JPH02161429A - ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法

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JPH02161429A
JPH02161429A JP31704788A JP31704788A JPH02161429A JP H02161429 A JPH02161429 A JP H02161429A JP 31704788 A JP31704788 A JP 31704788A JP 31704788 A JP31704788 A JP 31704788A JP H02161429 A JPH02161429 A JP H02161429A
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JP
Japan
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processing
silver halide
fixing
sensitive material
silver
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JP31704788A
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English (en)
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Teruo Katayose
片寄 輝男
Takeo Arai
健夫 荒井
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はハロゲン化銀写真感光材料の処理方法に関し、
詳しくは大サイズ感光材料の迅速処理方法に関する。
〔発明の背景〕
近年、印刷製版業界において納期短縮、作業効率向上の
ために、処理時間の短縮に対する要請が高まっている。
全処理時間が60秒以下を達成するt;めには定着時間
は19秒以下が好ましい。しかし巾18インチ以上とい
う大きいサイズの感光材料を処理すると19秒以下の定
着時間では特に感光材料中央部の定着が不足する場合が
ある。
この対策としては感光材料についてはハロゲン化銀量を
減らすことが考えられるが、−船釣に最大濃度の低下を
もたらし、特に印刷感光材料分野においては、減力作業
があり、銀量は3.5g/m2以上が好ましく、銀量の
減には限界がある。
また定着速度向上手段としては、定着温度の上昇、定着
槽における撹拌量の向上があるが、この場合は定着槽全
体の定着速度向上の方法ではあるが、特に巾手力向の定
着速度を解決する方法ではなく、かつ過剰に行うと定着
温度の上昇では臭気と液の蒸発の問題が起こり、蒸発し
た亜硫酸ガスが室内の機器を腐食する等の問題も起こる
さらに定着液循環量を上げる方法もあるが、この場合は
液の流出口付近は定着性が向上するが、中央部では効果
が薄れる。中央部での定着性をよくするためには循環量
をかなり多くする必要があり、両端では過剰となりエネ
ルギー的に無駄を生ずる。
〔発明の目的〕
上記のような問題に対して本発明の目的は、広巾なハロ
ゲン化銀写真感光材料の迅速処理方法を提供することで
ある。さらに具体的には、巾18インチ以上、銀量が3
−5g/m”以上の感光材料でも全処理時間が60秒以
内であり、定着時間は19秒以内で処理できるハロゲン
化銀写真感光材料の迅速処理方法を提供することである
〔発明の構成〕 本発明の上記目的は、[18インチ以上の感光材料が処
理できる自動現像機を用いてハロゲン化銀写真感光材料
を処理する方法において、定着時間が19秒以下、定着
液の循環線速度が50〜200m/a+in。
1分間あたりの循環量が定着槽のタンク容量(循環系統
の容量は含まない)の20〜200%であり、かつライ
ンスピードが1500ml/win以上であることを特
徴とするハロゲン化銀写真感光材料の処理方法により達
成される。
尚、上記自動現像機による処理において、全処理時間(
Dry to Dry)は60秒以下が特に好ましい。
以下、本発明の具体的方法について説明する。
本発明において処理されるハロゲン化銀感光材料の片面
当たりの銀量は、好ましくは3.5g/ffl”〜6.
Og/m”で、さらに好ましくは5.5g/m2以下で
ある。
尚、3.5g/+”以下については充分に定着されると
いうことは記載するまでもない。
本発明におけるラインスピードの効用は次の如く解釈さ
れる(熱論本発明の効果がここに述べる原理以外の作用
によるものであることを否定するものではない)。
前述の如く、限られた定着液温度、および時間の中で定
着性能を向上させるためには感光材料の乳剤面(以下単
に乳剤面と呼ぶ)に対する相対的な定着液の撹拌量をあ
げてやるのが有効である。
しかしながら、定着液の撹拌量そのものをあげることは
、乳剤面の搬送の中手方向に対し中央部では効果が弱く
、はしでは、必要以上の撹拌量となり、エネルギーが無
駄になりやすい。そこで、エネルギーを有効利用し、か
つ効果が乳剤面全体にわたって発揮されるためには、感
光材料の方をより早く定着液中と搬送させてやることが
よいのだと考えられる。この原理からもわかるように、
本発明のラインスピードの効果は幅18インチ以上の感
光材料が処理できるような自現機において定着時間19
秒以内、定着後の循環線速度50〜200m/ff1i
n。
1分間の循環量の定着槽タンク容量の20〜200%で
あるようなときに特顕著に発揮される。
尚、ここでいう循環線速度とは、定着液の循環系路から
定着液槽内に吹き出すときの線速度をいう。
本発明の感光材料に用いるハロゲン化銀乳剤には、ハロ
ゲン化銀として、臭化銀、沃臭化銀、塩化銀、塩臭化銀
、塩沃臭化銀等の通常のハロゲン化銀乳剤に使用される
任意のものを用いることができ、好ましくは、ネガ型ハ
ロゲン水銀乳剤として60モル%以上の塩化銀を含む塩
臭化銀またはポジ型ハロゲン化銀として60モル%以上
の臭化銀を含む塩臭化銀、臭化銀、沃臭化銀である。ハ
ロゲン化銀粒子は、酸性法、中性法及びアンモニア法の
いずれで得られたものでもよい。 ハロゲン化銀粒子は
、粒子内において均一なハロゲン化銀組成分布を有する
ものでも、粒子の内部と表面層とでハロゲン化銀組成が
異なるコア/シェル粒子であってもよく、潜像が主とし
て表面に形成されるような粒子であっても、また主とし
て粒子内部に形成されるような粒子でもよい。
本発明に係るハロゲン化銀粒子の形状は任意のものを用
いることができる。好ましい1つの例は、(10(1)
面を結晶表面として有する立方体である。
又、米国特許4,183.756号、同4,225,6
66号、特開昭55−26589号、特公昭55−42
737号等や、ザ・ジャーナル・オブ・フォトグラフィ
ック・サイー゛/ス(J 、P hotgr、 S c
i) 、 21〜39 (1973)等の文献に記載さ
れた方法により、8面体、14面体、12面体等の形状
を有する粒子をつくり、これを用いることもできる。更
に、双晶面を有する粒子を用いてもよい。
本発明に係るハロゲン化銀粒子は、単一の形状からなる
粒子を用いてもよいし、種々の形状の粒子が混合された
ものでもよい。
又、いかなる粒子サイズ分布を持つものを用いてもよく
、粒子サイズ分布の広い乳剤(多分散乳剤と称する)を
用いてもよいし、粒子サイズ分布の狭い乳剤(単分散乳
剤と称する。)を単独又は数種類混合してもよい。又、
多分散乳剤と単分散乳剤を混合して用いてもよい。
ハロゲン化銀乳剤は、別々に形成した2種以上のハロゲ
ン化銀乳剤を混合して用いてもよい。
本発明において、単分散乳剤が好ましい。単分乳剤中の
単分散のハロゲン化銀粒子としては、平均粒径Fを中心
に±lθ%の粒径範囲内に含まれるハロゲン化銀重量が
、全/Nロゲン化銀粒子重量の60%以上であるものが
好ましく、特に好ましくは70%以上、更に好ましくは
80%以上である。
ここに平均粒径Tは、粒径riを有する粒子の頻度ni
とri3との積旧Xri3が最大となるときの粒径ri
を定義する。
(有効数字3桁、最小桁数字は4捨5人する。)ここで
言う粒径とは、球状のノ\ロゲン化銀粒子の場合は、そ
の直径、又球状以外の形状の粒子の場合は、その投影像
を周面積の円像に換算した時の直径である。
本発明の乳剤に用いられるノ10ゲン化銀粒子は、粒子
を形成する過程及び/又は成長させる過程で、カドミウ
ム塩、亜鉛塩、鉛塩、タリウム塩、イリジウム塩又は錯
塩、ロジウム塩又は錯塩、鉄塩又は錯塩を用いて金属イ
オンを添加し、粒子内部に及び/又は粒子表面に包含さ
せる事ができる。
本発明の乳剤は、ノ10ゲン化銀粒子の成長の終了後に
不要な可溶性塩類を除去しても良いし、あるいは含有さ
せたままでも良い。該塩類を除去する場合には、リサー
チ・ディスクロジャー17643号記載の方法に基づい
て行う事が出来る。本発明で用いる写真乳剤は、硫黄増
感、金・硫黄増感の他、還元性物質を用いる還元増感法
:貴金属化合物を用いる貴金属増感法などを併用するこ
ともできる。
感光性乳剤としては、前記乳剤を単独で用いてもよく、
二種以上の乳剤を混合してもよい。
本発明の実施に際しては、上記のような化学増感の終了
後に、例えば、4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,
3a、7−チトラザインデン、5−メルカプト−l−フ
ェニルテトラゾール、2−メルカプトベンゾチアゾール
等を始め、種々の安定剤も使用できる。
更に必要であればチオエーテル等のノ\ロゲン化銀溶剤
、又はメルカプト基含有化合物や増感色素のような晶癖
コントロール剤を用いてもよい。
本発明において、特に印刷用感光材料の場合テトラゾリ
ウム化合物、ヒドラジン化合物、あるいはポリアルキレ
ンオキサイド化合物等のいわゆる硬調化剤、(例えば本
出願人により特願昭63−130773号に開示されて
いる。)を添加した感光材料に対して好ましい効果を示
す。これらの硬調化剤については例えば本出願人による
特願昭63−130773号に開示されている。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料において写真乳
剤は、増感色素によって比較的長波長の青色光、緑色光
、赤色光または赤外光に分光増感されても良い。用いら
れる色素には、シアニン色素、メロシアニン色素、複合
シアニン色素、複合メロシアニン色素、ホロポーラ−シ
アニン色素、ヘミシアニン色素、スチリル色素、及びヘ
ミオキソノール色素等が包含される。こ、れらの増感色
素は単独で用いてもよく、又これらを組合せて用いても
よい。増感色素の組合せは特に、強色増感の目的でしば
しば用いられる。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料には、親水性コ
ロイド層にフィルター染料として、あるいはイラジェー
ション防止、ハレーション防止その他種々の目的で水溶
性染料を含有してよい。このような染料には、オキソノ
ール染料、ヘミオキソノール染料、スチリル染料、メロ
シアニン染料、シアニン染料及びアゾ染料等が包含され
る。中でもオキソノール染料:ヘミオキソノール染料及
びメロシアニン染料が有用である。用い得る染料の具体
例は西独特許616,007号、英国特許584.60
9号、同1.117.429号、特公昭26−7777
号、同39−22069号、同54−38129号、特
開昭48−85130号、同49−99620号、同4
9−114420号、同49−129537号、同50
−28827号、同52−108115号、同57−1
85038号、米国特許1,878,961号、同1,
884,035号、同1,912,797号、同2,0
98,891号、同2,150.695号、同2,27
4,782号、同2,298,731号、同2,409
,612号、同2,461,484号、同2,527,
583号、同2,533,472号、同2,865,7
52号、同2,956,879号、同3,094,41
8号、同3,125.448号、同3,148,187
号、同3,177.078号、同3,247,127号
、同3,260,601号、同3,282,699号、
同3,409,433号、同3,540,887号、同
3,575,704号、同3,653,905号、同3
,718,472号、同3,865.817号、同4,
070,352号、同4,071,312号、PBレポ
ート74175号、フォトグラフインク・アブストラク
ト (Photo、 Abstr、)  128 (’
21)等に記載されているものである。
特に明室返し感光材料においてはこれらの染料を用いる
のが好適であり、400nmの光に対する感度が360
nmの光に対する感度の30@以上入れるように用いる
のが特に好ましい。本発明に係るハロゲン化銀写真感光
材料において、親水性コロイド店に染料や紫外線吸収剤
等が包含される場合に、それらはカチオン性ポリマー等
によって媒染されてもよい。
上記の写真乳剤には、ハロゲン化銀写真感光材料の製造
工程、保存中或いは処理中の感度低下やカブリの発生を
防ぐために種々の化合物を添加することができる。
又、ポリマーラテックスをハロゲン化銀乳剤層、バンキ
ング層に含有させ、寸法安定性を向上させる技術も、用
いることができる。これらの技術は、例えば特公昭93
−4272号、同39−17702号、同43−134
82号、米国特許2,376.005号、同2,763
.625号、同2,772.166号、同2,852,
386号、同2,853.457号、同3,397,9
38号等に記載されている。
本発明に用いる感光材料のバインダーとしてはゼラチン
を用いるが、ゼラチン誘導体、セルロース誘導体、ゼラ
チンと他の高分子のグラフトポリマー それ以外の蛋白
質、糖誘導体、セルロース誘導体、単一或いは共重合体
の如き合成親水性高分子物質等の親水性コロイドも併用
して用いることができる。
本発明の感光材料には、更に目的に応じて種々の添加剤
を用いることができる。これらの添加剤よ、より詳しく
は、リサーチディスクロージャー第176巻1 tem
17643 (1978年12月)及び同187巻Ic
em18716(1979年11月)に記載されており
、その該当個所を後掲の表にまとめて示した。
添加剤種類   RD 17643  RD 1871
6J、化学増感剤        23頁   648
頁右欄2、感度上昇剤              同
上4、増白剤 5、かぶり防止剤 及び安定剤 7、スティン防止剤 8、色素画像安定剤 9、硬膜剤 10、バインダー 11、可塑剤・潤滑剤 12、塗布助剤・表面活性剤 13、スタチック防止剤 24頁 24〜25頁 25頁右欄 25頁 26頁 26頁 27頁 26〜27頁 27頁 649頁右欄 650頁左〜右欄 651頁左欄 同上 650右欄 同上 同上 本発明の感光材料に用いられる支持体Jこは、α−オレ
フィンポリマー (例えばポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレン/ブテン共重合体)等をラミネートした紙
、合成紙等の可撓性反射支持体、酢酸セルロース、硝酸
セルロース、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチ
レンテレフタレ−1・、ポリカーボネイト、ポリアミド
等の半合成又は合成高分子からなるフィルムや、これら
のフィルムに反射層を設けた可視性支持体、金属などが
含まれる。
中でもポリエチレンテレフタレートが特に好ましい。
本発明に用いることができる下引き層としては特開昭4
9−3972号記載のポリヒドロキシベンゼン類を含む
有機溶剤系での下引き加工層、特開昭49−11118
号、同52−104913号、同59−19941号、
同59−19940号、同59−18945号、同51
−112326号、同51−117617号、同51−
58469号、同51−114120号、同51−12
1323号、同51−123139号、同51−114
121号、同52−139320号、同52−6542
2号、同52−109923号、同52・119919
号、同55−65949号、同57−128332号、
同59〜19941号等に記載の水系ラテックス下引き
加工層が挙げられる。
又、該下引き層は通常、表面を化学的ないし物理的に処
理することができる。該処理としては薬品処理、機械的
地理、コロナ放電処理、火焔処理、紫外線処理、高周波
処理、グロー放電処理、活性プラズマ処理、レーザー処
理、混酸処理、オゾン酸化処理などの表面活性化処理が
挙げられる。
下引き層は、本発明に係る塗設層とは区別され、塗設時
期や条件に何ら制限はない。
本発明の感光材料は、該感光材料を構成する乳剤層が感
度を有しているスペクトル領域の電磁波を用いて露光で
きる。光源としては自然光(日光)、タングステン電灯
、蛍光灯、ヨーツクオーツ灯、水銀灯、マイクロ波発光
のUV灯、キセノナーク灯、炭素アーク灯、キセノンフ
ラッシュ灯、陰極線管フライングスポット、各種レーザ
ー光、発光ダイオード光、電子線、X線、γ線、σ線な
どによって励起された蛍光体から放出される光等、公知
の光源のいずれをも用いることができる。又特開昭62
−210458号等のUV光源に370nm以下の波長
を吸収する吸収フィルターを装着したり、発光波長を3
70〜420nmにを主波長にするUV光源を用いたり
しても、好ましい結果が得られる。
露光時間は通常カメラで用いられる1ミリ秒から1秒の
露光時間は勿論、■マイクロ秒より短い露光、例えば陰
極線管やキセノン閃光管を用いた100ナノ秒〜1マイ
クロ秒の露光を用いることもでき、又1秒より長い露光
を与えることも可能である。これらの露光は連続して行
われても、間欠的に行われてもよい。
本発明は、印刷用、X−レイ用、一般不ガ用、一般リバ
ーサル用、一般ボジ用、直接ポジ用等の各種感光材料に
適用することができるが、極めて高い寸度安定性を要求
される印刷用感光材料に適用した場合特に著しい効果が
得られる。
本発明において、感光材料の現像処理には、公知の方法
による黒白、カラー、反転などの各種現像処理を用いる
ことができるが、高コントラストを与える印刷用感光材
料のための処理を行う場合特に有効である。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料の現像に用いら
れる現像主薬としては次のものが挙げられる。HO−(
CH= CH) 、 −OH型現像主薬の代表的なもの
としては、ハイドロキノンがあり、その他にカテコール
、ピロガロール及びその誘導体ならびにアスコルビン酸
、クロロハイドロキノン、ブロモハイドロキノン、メチ
ルハイドロキノン、2゜3−ジブロモハイドロキノン、
2.5−ジエチルハイドロキノン、カテコール、4−ク
ロロカテコール、4−フェニル−カテコール 4−アセチル−ピロガロール、アスコルビン酸ソーダ等
がある。
まt;、HO  (Ct(= CI()、NJ型現像剤
としては、オルト及びバラのアミノフェノールが代表的
なもので、4−アミンフェノール、2−アミノ−6−フ
ェニルフェノール、2−アミノ−4−クロロ−6−フェ
ニルフェノール、N−メチル−p−アミノフェニール等
がアル。
更に、H2N− (CI= CH)、 − NHx型現
像剤としては例えば4−アミノ−2−メチル−N,N−
ジエチルアニリン、2、4−ジアミノ−N,N−ジエチ
ルアニリン、N−(4−アミノ−3−メチルフェニル)
−モルホリン、p−フェニレンジアミン等がある。
ヘテロ環型現像剤としては、1−フェニル−3−ピラゾ
リドン、1−フェニル−4,4−ジメチル−3−ピラゾ
リドン、1−フェニル−4−メチル−4−ヒドロキシメ
チル−3−ピラゾリドンのような3−ピラゾリドン類、
■ーフェニルー4ーアミノー5ーピラゾロン、5−アミ
ノラウシル等を挙げることができる。
その他、T.H.ジェ〜ムス著ザ・セオリイ・オプ・ザ
・ホトグラフィック・プロセス第4版(The The
ory of Photographic Proce
ss FourthEdition)第291〜334
頁及びジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・ケミカル・
ソサエティ(Journal ofthe Ameri
can Chemical Society)第73巻
、第3,100頁( 1951)に記載されているごと
き現像剤が本発明に有効に使用し得るものである。これ
らの現像剤は単独で使用しても2種以上組み合わせても
よいが、2種以上を組み合わせて用いる方が好ましい。
また本発明にかかる感光材料の現像に使用する現像液に
は保恒剤として、例えば亜硫酸ソーダ、亜硫酸カリ、等
の亜硫酸塩を用いても、本発明の効果が損なわれること
はない。又保恒剤としてヒドロキシルアミン、ヒドラジ
ド化合物を用いることができ、この場合その使用量は現
像液IQ当たり5〜500gが好ましく、より好ましく
は20〜200gである。
また現像液には有機溶媒としてグリコール類を含有させ
てもよく、そのようなグリコール類としてはエチレング
リコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、トリエチレングリコール、1.4−ブタンジオール
、■、5−ベンタンジオール等があるが、ジエチレング
リコールが好ましく用いられる。そしてこれらグリコー
ル類の好ましい使用量は現像液IQ当たり5〜500g
で、より好ましくは20〜200gである。これらの有
機溶媒は単独でも併用しても用いることができる。本発
明に係るハロゲン化銀写真感光材料は、上記の如き現像
抑制剤を含んだ現像液を用いて現像処理することにより
極めて保存安定性に優れた感光材料を得ることかできる
上記の組成になる現像液のpH値は好ましくは9〜13
であるが、保恒性及び写真特性上からpH値はlO〜1
2の範囲が更に好ましい。現像液中の陽イオンについて
は、ナトリウムよりカリウムイオンの比率が高い程現像
液の活性度を高めることができるので好ましい。
本発明に係る自動現像機において現像温度は50℃以下
が好ましく、特に25℃〜40℃前後が好ましく、又現
像時間は2分以内に終了することが一般的であるが、特
に好ましくは10秒〜50秒が好効果をもたらすことが
多い。又現像定着以外の処理工程、例えば水洗、停止、
安定、更に必要に応じて前硬膜、中和等の工程を採用す
ることは任意であり、これらは適宜省略することもでき
る。
また本発明は処理時間が20〜60秒といった超迅速処
理が適用される場合にもその特徴が大きく発渾される。
本発明でいう超迅速処理とは、自動現像機に感光材料の
先端を挿入してから現像槽、渡り部分、定着槽、渡り部
分、水洗槽、渡り部分、乾燥部分、を通過して感光材料
の先端が乾燥部分から出て来るまでの全時間、換言すれ
ば処理ラインの全長をライン搬送速度で割った商が、2
0秒〜60秒である処理をいう。ここで渡り部分を含め
る理由は、当業界ではよく知られていることであるが、
渡り部分においてもその前のプロセスの液がゼラチン膜
中に膨潤しているために実質上処理工程が進行している
と見なせるためである。
〔実施例〕
以下に実施例により本発明について例証するが、本発明
はこれに限定されるものではない。
実施例1 乳剤塗布液Aの調製 本発明に用いる乳剤は、塩化ロジウム錯体と塩化ナトリ
ウム、臭化カリウムを溶解したゼラチン溶液と硝酸銀水
溶液とを、流量をコントロールしながらゼラチン溶液中
に同時添加混合し、安定剤として、4−ヒドロキシ−6
−メチル−1,3,3,7−チトラザインデンを加えた
後、通常の方法で脱塩し、硫黄増感を行って乳剤を調製
し、さらにカブリ抑制剤、界面活性剤、ポリマーラテッ
クス、増粘剤、を添加して乳剤塗布液Aを調製した。
保護膜液の調製 ゼラチン溶液中に下記構造式[1]で示される染料及び
マット剤、界面活性剤を添加して保護膜液を調製した。
上記乳剤塗布液Aと保護膜液とをポリマーラテ・ンクス
による下引きをほどこした厚さ100μmのポリエチレ
ンテレフタレート支持体上に、ゼラチン硬膜剤を加えな
がら同時塗布乾燥して、試料(イ)を調製した。この試
料の銀量は4.7g/m”、支持体に対して乳剤層側の
ゼラチン量は2.8g/m”とした。
この試料を巾2フインチ、長さ24インチに断裁し、自
動現像機を用いて下記現像液、及び定着液による処理を
行った。
現像液処方 (組成A)) 純水(イオン交換水)        150m(2エ
チレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩ジエチレングリコ
ール       50g亜硫酸カリウム(55%v/
v水溶液)   Loom(+炭酸カリウム     
      50gハイドロキノン         
  1595−メチルベンゾトリアゾール    20
01191−フェニル−5−メルカプトテトラゾール水
酸化カリウム 使用液のpHを10.4にする量臭化カ
リウム           4.59(組成り) 純水(イオン交換水)         31112ジ
エチレングリコール       50gエチレンジア
ミン四酢酸二ナトリウム塩25++n 酢酸(90%水溶液)         Q、3mQ5
−二トロインダゾール       110++gl−
フェニル−3−ピラゾリドン    7001119現
像液の使用時に水500n+2中に上記組成A1組成り
の順に溶かし、lQに仕上げて用いた。
定着液処方I (組成A) チオ硫酸アンモニウム(72,5%w/v水溶液)40
mQ 亜硫酸ナトリウム         17g酢酸ナトリ
ウム・3水塩      6.5g硼酸       
         6gクエン酸ナトリウム・2水塩 
    2g酢酸(90%v/v水溶液)      
  13.6mQ(組成り) 純水(イオン交換水)        L7mQ硫酸(
50%w/w水溶液)        4.7g硫酸ア
ルミニウム (A4.O,換算含量が8.1%v/vの水溶液)26
.5g 定着液の使用時に水500++12中に上記組成人1組
成りの順に溶かし、H2に仕上げて用いた。
定着液処方■ チオ硫酸アンモニウム       180gチオ硫酸
ソーダ5水塩        45g亜硫酸ナトリウム
         18gニトリロ3酢酸      
     0.4g酒石酸             
  4.09氷酢酸              30
.09硫酸アルミニウム         11.0g
定着液の使用時に水1000m12に仕上げて用いた。
このp)(は4.7であった。
定着液処方■ チオ硫酸アンモニウム 7Qwt%   150mff
炭酸ソーダ            15gエチレンジ
アミン四酢酸酢酸鉄モニウム塩エチレンジアミン四酢酸
二ナトリウム塩定着液の使用時に水1000mαに仕上
げて用いた。
このpHは6,9であった。
処理条件 現像     35°C15秒 定着     実施例参照 水洗       常温    9秒(水洗水量は0.
512)乾燥      45°C1O秒 全処理時間(Dry to Dry)  49秒発N[
I] 処理に用いた自動現像機はラインスピード可変であり、
処理時間の調整のため各工程用のラックは長さの異なる
ものに差し替えて使用した。前記ラインスピードをかえ
て、定着液3種及び定着温度をかえた時の残留銀濃度を
測定した。
〔定着性(残留銀濃度)測定方法〕
下記に示すE、コダック社5T−1液を用いて、定着性
能を評価した、乾燥まで終了した現像済試料の数ケ所に
5T−1液を1滴ずつたらす。3分後に液を吸いとり5
分後にブルーフイルターをかけた透過濃度計PDA−6
5(コニカ(株)製)にて、5T−1液をたらした部分
とたらさない部分における イエロー濃度の差を測り、 試料中における残 留銀量を評価した。
コダック社 T− 液処方 (原 液) H,0 00cc g g (使用液) 原液 1部をH2O9部で希釈する 測定は希釈後24時間以内に行う。
尚、 自動現像機の処理槽の横幅は28インチである。
害 (定着液■) 表 ■ (定着液■) 残留銀濃度は0.03以下であれば問題ない状態である
表1から明らかなように、ラインスピード1500ml
/minでは4.7g/minという高銀量の試料を1
5秒という短い時間で処理したにもかかわらず定着が充
分おこなわれていることがわかる。
実施例2 実施例Iで調製した乳剤塗布液Aに下記テトラゾリウム
化合物Tを添加して、乳剤塗布液Bを調製し、また乳剤
塗布液Aにヒドラジン化合物Hを加えて乳剤塗布液Cを
調製した。これらの乳剤塗布液B、Cに実施例1に用い
た保護膜を実施例1と同様に塗布乾燥して試料(ロ)、
(ハ)を調製した。試料(ロ)はT化合物、試料(ハ)
はH化合物の場合である。塗布された銀量、ゼラチン量
も化合物T 化合物H 実施例1と同じである。
この試料(ロ)、(ハ)を用いて実施例1と同様の定着
処理をした。その結果を表2、表3に足表2 (定着液I) 試料(ロ) 表2、表3の結果かられかるように、感光材料中にテト
ラゾリウム化合物あるいはヒドラジン化金物を含む試料
についても本発明のは充分有効である。
〔発明の効果〕
本発明により、幅18インチ以上、しかも銀量3゜5g
/I11”以上の感光材料を用いて定着時間19秒以内
、Dry to Dryでも60秒以内で処理可能な処
理方法を提供することができた。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)幅18インチ以上の感光材料が処理できる自動現
    像機を用いてハロゲン化銀写真感光材料を処理する方法
    において、定着時間が19秒以下、定着液の循環線速度
    が50〜200m/min)1分間あたりの循環量が定
    着槽のタンク容量の20〜200%であり、かつライン
    スピードが1500ml/min以上であることを特徴
    とするハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
  2. (2)上記自動現像機による処理において全処理時間(
    Dry to Dry)が60秒以下であることを特徴
    とする請求項1記載のハロゲン化銀写真感光材料の処理
    方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0699957A1 (en) * 1994-08-31 1996-03-06 Konica Corporation Light-sensitive silver halide photographic material processing apparatus
EP0430018B1 (en) * 1989-11-20 1997-01-22 Konica Corporation Method of processing silver halide photographic materials

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