しくは後述するように
、個々のガイド・チューブ304を上部ヘッド域り0a
内に効果的に配分する。従って、第4B図のヘッド貫通
管集合体300では、検出ヘッド・カラム306内に1
2木の案内管304がまとめられている。ヘッド・カラ
ム306は上方支持するプレート104に取付けたブラ
ケット308によって下端を支持され、ヘッド貫通管3
10を上方へ貫通し、ヘッド・カラム306の上端30
6aはヘッド貫通管310の上端よりも上方に突出し、
フランジ付き嵌脱ジヨイント312を介してジャンパ束
302と接続している。第2フランジ付き嵌脱ジヨイン
ト314が支持壁48に取付けられ、ジャンパ束302
内の個々の案内管を、フランジ付き嵌脱ジヨイント31
4から壁48を貫通するように略示したそれぞれの案内
管62aに連結する。第3図に示すような実際の構成で
は、第4B図に示すように容器ヘッド58の高さにおい
て容器50゛をICl5読取ルーム49dから分離する
格納壁48を貫通し、(第3図におけるHX64の機能
を果す)第3図と同様の位置を占める熱交換器を通って
ソレノイド弁システム66及び収容チェンバ68に達す
る(第3図)。この第2実施例の炉内計装装置の他の部
分は上述した第1実施例の対応部分と全く同様に構成す
ればよい。
第12図は第4B図にも示したヘッド貫通管310の上
端及び12木の案内管304を内蔵するヘッド・カラム
306をフランジ付き嵌脱ジヨイント312に結合する
カプリング集合体316を一部切欠いて略示する縦断面
図である。具体的には、第12図から明らかなように、
カプリング集合体316は相対回転できるように解放自
在なりランプ・ジヨイント318を介して互いに連結さ
れた下方部分317及び上方部分318を含む。
下方部分317の拡径されかつ内側ねじを有する下端3
17aがヘッド貫通管310の外側ねじ付き上端317
bに螺着される。下方部分317のフランジ付き上端3
17bは上方部分318のフランジ付き下端318aに
形成した対応の段付き溝と係合して軸方向整列を維持し
ながら相対回転を可能にする段付き溝を画定するように
機械加工することが好ましい。衝合し、係合する溝付き
面間に(図示しないが)シールを挿入する。フランジ3
18a、318bの周りにリング・クランプ319を嵌
着し、第12図に略示するようにボルト320で締める
ことにより、相対軸方向連動または相対回転できないよ
うにカプリング集合体316の上下部分317,318
を固定する。カプリング集合体316の軸線と交差する
線13−13に沿った平面における断面図である第13
図から明らかなように、リング・クランプ319は適当
に穿孔され、対応のボルト320を螺入できるようにね
じを切っである対応の半径方向フランジを有する3つの
ほぼ60°の部分319a、319b及び319bで構
成することができる。
ヘッド・カラム306の上端306aは(詳しくは第1
4図に関連して後述するように)ジヨイント312の構
成要素である面接触プラグ321の下端に固定される。
上方部分318の上端318bは縮径カラー3180を
含み、該カラーはこれと係合するプラグ321の縮径頚
部321aの周りに嵌合され、リング・シール321b
によって密封される。シール321bを保持するジヤツ
キ形リング・クランプ347は第12図の断面図から明
らかなように、割口ツク・リング348を装着するため
の内側環状溝347aを含み、前記割口ツク・リング3
48はプラグ321に形成した環状溝321aに着座す
る。(第12図には1本だけを図示したが)典型的には
3木のねじ349をリング・クランプ347に螺入し、
カプリング集合体316の上方部分318の扁平上端3
18bに当接させる。ねじ349を締付けると、リング
・クランプ347がプラグ321に対して上向き軸方向
力を作用させてリング・シール321aを圧縮し、特に
プラグ321及びこれと連携するヘッド・カラム306
及びヘッド貫通管310の間におけるカプリング集合体
316の流体密封連結を完成する。
フランジ付き嵌脱ジ理インド312は面接触ブラグ32
1,326から成る。プラグ321は割口ツク・リング
323に嵌合する環状カラー322を含み、割口ツク・
リング323はプラグ321の上端付近に形成した対応
の環状凹部324に嵌入する。プラグ326は内側環状
カラー327を含む。第12図に1組だけを示す複数の
ボルト328をカラー327に形成した適当な孔に挿入
し、環状カラー322に設けた対応のねじ孔に螺入して
フランジ付き嵌脱ジヨイント312を固定する。
以下余白 第14図はフランジ付き嵌脱ジヨイント312を構成す
る要素間のインターフェイス部分を詳細に示す部分断面
図である。(一部を示す)上端306aはその外周に沿
って適当な態様でプラグ321の下端に接合される。プ
ラグ321は案内管304の一端を嵌入するための皿穴
331を形成した内側孔330を含み、前記管の端は溶
接ビードまたはろう接ジヨイント305などで前記皿穴
に固定される。これは12本の案内管304のいずれに
ついても同じである(第9図)。第14図に示すプラグ
321の切欠き図から明らかなように、プラグ321は
軸方向が極めて長く、カプリング集合体316の上方部
分318内に位置する下端から、第12図に示すように
共通ジヨイント312のプラグ326とのインターフェ
イスにまで延びている。上方プラグ326は下方プラグ
321の孔330と軸方向に整列する孔340を含み、
案内管304及びプラグ321と同様に、束302の対
応チューブが前記孔340に固定される。孔330及び
340の係合端に好ましくは皿穴330a、340aを
形成することにより、必要な通路を間に画定する充分な
インターフェイスが得られるようにする。プラグ321
,326の正しい軸方向係合はプラグ326の環状リン
グ432が嵌入されるプラグ330の円筒形ソケット3
32によフて確立される。孔326゛はプラグ326を
貫通し、プラグ326を回転させることによってこの孔
をプラグ321の孔321′と整列させ、整列孔321
°、326°に整列ピン326aを挿入することによっ
てプラグ321,326を正しく回転整列させる。プラ
グ321の対応の環状凹部334に環状シール344装
着するが、この環状シール344は金属製“o″クラン
プも可撓ガスケットでもよい。
本発明の重要な特徴は12対のそれぞれ整列する孔33
0,340によって画定される個々の通路を厳密に密封
する必要はなく、フランジ付き嵌脱ジヨイント312の
周縁だけを1次冷却材の全圧に対して密封すればよいよ
うにフランジ付き嵌脱ジヨイント312を構成できるこ
とにある。具体的には、案内管間の、従って、整列孔3
3o。
340間の圧力差が極めて小さく、ある程度の横漏れは
許容することができ、孔を整列、密着させた状態で、プ
ラグ321,326の仕上げ加工された金属製対向面に
よって得られるシールで充分である。ジヨイント314
(第4B図)はジヨイント312と全く同じ構成でよい
。即ち、フランジ付き嵌脱ジヨイント312及びEれと
同じ構成でもよいジヨイント314は保守及び燃料交換
作業中におけるジャンパ束302の分離及び取外しを容
易にすると共に、これに続く再組立における再連結を容
易にする。
次いでジヨイント312を分離させ、割口ツク・リング
323及びカラー322を取外すことによって分解を進
める。次いでねじ349をゆるめることによフてジヤツ
キ式リング・クランプ347を解放し、割・ロック・リ
ング348及びリング・クランプ347を取外す。この
段階で、支持プレート104上にブラケット308で支
持されたままであるヘッド・カラム306に沿ってヘッ
ド貫通管310を入れ予成にまたは同軸関係に摺動させ
ながらヘッド58を上昇させることができる。ヘッド・
カラム306を支持する構成については第15図に関連
して後述する。
第15図はヘッド・カラム306、支持プレート104
及びこれと連携するヘッド域り0a内の構造を拡大して
示す部分縦断面図である。即ち、ヘッド・カラム306
はヘッド貫通管310から下方に伸び、その下端はヘッ
ド再組立の際カラム306を整列させ易いように鐘形端
部コネクタ311として構成されている。第15図から
明らかなように、ブラケット308はほぼ円筒形のカラ
ム306の下端306bが挿入される直立円筒スリーブ
308a、ボルト350が挿入される孔、前記ボルト3
50及びこれを固定するナツト351を含むことができ
る。スリーブ308aの下端をベース・プレート308
bに溶接し、ベース・プレート308bを支持プレート
104に(図示しない)がボルト留めすればよい。
既に述べたように、検出ストリング案内管304はカラ
ム306の側壁に形成した孔から出てそれぞれ該当の位
置へ分散させられ、極めて小さい曲率半径の湾曲を画い
て(図面では案内管304°がこの状態を示す)、以下
に述べるように連携の燃料集合体内の計装シンブルを整
列する垂直な軸方向に移行する。
以下の説明では第15.16及び17図を同時に参照す
る。第16図は第4B図に示した容器50の上下炉内構
造50b、50cの一部を一部切欠いて縦断面図であり
、第17図は第16図の一部を示す部分拡大図である。
上部炉内構造支持カラム114は上部支持板104(第
15図)と上部炉心板82(第16図)の間にまたがっ
て内側通路114゛を画定する。
カラム114は上部支持板104の下面と衝合する環状
カラー114a及び支持板104の孔104゛を貫通し
て支持板104の頂面よりも上方に突出する上端部分1
04aをも含む。突出部分はその外面にねじが切られて
おり、支持板104に固定するナツト114Cが前記ね
じに螺着されるカラム案内管356はカラム114の内
部114゛をこれと同軸に貫通し、上部支持板104よ
りも上方に垂直に突出し、すえ込みロック装置358に
よって案内管304゛に連絡される。カラム案内管35
6にカラー360を取付け、支持カラム114の上端に
形成した拡径孔114°゛内に摺動自在に挿入する。カ
ラー360と、カラム114の上端に螺着したキャップ
364との間にまたがるように拡径孔114′内にコイ
ルばね362を装填する。従って、コイルばね362は
カラム案内管356を弾性的に下方へ偏倚させ、後述す
るような目的でカラー360を孔114°°の下端に圧
接させる。
第16図に示すように、カラム114の下端114dは
円錐形またはテーパ状であり、下部支持ブラケット36
6に設けた対応形状の中心孔366′への整列及び挿入
を容易にする。前記下部支持ブラケット366は半径方
向の脚366a、366b、・・・を含み、これらの脚
はカラム114に溶接され、上部炉心板82で支持され
、(図示しないが)ボルトなどで該炉心板82に固定さ
れる。このような開脚構造は上部炉心板82の連携孔8
2゛を冷却材流が通過し易くなる。
燃料棒集合体84(第16図)は既に述べたように、ノ
ズル85及び86を介してその下端及び上端を下部炉心
板80及び上部炉心板82にそれぞれ取付けられる。計
装シンブル350は燃料棒集合体84の中心を軸方向に
ほぼその全高に亘って貫通し、この計装シンブルを上方
ブラケット86に固定するスタブ352は(先に述べた
ジヨイント141と同じ構成でよい)嵌脱ジヨイント3
54を構成するボール/円錐体シールの雌部分をその上
端に形成している。
特に第17図から明らかなように、計装シンブル150
の上端350aは上部燃料集合体ノズル86に形成した
適当な孔を貫通し、これに対応するスタブ352の皿穴
352°°内に延び、溶接ビード353aまたはその他
の手段、例えばろう接や圧延拡張などで前記皿穴に固定
される。スタブ352も同様にノズル86に固定される
(353b)。スタブ352の内部352°はその直径
がシンブル350の内部350°及びカラム案内管35
6の内部356°と一致する。カラム案内管356の雄
ボール端356aが嵌着されるスタブ352の上端35
2aの雌円錐座も第17図から明らかであろう。シンブ
ル150はその下端にフローホール351を含み、この
フローホールを通って冷却材がシンブル150の内側通
路350゜に流入したり、逆に該通路350°から流出
し、この冷却材の流れが上述したように検出ストリング
を駆動する。
上部炉内構造は正常に組立てられた状態で、上部炉内構
造支持板104、複数の上部炉内構造支持カラム114
、各支持カラム114と連携し、上部炉心板82にボル
ト固定された支持ブラケット366、前記上部炉心板8
2、支持カラム内のカラム案内管356(第15及び1
6図)、ヘッド貫通カラム306及び各ヘッド貫通カラ
ム306と連携する検出ストリング案内管304から成
る。
燃料交換または正規の保守作業後に行われるような容器
50の再組立に際しては、この正常な組立状態にある上
部炉内構造50bのパッケージを、上部炉内構造支持カ
ラム114を対応の燃料棒集合体84と整列させたまま
降下させる。上部炉心板82が停止位置に達すると、第
16及び17図に示すようにボール/円錐体嵌脱ジヨイ
ント354が完成され、コイルばね362(第15図)
がこのために必要な弾性力を作用させる。次に、ヘッド
貫通管310を対応のヘッド・カラム306と整列させ
たままヘッド58を降下させると、ヘッド貫通管310
の鐘形端311がヘッド貫通カラム306の上端の整列
を容易にするから、ヘッド貫通カラムは対応のヘッド貫
通管310を通過し、第4B図に示す組立状態を達成す
る。次にフランジ付き嵌脱ジヨイント312,314を
利用してジャンパ束302を取付けることにより、計装
装置関連の組立作業を完了する。
本発明のヘッド貫通方式実施例により組立、分解作業が
極めて容易になることは明白であろう。
この実施例においても、検出ストリング内側通路が容器
50の内部圧に維持されるという構成要件が容器50の
内部における検出ストリング内側通路のあらゆるインタ
ーフェイス連結部に比較的ゆるくシールされたジヨイン
ト構造を採用することを可能にして組立、分解作業を著
しく簡単にする第18図は第7A図に示したシステム1
70の別の実施例である流体制御システム170゛を略
示し、第7A図と同じ部分には同じ参照番号を付しであ
る。第18図のシステム170°によって得られる利点
は多数の弁を省くことができ、実際にシステム170°
へ流入する原子炉冷却材の量を著しく節減して主な汚染
源、及び検出ストリング操作装置の狭い通路や案内管の
詰まりを第7A図の場合よりも軽減できることにある。
具体的には第7A図の48の弁システム66の迂回ソレ
ノイド弁SV4の代りに、システム170°で推進フロ
ー・ヘッダ370を採用する。第18図では、手動隔離
弁MVaがそれぞれのチューブ62′に挿入されて第7
A図のシステムにおける弁S■15に相当する隔離目的
を達成する。従って、弁MVaは図示のように手動弁で
もよいが、ソレノイド制御弁(“Sv”)でもよい。
第18図及びこれを簡略化した第19図を参照しながら
フロー・ヘッダ70を説明する。ヘッダ370は平行流
路370−1乃至70−48を介してチェンバ68の4
8本の案内管62゛°及び48個のインライン弁5V1
3と接続する単一人力372を有する。案内管180a
は弁SVaを介して案内管180−7を両方向フロー案
内管180bと接続し、フロー案内管180bは弁sv
bが開くとこの弁を介して逆またはリターン流動状態と
なり、案内管180Cを戻し管180−4と接続する。
即ち、ヘッダ370及び2つの弁SVa%S■bを使用
することにより、第7A図における弁システム66の4
8個の迂回弁5V14が不要となる。また、システム1
70°は両システム170及び170°に共通のライン
、容器及び装置内に存在する冷却材だけを利用して、す
べての検出ストリング搬送動作を閉ループ方式で行うこ
とができる。従フて、このような内部動作中、48個の
弁SVI 3が閉じることにより、チェンバ68への検
出ストリング搬送に関して制止手段として作用すると共
に、容器50に達している案内管から内部システム17
0°を隔離する機能をも果す。
また、このような内部搬送動作中、弁SV6及びSVa
が閉じる。
弁SVaを開き、弁Svbを閉じることにより、システ
ム170°内に存在する冷却材をヘッダ370に流入さ
せて、転送装置フOの位置に従って特定の検出ストリン
グをγカウンタ80へ搬送し、SV4を開くことによっ
てポンプ176への流路を完成し、SVaを閉じる。γ
カウンタ80からチェンバ68内の指定位置へ検出スト
リングを搬送するための逆フローはSVa、SVb、S
v4及びSVaの開閉状態を逆にすることで達成される
。搬送動作中終始弁5V13が閉状態にあって原子炉冷
却材を隔離し、ヘッダ370における正しいフロ一方向
を維持すると共に、カウンタ80からチェンバ68への
搬送に際しては検出ストリングに対する機械的制御手段
としても作用する。
新しい検出ストリングの装填は検出ストリングをγカウ
ンタ80に配置する段階で第7A図のシステムによって
行われるのと同じである。次いでSV4を閉じたままS
Vaを開くが、ここではSVaが閉状態にありSvbが
開状態にあるから、冷却材流はフロー・ヘッダ3フOを
通過したのち案内管180C及び戻し管180−4を通
過してポンプ1フロへの流路を完成することにより、新
しい検出ストリングをカウンタ80から装置70を通し
てチェンバ68内の適正位置へ搬送する。
使用済み検出ストリングを放出する場合にもヘッダ37
0を利用する。SVaを開籾、svbを閉じることによ
って、ポンプ1フロから案内管180−7.180−フ
a及び両方向案内管ia。
bを通フてヘッダ370へ、さらにヘッダ370からチ
ェンバ68、カウンタ80、開状態の弁5V4(弁SV
5は閉)及び戻し管183,184を通ってポンプへの
流路を完成する流れを発生させる。装置70を正しくセ
ットして使用済み検出ストリングをチェンバ68からカ
ウンタ80へ搬送する。カウンタ80から使用済み検出
ストリング収容容器1フ4へ検出ストリングを駆動する
ための通路は案内管180−2,180−7,180−
7a、開状態弁SV5 (SV4は閉)、開状態のSV
3、接続位置70−2にセットされた転送装置70.放
出管180−11及び開状態の弁5VII、5V12を
含み、案内管180−12.180−4を通ってポンプ
176に至るリターン・バスが完成される。
以上に説明したようにこれらの内部搬送動作において原
子炉容器との間に1次冷却材を流動させなくてもよいか
ら、このような流動に伴なって発生する汚染や詰まりの
問題が回避される。すべての検出ストリングを同時に、
また゛は単数または複数の検出ストリシグを選択的かつ
個別的にチェンバ68から原子炉容器50へ、または逆
の方向に搬送する際には、該当の弁5V13を開き、S
va、SVbを共に閉じ(その結果ヘッダ370は機能
しない)、弁Sv6及びSVaを第7A図のシステムと
同様に弁SV9,5VIOと共に操作することにより、
転送装置フOとの間で案内管180−8を流れる適正な
駆動フローを発生させる当業者には明白なことであるが
、ここに開示する種々の構造、システム及びその操作方
法には種々の変更を施すことができ、従って、頭書した
特許請求の範囲は本発明の趣旨及び範囲に沿ったすべて
の変更を包含するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知の計装装置の簡略図:第2図は本発明の実
施例として構成された検出ストリングを一部断面で、一
部切欠いて示す簡略図;第3図は本発明の第1実施例と
して構成された計装装置を採用した原子炉容器及び連携
の格納構造の簡略図;第4A及び4B図は原子炉容器の
関連の公知の要素及び底部ヘッド貫通管を有する本発明
の計装装置第1実施例(即ち第4A図)及び頂部ヘッド
貫通管を有する本発明の計装装置第2実施例とそれぞれ
連携する要素を一部断面でかつ一部切欠いて略伝する立
面図;第5A及び5B図は第4図に示した容器の底部ヘ
ッド域を一部切欠いて示す部分的な断面図及び立面図で
あり、第5B図は第5A図の一部を拡大して検出手段搬
送パスの第1実施例を示す拡大図;第6図は底部ヘッド
貫通管を有する本発明の計装シンブル上端部分の部分縦
断面図;第7A図は本発明の検出ストリング流体搬送/
感知システムの第1実施例を一部ブロックダイヤグラム
で示す簡略図:第7B図は第7A図のシステムに使用さ
れる代表的な弁集合体の簡略図;第8図は本発明の検出
ストリング転送装置の略伝する縦断面図:第9.10及
び11図は本発明のγカウンタ装置の略伝するそれぞれ
頂面図、立面図及び断面図であり、第10及び11図は
第9図10−10線及び11−11線における立面図及
び断面図;第12図は頂部ヘッド貫通管を有する本発明
の実施例に採用される嵌脱自在なジヨイント集合体及び
フランジ付き嵌脱ジヨイントを、第4B図に示した構造
の一部を含めて示す部分的縦断面図;第13図は第12
図13−13線における断面図;第14図は第12図の
フランジ付き嵌脱ジヨイントの部分的断面図;第15図
は頂部ヘッド貫通管を有する本発明実施例として構成さ
れた原子炉容器の頂部ヘッド域及び上部炉内構造に使用
される支持板、これと連携の上部炉内構造支持カラム及
びヘッド貫通カラムの部分断面図;第16図は頂部ヘッ
ド貫通管を有する本発明実施例として構成された第4B
図に示した容器の下部及び上部炉内構造に使用される燃
料集合体、計装シンブル及び連携の上部炉内構造支持カ
ラムの拡大部面;第17図は第16図に示した計装シン
ブルとのボール/円錐体接続を示す拡大部分断面図;第
18図は本発明の検出ストリング流体搬送システム第2
実施例を一部ブロックダイヤグラムで示す簡略図:第1
9図は第18図のシステムに使用される推進流ヘッダの
内部流れ機能を示す簡略図である。 40・・検出ストリング 42・・ボール 46・・先端片 50・・圧力容器 52・・炉心 60・・計装装置 62・・案内管 66・・ソレノイド管 68・・収容チェンバ 70・・転送装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ほぼ垂直な中心軸及び上下縁を有するほぼ円筒形の
    側壁及び円筒形側壁の上下縁にそれぞれ密封関係に固定
    された頂部ヘッド及び底部ヘッドによって画定される外
    側エンクロージュアを具備し、軸平行関係に設けた複数
    の細長い燃料要素集合体を含む原子炉炉心を囲む原子炉
    圧力容器において前記炉心の反応度を測定するための計
    装装置であって、 それぞれが細長い可撓性ワイヤとそれぞれの前記ワイヤ
    に順次間隔を置いて固定した複数のボールとから成り、
    それぞれの前記ワイヤが各ワイヤの第1及び第2端にそ
    れぞれ固定されて各検出ストリングの最大径を決定する
    第1及び第2先端片を含み、各検出ストリングがストリ
    ングの最大径に相当する内径を有する細長い内側通路を
    画定する封入構造に収納され、前記通路を所定の方向に
    搬送される液体流に対して流れ感応抵抗の形で応答し、
    前記ボールが放射線に感応しかつ所定の半減期を有する
    材料から成る複数の前記検出ストリングと; それぞれが細長いほぼ円筒形の側壁を有して前記細長い
    内側通路を画定し、開口第1端、閉鎖第2端、及び第2
    端に近く側壁にフローホールを有し、燃料要素集合体に
    対して所定位置を占めるように炉心内にほぼ軸平行関係
    に配置されている複数の計装シンブルと; それぞれが対応の複数検出ストリングを収容するための
    前記内側通路を画定する複数の収容場所から成る、容器
    外側のチェンバと; 複数の検出ストリングを選択的にチェンバからそれぞれ
    の複数計装シンブル内の挿入位置へ搬送することによっ
    て各挿入位置に対応する炉心内の放射線レベルを感知さ
    せ、シンブル内の挿入位置からチェンバへ再び復帰させ
    る搬送システムとから成り、前記搬送システムが 対応の前記内側通路を画定すべくチェンバの対応位置に
    接続されて該位置から容器エンクロージュアをこれと密
    封関係に貫通し、各計装シンブルの第1端と整列しかつ
    これと間隔を保つ容器内の対応所定位置に延びる複数の
    第1手段と; 前記複数の第1手段と連携して対応の前記内側通路を画
    定すべく、対応の前記所定位置から各シンブルの第1端
    に延びかつこれを整列する複数の第2手段と; 対応する第1及び第2手段を着脱自在に接続すると共に
    前記それぞれの内側通路を互いに密封関係に接続する複
    数の第3手段と; 前記第2手段を対応シンブルの第1端と着脱自在に接続
    すると共に前記内側通路を互いに密封関係に接続する複
    数の第4手段と; 前記チェンバ、前記第1及び第2手段及び前記シンブル
    のそれぞれの複数内側通路を順次通過する1次冷却材の
    流れを第1方向またはこれとは逆の第2方向に選択的に
    発生させ、第1方向に発生させることにより対応の複数
    検出ストリングをチェンバから各シンブル内の挿入位置
    へ搬送し、第2方向に発生させることにより各計装シン
    ブル内から検出ストリングを引き出し、これを前記チェ
    ンバ内の各収容場所へ搬送する手段と から成ることを特徴とする計装装置。 2、前記第3及び第4着脱自在接続手段の少なくとも1
    つが1対の分離可能な対向接触面と; 前記対向接触面を弾性的に圧接させることにより密封関
    係に対応接触係合させる手段とから成ることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の装置。 3、前記チェンバの前記複数内側通路位置と密封関係に
    接続される複数の選択可能な接続位置及び共通接続位置
    を有し、上述のような内側通路を画定し、前記共通位置
    と密封関係に接続する第1端及び前記複数の選択可能な
    接続位置の任意の1つと密封関係に接続するように選択
    的に位置ぎめ可能な第2端を有する選択手段と、前記選
    択手段を任意の接続位置と密封関係に選択的に位置ぎめ
    する手段とを含む転送手段と; 上述のような内側通路を画定し、個々の検出ストリング
    を収容するに充分な長さを有する共通収容手段と; 少なくとも前記転送手段の任意の接続位置と連携するチ
    ェンバの内側通路を通り、かつ前記選択手段及び前記共
    通収容手段の内側通路を通る1次冷却材の流れを第1方
    向または第2方向に選択的に発生させ、第1方向に発生
    させることにより、対応の検出ストリングをチェンバか
    ら前記転送手段の前記選択手段を通して前記共通収容手
    段内へ搬送し、第1方向とは逆の第2方向に発生させる
    ことにより、検出ストリングを前記共通収容手段から前
    記転送手段の前記選択手段を通して前記転送手段の任意
    の接続位置に対応する前記チェンバの内部通路へ搬送す
    る手段 をも含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の装置。 4、上述のような内側通路を画定し、第1及び第2端を
    有し、個々の検出ストリングを収容するに充分な長さを
    具え、前記内側装填通路の前記第1及び第2端に設けら
    れ、常態では閉鎖状態にあって第1及び第2端をそれぞ
    れ密封する第1及び第2弁手段を含み、前記第1弁手段
    を開放状態にすることにより検出ストリングを内側通路
    に装填することができ、前記第2端をこれと連携する前
    記転送手段の選択可能な接続位置に接続する前記第2弁
    手段を開放状態にすることにより内側装填通路を前記転
    送手段の装填接続位置に接続できるように構成した検出
    ストリング装填手段と;前記第1端から前記第2端への
    方向の前記内側装填通路を通り、選択的に前記装填接続
    位置に位置ぎめされている前記転送手段の前記選択手段
    の内側通路を通り、さらに前記共通収容手段の内側通路
    を通る1次冷却材の流れを選択的に発生させることによ
    り検出ストリングを前記装填手段から前記共通収容手段
    内へ搬送する手段をも設けたことを特徴とする特許請求
    の範囲第3項に記載の装置。 5、使用済み検出ストリング導入端及び流体吐出端を有
    する使用済み検出ストリング収容手段と上述のような内
    側通路を画定し、第1及び第2端を有する放出手段と; 前記放出手段の前記第1及び第2端に設けられ、常態で
    は共に閉鎖状態にあって前記内側通路の第1及び第2端
    をそれぞれ密封し、前記放出手段の前記第1端をこれと
    連携する前記転送手段の選択可能な放出接続位置に接続
    する第1弁手段を選択的に開放状態にすることにより前
    記内側放出通路を前記転送手段の放出接続位置に接続す
    ることができ、第2弁手段を選択的に開放状態にするこ
    とにより内側放出通路を前記使用済み検出ストリング収
    容手段の前記導入端に接続できるようにそれぞれ構成し
    た前記第1及び第2弁手段と;前記第1及び第2弁手段
    を選択的に開放し、前記共通収容手段の内側通路を通り
    、選択的に前記放出接続位置に位置ぎめされている前記
    転送手段の前記選択手段の内側を通り、さらに前記放出
    手段の内側通路を通る一時冷却材の流れを発生させるこ
    とにより使用済み検出ストリングを前記共通収容手段か
    ら前記使用済み検出ストリング収容手段内へ搬送する手
    段 をも含むことを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載
    の装置。 6、前記流れ発生手段が 循環ポンプと; 前記ポンプを選択的に前記容器及びチェンバの複数の内
    側通路に接続し、1次冷却材を容器から吸引してこれを
    第1方向に供給し、チェンバ、第1、第2手段及び計装
    シンブルの複数の内側通路をそれぞれ通過させ、前記計
    装シンブルに形成したフローホールから容器へ環流させ
    ることにより対応の検出ストリングをそれぞれの計装シ
    ンブル内の挿入場所へ搬送するように前記ポンプを作動
    させるか、または1次冷却材を容器から吸引してこれを
    第2方向に供給し、複数シンブルのフローホールを通過
    させ、該シンブル、第2、第1手段及びチェンバのそれ
    ぞれの複数内側通路を通過させ、さらにポンプから容器
    へ環流させることにより検出ストリングをシンブル内の
    挿入位置から抜出してチェンバの対応の内側通過へ復帰
    させるように選択的にポンプを作動させる手段と から成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の装置。 7、前記チェンバの前記複数内側通路位置と密封関係に
    接続される複数の選択可能な接続位置及び共通接続位置
    を有し、上記内側通路を画定し、前記共通位置と密封関
    係に接続する第1端及び前記複数の選択可能な接続位置
    の任意の1つと密封関係に接続するように選択的に位置
    ぎめ可能な第2端を有する選択手段と、前記選択手段を
    任意の接続位置と密封関係に選択的に位置ぎめする手段
    とを含む転送手段と; 上述のような内側通路を画定し、個々の検出ストリング
    を収容するに充分な長さを有する共通収容手段と; 少なくとも前記転送手段の任意の接続位置と連携するチ
    ェンバの内側通路を通り、かつ前記選択手段及び前記共
    通収容手段の内側通路を通る1次冷却材の流れを第1方
    向または第2方向に選択的に発生させ、第1方向に発生
    させることにより対応の検出ストリングをチェンバから
    前記転送手段の前記選択手段を通して前記共通収容手段
    内へ搬送し、第1方向とは逆の第2方向に発生させるこ
    とにより検出ストリングを前記共通収容手段から前記転
    送手段の前記選択手段を通して前記転送手段の任意の接
    続位置に対応する前記チェンバの内部通路へ搬送する手
    段 をも含むことを特徴とする特許請求の範囲第7項に記載
    の装置。 8、上述のような内側通路を画定し、第1及び第2端を
    有し、個々の検出ストリングを収容するに充分な長さを
    具え、前記内側装填通路の前記第1及び第2端に設けら
    れ、常態では閉鎖状態にあって第1及び第2端をそれぞ
    れ密封する第1及び第2弁手段を含み、前記第1弁手段
    を開放状態にすることにより検出ストリングを内側通路
    に装填することができ、前記第2端をこれと連携する前
    記転送手段の選択可能な接続位置に接続する前記第2弁
    手段を開放状態にすることにより内側装填通路を前記転
    送手段の装填接続位置に接続できるように構成した検出
    ストリング装填手段と;前記第1端から前記第2端への
    方向に前記内側装填通路を通り、選択的に前記装填接続
    位置に位置ぎめされている前記転送手段の前記選択手段
    の内側通路を通り、さらに前記共通収容手段の内側通路
    を通る1次冷却材の流れを選択的に発生させることによ
    り検出ストリングを前記装填手段から前記共通収容手段
    内へ搬送する手段をも設けたことを特徴とする特許請求
    の範囲第6項に記載の装置。 9、使用済み検出ストリング導入端及び流体吐出端を有
    する使用済み検出ストリング収容手段と上述のような内
    側通路を画定し、第1及び第2端を有する放出手段と; 前記放出手段の前記第1及び第2端に設けられ、常態で
    は共に閉鎖状態にあって前記内側通路の第1及び第2端
    をそれぞれ密封し、前記放出手段の前記第1端をこれと
    連携する前記転送手段の選択可能な放出接続位置に接続
    する第1弁手段を選択的に開放状態にすることにより前
    記内側放出通路を前記転送手段の放出接続位置に接続す
    ることができ、第2弁手段を選択的に開放状態にするこ
    とにより内側放出通路を前記使用済み検出ストリング収
    容手段の前記導入端に接続できるようにそれぞれ構成し
    た前記第1及び第2弁手段と;前記第1及び第2弁手段
    を選択的に開放し、前記共通収容手段の内側通路を通り
    、選択的に前記放出接続位置に位置ぎめされている前記
    転送手段の前記選択手段の内側通路を通り、さらに前記
    放出手段の内側通路を通る一次冷却材の流れを発生させ
    ることにより使用済み検出ストリングを前記共通収容手
    段から前記使用済み検出ストリング収容手段内へ搬送す
    る手段をも含むことを特徴とする特許請求の範囲第6項
    に記載の装置。 10、対応の内側通路を画定する前記複数の第1手段が
    圧力容器から該内側通路を通過する冷却材の流れから熱
    を抽出することにより該内側通路の温度をほぼ周囲温度
    まで低下させる手段をも含むことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の装置。 11、容器が細長い燃料要素集合体が取付けられている
    下部炉心支持板を含み、それぞれの計装シンブルが軸平
    行関係に各燃料要素集合体の中心を貫通し、ほかに、 下部炉心支持板を貫通しかつ各計装シンブルと軸方向に
    整列する複数の孔を設けてあり; 前記計装シンブルの開口第1端が下部炉心支持板を貫通
    する各整列孔内に下向きに配置されており; 対応の内側通路を画定する前記複数の第1手段が 容器の底部ヘッドに形成した対応の孔を軸平行関係にか
    つ容器内の所定位置とそれぞれ整列して密封関係に貫通
    し、それぞれが上述のような細長い内側通路を画定する
    複数の底部ヘッド貫通管と第1端が前記複数の収容場所
    と接続し、第2端がそれぞれの前記底部ヘッド貫通管と
    密封関係に接続し、それぞれが上述のような内側の細長
    い通路を前記貫通管との間に画定する複数のチューブと から成り; 前記複数の第2手段が容器の底部ヘッドの内部に軸平行
    関係に配置され、それぞれが上述のような内側の細長い
    通路を画定する細長いほぼ円筒形の案内管延長部から成
    ることと; 前記複数の第3手段がそれぞれの前記複数の案内管延長
    部の下端即ち第1端を対応の前記複数の底部ヘッド貫通
    管の上端即ち第2端と密封関係に着脱自在に接続するこ
    とと; 前記複数の第4手段が前記複数の案内管延長部の前記上
    端即ち第2端を対応の前記計装シンブルの第1端を密封
    関係に着脱自在に接続することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載の装置。 12、前記複数の第3手段が複数のボール/円錐体ジョ
    イントから成り、それぞれの前記ボール/円錐体ジョイ
    ントが底部ヘッド貫通管の第2端即ち上端とこれと連携
    する案内管延長部の第1端即ち下端によりかつ両者の間
    に画定されることを特徴とする特許請求の範囲第11項
    に記載の装置。 13、それぞれの前記計装シンブルの第1端が下部炉心
    支持板に形成したそれぞれの整列孔を下方へ貫通するほ
    ぼ円筒形の拡径延長部から成ることと; 前記複数の第4手段が複数の弾性スリップ、ジョイント
    とこれとそれぞれ連携する複数のボール/円錐体ジョイ
    ントとから成り、それぞれの前記弾性スリップジョイン
    トが連携の案内管延長部の第2端即ち上端と接続して下
    部炉心支持板の各整列孔内に配置され、ボール/円錐体
    ジョイントがスリップジョイント上端と各計装シンブル
    延長部下端とによって画定され、それぞれの前記弾性ス
    リップジョイントが軸方向拡圧力を作用させてそれぞれ
    の前記ボール/円錐体ジョイントを弾性作用下に密封関
    係に結合させること を特徴とする特許請求の範囲第12項に記載の装置。 14、それぞれの前記案内管延長部がこれとそれぞれ対
    応する整列孔よりも小径であり、対応の整列孔内を垂直
    に上動させることにより取外すことができることを特徴
    とする特許請求の範囲第13項に記載の装置。 15、案内管延長部と連携する下部炉心支持板の各整列
    孔内に、連携のスリップジョイントのレベルよりも下方
    に位置するように配置され、それぞれがスリップジョイ
    ント外径よりも小さい内径を画定する環状縮径カラーを
    も含むことと;前記下部炉心支持板が容器内から垂直に
    軸方向へ上昇させることによって取外し可能であること
    と; 前記複数の案内管延長部が前記スリップジョイントをこ
    れと連携する整列孔内の前記カラーと係合させることに
    より下部炉心支持板と共に容器内から取外し可能である
    こと を特徴とする特許請求の範囲第14項に記載の装置。 16、容器底部ヘッドの内部に配置されて各整列孔及び
    連携の計装シンブルと整列する複数の取付用通孔を画定
    する補強プレートと; それぞれが各案内管延長部の外径よりも大きい細長いほ
    ぼ円筒形を呈し、連携の底部ヘッド貫通管の第2端即ち
    上端及び対応の案内管延長部の第1端即ち下端の周りに
    同心関係に配置された第1端即ち下端と、下部炉心支持
    板の底面に接続された第2端即ち上端とを有し、それぞ
    れが対応の前記取付用通孔を貫通する複数の壁保護チュ
    ーブと各保護チューブの第1及び第2端の中間に設けら
    れ、前記補強プレートに嵌着固定されて壁保護チューブ
    を底部ヘッド内部に軸整列状態に維持する環状カラー をも含むことを特徴とする特許請求の範囲第11項に記
    載の装置。 17、それぞれの計装シンブルが 該シンブルの閉鎖第2端内に配置され、第1方向の冷却
    材の流れによって挿入された連携の検出ストリングの先
    端片と解除自在に係合し、第1方向の流れが止むと同時
    に前記ストリングを前記第2端内に機械的に保持し、前
    記第1方向とは逆の第2方向の冷却材の流れに応答して
    前記ストリングを弾性作用下に解放する弾性保持ラッチ
    をも含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の装置。 18、容器がその円筒側壁の垂直方向に間隔を置いた下
    方及び中間位置にそれぞれ下部及び上部炉心支持板を、
    また円筒側壁上端付近の内側に上部炉内構造支持板をそ
    れぞれ有し; 前記燃料要素集合体を下部及び上部炉心支持板間に軸平
    行関係に設けると共に、その中心に連携の計装シンブル
    を軸平行関係に設けたことと;複数の計装シンブルと整
    列させて上部炉心支持板に複数の孔を設け、それぞれの
    前記シンブルの第1端即ち開口上端が前記それぞれの整
    列孔を貫通して前記上部炉心支持板よりも上方に位置す
    ることと; 前記第1手段が それぞれがほぼ円筒形を呈し、容器の頂部ヘッドをこれ
    9と密封関係に貫通する複数のヘッド貫通管と; 前記ヘッド貫通管と連携し、それぞれが第1端即ち下端
    及び第2端即ち上端を有するほぼ円筒形を呈する複数の
    ヘッド貫通カラムと前記ヘッド貫通カラムが同軸関係に
    前記それぞれのヘッド貫通管を貫通し、前記第2端即ち
    上端が各ヘッド貫通管の上端よりも上方に来るように前
    記ヘッド貫通カラムの第1端即ち下端を上部炉内構造支
    持板上に支持する手段と; それぞれの前記ヘッド貫通カラムをこれと連携するヘッ
    ド貫通管に機械的に固定し、ヘッド貫通カラムをヘッド
    貫通管の第2端即ち上端に密封する手段と; それぞれが上述のような内部通路を限定し、連携のヘッ
    ド貫通カラムの上端を起点とし、前記ヘッド貫通カラム
    と共に前記頂部ヘッド内の連携のヘッド貫通管を貫通し
    、貫通カラムの側壁を貫通してそれぞれの前記所定位置
    に達する複数の検出手段案内管と から成ることと; 前記上部炉内構造支持板が前記所定位置及び連携の計装
    シンブルと整列するように形成された複数の孔をも含む
    ことと; 前記第2手段のそれぞれが前記上部炉内構造支持板に形
    成した対応の孔を貫通し、前記所定位置に第1端を、連
    携の計装シンブルの第2端即ち開口上端付近に第2端を
    それぞれ有し、上述のような内側通路を限定する細長い
    、ほぼ円筒形のカラム管から成ることと; 前記第3手段が前記検出手段案内管をそれぞれの前記カ
    ラム管の前記上端に接続することと;前記第4手段が前
    記カラム管の前記第1端即ち下端をこれと対応する前記
    計装シンブルの前記第1端即ち開口上端に接続すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の装置。 19、それぞれの前記第4手段が連携の計装シンブルの
    第1端即ち開口上端及び連携の整列カラム管の第1端即
    ち下端に画定されるボール/円錐体ジョイントから成る
    ことを特徴とする特許請求の範囲第18項に記載の計装
    装置。 20、それぞれのカラム管に軸方向下向きの弾性力を発
    生させることにより連携のボール/円錐体ジョイントを
    密封係合状態に維持するため、前記カラム管にそれぞれ
    連携させ、上部炉内構造支持板に固定した複数の弾性偏
    倚手段をも設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    9項に記載の装置。 21、それぞれが第1端即ち下端及び第2端即ち上端を
    前記上部炉心支持板及び前記上部炉内構造支持板にそれ
    ぞれ固定されて両板間にまたがり、連携の前記複数のカ
    ラム管を同軸関係に収容する細長いほぼ円筒形を呈する
    複数の上部炉内構造支持カラムをも含むことと; 前記複数の上部炉内構造支持カラムをこれとそれぞれ連
    携する前記複数の計装シンブルと軸整列させたことと; それぞれの前記上部炉内構造支持カラムの第2端即ち上
    端が上部炉内構造支持板に形成した対応の軸整列孔に挿
    入されて円筒形の内側ばねチェンバを画定することと; それぞれの前記カラム管がこれに固定されかつ連携のば
    ねチェンバ内に嵌着されるカラーを有することと; ばねチェンバ内に設けられ、対応するカラム管のカラー
    と圧接して該カラム管を弾性作用下に軸方向下向きに押
    圧することにより連携のボール/円錐体ジョイントの密
    封結合を維持するばねを設けたこと を特徴とする特許請求の範囲第19項に記載の装置。 22、それぞれの前記ばねチェンバの下端が前記カラム
    管の前記カラーとの衝合面を画定することと; 前記上部炉内構造支持カラム及びこれと連携する前記カ
    ラム管のすべてが前記上部炉内構造支持板の軸方向に上
    動させることにより取外し可能であること を特徴とする特許請求の範囲第21項に記載の装置。 23、前記第1手段が 連携のヘッド貫通カラムの複数の検知手段案内管にそれ
    ぞれ対応し、それぞれが上述のような複数の細長い内側
    通路を画定する、対応の前記ヘッド貫通カラムと連携す
    る複数の案内管ジャンパ束と; 前記複数のジャンパ束及び対応の前記複数のヘッド貫通
    カラムの各検出手段案内管とそれぞれ連携する複数のフ
    ランジ付き嵌脱ジョイントをも含み、それぞれの前記フ
    ランジ付きジョイントが前記連携のジャンパ束の前記複
    数の内側通路とそれぞれ対応する複数の内側通路を有し
    、前記ジャンパ束に密封関係に固定された第1対向接触
    プラグ及び前記それぞれのヘッド貫通カラムの前記検出
    手段案内管に対応する複数の内側通路を有し、前記ヘッ
    ド貫通カラムに密封関係に固定された第2対向接触プラ
    グと; 前記対向接触プラグをそれぞれ連携の通路と共に整列関
    係にかつ対向接触密封関係に機械的に接続し、前記プラ
    グのそれぞれの周縁を密封する手段と から成ること を特徴とする特許請求の範囲第18項に記載の装置。 24、前記共通収容手段が 検出ストリングの長さに相当する弧長を有する所定の山
    形断面の環状溝を画定する環状支持ベースと; 前記環状溝内にあって、少なくとも前記弧長に亘って延
    び、検出ストリングを収容するための第1端及び第2端
    を有する上述のような内側通路を画定する手段と; 前記第2端を検出ストリングが通過するのを阻止するが
    流体の流れが通過するのを可能にするように前記第2端
    に設けた機械的制止手段と;前記ベースの少なくとも前
    記環状溝をカバーする手段と; 前記環状溝に沿ってその上方を通過できるように前記カ
    バー手段に設けた窓と; 前記環状溝を介して前記内側通路画定手段に収容されて
    いる検出ストリングからの放射線を被ばくしてそのレベ
    ルを感知するように前記窓と整列させて前記カバー手段
    に配置したγ検出手段と;前記環状溝内の前記内側通路
    に収容されている検出ストリングの全長に沿って窓を移
    動させるため前記カバー手段を駆動する手段 をも含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の装置。 25、ほぼ垂直な中心軸及び上下縁を有するほぼ円筒形
    の側壁及び円筒形側壁の上下縁にそれぞれ密封関係に固
    定された頂部ヘッド及び底部ヘッドによって画定される
    外側エンクロージュアを具備し、軸平行関係に設けた複
    数の細長い燃料要素集合体を含む原子炉炉心を囲む原子
    炉圧力容器において前記炉心の反応度を測定する計装シ
    ステムの操作方法であって、 それぞれが細長い可撓性ワイヤとそれぞれの前記ワイヤ
    に順次間隔を置いて固定した複数のボールとから成り、
    それぞれの前記ワイヤが各ワイヤの第1及び第2端にそ
    れぞれ固定されて各検出ストリングの最大径を画定する
    第1及び第2先端を含み、各検出ストリングがストリン
    グの最大径に相当する内径を有する細長い内側通路を画
    定する封入構造に収納され、前記通路を所定の方向に搬
    送される液体流に対して流れ感応抵抗の形で応答し、前
    記ボールが放射線に感応しかつ所定の半減期を有する材
    料から成る複数の前記検出ストリングを設け; それぞれが細長いほぼ円筒形の側壁を有して前記細長い
    内側通路を画定し、開口第1端、閉鎖第2端、及び第2
    端に近く側壁にフローホールを有し、燃料要素集合体に
    対して所定位置を占めるように炉心内にほぼ軸平行関係
    に配置されている複数の計装シンブルを設置し; 容器の外側に設けたチェンバの、それぞれが上述のよう
    な内側通路を画定するそれぞれの収容場所に複数の検出
    ストリングを収容し; チェンバのそれぞれ対応の位置に接続されかつこれらの
    位置を起点として容器エンクロージュアをこれと密封関
    係に貫通して前記対応の計装シンブルにまで達し、それ
    ぞれが上述のような内側通路を画定するパイプを介して
    前記チェンバの内側通路を対応の前記計装シンブルの内
    側通路と接続し; 選択的に第1またはこれと逆の第2方向に前記それぞれ
    の接続通路を通る1次冷却材の流れを発生させ、第1方
    向に発生させることにより対応の複数検出ストリングを
    チェンバから各シンブル内の挿入位置へ搬送して炉心内
    の対応の放射線レベルを感知させ、第2方向に発生させ
    ることにより検出ストリングを各計装シンブル内から引
    き出して前記チェンバの対応の収容場所へ搬送すること
    を特徴とする計装装置の操作方法。 26、前記チェンバの前記複数の内側通路位置及び共通
    接続位置と密封関係に接続する複数の選択可能な接続位
    置を有する転送手段を設けると共に、前記共通接続位置
    と密封関係に接続する第1端及び前記複数の選択可能な
    接続位置の任意の1つと密封関係に接続するように選択
    的に位置ぎめできる第2端を有して個々の上述のような
    内側通路を画定する選択手段を設けることと; 個々の検出ストリングを収容するに充分な長さの、上述
    のような内側通路を画定する共通収容手段を前記共通接
    続位置に接続することと; 前記切換手段の前記選択手段を任意の接続位置と密封関
    係に選択的に位置ぎめすることと;選択的に第1方向ま
    たはこれと逆の第2方向に少なくとも前記転送手段の任
    意の接続位置と連携するチェンバ内側通路を通り、さら
    に前記選択手段及び前記共通収容手段の内側通路を通る
    1次冷却材の流れを発生させ、第1方向に発生させるこ
    とにより対応の任意の検出ストリングをチェンバから前
    記転送手段の前記選択手段を通して前記共通収容手段へ
    搬送し、第2方向に発生させることにより検出ストリン
    グを前記共通収容手段から前記転送手段の前記選択手段
    を通して前記転送手段の任意の接続位置に対応する前記
    チェンバの内側通路へ搬送すること をも特徴とする特許請求の範囲第25項に記載の方法。 27、検出ストリングを容器へ搬送して容器内の放射線
    を被ばくさせ、検出ストリングをチェンバの各収容場所
    へ戻したのち、共通収容手段へ搬送してこれに収容する
    と同時に各検出ストリングのボールのそれぞれの放射線
    レベルを感知すること をも特徴とする特許請求の範囲第26項に記載の方法。 28、ほぼ同時にすべての検出ストリングをチェンバか
    ら各シンブルのストリング挿入位置へ搬送して炉心にお
    ける各ストリングに対応の放射線レベルを感知させるこ
    とと; ほぼ同時にすべての検出ストリングを各シンブル内の挿
    入位置からチェンバ内の各収納場所へ搬送することと; 複数の検出ストリングを順次1つずつ共通収容手段へ搬
    送し、共通収容手段内に位置する間に各ストリングの各
    ボールの放射線レベルを感知し、ボール材料の所定半減
    期よりは短い時間後にすべての検出ストリングのすべて
    のボールを逐次感知し終ること をも特徴とする特許請求の範囲第26項に記載の方法。
JP63024103A 1987-04-24 1988-02-05 ハイドロボール式炉心計装装置及びその操作方法 Pending JPS63274898A (ja)

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