JPH02165505A - 導電ペースト - Google Patents
導電ペーストInfo
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- JPH02165505A JPH02165505A JP32082588A JP32082588A JPH02165505A JP H02165505 A JPH02165505 A JP H02165505A JP 32082588 A JP32082588 A JP 32082588A JP 32082588 A JP32082588 A JP 32082588A JP H02165505 A JPH02165505 A JP H02165505A
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Landscapes
- Conductive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は密着性に優れ、廉価な導電ペーストに関する。
導電ペーストには金属粉と樹脂からなる導電ペーストと
、金属粉の代わりにカーボンを使用する導電ペーストの
2種類がある。
、金属粉の代わりにカーボンを使用する導電ペーストの
2種類がある。
前者の導電ペーストの金属粉として一般に銀粉が用いら
れるが、塗布される対象物への銀のマイグレーションが
問題になる場合には後者のカーボンと樹脂からなる導電
ペーストを始めに対象物へ塗布しておいてから、その上
に前者の導電ペーストを塗布して積層している。
れるが、塗布される対象物への銀のマイグレーションが
問題になる場合には後者のカーボンと樹脂からなる導電
ペーストを始めに対象物へ塗布しておいてから、その上
に前者の導電ペーストを塗布して積層している。
一般に導電ペーストが塗布される対象物がセラミックス
等の無機物質である場合、カーボンと樹脂からなる導電
ペーストと無機物質との熱膨張率の違いにより、高温放
置時に密着性が落ちるという欠点があった。導電ペース
トが塗布された対象物は、対象物の持つ特性の安定性、
信頼性を評価するために、高温下で放置する加速テスト
を行うことが一般になされているが、このような加速テ
スト牟時に、対象物と導電ペーストの密着性が悪いと、
対象物本来の特性の劣化を判定できないという問題があ
った。
等の無機物質である場合、カーボンと樹脂からなる導電
ペーストと無機物質との熱膨張率の違いにより、高温放
置時に密着性が落ちるという欠点があった。導電ペース
トが塗布された対象物は、対象物の持つ特性の安定性、
信頼性を評価するために、高温下で放置する加速テスト
を行うことが一般になされているが、このような加速テ
スト牟時に、対象物と導電ペーストの密着性が悪いと、
対象物本来の特性の劣化を判定できないという問題があ
った。
本発明の目的は、従来の問題点を解決した高温放置時の
密着性に優れ、安価な導電ペーストを提供することにあ
る。
密着性に優れ、安価な導電ペーストを提供することにあ
る。
即ち、本発明は、金属酸化物からなる半導体とカーボン
と樹脂とを混合した導電ペーストであって、均一に混合
されたものがよい。
と樹脂とを混合した導電ペーストであって、均一に混合
されたものがよい。
以F1本発明の導電ペーストについて説明する。
本発明に於いて使用する金属酸化物としては、電導塵が
10 s−♂lから103S・effl −1の間に
ある半導体であり、一般に粉末状で使用される。代表例
として二酸化マンガン、二酸化スズ、二酸化タングステ
ン、二酸化鉛、−酸化銅、−酸化亜鉛、−酸化ニッケル
、−酸化コバルト、二酸化チタン、三二酸化鉄、チタン
酸バリウム、酸化タンタル、三二酸化バナジウム、三酸
化タングステン等があげられ、好ましくは、二酸化マン
ガン、二酸化鉛、−酸化亜鉛、三酸化タングステンがあ
げられる。
10 s−♂lから103S・effl −1の間に
ある半導体であり、一般に粉末状で使用される。代表例
として二酸化マンガン、二酸化スズ、二酸化タングステ
ン、二酸化鉛、−酸化銅、−酸化亜鉛、−酸化ニッケル
、−酸化コバルト、二酸化チタン、三二酸化鉄、チタン
酸バリウム、酸化タンタル、三二酸化バナジウム、三酸
化タングステン等があげられ、好ましくは、二酸化マン
ガン、二酸化鉛、−酸化亜鉛、三酸化タングステンがあ
げられる。
これらの金属酸化物に適当な公知のドーパントを入れる
ことにより電導塵を調節して使用してもよい。
ことにより電導塵を調節して使用してもよい。
次に本発明に於いて使用される樹脂としてはアクリル樹
脂、アルキッド樹脂、フッ素樹脂、セルロース樹脂、ビ
ニル樹脂、シリコン樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂
、フェノール樹脂等向れの樹脂でも適用できる。また作
業性を最適状態にする為の粘度調節用として溶剤を添加
することも可能である。
脂、アルキッド樹脂、フッ素樹脂、セルロース樹脂、ビ
ニル樹脂、シリコン樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂
、フェノール樹脂等向れの樹脂でも適用できる。また作
業性を最適状態にする為の粘度調節用として溶剤を添加
することも可能である。
使用する半導体とカーボンの量と樹脂との比率を適当に
調節することにより任意の電導塵を有する導電ペースト
が得られる。一般に樹脂の比率が小さいと導電ペースト
の強度が弱く、逆に大きいと導電ペーストの抵抗値が大
きくなる。
調節することにより任意の電導塵を有する導電ペースト
が得られる。一般に樹脂の比率が小さいと導電ペースト
の強度が弱く、逆に大きいと導電ペーストの抵抗値が大
きくなる。
使用する半導体とカーボンの比率は、半導体の種類、導
電ペーストが塗布される対象物の種類によって異なるが
、予め行う予備実験により、対象物の熱膨脹係数、導電
ペーストの導電度を加味して決定する。
電ペーストが塗布される対象物の種類によって異なるが
、予め行う予備実験により、対象物の熱膨脹係数、導電
ペーストの導電度を加味して決定する。
以下、本発明の実施例、比較例について説明する。
実施例 1
電導塵が0.3 s −cm−1の一酸化亜鉛粉末30
vL%とカーボン粉末(日本黒鉛工業■製CPグレード
)50ν【%とアクリル樹脂カ−(固形分として20ν
t%)とを均一に混合して導電ペーストを作製し、表面
抵抗は25Ω/口であった。対象物として一酸化亜鉛の
円板状の焼結体(10+++mφXlll1−)の上下
面に上述した導電ペーストを塗布し、さらにその上に銀
ペースト(銀粉80vt%ブタジェンポリマー20vt
%)を塗布し銀線でリードを引き出した。
vL%とカーボン粉末(日本黒鉛工業■製CPグレード
)50ν【%とアクリル樹脂カ−(固形分として20ν
t%)とを均一に混合して導電ペーストを作製し、表面
抵抗は25Ω/口であった。対象物として一酸化亜鉛の
円板状の焼結体(10+++mφXlll1−)の上下
面に上述した導電ペーストを塗布し、さらにその上に銀
ペースト(銀粉80vt%ブタジェンポリマー20vt
%)を塗布し銀線でリードを引き出した。
実施例 2
電導塵が0.05 g−(至)−1の二酸化マンガン粉
末35wt%とカーボン粉末(実施例1と同じ) 50
wt%とアルキッド樹脂(日立化成沖製フタルキッド3
65−70) 15wt%とをキシレンに分散させて導
電ペーストを作製し、表面抵抗は51Ω/口であった。
末35wt%とカーボン粉末(実施例1と同じ) 50
wt%とアルキッド樹脂(日立化成沖製フタルキッド3
65−70) 15wt%とをキシレンに分散させて導
電ペーストを作製し、表面抵抗は51Ω/口であった。
対象物として二酸化マンガンの粉末を200kg/cd
の圧力で成形した円板(10mmφX1m+s’)の上
下面に上述した導電ペーストを塗布し、さらにその上に
実施例1と同様に銀ペーストを塗布し銀線でリード線を
取り出した。
の圧力で成形した円板(10mmφX1m+s’)の上
下面に上述した導電ペーストを塗布し、さらにその上に
実施例1と同様に銀ペーストを塗布し銀線でリード線を
取り出した。
実施例 3
電導塵が1.2s −cm−1の二酸化鉛粉末33wL
%とカーボン粉末(実施例1と同じ) 50vL%とフ
ッ素樹脂(旭硝子■製ルミフロンLF−200)(固形
分として17vt%)とを均一に混合して導電ペースト
を作製し、表面抵抗は18Ω/口であった。対象物とし
て二酸化鉛の粉末を200kg/cdの圧力で成形した
円板(10m+*φx1mm)の上下面に上述した導電
ペーストを塗布し、さらにその上に実施例1と同様に銀
ペーストを塗布し銀線でリード線を取り出した。
%とカーボン粉末(実施例1と同じ) 50vL%とフ
ッ素樹脂(旭硝子■製ルミフロンLF−200)(固形
分として17vt%)とを均一に混合して導電ペースト
を作製し、表面抵抗は18Ω/口であった。対象物とし
て二酸化鉛の粉末を200kg/cdの圧力で成形した
円板(10m+*φx1mm)の上下面に上述した導電
ペーストを塗布し、さらにその上に実施例1と同様に銀
ペーストを塗布し銀線でリード線を取り出した。
実施例 4
電導塵が0.2secm−’の三酸化タングステン粉末
25wL%とカーボン粉末(実施例1と同じ) 55v
L%とウレタン樹脂(日本ポリウレタン■製パラブレン
P22)20ν【%とをTHFに分散させて導電ペース
トを作製し、表面抵抗は34Ω/口であった。
25wL%とカーボン粉末(実施例1と同じ) 55v
L%とウレタン樹脂(日本ポリウレタン■製パラブレン
P22)20ν【%とをTHFに分散させて導電ペース
トを作製し、表面抵抗は34Ω/口であった。
対象物として三酸化タングステン粉末を200kg/c
dの圧力で成形した円板(10mm’ X 1 mm’
)の上下面に、上述した導電ペーストを塗布し、さら
にその上に実施例1と同様に銀ペーストを塗布し銀線で
リード線を取り出した。
dの圧力で成形した円板(10mm’ X 1 mm’
)の上下面に、上述した導電ペーストを塗布し、さら
にその上に実施例1と同様に銀ペーストを塗布し銀線で
リード線を取り出した。
実施例 5
実施例3で、対象物として二酸化マンガンの粉末の成形
円板(10mmφX1mm’)を使用した以外は実施例
3と同様にして導電ペーストと銀ペーストを塗布し、銀
線でリード線を取り出した。
円板(10mmφX1mm’)を使用した以外は実施例
3と同様にして導電ペーストと銀ペーストを塗布し、銀
線でリード線を取り出した。
実施例 6
実施例2で対象物として二酸化鉛の粉末の成形円板(1
0mmφX1mmt)を使用した以外は実施例2と同様
にして導電ペーストと銀ペーストを塗布し、銀線でリー
ド線を取り出した。
0mmφX1mmt)を使用した以外は実施例2と同様
にして導電ペーストと銀ペーストを塗布し、銀線でリー
ド線を取り出した。
比較例1〜4
比較例1〜4はそれぞれ実施例1〜4に対応しており、
いずれも半導体粉は加えずに表面抵抗がそれぞれの実施
例と同じになるように樹脂量を変えた。カーボン量は比
較例1は87シt%、比較例2は90wt%、比較例3
は92vt%、比較例4は18wt%であり、各々残り
は樹脂である。これら以外は各実施例と同様にしてそれ
ぞれ対象物に導電ペーストを塗布した。
いずれも半導体粉は加えずに表面抵抗がそれぞれの実施
例と同じになるように樹脂量を変えた。カーボン量は比
較例1は87シt%、比較例2は90wt%、比較例3
は92vt%、比較例4は18wt%であり、各々残り
は樹脂である。これら以外は各実施例と同様にしてそれ
ぞれ対象物に導電ペーストを塗布した。
以上実施例、比較例で作製した対象物を130℃で20
00時間放置した。放置前後の対象物の抵抗変化を第1
表に示した。
00時間放置した。放置前後の対象物の抵抗変化を第1
表に示した。
第
表
第1表で見られるように、高温放置前後の抵抗変化は、
対象物と導電ペーストの接着性の変化を表わすが実施例
は、比較例より極めて変化が小さいことが明らかで゛あ
る。
対象物と導電ペーストの接着性の変化を表わすが実施例
は、比較例より極めて変化が小さいことが明らかで゛あ
る。
以上のように、本発明は金属酸化物からなる半導体とカ
ーボンと樹脂とを混合した導電ペーストであり、半導体
とカーボンと樹脂との配合比は、それぞれ諸性質によっ
て異なるか、何れの場合にも最適混合比を決定すること
によって電導性、接着性、作業性など全ての点で満足す
るものが得られ、その材料費も廉価であり、またセラミ
ックス等の無機物質との高温密着性が優れ広く工業的用
途に供するものである。
ーボンと樹脂とを混合した導電ペーストであり、半導体
とカーボンと樹脂との配合比は、それぞれ諸性質によっ
て異なるか、何れの場合にも最適混合比を決定すること
によって電導性、接着性、作業性など全ての点で満足す
るものが得られ、その材料費も廉価であり、またセラミ
ックス等の無機物質との高温密着性が優れ広く工業的用
途に供するものである。
Claims (1)
- (1)金属酸化物からなる半導体とカーボンと樹脂との
混合物からなることを特徴とする導電ペースト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32082588A JPH02165505A (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 | 導電ペースト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32082588A JPH02165505A (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 | 導電ペースト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02165505A true JPH02165505A (ja) | 1990-06-26 |
Family
ID=18125656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32082588A Pending JPH02165505A (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 | 導電ペースト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02165505A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008243397A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Fujikura Ltd | 導電性ペースト |
JP2020188197A (ja) * | 2019-05-16 | 2020-11-19 | 日本特殊陶業株式会社 | 導電性ペースト、および、セラミック配線基板の製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61235473A (ja) * | 1985-04-11 | 1986-10-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 抵抗用塗料 |
JPS61235472A (ja) * | 1985-04-11 | 1986-10-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 抵抗用塗料 |
-
1988
- 1988-12-20 JP JP32082588A patent/JPH02165505A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61235473A (ja) * | 1985-04-11 | 1986-10-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 抵抗用塗料 |
JPS61235472A (ja) * | 1985-04-11 | 1986-10-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 抵抗用塗料 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008243397A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Fujikura Ltd | 導電性ペースト |
JP2020188197A (ja) * | 2019-05-16 | 2020-11-19 | 日本特殊陶業株式会社 | 導電性ペースト、および、セラミック配線基板の製造方法 |
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