JPH02164536A - 粉末体充填用複合シート - Google Patents
粉末体充填用複合シートInfo
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- JPH02164536A JPH02164536A JP31938988A JP31938988A JPH02164536A JP H02164536 A JPH02164536 A JP H02164536A JP 31938988 A JP31938988 A JP 31938988A JP 31938988 A JP31938988 A JP 31938988A JP H02164536 A JPH02164536 A JP H02164536A
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Landscapes
- Wrappers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、微粉体を包装する袋に用いる複合シートに関
するものである。
するものである。
(従来の技術)
従来、吸湿により商品価値が悪化しやすい海苔・や菓子
などの食品容器には、シリカゲル、石灰などの粉末ある
いは、固型状の乾燥剤を袋に詰めたものを共存させて、
吸湿を防ぐ例が多い。
などの食品容器には、シリカゲル、石灰などの粉末ある
いは、固型状の乾燥剤を袋に詰めたものを共存させて、
吸湿を防ぐ例が多い。
この乾燥剤袋として使用する材料は、紙にポリエチレン
などの熱可塑性合成樹脂のフィルムをラミネートし、補
強のために、スピリットヤーン(ワリフ)を貼り合せ、
そのうえに、またポリエチレンをラミネートし、さらに
、四層シートに小さな穴をあけたシートを用い、ヒート
シール法により、袋を製造する技術が提案されている。
などの熱可塑性合成樹脂のフィルムをラミネートし、補
強のために、スピリットヤーン(ワリフ)を貼り合せ、
そのうえに、またポリエチレンをラミネートし、さらに
、四層シートに小さな穴をあけたシートを用い、ヒート
シール法により、袋を製造する技術が提案されている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、補強に使われているスピリットヤーン(
ワリフ)は、ネット構造であるがために紙とワリフの積
層部や、ワリフ隙間部は、内部鋭角石の衝撃に弱い、又
、特にシートの折り返し部は、磨耗、衝撃によって穴が
あく場合が多い。従ってシートの全面補強にならない。
ワリフ)は、ネット構造であるがために紙とワリフの積
層部や、ワリフ隙間部は、内部鋭角石の衝撃に弱い、又
、特にシートの折り返し部は、磨耗、衝撃によって穴が
あく場合が多い。従ってシートの全面補強にならない。
又、シール部分のワリフは、熱で溶け、シール境界部分
が弱くなり、内容物がもれるおそれがあり同時に満足す
るシートはなかった。更にワリフの微目が表層紙に凹凸
を生じさせ印刷物が見栄えよくきれいにできない欠点が
あった。
が弱くなり、内容物がもれるおそれがあり同時に満足す
るシートはなかった。更にワリフの微目が表層紙に凹凸
を生じさせ印刷物が見栄えよくきれいにできない欠点が
あった。
本発明者は、かかる従来の欠点を全て改良するべく鋭意
研究を重ねた結果、補強やシール強度の点で、二成分ス
パンボンド不織布が最適であることを見い出し、本発明
に到った。
研究を重ねた結果、補強やシール強度の点で、二成分ス
パンボンド不織布が最適であることを見い出し、本発明
に到った。
本発明は、上記、従来の袋のもつ欠点を解消した、三層
からなる、複合強化シートを提供することを目的とする
。
からなる、複合強化シートを提供することを目的とする
。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、第−層が紙、第二層が細かい線状の隙間を有
する熱可塑性合成樹脂層、第三層が二成分スパンボンド
不織布からなる粉末体充填用複合シートである。
する熱可塑性合成樹脂層、第三層が二成分スパンボンド
不織布からなる粉末体充填用複合シートである。
以下、本発明の構成について具体的に説明する。
本発明で言う紙とは、パルプ、天然セルロース、再生セ
ルロースから得られたものであり、通常の洋紙又は和紙
を言う。これらの紙には、例えば、軽包装紙、印刷紙、
純白紙、等がある。乾燥剤袋としては、その内容物、注
意事項、メーカー塩等の印刷は、欠かせないものである
。又、紙は、熱に強く充填スピード向上、価格などの点
が考慮される。紙の日付は、20〜80 g/rrf、
より好ましくは30〜50g/ボがよい。
ルロースから得られたものであり、通常の洋紙又は和紙
を言う。これらの紙には、例えば、軽包装紙、印刷紙、
純白紙、等がある。乾燥剤袋としては、その内容物、注
意事項、メーカー塩等の印刷は、欠かせないものである
。又、紙は、熱に強く充填スピード向上、価格などの点
が考慮される。紙の日付は、20〜80 g/rrf、
より好ましくは30〜50g/ボがよい。
本発明で言う、細かい線状の隙間を有する熱可塑性合成
樹脂層とは、融点90〜180°Cの樹脂を言う。例え
ば、これらには、ヒートシールし易いポリオレフィン樹
脂フィルムがある。このフィルムには、紙と不織布のみ
の材料では、通気性、透湿性が大き過ぎて乾燥剤の効力
が、短期間で失なわれるため、透湿性能の調節材料とし
ての役割と、紙と不織布の接着にも必要である。好まし
い透湿量は、300〜1000 g/m”/24hであ
り、より好ましくは500〜700 g/m”/24h
であるが、通常の全面ラミネートでは、この透’tW’
ltを得るのは不可能である。よって線状に隙間の入っ
た構造の樹脂をラミネートして貼り合せるのが好ましい
。
樹脂層とは、融点90〜180°Cの樹脂を言う。例え
ば、これらには、ヒートシールし易いポリオレフィン樹
脂フィルムがある。このフィルムには、紙と不織布のみ
の材料では、通気性、透湿性が大き過ぎて乾燥剤の効力
が、短期間で失なわれるため、透湿性能の調節材料とし
ての役割と、紙と不織布の接着にも必要である。好まし
い透湿量は、300〜1000 g/m”/24hであ
り、より好ましくは500〜700 g/m”/24h
であるが、通常の全面ラミネートでは、この透’tW’
ltを得るのは不可能である。よって線状に隙間の入っ
た構造の樹脂をラミネートして貼り合せるのが好ましい
。
線状の隙間の幅によって透湿量をコントロールすること
ができる。
ができる。
本発明で言う二成分スパンボンド不織布とは、熱可塑性
であって、二成分樹脂の融点が異なる樹脂繊維の不織布
である。この二成分スパンボンド不織布に用いられる繊
維には、例えば、少ない繊維量で、強度補強、シール強
度向上し得る鞘芯構造の二成分スパンボンド不織布が好
ましい。更に詳しくは、複合繊維からなるスパンボンド
不織布、即ち、鞘部分がポリオレフィン系またはポリア
ミド系の樹脂からなり、芯部分は、ポリエチレンテレフ
タレート単一成分であってもイソフタル酸などを含んだ
共重合体でも良く、鞘部の樹脂より融点温度が少なくと
も30°C以上高い樹脂からなる太さ、1〜20デニー
ルの範囲の長繊維で構成されるスパンボンド不織布が好
ましい。デニールが1d以下の場合は、紡糸工程での安
定性が悪くなり、逆に20d以上の場合は、不織布にし
た時の風合いが粗硬になり、しかも印刷等の両帯加工を
した時の見栄えが悪くなるので好ましくない。
であって、二成分樹脂の融点が異なる樹脂繊維の不織布
である。この二成分スパンボンド不織布に用いられる繊
維には、例えば、少ない繊維量で、強度補強、シール強
度向上し得る鞘芯構造の二成分スパンボンド不織布が好
ましい。更に詳しくは、複合繊維からなるスパンボンド
不織布、即ち、鞘部分がポリオレフィン系またはポリア
ミド系の樹脂からなり、芯部分は、ポリエチレンテレフ
タレート単一成分であってもイソフタル酸などを含んだ
共重合体でも良く、鞘部の樹脂より融点温度が少なくと
も30°C以上高い樹脂からなる太さ、1〜20デニー
ルの範囲の長繊維で構成されるスパンボンド不織布が好
ましい。デニールが1d以下の場合は、紡糸工程での安
定性が悪くなり、逆に20d以上の場合は、不織布にし
た時の風合いが粗硬になり、しかも印刷等の両帯加工を
した時の見栄えが悪くなるので好ましくない。
この長繊維からなるウェブをエンボスロールに通して熱
と圧力によってウェブを部分的に融着して布帛状に仕上
げる。好ましいエンボスの面積は、10〜40%、より
好ましくは、15〜25%であり、目付けは、15〜5
0g/rr?であり、より好ましくは、20〜40 g
/rrrである。
と圧力によってウェブを部分的に融着して布帛状に仕上
げる。好ましいエンボスの面積は、10〜40%、より
好ましくは、15〜25%であり、目付けは、15〜5
0g/rr?であり、より好ましくは、20〜40 g
/rrrである。
つぎに、これらの材料を貼り合せる方法としては、既存
の加熱、加圧接着によって容易に加工することができる
。但し、この時の温度、スピードなどの条件は、鞘部の
低融点側の繊維状態を残し得る範囲に調整する必要があ
る。
の加熱、加圧接着によって容易に加工することができる
。但し、この時の温度、スピードなどの条件は、鞘部の
低融点側の繊維状態を残し得る範囲に調整する必要があ
る。
(実施例)
以下、本発明を実施例により説明する。但し、本発明は
下記実施例に限定されるものではない。
下記実施例に限定されるものではない。
実施例1
繊維の鞘部分がポリエチレンで芯部がポリエステルで両
者の構成比が1:1で、3デニールからなる長繊維ウェ
ブをエンボスロールによって、繊維同志を熱と圧力で、
部分的に融着し、目付30g/ポの不織布を仕上げた。
者の構成比が1:1で、3デニールからなる長繊維ウェ
ブをエンボスロールによって、繊維同志を熱と圧力で、
部分的に融着し、目付30g/ポの不織布を仕上げた。
幅100 cmの純白紙40g、二成分スパンボンド3
0gを既存の押し出しラミネート機(ダンデム)にセッ
トし、温度230°C1圧力80kg、ラインスピード
130 m/分、熱可塑性合成樹脂フィルム約15μで
加工した。その時にフィルムの状態が10mm間に14
〜15木、1本あたりの隙間が、幅0.2 mmになる
ように押し出し機のスリット部分を調整した。その結果
、440g/…2/24hの透湿性能をもったシートが
得られた。
0gを既存の押し出しラミネート機(ダンデム)にセッ
トし、温度230°C1圧力80kg、ラインスピード
130 m/分、熱可塑性合成樹脂フィルム約15μで
加工した。その時にフィルムの状態が10mm間に14
〜15木、1本あたりの隙間が、幅0.2 mmになる
ように押し出し機のスリット部分を調整した。その結果
、440g/…2/24hの透湿性能をもったシートが
得られた。
実施例2
実施例1によって得られた複合シートを、石灰充填機に
セットし、シール温度190°C11分間に350シヨ
ツトで10gの石灰乾燥剤を充填し、第3図に示す様な
袋に仕上げた。その結果、表面平滑でシール強度の強い
商品に仕上げることができた。
セットし、シール温度190°C11分間に350シヨ
ツトで10gの石灰乾燥剤を充填し、第3図に示す様な
袋に仕上げた。その結果、表面平滑でシール強度の強い
商品に仕上げることができた。
(発明の効果)
本発明の、粉末体充填複合シートは、紙、細かい線状の
隙間を有する熱可塑性合成樹脂層、二成分スパンボンド
不織布の三層シートからなり、従来からのヒートシール
加工等の、袋製造上の工程を、そのまま適用できる。且
つ、本発明の目的である、全面補強、表面平滑、シール
強度及シール境界部分の向上、穴あけ不用等の効果があ
る。
隙間を有する熱可塑性合成樹脂層、二成分スパンボンド
不織布の三層シートからなり、従来からのヒートシール
加工等の、袋製造上の工程を、そのまま適用できる。且
つ、本発明の目的である、全面補強、表面平滑、シール
強度及シール境界部分の向上、穴あけ不用等の効果があ
る。
第1図は、本発明による複合シートの断面図、第2図は
、本複合シートを用いて製造した乾燥剤袋の断面図、第
3図は、本複合シートを用いて製造した乾燥剤袋の平面
図である。 1・・・第−N(紙)、2・・・第二層(細かい線状の
隙間を有する熱可塑性合成樹脂層)、3・・・第三層(
二成分スパンボンド不織布) A・・・乾燥剤。 4・・・シール部、
、本複合シートを用いて製造した乾燥剤袋の断面図、第
3図は、本複合シートを用いて製造した乾燥剤袋の平面
図である。 1・・・第−N(紙)、2・・・第二層(細かい線状の
隙間を有する熱可塑性合成樹脂層)、3・・・第三層(
二成分スパンボンド不織布) A・・・乾燥剤。 4・・・シール部、
Claims (1)
- 第一層が紙、第二層が細かい線状の隙間を有する熱可塑
性合成樹脂層、第三層が二成分スパンボンド不織布から
なる粉末体充填用複合シート
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31938988A JPH02164536A (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 | 粉末体充填用複合シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31938988A JPH02164536A (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 | 粉末体充填用複合シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02164536A true JPH02164536A (ja) | 1990-06-25 |
Family
ID=18109622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31938988A Pending JPH02164536A (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 | 粉末体充填用複合シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02164536A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996022704A1 (en) * | 1995-01-24 | 1996-08-01 | Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. | Stable preservation method of powdered soft drink preparation and powdered soft drink preparation |
WO2000005065A1 (en) * | 1998-07-22 | 2000-02-03 | The Procter & Gamble Company | Paper web having a liquid impermeable, breathable barrier layer |
-
1988
- 1988-12-20 JP JP31938988A patent/JPH02164536A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996022704A1 (en) * | 1995-01-24 | 1996-08-01 | Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. | Stable preservation method of powdered soft drink preparation and powdered soft drink preparation |
WO2000005065A1 (en) * | 1998-07-22 | 2000-02-03 | The Procter & Gamble Company | Paper web having a liquid impermeable, breathable barrier layer |
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