JPH0335978Y2 - - Google Patents

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JPH0335978Y2
JPH0335978Y2 JP1985068144U JP6814485U JPH0335978Y2 JP H0335978 Y2 JPH0335978 Y2 JP H0335978Y2 JP 1985068144 U JP1985068144 U JP 1985068144U JP 6814485 U JP6814485 U JP 6814485U JP H0335978 Y2 JPH0335978 Y2 JP H0335978Y2
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ignition
piezoelectric
lever
discharge electrode
nozzle
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の利用分野) 本考案は、圧電点火器の出力端子が点火レバー
と共に移動するタイプの圧電点火式ライターにお
ける放電電極の改良に関するものである。
(考案の背景) 従来、この種のライターにおいては、ノズル側
の点火室と、上下に操作される点火レバー及び圧
電点火器の収容空間との間に設けられるセパレー
ターに縦溝を形成し、点火レバーと一体に上下移
動する放電電極及びそのリード部材を前記縦溝を
通して点火室に突出させ、ノズルより噴出するガ
スに点火するようにしたものが、実開昭59−
29560号公報によつて知られている。
しかしながら、上記考案によるものは、点火レ
バーを押し下げる時に発生される空気流が溝より
点火室に流入し、点火時、ノズル囲りに生成され
る雰囲気が乱され、又、放電電極が移動するため
に放電位置を安定させることができず、点火ミス
が多くなるといつた問題点があつた。
又、固定される放電電極に対して、点火レバー
の押し下げにより接近される圧電点火器の出力端
子金具を備え、前記接近時に、まず出力端子金具
から放電電極に、放電によつて電流を導通させ、
この導通電流により、放電電極からノズルに対し
て点火のための放電を行うものも実用化されてい
る。
上記の場合には、二重放電による電気エネルギ
ーの消耗を避けることができず、点火効率が悪く
なるといつた問題点がある。
さらに又、ゴム或いはプラスチツク等の導通性
の可撓素材によつて放電電極を構成してセパレー
ターに固定し、点火レバーに設けられた電圧取出
片と接触可能な接続片を、前記放電電極の後端に
一体に形成するものが本願出願人によつて先に提
案されている。
しかしながら、上記するようなものは、点火時
の放電によつてゴム或いはプラスチツクの放電電
極の侵蝕が進行し、耐久性が維持できないといつ
た問題点があつた。
(考案の目的) 本考案の目的は、上述した問題点を解決し、安
定した放電を点火効率良く行うことができ、しか
も耐久性に優れた圧電点火式ライターを提供する
ことである。
(考案の特徴) 上記目的を達成するために、本考案は、電圧取
出部材を、圧電点火器内で圧電素子の上側に接触
配置される導電性の台金から側方に突出するよう
に、台金と一体に形成し、圧電点火器の収容空間
と、ノズルが配置される点火室との間に電極台を
設け、該電極台に、圧電点火器側に横方向に延
び、点火レバーと共に下降する前記電圧取出部材
とたわみながら接触点が固定された状態で接触す
る接続片を一体に有し、点火レバーの操作方向に
可撓な弾性金属材によつて形成された放電電極を
固定し、以て、点火操作時に下降する電圧取出部
材に対して、放電電極の接続片をたわませながら
接触点が固定された状態で接触させて、接触点で
の火花放電を発生させないようにしたことを特徴
とする。
(考案の実施例) 以下、本考案を図示の実施例に基づいて詳細に
説明する。
図面は、本考案の一実施例を示す断面図であ
る。
圧電点火式ライター1のケース2内は、隔壁3
によつて区画され、燃料タンク4、バーナ機構5
の収容部6及び圧電点火器7の収容空間8がそれ
ぞれ形成され、燃料タンク4には液化ガスが充填
される。
バーナ機構5には、中空の通路9をもつノズル
10が装填される。ノズル10の下方には開閉弁
11が設けられ、バネ12により小孔13を閉弁
する方向に付勢される。ノズル10の上方には、
ガステコ14の左方端と係合する段部15が形成
されると共に、通路9の出口側にノズル10の一
部を構成するコイル16が取り付けられる。ガス
テコ14の右方端には作動板17が係合され、作
動板17の上方端は点火レバー18の下方に形成
される水平面19により押し下げられるように当
接する。20はガステコ14の支点である。な
お、ガステコ14及び作動板17は圧電点火器7
のマイナス極側に電気的に接続され、アース回路
が構成される。
点火レバー18の内部には、圧電点火器7の操
作筒21の上部が収容され、操作筒21には台金
22、圧電素子23及び受金24が装填される。
台金22の上部は、点火レバー18に共動可能に
当接すると共に、プラス極側の電圧取出部材25
が台金22と一体に形成される。操作筒21の下
部は、圧電点火器7の下部筒体26と上下移動可
能に嵌合され、戻しバネ27により上方向に付勢
される。
下部筒体26の側面にはカム穴28が設けら
れ、該カム穴28と操作筒21の下部との双方に
係合されるハンマー部材29が取り付けられる。
ハンマー部材29は、操作筒21の押し下げによ
り、所定距離下方に移動されると、カム穴28に
案内され、操作筒21との上下方向の係合が外さ
れるようにセツトされる。30は、ハンマー部材
29の下方移動により圧縮蓄勢され、前記ハンマ
ー部材29と操作筒21との係合が外されると、
ハンマー部材29を受金24に対して駆動させ、
圧電素子23に衝撃を与えるための衝撃バネであ
る。
バーナ機構5の収容部6の上方には、風防31
により囲まれる点火室32が形成され、風防31
には、空気を採り入れる風穴33及び火口34が
設けられる。
前記の点火室32と収容空間8との間には、放
電電極35が固定される電極台36が配設され、
放電電極35と共にケース2に取り付けられる。
放電電極35は板状の弾性金属材によつて構成
され、ベント部37,38を経て伸延される接続
片39が一体に形成され、放電時の侵蝕が防止さ
れると同時に、電圧取出部材25と接触される
時、たわみながら接続を維持するようにされる。
図示実施例の動作について、以下説明する。
点火レバー18が押し下げられると、戻しバネ
27に抗して操作筒21、台金22、圧電素子2
4、受金24及びハンマー部材29が下方に一体
移動され、衝撃バネ30も圧縮蓄勢される。前記
の移動により、電圧取出部材25と接続片39と
が接触され、高電圧供給回路が閉成されると同時
に、作動板17も下方に押し下げられる。又、作
動板17と係合するガステコ14は支点20を中
心として時計方向に回動し、バネ12に抗してノ
ズル10を押し下げ、開閉弁11が小孔13を開
通させる。
小孔13の前記開通により、通路9を介して、
燃料タンク4よりガスが点火室32に噴出され
る。
尚、上記した電圧取出部材25と接続片39と
の接触は、接続片39が点火レバー18の押し下
げ方向にたわむことにより、点火レバー18の動
作中常に維持される。
上記した状態から、点火レバー18が継続して
押し下げられると、カム穴28の作用により、ハ
ンマー部材29と操作筒21との係合が外され、
ハンマー部材29が衝撃バネ30によつて駆動さ
れ、受金24を介して圧電素子23に衝撃を与え
る。この衝撃によつて、圧電素子23に高電圧が
発生され、該高電圧は圧電素子23と接続される
台金22及びその電圧取出部材25より接続片3
9を介して、放電電極35とコイル16の間に印
加される。前記高電圧の印加により、放電電極3
5と、アース回路に接続されているコイル16と
の間に火花放電が発生され、ノズル10より点火
室32に噴出されるガスへの点火が行われる。
上記の火花放電発生時、放電電極35がコイル
16に対して最も好ましい位置に固定され、しか
も電極台36が、点火レバー位置18の動作によ
つて発生される空気流の点火室32への流入を防
止するので、点火ミスが少なくなる。
(変形例) コイル16を含む機構5、ガステコ14及び作
動板17によるアース回路、圧電点火器7等の構
造は、本実施例のものに限定されない。又、点火
レバー18は押し下げタイプ以外のものが使用さ
れてもよい。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、電圧取
出部材を、圧電点火器内で圧電素子の上側に接触
配置される導電性の台金から側方に突出するよう
に、台金と一体に形成し、圧電点火器の収容空間
と、ノズルが配置される点火室との間に電極台を
設け、該電極台に、圧電点火器側に横方向に延
び、点火レバーと共に下降する前記電圧取出部材
とたわみながら接触点が固定された状態で接触す
る接続片を一体に有し、点火レバーの操作方向に
可撓な弾性金属材によつて形成された放電電極を
固定し、以て、点火操作時に下降する電圧取出部
材に対して、放電電極の接続片をたわませながら
接触点が固定された状態で接触させて、接触点で
の火花放電を発生させないようにしたから、放電
電極での安定した放電を点火効率良く行うことが
できる。また、放電電極を弾性金属材によつて形
成したので、耐久性を向上させることができる。
更に、電圧取出部材を圧電素子の台金と一体に形
成したので、寸法的な安定性が良くなり、製造を
容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示す断面図である。 1……圧電点火式ライター、2……ケース、4
……燃料タンク、5……バーナ機構、7……圧電
点火器、8……収容空間、10……ノズル、14
……ガステコ、16……コイル、17……作動
板、18……点火レバー、21……操作筒、22
……台金、23……圧電素子、24……受金、2
5……電圧取出部材、29……ハンマー部材、3
2……点火室、35……放電電極、36……電極
台、39……接続片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ガスを噴出するノズルと、該ノズルとの間で放
    電を発生させる放電電極と、点火レバーの操作に
    より高電圧を発生し、点火レバーに設けられた電
    圧取出部材を介して高電圧を放電電極に供給する
    圧電点火器とを備えた圧電点火式ライターにおい
    て、 前記電圧取出部材を、前記圧電点火器内で圧電
    素子の上側に接触配置される導電性の台金から側
    方に突出するように、台金と一体に形成し、 前記圧電点火器の収容空間と、前記ノズルが配
    置される点火室との間に電極台を設け、 該電極台に、圧電点火器側に横方向に延び、点
    火レバーと共に下降する前記電圧取出部材とたわ
    みながら接触点が固定された状態で接触する接続
    片を一体に有し、点火レバーの操作方向に可撓な
    弾性金属材によつて形成された放電電極を固定し
    たことを特徴とする圧電点火式ライター。
JP1985068144U 1985-05-10 1985-05-10 Expired JPH0335978Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985068144U JPH0335978Y2 (ja) 1985-05-10 1985-05-10

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JP1985068144U JPH0335978Y2 (ja) 1985-05-10 1985-05-10

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JPS61186968U JPS61186968U (ja) 1986-11-21
JPH0335978Y2 true JPH0335978Y2 (ja) 1991-07-30

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JPS61186968U (ja) 1986-11-21

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