JPH0216431Y2 - - Google Patents

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JPH0216431Y2
JPH0216431Y2 JP5505780U JP5505780U JPH0216431Y2 JP H0216431 Y2 JPH0216431 Y2 JP H0216431Y2 JP 5505780 U JP5505780 U JP 5505780U JP 5505780 U JP5505780 U JP 5505780U JP H0216431 Y2 JPH0216431 Y2 JP H0216431Y2
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JP
Japan
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lever
pin
flywheel
shutter
tip
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JP5505780U
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JPS56157039U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、テープレコーダの自動停止装置の
改良に関する。
テープレコーダでは、カセツトの小窓から検出
レバーをカセツト内に挿入し、テープが終端に達
したときにテープ張力が増加するのをこの検出レ
バーで検出して自動的に動作を停止させている。
しかし、検出レバーの出力そのものは操作釦のロ
ツクを解除するだけの力がないので、この検出レ
バーの出力をトリガーとしてシヤツトオフレバー
を動かし、フライホイールの大きな回転力を利用
して操作釦のロツクを解除している。
第1図はこのような従来の自動停止装置の一例
で、消去ヘツド10、検出レバー20、録画ヘツ
ド30及びピンチローラ40がヘツド基板に取り
付けられており、記録再生状態ではヘツド基板が
前進して図のように消去ヘツド10、検出レバー
20、録再ヘツド30及びピンチローラ40がそ
れぞれカセツト50の窓からカセツト50内に挿
入されてテープ60に作用する。
検出レバー20は軸21を支点に回動できるよ
うにヘツド基板に取り付けられ、その一端部22
が上述のようにテープ60に作用する。一方、シ
ヤツトオフレバー70が軸71を支点に回動でき
るようにシヤーシに取り付けられ、このシヤツト
オフレバー70にピン72が形成されている。ま
た、キヤプスタン80にフライホイール90が取
り付けられ、このフライホイール90にピン91
が形成されている。図示しないが、フライホイー
ル90とモータプーリーとの間にベルトがめぐら
され、モータの回転によつてフライホイール90
したがつてキヤプスタン80が矢印aの方向に回
転する。そして、シヤツトオフレバー70とシヤ
ーシの切り起こし片100との間にバネ110が
取り付けられ、このバネ110の力によつてシヤ
ツトオフレバー70が図の反時計方向に回動偏倚
されてピン72が検出レバー20の他端部23に
当たり、その他端部23がヘツド基板の切り起こ
し片からなるストツパ120で受け止められてい
る。この状態では、シヤツトオフレバー70の先
端部73はフライホイール90のピン91の回転
軌跡の外に位置している。
そして、テープ60が終端に達すると、走行時
よりも大きなテープ張力が生じるので検出レバー
20の一端部22が矢印bの方向に強く押され、
検出レバー20が矢印cの方向に回動する。その
ため、検出レバー20の他端部23によつてシヤ
ツトオフレバー70のピン72が押され、シヤツ
トオフレバー70がバネ110の力に抗して矢印
dの方向に回動し、その先端部73がピン91の
回転軌跡内に侵入してピン91でけられる。これ
により、シヤツトオフレバー70が矢印dの方向
にさらに大きく回動し、その他端部74がロツク
板130を押してロツク板130が解除され、自
動的に停止状態になる。
ところが、シヤツトオフレバー70の先端部7
3がピン91の回転軌跡内に侵入するタイミング
によつては、第2図に示すようにレバー70の先
端部73の先がピン91に当接してレバー70に
矢印eで示すように本来の回動方向とは異なる支
点の軸71の方向の力が働き、レバー70とピン
91との間で競り合いが生じてフライホイール9
0が停止してしまうことがある。そうすると、シ
ヤツトオフレバー70の先端部73が破損した
り、フライホイール90の停止によりフライホイ
ール90とモータプーリーとの間のベルトが破損
したり、モータまでが停止してモータが損傷する
ことがある。
このようなシヤツトオフレバー70とフライホ
イール90のピン91との競り合いを防止するた
めに、レバー70の先端部73を鋭利にしている
が、それでも競り合いを絶無にすることはできな
い。
このため、実公昭54−45048号公報の考案では、
シヤツトオフレバーをレバーベース及びレバーヘ
ツドとその間に設けたスプリングからなるレバー
組立体で構成し、その先端がフライホイールのピ
ンと当接するときはレバー組立体が縮むことによ
りピンが通過し、通過したピンが1回転する間に
レバー組立体がさらに回動するとともにもと通り
に伸びることにより今度はピンでけられて所期の
方向に回動させられる、というようにしている。
しかし、これは、部品点数が増加して大幅なコ
ストアツプになるとともに、精度もあまりよくな
いという欠点がある。
この考案は、この点にかんがみ、部品点数を増
やさずコストアツプをきたさないとともに、精度
よく所定の動作をさせることができるようにした
ものである。
第3図はこの考案の自動停止装置の一例で、シ
ヤツトオフレバー70は合成樹脂の成型品で構成
され、第4図にも示すように孔75が形成され、
この孔75に軸71が挿入されて軸71を支点に
回動できるようにシヤーシに取り付けられ、先端
部73と孔75の間においてピン72が一体成型
で形成されている。
この考案では、このシヤツトオフレバー70の
先端部73に近いところに支点の軸71の方向に
弾性変形するU字状の弾性変形部76を一体成型
で形成する。
したがつて、シヤツトオフレバー70の先端部
73の先がフライホイール90のピン91に当接
してレバー70に支点の軸71の方向の力が働く
と、レバー回動支点方向に弾性変形部76が縮ん
でピン91が通過する。そして、通過したピン9
1が1回転する間にシヤツトオフレバー70がさ
らに回動するとともにその弾性変形部76がもと
通りに伸びるので、今度はレバー70がピン91
でけられて矢印dの方向にさらに大きく回動し、
その他端部74がロツク板130を押してロツク
板130が解除され、自動的に停止状態になる。
なお、弾性変形部76は先端部73がピン91
でけられるときにたわまないようにある程度以上
の幅にする。
このように、この考案によれば、シヤツトオフ
レバーに弾性変形部を一体成型で形成することに
より、部品点数が増えずコストアツプをきたさな
いとともに、精度よく所定の動作をさせることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の装置の一例の平面図、第2図は
その不都合を説明するための図、第3図はこの考
案の装置の一例の平面図、第4図はそのシヤツト
オフレバーの側面図である。 20は検出レバー、60はテープ、70はシヤ
ツトオフレバー、71はその支点の軸、76はそ
の弾性変形部、80はキヤプスタン、90はフラ
イホイール、91はそのピンである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロツク板と慣性回転体に設けられたロツク板解
    除用部材との間に配されたロツク板解除用の合成
    樹脂からなるレバーに、このレバーの回動支点方
    向に縮む様に弾性変形する弾性部を一体にもうけ
    たテープレコーダの自動停止装置。
JP5505780U 1980-04-22 1980-04-22 Expired JPH0216431Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5505780U JPH0216431Y2 (ja) 1980-04-22 1980-04-22

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JP5505780U JPH0216431Y2 (ja) 1980-04-22 1980-04-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56157039U JPS56157039U (ja) 1981-11-24
JPH0216431Y2 true JPH0216431Y2 (ja) 1990-05-07

Family

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