JPH02165595A - 薄模el素子 - Google Patents
薄模el素子Info
- Publication number
- JPH02165595A JPH02165595A JP63317612A JP31761288A JPH02165595A JP H02165595 A JPH02165595 A JP H02165595A JP 63317612 A JP63317612 A JP 63317612A JP 31761288 A JP31761288 A JP 31761288A JP H02165595 A JPH02165595 A JP H02165595A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating layer
- layers
- layer
- insulating
- light emitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 claims abstract description 15
- 229910052749 magnesium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 6
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 claims abstract description 5
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 claims abstract description 3
- 239000010409 thin film Substances 0.000 claims description 21
- 239000010408 film Substances 0.000 claims description 16
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 11
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract description 7
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 12
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000000137 annealing Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 4
- 150000004767 nitrides Chemical class 0.000 description 4
- 238000000206 photolithography Methods 0.000 description 4
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910052593 corundum Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 3
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 3
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 3
- 229910001845 yogo sapphire Inorganic materials 0.000 description 3
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- -1 ZnS s CaS Chemical class 0.000 description 2
- 239000013543 active substance Substances 0.000 description 2
- 125000004429 atom Chemical group 0.000 description 2
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 description 2
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 2
- UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N Hydrogen Chemical compound [H][H] UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 238000005401 electroluminescence Methods 0.000 description 1
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 description 1
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 description 1
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000002488 metal-organic chemical vapour deposition Methods 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000001451 molecular beam epitaxy Methods 0.000 description 1
- 125000004433 nitrogen atom Chemical group N* 0.000 description 1
- 125000004430 oxygen atom Chemical group O* 0.000 description 1
- 238000000059 patterning Methods 0.000 description 1
- 229910052761 rare earth metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 229910052723 transition metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000003624 transition metals Chemical class 0.000 description 1
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 1
- 238000009834 vaporization Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野]
本発明は、電界の印加により電界発光を生じる薄膜EL
索子に関するものである。
索子に関するものである。
[従来の技術]
通常薄膜EL素子は、第1図に示すように、ガラス等の
透明な絶縁基板1上に、ITOなどからなるストライプ
状の透明電極2を形成し、この透明電極2上に順次第一
絶縁層3、発光層4、第二絶縁層5を順次積層した後、
更にAI、 ITOなどの背面電極6を透明電極2と直
交する方向にストライブ状に形成した構造を有している
。
透明な絶縁基板1上に、ITOなどからなるストライプ
状の透明電極2を形成し、この透明電極2上に順次第一
絶縁層3、発光層4、第二絶縁層5を順次積層した後、
更にAI、 ITOなどの背面電極6を透明電極2と直
交する方向にストライブ状に形成した構造を有している
。
発光層としては、ZnS s CaS等のII−Vl族
化合物の半導体母材中に、Mns Tb、 S−等の遷
移金属や希土類元素を活性物質として添加したものが使
用されており、このうち特にZnSを母材とし、Mnを
活性物質として添加した発光層を用いた薄膜EL索子は
既に実用化されている。
化合物の半導体母材中に、Mns Tb、 S−等の遷
移金属や希土類元素を活性物質として添加したものが使
用されており、このうち特にZnSを母材とし、Mnを
活性物質として添加した発光層を用いた薄膜EL索子は
既に実用化されている。
また絶縁層としては、従来Y O、、S10□、1’a
O、等の酸化物やSla N 、a等の窒化物が用
いられている。
O、等の酸化物やSla N 、a等の窒化物が用
いられている。
薄膜EL索子は、EL光発光得るために発光層にIMV
/c+n以上の高電界を印加する必要があり、同時に絶
縁層にも同程度以上の電界が印加されるため、絶縁層に
は耐圧が高いこと、誘電損失が小さいこと、素子の発光
特性に悪影響を与えないこと、発光層、透明電極、背面
電極との密着性が良いことなど様々な特性が要求されて
いる。
/c+n以上の高電界を印加する必要があり、同時に絶
縁層にも同程度以上の電界が印加されるため、絶縁層に
は耐圧が高いこと、誘電損失が小さいこと、素子の発光
特性に悪影響を与えないこと、発光層、透明電極、背面
電極との密着性が良いことなど様々な特性が要求されて
いる。
しかしながら、絶縁層として酸化物を用いる場合、素子
を長時間駆動したときに、発光層と絶縁層との界面で絶
縁層中の酸素原子が発光層側へ拡散してしまい、界面状
態が悪化し、発光輝度や発光効率が劣化してしまうとい
う問題点がある。−方、絶縁層として窒化物を用いた場
合、素子を長時間駆動しても発光層と絶縁層との界面で
の窒素・原子の拡散はほとんど起こらず、発光輝度等へ
の影響はなくなるが、窒化物絶縁層は発光層、透明電極
、背面電極との密着性が悪く、各層の界面から水分が侵
入し、熱処理等により層間での剥離を生じてしまうとい
う問題点がある。
を長時間駆動したときに、発光層と絶縁層との界面で絶
縁層中の酸素原子が発光層側へ拡散してしまい、界面状
態が悪化し、発光輝度や発光効率が劣化してしまうとい
う問題点がある。−方、絶縁層として窒化物を用いた場
合、素子を長時間駆動しても発光層と絶縁層との界面で
の窒素・原子の拡散はほとんど起こらず、発光輝度等へ
の影響はなくなるが、窒化物絶縁層は発光層、透明電極
、背面電極との密着性が悪く、各層の界面から水分が侵
入し、熱処理等により層間での剥離を生じてしまうとい
う問題点がある。
[発明が解決しようとする課題]
本発明の目的は、素子の発光特性の劣化及び層間の剥離
の生じることがない薄膜EL索子を提供することにある
。
の生じることがない薄膜EL索子を提供することにある
。
[課題を解決するための手段]
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討を行
なった結果、絶縁層の全てまたは一部をSt、 AI、
Mg、 OlNの元素を含む化合物で構成することによ
り、素子の発光特性の劣化及び層間の71離の生ずるこ
とのない薄膜EL索子が得られることを見出だし、本発
明を完成するに至った。
なった結果、絶縁層の全てまたは一部をSt、 AI、
Mg、 OlNの元素を含む化合物で構成することによ
り、素子の発光特性の劣化及び層間の71離の生ずるこ
とのない薄膜EL索子が得られることを見出だし、本発
明を完成するに至った。
すなわち本発明は、透明な絶縁基板上に透明電極、第一
絶縁層、発光層、第二絶縁層を順次積層してなる薄膜E
L素子において、絶縁層の少なくとも一方の全てまたは
一部をSl、^l5Mg、 OlNの元素を含む化合物
膜で構成し、かつ化合物膜中のMg原子の割合1.0重
量%以上とすることを特徴とする薄膜EL素子の製造方
法である。
絶縁層、発光層、第二絶縁層を順次積層してなる薄膜E
L素子において、絶縁層の少なくとも一方の全てまたは
一部をSl、^l5Mg、 OlNの元素を含む化合物
膜で構成し、かつ化合物膜中のMg原子の割合1.0重
量%以上とすることを特徴とする薄膜EL素子の製造方
法である。
以下、本発明の薄膜EL素子の一例を第2図に基いて説
明する。本発明による薄膜EL素子は、ガラス基板等の
透明基板il上にパターニングした透明電極12を形成
し、この上に順次第一絶縁層13、発光層14、第二絶
縁層15を形成し、更にこの上にA1、ITOなどの背
面電極1Gを透明電極12と直行する方向にス!・ライ
ブ状に形成して構成されている。
明する。本発明による薄膜EL素子は、ガラス基板等の
透明基板il上にパターニングした透明電極12を形成
し、この上に順次第一絶縁層13、発光層14、第二絶
縁層15を形成し、更にこの上にA1、ITOなどの背
面電極1Gを透明電極12と直行する方向にス!・ライ
ブ状に形成して構成されている。
また、絶縁層の少なくとも一方の全てまたは一部はSl
、A1、Mg、 O,Nの元素を含む化合物膜で構成さ
れる。ここで絶縁の一部とは、絶縁層の発光層に面する
部分をいい、少なくともし1500Å以上の厚みである
ことが好ましく、残部分については(+−■ら制限され
ない。上記の絶縁層を用いることにより素子の発光特性
の劣化及び層間の剥離は抑制される。また、上記化合物
中のMgの含有量は1.0市m%以上であることが必要
であり、1.0重量%未満の場合、素子の発光特性の劣
化及び層間の剥離が抑制される効果が得られない。
、A1、Mg、 O,Nの元素を含む化合物膜で構成さ
れる。ここで絶縁の一部とは、絶縁層の発光層に面する
部分をいい、少なくともし1500Å以上の厚みである
ことが好ましく、残部分については(+−■ら制限され
ない。上記の絶縁層を用いることにより素子の発光特性
の劣化及び層間の剥離は抑制される。また、上記化合物
中のMgの含有量は1.0市m%以上であることが必要
であり、1.0重量%未満の場合、素子の発光特性の劣
化及び層間の剥離が抑制される効果が得られない。
本発明の薄膜EL素子における絶縁)―は、例えばスパ
ッタリング法により形成することができる。
ッタリング法により形成することができる。
この時ターゲットにはSl、A1、Mg、 0、Nの各
成分を含むいくつかの化合物を一定の割合で混合し、焼
結して得た焼結体、例えばSI3N4−Al203−M
gOの混合物の焼結体などが用いられ、スパッタリング
ガスには、不活性ガスまたは不活性ガスとN、N20、
NH3等の窒素原子を含むガスとの混合ガスなどが用い
られる。
成分を含むいくつかの化合物を一定の割合で混合し、焼
結して得た焼結体、例えばSI3N4−Al203−M
gOの混合物の焼結体などが用いられ、スパッタリング
ガスには、不活性ガスまたは不活性ガスとN、N20、
NH3等の窒素原子を含むガスとの混合ガスなどが用い
られる。
また発光層、背面電極は通常の方法、例えば蒸着、スパ
ッタリング、MOCVD、MBE等の方法により形成す
ることができる。更に発光層形成後、薄膜EL素子の発
光特性を向上させるために、必要に応じて真空中または
Arガス雰雰囲気中4註0〜600 い。 以−にの方法により本発明薄膜EL素子を得るこ
とができる。
ッタリング、MOCVD、MBE等の方法により形成す
ることができる。更に発光層形成後、薄膜EL素子の発
光特性を向上させるために、必要に応じて真空中または
Arガス雰雰囲気中4註0〜600 い。 以−にの方法により本発明薄膜EL素子を得るこ
とができる。
[実施例]
以下実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本発
明は何らこれらに限定されるものではない。
明は何らこれらに限定されるものではない。
実施例1
第2図に示す本発明の薄膜EL索子を次の通り作’5’
J した。無アルカリガス(コーニングlt製7059
)基板11を洗浄し、この上に2000人のITO膜を
スパッタリング法により形成した。次にITO膜をフォ
トリソグラフィによりパターニングし、ストライブ状の
透明電極12を形成した。次にこの透明電極12上に、
91,^1, Mg, 0、Nの各元素を含む化合物か
らなる第一絶縁層13をスパッタリング法により200
0人形成した。このときタープ・ットには、SIN:A
I O: MgO−24:3:lの割合に混合した粉
末を1200℃で焼結して得たターゲットを用い、スパ
ッタガスはAr: N2 = 3 : 1の割合の混合
ガスを用いて、基板温度100℃、スパッタ圧力0.4
Pa 、入力パワー400Vとした。更にこの第一絶縁
層13上にEB蒸着法により、ZnS : Mn発光層
14を基板温度200 ’Cで7000人積層した。そ
の後、1時間A「雰囲気中600℃でアニールを行ない
、発光層14上に第一絶縁層13の形成方法と同様の方
法で第二絶縁層15を2000人形成した。最後にAI
膜をEB蒸イ1法により1000人積層し、フォトリン
グラフィにより透明電極12と直行する方向に、ストラ
イブ状にパターニングして背面電極16とし簿膜EL素
子を完成した。この素子においては途中のアニール工程
による層間の膜剥離もなく、また長時間安定なEL光発
光示した。
J した。無アルカリガス(コーニングlt製7059
)基板11を洗浄し、この上に2000人のITO膜を
スパッタリング法により形成した。次にITO膜をフォ
トリソグラフィによりパターニングし、ストライブ状の
透明電極12を形成した。次にこの透明電極12上に、
91,^1, Mg, 0、Nの各元素を含む化合物か
らなる第一絶縁層13をスパッタリング法により200
0人形成した。このときタープ・ットには、SIN:A
I O: MgO−24:3:lの割合に混合した粉
末を1200℃で焼結して得たターゲットを用い、スパ
ッタガスはAr: N2 = 3 : 1の割合の混合
ガスを用いて、基板温度100℃、スパッタ圧力0.4
Pa 、入力パワー400Vとした。更にこの第一絶縁
層13上にEB蒸着法により、ZnS : Mn発光層
14を基板温度200 ’Cで7000人積層した。そ
の後、1時間A「雰囲気中600℃でアニールを行ない
、発光層14上に第一絶縁層13の形成方法と同様の方
法で第二絶縁層15を2000人形成した。最後にAI
膜をEB蒸イ1法により1000人積層し、フォトリン
グラフィにより透明電極12と直行する方向に、ストラ
イブ状にパターニングして背面電極16とし簿膜EL素
子を完成した。この素子においては途中のアニール工程
による層間の膜剥離もなく、また長時間安定なEL光発
光示した。
実施例2
第3図に示す本発明の薄膜CL水素子次の通り作製した
。無アルカリガス(コーニング社製 7059)基板2
1を洗浄し、この上に2000人のITO膜をス、(ツ
タ法により形成した。次にフォトリソグラフィによりI
TO膜をパターニングし、ストライブ状の透明電極22
を形成した。次にこの透明電極22上に、Al2O3絶
縁層23を500人積層した。このときターゲットには
Al2O3の焼結体を用い、スノく・ツタガスにはAr
: 02 = 4 : 1の割合の混合ガスを用いて、
基板温度100℃、スパッタ圧力Q、4Pa 、入力パ
ワー400Vとした。
。無アルカリガス(コーニング社製 7059)基板2
1を洗浄し、この上に2000人のITO膜をス、(ツ
タ法により形成した。次にフォトリソグラフィによりI
TO膜をパターニングし、ストライブ状の透明電極22
を形成した。次にこの透明電極22上に、Al2O3絶
縁層23を500人積層した。このときターゲットには
Al2O3の焼結体を用い、スノく・ツタガスにはAr
: 02 = 4 : 1の割合の混合ガスを用いて、
基板温度100℃、スパッタ圧力Q、4Pa 、入力パ
ワー400Vとした。
この1−にSl、 AI、 Mg、 OlNの各元素を
含む化合物からなる絶縁層24をスパッタリング法によ
り1500人形成した。このときターゲットには、SI
N:^1 0 : MgO−24:3:lの割合に混
合した粉末を1200℃で焼結したターゲットを用い、
スパッタガスにはAr: N2−3 : 1の割合の混
合ガスを用いて、基板温度100℃、スバ・ツタ圧力0
.4pax人力パワー400wとし、絶縁層23と24
からなる第一絶縁層25を形成した。次にこの第一絶縁
層25上にEB蒸着法により、ZnS : Mn発光層
26を基板温度200℃で7000八積層した。その後
、1時間A「雰囲気中600℃でアニールを行なった。
含む化合物からなる絶縁層24をスパッタリング法によ
り1500人形成した。このときターゲットには、SI
N:^1 0 : MgO−24:3:lの割合に混
合した粉末を1200℃で焼結したターゲットを用い、
スパッタガスにはAr: N2−3 : 1の割合の混
合ガスを用いて、基板温度100℃、スバ・ツタ圧力0
.4pax人力パワー400wとし、絶縁層23と24
からなる第一絶縁層25を形成した。次にこの第一絶縁
層25上にEB蒸着法により、ZnS : Mn発光層
26を基板温度200℃で7000八積層した。その後
、1時間A「雰囲気中600℃でアニールを行なった。
更に発光層26上に、Sl、 AI、 Mg、 0、N
の各元素を含む化合物からなる絶縁層27、Al2O3
絶縁層28を第一絶縁層25の形成方法と同様の方法に
より形成し、第二絶縁層29を形成した。最後にAI膜
をEB蒸j′1法により1000人積層し、フォトリソ
グラフィにより透明電極I2と直行する方向にストライ
ブ状にパターニングして背面電極30として素子を得た
。
の各元素を含む化合物からなる絶縁層27、Al2O3
絶縁層28を第一絶縁層25の形成方法と同様の方法に
より形成し、第二絶縁層29を形成した。最後にAI膜
をEB蒸j′1法により1000人積層し、フォトリソ
グラフィにより透明電極I2と直行する方向にストライ
ブ状にパターニングして背面電極30として素子を得た
。
この素子においても実施例1で得られた素子と同様に、
熱処理による層間の膜剥離や発光特性の劣化が見られず
、長時間安定なEL光発光示した。
熱処理による層間の膜剥離や発光特性の劣化が見られず
、長時間安定なEL光発光示した。
比較例
第一絶縁層、第二絶縁層をそれぞれTa205とした素
子A及び5laN4とした索子Bを作製した。
子A及び5laN4とした索子Bを作製した。
その他の条件は全て実施例1と同様とした。素子Bにお
いては発光層成膜後のアニール工程において発光層の一
部に膜の剥離が生じな。一方索子Aにおいては、アニー
ル工程における発光層の剥離は見られなかったが、素子
を駆動させたところ、輝度むらを生じ、駆動時間の増加
と共に輝度が劣化した。
いては発光層成膜後のアニール工程において発光層の一
部に膜の剥離が生じな。一方索子Aにおいては、アニー
ル工程における発光層の剥離は見られなかったが、素子
を駆動させたところ、輝度むらを生じ、駆動時間の増加
と共に輝度が劣化した。
[発明の効果]
以−1ユ述べたとおり、本発明の薄膜EL素子は、従来
の酸化物あるいは窒化物を絶縁層に用いたものと比べて
、長時間の索子駆動において発光輝度の低下、膜の剥離
等が見られず安定した特性を示す。
の酸化物あるいは窒化物を絶縁層に用いたものと比べて
、長時間の索子駆動において発光輝度の低下、膜の剥離
等が見られず安定した特性を示す。
第1図は、従来の薄膜EL素子の断面図を示す。
第2図は、本発明の実施例1において作製した薄膜EL
素子の断面図を示す。 第3図は、本発明の実施例2において作製した薄膜EL
素子の断面図を示す。 図中、 + 11.21.・・・基板 2.12.22・・
・透明電極3.25・・・第一絶縁層 5.29 ・
・・第二絶縁層4.14.20・・・発光層 ロ、1
B、30・・・背面電極l3、 【5. 24. 27・・・Sl、 ^11 Mg、 N化合物から なる絶縁層を各々示す。
素子の断面図を示す。 第3図は、本発明の実施例2において作製した薄膜EL
素子の断面図を示す。 図中、 + 11.21.・・・基板 2.12.22・・
・透明電極3.25・・・第一絶縁層 5.29 ・
・・第二絶縁層4.14.20・・・発光層 ロ、1
B、30・・・背面電極l3、 【5. 24. 27・・・Sl、 ^11 Mg、 N化合物から なる絶縁層を各々示す。
Claims (1)
- 透明な絶縁基板上に、透明電極、第一絶縁層、発光層
、第二絶縁層及び背面電極を順次積層してなる薄膜EL
素子において、絶縁層の少なくとも一方の全てまたは一
部をSl、Al、Mg、O、Nの元素を含む化合物膜で
構成し、かつ化合物膜中におけるMg原子の割合を1.
0重量%以上とすることを特徴とする薄膜EL素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63317612A JPH02165595A (ja) | 1988-12-17 | 1988-12-17 | 薄模el素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63317612A JPH02165595A (ja) | 1988-12-17 | 1988-12-17 | 薄模el素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02165595A true JPH02165595A (ja) | 1990-06-26 |
Family
ID=18090133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63317612A Pending JPH02165595A (ja) | 1988-12-17 | 1988-12-17 | 薄模el素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02165595A (ja) |
-
1988
- 1988-12-17 JP JP63317612A patent/JPH02165595A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0752672B2 (ja) | 薄膜el素子の製造方法 | |
JPH09115671A (ja) | 誘電体薄膜および誘電体薄膜を用いた薄膜el素子 | |
JPH054797B2 (ja) | ||
JPH02165595A (ja) | 薄模el素子 | |
JPH01220393A (ja) | 薄膜型エレクトロルミネセンス素子 | |
JPH02144883A (ja) | 薄膜el素子 | |
JPH02148596A (ja) | 薄膜el素子 | |
JPH0541286A (ja) | エレクトロルミネセンス素子 | |
JP2000173775A (ja) | 紫外発光エレクトロルミネッセンス素子及びその製造方法 | |
JPS5829880A (ja) | 電場発光素子 | |
JPS6244984A (ja) | 薄膜エレクトロ・ルミネセンス素子およびその製造方法 | |
JPH0452566B2 (ja) | ||
JPS61121290A (ja) | 薄膜el素子の製法 | |
JPH0516158B2 (ja) | ||
JPS6314833B2 (ja) | ||
JP3308308B2 (ja) | 薄膜elディスプレイ素子及びその製造方法 | |
JPS5832393A (ja) | 薄膜電場発光素子 | |
JPS6298595A (ja) | 薄膜el素子の製造方法 | |
JPH03236195A (ja) | 2重絶縁薄膜エレクトロルミネセンス装置 | |
JPH01246790A (ja) | 薄膜el素子およびその製造方法 | |
JPS60172196A (ja) | エレクトロルミネセンス素子およびその製造法 | |
JPS5910033B2 (ja) | 薄膜エレクトロルミネセンス素子の製造方法 | |
JPH02301991A (ja) | Elディスプレイの製造方法 | |
JPH08106983A (ja) | 薄膜電場発光素子 | |
JPH01204394A (ja) | 薄膜el素子 |