JPH0216227B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0216227B2
JPH0216227B2 JP6674182A JP6674182A JPH0216227B2 JP H0216227 B2 JPH0216227 B2 JP H0216227B2 JP 6674182 A JP6674182 A JP 6674182A JP 6674182 A JP6674182 A JP 6674182A JP H0216227 B2 JPH0216227 B2 JP H0216227B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
thin film
rubber
plastic film
film
Prior art date
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Expired
Application number
JP6674182A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58183284A (ja
Inventor
Kozo Matsumura
Minoru Takaochi
Yukio Ogawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissha Printing Co Ltd
Original Assignee
Nissha Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissha Printing Co Ltd filed Critical Nissha Printing Co Ltd
Priority to JP6674182A priority Critical patent/JPS58183284A/ja
Publication of JPS58183284A publication Critical patent/JPS58183284A/ja
Publication of JPH0216227B2 publication Critical patent/JPH0216227B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/0091Apparatus for coating printed circuits using liquid non-metallic coating compositions

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は薄膜印刷方法に関するものであり、更
に詳しくは電子部品に用いられる高分子薄膜を均
一で正確な膜厚をもつて容易に所望のパターン形
状に印刷形成することを目的とするものである。
近年、半導体素子の絶縁被膜や液晶表示素子の
配向膜など種々の電子部品に高分子薄膜が必要と
され、用いられている。一般にこれらの薄膜には
厚さ100Å〜3000Åのものを形成して使用される
が、その膜厚の均一性、パターンの形状寸法精度
は厳しく要求されている。
前記薄膜を形成する方法としては従来の印刷方
法の適用が考えられている(例えば特開昭55−
37314号公報参照)。この方法は平版オフセツト印
刷に用いるオフセツト校正機を用いて凸版を設け
たブランケツト胴によつてガラス板等の表面が平
滑な被印刷体の上に高分子溶液を印刷インキとし
て用い、高分子薄膜を印刷形成する方法である
が、次のような欠点があつた。即ち、この目的に
用いられる高分子溶液は粘度が2000cp〜10cpの
非常に低粘度な溶液であるからオフセツト校正機
を用いて印刷するに際しては十分均一な膜厚が得
られにくい。又、求める厚みの薄膜を安定して印
刷することが困難であつた。何故なら、オフセツ
ト校正機においてはインキを練り、展色するのに
ロール練り方法が用いられるが、一般にオフセツ
ト印刷用インキに比べて極めてう低粘度で粘着性
の少ない高分子溶液を用いるため均一に練られず
又ロール間のギヤツプよりインキが流れ出すため
展色を均一にすることができない。更にロールへ
インキを定量的に一定して供給することが困難で
あり、よつて定量的に安定した展色を行うことが
できないからである。
本発明者らはかかる従来法の欠点を改良せんと
し、種々研究考察を重ねた結果、本発明を完成す
るに至つたものである。即ち本発明は、平面を呈
するゴム12表面又は基台1に支持されたプラス
チツクフイルム2表面に、樹脂又は樹脂前駆体に
溶剤を混合してなり粘度が2000cp〜10cpのイン
キ3を塗布した後、平滑頂面を有する凸版4を側
面に設けた版胴5と前記インキ3を塗布したゴム
12表面又はプラスチツクフイルム2表面とを圧
接せしめ、前記インキ3を前記凸版4表面に転移
せしめ、その後前記版胴5と被印刷体6表面とを
圧接せしめ、被印刷体6表面に薄膜7を形成する
ことを特徴とする薄膜印刷方法である。
以下、本発明を図面に基づいて更に詳しく説明
する。
まず、薄膜を構成するための低粘度のインキ3
をゴム12表面又はプラスチツクフイルム2表面
に塗布する。使用ゴム12は平面に呈するもので
あり、スチレンゴム、ブチルゴム、ブタジエンゴ
ム、ウレタンゴム等を用いる。プラスチツクフイ
ルム2としては、ポリエチレンテレフタレート、
6−ナイロン、6−6ナイロン、セルロース等よ
りなるフイルムを使用する。プラスチツクフイル
ム2は基台1に容易にその位置がずれないように
支持されている。基台1には該フイルム面に塗布
し易くするためにゴム等の弾性体を素材として用
いるのが好ましい。インキ3の塗布はバー8を用
いたバーコート方法によることができる(第1図
参照)。又、プラスチツクフイルム2をベルト状
に構成し、その一部を基台1面に接するように懸
回し、他の一部でインキ3を供給し、更にバー8
にて適当な分量を塗布するようにしてもよい(第
2図参照)。
使用するインキ3は樹脂又は樹脂前駆体に溶剤
を混合してなり、その粘度は2000cp〜10cpのも
のである。使用できる樹脂又は樹脂前駆体として
は、ポリアミツク酸、フエノール、ノボラツク、
ポリエステル、エポキシ、ウレタン、シリコン、
メラミン等の樹脂又は樹脂前駆体、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ酢酸ビニル、ポリメチルメタクリレー
ト、ポリスチレン、ポリビニルアルコール、ポリ
ビニルブチラール、ポリイミド、ポリスルフオ
ン、天然ゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ポリ
イソブチレン、ニトリルゴム等がある。インキ3
の塗布量は形成しようとする薄膜の厚さに応じて
適宜調節するが、プラスチツクフイルム2又はゴ
ム12表面上に約1μm〜50μm程度の厚さに塗布
する。
ゴム12表面又はプラスチツクフイルム2表面
にインキ3を塗布した後、平滑頂面を有する凸版
4を側面に設けた版胴5とゴム12表面又はプラ
スチツクフイルム2表面とを圧接せしめ、前記イ
ンキ3を前記凸版4表面に転移せしめる(第3図
参照)。この凸版4は例えばブチルゴム等のゴム
或いはナイロン系樹脂等の樹脂よりなる。又、感
光性ゴムや感光性樹脂を用いてもよい。凸版4は
形成しようとする薄膜のパターンを呈するように
構成される。又その表面粗さはJIS規格Rz50μm
以上が、その厚さは0.3mm〜2.0mm程度が各々好ま
しい。
この圧接によつて凸版4表面にインキ3が転移
する。その後版胴5をガラス板等の被印刷体6表
面に圧接せしめることにより、被印刷体6表面に
薄膜7が形成される(第4図参照)。
本発明は以上のような構成の薄膜印刷方法であ
るから、低粘度のインキであつても一定の厚さの
インキを安定して供給できるため、正確な膜厚の
薄膜を安定して印刷形成できる。又、所望のパタ
ーン形状の寸法精度も正確に得ることができる。
従つて種々の電子部品の高分子薄膜を形成する方
法として広く利用されることが期待される。
以上本発明の実施例を説明する。
実施例 インキ台として、平坦な金属板上に厚さ1m/
mのシリコンゴム(東芝シリコン社製)を基台と
し、その上に厚さ0.1m/mの6・6ナイロンフ
イルムを貼り合わせたインキ台を使用し、径50μ
のピアノ線を巻き上げた径10m/mのバーを使用
して、濃度7%のNMP(N・メチル−2−ピロ
リドン)希釈ポリアミツク酸よりなるインキをイ
ンキ台上のバーを摺動させて、インキ台全面に均
一に塗布した後、頂面が平滑な凸版を存するブチ
ルゴム製の版胴を圧接し、この凸版の頂面に高分
子溶液を転移し、この凸版を被印刷物である液晶
表示用ガラス板表面に圧接し凸版パターン通りの
高分子塗膜を印刷し、加熱乾燥の後イミド化の為
熱処理を行つた。出来上がつたポリイミド膜の膜
厚は700〜800Åの範囲で十分に均一であり、液晶
パネルとして組立てた後特性テスト及び強制寿命
テストを行つた結果、液晶配向膜としては極めて
優秀なものである事がわかつた。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図及び第4図は本発明に
かかる薄膜印刷方法の各工程を示す模式図を各各
示す。 図中、1……基台、12……ゴム、2……プラ
スチツクフイルム、3……インキ、4……凸版、
5……版胴、6……被印刷体、7……薄膜。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 平面を呈するゴム表面又は基台に支持された
    プラスチツクフイルム表面に、樹脂又は樹脂前駆
    体に溶剤を混合してなり粘度が2000cp〜10cpの
    インキを塗布した後、平滑頂面を有する凸版を側
    面に設けた版胴と前記インキを塗布したゴム表面
    又はプラスチツクフイルム表面とを圧接せしめ、
    前記インキを前記凸版表面に転移せしめ、その後
    前記版胴と被印刷体表面とを圧接せしめ、被印刷
    体表面に薄膜を形成することを特徴とする薄膜印
    刷方法。 2 基台が弾性体よりなることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の薄膜印刷方法。 3 バーコート方法によりゴム表面又はプラスチ
    ツクフイルム面にインキを塗布することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の薄膜印刷方法。 4 プラスチツクフイルムがベルト状に構成さ
    れ、基台に懸回されたことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の薄膜印刷方法。
JP6674182A 1982-04-20 1982-04-20 薄膜印刷方法 Granted JPS58183284A (ja)

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JP6674182A JPS58183284A (ja) 1982-04-20 1982-04-20 薄膜印刷方法

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JP6674182A JPS58183284A (ja) 1982-04-20 1982-04-20 薄膜印刷方法

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JPS58183284A JPS58183284A (ja) 1983-10-26
JPH0216227B2 true JPH0216227B2 (ja) 1990-04-16

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04371902A (ja) * 1991-06-20 1992-12-24 Canon Inc フレキソ印刷装置および薄膜の形成方法

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Publication number Publication date
JPS58183284A (ja) 1983-10-26

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