JPH0216146Y2 - - Google Patents

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JPH0216146Y2
JPH0216146Y2 JP8068385U JP8068385U JPH0216146Y2 JP H0216146 Y2 JPH0216146 Y2 JP H0216146Y2 JP 8068385 U JP8068385 U JP 8068385U JP 8068385 U JP8068385 U JP 8068385U JP H0216146 Y2 JPH0216146 Y2 JP H0216146Y2
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outer case
valve lever
return spring
high voltage
gas nozzle
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Priority to KR1019850008560A priority patent/KR900000951B1/ko
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は圧電式ガスライターに係り、詳しくは
ガスノズル側のアース電極を形成する機構部分の
改良に関するものである。
従来の技術 一般に、圧電式のガスライターは放電ノズルを
+極側とまたガスノズルを−極側と接続すること
により、高電圧発生装置の圧電素子で生ずる電気
的エネルギーを放電ノズルからガスノズルに向つ
て火花放電可能に構成されている。
従来、その電気的機構としては第6図を参照し
て、高電圧発生装置1の外ケース2に内蔵した圧
電素子と外ケース2から突出する放電ノズル3の
軸端側を接続し、一方、外ケース2の側面より圧
電素子と接続した電極板4を突出させてガスノズ
ル5のバルブテコ6を受け、このバルブテコ6を
高電圧発生装置1の押圧操作で回動するに伴つて
バルブテコ6のアーム端側を電極板4と共に衝撃
ハンマーを内蔵した内ケース7の側面から突出す
る接続板8に当接させて放電ノズル3よりガスノ
ズル5の先端に火花放電し、それと同時にバルブ
テコ6でガスノズル5を持上げることによりガス
流路を開放してガス着火を行うよう構成するもの
がある(例えば、実開昭58−93661号公報参照)。
考案が解決しようとする問題点 然し、この圧電式ガスライターではアース電極
側が外ケース2の側面から突出する電極板4と内
ケース7から突出する接続板8とをバルブテコ6
に接触することにより形成されるようになつてい
るため、構造的に極めて複雑であるばかりでな
く、部品点数も多くてコスト高を招く欠点があ
る。
問題点を解決するための手段 本考案に係る圧電式ガスライターにおいては、
高電圧発生装置の戻しバネを介して内ケースの軸
線部分を嵌挿する外ケースの筒側面を部分的に切
欠いで段部と戻しバネのコイル部分を露出する開
口とを設け、その切欠個所にガスノズルを開閉す
るバルブテコのアーム端側を嵌込んでバルブテコ
を外ケースの段部で押下げ操作可能にすると共
に、バルブテコのアーム端側を外ケースの開口か
ら露出する戻しバネのコイル部分と接触可能にす
ることによりガスノズルに連結するアース電極側
を形成するよう構成されている。
作 用 この圧電式ガスライターでは、外ケースの筒側
面を切欠成形した開口から戻しバネのコイル部分
を露出させてバルブテコのアーム端側を接触可能
に配置することによりアース電極側を形成するた
め、最少限必要な構成部品を用いてガスノズルの
開閉と火花放電に要する電気回路を構成できるよ
うになる。
実施例 以下、第1〜5図を参照して説明すれば、次の
通りである。
この圧電式ガスライターは、第1〜3図で示す
高電圧発生装置10を備付けるものである。その
高電圧発生装置10はコンプレツシヨンスプリン
グとして作用する戻しバネ11を介して内ケース
12の軸線部分を外ケース13の筒内に嵌挿配置
し、このケース内に各機構部を内蔵することによ
り構成されている。内ケース12は有底の筒状に
形成されており、この筒内にはコンプレツシヨン
スプリングとして作用する衝撃バネ14で弾発自
在に支持したハンマー15が収容されている。ま
た、外ケース13は絶縁樹脂で形成した筒状のも
のであり、その径内には受金16で嵌挿固定した
圧電素子17を内蔵すると共に上述した戻しバネ
11が収容されている。圧電素子17はハンマー
15の衝撃で高電圧を発生するもので、そのハン
マー15が左右のピン15a,15bを内ケース
12に形成した略台形のカム孔12aと外ケース
13に形成した略L字状のカム孔13aとに係合
することにより衝撃動可能にガイドされている。
また、外ケース13には筒側面を部分的に切欠い
で段部18と径内に収容した戻しバネ11のコイ
ル部分を露出する縦長な開口19とが設けられて
いる。
この高電圧発生装置10は、第4,5図で示す
如くライターケース20の内部に、外ケース13
の頭部に固定した操作キヤツプ21の指圧操作で
上下にストローク動するよう取付けられている。
その外ケース13の頭部側からは圧電素子17と
内部で接続した放電ノズル22が引出され、ま
た、外ケース13の切欠個所にはバルブテコ23
のアーム端側23aが嵌込まれている。このバル
ブテコ23は中間辺をライターケース20の適宜
個所に枢支し、その先端側をガスノズル24の軸
線に係合することによりテコ作用でガスノズル2
4を上下動させてガス流路を開閉するよう取付け
られている。そのバルブテコ23に対しては第3
図を参照してアーム端側23aが外ケース13の
段部と当接可能に配置され、しかも外ケース13
の開口19から露出する戻しバネ11のコイル部
分が接触するよう配置されている。この戻しバネ
11はコイル端側が接触する内ケース12を導電
性樹脂で形成すると共に衝撃バネ14を介してハ
ンマー15と連繋することにより電気的な通電経
路を形成することができ、また、その戻しバネ1
1のコイル部分とバルブテコ23を接触すること
により戻しバネ11をアース電極側の通電経路を
形成するものとして兼用するよう構成されてい
る。
このように構成する圧電式ガスライターでは戻
しバネ11に抗して高電圧発生装置10の外ケー
ス13側を操作キヤツプ21の押圧で下降させる
と、ピン15a,15bが外ケース13のカム孔
13aとの係合で押下げられることにより衝撃バ
ネ14を圧縮しつつハンマー15を降下させる。
その下降途上で、ピン15a,15bは内ケース
12のカム孔12aに沿つてガイドされることに
より外ケース13のカム孔13a内で水平部分か
ら垂直部分に解脱し、これに伴つてハンマー15
が衝撃バネ14の伸長動で急瞬に上昇動すること
により外ケース13に内蔵した圧電素子17を強
打する。その強打で圧電素子17には高電圧が発
生し、これを電気エネルギーとして放電ノズル2
2から火花放電するようになる。
この動作と同調し、バルブテコ23はアーム端
側23aが外ケース13の段部18と当接して中
間辺の枢支部を支点にガスノズル24を上昇動さ
せる。また、そのバルブテコ23のアーム端側2
3aは外ケース13の切欠個所に沿つて回転降下
しつつ外ケース13の開口19から露出した戻し
バネ11のコイル部分と摺接接触する。この接触
で、導電性の内ケース12と衝撃バネ14を介し
て圧電素子17を強打するハンマー15が電気的
導通状態になるため、高電圧発生装置10の+電
極側に放電ノズル22が接続しまた−極側にバル
ブテコ23を通してガスノズル24が接続するこ
とにより火花放電が行われる。このときには上述
した如くバルブテコ23がガスノズル24を上昇
動させてガス流路を開成しているため、その流出
ガスに火花放電で着火できるようになる。
この着火を得た後に高電圧発生装置10の指圧
操作を解除すると、戻しバネ11が伸長して外ケ
ース13側が元の位置に復帰動する。これに伴つ
て、ピン15a,15bが内ケース12のカム孔
12aにガイドされて外ケース13のカム孔13
aで水平部分に係止されるよう退却動する。ま
た、バルブテコ23は外ケース13の段部18か
ら解除されて、アーム端側23aに配置したコン
プレツシヨンスプリング25或いはガスノズル2
4の軸線に嵌挿するスプリングで弾発押圧するこ
とによりガスノズル24を閉成するよう押下げる
と共に元の位置に復帰するようになる。
なお、上述した実施例でバルブテコ23のアー
ム端側を外ケース13の開口19から露出する戻
しバネ11のコイル部分と確実に接触可能にする
には第3図で示す如く開口19と対面するバルブ
テコ23のアーム端個所に膨出部分23bを形成
するとよい。
考案の効果 以上の如く、本考案に係る圧電式ガスライター
に依れば、高電圧発生装置の戻しバネをバルブテ
コと接触可能にすることにより戻しバネをアース
電極側の機構部分として兼用するため、最低限必
要な構成部品で火花放電の電気経路を簡単にしか
も少ない部品で構成することを可能にするもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る圧電式ガスライターに組
込む高電圧発生装置の側面図、第2図は同A−A
線断面図、第3図は同B−B線断面図、第4及び
5図は同高電圧発生装置を組込んだ圧電式ガスラ
イターの一部開被正面図並びに側面図、第6図は
従来例に係る圧電式ガスライターの説明図であ
る。 10:高電圧発生装置、11:戻しバネ、1
2:内ケース、13:外ケース、18:段部、1
9:開口、22:ガスノズル、23:バルブテ
コ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高電圧発生装置の戻しバネを介して内ケースの
    軸線部分を嵌挿する外ケースの筒側面を部分的に
    切欠いで段部と戻しバネのコイル部分を露出する
    開口とを設け、その切欠個所にガスノズルを開閉
    するバルブテコのアーム端側を嵌込んでバルブテ
    コを外ケースの段部で押下げ操作可能にすると共
    に、バルブテコのアーム端側を外ケースの開口か
    ら露出する戻しバネのコイル部分と接触可能にす
    ることによりガスノズルに連結するアース電極側
    を形成したことを特徴とする圧電式ガスライタ
    ー。
JP8068385U 1984-11-16 1985-05-28 Expired JPH0216146Y2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8068385U JPH0216146Y2 (ja) 1985-05-28 1985-05-28
GB8527866A GB2169068B (en) 1984-11-16 1985-11-12 Piezoelectric gas-lighter
US06/798,110 US4626731A (en) 1984-11-16 1985-11-14 Piezoelectric gas-lighter
DE19853540611 DE3540611A1 (de) 1984-11-16 1985-11-15 Piezoelektrisches gasfeuerzeug
FR8516916A FR2573516B1 (fr) 1984-11-16 1985-11-15 Briquet piezo-electrique a gaz
KR1019850008560A KR900000951B1 (ko) 1984-11-16 1985-11-15 압전식 가스라이터
DE8532369U DE8532369U1 (de) 1984-11-16 1985-11-15 Piezoelektrisches Gasfeuerzeug

Applications Claiming Priority (1)

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JP8068385U JPH0216146Y2 (ja) 1985-05-28 1985-05-28

Publications (2)

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JPS61198856U JPS61198856U (ja) 1986-12-12
JPH0216146Y2 true JPH0216146Y2 (ja) 1990-05-01

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ID=30626767

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