JPH02164213A - 絶縁電線の端末剥離装置 - Google Patents

絶縁電線の端末剥離装置

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JPH02164213A
JPH02164213A JP63317334A JP31733488A JPH02164213A JP H02164213 A JPH02164213 A JP H02164213A JP 63317334 A JP63317334 A JP 63317334A JP 31733488 A JP31733488 A JP 31733488A JP H02164213 A JPH02164213 A JP H02164213A
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JP
Japan
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abrasive grains
insulated wire
rotary
wire
conductor
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JP63317334A
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JPH0630532B2 (ja
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Hisanobu Yamagishi
山岸 久修
Hiroshi Matsumoto
博志 松本
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Hitachi Cable Ltd
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Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、絶縁電線とくにエナメル線の端末絶縁層を効
率よく剥離するための端末剥離装置に関するものである
[従来の技術] 絶縁電線を機器などに接続して使用する場合には、端末
の絶縁層を剥離して導体を露出し、これを電気的に接続
する必要かある。この場合、使用される電線がビニル被
覆電線のようなものであれば絶縁層の端末剥離は容易で
あり、機械的に簡単に剥離することかできる。
しかし、対象がエナメル線の場合には、皮膜の密着性が
非常に強固であり、その端末を剥離することは必ずしも
容易ではなく、面倒な手数を要しているのか実・mであ
る。
エナメル線の端末剥離といっても、その塗膜の材質によ
ってさまざまである。ポリウレタンエナメル線は、直接
半田付けができるために剥離を必要とじないうポリエス
テル、ホルマール、ポリエステルイミド系エナメル線の
場合は、有機溶剤系の剥離材を必要とする。また、ポリ
アミドイミド系やポリイミド系の耐熱エナメル線は、5
0〜90℃の水酸化す1〜リウム水溶液や400〜45
0℃程度のアルカリ混合溶融バスを用いて剥離するのが
通常であり、別に面倒な手作業による研磨、剥離も行な
われている。
[発明が解決しようとする課題] 上記した111M手段のうち水酸化ナトリウム水溶液や
アルカリ溶融バスによる剥離の場合には、加熱の際にア
ルカリ微粒子が飛散し、・コイルやリード線部分の絶縁
皮膜上に付着するおそれがある。
このような付着があると、長期間にわたり皮膜への経時
的な腐食が進行し、絶縁性能の低下やコイルの層間短絡
のなどの原因となるおそれが大きい。
このような危険性を避けるには、やすりやサンドベーパ
ーあるいはカッターなどによるa11i的研削に顆らざ
るを得ないが、血中1な手作業による剥離となり、導体
の削り過ぎが発生したり、剥離面の外観が悪くなったり
しがちであり、実用上能率か悪く、決して適切な手段と
はいえない。
本発明の目的は、上記したような従来技術の問題点を解
消し、高温のアルカリ溶液などに預ることなく機械的な
剥離でありながら、皮膜を迅速に剥離することができ、
導体の削り過ぎや外観不良などの発生も最少限に止め得
る新規な絶縁電線の端末剥離装置を提供しようとするも
のである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、所謂サンドブラスト効果をもって絶縁電線の
端末を機械的に剥離しようとするものであり、そtLを
実現するために回転円周の接線の延長線が一つ所に交わ
るような関係に複数基の回転板を配置し、その接線が交
わる位置あるいはその近傍に絶縁電線の端末を突き出し
て保持し得る端末挿入保持装置を設けたものであり、か
くして回転板の回転力により砥粒を電線端末に放射し、
それによって電線の端末における絶縁層をR械的にNJ
F磨、除去し得るように構成したものである。
[作用1 砥粒を回転板の回転力により放射し、電線端末を研磨す
るものであるから、絶縁電線の塗膜の性質あるいはその
厚さなどに応じ適当な砥粒をj8択することができる上
、回転板の回転を強弱加減可能に構成することで絶縁層
の剥離に対する最適柴件を設定することが可能であり、
それによって絶縁皮膜に対し迅速にしかも導体を界雷に
損傷させるおそれもなく、高効率かつ安定した端末剥離
を行なうことが可能となる。しかも、純然たる機械的剥
^tであるから他の部分にIK食進行を生ぜしめるおそ
れは一切なく、しかも、導体の表面に砥粒によって微m
lな凹凸が生じこれが半田付けの際のぬれ性の改善とし
て作用し、接続の信が性を向上し得るという付加的効果
をも期待することができる。
[実施例1 以下に、本発明について実施例図面を参照し説明する。
第1図は本発明に係る端末剥離装置の具体的構成を示す
縦断面説明図であり、第2図はその横断面説明図である
■は内面にライニングの施された密封型容器であって、
該容器1内に複数の回転板3,3が配置されている2回
転板3.3の回転円周の接線の延長線は第2図にみるよ
うに1個所に交わるような関係に配置され、この接線の
延長線が交わる位置あるいはその近傍に、絶縁電線20
を挿入しその端末21を容器1内に突出させて保持する
ための電線挿入孔2を有する端末挿入保持装置が設けら
れており、当該挿入孔2の先端には、ゴムあるいはスポ
ンジなどよりなるシールド板4があって、電線20の端
末21を容器1内に突き出した状態で電線20と挿入孔
2とが完全にシールされるように構成されている。
5は駆動モータであり、前記回転板3を回転駆動するも
のであるが、その回転については強弱加減ができるよう
になっており、それによって後述する砥粒の放射力を調
愁できるように構成される。
11は砥粒供給装置であり、砥粒を容器l内に供給し、
回転板3による回転によって該砥粒に遠心力が与えられ
回転板の回転前方に向って当該砥粒lOが図中矢印のよ
うに放射されるものである。
つぎに上記のように構成される本発明に係る端末剥離装
置により電線の端末を剥離する場合について説明する。
絶縁電線20を挿入孔2に挿入し、シールド板11より
容器1内に向って電線端末21を剥離しようとする長さ
分だけ突出させ、この状態で回転板3.3を回転せしめ
る。これによって砥粒10は回転板3,3の回転力に基
く遠心力により図中矢印に示したように放射され、突出
されている電線端末21に向って研磨作用が生ずる。こ
の研磨作用は一種のサンドブラスト効果となるものであ
り、それによって電線端末21の皮膜は速かに剥離され
、導体が露出せしめられる。この場合、砥粒の材質ある
いは形状さらにはその大きさなどを選択し、回転板3の
回転形状や構造さらに前述した回転速度の調整などを選
択することによりゑり離する皮膜にとってのik、適粂
件を容易に見出し得るものであり、それによって導体を
余分に研削したりすることなく皮膜を完全に除去するこ
とができるものである6しかも、純然たる機械的剥離で
あるから、すでに説明した化学的剥離におけるような腐
食などの面倒な問題は全く生ぜず、きわめて安定した皮
膜剥離を行なうことが可能となる。
なお、絶縁電線20の全周を剥離するなめには、回転板
3の数が少なければ電線20を回転させてやるか、ある
いは逆に回転板3を電線20の廻りに回転させてやれば
よい、また、回転板3.3の数を多くすることで、その
ような回転を行なうことなく全周剥離を達成することも
可能である。このように回転板3の数を増加すれば剥l
I?時間を短縮でき、剥f4を効率を向上させ得るとい
うメリットも生ずる。
また、図においては、電線挿入孔2を一個所だけ設けた
例が示されているが、複数個所に設は一度に複数本の電
線端末を同時に剥離できるようにすれば、剥離効率を一
層向上させるとかできる。
本発明に係る方法により皮膜剥離を行なった後の導体の
表面には砥粒による微細な凹凸が形成されるか、この微
細凹凸は先に説明したように半田付けの際のぬれ性を増
大させる効果か大きく、それだけ接続部の信頼性を向上
できるという優れた長所を期待できるものである。
回転板3は砥粒と回転接触することにはなるが、回転板
3は砥粒に遠心力を与える役目をするものであり、砥粒
との間に大きな牽擦力が生ずるおそれはないから、回転
板3の摩耗は小さく5.長期間にわたる寿命を保持する
ことができる。
また、本発明に隔る剥離装置は、断面円形の電線に限ら
ず、平角線のような断面異形の電線に対してもそのまま
適用することは可能であり、電線の断面形状に応じ回転
板3の位置あるいは回転速度を調整することで円滑な皮
膜剥離を行なうことができるものである。
C発明の効果J 以上の通り、本発明に係る剥離装置によれば、電線の皮
膜に応じ砥粒の選択や回転板の回転速度を]Umするこ
とかできるから、皮膜のみを剥^1せしめ導体に対する
41傷を最少限とすることかでき、品質の安定した剥離
面を形成し得るばかりでなく、剥離時間の短縮による効
率の改善、さらにはHIM?壺のFP体の表面における
半田付?−)の改善に基く接続部の信頼性の向上を期待
できるなど、その工業上の価値は非常に大きなものがあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る剥離装置の実施例を示す説明Mx
断面図、第2図はその説明横断面図である。 に容器、 2:を線種入孔、 3:回転板、 4:シールド板、 5:駆動モータ、 10:砥粒、 20:絶縁電線、 21:電線端末。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)各回転円周の接線の延長線が一個所に交わるよう
    な関係に配置された複数基の回転板と、前記接線が交わ
    る位置あるいはその近傍に設けられ絶縁電線の端末を突
    き出して保持し得る端末挿入保持装置と、前記回転板が
    回転せしめられることによりその回転によつて前記端末
    挿入保持装置より突出している電線端末に向って放射さ
    れる砥粒を供給する砥粒供給装置と、前記回転板に可変
    の回転力を与える駆動モータとがあり、これらが一の容
    器内に収容されてなる絶縁電線の端末剥離装置。
JP63317334A 1988-12-15 1988-12-15 絶縁電線の端末剥離装置 Expired - Lifetime JPH0630532B2 (ja)

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JP63317334A JPH0630532B2 (ja) 1988-12-15 1988-12-15 絶縁電線の端末剥離装置

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JP63317334A JPH0630532B2 (ja) 1988-12-15 1988-12-15 絶縁電線の端末剥離装置

Publications (2)

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JPH02164213A true JPH02164213A (ja) 1990-06-25
JPH0630532B2 JPH0630532B2 (ja) 1994-04-20

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ID=18087052

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013027071A (ja) * 2011-07-15 2013-02-04 Mitsubishi Cable Ind Ltd 導体線露出方法、集合導体の導体線露出構造及び被覆除去処理液
CN103124042A (zh) * 2011-11-18 2013-05-29 方惠中 一种漆包线脱漆机和漆包线脱漆的方法
CN107453180A (zh) * 2017-07-27 2017-12-08 特变电工昭和(山东)电缆附件有限公司 一种漆包导体高压电力电缆导体接头制作方法

Cited By (4)

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CN107453180B (zh) * 2017-07-27 2019-10-15 特变电工昭和(山东)电缆附件有限公司 一种漆包导体高压电力电缆导体接头制作方法

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JPH0630532B2 (ja) 1994-04-20

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