JPH02162118A - 自動空気調和装置 - Google Patents

自動空気調和装置

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JPH02162118A
JPH02162118A JP1302457A JP30245789A JPH02162118A JP H02162118 A JPH02162118 A JP H02162118A JP 1302457 A JP1302457 A JP 1302457A JP 30245789 A JP30245789 A JP 30245789A JP H02162118 A JPH02162118 A JP H02162118A
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air
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sensor
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英一 大津
Takanori Shibata
柴田 孝則
Takashi Aoki
隆 青木
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00978Control systems or circuits characterised by failure of detection or safety means; Diagnostic methods

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  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車用の空気調和装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の空気調和装置は第1図に示す如き構成を有してい
る。すなわち、外気取り入れ口と内気取り入れ口の近傍
には外気の量と内気の量を制御するインテークドア17
が開度自在に設けられている。このインテークドア17
は内気のみあるいは外気のみを、また、外気内気を混合
する割合を決める作用を有している。このインテークド
ア17はアクチュエータ12によって作動するように構
成されている。このインテークドア17の下流側には送
風機であるブロアモータ22が設けられており、このブ
ロアモータ22の下流側には蒸発器23が設けられてい
る。この蒸発器23はブロアモータ22によって送られ
てきた空気を冷却する作用を有するものである。この蒸
発器23の下流側中央にはエアーミックスドア15が設
けられており、このエアーミックスドア15の下流側に
温水器24が設けられている。このエアーミックスドア
15は最大冷房時には矢印Aに示す如き方向に回動し温
水器24を通過する通路をふさぐように作動し、最大暖
房時には矢印Bに示す如き方向に回動しブロアモータ2
2によって送られてきた空気がすべて温水器24を通る
ように作用するものである。この温水器24はブロアモ
ータ22によって送られる空気を暖房するためのもので
ある。
この温水器24の下流側には上体側に吹き出す吹き出し
口と足元に吹き出す吹き出し口の切り換えのためのベン
トドア18とフロアドア19が設けられており、このベ
ントドア18はアクチュエータ13によって、また、フ
ロアドア19はアクチュエータ14によってそれぞれ作
動するように構成されている。
一方、エアーミックスドア15にはパワーサーボ7が接
続されておりこのパワーサーボ7によって駆動するよう
に構成されている。このエアーミックスドア15に連動
してフィードバックポテンショ8およびプログラムスイ
ッチ16と、ファンレオスタット20が動くように設け
られている。
このフィードバックポテンショ8には外気温度センサ6
と、内気温度センサ5と、温度設定抵抗4が直列に接続
されており、この温度設定抵抗4は温度レバー3に連動
して作動するポテンショメータである。この温度設定抵
抗4は温度コントローラ9に接続されており、フィード
バックポテンショ8の他端も温度コントローラ9に接続
されている。この温度コントローラ9にはトランスジュ
ーサ10が接続されており、このトランスジューサ10
はバキュームタンク11から導入される負圧をパワーサ
ーボ7に導入するためのものである。
また、プログラムスイッチ16に接続されるバキューム
セレクタ2との組み合わせでアクチュエータ12,13
.14を作動させ、空気取り入れ口を切り換えるインテ
ークドア17、上体吹き出し口を開閉するベントドア1
8、足元吹き出し口を開閉するフロアドア19を第2図
に示す如きパターンで制御するためのものである。また
、バキュームセレクタ2はモートレバー1に連動されて
おり、このモートレバー1は空気調和装置のオンオフお
よび作動状態を選ぶものであり通常オフモード、オート
オンモード、デフロスタモードの3つを最低備えている
このように構成されるものであるから、いま温度レバー
3によって希望する温度を設定しモードレバー1によっ
て空気調和装置を駆動すると、温度レバー3に連動され
ている温度設定抵抗4と、内気温度センサ5と、外気温
度センサ6と、フィードバックポテンショ8および調整
用トリマ25を備えた温度コントローラ9から、これら
の合成抵抗値が一定値になるように温度コントローラ9
がトランスジューサ10を制御してパワーサーボ7を駆
動しフィードバックポテンショ8の抵抗値を設定する。
このフィードバックポテンショ8が所定値に設定される
ためにはパワーサーボ7が駆動するわけであるが、この
パワーサーボ7の駆動はそのままエアーミックスドア1
5を回動させることになりこのエアーミックスドア15
の回動はエアーミックスドア15の回動に連動して動く
ファンレオスタット20を駆動することになりこのファ
ンレオスタット20の抵抗値に応じてファンコントロー
ラ21はブロアモータ22を制御する。
このファンレオスタット20の抵抗値とエアーミックス
ドア15の開度との関係は第5図に示す如き関係を有し
ている。すなわち、エアーミックスドア15が水平値に
ある点がファンレオスタット抵抗値の最低の位置を示し
ておりエアーミックスドア回路が最大冷房位置に向かう
に従ってファンレオスタット抵抗値は大きくなりそれに
よってブロアモータ22による風量が大きくなる。なお
前記調整用トリマ25は、温度コントローラ9を調整す
るために用いられる可変抵抗器で坐る。そして、この温
度コントローラ9の調整は、内気温度センサ5.外気温
度センサ6、温度設定抵抗4およびフィードバックポテ
ンショ8の代りに第3図に示す如く標準抵抗30を取り
付け、トランスジューサ10に出力される電流が所定値
になるようにテスター31を用いて、前記トリマ25を
可変調整することによってそうなるものである。
また、モードレバー1によって切り換えられる通風経路
の変更はこのモードレバー1に連動するバキュームセレ
クタ2の中に切っである構により各アクチュエータ12
,13,14に導通する負圧を選択して切り換えること
によって行なう。このようにモードレバー1と温度レバ
ー3を設定すると内気温度と外気温度を検知してパワー
サーボ7を負圧で動作させエアーミックスドア15の開
度を調整し、このエアーミックスドア15の開度に応じ
てプロアモータ22はファンコントローラ21によって
制御され、このエアーミックスドア15に連動して作動
するプログラムスイッチ16によって第2図に示す如き
パターンが選択される。
すなわち、エアーミックスドアが最大冷房位置にあると
きはインテークドア17は17Aの位置に作動し内気を
導入し吹き出し口はアクチュエータ14を作動してフロ
アドア19を閉じアクチュエータ13を作動してベント
ドア18をあける。また、エアーミックスドアが暖房位
置に動いていくに従ってインテークドア17は17Bの
方向に動いていき、アクチュエータ13を駆動してベン
トドア18を閉じる方向に動かすと共にアクチュエータ
14を駆動してフロアドア18を開いていき吸入空気と
しては内外気をまたははき出し空気としては上体および
足元から吹き出すように制御される。さらに、最大暖房
位置に来ると吸入空気はアクチュエータ12を作動して
インテークドア17が17Bに示す位置に制御され外気
を導入し、ベントドア18が閉じられフロアドア19が
開かれ吹き出し空気は足元から送風される。
【発明が解決しようとする課題〕
このよさに構成された従来の自動空気調和装置において
は、内気温度センサ等各部温度センサの調整のパラつき
や、各部温度センサの感度の良否等に起因している車室
内空気の温度制御に誤差が生じた場合、あるいは、各部
温度センサの経年変化により車室内空気の温度制御の誤
差が拡大した場合、各部温度センサの以上の異常を検知
するには特殊な機器を必要とするため、各センサの修正
・補正が専門工場でしか行えないという欠点を有してい
た。
本発明の目的は、モードスイッチ等の操作装置と内気温
等の表示をするための表示素子を用い目視によって自動
空気調和に使用される各種センサの異常の検知を特殊な
機器を用いずに行うことのできる自動空気調和装置を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、外気温度及び内
気温度などの複数箇所の温度情報を検出する検出手段と
、内気の目標温度を設定する手段と、これらの検出温度
と目標温度及びモードスイッチ等の操作装置からの情報
によって一定の演算をおこなう演算装置とを有し、この
演算結果に従って、車室内気あるいは外気を送風機に所
定の風量で取り入れ蒸発器あるいは温水器へ通して冷暖
房をおこなう自動空気調和装置において、目標温度及び
内気温度などの前記温度情報をデジタル表示する表示素
子を温度表示パネル上に設けるとともに、前記表示素子
に前記温度情報の表示対象の名称及び該表示対象の温度
値を表示するように、切換えることができるスイッチを
設け、該スイッチを切換えて前記操作装置を操作した時
に、前記温度情報の表示対象を順次変えることができる
構成としたものである。
〔作用〕
上記構成によれば、通常は画表示素子には目標温度と内
気温度がデジタル表示されているが、スイッチを切換え
ると、検出手段の診断が開始される。そして、操作装置
を操作すると、画表示素子にはある検出手段の検出箇所
と検出温度(温度情報表示対象の名称と該表示対象の温
度値)が表示され、さらに操作装置を操作すると、画表
示素子には他の検出手段の検出箇所と検出温度が表示さ
れる。このように操作装置の操作により検出手段の検出
箇所を順次変えることができる。これによって、目視に
よる各検出手段の調整を、特殊な機器を用いずに行なう
ことが可能となる。
〔実施例〕
以下本発明の実値例について説明する。
第4図には本発明に係る空気調和装置の一実施例が示さ
れている。
図において、第1図図示従来例と同一の符号を付されて
いるものは同一の部品・同一の記号を有するものであり
、アクチュエータ12,13.14はそれぞれマイクロ
コンピュータ43のl1043dに接続されている。ま
た、バキュームタンク11には三方弁51が接続されて
おり、この三方弁51にはオンオフ弁50を介してパワ
ーサーボ7が接続されている。このパワーサーボ7には
フィードバックポテンショ8とエアーミックスドア15
が取り付けられている。このオンオフ弁50と三方弁5
1はマイクロコンピュータ43の11043dからの信
号によって制御される。また、ブロアモータ22にはブ
ロアモータ駆動回路49が接続されており、このブロア
モータ駆動回路49はマイクロコンピュータ43のl1
043dに接続されている。このマイクロコンピュータ
43はl1043dと、CPU43aと、ROM43b
と、RAM43cと、タイマー43eとによって構成さ
れている。このマイクロコンピュータ43(7)l10
43aにi*A−D変換器45を介シテマルチブレクサ
44が接続されている。このマルチプレクサ44にはマ
イクロコンピュータ43のl1043dが接続されてい
る。このマルチプレクサ44にはフィードバックポテン
ショ8の出力値と、内気温度センサ5からの出力値と、
外気温度センサ6からの出力値が入力されるように構成
されている。
一方、車室内適宜箇所には温度表示パネル42が設けら
れており、この温度表示パネル42には希望する車室内
温度の設定値をデジタル表示する表示素子42Aと、現
在の車室内温度をデジタル表示する42Bと、希望する
車室内温度に設定するためのもので第1図図示従来例に
おける温度レバー3に相当する温度設定スイッチ41と
、空気調和装置のオンオフおよび送風吹き出しの状態を
選択するためのものであり、オフモード、オンオートモ
ード、デフロスタモードの3つを備えたモードスイッチ
40とが設けられている。この温度表示パネル42の表
示素子42A、42Bには表示能動回路52が接続され
ており、この表示駆動回路52にはマイクロコンピュー
タ43のl1043dに接続されている。また、温度設
定スイッチ41およびモードスイッチ40はそれぞれマ
イクロコンピュータ43のl1043dに接続されてい
る。このモードスイッチ40はオフモード、オンオート
モード、デフロスタモード等が押しボタン1つでセレク
トできるように構成されている。
またA−D変換器45にはトリマ25が接続されている
。また、マイクロコンピュータ43のl1043dには
スイッチ46と抵抗47が接続されている。この抵抗4
7の他端は接地されている。また、このスイッチ46の
他端には電源48が接続されている。
このように構成されるものであるから、今、温度設定ス
イッチ41の押しボタンであるアップスイッチ(設定温
度を上昇させるスイッチ)またはダウンスイッチ(設定
温度を下降させるスイッチ)を押すことによってその電
気信号がマイクロコンピュータ43のl1043aに入
力され、該マイクロコンピュータ43の内で、希望する
車室内温度に対応する温度設定値が選ばれ、ただちに、
マイクロコンピュータ43は1表示駆動回路52を介さ
れる温度設定値に切換える。次に、モードスイッチ40
によってオンオートモードをセレクトすると、このオン
信号によってマイクロコンピュータ43のl1043d
を介してCP U 43 aにモードスイッチ4oから
の信号が取り込まれる。
このCPU43aにおいてROM43bからモードスイ
ッチ40においてセレクトされたモードに対応したプロ
グラムが読み出される。このプログラムに従って空気調
和装置が作動する。空気調和装置が作動するとまず、温
度設定抵抗値が温度設定スイッチ41からl1043d
を介してCPU43aに取り込まれると共に、外気温度
センサ6からの出力値と内気温度センサ5からの出力値
のそれぞれがl1043dを介してCPU43aに取り
込まれ偏差Xが次式に従って演算される。
但しTr:車室内気温度 TS:設定温度 Ta:外気温度 この偏差Xの値が(−)であれば暖房の方向に、また、
この偏差Xの値が(+)である場合は冷房する方向にエ
アーミックスドア15が駆動される。
すなわち、偏差Xがプラスの場合にはオンオフ弁50を
駆動しパワーサーボ7によってエアーミックスドア15
は15Aの位置に回動し、それと同時にブロアモータ訃
動回路49によってブロアモータ22を最大風量で回転
させる。そのときのインテークドア17とベントドア1
8とフロアドア19はそれぞれ第2図に示された如き制
御を行なう。このブロアモータ22の最大風量による作
動によって偏差Xが所定値より小さくなるとその偏差X
の減少に応じてブロアモータ駆動回路49から供給され
るブロアモータ印加電圧を下げていきブロアモータ22
の回転数を下げて風量を減少させてやる。すなわち第5
図(A)に示す如く偏差Xが所定値Aを越え更に小さく
なるとその減少に対応して直線的にブロアモータ印加電
圧を減少していく。この偏差Xが第2の所定値Bまで到
達するとブロアモータ印加電圧は一定となり、ブロアモ
ータ22の最小風量値となる。このブロアモータ22が
最小風量値になるとそのときの偏差Xに対する残留偏差
を補正するための時間積分項を加えた制御量Yによって
第5図(B)に示す如くエアーミックスドア15の開度
制御を行なう。この制御量Yは次式によって求められる
すなわち、偏差Xが第5図図示所定値Bになるまではエ
アーミックスドア15は15Aに示す位置に固定されて
おり、その間ブロアモータ22による風量が制御され、
偏差Xが所定値Bを越えるとそのときの制御量Yに基づ
いてパワーサーボ7を駆動してエアーミックスドア15
を駆動して車室内温度を設定値に制御する。この第5図
(A)および第5図(B)の特性はあらかじめマイクロ
コンピュータ43のROM43bの記憶されている。
次に各種温度センサの調整動作について説明する。スイ
ッチ46が入っていない(オフ)場合にはマイクロコン
ピュータ43のl1043dの端子は抵抗47を介して
電源48の陰極につながれており、rLOWJとなって
おり、調整時でないことを検知する。また、このスイッ
チ46が短絡(オン)されると、電源48の正極がl1
043dに接続されることになりrHIJとなり調整中
であることを判定する。このスイッチ46のオンオフに
よって各種センサの調整非調整を判定している。スイッ
チ46が短絡されると通常のセンサの表示から調整対象
になっているセンサの表示がなされる。すなわち、たと
えば外気温度センサ6であれば表示素子42Aには第6
図に示す如くrTAJと表示され、すなわち外気温度セ
ンサ6であることを表示する。また表示袋@42Bは表
示装置42Aに示されているセンサによって検出された
値たとえば第6図に示す如く30℃と示される。このセ
ンサの調整は、調整作業者が、正確な温度計によって表
示される温度と表示対象となっているセンサからの検出
値とが一致するように、トリマ25を操作することによ
って行なう。
この一連の動作は第7図図示制御フローチャートによっ
て行なわれる。すなわち、ステップ60においてマイク
ロコンピュータ43のRAM43Cの初期設定や110
43dの初期状態のイニシャライズを行なうと、ステッ
プ61にはマイクロコンピュータ43からの信号によっ
て温度設定スイッチ41からの電気的信号と、マルチプ
レクサ44の入力である内気温度センサ5と、外気温度
センサ6と、フィードバックポテンショ8とからの電気
的信号をマイクロコンピュータ43のCPU43aに入
力する。このステップ61においてデータを入力すると
、ステップ62において現在センサ調整中であるか否か
、すなわちスイッチ46がオンしているか否かを判定す
る。このステップ62において調整中であると判定する
と、ステップ63においてマイクロコンピュータ43の
RAM43c中に設けたフラグによって何を表示すべき
かを判定する。このステップ63において表示すべきデ
ータの判定が行なわれると、ステップ64において表示
素子42Aに表示対象と表示素子42Bに当該センサか
らの検出温度を第6図に示す如く表示する。この第6図
に示された例ではrTAJつまり外気温度センサ6が3
0℃であると検知されていることを表わしている。この
表示対象の切り換えはスイッチ40を操作することによ
り後述するステップ81でフラグを変更して行なう。す
なわち調整中は表示素子42A、42Bと、スイッチ4
0の両方が通常の制御モードにおける温度表示及びモー
ド設定機能とは無関係の機能を果たすことになる。スイ
ッチ40を1回操作するたびに調整の対象となるべきセ
ンサが切り換えられるように構成されている。このステ
ップ64においてセンサ名および温度表示がされるとス
テップ61にもどる。これにより各温度検出センサの検
出温度値、すなわち検出状態が表示できるようになり、
その部分の実温度と比較することにより、そのセンサの
接続されている接続ラインの異常が、目視によって容易
に診断できるようになった・ 次に、ステップ62において調整中でないと判定した場
合にはステップ65において後述するタイマー割り込み
で入力されたモードスイッチ40の情報に従いモードの
処理を行なう。このステップ65においてモードの処理
が行なわれるとステップ66においてシステムが停止か
否かを判定する。このステップ66においてシステムが
停止と判定した場合にはステップ67においてブロアモ
ータ22の停止等システムを停止させるための処理を行
なう。このステップ67において停止処理が行なわれる
とステップ61にもどる。また、ステップ66において
システムが停止でないと判定するとステップ68におい
て温度設定スイッチ41、内気温度センサ5、外気温度
センサ6、フィードバックポテンショ8とからの電気的
信号の入力情報を使って偏差Xおよび制御量Yを前述式
(1)、(2)によって求め、マイクロコンピュータ4
3のROM43bにあらかじめ記憶されている第5図図
示特性に従ってブロアモータ22の印加電圧を決定する
。このステップ68においてブロアモータの印加電圧を
決定するとステップ69においてエアーミックスドア1
5の開度を決定する。なお前記式(1)におけるTrは
内気温度センサ5より検出される車室内気温度、Tsは
温度設定スイッチ41によって設定された設定温度、T
aは外気温度センサ6によって検出される外気温度であ
る。
また、偏差Xは車室内気温度と設定温度の偏差に外気温
度の補正を加えたものであり、制御量Yは前記偏差Xに
対する残留偏差を補正するための時間積分項を加えたも
のである。ステップ69においてエアーミックスドア1
5の開度が決定されると、ステップ70においてステッ
プ69において計算されたエアーミックスドア15の開
度に応じて第2図に示される吸入口および吐出口が決定
される。この第2図に示す吸入口および吐出口が決定さ
れると、ステップ71においてステップ65において入
力されたモードスイッチ40の選択モードとステップ7
0で決定したパターンの組み合わせによってアクチュエ
ータ12、アクチュエータ13、アクチュエータ14に
供給する負圧が断続されて所定のモードに制御する。次
にステップ72において、ステップ68において計算さ
れたプロアモード22の印加電圧になるようにブロアモ
ータ駆動回路49にマイクロコンピュータ43のCPU
43aからl1043dを介して制御信号が与えられる
。このステップ72における制御信号によってブロアモ
ータ22は第5図図示特性に従って制御される。このブ
ロアモータ22の風量制御によって空調制御が行なわれ
ブロアモータ22の風量が最小値に達するとステップ7
3において、ステップ61で入力したフィードバックポ
テンシ:!8のデータより求められる現在値とステツブ
69で温度データから計算されたエアーミックス開度と
を比較し一致しているか、冷房側あるいは暖房側へずれ
ているか否かを判定する。ステップ73において一致し
ていると判定した場合にはオンオフ弁5oを閉じ、ステ
ップ73において暖房側にずれていると判定したときに
はステップ73においてオンオフ弁50を開き三方弁5
1を大気側に開放する。一方、ステップ73において冷
房側へずれていると判定した場合にはオンオフ弁50を
開き、三方弁51を負圧導入側に切り換える。
このステップ73においてエアーミックスドア制御を行
うと、ステップ74において表示駆動回路52によって
表示する表示素子42Aに設定温度を、表示素子42B
に車室内気温度をそれぞれ表示し、ステップ61にもど
る。
モードスイッチ40および温度設定スイッチ41は第8
図に示す如く一定時間間隔で監視される。
すなわち、マイクロコンピュータ43のシステムクロッ
クからつくられるパルスをタイマ43eで計数し、その
オーバーフローで発生する約100Hzのタイマー割り
込みでキー人力を行なう。その制御フローが第8図であ
る。すなわち、ステップ80においてキー人力し、ステ
ップ81におし)て入力キー情報に応じてモードのフラ
グをマイクロコンピュータ43のRAM43cに立てた
り、設定温度変化の処理を行ない、第7図に示すメイン
フローにもどる。この第8図に示されるフローは一定時
間間隔でタイマー割り込みがなされ、このタイマー割り
込みがあると第7図のメインフローは一時レジスタの方
に退避して第8図に示す制御ツーローが行なわれるのを
待って再びメインフローを続行する。
従って本実施例によれば、任意のセンサの情報をマイク
ロコンピュータ43の内部から読み出し表示することが
でき、たとえば外気温度センサ6における基準となる温
度計で測定された真の温度と、マイクロコンピュータ4
3が入力した温度が一致するようにA−D変換器45に
付属するトリマ25によって調整することにより、セン
サと制御回路のマツチングが基準となる温度計だけで容
易に行なうことができる。
また、本実施例によれば、各センサの調整ができるよう
にしであるため各部のセンサの動作不良を容易に発見す
ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、目視によって自動
空気調和に使用される各種検出手段(センサ)の調整を
特殊な機器を用いずに行なうことができる。
また、本発明によらずに各検出手段の検出温度を表示す
るためには、診断対象の検出手段(5゜6)を変更する
スイッチ(40)がなければ、温度表示パネル(42)
には検出手段(5,6,25)の数、すなわち3組以上
の表示素子の組(42A、42B)を設けなければなら
ず、また診断開始を指示するスイッチ(46)を設けな
ければ、診断のための検出温度の表示を常時行なうこと
になり、そのために表示素子の組(42A、42B)を
設けなければならない。
これに対し1本発明はスイッチ(46)により検出手段
の診断開始を指示し、さらに診断対象の検出手段(5,
6)をスイッチ(40)で変更することにより、温度表
示パネル(42)上にもともとある1組の表示素子の組
(42A、42B)だけで済むという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の空気調和装置の全体構成図、第2図は空
気調和装置の配風ドアのパターンを示す図、第3図は第
1図図示の従来の空気調和装置の温度コントローラの調
整法を示す図、第4図は本発明に係る自動空気調和装置
の実施例を示す構成図、第5図(A)は第4図図示実施
例のブロアモータの制御特性図、第5図(B)は第4図
図示実施例のエアーミックスドアの制御特性図、第6図
は第4図図示実施例の調整子のパネルを示す図、第7図
は第4図図示実施例の制御フローチャート、第8図は第
4図図示実施例のタイマー割り込みフローチャートであ
る。 5・・・内気温度センサ、6・・・外気温度センサ。 7・・・パワーサーボ、8・・・フィードバックポテン
ショ、15・・・エアーミックスドア、22・・・ブロ
アモータ、40・・・モードスイッチ、41・・・温度
設定スイッチ、42・・・表示パネル。 42A、42B・・・表示素子、 43・・・マイクロコンピュータ、 49・・・ブロアモータ駆動回路。 46・・・スイッチ、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、外気温度及び内気温度などの複数箇所の温度情報を
    検出する検出手段(5,6)と、内気の目標温度を設定
    する手段(41)と、これらの検出温度と目標温度及び
    モードスイッチ等の操作装置(40)からの情報によっ
    て一定の演算をおこなう演算装置(43)とを有し、こ
    の演算結果に従って、車室内気(17A)あるいは外気
    (17B)を送風機に所定の風量で取り入れ蒸発器(2
    3)あるいは温水器(24)へ通して冷暖房をおこなう
    自動空気調和装置において、 目標温度及び内気温度などの前記温度情報をデジタル表
    示する表示素子(42A,42B)を温度表示パネル(
    42)上に設けるとともに、前記表示素子(42A,4
    2B)に前記温度情報の表示対象の名称及び該表示対象
    の温度値を表示するように、切換えることができるスイ
    ッチ(46)を設け、該スイッチ(46)を切換えて前
    記操作装置(40)を操作した時に、前記温度情報の表
    示対象を順次変えることができる構成としたことを特徴
    とする自動空気調和装置。
JP1302457A 1989-11-21 1989-11-21 自動空気調和装置 Granted JPH02162118A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09126604A (ja) * 1995-10-31 1997-05-16 Mitsubishi Electric Corp 空気調和装置の制御装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6363403A (ja) * 1986-09-03 1988-03-19 株式会社 力王 履物用接地底

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