JPH0330709Y2 - - Google Patents

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JPH0330709Y2
JPH0330709Y2 JP1985089941U JP8994185U JPH0330709Y2 JP H0330709 Y2 JPH0330709 Y2 JP H0330709Y2 JP 1985089941 U JP1985089941 U JP 1985089941U JP 8994185 U JP8994185 U JP 8994185U JP H0330709 Y2 JPH0330709 Y2 JP H0330709Y2
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JP
Japan
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piezoelectric
piezoelectric unit
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case
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JP1985089941U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、圧電式ガスライターの改良に関する
ものである。
従来の技術 従来、圧電式ガスライターは、第4または5図
で示す如く操作ケース30,40を形成する外ケ
ース30a,40aの径内に圧電ユニツトのヘツ
ドピン31,41、圧電素子32,42を収容
し、それらを外ケース30a,40aの上部側か
ら内部に圧入する座金33或いはケース側面から
嵌入する座金43で固定支持し、また、外ケース
30a,40aの径内に挿置する戻しバネ34,
44を介して外ケース30a,40aを内ケース
30b,40bに上下動可能に嵌め合すと共に、
内ケース30b,40bの内部にアクシヨンバネ
35,45を介して衝撃ハンマー36,46を収
容し、その衝撃ハンマー36,46で圧電ユニツ
トのヘツドピン31,41を押打することにより
圧電素子32,42で高電圧を発生するよう構成
されているのが通常である。
考案が解決しようとする課題 然し、この圧電式ガスライターでは圧電ユニツ
トを構成するヘツドピン31,41、圧電素子3
2,42が外ケース30a,40aの内部に直に
収容されているため、外ケース30a,40aを
絶縁性樹脂で形成しなければならない。そのこと
から、外ケース30a,40aは圧電素子32,
42から発生する高電圧による火花放電回路を形
成するアース側の導通経路として用いることがで
きず、ヘツドピン31,41、圧圧電素子32,
42を収容する外ケース30a,40a或いはア
クシヨンバネ35,45を介して衝撃ハンマー3
5,45を収容する内ケース30b,40bから
導電板(図示せず)等を別途に突出させてアース
側の導通経路を形成しなければならない(実開昭
58−93661号)ので、組立てに手間が掛ると共に
構造的にも複雑なものになつている。
本考案は導電板等の別部材を用いず、簡単な構
成でアース側の導通経路を形成するよう改良した
圧電式ガスライターを提供することを目的とす
る。
課題を解決するための手段 本考案に係る圧電式ガスライターにおいては、
絶縁性樹脂で形成する収容ケースにピン先端を外
部に突出させてヘツドピン、圧電素子を内部に組
付けた圧電ユニツトと、導電性樹脂で形成する上
部ケース並びに下部ケースの内部にアクシヨンバ
ネで支持した衝撃ハンマーを収容し且つ上部ケー
スを下部ケースに戻しバネでストローク動自在に
支持した圧電ユニツトの衝撃作動部とを備え、上
記衝撃ハンマーでピン先端を押打する向きにヘツ
ドピンを位置させて圧電ユニツトを衝撃作動部の
上部ケースに取付け固定し、その上部ケースの側
面にガスノズルのバルブテコを押圧揺動する突起
部を上部ケースと一体に導電性樹脂で形成し、こ
のガスノズルと圧電ユニツトの片極側とを電気的
に導通する突起部と、圧電ユニツトの他極側から
ノズル先端をガスノズルのガス噴出部に向けて突
出する放電ノズルとで火花放電回路を形成するこ
とにより構成されている。
作 用 この圧電式ガスライターでは、ヘツドピン、圧
電素子を絶縁性樹脂の収容ケースで保持すること
により圧電ユニツトを形成し、その圧電ユニツト
を取付ける衝撃作動部の上部ケース並びに下部ケ
ースを導電性樹脂で形成すると共に、上部ケース
と一体にガスノズルのバルブテコを押圧揺動する
突起部を導電性樹脂で形成するものであるから、
この突起部をバルブテコの押圧揺動用と共に圧電
ユニツトの片極側をアース導通するものとして兼
用できることにより部品点数を少なくできて簡単
な構造に構成できる。
実施例 以下、第1〜3図を参照して説明すると、次の
通りである。
この圧電式ガスライターは、第1図で示すよう
にヘツドピン11、圧電素子12、座金13を絶
縁性樹脂で形成した収容ケース14の内部に組み
付けることにより一体的に保持した圧電ユニツト
1を備付けて構成されている。ヘツドピン11は
第2図で示すように収容ケース14の上部開孔側
から内部に挿置させてピン先端をケース外に突出
することにより組付けられ、そのヘツドピン11
との間に圧電素子12の介在させて座金13を収
容ケース14の上部開孔側から圧入することによ
り圧電素子12と共に収容ケース14に組付け保
持されている。
この圧電ユニツト1の他に、導電性樹脂で形成
した上部ケース2aと下部ケース2bとで組立て
る衝撃作動部2を備えて構成されている。その衝
撃作動部2は下部ケース2bのケース上部を上部
ケース2aの内側に嵌挿すると共に、上部ケース
2aの内部に挿置する戻しバネ3を下部ケース2
bの端面間に介装位置することにより上部ケース
2aを上下にストローク動できるよう組立てられ
ている。また、下部ケース2bの内部にはアクシ
ヨンバネ4で衝撃ハンマー5を支持すると共に、
衝撃ハンマー5から突出するガイドピン5aを上
下各ケース2a,2bに設けたカム孔6a,6b
で係合支持し、そのカム孔6a,6bの孔内でガ
イドピン5aを押下げ動し或いは係合離脱させて
上昇動させることにより、上部ケース2aを下降
動するのに伴つて衝撃ハンマー5がヘツドピン1
1のピン先端を急瞬に押打するよう組付られてい
る。更に、この衝撃作動部2においては上部ケー
ス2aと一体に導電性樹脂で形成することにより
後述するガスノズルのノズルテコを押圧揺動する
突起部7が上部ケース2aの側面に設けられてい
る。
その衝撃作動部2に対しては、衝撃ハンマー5
で押打するヘツドピン11のピン先端を上部ケー
ス2aの径内奥に位置させて圧電ユニツト1が取
付けられている。この取付けに際しては圧電ユニ
ツト1の収容ケース14を上部ケース2aの上部
内に嵌込んでネジ止め、圧入、カシメ止め或いは
フツク止め等で固着することができ、図示実施例
では収容ケース14の側面に形成したリブ状の立
上り部14a、14bを上部ケース2aの径内に
圧入することにより固定されている。
このように構成する圧電式ガスライターでは、
ヘツドピン11、圧電素子2を絶縁性樹脂の収容
ケース14で一体に保持した圧電ユニツト1が単
一体とし、衝撃作動部2の導電性樹脂で形成した
上下各ケース2a,2bの上部ケース2aに取付
けられている。また、圧電ユニツトのヘツドピン
11並びに圧電素子12と衝撃作動部2の上下各
ケース2a,2bとは収容ケース14で電気的に
遮断され、上部ケース2aと一体に絶縁性樹脂で
形成した突起部7が火花放電回路のアース側の導
通経路を形成するものとして用いられている。そ
のアース側の導通経路は第3図で示すように圧電
ユニツト1の上部側から上部ケース2aを押圧操
作するに伴つて突起部7がガスノズルn1を開閉す
るバルブテコvを押圧揺動すると共に、衝撃ハン
マー5が圧電ユニツト1のヘツドピン11に押打
するのに伴つて衝撃ハンマー5、アクシヨンバネ
4、下部ケース2b、戻しバネ3を含む経路で上
部ケース2aを介して圧電ユニツト1の片極側と
バルブテコv、ガスノズルn1と導通状態を取れる
よう形成されている。その他極側は圧電ユニツト
1の座金13からノズル先端をガスノズルn1のガ
ス噴出部に向けて突出装備する放電ノズルn2で形
成され、放電ノズルn2とガスノズルn1とを+極、
−極に設定することによりガスノズルn1から噴出
する燃料ガスを火花放電で着火する火花放電回路
が形成されている。なお、バルブテコvは突起部
7の押圧解除に伴つてネジリコバネ等で揺動復帰
可能に装備するとよい。
考案の効果 以上の如く、本考案に係る圧電式ガスライター
に依れば、構造的に簡略で簡単に組立て得ると共
に火花放電回路も容易に設定できるため、相対的
に安価なものに構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る圧電式ガスライターの圧
電ユニツトを組込んだ高電圧発生装置の一部切欠
側面図、第2図は同圧電式ガスライターに組込む
圧電ユニツトの側断面図、第3図は同圧電式ガス
ライターの全体説明図、第4,5図は従来例に係
る圧電式ガスライターに組込む高電圧発生装置の
一部切欠側面図である。 1……圧電ユニツト、2……衝撃作動部、2a
……上部ケース、2b……下部ケース、3……戻
しバネ、4……アクシヨンバネ、5……衝撃ハン
マー、7……突起部、v……バルブテコ、n1……
ガスノズル、n2……放電ノズル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁性樹脂で形成する収容ケースにピン先端を
    外部に突出させてヘツドピン、圧電素子を内部に
    組付けた圧電ユニツトと、導電性樹脂で形成する
    上部ケース並びに下部ケースの内部にアクシヨン
    バネで支持した衝撃ハンマーを収容し且つ上部ケ
    ースを下部ケースに戻しバネでストローク動自在
    に支持した圧電ユニツトの衝撃作動部とを備え、
    上記衝撃ハンマーでピン先端を押打する向きにヘ
    ツドピンを位置させて圧電ユニツトを衝撃作動部
    の上部ケースに取付け固定し、その上部ケースの
    側面にガスノズルのバルブテコを押圧揺動する突
    起部を上部ケースと一体に導電性樹脂で形成し、
    このバルブテコを介してガスノズルと圧電ユニツ
    トの片極側とを電気的に導通すると突起部と、圧
    電ユニツトの他極側からノズル先端をガスノズル
    のガス噴出部に向けて突出する放電ノズルとで火
    花放電回路を形成したことを特徴とする圧電式ガ
    スライター。
JP1985089941U 1985-06-13 1985-06-13 Expired JPH0330709Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985089941U JPH0330709Y2 (ja) 1985-06-13 1985-06-13

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JP1985089941U JPH0330709Y2 (ja) 1985-06-13 1985-06-13

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JPS62970U JPS62970U (ja) 1987-01-07
JPH0330709Y2 true JPH0330709Y2 (ja) 1991-06-28

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JP1985089941U Expired JPH0330709Y2 (ja) 1985-06-13 1985-06-13

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5928186U (ja) * 1982-08-13 1984-02-21 不二サッシ株式会社 両開きドア−の召合せ構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5928186U (ja) * 1982-08-13 1984-02-21 不二サッシ株式会社 両開きドア−の召合せ構造

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JPS62970U (ja) 1987-01-07

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