JPH02163889A - 光学文字読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、帳票に印刷された文字及び手書き文字等を認
識する光学文字読取認識装置に関する。

〔従来の技術〕

一般に、光学文字読取装置（以下、ＯＣＲと称する）は
、印刷文字及び手書き文字等を認識するための入力装置
として、大形計算機システム及びパソコン等に接続され
、広く利用されている。そして、ＯＣＲにおける文字認
識方法は、一般に次のようなものである。

すなわち、帳票上に記載された文字及び数字を光学的に
電気信号に変換（２値化）した後、１文字の切り出しを
行い、認識プログラムや認識辞書等の認識手段を用いて
文字の認識を行い、認識結果を上位装置に報告するもの
である。

〔発明が解決しようとする課題〕

一般に、ＯＣＲを使用している利用者は、ＯＣＲに入力
した後の帳票を保管している場合が多い。

その理由は、帳票データの入力後に再度入力済みの帳票
を確認しなければならない事態が発生した場合に備える
必要があること、及びＯＣＲは帳票上の定められた領域
内の文字及び数字しか認識しないため、利用者が帳票入
力時に散発的に発生した事項及び必要事項を帳票の余白
部分にメモ書きして保管する場合があるためである。

しかし、入力帳票が大量になってくると、帳票の保管の
ために多大の保管スペースを必要とし。

かつ帳票の検索と管理に多大の時間と労力を必要とする
という問題点がある。

本発明は上記した従来技術の問題点に鑑み、利用者が入
力済みの帳票を保管する必要のない文字ｖ！、Ｆｌ装置
を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の光学文字読取装置は、既知の光学文字読取装置
に、帳票の画像を取り込んで記録媒体に蓄積する第１８
の手段と、蓄積した画像を検索して表示する第２の手段
とを設けたことを特徴としている。

〔作用〕

帳票の画像は」二記第１の手段により取り込まれる際に
、キーボード等の入力手段や帳票上の情報に基づいて、
タイトル付けされてＭ積される。蓄積する記録媒体とし
ては、光ディスクや磁気ディスク等が適当である。また
、蓄積された画像はキーボード等によってタイトル指定
され、上記記録媒体において検索され、表示される。

したがって、この発明によれば、帳票画像自体を蓄積す
るため、帳票を保管する必要性がなくなる。

〔実施例〕

以下、添付の図面に示す実施例により、更に詳細に本発
明について説明する。第１図はこの発明の一実施例を示
すブロック図である。図示するように、＋１！ｉ票上の
画像を取り込む画像取込部１と、取り込まれた画像を保
持するメモリと、メモリ内にある文字パターンの切り出
し及び認識を行う切り出し／認識部３と、画像の登録及
び検索を制御するイメージ処理部４と１画像データを蓄
積する画像蓄積部５と、メモリ２に保持された画像を出
力するプリンタ６及び表示用ＣＲＴ９と、キーボード１
０と、上位装置７とから構成されている。

そして、上記の各構成要素は、それぞれバス８を介して
接続されている。

また、イメージ処理部４は、画像の登録及び検索の際、
画像データ量を最小にするため画像の圧縮（登録時）及
び画像の伸長（検索時）を行っている。圧縮方式として
は１、例えば国際電信電話諮問委員会（ＣＣＩＴＴ）勧
告書Ｔ、４において規定するＭＲ方式が存在する。

第２図は本実施例で用いる帳票の一例を示す説明図であ
る。第２図において、タイトル４１ｉｉ１１は、画像を
画像蓄積部５に蓄積する際に、タイトルとなる文字及び
数字を書き込む欄である。認識文字１！１ｌｌＬ　２は
、認識文字及び数字を書き込む欄である。

メモ欄１３は、帳票の記入者が必要事項を書き込む欄で
ある。ここで、文字認識の対称となるのは、タイトル１
１と認識文字（ｌ１１１２である。

第１図に示す実施例における画像蓄積動作について、ま
ず説明する。画像取込部１は帳票上の全面画像を２値化
し、２値化された画像データはバス８を介してメモリ２
に書き込まれる。切出し／認識３は、メモリ２内の画像
、帳票寸法、認識領域寸法情報により、認識文字の切り
出し及び文字認識を行う。そして、タイトル４Ｉ２１１
１及び認識文字種１２の認識結果はバス８を介してメモ
リ２に書き込まれる。

上位装置７は、メモリ２内に記録された上記認識結果を
バス８を介して取り込み、認識結果を知ることができる
。

イメージ処理部４は、メモリ２内に取り込まれた画像を
ＣＲＴ９に表示し、更にメモリ２内にあるタイトル情報
４ｒＪ１１に対応する認識結果をタイトルとし、イメー
ジ処理部４で圧縮された画像データを画像蓄積部５に登
録する。また、イメージ処理部４は、画像の圧縮動作終
了後、次の画像を取り込むべく、画像取込部１に画像の
取り込み動作を指示する。このようにして、次々に画像
が画像蓄積部５に格納される。

次に、画像の検索動作について説明する。まず、キーボ
ード１０により、検索すべき画像のタイトルを入力する
。イメージ処理部４は１画像蓄積部５に登録されている
タイトルの一覧をメモリ２に出力させ、該当するタイト
ルを検索し、該タイトルに対応する蓄積画像データを読
み出して、メモリ２内に格納する。次に、メモリ２内に
格納された該画像データが読み出され、イメージ処理部
４がこの画像データを伸長し、その後再度メモリ２内に
格納し、またＣＲＴ９に表示する。また、プリンタ６に
上記伸長された画像データを出力する際は、キーボード
の指示により、イメージ処理部４がプリンタ６ヘメモリ
２内の画像データを出力する。また、画像蓄積部５に画
像を登録する際に。

タイトルの補足情報として、上位装置７が指定する帳票
の寸法及び認識領域寸法情報も併せて登録しておくこと
により、画像帳票５から検索した画像を切出し／認識部
３を用いて再度文字認識処理をすることができる。

なお、この実施例においては、タイトルは帳票上のタイ
トル欄より指定され、帳票寸法及び認識領域寸法は上位
ｉ置７から指定している。しかし、タイトルはキーボー
ド１０から指定してもよいし。

上位装置７か指定してもよい。同様に、帳票寸法や認識
領域寸法についても、キーボード１０や画像取込部１か
ら取り込んだ帳票画像に基づいて、指定するように構成
することができる。

また、タイトル補足情報として、画像登録時の月日や時
刻をイメージ処理部４やキーボード１０や上位装置７か
も指定することも可能である。

以上に説明したように、タイトル補足情報として、種々
の要素を画像と共に画像蓄積部５に登録しておくことに
より、オペレータがタイトルを忘れたような場合におい
ても、タイトル補足情報を見ることにより、画像検索を
行なうことが可能になる。

また、帳票の画像を画像蓄積部５に登録する際。

登録するか否かの判定をキーボード１０や上位装置７に
より指定することができる。

第３図は、第１図に示す画像取込部１の読取部を示す説
明図である。第３図において、１４は第１の発光源であ
り、１５は第２の発光源であり、１６は帳票搬送機構で
あり、１７は第１の受光素子であり、１８は第２の受光
素子であり、１９は２値化回路であり、２０は帳票であ
り、２１は遮蔽板を示している。

図示するように、帳票２０は帳票搬送機構１６によって
搬送される。帳票上の文字パターンは、第１の発光源１
４の照射とその反射光の第１の受光素子１７による受光
により電気信号に変換され、２値化回路１９に入力され
る。また、第２の発光源１５と第２の受光素子１８は、
＠頭上の全面の画像パターンを電気信号に変換するよう
に構成され、第２の受光素子１８の出力する電気信号は
２値化回路１９に入力される。

ここで、第１の発光ｇ１４と第２の発光′ｇ１５はその
発光色が異なっており、遮蔽板２１により互いに遮蔽さ
れている６発光色を変える方法には。

光源そのものを変えるほか、光源にフィルタを介在させ
て実現することもできる。２値化回路１９は第１、第２
の受光素子１７．１８から出力された電気信号をＡ／Ｄ
変換して、メモリ２へ出力する。

なお、上記の実施例においては、画像読取部内に！３識
文字と帳票上の全面画像を取り込むための２つの発光源
と受光素子を設ける構成としたが、本発明はこれに限定
されるものではなく、別手段として、認識文字を取り込
むためのスキャナと帳票上の全面画像を取り込むための
スキャナをそれぞれ設けるように構成してもよい。

〔発明の効果〕

本発明によれば、ＯＣＲに入力済みの帳票の全面画像を
記録媒体に蓄積することができ、かつ蓄積された帳票の
全面画像を検索することが可能になるので、ユーザが帳
票を保持する必要性をなくすことが可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第２図
はこの発明で用いる帳票の一例を示す説明図、第３図は
第１図に示す画像取込部の一例を示す説明図である。 １・・・画像取込部、２・・・メモリ、３・・・切出し
／認識部、４・・・イメージ処理部、５・・・画像蓄積
部、６・・・プリンタ、７・・・上位装置、９・・・Ｃ
ＲＴ、１０・・キーボード、１４．１５・・・発光源、
１６・・・帳票搬送機構、１７．１８・・・受光素子、
１９・・・２値化回路、２１・・・遮蔽板。 も 図 躬 ？ 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、帳票上に記入された文字や数字を光学的に読み取る
   光学文字読取装置において、帳票の全面画像を取り込ん
   で記録媒体に蓄積する手段と、蓄積した画像を検索して
   表示する手段とを設けたことを特徴とする光学文字読取
   装置。