JPH02165475A

JPH02165475A - データ記憶装置

Info

Publication number: JPH02165475A
Application number: JP1230267A
Authority: JP
Inventors: Kent J Forbord; ケント　ジョン　フォーボード
Original assignee: Magnetic Peripherals Inc
Current assignee: Magnetic Peripherals Inc
Priority date: 1988-12-09
Filing date: 1989-09-05
Publication date: 1990-06-26
Anticipated expiration: 2011-05-29
Also published as: EP0372684B1; US4982300A; EP0372684A2; EP0372684A3; JP2502764B2; DE68924635D1; DE68924635T2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は磁気データの読取り及び記録装置に関し、特に
、そのような装置内で回転するデータ記憶ディスクに対
する変換ヘッドの位置出しを制御するために備えられる
キャリジ／アクチュエータ組立体を装架するための装置
に関する。

［従来の技術１あるよく知られた型式のディスク駆動装置では、垂直軸
で回転するハブ上に同心的に相互に離間して水平に設置
された複数個のディスク上に磁気データが記憶される。

ディスクの一方の記録面がサーボ又は位置出しデータに
割当てられ、他方の記録面が作業データに割当てられる
。キャリジが複数個の変換ヘッドを支持する。キャリジ
は可動であり、そしてその動きによってヘッドをディス
クの半径方向に選択的に位置出しする。そのキャリジの
動ぎとディスクの回転との組合せによって、各ヘッドを
それぞれの記録面上の任意の所要の場所に選択的に位置
出しすることができる。キャリジの動きは線状運動と回
転運動とのいずれであってもよい。いずれの場合であっ
ても、音声コイルモータが備えられてキャリジの動きと
位置とを制御する。

アクチュエータは普通、ディスク駆動デツキ又はハウジ
ングに直接取付けられる剛性の部材である。キャリジ／
アクチュエータとハウジングは、高速で且つ方向が頻繁
に反転するキャリジの動ぎ、スピンドルの回転、空気の
撹乱等によって撮動を受ける。このような振動は特に共
鳴周波数であった場合駆動装置に様々な問題を惹起でる
。例えば、トラック探索モードからトラック追従モード
へ切換ねるとき、ある特定の周波数（例えば約５００ヘ
ルツ）は共鳴状態を作り、データ誤り又は設定遅延を起
させることがある。より高い約２キロヘルツの周波数で
は、サーボデータヘッドに対する作業データヘッドの機
械的不整合によるデータ誤りを起させる。ディスク駆動
装置のメーカーは不断に、駆動装置を向上させるためデ
ィスク上の選択されたデータトラックに対するヘッドの
アクセスタイムを小さくするようにしているから、望ま
しくない振動の作用を無くすことは緊急な課題なのであ
る。

ディスク駆動装置を通して伝達される振動のエネルギー
を減少させる１つのよく知られている手段は弾性材料を
使って振動エネルギーを吸収することである。例えば米
国特許箱４．２１６．５０５号（グランド）は、テープ
駆ｖＪ装置内の変換ヘッドの振動を緩衝する手段を開示
する。具体的には、変換ヘッドシールドと金属マスとの
間に粘弾性ポリマ層を取付け、金属マスを押圧して変換
ヘッドに摩擦係合させる。マスと変換ヘッドとの間の相
対変位がｔ＆ｉｅを緩衝するといわれている。

米国特許箱４，７０３．４７０号（カスタガ）はディス
ク駆動装置の望ましくない振動と共鳴を消散させる動的
緩衝装置を記載する。この装置では振動のエネルギーに
対抗するための粘弾性リンク要素がアブソーバベースと
７ブソーバマスとの間に設けられる。アブソーバベース
は、例えば音声コイルの下のベース又はハウジング上あ
るいはキャリジ上でディスク駆動装置に直接取付けられ
る。ディスク駆！ｉ！Ｊ装置に特に関連する用例ではな
いが、米国特許箱４．６５７．３６１号（エイチル等）
は、鏡とこれを支持する比較的質量のある装架プレート
との問、鏡の後方へ延出するカラーとこれを取囲む装架
リングとの間、及びカラーの後面と裏当てプレートとの
間に粘弾性！ＵｉｉＵ料を装架することを開示している
。装架プレートを鏡に装架するボルトにベルビル座金又
はバネ座金が備えられてプレートと鏡との間の粘弾性層
に圧縮荷重を加える。

［発明が解決しようとする課題〕ディスク駆動装置に関しては、アクチュエータとハウジ
ングとの間に！１衝デープ又は粘弾性ポリマの層と備え
ることによって振動による問題を、少なくても短ＷＡｍ
の内は、実質的に解消できることが知られている。しか
し時間が経つと、比較的質量のあるアクチュエータの重
さ又はボルトのトルクによって、圧縮可能な粘弾性材料
はクリープ型又は着実に進行する変形を受ける。この変
形の別の望ましくない結果は、アクチュエータをハウジ
ングに固定するネジが、最初は所要のトルクで締付けて
いても、次第に緩んできて多変換ヘッドを傾け、そして
最終的に累積する高さの誤差を生じることである。この
点に関しては先述の低周波における問題は一層大きくな
る。固定ネジと共にベルビル座金を使用することはエラ
ストマ層に対する一定の力を維持するのに相当程度まで
有効であることが知られている。この有効性にも拘らず
、ベルビルが金を使用した場合望ましくないクリープ又
は変形が生じる。エラストマの不均等な変形はアクチュ
エータとキャリジを少しく傾けさせ、この結果トラック
追従誤りを生じさせる。

そこで本発明の目的は、アクチュエータとキャリジとの
位置の一体性を損なうことなく、実質的な振動の吸収と
消散を行うことができる、ディスク駆動装置に対するキ
ャリジ及びアクチュエータ組立体の装架装置を提供する
ことである。

本発明の他の目的は、弾性層の長期間使用の変形を避け
るような方式を以って弾性層を介してディスク駆動ＶＲ
置アクチュエータをディスク駆動装置ハウジングに装架
することである。

本発明の更に他の目的は、ディスク駆動装置ハウジング
に対するアクチュエータの垂直方向変位を実質的に阻止
するが、アクチュエータとハウジングとの間のエラスト
マ層に剪断応力を生じ、この結果変化をもたらすような
ある制限された水平方向変位を許す如き、ディスク駆動
装置ハウジングに対するアクチュエータの装架装置を提
供することである。

［１Ｂを解決するための手段］それらの又その他の目的を達するために、本発明によれ
ば、第１界面を有する実質的に剛性のハウジングを備え
るデータ記憶装置が提供される。

データ記録面を有する複数個のデータ記憶ディスクが１
つの共通の長手方向軸心周りで回転するようにハウジン
グ内に装架される。ハウジング内のキャリジ組立体が、
キャリジ、このキャリジから横方向にディスクの方へ延
出する複数個のヘッド支持アーム、及び複数個のデータ
変換ヘッドを備える。ヘッドはそれぞれ１つのアームに
支持され、そして１つのディスクのデータ記録面に近接
して置かれる。キャリジはヘッドを横方向にハウシング
に対して動かすように動く。ハウジング内の実質的に剛
性のアクチュエータがキャリヤを制御可能に動かし、こ
れによってディスクに対する変換ヘッドの選択的な位置
出しを行うことができる。

アクチュエータは実質的に平らな第２界面を形成する装
備を備える。ファスナ装備が、第１界面と第２界面とを
相互に平行に対向させるようにしてアクチュエータをハ
ウジングに固定する。それら界面は又、ある選択された
長手方向距離だけ相互に離間される。ファスナ装備は、
ハウジングの長手方向のアクチュエータの動きを阻止す
るが、ハウジングに対するアクチュエータのある制限さ
れた横方向変位を許容するに充分な可撓性を有する。

弾性緩衝層が７クチユエータとハウジングとの間に設置
され、第１界面と第２界面とに接合する。

好適にはファスナ装備は、アクチュエータの整合面、及
び、ハウジングと一体で且つこれから長手方向にアクチ
ュエータの方へ突出する複数個の実質的に剛性のスペー
サ部材を備える。外ネジ条を付けられた複数個のファス
ナが、スペーサ部材の内ネジ条付き開口に挿入されて、
スペーサ部材を整合面に面係合させる。スペーサの好適
な形状は、アクチュエータ整合面に対し位置出しするた
め長手方向又は上方向へ突出する直円筒である。

必要であれば、応力集中を無くし、又各スペーサの長さ
を効果的に増大させるために、各スペーサの基部でハウ
ジングに環状の切込みを付けてもよい。その結果スペー
サは垂直方向には実質的に剛性であるが、ハウジングに
対するスペーサの限定された水平方向変位を許容するに
充分な可撓性を備えるようになる。

好適には、実質的に平らで均等な厚さの！Ｕ街プレート
がアクチュエータの底部に取外し可能に取付けられる。

この場合その緩衝プレートの底面が第２界面を形成する
。この方式によれば弾性層をアクチュエータに対して直
接設置する必要がなくなり、従って、弾性層を動かした
り損傷したりすることなく、例えば修理のために時々ア
クチュエータを駆動装置の他の部分から容易に取外せる
ようになる。

好適な弾性層はハウジングに対するアクチュエータの横
方向変位により剪断変形する粘弾性ポリマである。剪断
変形はひずみを大きクシ、この結果エネルギーを効果的
に消散させ、従って緩衝をより効果的に行う。

スペーサは協働して、ハウジングに対するアクチュエー
タの垂直方向位置を積極的に決定する。

それらスペーサは実質的にアクチュエータの全重けを支
えるので、エラストマ層がアクチュエータ及びキャリジ
組立体によって過大に圧縮されるのを防ぐ。史にスペー
サの長ざはエラストマ層の厚さが幾分より大きくなるよ
うに選択でき、従ってエラストマ層の垂直方向の圧縮の
噛を制御できる。

エラストマ層が剪断変形により撮動を緩衝する能力を保
持するための好適な圧縮槽は僅少で、例えば５％から７
％程麿である。スペーサはその構造及びアクチュエータ
との間の直接的な金属対金属界面によってアクチュエー
タ及びキャリジ組立体のどんな傾斜も防止する。こうし
てキャリジとアクチュエータの位置の一体性は保たれ、
しかもなおキャリジの動きで生じる撮動エネルギーは実
質的に緩衝される。

本発明の上述の又その他の特徴と長所は添付図面と関連
して以下に続ける実施例の記述によって更に容易に理解
されよう。

［実施例］第１図に示されるように、磁気ディスク駆動装置１６は
これの剛性の鋳造アルミニウムのデツキ又はハウジング
２４内にあって複数個のディスク１８．２０．２２上の
磁気データの記憶と検索を行う。それらディスク１Ｂ、
２０．２２はその磁気記録面を水平に置くようにして、
相互に離間して同心的に重ねられた状態に装架される。

それらディスクは更に１つの中心ハブ２６に固定され、
従ってこのハブ２６がモータ２８によって垂直駆動軸心
３０周りで回転駆動されると、ディスクはそのハブと一
緒に回転する。

ハウジング２４内には又、実質的に剛性のキャリジ３２
を含むキャリジ／アクチュエータ組立体が収納される。

変換ヘッド支持アーム３４．３６・３８が相互に整合し
てキャリジ３２から水平方向に延出する。アーム３４は
キャリジ３２と反対側の自由端部にサスペンション４２
を介して変換ヘッド４０を支持する。そのサスペンショ
ンは当該技術で周知の撓み及びジンバル装備を含むこと
ができる。アーム３６は同様にサスペンション４４と変
換ヘッド４６を支持し、そしてアーム３８はサスペンシ
ョン４８と変換ヘッド５０を支持する。

各アームはそれぞれの変換ヘッドをそれぞれのディスク
１Ｂ、２０．２２のデータ記録面に対向させるように支
持する。変換ヘッドはそれ゛ぞれの記録面に接触しても
よい。あるいは又、そしてこの型式の駆動装置では典型
的に、各ディスクの回転がそのディスクと変換ヘッドと
の間に薄い空気層を作り、これによってヘッドが記録面
から僅かに離れて懸架される。

アクチュエータ又は音声コイル５２がハウジング内に装
架されてキャリジ３２の動きを制御し、これによってデ
ィスクに対する変換ヘッドの位置を１．ＩＪｔＥする。

より特定していうと、アクチュエータ５２はハウジング
２４に対し固定装架される剛性の部材である。アクチュ
エータ５２に対して回転できるように枢架されたキャリ
ジ３２の垂直軸５２がこれの垂直軸心５６周りでキャリ
ジをアクチュエータとハウジングに対して回転できるよ
うにする。キャリジ３２を駆動し、選択的に位置出しす
るため、アクチュエータ５２はワイヤコイルは巻線を備
え、これに電流が通されると周知のようにしてキャリジ
に装架のコイル５８を動かす。

ここに記述した回転式キャリジは当該技術で周知のもの
であることを留意すべきである。変化形として、線状に
作動されるキャリジ組立体も本発明の装架装置において
使用できる。いずれの場合にしろキャリジは、変換ヘッ
ドをディスクの一般的に半径方向に選択的に位置出しす
るように動く。

即ち、キャリジ３２は動いて、ディスクの回転との組合
せにより、変換ヘッドをそれぞれの記録面上のある選択
された又は所要の場所に選択的に位置出しすることがで
きる。

変換ヘッド４０と５０はそれぞれの記録面上の作業デー
タの読取りと記録を行う。これに対して変換ヘッド４６
は、ディスク２０上に２録されたサーボデータに従って
ヘッド４０と５０との指定された一方のヘッドの位置出
しに用いられるサーボ又は位置出し変換器である。１つ
の特定のディスク又は記録面と位置出し情報に割当て、
その１つの位置出し情報面を多数のデータ記録面とｇＱ
連して用いる技術は周知である。又、図示しないが、デ
ィスクはしばしばその上面だけでなく下向にもデータを
記録される。この場合、アーム３４，３６．３８はそれ
ぞれ１個の変換ヘッドでなく２個の変換ヘッドを支持す
る。

第２図はハウジング又はデツキ２４を示す。この図面で
はハウジングを明瞭に示すため！！１動装置の他の成分
は取外されている。ハウジング２４は、床又はベース６
ｏ及び４つの直立する壁、即ち前壁６２、後壁６４、そ
して２つの側壁６６と６８を備える。ハウジングの前部
分にディスク及びモータ２８を取付けるための大きな円
形の開ロア０がベース６０を貫通して備えられる。デツ
キ２４の後部分でベースを貫通する四角形の凹部７２が
７クチユエータ５２の直下の個所に備えられる。

ベース６０は凹部７２の両側に設けられる２つの平らで
水平なランディング７４と７６を備える。

２つの円筒形ポスト又は柱７０と８０がベース６０と一
体に形成され、ランディング７４より上方のある地点ま
で上方へ突出する。同様に凹部７２の反対側のランディ
ング７６から円筒形ボスト８２が上方へ突出する。それ
らポストの水平な頂端面８４．８６．８８は共に、ラン
ディング７４と７６の平面から上方へ難問した１つの水
平な平面を画成する。

第３図に見られるように、アクチュエータ５２はこれの
両側部に、それぞれにランディング７４と７６の形状に
全体的に対応する形状をもったフランジ部分９ｏと９２
を備える。これら側部フランジ９０と９２はアクチュエ
ータの他の部分と一体に形成される比較的質量の大きい
剛性の部分である。アクチュエータ５２に応答してキャ
リジ３２が矢印９４で示されるように円弧状に動き、ヘ
ッド４０．４６．５０をそれぞれのディスクの半径方向
に位置出しする。

フランジ部分９ｏと９２はランディング７４と７６上に
直接着座せず、２つのそれぞれのスペーサプレート上に
装架して着座するようにされる。

第４図に示されるスペーサプレート９６はランディング
７４に対応し、そしてそのランディング７４上への挿入
を容易にするため全体的に三角形の形状を有する。プレ
ート９６はハウジング２４と同じくアルミニウムその他
の金底で作られ、そしてポスト７８に嵌合するノツチ９
８を形成されている。模述のようにアクチュエータの７
ランク部分９０にプレート９６を締結するため３つの小
さな内ネジ付き開口１０２，１０４．１０６を備える。

スペーサプレート９６は第５図に示される弾性ポリマの
緩衝層１０８を介してランディング７４上に装架される
。１１０８は好適には、プレート９６に対応する形状を
もった粘弾性ポリマの薄いフィルム又はウェブとされ、
そしてノツチ１１０と開口１１２を備える。緩ｆｉ層１
０８のための好適な材料としては、３Ｍカンパニー（ミ
ネソタ州、セントボール）から商品名スコッチダンプと
して発売されている５Ｊ２０１５ＴＶＥ）０１１０粘弾
性ポリマがある。ｍｉ　ｏｓは厚さ０．３８履（０，０
１５インチ）であるが、この厚さは用例に応じて変えら
れよう。層１０８は、これがプレート９６の底面とラン
ディング７４の上面との間に取付けられたときそれら両
面に接着できるよう、両面が「粘着性」又は感圧性をも
ったテープである。

第２図に見られるように、ランディング７６に対しても
これに装架される相応のプレート１１４とａｍ層１１６
が備えられる。

第６図はアクチュエータ５２、特にその７ランク部分９
０がハウジング２４に対して装架される様態を示す。ネ
ジファスナ１１８，１２０．１２２がプレート９６をア
クチュエータ５２の７ランク部分９０の底部に対して一
体に固定する。こうしてプレート９６の底面１２４はア
クチュエータの一体部分となる。

ネジ１２６と１２８がアクチュエータの７ランク部分９
０をハウジングのベース又はデツキ６０に対して一体に
固定する。より詳細にいうと、７ランク部分９０の底部
１３０がポスト７８と８０の頂端面８４と８６に対して
当てられる。そこでそれらポストがデツキ６０の残余部
より上方へ突出する高さが、アクチュエータ底部とデツ
キとの間の間隔を決定する。更にそれらポストは、プレ
ート９６の厚さ（垂直方向寸法）と協働して、プレート
９６の水平底面１２４とランディング７４との間の垂直
方向開隔を決定する。駆動装置の反対側のポスト８２が
同様にアクチュエータの７ランク部分９２に固定され、
そしてポスト７８．８０と協働して、ハウシング、特に
その床又はベースに対するアクチュエータの垂直方向位
置を固定することは理解されよう。

そのようにしてプレート底面１２４とランディング７４
とは平行な対向した界面を提供し、そしてこれら界面間
のスペースはそれら両界面に接続する粘弾性ポリマ１１
１１０８によって占有される。

層１０８が面１２４とランディング７４の両方に確実に
接触するようにするため、層１０８の称呼厚さ即ち無応
力状態の厚さは上記肉界面間の垂直方向距離を超えるよ
うに選ぶのが好適である。特定の実施例において、その
厚さは０．３８ｊｗ＋（０，０１５インチ）、そして界
面間垂直方向距離は０．３６ｍ５＋（０，０１・４イン
チ）とするのが好適であることが知られている。

更にポリマ１Ｉｌ１１０８の厚さの選択は２つの相反す
る条件に従って行われる。第１に、その厚さは先述のよ
うな圧縮に適合するに充分なものであって、その圧縮量
が無応力状態の称呼厚さの小さな割合、例えば上記実施
例の場合では約６％であるようなものでなければならな
い。これに対して、ポリマ層１０８の振動エネルギー吸
収性能は、剪断力によるひずみ量が大きいほど高くなる
。デツキに対するアクチュエータのある所与の水平方向
変位に関して、ひずみ成分は層の厚さが大きいはど小さ
くなる。簡単にいうと、性能基準と許容レベルが特定の
用例に対するポリマ層の厚さを決定する。

柱又はポスト７８．８０．８２も同様に特定の用例に合
わせて設計される。特にそれら円筒形ポストの高さと直
径とは、アクチュエータとハウジングの共鳴周波数に対
して中間又は不協和である共鳴周波数を作るように選択
される。例えば本発明の実施例においてそれら両者の共
鳴は約５００Ｈｚ、　Ｉ　Ｋ１１ｚ　、及び２にＨ２に
おいて生じる。従ってポスト７８．８０．８２は約８０
０Ｈｚの共鳴周波数を作るような寸法（′１１ざ約１２
．７ａｍ　（１／２インチ）、直径的９．５３１ａｌｌ
（３／８インチ））にされる。

１３２と１３４で示されるように、ポスト７８と８Ｑの
基部において床６ｏに環状切込みが形成される。これら
切込み１３２．１３４の丸味を付けられた面はポスト基
部における応力集中を防ぐ。

更にそれら切込みは後述するような理由でポストの長さ
を増大するために役立つ。

実際において、アクチュエータ／キャリジ組立体のデツ
キ６０への組立ては先ずプレート９６の底面１２４にポ
リマＰｙＪ１０８を老けることから始められる。ポリマ
Ｍ１１６が同様にプレート１１４に固定される。次いで
プレート９６と１１４が、その層１０８と１１６をハウ
ジングのランディング７４と７６にそれぞれに接着させ
ることによって、それらランディングに固定される。必
要であれば、緩衝層１０８．１１６を着ける前に、プレ
ート９６．１１４とランディング７４．７６にプライマ
を着けてもよい。それからアクチュエータが駆ｌＪＪ装
置内に置かれ、そしてネジファスナ１２６．１２８とそ
のカウンタバート（図示せず）がベース６０内に締結さ
れ、各頂′Ｉａ面８４，８６゜８８を７クチユエータの
水平底面に対して固定する。この底面は整合面として働
いてアクチュエータをデツキに対する正確な垂直位置に
位置決めする。この締結段階は又、プレート９６，１１
４の下面をランディング７６．７４より上方の所要の０
．３６ｊｗ＋（０，０１４インチ）の位置に位置決めす
る。この位置はポリマ１１１０８．１１６を少しく圧縮
して両界面にぴったり接触させる。それら層の接着を確
実に行わせるため加熱硬化が用いられる。

ディスク駆動装置が使用されるとき、キャリジ３２が回
されるとキャリジはその運動成分によってアクチュエー
タ５２を撮動させる。これによってアクチュエータ５２
は、ポスト７８．８０．８２の形状、具体的にはポスト
の長さが直径より大きいという形状のために、ベース６
０に対し僅かに一時的に水平方向に変位する。上記のよ
うなポストの形状は、ポストが金属製であること及びポ
ストが内ネジ開口を備えてネジファスナを受けることと
相俟って、そのアクチュエータの結合部を、垂直方向に
は剛性であるが、水平方向には僅かに撓曲するようなも
のにする。プレート９６とデツキ６０との両界面にぴっ
たり接６１６粘弾性層１０８はその水平方向変位の結果
剪断ひずみを受ける。その層１０８の剪断ひずみ又同様
に層１１６の剪断ひずみが振動エネルギーを実質的に消
散させ、従って約５００１１ｚと２０００Ｈｚにおいて
共鳴する振動の邊幅を小さくするのである。こうして本
発明によれば、アクチュエータ／キャリジ組立体は垂直
方向には固定状態に装架されるが、しかもなお振動エネ
ルギーを実質的に消散させて探索誤りとデータ誤りを無
くし、この結果より迅速なデータアクセスタイムを得る
ことができるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるディスク駆動装置の概略側立面図
、第２図は第１図のディスク駆動装置のハウジングの詳細
斜視図、第３図は第１図のディスク駆動装置のキャリジ／アクチ
ュエータ組立体の頂面図、第４図は本発明のキャリジ／アクチュエータ組立体の装
架に使用される緩衝プレートの斜視図、第５図は第４図
の緩衝プレートに対応する１ｌｉｌｊ層の平面図、第６図はアクチュエータと緩衝プレートとハウジンクと
の組立様態を示す断面立面図である。１６・・・ディスク駆ｌ！ｌＪ装置、１８．２０．２２
・・・ディスク、２４・・・ハウジング、３２・・・キ
ャリジ、４０．４６．５０・・・変換ヘッド、５２・・
・アクチュエータ、６０・・・ベース、７４．７６・・
・ランディング、７８．８０．８２・・・ポスト、９０
．９２・・・フランジ、９６．１１４・・・スペーサプ
レート、１０８．１１６・・・緩衝層、１３２．１３４
・・・切込み。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）データ記憶装置において、実質的に剛性のハウジングであつて、このハウジングは
第１界面を有し、そしてデータ記録面を有する複数個の
データ記憶ディスクが該ハウジング内に装架され１つの
共通の長手方向軸心周りで回転する如き該ハウジング、該ハウジング内のキヤリジ組立体であつて、キヤリジ、
このキヤリジから横方向に該ディスクの方へ延出する複
数個のヘッド支持アーム、及び複数個のデータ変換ヘッ
ドを含み、これらヘッドがそれぞれに対応する１つの該
ディスクのデータ記録面に近接するようにして対応の１
つの該アームに支持され、該キヤリジが可動であつて該
ヘッドを該ハウジングに対して横方向に動かす如き該キ
ヤリジ組立体、該ハウジング内の実質的に剛性のアクチュエータであつ
て、該キヤリジを制御可能に動かすことにより該ディス
クに対する該変換ヘッドの選択的な位置出しを行わせる
ことができ、そして実質的に平らな第２界面を形成する
装備を備える該アクチュエータ、ファスナ装備であつて、該第１界面と第２界面とが相互
にある選択された長手方向距離だけ離間して平行に対向
するようにさせて該アクチュエータを該ハウジングに固
定し、そして該ハウジングの長手方向の該アクチュエー
タの動きを実質的に阻止するが、該ハウジングに対する
該アクチュエータのある制限された横方向変位を許容す
るに充分な可撓性を有する該ファスナ装備、及び、該ア
クチュエータと該ハウジングとの間にあつて該第１界面
と第２界面とに接合する弾性緩衝層を備えるデータ記憶
装置。
（２）該ファスナ装備が、該アクチュエータの整合面、
該ハウジングと一体で且つこれから長手方向に該アクチ
ュエータの方へ突出する複数個の実質的に剛性のスペー
サ部材、及び、各該スペーサ部材に１個ずつ設けられ該
スペーサ部材を該整合面との面係合状態に保持する複数
個のファスナを含む、請求項１記載のデータ記憶装置。
（３）該長手方向軸心が垂直であり、そして両該界面が
水平に設定される、請求項２記載のデータ記憶装置。
（４）該整合面が実質的に平らで且つ水平であり、そし
て各該スペーサ部材がこれの実質的に水平な端面で該整
合面に係合する、請求項３記載のデータ記憶装置。
（５）該ファスナが外ネジ条を付けられ、そして該スペ
ーサがそれぞれに対応の１つの該ファスナを受入するた
めの内ネジ条を付けられている、請求項４記載のデータ
記憶装置。
（６）各該スペーサが垂直方向に向いた直円筒を備え、
この円筒の長さがその直径より大きい、請求項４記載の
データ記憶装置。
（７）各該スペーサの基部周囲で該ハウジングに円形の
切込みを形成し、これによつて該スペーサの長さを効果
的に増大させる装備を更に備える請求項６記載のデータ
記憶装置。
（８）該第２界面形成装備が、該アクチュエータと該ハ
ウジングとの間に設置される実質的に均等な厚さの実質
的に剛性のプレート、及び、このプレートの一方の面が
該アクチュエータの該第２界面の反対側になるようにし
て該プレートを該アクチュエータに一体に且つ取外し可
能に固定する装備を含む、請求項１記載のデータ記憶装
置。
（９）該弾性緩衝層が該長手方向に少しく弾性圧縮され
た状態に維持される、請求項１記載のデータ記憶装置。
（１０）該弾性緩衝層を該ハウジングと該アクチュエー
タとに固着する接着層を更に備える請求項９記載のデー
タ記憶装置。
（１１）該弾性緩衝層が本質的に、該ハウジングに対す
る該アクチュエータの該横方向変位によつて剪断変形で
きる粘弾性ポリマによつて構成される、請求項１０記載
のデータ記憶装置。