JPS6014132Y2 - ガス点火器の圧電式着火機構 - Google Patents

ガス点火器の圧電式着火機構

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JPS6014132Y2
JPS6014132Y2 JP11377978U JP11377978U JPS6014132Y2 JP S6014132 Y2 JPS6014132 Y2 JP S6014132Y2 JP 11377978 U JP11377978 U JP 11377978U JP 11377978 U JP11377978 U JP 11377978U JP S6014132 Y2 JPS6014132 Y2 JP S6014132Y2
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JP
Japan
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leaf spring
ignition
hammer
lever
piezoelectric
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JP11377978U
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JPS5529400U (ja
Inventor
義久 宮川
塗夫 吉田
Original Assignee
岩谷産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、液化燃料ガスの貯留タンク、気化した燃料ガ
スの流量調節機構及び圧電着火機構を具備し、着火レバ
ーの着火操作によって流路開閉機構の開路操作と着火機
構の起動とを行うようにしたガス点火器に関するもので
ある。
従来この種の点火器において、着火レバーの着火操作に
伴ってハンマーを移動させる手段は種々提案されている
が、通常、ハンマーに打撃力を与えるバネ及び着火レバ
ーの復元用のバネにコイルバネが用いられており、複数
個のコイルバネを夫々所定の位置及び姿勢に保持するた
めに、部品が複雑になり、製造コストが高くつくきらい
があった。
又、着火レバーと着火機構とを連繋して組付ける作業が
面倒になるという問題もあった。
本考案は、使用するコイルバネを少なくしてバネ自体の
コストを低下させるとともに、着火機構の部品を簡素化
し、着火レバーと着火機構との連繋組付けを容易にする
ことにより、製作の容易化及び製造コストのを低下を図
れるガス点火器を提供することを目的とするものである
上述の目的を遠戚するために、本考案は、圧電式着火機
構の圧電素子打撃用ハンマーを点火器ケーシングに形成
したガイドで圧電素子に対して一定方向から進退可能に
形成し、ハンマーをコイルバネて素子打撃方向に付勢し
、ケーシングに取付けた着火レバーとハンマーとの間に
操作レバー復元用板バネを配設し、板バネの一端をハン
マーと着火レバーとのいずれか一方に固定するとともに
、板バネの他端をハンマーと着火レバーとの他方に形成
した保合突起に係合させることにより、着火操作による
着火レバーの変位を、板バネ28を介してハンマーに伝
達可能に構成し、着火レバーの変位でハンマーをコイル
バネに抗して圧電素子から離れる方向に移動せ、ハンマ
ーが一定距離移動した状態で板バネの遊端が係合突起か
ら離脱せるカムを係合突起の近傍部で板バネの道端に対
応させて配置したことを特徴とするものである。
上述のように本考案は、着火レバー・と圧電素子打撃用
のハンマーとを連繋する部材と、着火レバー復元用のバ
ネとを一つの板バネで兼用したので、ネジ等で板バネの
一端を固定するだけの簡単な構造で板バネの位置及び作
用姿勢を正しく保つことができ、コイルバネを用いた場
合のようなバネを支持ロンドに外挿したりスリーブに内
挿したりして位置及び姿勢を確保するための複雑な構造
が不要となり、着火レバーと着火機構との連繋構造を簡
単なものにすることができ、その結果、製作コストを低
減することができるとともにその組付作業も簡略化する
ことができ、全体としての製造コストを低減することが
できる。
又、板バネ自体は一般にコイルバネよりも安価であるば
かりでなく、寸法精度もコイルバネに比して高めやすい
ので製品機能の均一化を図ることができる。
以下本考案の実施例を図面に基づき説明する。
第1図はガス点火器の全体斜視図であり、この点火器は
、液化燃料ガスの貯留タンク1と、内部に燃料ガス流路
の開閉機構・燃料ガス流量調節機構・圧電式着火機構を
装備したケーシング2と、ケーシング2から連出した火
口バイブ3とを有している。
貯留タンク1は透明合成樹脂で成形され、内部が連通可
能な二室に区画されるとともに、タンク開口端部にはキ
ャップ4が固定されている。
このキャップ4には多孔質の気化用部材5とファイバー
グラス製の棒体6が装着されており、タンク内に貯留し
た液化燃料ガス7は棒体6に浸透して気化用部材5に至
りここで気化される。
又、キャップ4には気化した燃料ガスを火口バイブ3の
先端にまで導くゴム製のチューブ8の一端が取付けられ
ている。
前記ケーシング2は合成樹脂材で二つ割りに構成された
ものであり、前記タンクキャップ4と火口バイブ3の基
端を挾み込み固定するように構成されている。
このケーシング2の内部には、着火レバー9が支点ピン
10を中心にして内外に揺動可能に装着され、着火レバ
ー9の大部分はケーシング2の一側に形成された凹部1
1に露出されている。
又、このケーシング2の内部には着火レバー9の揺動操
作に連動して上下動する押圧具14により、押圧具14
を貫走するチューブ8を圧縮変形させてガス流路を開閉
させるガス流路開閉機構と、手動操作可能な押圧片16
によりチューブ8を圧縮変形させて流路断面積を増減さ
せるガス流量調節機構と、着火レバー9の押込み操作で
起動される圧電式着火機構が内装されている。
この圧電式着火機構はケーシング2の内部に圧電素子2
2が固着されるとともに、この圧電素子打撃用のハンマ
ー23を支持する支持部材24が第7図に示すように二
つ割すケーシング2に挟持固定されている。
このハンマー支持部材24には、ハンマー23を圧電素
子22に対して進退する一定方向にのみ直線的に案内移
動させるための凹溝状の一対のガイド25・25が形成
され、このガイド25・25にハンマー23の側面から
突設した突起26・26が夫々係入されている。
又、ハンマー23には着火レバー9側に向う係合突起2
7が設けられるとともに、着火レバー9の基端に近い内
側面には板バネ28の一端がネジ29により固定され、
この板バネ28の遊端が前記ハンマー23の係合突起2
7に係合されている。
更にハンマー23はコイルバネ30によって圧電素子打
撃方向に弾圧付勢され、着火レバー9を内方へ押込み操
作(着火操作)すると、板バネ28の道端に係合された
ハンマー23がコイルバネ30に抗して圧電素子22か
ら離れる方向に押圧変位されるよう構成されている。
又、前記ノ\ンマー支持部材24には板バネ28の道端
に対向して傾斜カム31が形成されており、第5図に示
すようにハンマー23が押圧変位されるにつれて、板バ
ネ28の道端がこのカム31に案内されて変位腰ハンマ
ー23が一定距離移動されると、第6図に示すようにハ
ンマー23の係合突起27から強制離脱されるように構
成されている。
つまり、着火レバー9を着火操作するとその変位は板バ
ネ28を介してハンマー23に伝達され、ハンマー23
がコイルバネ20に抗して後退し、ハンマー23が一定
距離後退した状態で板バネ28の遊端がハンマー23に
形成した係合突起27から離脱して、コイルバネ30の
復元力でノ)ンマー23を急速復帰させて圧電素子22
を打撃し、着火レバー9の押込み作用を解除すると、板
バネ28の復元力で着火レバー9が復帰し、再び第2図
に示すセット状態に戻るように構成されている。
火口バイブ3には金属パイプが用いられ、第3図・第4
図に示すように、その先端に近い内部には碍子32が挿
入されている。
そして、燃料ガス供給チューブ8と圧電素子22から導
いた絶縁コード33が碍子32に止着され、碍子32に
設けた火口34に燃料ガスを導くとともに、碍子32に
取付けた放電端子35と圧電素子22のプラス端子とが
接続されている。
又火口バイブ3の端部近くには舌片36が切込み形成さ
れ、この舌片36をパイプ内に折曲して碍子32の端部
を支持するとともに、放電端子35とこの舌片36との
間で放電させ、且つ舌片36の折込み孔38が空気流入
孔にも兼用されるよう構成されている。
又、圧電素子22のマイナス端子が火口バイブ3に接続
されている。
第8図・第9図はそれぞれ別の実施例を示す。
第8図に示すものはハンマー23の下部を凹入させて、
係合突起27とカム31とを一体に形成し、着火レバー
9の変位に伴って板バネ28の遊端をカム31の先端を
支点として回動させて、遊端係合突起27に乗り上らせ
て保合を解除するようにしたものである。
第9図に示すものは、ハンマー23に板バネ28の一端
を固定し、着火レバー9の底部上面を凹入形成して係合
突起27とカム31を一体に形成したものである。
尚、上記構成のガス点火器はマツチと同様に広範な点火
具として用いるものが、燃料ガスを消費してしまっても
、ガスレンジやガスバーナの火花着火具として利用する
ことができるものであり、又、貯留タンク1をカートリ
ッジ式に交換可能に構成すれば長くガス点火器として使
用することができる。
又、上記各実施例では長い火口バイブ3を用いた場合を
示したが、充分短いものを利用するのもよい。
さらに、ガス流路を開閉する機構及びガス流量調節機構
は周知のニードル弁調節式のものを採用してもよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は全体斜視図、第
2図は縦断側面図、第3図は火口部分の正面図、第4図
は火口部分の縦断平面図、第5図・第6図は夫々着火操
作途中状態及び着火操作状態を示す第2図相当図、第7
図は第2図A−A線断面図、第8図・第9図は夫々別実
施例を示す要部断面図である。 1・・・・・・貯留タンク、2・・・・・・ケーシング
、9・・・・・・着火レバー、22・・・・・・圧電素
子、23・・・・・・ハンマー、25・・・・・・ガイ
ド、27・・・・・・係合突起、28・・・・・・板バ
ネ、30・・・・・・コイルバネ、31・・・・・・カ
ム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 液化燃料ガスの貯留タンク1、気化した燃料ガスの
    流路を開閉する機構、燃料ガスの流量調節機構及び圧電
    式着火機を具備し、着火レバー9の着火操作によって流
    路開閉機構の開路操作と着火機構の起動を行うようにし
    たガス点火器であって、前記圧電着火機構の圧電素子打
    撃用のハンマー23をケーシング2に固設したガイド2
    5によって圧電素子22に対して進退する一定方向に往
    復移動可能に支持するとともに、該ハンマー23をコイ
    ルバネ30によって素子打撃方向に付勢し、ケーシング
    2に取付けた着火レバー9とハンマー23との間にレバ
    ー復元用の板バネ28を配設し、この板バネ28の一端
    部をハンマー23と着火レバー9のいずれか一方に固着
    味ハンマー23と着火レバー9のうち板バネ28を固着
    していない部材に係合突起27を形威し、この係合突起
    27に板バネ28の道端を係合させ、着火操作による着
    火レバー9の変位を板バネ28を介してハンマー23に
    伝達することによりハンマー23をコイルバネ30に抗
    して圧電素子22から離れる方向に押圧移動させ、ハン
    マー23が一定の距離移動した状態で板バネ28の遊端
    を係合突起27から離脱させるカム31を係合突起27
    の近傍部で板バネ28の道端に対応させて配設したこと
    を特徴とするガス点火器の圧電式着火機構2 板バネ2
    8の一端を着火レバー9に固着し、板バネ28の遊端を
    ハンマー23に設けた係合突起に係合させ、着火操作に
    よる着火レバー9の変位に伴って板バネ28の遊端を係
    合突起27から離脱させるカム31をケーシング2に設
    けたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に
    記載のガス点火器の圧電式着火機構3 板バネ28の一
    端を着火レバー9に固着し、板バネ28の道端をハンマ
    ー23に設けた係合突起に係合させ、着火操作による着
    火レバー9の変位に伴って板バネ28の遊端を係合突起
    27から離脱させるカム31をハンマー23に一体形成
    したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に
    記載のガス点火器の圧電式着火機構 4 板バネ28の一端をハンマー23に固着し、着火レ
    バー9に板バネ28の道端を係合させる係合突起27と
    着火操作により板バネ28の遊端を係合突起27から離
    脱させるカム31とを設けたことを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項に記載のガス点火器の圧電式着火
    機構
JP11377978U 1978-08-18 1978-08-18 ガス点火器の圧電式着火機構 Expired JPS6014132Y2 (ja)

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JPS5529400U JPS5529400U (ja) 1980-02-26
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