JPH02163252A - シート材浮揚用装置 - Google Patents

シート材浮揚用装置

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JPH02163252A
JPH02163252A JP31598488A JP31598488A JPH02163252A JP H02163252 A JPH02163252 A JP H02163252A JP 31598488 A JP31598488 A JP 31598488A JP 31598488 A JP31598488 A JP 31598488A JP H02163252 A JPH02163252 A JP H02163252A
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Masahiro Nakagawa
中川 昌宏
Masami Yanai
柳井 正巳
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Inoue Kinzoku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野J 本発明は、プラスチックフィルム又は紙等からなるシー
ト材に発生ケる皺を、シート材を浮揚状態のままで除去
するシート材浮揚方法及びシート祠浮19用装同に関す
る。 【従来の技術】 従来、シート材に発生した皺を除去する装δとしては、
第14図に示す皺取りロール2がある。この皺取りロー
ル2は、自由回転するように枢支(図示は省略)すると
共に、筒部外周面2aにハの字状のスプレッダ−凹tM
 3を適宜周ピッチ毎に複数凹設したものである。搬送
中のシート材Sは、皺取りロール2の凹溝3との接触が
、凹溝3の中央寄り3aから1m始して両端部3b、3
bに向って順次移動ずのに伴ない、シート材Sの耳Ga
3a、$aに向う拡幅・力を受けて、縦方向のfl14
,4が除去される。 [発明が解決しようとする課題] しかし、前記皺取りロール2には、次の如き問題点があ
る。 fa)  シート材Sは、自由回転の皺取りロール2を
駆動しつつ搬送する際に、皺取りロール2の回転抵抗に
より皺取りロール2の外周面2aの周速度と完全に同期
せず若干スリップを伴なうことがある。その結果、シー
ト材Sは、スリップの際に、凹溝3の縁部3aで擦られ
て、擦り巾が発生する。 ft)l  シート材Sの張力が小さい場合には、前記
擦り1期が多発すると共に、皺取りロール2から交番ノ
る拡幅力が非常に弱<14.4を除去できない。 (C1シート材S l、t l取りロール2に対する巻
付は角度θ1を大きくする必要がある。そのため、シー
ト材Sの搬送方向を略々一定とする平面搬送領域におい
ては、皺を除去することが不可能である。 ところで近年、シート材Sの搬送には、ガイドロールを
用いることなく、浮揚させた状態で行なう方法がある。 部ら、シート材Sを浮揚した状態で限送する浮揚装置9
としては、第15図及び第16図に示す如く、シート材
搬送路Rの上下側に、ノズル箱5,5・・・を配設した
ものがある(特公昭5438525号)。ノズル箱5は
、搬送するシート材Sをガス?jGx上に支持するため
のm長い箱であって、対向する側壁6.6と、両側壁6
.6間に配δされnつ搬送中のシート材Sに極めて接近
して位置決めされた平坦な外表面1aを有すると共に外
表面7aのシート材横断方向Aに延びる両側縁で彎曲し
た一対のコアンダ部7b、 7bを有するガス案内面7
と、ガス案内面1の各コアンダ部7bに沿って設けられ
且つコアンダ部7bと前記側壁6とでスリット状に形成
された一対のガス吐出口8.8とを備えている。この様
に構成されたノズル箱5は、ガス吐出口8.8から噴出
したガス流の一部をコアンダ部7b、 7bで外表面1
aに方向変換させ、平坦な外表面7aとシート材Sとの
間にシート材横断方向への全域に亘って均一層厚みでプ
ラス圧のガスmGxを形成し、ガス層G1からシート材
Sの搬送方向に沿って空気を1π出りする。ノズル箱5
は、ガス層G1からシート材Sの搬送方向に沿って空気
を排出0するものであるから、シート材Sに対して耳端
Sa 、Saに向う拡幅力を付与するものではない。そ
のため、従来の浮揚5AiU 9は、シート材Sに発生
した縦皺(第14図参照)を除去することができずに、
最悪の場合には搬送中のシート材Sに折れ皺を発生させ
ることがある。 本発明は、上記問題点を解決するために、シート材に発
生した皺を無接触状態で除去するシート材浮揚方法及び
シート材浮揚用装置の捏供を目的とする。
【L!題を解決するための手段】
本箱−の発明に係るシート材浮揚方法は、搬送中のシー
ト材とシート材を横断する左右方向に沿って延設したガ
ス保持面との間に、ガス層を形成することによりシート
材を浮揚状態とするシート材浮揚方法において、前記ガ
ス層の層厚みを、ガス保持面の両端部から左右方向に沿
って中央部に行くに従って漸増させることにより、前記
ガス層のシート材と接触する表面を、シート材の両端部
から左右方向に沿って中央部に行くに従って隆起させ、
シート材がシート材の両端部から中央部に行くに従って
・脹れた状態となるようにシート材を浮1j2させるこ
とである。 本第二の発明に係るシート材浮揚方法は、wi送送中シ
ート材とシート材を横断する左右方向に沿って延設した
ガス保持面との間に、ガス層を形成することによりシー
;〜材を浮揚状態とするシート材浮揚方法において、前
記ガス保持面として、両端部から左右方向に沿って中央
部に行くに従ってシート材に向って隆起したものを用い
ることにより、前記ガス層を、ガス保持面の両端部から
左右方向に沿って中央部に行くに従ってシート材に向っ
て突出するように彎曲させ、シート材がシート材の両端
部から中央部に行くに従って脹れた状態となるようにシ
ート材を浮揚させることである。 本第五の発明に係るシート浮揚用装δは、外側に形成し
たシート材搬送路と対面し且つシート材搬送方向に沿っ
て彎曲形成したガス案内面と、ガス案内面に分散してf
FIIgQした複数のガス吐出孔とを備えたシート材浮
揚用装置において、前記前記ガス案内面は、左右の両端
部から左右方向に沿って中央部に行くに従ってシート材
搬送路に向って隆起していることである。 本第四の発明に係るシート浮揚用装置は、外側に形成し
たシート材搬送路と対面し且つシート材搬送路を横断す
る左右方向に沿って延設したガス案内面と、左右方向に
沿ってスリット状にrWI段して、シート材搬送路とガ
ス案内面との間にガスを供給するガス吐出口とを備えた
シート材浮揚用装置にJ3いて、前記ガス吐出口は前後
間隙寸法を、左右の両端部から左右方向に沿って中央部
に行くに従って漸増させたことである。 本第五の発明に係るシート浮揚用装置は、シート材搬送
路と対面し且つシート材搬送路を横断する左右方向に沿
って延設したガス保持面と、左右方向に沿ってスリット
状に開設してシート材搬送路とガス案内面との間にガス
を供給するガス吐出口とを備えたノズル鉛の複数個を、
シート材搬送路の彎曲域の中心鋼で適宜immに配置し
、ガス還流孔の複数を穿設した還流ガス案内板をPIJ
接するノズル箱の間に配2したシート材浮揚用装置にお
いて、還流ガス案内板のシート材搬送路と対面しない裏
面を、強v1吸引室に臨ませたことである。
【作 ml 本発明の作用を図面に示ず実施例に基づいて説明する。 本箱−の発明に係るシート材浮揚方法にあ7ては、第8
図に示す如く、ガス保持面である外表面37aの上に形
成したガス層G4の府厚みを、左右の両端N;からシー
ト材横断方向A4.:沿って中央部に行くに従って漸j
rfjL、である。そのため、シート材Sは、外表面3
7aよりもλ口mcにおいてシート材横断方向Aに略々
−直線状態(図中の一点鎖線りで示プ状態)であったも
のが、外表面37aの直上位置では、左右の両端部から
中央部に行くに従って層厚みが漸増するガスm G 4
によりシートI4横所方向A1.:彎曲状態(図中の一
点M1線Eで示す状態)となる。シート材Sは、外表面
37aの直上位置において、ガスjlr 04により彎
曲状態で支持されると、シート材横断方向Aに沿って中
央がら耳GWSa、3aに向う引張応力が発生し、入口
側Cで発生していた11tlff4.4が引張応力によ
り除去される。 本第二の発明に係るシート材浮揚方法にあっては、第5
図に示す如く、隆起したガス保持面である外表面27a
とシート材Sとの間にシート材横断方向Aの全域に亘っ
て彎曲したガスWJG3を形成しである。シート材Sは
、外表面27aよりも入口側Cではシート材横断方向へ
に略々−直線状態(図中の一点鎖!!jDで示す状態)
であったものが、外表面27aの直上位置では彎曲した
ガスFJG3によりシート材横断方向へに彎曲状態(図
中の一点鎖線Eで示す状態)となる。シート材Sは、外
表面27aの直上位置において、彎曲したガスmGsに
より彎曲状態で支持されると、シート材横断方向Aに泊
って中央から耳端Sa 、Saに向う引張応力が発生し
、入口側Cで発生していた縦皺4゜4が引張応力により
除去される。 本第三の発明に係るシート浮揚用装置にあっては、第1
図乃至第3図に示す如く、ガス吐出孔13゜13・・・
からガスを吐出すると、搬送中のシート材Sどガス案内
面11との間に所定全圧のガス層G2を形成する。ガス
層G2は、シート材Sの左右両端部3a 、3aと対面
する左右の境界部G2 a 。 02a及びガス案内面11aの彎曲終端部11a 、 
11aと対面する前後の境界部G2 b 、 G2 b
から外部にガスを排出9する。前後の境界部G2 b 
。 G2bの左右方向の全域に亘っては、全域が外部と接し
てガスHG 2の層厚みが略々均一となるため、シート
材Sの浮揚状態は、ガス案内面11の隆起曲率に倣い、
両端部3a 、 Saから中央部に行くに従って脹れた
状態(第3図参照)となる。これに対して、前後の両境
界部G21) 、 G2 bの中間位置では、左右の境
界部G2 a 、 G2 aからのみ外部にガス流出す
るため、左右の境界部G2 a 。 G2aから左右方向に沿って中央部に行くに従ってガス
層G2の層厚みが若干漸増(第1図参照)し、シート材
Sの両端部から中央部に行(に従ってシート材Sをより
匹れた状態とする。シート材Sは、ガスJ!I G 2
により彎曲状態で支持されると、シート材tta断方向
Aに沿って中央がら耳端3a。 Saに向う引張応力が発生し、本発明装置1110の入
口側Cで発生していた縦Wi(図示は省略)が引張応力
により除去される。 本第四の発明に係るシート浮揚用v装置にあっては、第
8図に示す如く、本発明@M30の内部にガスが供給さ
れると、ガス吐出口38.38からガスを吐出する。吐
出したガスは、外表面37aとシート材Sとの間にシー
ト材横断方向Aの全域に亘ってプラス圧のガス層G4を
形成し、ガスWBG4からシート材Sの搬送方向に沿っ
て排出すされる。ガス吐出口38.38から吐出される
ガス風母は、ガス吐出口38.38の眞後間隙寸法W2
を、左右の両端部からシート祠横断方向A1.:沿って
中央部に行くに従って漸増しであるので、ガス吐出口3
8.38の左右の両端部からシート材横断方向Aに沿っ
て中央部に行くに従って漸次増」する。このため、ガス
W!j G4の層厚みは、左右の両端部からシート材横
断方向Aに沿って中央部に行くに従って漸増する。シー
ト材Sは、本発明装置40の入口側Cではシート材横断
方向Aに略々−直線状態(図中の一点鎖線りで示す状態
)であったものが、本発明装d40の直上位置では、左
右の両端部から中央部に行くに従って層厚みが増大する
ガス層G4によりシート材横断方向へに彎曲状態(図中
の一点鎖線Eで示す状態)となる。シート材Sは、本発
明装置20の直上位tにおいて、ガスl!l G 4に
より彎曲状態で支持されると、シート材横断方向へに沿
って中央からNDR8a、Saに向う引張応力が発生し
、本発明装置40の入口側Cで発生していた縦@4.4
が引張応力により除去される。 本第五の発明に係るシート浮揚用装置にあっては、第1
0図乃至第13図に示す如く、ノズル箱50゜50・・
・のガス吐出口58.58から適宜風速(例えば、20
〜70m /sea )で吐出したガスは、シート材搬
送路Rの彎曲域Raを通過するシート材Sと各ノズル箱
50のガス保持面57aとの間にシート材浮揚保持用の
プラス圧のガス層G6−1を形成すると共に、還流ガス
案内板41とシート材Sとの間にプラス圧のガス層G6
−2を形成する。ガスff1Ga−1を形成するガスの
大部分は、シート材Sに沿って還流ガス案内板41に流
出してガス層G6−2を形成する。ガス層G@〜1を形
成するガスの残部は、ガス保持面57aに沿って左右端
方向に向って流れ、ガス保持面57aの左右端部を通過
して外部に排出される。ガスMGe−1の層厚みは、シ
ート材Sの左右両端部から左右方向に沿って中央部に行
くに従って漸増する。還流ガス案内板41の上のガスω
G6〜2を形成するガスは、還流ガス案内板41に穿設
されたガス還流孔60.60・・・を通過して強制吸引
室42内に導かれ外部に排出される。ところで、ノズル
箱50.11のガス層Ga −1から還流ガス案内板4
1に流出してガス層G5−2を形成するガス量は、左右
方向に沿ってみたとき、前述の如くガスm G s−1
の層厚みがシート材Sの左右両端部から左右方向に沿っ
て中央部に行くに従って漸増するため、シート材Sの左
右両端部から左右方向に沿って中央部に行くに従って瀬
次増昂する。その結果、この還流ガス案内板41上のガ
ス層G5−2の層厚みは、シート材Sの左右両端部から
左右方向に沿って中央部に行くに従って漸増する。シー
ト材Sは、本発明装u40の入口側Cではシート材横断
方向Aに略々−直線状態であったらのが、ガスff1G
e−1及びG6−2が形成された位置では、左右の両端
部から中央部に行くに従ってガス層G6−1及びG6−
2のH厚みが漸増することから、シート材横断方向へに
彎曲状態(第10図で示す状fiりとなる。シート材S
は、ガスTiG5−1及びG6−2により彎曲状態で支
持されると、シート材横断方向へに沿って中央部から耳
端Sa 、Saに向う引張応力が発生し、本発明装置4
0の入口側Cで発生していた損壊(図示は省略)が引張
応力により除去される。 【実施例】 以下、本発明に係るシート材浮揚方法(以下、F本発明
方法Jという)及び本発明に係るシート材浮揚用装置(
以下、「本発明装置」という)を実施例を示す図面に基
づいて説明する。 (第1実施例) 第1図乃至第4図は、本発明方法及び本発明装置の第1
実施例を示すものである。 本発明装置10は、第1図乃至第3図に示す如く、シー
ト材搬送路Rの彎曲j4 Raと対面する彎曲状(例え
ば、曲率に−100〜2,000s−)のガス案内面1
1と、ガス保持面11に分散して1FlI設した複数の
ガス吐出孔13.13・・・とを備えている。ガス保持
面11は、中空体14の外周面の一部で形成され、左右
の両端rA11b 、 11cから中央部11dに行く
に従ってシート材搬送路Rに向って連続的又は段階的に
隆起しである。この隆起の高さは、シート材Sの厚み及
び張力等によって異なるが、左右両端11b。 11Cと中央部lidとの高低差が3〜20g−程度と
なるようにするのが一般的である。中空体14は、空腔
部14aに送気管15が突設され、外部に配置したファ
ン(図示は省略)から送風管15を介してガスの供給を
受ける。送風管15を介して供給されたガスは、中空体
14の空腔部14aで拡散して、前記ガス吐出孔13.
13・・・からシート材搬送路Rの彎曲hi!Raに向
って吐出し、ガス保持面11とシート材Sとの間にガス
l!lG2を形成する。なお、ガス保持面11における
、左右の両端部11b 、 11cから中央部11dに
行くに従ってシート材搬送路Rに向って隆起する領域を
形成する中心角度θ2 (第2図参照)及びこの中心角
度θ2の周方向の位置の選択ついては、シート材搬送路
Rの彎曲域Raの中心角度θ3に一致させることも、第
4図に示す様に、シート材搬送路Rの彎曲域Raの中心
角度03より小さくして適宜周方向位置とすることもあ
る。この選択は、シート材Sの厚み及び張力等により適
宜選択される。 次に、前記本発明装置10を用いて行なう本発明方法の
実施例を説明する。第1図乃至第3図に示す如く、ガス
吐出孔13.13・・・から適宜Ji3!!V (VA
えば、V = 10〜70s / sea )で吐出し
たガスは、搬送中のシート材Sとガス保持面11との間
に所定全圧のガスm G 2を形成する。ガスfil 
G 2は、シート材Sの左右両端部Sa 、Saと対面
する左右の境界部G2 a 、 G2 a及びガス保持
面11aの彎曲終端?A11a 、 11aと対面する
前後の境界部G2b、G2bから外部にガスを排出9す
る。前後の境界部G2t)、G2b(第2図参照)の左
右方向全域では、第3図に示す如く、全域が外部と接し
てガス層G2の層厚みが略々均一となるため、シ−ト材
Sの浮揚状態は、ガス保持面11の隆起曲率に倣い、両
端部Sa 、Saから中央部に行くに従って脹れた状態
となる。これに対して、前後の両境界部G2 b 、 
G2 bの中間位置G2Cでは、第1図に示す如く、左
右の境界部G2 a 、 G2 aからのみ外部にガス
流出するため、左右の境界部G2 a 、 G2 aか
ら左右方向に沿って中央部に行くに従ってガスl!!f
fG2の層厚みが若干漸増し、シート材Sの両端部から
中央部に行くに従ってシート材Sをより脹れた状態とす
る。 この様に、シート材Sは、ガス層G2により彎曲状態で
浮揚支持されると、シート材横断方向へに沿って中央か
ら耳端Sa 、Saに向う引張応力が発生し、本発明装
置10の入口側Cで発生していた縦$1(図示は省略)
が引張応力により除去される。 (第2実施例) 第5図乃至第7図は、本発明方法の第2実施例を示すも
のである。 本発明方法を実施するに用いるシート浮揚用の装置20
は、底板29で一体的に接合された前後に対向する側壁
26.26と、両側壁26.26間に配置されたガス案
内具27と、左右両端を覆蓋する端壁25゜25と、ガ
ス案内具27のコアンダ部27b 、 27bと側壁2
6.26の先端26a 、 26aとで形成された前i
n幅寸法W1 (例えば、Wl−1〜3mm)のスリッ
ト状のガス吐出口28.28とを備えている。ガス案内
具27は、板の折曲げ加工にて形成され、I!i′!後
の外曲りフランジ部27c 、 27cが前記側壁26
.26に接合されていると共に、外曲りフランジ部27
c 、 27Cに多数の開口部27d 、 27d・・
・が穿設されている。 更に、ガス案内具21は、シート材Sと対向する外表面
27aが左右両端からシート材横断方向Aに沿って中央
部に行くに従ってシート材Sに向って連続的又は段階的
に隆起するように彎曲形成され、外表面27aの前後両
側縁部に適宜曲率(例えば、P!−3〜20gm)のコ
アンダ部27b 、 27bが形成されている。ガス案
内具27の外表面27aの隆起高さは、シート材Sの厚
み及び張力等によって異なるが、左右両端と中央との高
低差が3〜201m程度となるようにするのが一般的で
ある。なお、ガス案内具21の外表面27aの隆起が大
きい場合には、側壁26の先端部26a 、 26aを
シート材Sに向って突出するように彎曲させて、ガス吐
出口28゜28がガス案内具27の外表面27aの隆起
状態に倣うようにガス吐出口28.28を彎曲させるこ
ともある。 次に、前記シート浮揚用の装置20を用いて行なう本発
明方法の実施例を説明する。装置20の底板29に間口
したガス供給口29a(第6図参照)に供給されたガス
は、装置20内に分散され、外曲りフランジ部27c 
、 27c  (第5図参照)に穿設された多数の開口
部27d 、 27d・・・を通過し、ガス吐出口28
、28に至る。ガス吐出口28.28から適宜風速V(
例えば、■=10〜70鵬/5ec)で吐出したガスは
、その一部がコアンダ部27b 、 27bで外表面2
7aに方向変換し、隆起した外表面27aとシート材S
との間にシート材横断方向Aの全域に亘って彎曲したプ
ラス圧のガスm G ]を形成し、ガス層G3からシー
ト材Sの搬送方向に沿って排出すされる。シート材Sは
、装置20の入口側Cではシート材横断方向へに略々−
直線状態(第5図中の一点鎖線りで示す状態)であった
ものが、装置20の直上位aでは彎曲したプラス圧のガ
スFI G 3によりシート材横断方向Aに彎曲状B(
第4図及び第5図中の一点M1線Eで示1状態)となる
。シート材Sは、装置20の直上位置において、彎曲し
たガスFJG3により彎曲状f8で支持されると、シー
ト材横断方向Aに沿って中央から耳端3a 、3aに向
う引張応力が発生し、装置20の入口側Cで発生してい
た@@4,4が引張応力により除去される。 第7図は、搬送ロール21.22の間に装置20を配置
した実施例を示すものである。装置20と搬出側の搬送
ロール22との距11Lは、シート材Sと搬送ロール2
2との接触が開始する位置が、装M20の出口側Jにお
いてシートUSがシート材横断方向へに略々−直線状態
となる位置(第5図中の一点鎖線Fで示す位置)に一致
または接近するように決定される。距離りをこの様に決
定することにより、出口側Jにおけるシート材Sの皺の
再発を防止する。 (第3実施例) 第8図は、本発明方法及び本発明5A置の第3実施例を
示すものである。 本発明装置a30は、底板39で一体的に接合された前
(妾に対向する側136.36と、両側壁36.36間
に配置されたガス案内具37と、左右両端を覆蓋する端
壁35.35とからなる。ガス案内具37は、板の折曲
げ加二[にて形成され、前後の外曲りフランジ部37c
 、 37cが前記側壁36.36に接合されていると
共に、外曲りフランジ部37c 、 37cに多数の開
口部37d 、 37d・・・が穿設されている。更に
、ガス案内具37は、シート材Sと対向する平坦な外表
面37aが平1■に形成され、外表面37aの前後両側
縁部に適宜曲率(例えば、P2−3〜20I)のコアン
ダ部37b 、 37bが形成されている。ガス案内具
37のコアンダ部37b 、 37bと側壁36.36
の先端36a 、 36aとの間には、スリット状のガ
ス吐出口38゜38が形成されている。このガス吐出口
38.38は、その前後間隙寸法W2を、左右の両端部
からシート材横断方向Aに沿って中火部に行くに従って
増大するようにしである。側壁36.36は、上部36
b。 36bにナツト33を適官間隔毎に固着する共に各ナツ
ト33に螺着したボルト34の先端34aをガス案内具
21の立壁部37e 、 37eに当接させることによ
り、ガス吐出口38.38の前後間隙寸法W2を調節で
きるようにしであるー。 次に、前記本発明装置30を用いて行なう本発明方法の
実施例を説明する。本発明装置30の底板39に間口し
たガス供給口(図示は省略)に供給されたガスは、本発
明装置30内に分散され、外曲りフランジ部37c 、
 37cに穿設された多数の開口部37d 、 37d
・・・を通過し、ガス吐出口38.38に至る。 ガス吐出口38.38から適宜風速V(例えば V w
r10〜70m /sec )で吐出したガスは、その
一部がコアンダ部37b 、 37bで外表面37aに
方向変換し、外表面37aとシート材Sとの間にシート
材1!断方向Aの全域に亘ってプラス圧のガス層G4を
形成し、ガスm G 4からシート材Sの搬送方向に沿
って排出すされる。ガス吐出口38.38から吐出され
るガス風母は、ガス吐出口38.38の前後間隙寸法W
2を、左右の両端部からシート材横断方向へに沿って中
央部に行くに従って漸増しであるので、ガス吐出口38
.38の左右の両端部からシート材横断方向Aに沿って
中央部に行くに従って漸次増帰する。このため、ガス8
G4のF!!厚みは、左右の両端部からシート材横断方
向Aに沿って中央部に行くに従って漸増する。シート材
Sは、本発明装置40の入口側Cではシート材横断方向
Aに略々−直線状態(図中の一点鎖線りで示す状態)で
あったものが、本発明装置40の直上位置では、左右の
両端部から中央部に行くに従って層厚みが漸増するガス
層G4によりシート材横断方向Aに彎曲状態(図中の一
点ta線Eで示す状態)となる。シート材Sは、本発明
VL置20の直上位置において、ガス層G4により彎曲
状態で支持されると、シート材横断方向Aに沿って中央
から耳端3a 、3aに向う引張応力が発生し、本発明
装置40の入口側Cで発生していた[vti4.4が引
張応力により除去される。 (第4実施例) 第9図は、本発明方法及び本発明装置の第4実施例を示
すものである。 本発明装置10は、スリット状のガス吐出078から吐
出したガスを上面のガス保持面77aに向って吐出する
ことにより、ガス保持面77aとシート材Sとの間にマ
イナス圧のガスJffi G sを形成し、このガス層
Gsを介して浮揚状態のシート材Sをガス保持面77a
に吸引保持するものである。本発明Vt170は、底板
19で一体的に接合された前後に対向する側板73.7
4と、後方の側板74の上縁部74aから前方に延設さ
れて前方の側板13の折曲部73bに接合されたガス案
内板77と、後方の側板74の上縁部74aから後方に
向って延設したガス排出案内板16と、左右両端を1蓋
する端壁75.75とからなる。ガス案内板77は、外
曲りフランジ部77cに多数の通気孔77d 、 77
d・・・が穿設されている。更に、ガス案内板71は、
シート材Sと対向するガス保持面77aの前方寄りを適
宜曲率P3で折曲げてコアンダ部77a −1を形成す
ると共に、前方の傾斜部77a −2と後方の平坦部7
7a −3とに区画してある。ガス案内板71の傾斜部
77a −1と側壁73の先端73aとの間には、スリ
ット状のガス吐出口18が形成されている。このガス吐
出ロア8は、その前後間隙寸法W3を、左右の両端部か
らシート材横断方向Aに沿って中央部に行くに従って増
大しである。なお、側壁13は、図示は省略したが、上
部13bにナツトを適宜間隔毎に固着する共に各ナツト
に螺着したボルト(シート材S k: 接触しない長さ
のボルト)の先端をガス案内板77の傾斜部77a−1
に当接させることにより、ガス吐出口18の前後間隙寸
法W3を調節できるようにすることもある。 次に、本発明装置10を用いて行なう本発明方法の実施
例を説明する。本発明装置70の底板79に同口したガ
ス供給ロア9aに供給されたガスは、空腔部70aで分
散され、外曲りフランジ部77cに穿設された多数の通
気孔77d 、 77d・・・を通過し、ガス吐出口1
8に至る。ガス吐出ロア8がら適宜風速V(例えば、V
 −10〜70m /Sec )で吐出したガスは、ガ
ス案内板77の傾斜部77a −2に沿ってコアンダ部
77a −1に至り、コアンダ部77a −1で方向変
換して平坦面77a −3に沿って後方のガス排出案内
板76に導かれる。ガス案内板71の平坦面71a−3
とシート材Sとの間にシート材横断方向Aの全域に亘っ
て形成されたマイナス圧のガス層Gsは、シート材Sを
ガス保持面77aに浮揚状態で吸引保持する。後方のガ
ス排出保持面76に導かれたガスは、その一部が、ガス
排出保持面76に穿設した開口M76a 、 76aを
通過して裏面側の排出域に排出されると共に、残部が、
ガス排出案内面16の後縁部76bから後方に向って排
出される。ガス吐出ロア8から吐出されるガスff1f
flは、ガス吐出口18の前後間隙寸法W3を、左右の
両端部からシート材横断方向へに沿って中央部に行くに
従って増大しであるので、ガス吐出口18の左右の両端
部からシート材横断方向へに沿って中央部に行くに従っ
て漸次僧侶する。そのため、前記ガス層G5の層厚みは
、左右の両端部からシート材横断方向Aに沿って中央部
に行くに従って漸増する。シート材Sは、本発明装置1
0の入口側Cではシート材横断方向Aに略々−直線状態
であったものが、ガス保持面77aの平坦面部77a 
−3の直上では、左右の両端部から中央部に行くに従っ
て層厚みが漸増するガス層Gsによりシート材横断方向
Aに彎曲状態となる。シート材Sは、ガス層G5により
彎曲状態で支持されると、シート材横断方向Sに)Dっ
で中央から耳端Sa 、Saに向う引張応力が発生し、
入口側Cで発生していた縦@4,4が引張応力により除
去される。 (第5実施例) 第10図乃至第13図は、本発明方法及び本発明装置の
第5実施例を示すものである。 本発明装置40は、シート材搬送路Rの彎曲域Raと対
面するノズル箱50(特公昭54−44945号公報参
照)を適宜周ピッチ毎に配置すると共に、ノズル箱50
.50の間に還流ガス案内板41を配置した点について
は、特開昭59−66681号公報に記載の従来装置と
実質的に同一である。本発明装置40が従来g置と異な
る所は、各還流ガス案内板41の裏面側に形成された空
間42aを強制吸引室42の一部とし、強制吸引工42
に吸引ダクト43を接続した点である。 強制吸引室42は、ノズル箱50.50・・・と、I温
ガス案内板41.41・・・と、ノズル箱so、 so
・・・の左右外側に配rした端板44.44と、端板4
4゜44を連結する連結板45と、前記空間42a 、
 42a・・・の左右両端を英語する覆蓋板46.46
と、端板44と覆蓋板46との間の小学[八148の底
部を形成する多孔板47.47とで囲繞して形成しであ
る。強制吸引室42は、吸引したガスを吸引ダクト43
を介して外部に排出するようにしである。吸引ダクト4
3は、適所に吸引ガスmil!1節用のダンパー55を
備えている。前記ノズル箱50.50・・・は、強制吸
引室42内に配置した供給箱si、 siに連通孔52
を介して接続しである。供給箱54、51は、供給ダク
ト53が接続され、外部から供給された11スを各ノズ
ル箱50に分配する。供給ダクト53は、適所にガスm
調節用のダンパー54を備えている。前記還流ガス案内
板41は、第13図に示ず如く、ガス還流孔60の複数
個が適宜ピッチ毎に穿設されていると共に、上面の左右
両側寄りに、シールJ”341の適数個が必要に応じて
配置しである。 このシール貝41は、還流ガス案内板41の上面に発生
した侵述するガスII)Gs−2を形成するガスが、還
流ガス案内板41の左右両端から小空間48.48に多
量に流出するのを阻止するためのものである。 なJ3、ノズル箱50は、必要に応じて、ガス案内具5
7の外表面の一部であるガス保持布57aにガス還流孔
56.56・・・が穿設されていると共に、ガス保持布
57aの型面側に還流ガス路59が形成されている。 次に、前記本発明装rt!140を用いて行なう本発明
方法の実IJI例を説明する。本実施例の特徴とすると
ころは、強制吸引室42の吸引ガス圧力を調節すること
により、シート材搬送路R彎曲行Raを通過するシート
材Sを浮揚状態で支持するシート材)′:I揚保持用の
ガス層Go 1. Gs −2の層厚みを、シート材の
両端部から左右方向に沿って中央部に行くに従って厚く
なるようにし、シート材の両端部から中央部に行くに従
ってシート材が脹れた状態となるようにすることである
。強制吸引室42の吸引ガス圧力を調節する方法は、ノ
ズル箱50.50・・・から吐出したガスの挙動に従っ
て説明すると次の様になる。 ノズル箱50.50・・・のガス吐出口58.58から
適宜風速く例えば、20〜70m /sec )で吐出
したガスは、シート材搬送路Rの彎曲域Raを通過する
シー1−祠Sと各ノズル箱50のガス保持布57aとの
間にシート材)l II像保持のプラス圧のガスFJG
a −1を形成すると共に、還流ガス案内板41とシー
ト材Sとの間にプラス圧のガス層G5−2を形成する。 ガス層G6−1を形成するガスの大部分は、シート材S
に沿って還流ガス案内板41に流出してガス1fflG
a−2を形成する。ガス層G5−1を形成するガスの残
部は、ガス保持布57aに沿って左右端方向に向って流
れ、ガス保持布57aの左右端部を通過して小空間48
に導かれた侵、多孔板47を通過して強制吸引室42内
に吸引されると共に、ガス保持布57aに穿設されたガ
ス還流孔56.56を通過して還流ガス路59に流入し
、還流ガス路59を通過して小空間48に導かれた後、
多孔板41を通過して強制吸引室42内に吸引される。 ところで、ノズル箱50のガス案内保持面57a及び還
流ガス路59は、これらの左右両端寄りが強制吸引室4
2に近いため、ガスmGa−1を形成するガスのうち、
これらの左右両端寄りにあるガスの方を、これら中央寄
りにあるガスよりも積極的に強制吸引室42に導く。そ
の結果、ガスl!JGi−1の層厚みは、シート材Sの
左右両端部から左右方向に沿って中央部に行くに従って
漸増する。 前記還流ガス案内板41の上のガスMIGs−2を形成
するガスは、還流ガス案内板41に穿設されたガス還流
孔60.60・・・を通過して強制吸引室42内に導か
れ外部に排出される。ところで、ノズル箱50上のガス
ff1Gs−1から還流ガス業内板41に流出してガス
層G6−2を形成するガスDは、左右方向に沿ってみた
とき、前述の如くガス層G6−1の層厚みがシート材S
の左右両端部から左右方向に沿って中央部に行くに従っ
て漸増するため、シート材Sの左右両端部から左右方向
に沿って中央部に行くに従って漸次増量する。その結果
、この還流ガス案内板41上のガス層G6−2の唐厚み
は、シート材Sの左右両端部から左右方向に沿って中央
部に行くに従って漸増する。ガスaGs−2の任意位置
における厚み及びシート材Sの左右両端部から左右方向
に沿って中央部に行くに従ってガス層G6−2の層厚み
が変化する変化率の調節は、主として強制吸引室42の
吸引圧力t、1節で行ない、補助的には還流ガイド案内
板41に穿設したガス還流孔60.130・・・の左右
方向でみた開口率分布の調節で行なう。 シート材Sは、本発明装置40の入口側Cではシート材
横断方向Aに略々−直線状態であったものが、ガス層G
6−1及びG6−2が形成された位置では、左右の両端
部から中央部に行くに従ってガス層G6−1及びG5−
2の層厚みが漸増することから、シート材横断方向△に
彎曲状態(第10図で示す状態)となる。シー1〜材S
は、ガス層G・−1及びG6−2により彎曲状態で支持
されると、シート材横断方向Aに沿って中央部から耳端
Sa 、Saに向う引張応力が発生し、本発明装置40
の入口側Cで発生していた損壊(図示は省略)が引張応
力により除去される。 なお、ノズル箱50から吐出するガスを高温度とした場
合には、本発明装置40でシート材Sを浮揚支持する間
に、シート材Sをヒートセットすることができる。また
、ノズル箱50の代りに、前記シート材浮揚用の装置2
0(第5図参照)2本発明装置30(第8図参照)又は
本発明装置70(第9図参照)を本発明装置40に用い
た場合であっても、シート材Sの浮揚状態をシート材横
断方向Aに彎曲状態とし、皺の発生を阻止することがで
きる。 【本発明の効宋1 以上詳述の如く、本発明は、ガス層でシート材を彎曲状
態で支持することにより、シート材の皺を蕉接触状態で
除去することができるため次の如き優れた効果を有する
。 ■ シート材に対し無接触であるため、シート材に何ら
擦り傷を生じさせることがない。 ■ シート材張力が低い場合であってもシート材をガス
層で彎曲支持するため、従来不可能とされていた低張力
状態のシート材の皺除去が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は、本発明の第1実施例を示寸もので
あって、第1図はシート材を横断する方向に沿ってり断
じてふり正面断面図、第2図は第1図のH−n線で切断
して示す右側断面図、第3図は第2図のIII −II
I線で切断した部分を示す部分平面…i正面図第4図は
別派様を示す右側断面図である。 第5図乃至第7図は、本発明の第2実施例を示すもので
あって、第5図は部分切欠きした状態の斜視図、第6図
は左半分を断面した正面図、第7図は使用状態を示す右
断面図である。 第8図は、本発明の第3実施例を示す部分切欠きした状
態の斜視図である。 第9図は、本発明の第4実施例を示1部分切欠きした状
態の斜視図である。 第10図乃至第13図は、本発明の第5実施例を示すも
のであって、第10図は左半分を断面した正面図、第1
1図は第10図のXl−Xl線で断面したものを左側に
示すと共に、同図のX[R−XIR線でみたものを右−
に示す左側面図、第12図は第10図のXI[L−XI
IL線で断面したものを左側に示すと共に、同図のXI
R−XIIR線で断面したものを右側に示す左側面図、
第13図は1本のノズル箱とこのノズル箱の前後を示す
示す斜視図である。 第14図乃至第16図は、従来例を示すものであって、
第14図は皺取りロールを示す斜?52図、第15図は
シート材1ツ揚装用のノズル箱を示す一部切欠き斜視図
、第16図はノズル箱を用いたシート材浮揚装置を示す
側断面図である。 11・・・ガス保持面    13・・・ガス吐出孔2
7(37,57,77)・・・外表面(ガス保持面)2
8(313,58,78>・・・ガス吐出口41・・・
還流ガス案内板  42・・・強制吸引室60・・−ガ
ス還流孔 R・・・シート材搬送路 S・・・シート材△・・・シ
ート材横断方向 特許出願人  井上金屈工業株式会社 代 理 人  弁理士  内1)敏彦

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、搬送中のシート材とシート材を横断する左右方向に
    沿って延設したガス保持面との間に、ガス層を形成する
    ことによりシート材を浮揚状態とするシート材浮揚方法
    において、前記ガス層の層厚みを、ガス保持面の両端部
    から左右方向に沿って中央部に行くに従って漸増させる
    ことにより、前記ガス層のシート材と接触する表面を、
    シート材の両端部から左右方向に沿って中央部に行くに
    従って隆起させ、シート材がシート材の両端部から中央
    部に行くに従って脹れた状態となるようにシート材を浮
    揚させることを特徴とするシート材浮揚方法。 2、搬送中のシート材とシート材を横断する左右方向に
    沿って延設したガス保持面との間に、ガス層を形成する
    ことによりシート材を浮揚状態とするシート材浮揚方法
    において、前記ガス保持面として、両端部から左右方向
    に沿って中央部に行くに従ってシート材に向って隆起し
    たものを用いることにより、前記ガス層を、ガス保持面
    の両端部から左右方向に沿って中央部に行くに従つてシ
    ート材に向って突出するように彎曲させ、シート材がシ
    ート材の両端部から中央部に行くに従って脹れた状態と
    なるようにシート材を浮揚させることを特徴とするシー
    ト材浮揚方法。 3、外側に形成したシート材搬送路と対面し且つシート
    材搬送方向に沿って彎曲形成したガス案内面と、ガス案
    内面に分散して開設した複数の ガス吐出孔とを備えた
    シート材浮揚用装置にお いて、前記前記ガス案内面は
    、左右の両端部か ら左右方向に沿って中央部に行くに
    従ってシート材搬送路に向って隆起していることを特徴
    とするシート材浮揚用装置。 4、外側に形成したシート材搬送路と対面し且つシート
    材搬送路を横断する左右方向に沿って延設したガス案内
    面と、左右方向に沿ってスリット状に開設して、シート
    材搬送路とガス案内面との間にガスを供給するガス吐出
    口とを備えたシート材浮揚用装置において、前記ガス吐
    出口は前後間隙寸法を、左右の両端部から左右方向に沿
    って中央部に行くに従って漸増させたことを特徴とする
    シート材浮揚用装置。 5、シート材搬送路と対面し且つシート材搬送路を横断
    する左右方向に沿って延設したガス保持面と、左右方向
    に沿ってスリット状に開設してシート材搬送路とガス案
    内面との間にガスを供給するガス吐出口とを備えたノズ
    ル箱の複数個を、シート材搬送路の彎曲域の中心側で適
    宜間隔毎に配置し、ガス還流孔の複数を穿設した還流ガ
    ス案内板を隣接するノズル箱の間に配置したシート材浮
    揚用装置において、還流ガス案内板のシート材搬送路と
    対面しない裏面を、強制吸引室に臨ませたことを特徴と
    するシート材浮揚用装置。
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