JPH02163508A - スラスト軸受 - Google Patents
スラスト軸受Info
- Publication number
- JPH02163508A JPH02163508A JP31707288A JP31707288A JPH02163508A JP H02163508 A JPH02163508 A JP H02163508A JP 31707288 A JP31707288 A JP 31707288A JP 31707288 A JP31707288 A JP 31707288A JP H02163508 A JPH02163508 A JP H02163508A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thrust bearing
- fixed shaft
- bearing
- bearing member
- thrust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 6
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- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はスラスト軸受に関し、特に軸と軸受面との間
に油膜が介在される動圧流体型のスラスト軸受に関する
ものである。
に油膜が介在される動圧流体型のスラスト軸受に関する
ものである。
第2図は従来の動圧流体型のスラスト軸受を用いた、例
えば磁気記録再生装置の回転ヘッドアセンブリの断面図
である。図において、1は磁気テープ、2は磁気テープ
1の走行を案内するリード溝201を外周面202に有
する固定シリンダ、3はこの固定シリンダ2の中心部に
一端301が接着、圧入、焼きばめ等の適当な手段によ
り固定された固定軸、4は流体軸受装置5を介して固定
シリンダ2から回転可能に支持された回転シリンダであ
って、磁気テープ1に情報を記録したり、磁気テープ1
に既に記録されている情報を再生したりする磁気ヘッド
6を支持している。7は記録すべき信号または磁気ヘッ
ド6により磁気テープ1からピックアップされた再生信
号をこれらの信号の処理のための信号処理装置(回転ヘ
ッドアセンブリの外部に設けられる)と磁気ヘッド6と
の間に非接触で伝達するロータリトランス、8は回転シ
リンダ4を回転駆動するための駆動モータである。
えば磁気記録再生装置の回転ヘッドアセンブリの断面図
である。図において、1は磁気テープ、2は磁気テープ
1の走行を案内するリード溝201を外周面202に有
する固定シリンダ、3はこの固定シリンダ2の中心部に
一端301が接着、圧入、焼きばめ等の適当な手段によ
り固定された固定軸、4は流体軸受装置5を介して固定
シリンダ2から回転可能に支持された回転シリンダであ
って、磁気テープ1に情報を記録したり、磁気テープ1
に既に記録されている情報を再生したりする磁気ヘッド
6を支持している。7は記録すべき信号または磁気ヘッ
ド6により磁気テープ1からピックアップされた再生信
号をこれらの信号の処理のための信号処理装置(回転ヘ
ッドアセンブリの外部に設けられる)と磁気ヘッド6と
の間に非接触で伝達するロータリトランス、8は回転シ
リンダ4を回転駆動するための駆動モータである。
回転シリンダ4は、固定軸3に嵌装され流体軸受装置5
を介して固定シリンダ2から回転可能に支持されるスリ
ーブ部401を有するラジアル軸受部材402と、この
ラジアル軸受部材402に適宜の手段で固定され、かつ
磁気ヘッド6を支持した本体403とラジアル軸受部材
402にネジ止め等の適宜の手段で固定されるスラスト
軸受部材404とから構成されている。また流体軸受装
置5は固定軸3の外周面に形成されたスパイラル流体溝
501と、これと前記スリーブ部401との間に介在す
る潤滑剤502(一般にグリース等の油類)とからなる
ラジアル流体軸受、及びスラスト軸受部材404に形成
されたスパイラル流体溝(図面では見えない)と、前記
固定軸3との間に介在する潤滑剤503とからなるスラ
スト流体軸受からなり、ラジアル流体軸受はスリーブ部
401、従ってまた回転シリンダ4の半径方向の支持を
行い、スラスト流体軸受5は軸方向の支持を行なう。ス
ラスト流体軸受装置5は振動、雑音が小さく、かつ小型
化に適していることから玉軸受に替えて使用されること
が多くなってきている。
を介して固定シリンダ2から回転可能に支持されるスリ
ーブ部401を有するラジアル軸受部材402と、この
ラジアル軸受部材402に適宜の手段で固定され、かつ
磁気ヘッド6を支持した本体403とラジアル軸受部材
402にネジ止め等の適宜の手段で固定されるスラスト
軸受部材404とから構成されている。また流体軸受装
置5は固定軸3の外周面に形成されたスパイラル流体溝
501と、これと前記スリーブ部401との間に介在す
る潤滑剤502(一般にグリース等の油類)とからなる
ラジアル流体軸受、及びスラスト軸受部材404に形成
されたスパイラル流体溝(図面では見えない)と、前記
固定軸3との間に介在する潤滑剤503とからなるスラ
スト流体軸受からなり、ラジアル流体軸受はスリーブ部
401、従ってまた回転シリンダ4の半径方向の支持を
行い、スラスト流体軸受5は軸方向の支持を行なう。ス
ラスト流体軸受装置5は振動、雑音が小さく、かつ小型
化に適していることから玉軸受に替えて使用されること
が多くなってきている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のスラスト軸受ばスラスト軸受部材のスパイラル状
のグループが形成された軸受面が、対向する固定軸の径
より大きく、スラスト軸受部材が固定軸端面に対して非
常に精度よく平行に取りつけられていない場合、固定軸
の先端外周部によりスラスト軸受部材の軸受面が偏摩耗
し、充分な軸受性能が得られなくなるという問題があっ
た。
のグループが形成された軸受面が、対向する固定軸の径
より大きく、スラスト軸受部材が固定軸端面に対して非
常に精度よく平行に取りつけられていない場合、固定軸
の先端外周部によりスラスト軸受部材の軸受面が偏摩耗
し、充分な軸受性能が得られなくなるという問題があっ
た。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、スラスト軸受部材の軸受面が固定軸端面に対
して精度よく平行に取りつけられない場合でも充分な軸
受性能が得られるスラスト軸受を提供することを目的と
する。
たもので、スラスト軸受部材の軸受面が固定軸端面に対
して精度よく平行に取りつけられない場合でも充分な軸
受性能が得られるスラスト軸受を提供することを目的と
する。
この発明に係るスラスト軸受は、スラスト軸受部材の固
定軸の端面と対応する面に固定軸の径より小さい径のス
パイラル状のグループ溝が形成された凸部を設け、かつ
スラスト軸受部材の硬度を固定軸の部材の硬度より小さ
くなるようにしたものである。
定軸の端面と対応する面に固定軸の径より小さい径のス
パイラル状のグループ溝が形成された凸部を設け、かつ
スラスト軸受部材の硬度を固定軸の部材の硬度より小さ
くなるようにしたものである。
この発明におけるスラスト軸受は、上記のような構成と
したので、スラスト軸受部材の軸受面が固定軸端面に対
して精度よく平行に取り付けられていないような場合で
も、スラスト軸受部材の軸受面は固定軸より軟らかいた
めに接触面積が増加し、これにより、面圧が低下するこ
とにより、起動及び停止時におけるスラスト軸受部材の
軸受面の摩耗が低減され、長期間充分な軸受性能を得る
ことが可能となる。
したので、スラスト軸受部材の軸受面が固定軸端面に対
して精度よく平行に取り付けられていないような場合で
も、スラスト軸受部材の軸受面は固定軸より軟らかいた
めに接触面積が増加し、これにより、面圧が低下するこ
とにより、起動及び停止時におけるスラスト軸受部材の
軸受面の摩耗が低減され、長期間充分な軸受性能を得る
ことが可能となる。
以下この発明の一実施例を図について説明する。
第1図はこの発明の一実施例のスラスト軸受を備えた磁
気記録再生装置の回転ヘッドアセンブリのスラスト軸受
部分の概略を示す拡大断面図である。なお、従来のもの
と同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。
気記録再生装置の回転ヘッドアセンブリのスラスト軸受
部分の概略を示す拡大断面図である。なお、従来のもの
と同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。
図において、404はラジアル軸受部材402に圧入、
焼きばめ等の手段で固定されたスラスト軸受部材で、軸
受面は対向する固定軸3の径より小さい径の凸部405
が設けられ、凸部405にはスパイラル形状の流体溝(
図面では見えない)が形成されている。また上記スラス
ト軸受部材404は固定軸3の材質より軟らかい材質で
あるものとする。
焼きばめ等の手段で固定されたスラスト軸受部材で、軸
受面は対向する固定軸3の径より小さい径の凸部405
が設けられ、凸部405にはスパイラル形状の流体溝(
図面では見えない)が形成されている。また上記スラス
ト軸受部材404は固定軸3の材質より軟らかい材質で
あるものとする。
次に、スラスト軸受部材404の凸部405の軸受面と
、対向する固定軸3の端面との平行度が精度よく出てい
ない場合、スラスト軸受部材404の凸部405の軸受
面が、対向する固定軸3の端面に片よって当たった場合
、前記軸受部材404は前記固定軸3の材質より軟らか
いため、前記固定軸3の端面に沿って弾性変形し、接触
面積が増加するため面圧が低下し、固定軸3の先端外周
部によりスラスト軸受部材404の軸受面が偏摩耗する
のを低減でき、長期間充分な軸受性能を発揮することが
できる。
、対向する固定軸3の端面との平行度が精度よく出てい
ない場合、スラスト軸受部材404の凸部405の軸受
面が、対向する固定軸3の端面に片よって当たった場合
、前記軸受部材404は前記固定軸3の材質より軟らか
いため、前記固定軸3の端面に沿って弾性変形し、接触
面積が増加するため面圧が低下し、固定軸3の先端外周
部によりスラスト軸受部材404の軸受面が偏摩耗する
のを低減でき、長期間充分な軸受性能を発揮することが
できる。
また上記スラスト軸受部材404の凸部405の軸受面
に形成されるスパイラル状のグループは、従来と同様に
コイニング加工によるが、加工部分が凸部405のみで
あるため、加工によるスラスト軸受部材のそりが従来の
ものより小さくなる。
に形成されるスパイラル状のグループは、従来と同様に
コイニング加工によるが、加工部分が凸部405のみで
あるため、加工によるスラスト軸受部材のそりが従来の
ものより小さくなる。
このため、スラスト軸受部材の外周面の精度が良くなり
、スラスト軸受部材を焼きばめ、または圧入等の保持方
法で保持できるようになる。
、スラスト軸受部材を焼きばめ、または圧入等の保持方
法で保持できるようになる。
以上のようにこの発明によれば、スパイラル状のグルー
プが形成された軸受面を固定軸の径より小さくするよう
にし、かつスラスト軸受部材の硬度を固定軸の部材の硬
度より軟らかくするようにしたので、スラスト軸受面と
対向する固定軸の端面との平行度が精度よく出ていない
場合においても、軸受面は固定軸の端面に沿って弾性変
形し、これにより接触面積が増加して、面圧が低下し、
固定軸の先端外周部によるスラスト軸受部材の軸受面の
摩耗が低減でき、長期間充分な軸受性能を得られる効果
がある。
プが形成された軸受面を固定軸の径より小さくするよう
にし、かつスラスト軸受部材の硬度を固定軸の部材の硬
度より軟らかくするようにしたので、スラスト軸受面と
対向する固定軸の端面との平行度が精度よく出ていない
場合においても、軸受面は固定軸の端面に沿って弾性変
形し、これにより接触面積が増加して、面圧が低下し、
固定軸の先端外周部によるスラスト軸受部材の軸受面の
摩耗が低減でき、長期間充分な軸受性能を得られる効果
がある。
第1図はこの発明の一実施例によるスラスト軸受を備え
た磁気記録再生装置の回転ヘッドアセンブリのスラスト
軸受部分の拡大断面図、第2図は従来のスラスト軸受を
備えた磁気記録再生装置の回転ヘッドアセンブリの断面
図である。 図において、工は磁気テープ、2は固定シリンダ、3は
固定シリンダ、4は回転シリンダ、4゜2はラジアル軸
受部材、403は回転シリンダ本体、404はスラスト
軸受部材、405は凸部、5は流体軸受装置、501は
流体溝、503は潤滑剤、6は磁気ヘッド、7はロータ
リトランス、8は駆動モータである。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
た磁気記録再生装置の回転ヘッドアセンブリのスラスト
軸受部分の拡大断面図、第2図は従来のスラスト軸受を
備えた磁気記録再生装置の回転ヘッドアセンブリの断面
図である。 図において、工は磁気テープ、2は固定シリンダ、3は
固定シリンダ、4は回転シリンダ、4゜2はラジアル軸
受部材、403は回転シリンダ本体、404はスラスト
軸受部材、405は凸部、5は流体軸受装置、501は
流体溝、503は潤滑剤、6は磁気ヘッド、7はロータ
リトランス、8は駆動モータである。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (1)
- (1)回転軸の端部に油膜を介して当接して、該回転軸
のスラストをうける軸受面にスパイラル状のグループが
形成されたスラスト軸受部材を配してなるスラスト軸受
において、上記スパイラル状のグループが形成された軸
受面を固定軸の径より小さくし、かつ、 上記スラスト軸受部材の硬度を上記固定軸の部材の硬度
より小さくしたことを特徴とするスラスト軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31707288A JPH02163508A (ja) | 1988-12-15 | 1988-12-15 | スラスト軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31707288A JPH02163508A (ja) | 1988-12-15 | 1988-12-15 | スラスト軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02163508A true JPH02163508A (ja) | 1990-06-22 |
Family
ID=18084109
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31707288A Pending JPH02163508A (ja) | 1988-12-15 | 1988-12-15 | スラスト軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02163508A (ja) |
-
1988
- 1988-12-15 JP JP31707288A patent/JPH02163508A/ja active Pending
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