JPH02162362A - 加熱定着方法及び該定着用トナー - Google Patents

加熱定着方法及び該定着用トナー

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JPH02162362A
JPH02162362A JP63316141A JP31614188A JPH02162362A JP H02162362 A JPH02162362 A JP H02162362A JP 63316141 A JP63316141 A JP 63316141A JP 31614188 A JP31614188 A JP 31614188A JP H02162362 A JPH02162362 A JP H02162362A
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JP
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toner
fixing
particles
temperature
heating body
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JP63316141A
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English (en)
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Yasuhide Goseki
康秀 後関
Hiroaki Kawakami
宏明 川上
Takashige Kasuya
貴重 粕谷
Satoshi Matsunaga
聡 松永
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/0802Preparation methods
    • G03G9/0808Preparation methods by dry mixing the toner components in solid or softened state
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G03G9/00Developers
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子写真、静電印刷、磁気記録などにおける
、トナーにより形成された顕画像を記録材に定着させる
定着方法および該定着方法に用いられるトナーに関する
[従来の技術] 従来、トナーの顕画像を記録材に定着する方法としては
、所定の温度に維持された加熱ローラーと弾性層を有し
て該加熱ローラーに圧接する加圧ローラーとによって、
未定着のトナー顕画像を保持した記録材を挟持搬送しつ
つ加熱する熱ロール定着方式が多用されている。
またUSP 3,578,7117号明細書に記載され
た、所謂ベルト定着方式が知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら上述の従来多用されてきた熱ロール定着で
は、 (1)熱ローラーが所定温度に達するまでの画像形成作
動禁止の時間、所謂ウェイト時間がある。
(2)記録材の通過あるいは他の外的要因で加熱ローラ
ーの温度が変動することによる定着不良および加熱ロー
ラーへのトナーの転移、所謂オフセット現象を防止する
ために、加熱ローラーを最適な温度に維持する必要があ
り、このためには加熱ローラーあるいは加熱体の熱容量
を大きくしなければならず、これには大きな電力を要す
る。
(3)ローラーが低温度であるため、記録材が加熱ロー
ラーを通過排出される際は、記録材および記録材上のト
ナーが緩慢に冷却されるため、トナーの粘着性が高い状
態となり、ローラーの曲率とも相まって、オフセットあ
るいは記録材を巻き込むことによる、紙づまりを生ずる
ことがある。
(4)高温の加熱ローラーが直接手に触れる構成となり
安全性に問題があったり、保護部材が必要であったりす
る。また、USP 3,578,797号記載のベルト
定着方式においても、前述の熱ロール定着の問題点(1
)、(2)は根本的に解決されていない。
本発明の目的は、上述の如き問題点を解決したウェイト
時間が実質的にないあるいは、極めて短時間であり、か
つ低消費電力でオフセット現象が発生せず記録材へのト
ナー画像の定着も良好である新規な加熱定着方法を提供
するものである。
また、本発明の目的は、本発明中で提供される加熱定着
方法において好ましく用いられる加熱定着用トナーを提
供するものである。
更に本発明の別の目的は高温の回転ローラーを使用しな
いことで、耐熱性特殊軸受けを必要としない加熱定着方
法を提供するものである。
更に本発明の別の目的は、高温体に直接手を触れること
のない定着装置構成を有することで、安全性に優れたあ
るいは保護部材を必要としない加熱定着方法を提供する
もの〒ある。
[課題を解決するための手段] 本出願人が先に提案した特願昭82−147884号に
おいては、パルス状に通電発熱させた低熱容量の発熱体
によって、移動する耐熱性シートを介してトナー顕画像
を加熱し、記録材へ定着させる定着装置によって、ウェ
イト時間が短かく低消費電力の画像形成装置が提案され
ている。また同様に本出願人が先に提案した特願昭63
−12069号においては、トナーの顕画像を耐熱性シ
ートを介して記録材へ加熱定着する定着装置において、
該耐熱性シートが耐熱層と離型層あるいは低抵抗層を有
することで、オフセット現象を有効に防止する定着装置
が提案されている。
しかしながら、優れたトナー顕画像の記録材への定着性
、オフセットの防止等を達成しつつ、ウェイト時間が短
かく、低消費電力である定着方法を実現するためには、
上述の如き定着装置に加えて、トナーの特性に負うとこ
ろが大きい。
本発明は、記録材にトナーの顕画像を加熱定着する方法
において、 a)該トナーは、少なくとも結着樹脂および着色材料を
含有する芯粒子に対し0.2以下の粒径比を有する無機
微粉体を、機械的衝撃力により芯粒子表面にあるいは表
面およびその表面近傍に固定化させた粒子であり、 b)固定支持された加熱体と、該加熱体に対向圧接し且
つフィルムを介して記録材を該加熱体に密着させる加圧
部材とにより、該トナーの顕画像を記録材に加熱定着す
ることを特徴とする加熱定着方法に関する。
さらに、本発明は、固定支持された加熱体と、該加熱体
に対向圧接し且つフィルムを介して記録材を該加熱体に
密着させる加圧部材とにより、トナーの顕画像を記録材
に加熱定着する定着方法に使用されるトナーにおいて、
該トナーが、少なくとも結着樹脂および着色材料を含有
する芯粒子に対し0.2以下の粒径比を有するS機微粉
体を、雰囲気温度10〜90℃の条件下で、回転片と固
定片から形成される0、5〜5mmの最短間隙を有する
衝撃部または少なくとも2種の回転片から形成される0
、5〜5mmの最短間隙を有する衝撃部を通過させ、該
衝撃部における機械的衝撃により、該無機微粉体を芯粒
子表面にあるいは表面およびその表面近傍に固定化した
ことを特徴とする加熱定着用トナーに関する。
本発明の加熱定着方法に使用されるトナーは、芯粒子に
対し、無機微粉体が固定化された構造を持つため、定着
に有利な低軟化点を有する結着樹脂を使用した際におい
て、ブロッキングが発生せず保存性や耐久性に優れてお
り、更には流動性も良好である。
また、該定着装置通過時において、無機微粉体の分離を
生じないため、フィルムへの汚染がなく、オフセット性
にも優れている。
また、無機微粉体が薄層にコートされているため、定着
温度の変化はみられず、定着性に優れている。
したがって本発明の加熱定着方法において少ない消費電
力で良好な定着画像が得られる。
本発明の芯材に用いる結着樹脂材料としては、種々の公
知の樹脂を用いることができる。例えばポリスチレン及
びその置換体の単重合体:スチレン−アクリル酸エステ
ル共重合体、スチレン−メタクリル酸エステル共重合体
、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ブ
タジェン共重合体、スチレン−イソプレン共重合体、ス
チレンアクリロニトリル−インデン共重合体などのスチ
レン系共重合体ニアクリル樹脂、メタクリル樹脂、シリ
コーン樹脂、ポリエステル樹脂、フラン樹脂、エポキシ
樹脂、などが例示される。
更には、圧力定着用あるいは、低温定着用結着材料も使
用可能である。例えば、ワックス類(密ろう、カルナバ
ワックス、マイクロクリスタリンワックスなど)、高級
脂肪酸(ステアリン酸、パルミチン酸、ラウリン酸など
)、高級脂肪酸金属塩(ステアリン酸アルミニウム、ス
テアリン酸鉛、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸マ
グネシウム、ステアリン酸亜鉛、パルミチン酸亜鉛など
)、高級脂肪酸誘導体(メチルヒドロキシステアレート
、グリセロールモノヒドロキシステアレートなど)、ポ
リオレフィン(低分子量ポリエチレン、低分子量ポリプ
ロピレン、酸化ポリエチレン、ポリイソブチレン、ポリ
4弗化エチレンなト)、オレフィン共重合体(エチレン
−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エステル
共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン
−メタクリル酸エステル共重合体、エチレン塩化ビニル
共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマ
ー樹脂など)、ゴム類(インブチレンゴム、ニトリルゴ
ム、塩化ゴムなど)、ポリビニルピロリドン、ポリアミ
ド、クマロン−インデン樹脂、メチルビニルエーテル−
無水マレイン酸共重合体、マレイン酸変性フェノール樹
脂、フェノール変性テルペン樹脂、などがあり、これら
の中から単独または混合、あるいは反応させて用いるこ
とができる。
本発明に用いる芯材結着樹脂としては好ましくは、高架
式フローテスターによる50%流出点における粘度が1
03 po ise以上106poise以下であるこ
とが望ましい。
さらに50%流出点における溶融粘度の自然対数Rnη
′を、温度に対してプロットしたグラフの傾きが0.5
(j!n(poise)/℃)以下であることが好まし
い。
本発明における粘度の測定は、第1図に示す如き高架式
フローテスター(高滓フローテスター0FT−500形
)を用いて行った。加圧成形器を用いて成形した1、5
gの試料103を一定温度下でプランジャー101によ
り10kgfの荷重を与え直径1mm長す1mmのノズ
ル104より押し出すようにし、これにより、フローテ
スターのプランジャー降下量(流出速度)を測定する。
この流出速度を各温度(2,5°C間隔)にそれぞれ測
定し、この値より見掛けの粘度η′を次式により求める
ことができる。
但し、 η′ :見掛けの粘度(poise) T (1) ’ :管壁の見掛けのすり反応(dyne
/cm2 )Dω′:管壁の見掛けのすり速度(1/5
ee)Q :流出速度(am3/5ec= mm/5e
c)P :押出圧力(dyne/cm2 ) [10k
gf=!380X 104 dynelR:ノズルの半
径(Cm) [0,1cm1L :ノズルの長さ (c
m) [0,1cm1当該フローテスターから得られた
見掛は粘度η′の自然対数を温度(°C)に対してプロ
ットし、50%流出点における傾きを算出した。なお、
50%流出点とは、該フローテスターにより行い、該試
料を昇温速度4°C/minで加熱しながら10kgF
の荷重を加え、そのノズルよりの流出量が50wt%と
なる時点の温度である。
本発明において50%流出点における粘度の“傾き°゛
とは第6図に示されるように、50%流出点の温度(t
5o)をはさむ溶融粘度の測定点(tcおよびL+)の
さらに外側の測定点(taおよびtb)におけるプロッ
トを直線で結び、傾きローブの“傾き′として近似して
用いている。
ただしj2nη′、はta(”c)における粘度の自然
対数をとった値を示し、pnη′bはtb(’C)にお
ける値を示す。また測定は5°Cおきに測定した。
本発明の加熱定着方法において結着樹脂の“粘度“およ
び°“傾き″は、各々の結着樹脂に特有のものであり、
結着樹脂粘度の温度に対する感応性を示すもので、定着
画像形成時における結着性やトナー粒子変形に関与する
。特にフィルムを用い1ま た定着法においては、定着プロセスとの相関性が大であ
る。溶融粘度が106(poise)より高い場合は加
熱定着時の粒子変形が起きにくく粘着性も増大しないた
め定着不良の原因となり、これを補うためには多大なエ
ネルギーが必要となる。また逆に103(poise)
より低い場合は、転写紙上でのにじみあるいは、転写紙
中への浸み込みが発生し易い。
また゛傾き゛が0.5(j2n(poise)/’0)
より大きくなりすぎると、粒子が温度に感応し急激な粘
度変化を示すため、定着温度のラチチュードを十分にと
ることができず定着不良やしみ込みが発生し易い。さら
には、定着処理速度(mm/5ec)に対する依存性が
大きくなる。またこの“傾き°゛は定着時における粒子
溶融後の冷却時の粘度変化にも関与するものであり、゛
傾き”′が大きい場合には、フィルムへのオフセット現
象が増大する。
また本発明の芯材中には一般に、着色剤として各種の染
、顔料が含まれる。このような染、顔料としては、例え
ば、カーボンブラック、ニグロシン染料、ランプ黒、ス
ーダンブラックSN、ファースト・エロー〇、ベンジジ
ン・エロー、ピグメント・二ロー、インドファースト・
オレンジ、イルガジン・レッド、バラニトロアニリン・
レッド、トルイジン・レッド、カーミンFB、パーマネ
ント・ボルドーFRR、ピグメント・オレンジR、リソ
ール°レッド2G、レーキ・レッドC、ローダミンFB
、ローダミンBレーキ、メチル・バイオレッドBレーキ
、フタロシアニンブルー、ピグメントブルー、プリリャ
ント・グリーンB、フタロシアニングリーン、オイルイ
エローGG、ザポン・ファーストエローCCC、カヤセ
ラ)Y2O2,カヤセットYG、スミプラスト・エロー
〇〇、ザポンファーストオレンジRR、オイル・スカー
レット、スミプラストオレンジG、オラゾール・ブラウ
ンB、ザボンファーストスカーレッ)CG、アイゼンス
ピロン・レッド・BEH、オイルピンクOPなどが適用
できる。
さらにトナーを磁性トナーとして用いるために、芯材中
に磁性粉を含有せしめても良い。このような磁性粉とし
ては、磁場の中に置かれて磁化される物質が用いられ、
鉄、コバルト、ニッケルなどの強磁性金属の粉末、もし
くはマグネタイト、ヘマタイト、フェライトなどの合金
や化合物がある。この磁性粉の含有量はトナー重量に対
して15〜70重量%が良い。
本発明の芯粒子は、上記成分を、例えばロールミルなど
により溶融混練し、ジェットミルなどにより粉砕し、必
要に応じて風力分級器により分級することにより得られ
る。更には、溶融混練した後スプレー法、懸濁造粒法、
静電霧化方法などにより造粒し、必要に応じて分級する
ことにより、体積平均粒径が20.以下の微粒子として
調整される。
本発明に用いる無機微粉体としては、例えばアルミナ、
二酸化チタン、チタン酸バリウム、チタン酸マグネシウ
ム、チタン酸カルシウム、チタン酸ストロンチウム、酸
化亜鉛、ケイ酸、クレー、雲母、ケイ灰石、ケイソウ土
、各種無機酸化物顔料、酸化クロム、酸化ジルコニウム
、硫酸バリウム、炭酸バリウム、炭酸カルシウム、シリ
カ微粉体、炭化タングステン、炭化チタンなどの粉末乃
至粒子が挙げられる。
無機質微粒子としては、通常非磁性のものが用いられる
が、磁性粒子も用いられないわけではない。
これらの無機微粉体は、表面に疎水基を有するものが好
ましく、例えばシランカップリング剤、チタンカップリ
ング剤、シリコーンオイル、側鎖にアミンを有するシリ
コーンオイル等で処理されたものなどでも良い。また無
機微粉粒子としては、少なくとも結着樹脂および着色材
料を含有する芯粒子に対し0.2以下の粒径比を有する
ものが用いられる。
ここで用いる無機微粉粒子の芯粒子に対する粒径比が0
.2以上の場合、母粒子(芯粒子)に対する子粒子(無
機微粉粒子)の付着性が極度に低下し、均一性に劣るコ
ートとなる。更に加熱定着装置通過時における芯粒子に
対する熱伝導性が低下し、定着に悪影響を及ぼす。
本発明の加熱定着方法に用いるトナーにおいて、少なく
とも結着樹脂および着色材料を含有する芯粒子に対し0
.2以下の粒径比を有する無機微粒子を機械的衝撃力に
より芯粒子表面、あるいは表面およびその表面近傍に固
定化させるための装置としては、一般には高速回転する
攪拌羽根付きの混合機が用いられるが、混合機能と分散
機能を有するものであればこれに限定されるものではな
い。ボールミル、振動ミルなども使用可能である。
また通常粉砕用のミルとして用いられるジェットミル、
ピンミル等も好ましく用いられる。例えば通常機械式の
粉砕機として利用している装置をその衝撃力を低下させ
ることにより好適に使用できる。
これらの固定化するための装置の一例を示す。
第2−1図は回転するブレードやハンマー(回転片)と
ライナー(固定片)との間で衝撃を与え、かつリサイク
ル機構を有する粉砕機である。第3−1図はリサイクル
機能を有し多数の回転ピンを有するピンミルの例である
一般に必要とされる衝撃力は、使用される材料の性質お
よび処理装置により異なるが、第2−1図、第3−1図
に示されるような装置を使用する際には、回転片と固定
片あるいは少なくとも2種の回転片における最短間隙は
0.5〜5mmが良く、好ましくは1〜3mmが良い。
第2−2図のa、第3−2図の44はそれぞれの装置に
おける最短間隙を示す。また固定化における雰囲気温度
は、窓材料の物性を考えた場合10〜90°Cが良い。
さらに処理時間は0.1〜60分間が好ましい。無機微
粒子による芯粒子の表面への被覆率は1〜100%が好
ましい。
より詳細に固定化する方法について述べる。トナーにお
いては芯材の破砕片や壁材が遊離したり、−旦付着せし
めた壁材が微量でも再遊離することは好ましくないので
、確実に固定化されることが好ましい。粉砕機の構成で
、その粉砕工程部分での粉体の滞留時間を長くする改造
を施し、かつ芯材が粉砕されない範囲の衝撃力と、融着
の発生しない範囲の温度コントロールを行うことが重要
である。−例として、リサイクル機能を有し、多数の回
転ピンを有するピンミル(第3−1図参照)や回転する
ブレードまたはハンマーとライナーの間で衝撃を与えか
つリサイクル機構を有する粉砕機(第2−1図を参照)
が有効である。ブレードまたはハンマーの先端部の周速
としては、30〜130m/sec、好ましくは30〜
100m/secで固定化を行い、温度は芯材と壁材の
物性により異なるが10℃〜100°C1好ましくは2
0〜90°C1さらに好ましくは30°C〜70℃がよ
い。衝撃を加える部分の滞留時間は0.2秒間〜12秒
間が好ましい。ピンミルの場合は粉体濃度を濃くする必
要があるが、第2−1図のタイプの機械では、遠心力に
より処理される粉体がライナー近傍に集められるのでそ
のラチチュードはひろい。
第2−1図及び第2−2図に示す装置は、回転軸201
、ロータ2029分散羽根2032回転片(ブレード)
204.仕切円板205.ケーシング20B。
ライナー207.衝撃部20日、入ロ室209.出ロ室
210、リターン路211.製品取出弁212.原料投
入弁213.ブロワ−214,及びジャケット215か
らなる。
より詳細に第2−1図を参照しながら説明する。
壁材粒子を有する芯材粒子は導入口213から投入され
入口室209を通り、回転する分散羽根203にそって
回転するブレード204とライナー207の間の衝撃部
208を通り、出口室210を通り、リターン路211
及びブロワ−214を通り再び同回路を循環する。
第2−2図において、回転片(ブレード)204とライ
ナー207との間隙aが最小間隙であり、回転片204
の幅すに対応する空間が衝撃部である。
第3−2図は、ピンミルクイブの固定化装置におけるピ
ンを装置前方から見た場合の略図である。
固定ピン338及び回転ピン354の間隙355が最短
間隙である。315は最大間隙を示し、356は回転ピ
ン354の軌跡を示す。
第3−1図及び第3−2図に示す装置は、ケーシング3
27.固定ピン328.入口329.原料投入口330
、循環ブロワ−331,リターン路332.製品抜取ロ
333.出ロ334.ロータ3352回転軸336、ジ
ャケラ)33?、及び回転ピン343からなる。
ピンミル間もしくはブレード又はハンマーとライナーと
の間の間隔は、0.5〜5mm程度が好ましく、さらに
好ましくは1mm〜3mmの場合によい結果が得られて
いる。ピンミルにおいてはピン間の最小間隙が0.5〜
5mmであり且つ最大間隙が5〜10mm以下、好まし
くは5mm以下にすることでよい結果かえられる。
以上のようにして得られるトナーの中には壁材粒子どう
しの凝集物や5JL以下の微粒の芯材と壁材の付着物を
少量ながら発生する。このため、これらのものが、画像
におけるカブリや白すしの原因や多数枚耐久中における
画像濃度の低下を誘引して許容できない場合が、感光体
や複写機とのマツチングによっては起こる場合もある。
固定化後に更に分級工程をもうけ微粉及び粗粉の除去を
行うと、更に良好な画像品質が得られる。この分級工程
としては種々の方式のいずれも効果があるが、特に分散
能力のある回転翼を使用する遠心力分級機タイプの機械
や固定壁型遠心力分級機が使用可能である。特にコアン
ダ効果を用いたコアンダブロックを有する分級機(US
 PatentNo、4.132,834明細書参照)
で好ましい効果が得られる。
本発明のトナーは場合によってはコロイダルシリカ等の
流動性向上剤、あるいは滑剤、研摩剤、電荷調整剤など
を混合した後に現像剤として用いることもできる。
また2成分現像剤として用いる場合には鉄粉キャリア、
フェライトキャリア、またはこれらをシリコン樹脂、ア
クリル樹脂等でコートしたキャリア、あるいは樹脂中に
磁性体を分散したキャリア等と混合した後に現像剤とし
て用いる。
次に本発明の定着方法について説明する。
先ず、本発明の画像形成装置の一例の概略構造を第4図
に基づいて説明すると、lはガラス等の透明部材よりな
る原稿載置台で、矢印a方向に往復動して原稿を走査す
る。原稿載置台の直下には短焦点小径結像素子アレイ2
が配されていて、原稿載置台上に置かれた原稿像は照明
ランプ3によって照射され、その反射光像は上記アレイ
2によって感光ドラム4上にスリット露光される。なお
この感光ドラムは矢印す方向に回転する。また5は帯電
器であり、例えば酸化亜鉛感光層あるいは有機半導体感
光層等を被覆された感光ドラム4上に一様に帯電を行な
う。この帯電器5により一様に帯電されたドラム4は、
素子アレイ2によって画像露光が行なわれた静電画像が
形成される。
この静電潜像は、現像器6により加熱で軟化溶融する樹
脂等より成るトナーを用いて顕像化される。一方、カセ
ットS内に収納されているシートPは、給送ローラ7と
感光ドラム4上の画像と同期するようタイミングをとっ
て上下方向で圧接して回転される対の搬送ローラ8によ
って、ドラム4上に送り込まれる。そして、転写放電器
9によって、感光ドラム4上に形成されているトナー像
は、シートP上に転写される。その後、公知の分離手段
によってドラム4から分離されたシートPは、搬送ガイ
ド10によって定着装置11に導かれ加熱定着処理され
た後にトレイ12上に排出される。なお、トナー像を転
写後、ドラム4上の残留トナーはクリーナ13によって
除去される。
第5(a)図に本実施例の定着装置11の拡大図を示す
。20は装置に固定支持された低熱容量線状加熱体であ
って、−例として厚み1.0+nm 、巾10mm、長
手長240mmのアルミナ基板21に抵抗材料22を巾
1.0mmに塗工したもので長手方向両端より通電され
る。通電はDC100Vの周期20m5ecのパルス状
波形で検温素子23によりコントロールされた所望の温
度、エネルギー放出量に応じたパルスをそのパルス巾を
変化させて与える。略パルス巾は0.5m5ec〜5 
m5ecとなる。低熱容量線状加熱体20において検温
素子23で検出された温度が71の場合、抵抗材料22
に対向するフィルム24の表面温度T2はT1よりも約
lO〜30°C低い。またフィルム24がトナ一定着面
より剥離する部分におけるフィルム表面温度T3は前記
温度T2とほぼ等しい温度である。
この様にエネルギー、温度制御された加熱体2゜に当接
して図中矢印方向に定着フィルム24は移動する。この
定着フィルムの一例として、厚み20μmの耐熱フィル
ム、例えばポリイミド、ポリエーテルイミド、PES、
 PFAに少なくとも画像当接面側にPTFE、 PA
F等のフッ素樹脂に導電材を添加した離型層を10μm
コートしたエンドレスフィルムである。−鍛型には総厚
100pより好ましくは40川未満、フィルム駆動は駆
動ローラー25と従動ローラー26による駆動とテンシ
ョンにより矢印方向にシワなく移動する。
27はシリコンゴム等の離型性の良いゴム弾性層を有す
る加圧ローラーで、総圧4〜20kgでフィルムを介し
て加熱体を加圧しフィルムと圧接回転する。
転写材28上の未定着トナー28は、入口ガイド30に
より定着部に導かれ、上述の加熱により定着像を得るも
のである。
以上はエンドレスベルトで説明したが第5(b)図の如
く、シート送り出し軸31及び巻取り軸32を使用し、
定着フィルムは有端のフィルム24であっても良い。
また画像形成装置としては複写機、プリンター、FAX
等のトナーを用いて画像を形成する装置全ての定着装置
に適応するものである。
本発明の加熱定着方法において、使用されるトナーは、
OSCを用い10°Cから200°C迄の測定範囲で測
定した結果、最初に現われる吸熱ピークの極大値が40
°Cから120°Cを示すトナーが好ましく、特に55
°Cから100°Cの特性を示すトナーがより好ましい
更に、フィルムをトナ一定着面より、はく離する時の温
度が前記吸熱温度よりも高い温度であることが好ましく
、更に好ましくは、前記吸熱温度よりも30°C以上(
より好ましくは40〜150°C)高い条件ではく離さ
せることが好ましい。
本発明での吸熱ピークの極大値を測定する方法としては
、ASTM D−3418−82に準拠し算出する。具
体的には、トナーを10〜15mg採取し窒素雰囲気下
で室温から200°Cまで昇温速度lO°C/minで
加熱せしめた後、200°Cに10分間保持せしめ、次
に急冷することで、予めトナーの前処理を行なった後、
再びlOoCに10分間保持せしめ、10°C/min
の昇温速度で200’O迄加熱し測定する。−鍛型には
、第7図に示すデーターが得られ、最初に現われる吸熱
ピークの極大値を本発明において吸熱温度(To)と定
義する。
[実施例] 以下の方法によりトナーを作成した。部数は全て重量部
を意味する。
(サンプルA) に対し、疎水性コロイダルシリカ2部を、ヘンシェルミ
キサーにて混合した後、第2−1図に示す装置を用いて
3分間の循環処理を行った。ここにおいて攪拌羽根の周
速は60m/seC,雰囲気温度28°C1最短間隙は
、2.5mmにておこなった。
FE−SE旧こて表面観察を行ったところ、表面には、
均一にコロイダルシリカが固定化されていることが確認
された。
これをサンプルAとする。
(サンプルB) 上記成分をヘンシェルミキサーにより混合後、ロールミ
ルにて混練を行ない、冷却後、スピードミルにて粗粉砕
を行い、ジェットミルにて微粉砕を行い、エルボジェッ
トにより分級な行い体積平均粒径11.5部mの芯材粒
子を得た。次に芯材100部上記成分をサンプルAと同
様な方法にて芯材粒子を得た。ここで芯材粒子の体積平
均粒径は、12.21Lmであった。
次に芯材100部に対して疎水性コロイダルシリカ1.
5部をサンプルAと同様の装置を用いて2.5分間の循
環処理を行った。ここにおいて、攪2.8 拌羽根の周速はfi1m/sec 、雰囲気温度30°
C1最短間隙は、2.5mmにておこなった。
FE−3EXにて表面観察を行ったところ表面には、均
一にコロイダルシリカが固定化されていることが確認さ
れた。
これをサンプルBとする。
(サンプルC) FE−3部Mにて表面観察を行ったところ、表面には均
一に該シリカが固定化されていることが確認された。
これをサンプルCとする。
(サンプルD) 上記成分をサンプルAと同様な方法にて芯材粒子を得た
。ここで芯材粒子の体積平均粒径は、12.5μmであ
った。
次に芯材100部に対してアミノアルキルシランカップ
リング剤処理シリカ1.8部をサンプルAと同様の装置
を用いて2.5分間の循環処理を行った。ここにおいて
攪拌羽根の周速は65m/see 、雰囲気温度33°
C1最短間隙は、2.5mmにておこなった。
上記成分をサンプルAと同様な方法にて芯材粒子を得た
。ここで芯材粒子の体積平均粒径は、12.2終mであ
った。
次にこの芯材100部に対しアミノアルキルシランカッ
プリング剤で処理したコロイダルシリカ2.2部を用い
、サンプルAと同様の装置にて3分間の循環処理を行っ
た。ここにおいて攪拌羽根の周速は85m/sec 、
雰囲気温度26℃、最短間隙は、3mmにて行なった。
FE−3EXにて表面観察を行ったところ、表面には均
−にコロイダルシリカが固定化されていることが確認さ
れた。これをサンプルDとする。
次にサンプルA−C及び第5(a)図に示す加熱定着装
置を用いて定着試験を行った。さらにブロッキング性試
験も行なった。
〈実施例1〉 この定着装置において加熱体の表面温度は190°C1
加熱部の抵抗材料の消費電力は150 W、加圧ローラ
ーの総圧は7kg、加圧ローラーとフィルムのニップは
3mm、定着処理速度(p、s、)100+nm/se
cに設定し、耐熱シートとしては、記録材との接触面に
PTFEに導電性物質を添加した低抵抗の離型層を有す
る厚さ20#Lmのポリイミドフィルムを使用した。
この時の加熱体の表面温度190°Cに達するまでに要
した時間は、約1.7sec、であった。
サンプルAを市販の複写機Canon NP270RE
  (キャノン■製)の定着器をとり除いた改良機に適
用し未定着画像を得た。
この未定着画像を第5(a)図に示す様な外部定着機を
用い上記条件にて定着試験を行なった。
転写材としては市販のキャノンニュードライペーパー(
キャノン販売社製) 54g/m2を用いた。
定着試験は、得られた定着画像中の20mmφのベタ黒
部を50g/cm2の荷重をかけたシルポン紙で摺擦し
、摺擦前後の画像濃度低下率(%)で表わした。画像濃
度の測定にはマクベス反射濃度計を用いた。さらに耐オ
フセット性を見るために改造機から取出した未定着画像
を連続して該外部定着試験機を通過させ、定着フィルム
及び対向ローラーの汚れ、画像のオフセットによる抜け
、転写材の画像上への汚れおよび転写材の裏側汚れなど
を見て判断した。
その結果、定着性は初期および200枚通紙後もほぼ変
らず1〜7%(平均2.5%)と良好であった。また耐
オフセット性は10,000枚の未定着画像通紙後にお
いても転写紙上の汚れはもちろん、転写紙の裏側汚れも
全く見られなかった。さらには連続通紙後、定着装置の
フィルム及び対向ローラー表面を観察したところ、トナ
ーの付着はほとんどなかった。
さらには、槽内温度45°C(一定)にしたオーブン中
に、ポリプロピレン製の100ccカツプ中にこのトナ
ー10gを入れたものを1日間放置し、ブロッキング性
を見たところ、トナー塊の発生はなく、良好であった。
く比較例1〉 本加熱定着装置と、加熱ローラ一定着装置との比較をす
るために次のようなテストを試みた。熱ローラ一定着用
の外部定着装置を用意した。該熱ローラ一定着器は」ニ
ローラーと下ローラーの2木のロールより成り、」−ロ
ーラー表面はテフロンであり、その中心部にヒーターを
配したものであり、下ローラーにはシリコンゴムを用い
ている。
Xらにニップ11は3mmである。ローラー間の総圧は
7kgであった。
該熱ローラーの中心部に消費電力150Wのヒーターを
取付はロール回転子昇温させたところ、5分後でもその
表面温度は120°Cにしか上昇せず定着試験は実行で
きなかった。そこでヒーターを800Wのものに変更し
、定着ローラーの表面温度が190°C以上に保持可能
とした。この時に熱ローラー表面温度が室温から190
′0にまで上昇するまでの時間は30秒でありさらに温
度調節により一定温度に保持されるために若干の時間を
要した。すなわち、熱ロール定着においてはきわめて大
きな消費電力が必要であり、ウェイトタイムはとり除く
ことができないものである。
定着試験は、この800Wのヒーターを配した熱ロール
外部定着試験機を用い、定着ローラーのオイル塗布機構
およびクリーニング機構をとりはずした状態にて行なっ
た。定着処理速度は100mm/secと実施例1と同
じスピードにて行なった。
その結果、定着性は初期および200枚後で濃度低下率
が3〜9%(平均4.5%)と実施例1に比べわずかに
劣る結果となり、200枚通紙時においては、すでにオ
フセット現象による画像上の抜けが見られ、800枚時
において転写紙に裏側汚れが発生した。さらに連続通紙
後ローラー表面を観察するとトナーが相当量付着してい
た。
〈実施例2〉 実施例1において定着処理速度を150mm/seeに
変えて定着試験を行なった。ただし加熱体の表面温度は
185°Cになるように設定した。この時、加熱体の表
面温度が195°Cに達するまでに要した時間は約1.
8sec、であった。定着試験の結果をTable、 
1に示した。Table、 1に表わされるように良好
な結果を示した。
く比較例2〉 比較例1で用いた熱ロールによる外部定着試験機を使用
し、実施例2との比較のために定着処理速度150mm
/secに変え、さらにローラー表面温度を185℃に
設定した。この時ローラー表面温度が195°Cに達す
るまでに要した時間は約35sec、プラス若干時間で
あった。
結果をTable、 1に示した。Table、 1に
表わされるように定着性およびオフセット性において劣
る結果となった。
〈実施例3〉 トナーサンプルBを用いて実施例1と同様の方法にて定
着試験およびトナーのブロッキングテストを行なった。
テスト条件およびテスト結果をTable、 1にまと
めて示す。
く比較例3〉 トナーサンプルBを用いて比較例1と同様の方法にて定
着試験を行なった。テスト条件およびテスト結果をTa
ble、 1にまとめて示す。
〈実施例4〉 トナーサンプルCを用いて実施例1と同様の方法にて定
着試験およびトナーのブロッキングテストを行なった。
テスト条件およびテスト結果をTable、 1にまと
めて示す。
く比較例4〉 トナーサンプルCを用いて比較例1と同様の方法にて定
着試験を行なった。テスト条件およびテスト結果をTa
ble、 1にまとめて示す。
〈実施例5〉 トナーサンプルDを用いて実施例1と同様の方法にて定
着試験およびトナーのブロッキンクチストを行なった。
テスト条件およびテスト結果をTable、 1にまと
めて示す。
く比較例5〉 トナーサンプルDを用いて比較例1と同様の方法にて定
着試験を行なった。テスト条件およびテスト結果をTa
ble、 1にまとめて示す。
く比較例6〉 トナーサンプルAに用いた芯粒子そのままでは流動性に
欠は耐久試験は行なえないため、芯粒子100重量部に
対し、疎水性コロイダルシリカ0.4重量部をヘンシェ
ルミキサーにて外添混合した。
このトナーをサンプルA′とする。これを実施例1と同
様の方法により定着試験およびブロッキング試験を行な
った。テスト条件およびテトス結果をTable、 1
にまとめて示す。
本発明の実施例に示したトナーサンプルのDSCによる
吸熱温度(To)及び加熱体温度(T+)、フィルム表
面温度(T2) 、剥離時のフィルム表面温度(T3)
をTable、2に示す。
Table  2 T1.加熱体温度 T2.フィルム表面温度 T3;剥離時のフィルム表面温度 [発明の効果1 以上説明したように本発明の加熱定着方法により、少な
い消費電力で、オフセットがなく、定着性の良好な画像
が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、トナーまたは結着樹脂の溶融粘度を測定する
ための高架式フローテスターの概略的断面図、第2−1
図は芯粒子に粒子を固定化するための装置の一例を概略
的に示した図であり、第2−2図は第2−1図の装置の
部分拡大図である。第3−1図は芯粒子に無機微粉体の
粒子を固定化するためのピンミル系の装置の一例を概略
的に示した図であり、第3−2図は第3−1図の装置の
部分図〒あり、第4図は、本発明の定着方法を実施して
いる定着装置を具備している画像形成装置の概略的断面
図、第5(a)図は、本発明の定着方法を実施するため
の定着装置の概略的断面図を示し、第5(b)図は、本
発明の別な態様の定着方法を実施するための定着装置の
概略的断面図を示す。第6図は、トナーまたは結着樹脂
の粘度の自然対数の温度に対する傾きに関するグラフを
示す図、第7図は、トナーの吸熱ピークを示すグラフで
ある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録材にトナーの顕画像を加熱定着する方法にお
    いて、 a)該トナーは、少なくとも結着樹脂および着色材料を
    含有する芯粒子に対し0.2以下の粒径比を有する無機
    微粉体を、機械的衝撃力により芯粒子表面にあるいは表
    面およびその表面近傍に固定化させた粒子であり、 b)固定支持された加熱体と、該加熱体に対向圧接し且
    つフィルムを介して記録材を該加熱体に密着させる加圧
    部材とにより、該トナーの顕画像を記録材に加熱定着す
    ることを特徴とする加熱定着方法。
  2. (2)固定支持された加熱体と、該加熱体に対向圧接し
    且つフィルムを介して記録材を該加熱体に密着させる加
    圧部材とにより、トナーの顕画像を記録材に加熱定着す
    る定着方法に使用されるトナーにおいて、該トナーが、
    少なくとも結着樹脂および着色材料を含有する芯粒子に
    対し0.2以下の粒径比を有する無機微粉体を、雰囲気
    温度10〜90℃の条件下で、回転片と固定片から形成
    される0.5〜5mmの最短間隙を有する衝撃部または
    少なくとも2種の回転片から形成される0.5〜5mm
    の最短間隙を有する衝撃部を通過させ、該衝撃部におけ
    る機械的衝撃により、該無機微粉体を芯粒子表面にある
    いは表面およびその表面近傍に固定化したことを特徴と
    する加熱定着用トナー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015191197A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 キヤノン株式会社 トナーの製造方法

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