JP2012181137A - 中性子束検出器の案内装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】中性子束検出器の案内装置において、構造の簡素化を可能とする。
【解決手段】原子炉容器本体42の上部炉心支持板49上に円筒形状をなす支持柱72を立設する一方、上部炉心支持板49と上部炉心板47との間に複数の上部炉心支持柱の内側にガイドシンブル案内管87,88,89,90,91を設け、支持柱72内からガイドシンブル案内管内まで複数のガイドシンブル92,93,94,95,96を延出し、一端部が支持柱72に支持されて他端部が支持脚74により上部炉心支持板49の上方に立設された支持板73によりガイドシンブル92,93,94,95,96を支持して構成し、支持板73の上端部を支持柱72側から支持脚74側に向けて下向き傾斜形状とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、中性子束検出器を原子炉の炉心まで案内する中性子束検出器の案内装置に関するものである。
例えば、加圧水型原子炉(PWR:Pressurized Water Reactor)は、軽水を原子炉冷却材及び中性子減速材として使用し、炉心全体にわたって沸騰しない高温高圧水とし、この高温高圧水を蒸気発生器に送って熱交換により蒸気を発生させ、この蒸気をタービン発電機へ送って発電するものである。
この加圧水型原子炉では、炉心内で生成される中性子を制御棒により吸収することで、その中性子数を調整し、原子炉出力を制御していることから、炉心における中性子(中性子束)分布を正確に計測する必要がある。そのため、炉心には、制御棒と共に中性子束検出器が設けられている。従って、原子炉制御装置は、中性子束検出器が検出した中性子束のレベル及び分布に基づいて制御棒駆動装置(CRDM)を駆動し、制御棒の位置を制御している。
この中性子束検出器は、原子炉容器の蓋から案内管(ガイドシンブル)を通して炉心を構成する燃料集合体へ挿入可能となっており、ここに中性子束検出器の案内装置が設けられている。このような中性子束検出器の案内装置としては、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。この特許文献1に記載された炉内中性子束検出器の案内装置は、原子炉内の燃料集合体内へ炉内中性子束検出器をガイドする下部の筒体が挿通された案内管と、この案内管を支持する上部炉心支持柱を支持する上部炉心支持板と、原子炉内の一括吊り上げ板上に設立されて原子炉容器蓋を貫通する計装用管台と、計装用管台内の炉内計装支持柱内に設置された上部の筒体と、上部の筒体と下部の筒体との間に接続された太径中間部の筒体とを備えることを特徴とし、曲がり部を有する中間部の筒体を太径とすることでより小曲率で中性子束検出器の挿通を容易とし、それ支持板でガイド支持するものである。
特開平06−138283号公報
上述した従来の炉内中性子束検出器の案内装置では、原子炉容器フランジ部に一括吊り上げ板を支持し、この一括吊り上げ板に炉内中性子束検出器の案内装置を立設し、支持柱を計装用管台内に貫通させ原子炉容器上部から中性子束検出器の挿入を可能とすると共に炉内計装支持柱で支持板を支持し、計装用管台内の炉内計装支持柱内に設置された上部の筒体と、原子炉内の燃料集合体内へ炉内中性子束検出器をガイドする下部の筒体とを中間部の筒体により接続し、この中間部の筒体を太径としてより小曲率で中性子束検出器をガイド支持している。
ところで、原子炉容器では、軽水が上部の入口ノズルから流入し、内壁面に沿って流れ落ち、下部プレナムの球面状の内面により上向きに案内されて上昇して炉心に流入する。この炉心に流入した軽水は、燃料集合体から発生する熱エネルギを吸収することで高温となり、上部プレナムまで上昇して出口ノズルから排出される。このとき、軽水は、炉心を冷却するために原子炉容器内を上下に流れるだけでなく、原子炉容器の頂部に少量の軽水を流し蓋を冷却する流れが、原子炉容器蓋と上部炉心支持板で囲まれた領域の頂部プレナムの蓋の内面に上昇する径方向の流れや上から下降する流れがあることから、上述した支持板に軽水の流れが接触して押圧力を作用させ、この支持板を振動させる。そのため、支持板は十分な強度を持って固定しなければならず、装置の大型化や重量化、構造の複雑化、高コスト化を招いてしまう。
本発明は、上述した課題を解決するものであり、構造の簡素化を可能とする中性子束検出器の案内装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の中性子束検出器の案内装置は、原子炉構造本体の上部炉心支持板上に立設されると共に上端部が原子炉容器蓋を貫通する円筒形状をなす支持柱と、上端部が前記上部炉心支持板を貫通して支持されるガイドシンブル案内管と、前記支持柱内から前記案内管内まで延出されて内部に中性子束検出器を挿通可能なガイドシンブルと、一端部が前記支持柱に支持されて他端部が支持脚により前記上部炉心支持板の上方に立設されると共に前記ガイドシンブルを支持可能な支持板と、を備え、前記支持板は、前記上部炉心支持板上に鉛直方向に沿って配置され、上端部が前記支持柱側から前記支持脚側に向けて下向き傾斜形状をなす、ことを特徴とするものである。
従って、支持板は、一端部が支持柱により他端部が支持脚によりそれぞれ上部炉心支持板の上方に立設され、上端部が支持柱側から前記支持脚側に向けて下向き傾斜形状をなしており、支持柱内から上部炉心支持柱内のシンブル案内管内まで延出されるガイドシンブルの曲がり角度を小さくして、中性子束検出器の設置又は撤去時の抵抗を小さくすると共に、支持板の大きさを最小として、軽量化すると共に、軽水との接液面積を小さくすべく支持板に切欠きを設け、ガイドシンブルを効率的に支持することができると共に、冷却材から受ける流体力を低減することができ、この支持板を理想的な形状をすることで構造の簡素化を可能とすることができる。
本発明の中性子束検出器の案内装置では、前記支持板は、水平な下辺部に対して上辺部が傾斜した台形状をなすことを特徴としている。
従って、支持板を台形状とすることで、ガイドシンブルの曲がり角度を小さくし中性子束検出器の設置及び撤去時の抵抗を小さくすると共に、軽量化を可能とすることができると共に、冷却材から受ける流体力を抑制することができ、支持柱及び支持脚による支持構造を簡素化することができる。
本発明の中性子束検出器の案内装置では、前記支持板は、本体の厚さよりも厚い厚肉部が上辺部に沿って設けられることを特徴としている。
従って、支持板の上辺部に厚肉部を設けることで、剛性を上げてガイドシンブルを適正に支持することが可能となると共に、軽量化を図ることができる。
本発明の中性子束検出器の案内装置では、前記支持柱は、前記支持板における厚さ方向の一方側に配置され、U字形状をなすブラケットにより前記支持板に固定され、前記ガイドシンブルは、前記支持柱から前記支持板の本体に沿って延設されることを特徴としている。
従って、ガイドシンブルを支持柱から支持板における薄い本体に沿って延設することで、このガイドシンブルを周辺部材に干渉することなく、適正に支持することができる。
本発明の中性子束検出器の案内装置では、前記支持板と前記上部炉心支持板との間に所定隙間が設けられ、前記支持板は、下辺部から前記所定隙間に延びる支持片が設けられ、前記ガイドシンブルは、前記支持片に支持されることを特徴としている。
従って、支持柱と計装案内管との位置が水平方向にずれていた場合、ガイドシンブルは支持柱とガイドシンブル案内管との間で斜めに配置されることとなるが、このガイドシンブルを支持板から下方に延びる支持片により支持することで、ガイドシンブルを鉛直方向に沿って適正に支持することができる。
本発明の中性子束検出器の案内装置では、前記支持柱の内部に複数の前記ガイドシンブルが配設され、該複数のガイドシンブルは、それぞれ前記上部炉心支持板に所定間隔で支持される複数の前記案内管の内部に延出されると共に、前記支持板に個別に支持されることを特徴としている。
従って、支持柱から配設される複数のガイドシンブルを支持板により複数の案内管まで適正に支持することができる。
本発明の中性子束検出器の案内装置では、前記支持板は、水平方向に貫通する開口部が設けられることを特徴としている。
従って、支持板に開口部を設けることで、軽量化を可能とすることができると共に、冷却材から受ける流体力を低減することができ、支持柱及び支持脚による支持構造を簡素化することができる。
本発明の中性子束検出器の案内装置では、前記支持板は、複数の制御棒クラスタ案内管の間に配置されるとしている。
従って、支持板を複数の制御棒クラスタ案内管の邪魔にならず、且つ、干渉しないように適正に配設することが可能となる。
本発明の中性子束検出器の案内装置によれば、支持板の一端部を支持柱により支持して他端部を支持脚により支持して上部炉心支持板上に鉛直方向に沿って配置し、ガイドシンブルを支持可能とし、ガイドシンブルを傾斜して配管することで、曲がり角度を90度より小さくして中性子束検出器の挿通を容易とし、この支持板を上端部が支持柱側から支持脚側に向けて下向き傾斜形状とするので、支持柱内からガイドシンブル案内管内まで延出されるガイドシンブルを効率的に支持することができると共に、冷却水から受ける流体力を低減することができ、構造の簡素化を可能とすることができる。
図1は、本発明の一実施例に係る中性子検出器の案内装置を表す概略図である。 図2は、本実施例の中性子束検出器の案内装置の側面図である。 図3は、本実施例の中性子束検出器の案内装置の平面図である。 図4は、本実施例の中性子束検出器の案内装置における支持板の断面図である。 図5は、原子力発電プラントの概略構成図である。 図6は、加圧水型原子炉を表す縦断面図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る中性子束検出器の案内装置の好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例により本発明が限定されるものではなく、また、実施例が複数ある場合には、各実施例を組み合わせて構成するものも含むものである。
図1は、本発明の一実施例に係る中性子束検出器の案内装置を表す概略図、図2は、本実施例の中性子束検出器の案内装置の側面図、図3は、本実施例の中性子束検出器の案内装置の平面図、図4は、本実施例の中性子束検出器の案内装置における支持板の断面図、図5は、原子力発電プラントの概略構成図、図6は、加圧水型原子炉を表す縦断面図である。
本実施例の原子炉は、軽水を原子炉冷却材及び中性子減速材として使用し、炉心全体にわたって沸騰しない高温高圧水とし、この高温高圧水を蒸気発生器に送って熱交換により蒸気を発生させ、この蒸気をタービン発電機へ送って発電する加圧水型原子炉(PWR:Pressurized Water Reactor)である。
本実施例の加圧水型原子炉を有する原子力発電プラントにおいて、図5に示すように、原子炉格納容器11内には、加圧水型原子炉12及び蒸気発生器13が格納されており、この加圧水型原子炉12と蒸気発生器13とは冷却水配管14,15を介して連結されており、冷却水配管14に加圧器16が設けられ、冷却水配管15に冷却水ポンプ15aが設けられている。この場合、減速材及び一次冷却水(冷却材)として軽水を用い、炉心部における一次冷却水の沸騰を抑制するために、一次冷却系統は加圧器16により150〜160気圧程度の高圧状態を維持するように制御している。従って、加圧水型原子炉12にて、燃料(原子燃料)により一次冷却水として軽水が加熱され、高温の一次冷却水が加圧器16により所定の高圧に維持した状態で冷却水配管14を通して蒸気発生器13に送られる。この蒸気発生器13では、高圧高温の一次冷却水と二次冷却水との間で熱交換が行われ、冷やされた一次冷却水は冷却水配管15を通して加圧水型原子炉12に戻される。
蒸気発生器13は、蒸気タービン17と冷却水配管18を介して連結されており、この蒸気タービン17は高圧タービン19及び低圧タービン20を有すると共に、発電機21が接続されている。また、高圧タービン19と低圧タービン20との間には、湿分分離加熱器22が設けられており、冷却水配管18から分岐した冷却水分岐配管23が湿分分離加熱器22に連結される一方、高圧タービン19と湿分分離加熱器22は低温再熱管24により連結され、湿分分離加熱器22と低圧タービン20は高温再熱管25により連結されている。
更に、蒸気タービン17の低圧タービン20は、復水器26を有しており、この復水器26には冷却水(例えば、海水)を給排する取水管27及び排水管28が連結されている。この取水管27は、循環水ポンプ29を有し、排水管28と共に他端部が海中に配置されている。そして、この復水器26は、冷却水配管30を介して脱気器31に連結されており、この冷却水配管30に復水ポンプ32及び低圧給水加熱器33が設けられている。また、脱気器31は、冷却水配管34を介して蒸気発生器13に連結されており、この冷却水配管34には給水ポンプ35及び高圧給水加熱器36が設けられている。
従って、蒸気発生器13にて、高圧高温の一次冷却水と熱交換を行って生成された蒸気は、冷却水配管18を通して蒸気タービン17(高圧タービン19から低圧タービン20)に送られ、この蒸気により蒸気タービン17を駆動して発電機21により発電を行う。このとき、蒸気発生器13からの蒸気は、高圧タービン19を駆動した後、湿分分離加熱器22で蒸気に含まれる湿分が除去されると共に加熱されてから低圧タービン20を駆動する。そして、蒸気タービン17を駆動した蒸気は、復水器26で海水を用いて冷却されて復水となり、低圧給水加熱器33で、例えば、低圧タービン20から抽気した低圧蒸気により加熱され、脱気器31で溶存酸素や不凝結ガス(アンモニアガス)などの不純物が除去された後、高圧給水加熱器36で、例えば、高圧タービン19から抽気した高圧蒸気により加熱された後、蒸気発生器13に戻される。
このように構成された原子力発電プラントに適用された加圧水型原子炉12において、図6に示すように、原子炉容器41は、その内部に炉内構造物が挿入できるように、原子炉容器本体42とその上部に装着される原子炉容器蓋43により構成されており、この原子炉容器本体42に対して原子炉容器蓋43が開閉可能となっている。原子炉容器本体42は、上部が開口して下部が球面状に閉塞された円筒形状をなし、上部に一次冷却水としての軽水(冷却材)を給排する入口ノズル44及び出口ノズル45が形成されている。そして、この原子炉容器蓋43は、複数のスタッドボルト65及び複数のナット66により原子炉容器本体42の上部に着脱自在に装着されている。
原子炉容器本体42内にて、入口ノズル44及び出口ノズル45より下方に、円筒形状をなす炉心槽46が原子炉容器本体42の内面と所定の隙間をもって配置されており、この炉心槽46の上部に、円板形状をなして図示しない多数の連通孔が形成された上部炉心板47が連結され、下部に、同じく円板形状をなして図示しない多数の連通孔が形成された下部炉心支持板48が連結されている。つまり、炉心槽46が原子炉容器42に吊下げ支持されていて、下部炉心支持板48が燃料の下部を支持する構造を形成している。また、炉心槽46下部に溶接された下部炉心支持板48に取付けられたラジアルキイ(図示略)は、原子炉容器本体42の内面に対して溶接された複数のラジアルキサポート52により位置決め保持されている。そして、原子炉容器本体42内に、炉心槽46の上方に位置して円筒胴付き円板形状をなす上部炉心支持板49が配置され、原子炉容器本体42及び原子炉容器蓋43に固定されている。そして、この上部炉心支持板49から複数の上部炉心支持柱50を介して上部炉心板47が連結されている。つまり、原子炉容器本体42内に、上部炉心支持板が炉心槽46の上方に位置し、この上部炉心支持板49から複数の上部炉心支持柱50が上部炉心板47に連結され、燃料の上部を支持する構造を構成している。
炉心槽46と上部炉心板47と下部炉心支持板48により炉心53が支持されており、この炉心53には、多数の燃料集合体54が配置されている。この燃料集合体54は、図示しないが、多数の燃料棒が支持格子により格子状に束ねられて構成され、上端部に上部ノズルが固定される一方、下端部に下部ノズルが固定されている。そして、複数の制御棒55は、上端部がまとめられて制御棒クラスタ56となり、燃料集合体54内に挿入可能となっている。上部炉心支持板49には、この上部炉心支持板49を貫通して多数の制御棒クラスタ案内管57が支持されており、制御棒クラスタ案内管57の下端部が燃料集合体54の上端に位置する制御棒クラスタ56まで延出されている。
原子炉容器41を構成する原子炉容器蓋43の上部には、磁気式ジャッキの制御棒駆動装置58が設けられており、原子炉容器蓋43と一体をなすハウジング59内に収容されている。多数の制御棒クラスタ案内管57は、上端部が制御棒クラスタが炉心から引抜かれた位置まで延出され、制御棒駆動装置58に取付けられたサーマルスリーブ(図示略)下端まで延出され、この制御棒駆動装置58から延出された制御棒クラスタ駆動軸60が、制御棒クラスタ案内管57内を通って燃料集合体54の上端位置する制御棒クラスタ56上端まで延出され、制御棒クラスタ56を把持可能となっている。
この制御棒駆動装置58の駆動軸60は、上下方向に延設されて制御棒クラスタ56に連結されると共に、その表面に複数の周溝を長手方向に等ピッチで配設してなる制御棒クラスタ駆動軸60を磁気式ジャッキで上下動させることで、原子炉の出力を制御している。
また、原子炉容器41内にて、上部炉心支持板49から上部炉心板47、燃料集合体54にかけて中性子束検出器の案内装置71が配置されている。この中性子束検出器の案内装置71は、中性子束検出器を原子炉容器蓋43の計装用管台67から炉心53(燃料集合体54)へ挿入するものであり、中性子束検出器は、ここでの中性子レベル及び分布(中性子束)を計測することができる。なお、中性子束検出器の案内装置71については後述する。
従って、制御棒駆動装置58により制御棒クラスタ駆動軸60を移動して燃料集合体54に制御棒55を挿入することで、炉心53内での核分裂を制御し、発生した熱エネルギにより原子炉容器41内に充填された軽水が加熱され、高温の軽水が出口ノズル45から排出され、上述したように、蒸気発生器13に送られる。即ち、燃料集合体54を構成する原子燃料が核分裂することで中性子を放出し、減速材及び一次冷却水としての軽水が、放出された高速中性子の運動エネルギを低下させて熱中性子とし、新たな核分裂を起こしやすくすると共に、発生した熱を軽水で冷却する。また、中性子束検出器が検出する中性子束に基づいて制御棒55を燃料集合体54に挿入することで、炉心53内で生成される中性子数を調整し、また、原子炉を緊急に停止するときには炉心53に急速に挿入される。
また、原子炉容器41内には、炉心53に対して、その上方に出口ノズル45に連通する上部プレナム61が形成されると共に、下方に下部プレナム62が形成されている。そして、原子炉容器41と炉心槽46との間に入口ノズル44及び下部プレナム62に連通するダウンカマー部63が形成されている。従って、軽水は、4つの入口ノズル44から原子炉容器本体42内に流入し、ダウンカマー部63を下向きに流れ落ちて下部プレナム62に至り、この下部プレナム62の球面状の内面により上向きに案内されて上昇し、下部炉心板48を通過した後、炉心53に流入する。この炉心53に流入した軽水は、炉心53を構成する燃料集合体54から発生する熱エネルギを吸収することで、この燃料集合体54を冷却する一方、高温となって上部炉心板47を通過して上部プレナム61まで上昇し、出口ノズル45を通って排出される。
ここで、上述した中性子束検出器の案内装置71について詳細に説明する。
中性子束検出器の案内装置71において、図1乃至図3に示すように、上部炉心支持板49は、原子炉容器本体42内で水平支持される円盤形状をなす本体49aと、この本体49aの外周部から上方に延びる円筒胴部49bと、この円筒胴部49bの上端部から外側に拡径するフランジ部49cとから構成されており、フランジ部49cが原子炉容器本体42の上端部に原子炉容器蓋43によって固定されている。
支持柱72は、円筒形状をなし、下端部が上部炉心支持板49の本体49a上に接するように立設され、上端部が原子炉容器蓋43を貫通して計装用管台67の外部まで延出されている。支持板73は、上部炉心支持板49の上方に鉛直方向に沿って配設され、水平方向における一端部が支持柱72に支持され、水平方向における他端部が支持脚74により支持されている。即ち、この支持板73は、複数の制御棒クラスタ案内管57の間に接触しないように所定隙間をもって配置され、支持板73は支持柱72及び支持脚74により上部炉心支持板49上に立設されている。
また、この支持板73は、上端部が支持柱72側から支持脚74側に向けて下向き傾斜形状をなしている。即ち、支持板73は、水平方向に沿った下辺部73aと、傾斜方向に沿った上辺部73bと、鉛直方向に沿った長辺部73c及び短辺部73dとからなる台形状をなしている。そして、支持板73は、板形状をなす本体74に対して上辺部73bに、この本体75の厚さよりも厚い厚肉部としてのリブ75aが設けられている。このリブ75aは、本体75の一方の面に対して段差なく直線状に連続し、他方の面が傾斜部75bにより段差をもって連続している。更に、支持板73は、水平方向に貫通する複数の開口部76,77,78,79が設けられており、この支持板73は、同様な幅を有する枠体として形成されている。
支持柱72は、支持板73の一端部側にて、この支持板73における厚さ方向の一方側に所定間隔をもって配置され、2つのU字形状をなすブラケット80により支持板73に固定されている。支持脚74は、支持板73の他端部側にて、この支持板73における厚さ方向の他方側に所定間隔をもって配置され、2つのU字形状をなすブラケット81により支持板73に固定されている。
この場合、図3に詳細に示すように、支持柱72及び支持脚74は、複数の制御棒クラスタ案内管57と、その中心が水平方向に沿って直線状に位置するように配設されている。
また、支持板73は、下面が、この支持板73と上部炉心支持板49の本体49aとの間に所定長さの隙間が設けられている。そして、支持板73は、下辺部73aからこの所定隙間に向って下方に延びる複数個の支持片82,83,84,85,86が一体に設けられている。この5つの支持片82,83,84,85,86は、中性子束検出器の計測要求位置に配置されており、その長さはガイドシンブル92の曲がり終わり部から所定の直線的な管部を必要に応じて設定するため、支持板73の下面から上下長さが相違するような形状となっており、ガイドシンブル92の固定金具を取付けるための開口部82a,83a,84a,85a,86aが形成されている。この場合、各支持片82,83,84,85,86は、支持板73における傾斜部75bが形成された面側がこの支持板73の下面から支持片長さが長くなるように接合されている。
一方、上部炉心支持板49と上部炉心板47との間にて、上部炉心支持柱50内にシンブル案内管87,88,89,90,91が設けられており、上端部が上部炉心支持板49を貫通してこの上面に突出していて、ナットにより固定されている。この各ガイドシンブル案内管87,88,89,90,91は、支持板73に設けられた各支持片82,83,84,85,86の下方に対向して配置されている。なお、このガイドシンブル案内管87,88,89,90,91は、図示しないが、下端部が上部炉心板47を貫通して炉心53内に連通している。
ガイドシンブル92,93,94,95,96は、内部に図示しない中性子束検出器を挿通可能な内径を有し、原子炉容器41の外部にある計装用管台67のシール部に延出し、上部側が支持柱72内にサポートピース(図示略)により支持されて収容され、下部側が支持柱72の開口部72aから外部に延出され、支持板73に沿って配設され、それぞれが上部炉心支持柱50内に配設されたガイドシンブル案内管87,88,89,90,91内に挿入されている。
そして、このガイドシンブル92,93,94,95,96は、支持柱72とガイドシンブル案内管87,88,89,90,91との間で、支持板73により支持されている。具体的に、ガイドシンブル92,93,94,95,96は、支持柱72の開口部72aから支持板73の方向に所定角度で接近し、リブ75aより薄い支持板本体75に沿って配設され、それぞれが対応するガイドシンブル案内管87,88,89,90,91の上端部まで、所定の湾曲形状をなして配索されている。この場合、支持柱72から最も遠い案内管91まで配索されるガイドシンブル96は、支持板73のリブ75aの下部近傍を配索される。
そして、このガイドシンブル92,93,94,95,96は、各案内管87,88,89,90,91の上方にて、支持片82,83,84,85,86に支持ブロック97,98,99,100,101により個別に支持されている。この場合、ガイドシンブル92,93,94,95,96は、支持片82,83,84,85,86にて鉛直方向に沿った状態で支持されている。なお、支持ブロック97,98,99,100,101は、支持片82,83,84,85,86の開口部82a,83a,84a,85a,86aに配置される。
このように本実施例の中性子束検出器の案内装置にあっては、原子炉容器本体42の上部炉心支持板49上に円筒形状をなす支持柱72を立設する一方、上部炉心支持板49と上部炉心板47との間に複数のガイドシンブル案内管87,88,89,90,91を設け、支持柱72内から上部炉心支持柱50内のガイドシンブル案内管内87,88,89,90,91まで複数のガイドシンブル92,93,94,95,96を延出し、一端部が支持柱72に支持されて他端部が支持脚74により上部炉心支持板49の上方に立設された支持板73によりガイドシンブル92,93,94,95,96を支持して構成し、支持板73の上端部を支持柱72側から支持脚74側に向けて下向き傾斜形状としている。
従って、支持板73は、一端部が支持柱72により上部炉心支持板49に支持され、他端部が支持脚74により上部炉心支持板49に支持され、上端部が支持柱72側から支持脚74側に向けて下向き傾斜形状をなしており、支持柱72内からガイドシンブル案内管87,88,89,90,91内まで延出されるガイドシンブル92,93,94,95,96を効率的に支持することができると共に、原子炉容器41内を流れる軽水(冷却材)から受ける流体力を低減することができる。即ち、支持板73を理想的な形状、つまり、ガイドシンブル92,93,94,95,96が配索される領域だけの形状とすることで、構造の簡素化を可能とすることができる。
また、本実施例の中性子束検出器の案内装置では、支持板73を水平な下辺部73aと傾斜した上辺部73bと鉛直方向に沿う長辺部73c及び短辺部73dとからなる台形状としている。従って、支持板73を台形状とすることで、軽量化を可能とすることができると共に、軽水から受ける流体力を低減することができ、また、接液面積を削減して、放射性物質の付着面積を最小として、支持柱72及び支持脚74による支持構造を簡素化することができる。支持板73の中央部は剛性を確保するための範囲を残し切欠いて、軽量化、接液面積を削減している。
また、本実施例の中性子束検出器の案内装置では、支持板73の上辺部73bに沿って本体75の厚さよりも厚いリブ(厚肉部)75aを設けている。従って、支持板73の上辺部73bにリブ75aを設けることで、支持板73の曲げ剛性を補強し、支持板73を薄くすることが可能となり軽量化を図ることができる一方で、剛性を上げてガイドシンブル92,93,94,95,96を適正に支持することができる。
また、本実施例の中性子束検出器の案内装置では、支持柱72を支持板73における厚さ方向の一方側に配置し、U字形状をなすブラケット80により支持板73に固定し、ガイドシンブル92,93,94,95,96を支持柱72から支持板73の本体75に沿って延設している。従って、ガイドシンブル92,93,94,95,96を支持柱72から支持板73における薄板の本体75に沿って延設することで、このガイドシンブル92,93,94,95,96が周辺部材としての制御棒クラスタ案内管57に干渉することなく、適正に支持することができる。
また、本実施例の中性子束検出器の案内装置では、支持板73と上部炉心支持板49との間に所定隙間を設け、この支持板73の下辺部73aから所定隙間に延びる支持片82,83,84,85,86を設け、ガイドシンブル92,93,94,95,96をこの支持片82,83,84,85,86に支持している。従って、支持柱72とガイドシンブル案内管87,88,89,90,91との位置が水平方向にずれていることから、ガイドシンブル92,93,94,95,96は支持柱72とガイドシンブル案内管87,88,89,90,91との間で斜めに配置されることとなるが、このガイドシンブル92,93,94,95,96を支持板73から下方に延びる支持片82,83,84,85,86により支持することで、ガイドシンブル92,93,94,95,96を鉛直方向に沿って適正に支持することができる。
また、本実施例の中性子束検出器の案内装置では、支持柱72の内部に5つのガイドシンブル92,93,94,95,96を収容し、この複数のガイドシンブル92,93,94,95,96をそれぞれ各案内管87,88,89,90,91の内部に延出すると共に、支持板73に個別に支持している。従って、支持柱72から配設される複数のガイドシンブル92,93,94,95,96を支持板73により各ガイドシンブル案内管87,88,89,90,91まで適正に支持することができる。
また、本実施例の中性子束検出器の案内装置では、支持板73に水平方向に貫通する開口部76,77,78,79を設けている。従って、支持板73に開口部76,77,78,79を設けることで、軽量化を可能とすることができると共に、軽水から受ける流体力を抑制することができ、また、接液面積を小さくすることができ、放射化される面積を小さくでき、支持柱72及び支持脚74による支持構造を簡素化することができる。
また、本実施例の中性子束検出器の案内装置では、支持板73を複数の制御棒クラスタ案内管57の間に配置している。従って、支持板73を各制御棒クラスタ案内管57の邪魔にならず、且つ、干渉しないように適正に配設することが可能となる。
なお、上述した実施例では、支持板73を台形状としたが、この形状に限定されるものではなく、上端部(上辺部73b)が傾斜形状をなしていれば、三角形などどのような形状であってもよい。また、支持板73の上辺部73bに沿ってリブ75aを設けたが、ガイドシンブル92,93,94,95,96の配索に対して邪魔にならない位置であれば、例えば、短辺部73dに設けてもよい。また、支持板73を支持柱72と1つの支持脚74により上部炉心支持板49上に支持したが、支持脚を2つ以上としてもよく、支持板73に対する支持柱72と支持脚74との位置関係も実施例に限定されるものではない。更に、ガイドシンブル92,93,94,95,96やガイドシンブル案内管87,88,89,90,91などの本数も実施例に限定されるものではない。
11 原子炉格納容器
12 加圧水型原子炉
13 蒸気発生器
17 蒸気タービン
21 発電機
41 原子炉容器
42 原子炉容器本体(原子炉構造本体)
43 原子炉容器蓋
46 炉心槽
47 上部炉心板
49 上部炉心支持板
50 計装用管台
53 炉心
54 燃料集合体
55 制御棒
57 制御棒クラスタ案内管
58 制御棒駆動装置
59 ハウジング
67 上部炉心支持柱
71 中性子束検出器の案内装置
72 支持柱
73 支持板
74 支持脚
75 本体
75a リブ
76,77,78,79 開口部
82,83,84,85,86 支持片
87,88,89,90,91 案内管
92,93,94,95,96 ガイドシンブル

Claims (8)

  1. 原子炉構造本体の上部炉心支持板上に立設されると共に上端部が原子炉容器蓋を貫通する円筒形状をなす支持柱と、
    上端部が前記上部炉心支持板を貫通して支持されるガイドシンブル案内管と、
    前記支持柱内から前記ガイドシンブル案内管内まで延出されて内部に中性子束検出器を挿通可能なガイドシンブルと、
    一端部が前記支持柱に支持されて他端部が支持脚により前記上部炉心支持板の上方に立設されると共に前記ガイドシンブルを支持可能な支持板と、
    を備え、
    前記支持板は、前記上部炉心支持板上に鉛直方向に沿って配置され、上端部が前記支持柱側から前記支持脚側に向けて下向き傾斜形状をなす、
    ことを特徴とする中性子束検出器の案内装置。
  2. 前記支持板は、水平な下辺部に対して上辺部が傾斜した台形状をなすことを特徴とする請求項1に記載の中性子束検出器の案内装置。
  3. 前記支持板は、本体の厚さよりも厚い厚肉部が上辺部に沿って設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の中性子束検出器の案内装置。
  4. 前記支持柱は、前記支持板における厚さ方向の一方側に配置され、U字形状をなすブラケットにより前記支持板に固定され、前記ガイドシンブルは、前記支持柱から前記支持板の本体に沿って延設されることを特徴とする請求項3に記載の中性子束検出器の案内装置。
  5. 前記支持板と前記上部炉心支持板との間に所定隙間が設けられ、前記支持板は、下辺部から前記所定隙間に延びる支持片が設けられ、前記ガイドシンブルは、前記支持片に支持されることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の中性子束検出器の案内装置。
  6. 前記支持柱の内部に複数の前記ガイドシンブルが配設され、該複数のガイドシンブルは、それぞれ前記上部炉心支持板に所定間隔で支持される複数の前記案内管の内部に延出されると共に、前記支持板に個別に支持されることを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の中性子束検出器の案内装置。
  7. 前記支持板は、水平方向に貫通する開口部が設けられることを特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載の中性子束検出器の案内装置。
  8. 前記支持板は、複数の制御棒クラスタ案内管の間に配置されることを特徴とする請求項1から7のいずれか一つに記載の中性子束検出器の案内装置。
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