JPH02168173A - 電気回路の異常検出装置 - Google Patents

電気回路の異常検出装置

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JPH02168173A
JPH02168173A JP63324143A JP32414388A JPH02168173A JP H02168173 A JPH02168173 A JP H02168173A JP 63324143 A JP63324143 A JP 63324143A JP 32414388 A JP32414388 A JP 32414388A JP H02168173 A JPH02168173 A JP H02168173A
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electric circuit
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Kazuyuki Tazawa
田沢 和之
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Subaru Corp
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Fuji Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、車輌などに搭載される電子制御装置に接続さ
れた複数の電気回路の異常検出を行う電気回路の異常検
出装置に関する。
[従来の技術と発明が解決しようとする課題]一般に、
自動φなどの車輌に搭載される電子制りIl装置には、
アクチュエータ類などを負荷とする複数の電気回路が接
続され、これらの電気回路は例えば上記電子制御装置か
らの1111¥la信号によって駆動される。最近では
、上記電子訓all装置に、上記電気回路が制御信号に
対して正常に作動しCいるか否かを自己診断する機能が
備えられており、例えば、特開昭63−27769号公
報には、複数の電気回路の電源母線に分流器からなる電
流センサを設け、この電流センサによって上記電源母線
の電i1/1fll)を検出し、検出回路にで上記電流
センサの検出信号とその時点における制御イムY)との
照合を行い、制御項目が正常動作状態にあることを検出
する技術が開示され(いる。
しかしながら、上記先行例においては、複数の電気回路
の゛電流が加惇された電源母線の電流値を検出し異常が
検出された場合、i、II ta回路から電気回路に個
別に制御信号を出力し、このυI御仏号と上記電流セン
サの出力信号との論理和を取って異常の発生した系統を
判別している。
このため、上記検出回路には電気回路に対応した数の異
常系統判別回路が必要となり、上記制御回路に対して多
数の外付は回路を付加せねばならず、コスト増加を招く
ばかりでなく、回路I!載用J、!板の増大による股間
スペースの増大、上記制御回路との接続のための]ネク
タピン数の増加による信頼性低下などを1r1りという
問題があった。
[発明の目的] 本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、複数の電
気回路に供給される回路電流を判別しく、この回路電流
によつ−C電気回路の状態を判定し異常を検出づること
のできる°電気回路の異常検出装置を提供することを目
的としている。
[課題を解決づるための手段] 本発明による電気回路の異常検出装置tは、複数の電気
回路を制御信2シによって制御711づるとき、これら
の電気回路の異常を検出する電気回路の異常検出装置に
おいて、上記電気回路の゛電源母線に設けられ、この電
源母線から各電気回路に供給される゛電流を検出りる電
流検出セン脅すと、上記1七源1’<1線に電流が流れ
ていないときの上記電流検出センサのオフセット出力値
を記憶するAフセツ1へ出力賄記恒手段と、診断対♀で
ある電気回路の制η11(2号がAンとなる以前C1■
つ、他の電気回路への制御信号がオフとなってから予め
設定された!3準時間以上経過したとき、上記電流検出
セン丈の出力値を読込み、上記オフセット出力値記憶手
段に記憶されたオフヒツト出力値を更新するオフセット
出力値更新手段と、上記オフセット出力値記憶手段に記
憶されたオフセット出力値と診断対象である?1f気回
路への制御信号出力開始から所定時間経過後の上記電流
検出センサの出力値とから、診断対象である電気回路の
回路電流1直を算出づる回路電流rfi篩出手出手段上
記回路電流値算出手段で0出された回路電流値と予め設
定された基へJli流給との照合を行い、上記電気回路
が正常か否かを判定りる回路状態判定手段とを有りるも
ので・ある。
[作 用] 上記構成により、上記電源母線に電流が流れていないと
きの上記電流検出しンサのオフセット出力値が上記オフ
セット出力値記憶手段に記憶され、上記オフセット出力
値更新手段により、診断ス・1象である電気回路のII
I御信号がオンとなる以前で、且つ、他の電気回路への
制御信号がオフとなってから所定時間以上経過したとさ
、上記電流検出センサの出力値が読込まれて上記オフセ
ット出力値記憶手段に記憶されたオフセット出力値が更
新される。そして、上記回路状態判定手段により、上記
Aノセット値と診断対象Cある電気回路への制御信号出
力開始から所定時間経過後の上記電流検出セン)すの出
力(16とから、診断対象Cある電気回路の回路電流値
が算出され、上記回路状態判定、r−段によって、上記
回路電流値と予め設定された33 il、L電流値とが
照合されて上記電気回路が正常か否かが判定される。
[発明の実施例] 以ト、図面を参照して本発明の詳細な説明りる。
第1図〜第5図は本発明の一実施例を示し、第1図は本
発明に係わる゛電気回路の異常検出装「7の機能10ツ
ク図、第2図は回路ブロック図、第3図(a>Gjff
i流検出センサを示J説明図、第3図(b)は電流検出
センサの特性図、第4図は制御(3号及び電流検出セン
サ出力信号の波形図、第5図(a)ないしくC)は電気
回路の動作確認手順を示すフローチャートである。
〈回路構成) 第2図において、符号1は電子制御I装置(ECtj 
) ′c−あり、自動車などの車輌に搭載されてエンジ
ン制御、トランスミッション制御、あるいは、エア」ン
デショナー制御などの各呼制御を行う。
このECUIには、マイクロブロヒッ4ノ(CP U 
)2、ROM3、RAM4、不揮発性RA M 4 a
出力インターフェイス5、および、入力インターフJ。
イス6がパスライン7を介してUいに接続されており、
また、発振器2aが上記CPU2に接続されて、各タイ
ミングの基準クロックが供給されている。この基準クロ
ックは、そのまま、あるいは分周されてフリーランニン
グカウンタでカウントされ、上記フリーランニングカウ
ンタの伯を読出りことによって、各タイミングの71時
間を知る口とができる。上記各種制13IIは、上記R
OM3に格納された制御プログラムに従って上記CPU
2によって行われ、以干、エンジン制御を例にとって説
明を進める。
上記出力インターフェイス5には、抵抗8.9゜10を
介してそれぞれトランジスタ11.12゜13などが接
続され、各種アクチュエータ類などの電気負荷を駆動す
る。例えば、上記トランジスタ11には、電流制限抵抗
15、インジェクタ16が接続され、また上記トランジ
スタ12には、アイドルスピードコントロールバルブ(
I 5CV)17が接続されている。さらに、1−記E
CUIの外部に設けられた上記トランジスタ13には、
電流制限抵抗18、点火]イル19が接続されている。
また、上記出力インターフェイス5には、制御系の1′
I:常を知らせる自己診断ランプ14が接続されている
また、バッテリ20から延出された電源母線21には、
電流制限抵抗15〜インジIクタ16〜トランジスタ1
1、l5CV17〜トランジスタ12、および、fti
流制限抵抗18〜点火コイル19〜トランジスタ13が
接続されて、各々電気回路が構成される。上記バッテリ
20から各電気回路に供給される回路゛電流は、上記電
源母線21に設けられた電流検出センサ22によって直
接検出される。
上記電流検出センサ22は、第3図(a)に示・〕よう
に、例えば、フェライトなどからなる環状のコア23に
電線を巻回した変成器が形成され、環状の上記」ア23
の一部を間口しくぞの聞]]部にホール素子24を配設
し、上記ホール素子24に増幅器25を接続しく構成さ
れてJ3す、例えば、樹脂などで全体が七−ルドされて
いる。
上記電源母線21から各電気回路へ制御信号が出力され
電流が流れると、この電流による磁界が発生し、上記コ
ア23からなる変成器によつ−C上記ホール素子24を
磁束が口さ、上記ホール素子24に雷fFが発生づる。
上記ホールん子24に発生した電圧は、上記増幅器25
によって増幅、出力され、電流に略比例しrS電圧が出
力される。
上記電流ロン4ノ22の特性は、第3図(b)に示りよ
うに、入力(Li号である゛電流1と出力゛電圧■とが
略直線関係である特性を有しているが、上記ホール素子
24内部の電気的ばらつきなどによる不平衡電圧が、入
力信号がないときのオフセット電r″EVOとして出力
に現れる。
一方、上記入力インターフェイス6には、アナログ−デ
ジタル変換器(A/D変換器)26を介して上記電流検
出センサ22及びバッテリ20が接続され、上記電流検
出センナ22及びバッテリ20の出力電圧が上記A/D
変換器26によってデジタル信号に変換されて入力され
る。また、上記人力インターフ【イス6には、例えば、
吸入空気PAt−ン會す、クランク角セン(す、02t
7ンサなどの制御用Uフサ類27が接続されている。
上記ROM3には制御プログラムなどの固定データが記
憶されており、また、上記RAM4に(よ、1″−夕処
理した後の上記センサ類27からの出力値及び上記CP
U2にて演紳処理されたデータが格納される。また、上
記不揮発性RAM4 aには、上記アクチュエータ類1
6.17.19、υ制御用センサ類27、あるいは、制
御系統に故障が発生した場合のトラブルデータが格納さ
れ、上記バツテリ20によってバックアップされて図示
しないキースイッチOFFの状態においても記憶された
トラブルデータが保持されるようになっている。
上記CPU2では、上記ROM3に記憶されている制御
プログラムに従い上記RAM4に記憶されている各種デ
ータに1Jづき各piiilJ 御データを演n?lる
。そして、上記CPU2は、演11シた各種制御データ
を一旦上記RAM4に格納し、所定のタイミングで上記
出力インターフェイス5を介して上記アクチュエータ類
16,17.19などの゛電気負荷にυ制御信号を出力
し、空燃比制御、アイドル回転数ii制御、点火時期制
御llなとの各種i、II 1211を行うと共に、各
電気回路の状態を判定しC自己診断を行い、異常が検出
されると自己診断ランプ14を点灯(点滅)させ(ドラ
イバーに9!常を知らせると共に、異常内容を示すトラ
ブルデータを不揮発性RAM4aに格納りる。
(I!!能構成) 次に、上記ECUIの義能構成について説明する。
上記ECU1は、第1図に示1ように、制御パラメータ
入力処理手段30、演算処理手段31、記憶手段32(
前記ROM3.+1ΔM4の一部。
不揮発性RAM4aからなる)、出力処理手段33、A
ノセット出力値記憶手段34(RAM4の所定アドレス
から、なる)、Aフセツ1〜出力1lIJ更新手段35
、回路電流値停出−F段36、回路状態判定手段37、
自己診断手段38から構成されている。
1記ail+御パラメ一タ入力処理手段30rは、制御
パラメータ検出のための上記吸入空気量セン1す、クラ
ンク角セン1ノ、02セン11などの制御用センリ゛類
27からの出力信号を波形整形、あるいはアノ−ログ−
デジタル変換処理し、記憶手段32にt6納 リ る。
上記演算処理手段31では、上記記憶手段32に格納さ
れた制御プログラムに従って、上記制611パラメータ
入力処理手段30によって取り込まれに制御ll用セン
サ類27からの信号に基づいて各種υl12I]用アー
タを演算りる。
−F記出力処理手段33では、上記戒律処理手段31で
15出された各種制御用データを出力し、インジェクタ
16、l5CV17、点火コイル19などの各種電気負
荷を駆動りる。
上記オフセット出力値記憶手段34では、電源fil線
21に゛上流が流れていないとさ・の上記電流検出セン
サのAフヒット出力値を記憶する。すなわら、上記電流
検出センナ22は入り信!〕がないときでもオフセット
電圧VOが出力に存在するため、上記電流検出センサ2
2のA7ヒツト出力値、号なわち上記オフヒツト電圧v
Oに相応づ゛るオフセット電流値を上記1七流検出セン
l+22の初期出力としてRAM4の所定アドレスに記
憶保持しておき、後述づる回路電流のり出を、上記電流
検出センサ22の出力の変化小から行う。
ト記オフセット出力値史新手段35では、上記オフセッ
ト電圧■0が常に一定ではなく、温肛変化、経略変化な
どによるドリフトの影YfJのため変動し、また、個体
差によるばらつきが存在するため、診断対象である電気
回路の制御信号がAンとなる以前で、且つ、他の゛Ju
気回路への制ねり信号がオ゛ノとなってから、予め0荷
の特性に応じて設定された基準時間以り経過したとさ、
上記71流検出セン晋す22のオフヒツト電流(+Mを
読込み、このオフセット電流値で上記オフセット出力(
自記憶f段34に記憶されたA〕亡フッ1〜電流値更新
Jる。
J Itわら、診断対象【・ある電気回路に対する上記
電流検出センサ22のオフセット電流値を検出りる際に
、第4図に承りように、他の電気回路l\の制御信号が
オフになっていてし、その回路電流はC1r:+によっ
(定まる時定数をしって減良し、上記制御信号A)と同
時に0にならない揚台がある。
従って、上記回路電流が完全に減Qするま(・の間、上
記電流検出セン1122の出力111°口ま、診断対争
の電気回路のAノヒッド市流値と他の電気回路の減資電
流とが中なった出力値となってしようため、御所ス・j
苧となる電気回路に回路iff流が流れでJjらず、且
つ、他の電気回路の制御信号がA)になつ【から回路電
流が完全に減衰りるまでの基準時間DTIHEが経過し
た後に、上記電流検出セン1す22のオフセット電流値
を検出すれば良い。
例えば上記インジェクタ16に対り゛る駆動パルス信号
Piが出力されたとき、上記出ツノ処理手段33から他
の電気回路へ出力された制御信号がオフとなってから基
準時間[]TIMEが経過したか否かを調べ、M単時間
DTIH[以上経過したとさ、上記パルス信号PiがO
Nしたときの上記電流検出センサ22の出力からオフセ
ット電流(+1′+ I LTOを新たに検出し、この
新たなオフセット電流f/j1口0で上記RΔM4の所
定アドレスに記憶されているオフセット電流値1[■0
を更新する。
一方、上記出力処理手段33から他の電気回路へ出力さ
れた制御信号がオフとなってから基準時間[) rlH
[が経過していないときは、上記RAM4の所定アドレ
スに記憶されているオフセット電流値1[■0を更新せ
ずに、後述りる回路電流の算出に際して、前回検出され
上記RAM4の所定アドレスに記憶されているオフセラ
[・電流値I LTOを使用する。
上記回路電流値算出手段36では、上記出力処理手段3
3から診断対象である電気回路へllI御信号が出力さ
れたとさ、この制御信号の出力開始から所定時間経過後
の上記電流検出センサ22の出力を読取り、この出力値
に相応する電流値I LTIから上記オフヒツト出力値
記憶手段34に記憶されたオフセット電流値I LTO
を減尊し、上記オフセット電圧VOの影響を耕除して診
断対象である電気回路の回路電流値を筒用する。
すなわち、上述のインジェクタ16を例にとると、上記
パルス信号PiがONN後走定時間経過後上記電流検出
センサ22の出力電圧V1に相応する電流値I LTI
から、上記オフセット出力値記憶手段34に記憶された
上記インジェクタ16に対する制御信号出力ON時の上
記電流検出セン1)22のオフセット電圧vOに相応す
る電流+tlLTOを減σして、上記電気回路の実際の
回路電流値IL  (IL = ILTt−ILTO)
を求め、これをパルス亀に繰り返J0 従って、診断対象である電気回路の回路電流を算出りる
際に、上記オフセット出力値記憶手段34に記憶された
オフセット電流値I LTOは、他の電気回路への制御
信号がオフとなってから基準時間D TIH[が経過し
でいない場合は、前回検出したオフセット電流値I L
TOがそのまま使用され、方、伯の°7行気回路への制
御信号がオフとなってから基へ(時間D TIME以上
経過した場合には、新たに検出されたオフセット電流値
I LTOぐ上記オフレット出力(10記憶丁段34の
値が更新されで、この更新されたオフセット電流値10
0に7.<づいて回路電流値I[が搾出される。ザなわ
ら、制御信号がオフと/Zっだ後の時定数を伴う回路電
流の減資による誤検出が防止され、回路電流値I[を正
確に締出りることができる。
尚、上記インジェクタ16のようなインダクタンス負荷
の揚台は、第4図のl1nj(”示1J電流波形のよう
にυ1111信号電圧(パルス信号Pi)に対しC電流
のひ上がりが遅れるため、制御信号電圧ON時に上記電
流検出センサ22のオフセット電流WJ I LTOを
読取っても良いが、抵抗負荷、容ω性角荷、あるいは、
ランプ負荷などでは、制御信号電圧に対する電流の位相
遅れがなく制御信号電圧ONと同時に電流が立[がるた
め、制御信号電圧がONする直前に上記電流検出センサ
22のオフセ電流値市流値11.TOを読取るようにし
ても良い。
上記回路状態判定手段37では、上記回路電流値算出「
段36 C!7出された電気回路の回路゛電流jlil
liI Lと上記記憶手段32に格納された基準電流値
IRとの照合を行い、電気回路が正常か否かを判定する
上記λ(単1流値II(は、例えば、バッテリ20の電
圧BVをパラメータとして、電気回路中の各電気角7々
の特性から予め設定されたL(準電流1ia IRがテ
ーブルとしC上記記憶手1”u32(具体的には上記R
OM3)に格納されており、上述のインジェクタ16に
対づるパルス化)T3 P iが出力されたとさ、その
ときのバッテリ電圧Bvをパラメタとして基準゛電流値
]Rを上記テーブルから直接あるいは補間31 $9に
より求める。このL(t¥電流値lRにλ・1して上記
回路゛11流値り出手段36で算出された回路電流値I
Lが予め設定された許容幅ΔJR内にあるか否かを判定
することにより、上記電気回路の状態が正常か否かが判
定できる。
上記自己診断手段38では、上記回路状態判定手段37
によって異常と判定されたとき、そのトラブルデータを
上記記憶手段32に格納(ると共に、異常信号を出力し
て自己診断ランプ14を点灯(点滅)させ、電気回路の
異常を報知させる。
4工お、上記記憶手段32に格納されたトラブルデータ
もま、車輌のサービスステーション(ディーラ−)大卸
時、ECUlに外部機器、例えば、小輌診1旧りを接続
Jることにより、読出りことがぐき、これによって異常
対象を容易に把握することができる。
(動 作) 次に、上記構成による電気回路の動作確認手順を、第5
図のフローチャートに従って説明する。
尚、ここでは、電気負荷としてインジェクタ16を例に
とって説明を行うが、l5CV17、点火コイル19な
どの他の電気負荷においても間係である。
まず、電気回路に対する制御信号がオフとなると、その
制御信号オフにより、第5図(a>に示す割込みプログ
ラムが起動され、ステップ351で、第4図に示1上記
制御信号のオフの時刻Tdがフリーランニングカウンタ
から読込まれる。
次いで、ステップ352へ進み、上記ステップS51で
読取った時刻TdがRAM4に一時保存されて、v1込
みを終了Jる。
次に、診断対像となる上記インジェクタ16に対りる噴
射開始の制御信号、すむわら第4図のE〕iで示づ駆動
パルス信号が出力されると、第5図(b)に承り割込み
プログラムが起動され、ステップ5101にて、再び上
記フリーランニングカウンタの伯を読込み、上記駆動パ
ルス信号P1がオンとなった時刻TOを読取り、ステッ
プ5102へ進んC1上記RAM4に一時保存1Jる。
次いで、ステップ5103へ進んで、前回の割込みプロ
グラムにおけるステップS52″c上記RAM4に保存
した時刻Td及び上記ステップ5102で上記RAM4
に保存した時刻TOを読み出し、他の電気回路に対する
制御信号がオフとなってから診断対象であるインジェク
タ16のパルス信号がオンとなるまでの時間へTを算出
しくΔT=TO−Td)、ステップ5104へ進む。
ステップ5104では、上記ステップ5103で算出し
た時間ΔTが基準時間[) TIMEに達しているか否
かが判定され、)JF¥時間DTIHEに達していない
と判定された場合はステップ8107ヘジレンブし、基
準時間QTIME以上経過していると判定されると、ス
テップ5105へ進む。
ステップ5105では、上記駆動パルス信号Piの時刻
−ro′C−出力されたA/D変換開始のトリガ伝号が
A/D変換器26に出力され、上記A/D変換器26に
て電流検出センサ22の出力電圧信号のデジタル変換が
開始される。
ステップ8106では、上記A/D変換器26にCデジ
タル信号に変換された時刻TOの上記電流検出センサ2
2のオフセット電圧vOに相応づるAフセット電流値I
 LTOにて、前回のルーチンでRAM4の所定アドレ
スにストアされたAノヒット電流値I LTOを更新り
る。
次にステップ5101で、上記A/D変換器26にA/
D変換終了信号を出力すると共に、上;、Cインジェク
タ16に出力された駆動パルス信号Piの立上がりから
所定時間Tl5f過漫に、再びA/D変換が開始される
ようA/D変換開始時刻をヒツトしC割込みを終了りる
上記所定時間T1は、例えば上記インジェクタ16など
のようにインダクタンスを右する負荷て゛は、第4図の
1injで示すように、制御信号がONになってから定
常電流値に達Jるまでの経過時間によってその電流値が
異なるため、0荷の特性に応じて適宜設定されている。
次に、上記所定時間T1が経過すると、第5図、(C)
に示りυ1込みプログラムが起動され、ステップ520
1で、再び上記電流検出センサ22の出力電圧信号のA
/D変換が開始され、ステップ5202で、上記A/D
変換器26にて再びデジタル信号に変換された電流検出
センサ22の第4図に示ざれる時刻T1の出力電圧v1
に相応する電流11?f ILTIと、上記A/D変換
器26にてデジタル信号に変換されたバッテリ20の電
圧BVとが、それぞれ、上記RAM4の別のアドレスに
ストアされる。
次に、ステップ5203へ進むと、上記RAM4に記憶
され“Cいる電流検出センサ22のオフセット電圧VO
に相応するオフセット電流値I LTOと上記3202
でストアされた711検出センサ22の出力電圧v1に
相応する電流値1[T1とが上記RAM4から読出され
、上記電流値I LT+と上記オフセット電流値r L
TOとから回路電流値IL(IL=ILtl−ILTO
)が篩用されて、ステップ5204へ進む。
ステップ5204でtよ、上記ステップ3202で検出
したバッテリ電圧BVをパラメータとして(例えば、R
OM3に格納されたテーブルから上記インジェクタ16
の基準電流値IRを直接あるいは補間計鐸により求め、
この基準電流1a I Rと上記ステップ5203で算
出された回路電流値I[とから、診所値101^Gを算
出(101^GIL−IR)L、て、ステップ5205
へ進む。
ステップ5205では、上記ステップ5204で算出さ
れた診断値101八Gが、予め設定された許容幅ΔIR
内か否かを判定し、許容幅ΔIR内にある場合μυ1込
みを終了する。
一方、上記ステップ5205で上記診断(ill DI
AGが許容幅ΔIR内にないと判定されたとぎは、ステ
ップ8206へ進み故障と判断して自己診断手段38に
よって故障の発生した上記インジェクタ16のトラブル
データを不揮発性RAM4 aにスト7プると共に、故
障発生をR1告する自己診断ランプ14を点灯(点滅)
させる。
従って、診断対象となる電気回路の回路電流を算出する
際に、上記電流検出センサ22のオフヒツト電流値I 
LTOの誤検出が防止されて回路電流を正確に締出でき
、電気回路中の負荷の異常、コネクタの接触不良、トラ
ンジスタ11.12.13などの異常が正確に判定でき
る。
尚、上記インジェクタ16に対する駆動パルス信号Pi
がONL、、てから所定時間T1経過後に、他の電気回
路に対する制御信号が出力され上記駆動パルス信号Pi
 と重なった場合には、各電気回路の基tlI;電流値
1を加算した直にて回路状態の判定を行う。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、複数の電気回路の
電源母線に設(Jられた電流検出センサによって電流を
検出し、各電気回路の回路電流を算出りる際に、診断対
象ぐある電気回路のa、It御伝信2′Jオンとなる収
面で、8つ、他の電気回路への制御信号がA)となって
から予め設定された基準時間以上経過したときにのみ、
上記電流検出センサのオフセット出力値が更新され、そ
れ以外では、上記オフセット出力値は、そのまま記憶保
持される。そして、上記オフセット出力値と診断対象で
ある電気回路への制御信号出力開始から所定時間経過後
の上記電流検出しンサの出力値とから、診117iえj
象である電気回路の回路電流値が算出されるため、制御
信号がオフとなった後の回路゛電流の影響が排除され、
各°心気回路の回路電流が正確に0出でき、予め設定さ
れた基準電流値と照合することにより各電気回路の異常
が確実に検出できる。
従っC1各電気回路に対する多数の外付は異常検出回路
が不要となって、コスト増加、設置スペースの増大、コ
ネクタビン数の増加による信頼性低下りどを1r1りこ
となく、各゛心気回路の異常を確実に検出ぐきるなど優
れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の一実施例を示し、第1図は本
発明に係わる電気回路の異常検出装置の機能ブロック図
、第2図は回路ブロック図、第3図(a)は電流検出セ
ンサを示1説明図、第3図(1))は電流検出センサの
特性図、第4図は制御信号及び゛上流検出センサ出力信
号の波形図、第5図(a)ないしくC)は電気回路の動
作確認手順を示リフ0−チ1−−−トぐある。 1・・・電子制御装置、 21・・・電源母線、 22・・・電流検出センサ、 34・・・オフセット出力gt1配憶手段、35・・・
Aノセット出力値更新手段、36・・・回路状態判定手
段 37・・・回路状態判定手段、 l LTO・・・オフセット電流値、11・・・回路電
流値、JR・・・基準電流値。 第3日 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数の電気回路を制御信号によつて制御するとき、これ
    らの電気回路の異常を検出する電気回路の異常検出装置
    において、 上記電気回路の電源母線に設けられ、この電源母線から
    各電気回路に供給される電流を検出する電流検出センサ
    と、 上記電源母線に電流が流れていないときの上記電流検出
    センサのオフセット出力値を記億するオフセット出力値
    記憶手段と、 診断対象である電気回路の制御信号がオンとなる以前で
    、且つ、他の電気回路への制御信号がオフとなってから
    予め設定された基準時間以上経過したとき、上記電流検
    出センサの出力値を読込み、上記オフセット出力値記憶
    手段に記憶されたオフセット出力値を更新するオフセッ
    ト出力値更新手段と、 上記オフセット出力値記憶手段に記憶されたオフセット
    出力値と診断対象である電気回路への制御信号出力開始
    から所定時間経過後の上記電流検出センサの出力値とか
    ら、診断対象である電気回路の回路電流値を算出する回
    路電流値算出手段と、上記回路電流値算出手段で算出さ
    れた回路電流値と予め設定された基準電流値との照合を
    行い、上記電気回路が正常か否かを判定する回路状態判
    定手段とを有することを特徴とする電気回路の異常検出
    装置。
JP63324143A 1988-12-21 1988-12-21 電気回路の異常検出装置 Pending JPH02168173A (ja)

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DE19893942167 DE3942167A1 (de) 1988-12-21 1989-12-20 Fehlererfassungseinrichtung fuer elektrische schaltungen
GB8928696A GB2226888A (en) 1988-12-21 1989-12-20 Abnormality detecting system for electric circuits

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019075239A1 (en) * 2017-10-12 2019-04-18 Johnson Controls Technology Company SYSTEM AND METHOD FOR MEASURING CURRENT USING A HALL EFFECT SENSOR

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US11360121B2 (en) 2017-10-12 2022-06-14 Johnson Controls Tyco IP Holdings LLP System and method for energy sensing and harvesting with fault detection

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