JPH02161425A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH02161425A
JPH02161425A JP31731988A JP31731988A JPH02161425A JP H02161425 A JPH02161425 A JP H02161425A JP 31731988 A JP31731988 A JP 31731988A JP 31731988 A JP31731988 A JP 31731988A JP H02161425 A JPH02161425 A JP H02161425A
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JP
Japan
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silver halide
layer
halide photographic
group
sensitive material
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JP31731988A
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Masamichi Shimazaki
嶋崎 雅通
Etsutomo Iwata
岩田 悦朋
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はハロゲン化銀写真感光材料に関するものであり
、特に、製版用ハロゲン化銀写真感光材料の耐接着性を
劣化させることなく、黒ボッを良化し、かつ圧力耐性を
良化する事に関するものである。
(従来の技術) ハロゲン化銀写真感光材料の各写真層、たとえばハロゲ
ン化銀乳剤層、表面保護層のバインダーとしてはゼラチ
ンの如き親水性コロイドが用いられるのが一般的である
が、これらの写真層はその親水性故に他の物質または感
材同志が接触すると接着故障を生じ易い欠点を有してい
る。
この接着という現象は、写真感光材料の塗布時、処理時
、あるいは保存時において、写真感光材料同志、あるい
は写真感光材料とこれに接触する他の物体との間で発生
し、しばしば種々の不都合を招く。
親水性コロイド層を接触し難くする(当業界ではこれを
「耐接着性を良くする」と称しているので以下、耐接着
性という語を用いる)ために、その層に、平均粒子サイ
ズ1〜5μの微粉末(以下マット剤と記す)、例えば、
ポリメチルメタクリレート、シリカなどの微粒子を存在
せしめて、コロイド層表面の粗さを増加させていわゆる
マット化させる技術が知られている。
(発明が解決しようとする課95) しかし、ポリメチルメタクリレートを用いた場合、黒ボ
ッという好ましくない現象を引き起こし、シリカ系のマ
ット剤を用いた場合、圧力耐性が悪化するため、写真製
版工程上大きな問題となっている。
黒ボッというのは例えば網点と網点との間の非現像部分
となるべき所に発生する黒いスポットの事であり、ポリ
メチルメタクリレートは球形であるがため光が集光して
黒ボッができやすい。
しかしながらこのような黒ボッを良化するため、不定形
であるシリカ系マット剤を使用すると、種々の物質との
接触摩擦または窓材表面とバック面との間におけるよう
な写真感材同志の接触I!j擦によって好ましからざる
影響を受けやすくなってしまう。
この圧力耐性の問題を解決するために、従来から種々の
研究がなされている。その一つとしては、写真感光材料
の滑り摩擦を減少させて、撮影機、プリンター、写植機
内で写真感材が1貝傷を受けることなくスムーズに走行
できるように改良する方法がある。例えば、米国特許第
3.042,522号に記載されているような写真乳剤
層または保護層にジメチルシリコーンと特定の界面活性
剤とを同時に含有させて写真感材に滑り性を付与する方
法、米国特許第3,080,317号に記載されている
ような写真感材のバック面にジメチルシリコーンとジフ
ェニルシリコーンとの混合物を、また英国特許第1,4
66.304号に記載されているような多価アルコール
の脂肪酸エステルを塗設して滑り性を付与する方法、保
i!!層中にトリフェニル末端ブロックのメチルフェニ
ルシリコーンを含有させて写真感材に滑り性を付与する
英国特許第1143118号に記載の方法などがある。
これらの方法は確かに効果はあるもののシリカ系のマッ
ト剤と併用した場合には充分とは言えず、たとえばポリ
メチルメタクリレートとの併用に較べて不充分な滑り性
、即ら不充分な圧力耐性しか得られないことがわかった
そこで、本発明の目的は耐接着性を劣化させることなく
、黒ボッおよび圧力耐性を良化したハロゲン化銀写真感
光材料を従供することである。
(y!題を解決するための手段) 上記目的は、支持体上の同一側に少なくとも一層の感光
性ハロゲン化銀乳剤層および最外層として少なくとも二
層から構成された非怒光性親水性コロイド層(保護Wi
)を有するハロゲン化銀写真感光材料において、前記非
感光性親水性コロイド層のうち、支持体に対して外側の
層にシリコーン系すべり剤を有し、かつ支持体に対して
内側の層に平均粒径I〜6μのシリカマットを有するこ
とを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料によって達成
された。
本発明者の研究によれば、表面保護層にシリカマットと
シリコーン系滑り剤の両方を添加した場合、圧力耐性は
やや良化するが十分な効果は得られなかった。また、圧
力耐性を悪化させる原因はシリカマット自体が表面保護
層より外側に突出していることにより滑りが悪化するた
めであり、シリカマットを支持体に対して内側の保護層
に入れその上を更に表面保護層で覆えばその効果が極め
て小さくなることがわかった。さらに、表面保護層にシ
リコーン系滑り剤を添加することにより、圧力耐性はよ
り高いレベルに徨することがわかった。
そこで、シリカマットを支持体に対して内側の保護層に
添加し、シリコーン系滑り剤を支持体に対して外側の保
護層に添加した結果、圧力耐性と滑り性の両方が良くな
るという予想外の結果が得られた。
シリカマットを支持体に対して内側の層に添加した場合
、耐接着性が悪くなるのではないかという懸念があった
が、平均粒径1〜6μのシリカマットに対してはほとん
ど悪化しない事がわかった。
ここで平均粒径が1μより小さくても、また逆に6μを
こえても圧力耐性、滑り性を十分に改善することはでき
なかった。
本発明における保護層のうち、支持体に対して外側の層
の膜厚は、微粒子粉末の大きさによって異なるが一般に
0.1〜4.0μ、好ましくは0゜3〜1.0μである
。また、支持体に対して内側の層の膜厚は、やはり微粒
子粉末の大きさによるが0. 1〜4.0μ好ましくは
0.3〜2.0μである。
本発明に用いられるマット剤は、酸化珪素の一次粒子が
凝集してできた平均粒径1〜6μの不定形の二次粒子で
あり、好ましくは2〜4μである。
このマット剤は支持体に対して内側の保護層に含有させ
て用いられる。
本発明におけるマット剤の添加量は、一般に5−100
+ng/mで、好ましくは20〜50 N / mであ
る。
本発明に用いられるシリコーン系滑り剤の量は5〜50
0■/dであり、塗布組成物中の個体重置を基準にして
0.02〜10 (重量)パーセントで、好ましくは0
.1〜6 (ffiffi)パーセントである。
本発明は、シリカマットを用いて圧力耐性を良化する技
術という点からは、製版用フィルムに限らずあらゆる種
類の写真窓光材料に通用できる。
次に本発明に用いられるシリコーン系すべり剤として代
表的なものを挙げておくと、英国特許955.061号
に記載の一般式(1)で示されるシリコーン化合物、米
国特許4,047.958号に記載の一般式(n)で示
されるシリコーン化合物、米国特許4,004,927
号に記載の一般式(rll)で示されるシリコーン化合
物、等がある。
一般式(1) 式中、Rは炭素数】乃至3のアル4−ル基、R1は炭素
数1乃至3のアルキル基または炭素数l乃至2のアルコ
キシ基、nは0乃至2000の数である。
一般式(II) (OCtlzCtl)p(OCIIzCHz)90R’
R′ 式中、Rは脂肪族基((例えばアルキル基(好ましくは
炭素数1〜18のもの)、置換アルキル基例えば、アラ
ルキル基、アルコキシアルキル基、アリーロキシアルキ
ル基など)等))またはアリール基(例えばフェニル基
など)を表わす。R′は水素原子、脂肪族基(例えばア
ルキル基(好ましくは炭素数1〜12のもの)、置換ア
ルキル基など)または了り−ル基(例えばフェニル基な
ど)を表わす。R#はアルキル基(例えばメチル基など
)、またはアルコキシアルキル基(例えばメトキシメチ
ル基など)を表わす。Aは脂肪族炭化水素の二価残基を
表わす。nはOまたは1〜12の整数、PはO〜50の
数、qは2〜50(好ましくは2〜30)の数、XはO
〜100の数、yは1〜50の数、2は0〜100の数
を表わし、X+y+zは5〜250 (好ましくは10
〜50)の数である。
Rの具体例としては、メチル、エチル、プロピル、ペン
チル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ジメチルペン
チル、ヘプチル、メチルヘキシル、オクチル、ドデシル
、オクタデシル、フェニルエチル、メチルフェニルエチ
ル、フェニルプロピル、シクロへキシルプロピル、ヘン
シルオキシプロピル、フェノキシプロビル、エチルオキ
シプロピル、ブチルオキシエチル、フェニルなどが含ま
れる。
Aで示される基はメチレン、1−オン−トリメチレン、
2−メチル−1−オン−トリメチレンなどが挙げられる
。R′で示されるアルキル基とし7てはメチル、エチル
、プロピル、ブチル、アミル、ヘキシル、ヘプチル、オ
クチル、ノニル、デシル、ドデシル基が挙げられる。
一般式(Ill) Ct(z          CHx −f S i  ”−0ブーS、−○テ)CH3R 一般式Cl1l)は次の一般式CII+−1)で示され
るシロキサンユニットを有する環状シロキサンおよび一
般式(Ill−1)で示されるシロキサンユニットと次
の一般式(Ill−2)で示される末端基とを有する直
鎖状シロキサンを包含する。
一般式(III−1) CH3 一3i  −〇 R3 一般式CII+−2) CH* Rz   Si   0−  Hs 式中、R,は炭素数が5〜20のアルキル、シクロアル
キル、アルコキシアルキル基、アリールアルキル基、ア
リールオキシアルキル基、グリシジルオキシアルキル基
を表わす。
Rtは炭素数1〜20のアルキル法、炭素数5〜20の
シクロアルキル、アルコキシアルキル、了り−ルアルキ
ル、了り−ルオキシアルキルおよびグリシジルオキシア
ルキル基を表わす。
lは0もしくは1以上の数、mは1以上の数、β十mは
1〜1000の数を表わす、好ましくば1+mは2〜5
00である。
一般式(III)で示される化合物の1?、の具体例と
しては、ペンチル、メチルペンチル、シクロペンチル、
シクロヘキシル、ジメチメベンチル、ヘプチル、メチル
ヘキシル、オクチル、エイコシル、フェニルエチル、メ
チルフェニルエチル、フェニルプロピル、シクロへキシ
ルプロピル、ベンジルオキシプロビル、フェノキシプロ
ビル、トリルオキシプロピル、ナフチルプロピル、エチ
ルオキシプロピル、プチルオキンエチル、オクタデシル
オキシプロビル、グリシジルオキシプロピル、グリシジ
ルオキシブチルなどがある。
以上のうち、特にジメチルポリシロキサンは効果が大き
い。
上記シリコーン化合物は既知の方法を用いて乳化分散し
た後そのまま、または適当なバインダーと混合して塗布
することができる。
本発明の写真構成層に用いられるバインダーとしては、
種々の親水性コロイドが用いられ、例えばゼラチン、コ
ロイド状アルブミン、カゼイン、カルボキシメチルセル
ローズ、ヒドロキシエチルセルローズ等のセルローズ?
a’H一体、寒天、アルギン酸ソーダ、澱粉誘導体など
の糖誘導体、合成親水性コロイド、例えばポリビニルア
ルコール、ポ’J −N−ビニルピロリドン、ポリアク
リル酸共重合体、ポリアクリルアミドまたはこれらの誘
導体、部分加水分解物等があげられる。必要に応じてこ
れらのコロイドの二つ以上の相溶性混合物を使用する。
この中で最も一般的に用いられるのはゼラチンである。
本発明において使用される写真乳剤層及びその他の層に
は、合成重合体化合物、例えばラテックス状の水分散ビ
ニル化合物重合体、特に写真材料の寸度安定性を増大す
る化合物などを単独また混合(異種重合体の)で、ある
いはこれらと親水性の水透過性コロイドと組合せて含ま
せてもよい。
重合体には数多くのものがあり、例えば米国特許第2,
376.005号、同2,739,137号、同2,8
53,457号、同3. 062. 674号、同3.
411.911号、同3.488708号、同3,52
5,620号、同3,635.715号、同3,607
.290号、同3645.740号、英国特許第1,1
86.699号、同1,307,373号などの中に記
載されている。それらの記載の中でもアルキルアクリレ
ート、アルキルアクリレート、アクリル酸、メタアクリ
ル酸、スルホアルキルアクリレート、スルホアルキルメ
タクリレート、グリシジルアクリレート、グリシジルメ
タクリレート、ヒドロオキシアルキルアクリレート、ヒ
ドロオキシアルキルメタクリレート、アルコオキシアル
キルアクリレート、アルコオキシメククリレート、スチ
レン、ブクジエン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、無水
マレイン酸、および無水イタコン酸から選ばれたコポリ
マーやホモポリマーが一般的に用いられる。
バインダーは各種の架橋剤で硬化させることによって、
残存を確かにさせることが一般に行なわれる。架橋剤と
しては種々のものが使用できるが、当業界で一般に知ら
れている硬化剤(リサーチ・ディスクロージャー誌17
6巻26頁(1978年)記載の)を使用できる。また
、バインダーとしてはゼラチンが望ましいがその硬化剤
としては、2.4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−1,3
,5トリアジン又は活性ビニル基を有する化合物又はハ
ロ置換ホルムアミジニウム塩類、又はカルバモイルアン
モニウム塩を好ましく用いることができる。
活性ビニル基を有する化合物としては、たとえば特開昭
53−41221号、特開昭53−57257号、特開
昭51−126124号、特公昭49−13563号、
特開昭51−44164号、特開昭52−2]059号
、米国特許3490911号、同3539644号、同
362’486号、特公昭50−35807号、特開昭
54−30022号、特開昭53−66960号、特公
昭52−46495号、特公昭47−8736号、米国
特許第3635718号、同3040720号、西独特
許第872153号に記載されている化合物を挙げるこ
とができる。
ハロttaホルムアミジニウム基を有する化合物として
は、たとえば特開昭60−225148号、特開昭61
−240236号に記載されている化合物を挙げること
ができる。
カルバモイルアンモニウム基を有する化合物としては、
たとえば特公昭56−12853号、特公昭58−32
699号に記載されている化合物を挙げることができる
本発明の写真感光+A料においては、通常写真感光材料
の支持体として用いられるものがすべて用いられる0例
えば、セルロースアセテートフィルム、セルロースアセ
テートブチレートフィルム、ポリスチレンフィルム、ポ
リエチレンテレフタレートフィルム、その他これらの積
層物、紙などがある。ハライク又はα−オレフィンポリ
マー特にポリエチレン、ポリプロピレン等炭素原子2〜
10のα−オレフィンのポリマーを塗布またはラミネー
トした祇、等を挙げることができる。
ハロゲン化銀写真乳剤は通常水溶性根塩(たとえば硝酸
銀)溶液と水溶性ハロゲン塩(たとえば臭化カリウム)
溶液とを、ゼラチンの如き水溶性高分子溶液の存在下で
混合してつくられる。このハロゲン化銀としては塩化銀
、臭化銀のほかに混合ハロゲン化銀たとえば塩臭化、ヨ
ウ臭化、塩ヨウ臭化銀等を用いることができる。
本発明に好ましく用いられるハロゲン化銀乳剤はいわゆ
る平板状ハロゲン化銀粒子を含む乳剤であり、かかる平
板状ハロゲン化銀乳剤に関しては米国特許第44342
26号、同4439520号、同4414310号、同
4425425号、同4399215号、同44330
4.8号、同4414304号、同441430G号、
同4643966号等の記載を参考にすることができる
中でも、平均アスペクト比5〜10の平板状乳剤を好ま
しく用いることができる。
上記の写真乳剤には感光材料の製造工程、保存中或いは
処理中の感度低下やカブリの発生を防ぐために種々の化
合物を添加することができる。それらの化合物は4−ヒ
ドロキシ−6−メチル−13,3a、7−チトラザイン
デン、3−メチル−ベンゾチアゾール、1−フェニル−
5−メルカプトテトラゾールをはじめ多くの複素環化合
物、含水銀化合物、メルカプト化合物、金属塩類など極
めて多くの化合物が古くから知られている。
ハロゲン化銀乳剤は、また常法によって化学増悪をする
ことができる。化学増感剤には、たとえば、塩化金酸塩
、二塩化金など金化合物、白金、パラジウム、イリジウ
ム、ロジウム、ルテニウムのような貴金属の塩類、銀塩
と反応して硫化銀を形成するイオウ化合物、第1スズ塩
、アミン類、その他の還元性物質などがあげられる。
写真乳剤は必要に応じ、シアニン、メロシアニン、カル
ボシアニン等のシアニン色素類の単独もしくは組合せ使
用またはそれらとスチリル染料等との組合せ使用によっ
て分光増感や強色増感を行うことができる。
本発明の写真感光材料は非感光性写真構成層中に、44
9白剤として、例えばスチルヘン、トリアジン、オキサ
ゾールおよびクマリン系化合物を:紫外線吸収剤として
、例えばベンゾトリアゾール、チアゾリジン、桂皮酸エ
ステル系化合物を:光吸収剤として公知の種々の写真用
フィルター染料を:必要に応して接着防止剤として、例
えば英国特許第1,320,564号、同1,320,
565号、米国特許筒3,121.060号に記載され
ているような水不溶性物質および米国特許筒3617.
286号に記載されているような界面活性物質を含むこ
とができる。
本発明の写真感光材料は写真乳剤居をはじめとする写真
構成層へ、特に最外層へ帯電防止剤として、例えば特開
昭62−1.09044、同62215272に記載の
含フツ素界面活性剤あるいは重合体、特開昭60−76
742号、同6080846号、同60−80848号
、同6〇−80839号、同60−76741号、同5
日−208743号、特開昭62−172343、同6
2−173459、同62−215272などに記載さ
れているノニオン系界面活性剤、あるいは又、特開昭5
7−204540号、特開昭62215272に記載さ
れている導電性ポリマー又はラテックス(ノニオン性、
アニオン性、カチオン性、両性)を好ましく用いうる。
又無機系帯電防止剤としてはアンモニウム、アルカリ金
属、アルカリ土類金属のハロゲン塩、硝酸塩などが、又
、特開昭57−118242号などに記載の導電性酸化
スズ、酸化亜鉛又はこれらの金属酸化物にアンチモン等
をドープした複合酸化物を好ましく用いることができる
本発明を製版用感光材料に適用する際には特願昭63−
149439号明細書に記載されたヒドラジン誘導体を
用いることによって硬調な画像を得ることができる。
本発明は黒白、カラーを問わずあらゆる種類の写真感光
材料に適用できる。
特に、製版用感光材料としては特開昭61−29837
号、同6m−223738号、同62−235947号
に記載された感光材料、特開昭61238049号、同
62−67530号、同62−235938号に記載さ
れた明室用感光材料が好ましく用いられる。
ハロゲン化銀乳剤はオルソ乳剤、パンクロ乳剤、赤外線
用乳剤、X線その他の不可視光記録用乳剤、カラー写真
用乳剤例えば色形成カプラーを含む乳剤、染料現像薬を
含む乳剤、漂白され得る染料を含有する乳剤等の種々の
ハロゲン化銀写真乳剤を包含する。
カラー写真用乳剤には2当景もしくは4当量の色形成カ
プラーを含有してもよい。例えばペンソイルアセドアニ
ライド系あるいはピバロイルアセドアニライド系のごと
き開鎖型ケトメヂレン黄色形成カプラー、ピラゾロン系
あるいはインダシロン系のごときマゼンタ色形成カプラ
ー、フェノール系あるいはナフトール系のごときシアン
形成カプラーが好ましく用いられる。例えば特公昭48
−18256号記載の一般式(Nで表わされる黄色カプ
ラー、特願昭44−56670号記載のマゼンタカプラ
ー、特開昭48−042732号記載のシアンカプラー
、米国特許筒2.428054号、同2,449.96
6号、同2,455.170号、同2,600.788
号、同2゜983.608号、同3,148.062号
等に記載のカラードカプラー、米国特許筒3,227゜
554号記載の離脱抑制型カプラー等を用いることがで
きる。
本技術に関する感光材f、4には、前述の種々の添加剤
が用いられるが、それ以外にも目的に応しご種々の?、
≦加剤を用いることができる。
これらの添加剤は、より詳しくは、リザーチディスクロ
ージャー 1 tem 17 G 43 (1978年
12月)および同1 tem 18716 (1979
11月)に記載されており、その該当個所を後掲の表に
まとめて示した。
添加剤種類 1 化学増感剤 2 感度上昇剤 3 分光増悪剤、 強色増感剤 4増白剤 5 かふり防止剤 および安定剤 6 光吸収剤、フ ・イルター染ネ:l 紫外、線吸収剤 7 スティン防止 剤 8 色素画像安定剤 9硬膜剤 10  バインダー 11  可塑剤、潤滑剤 j2  塗布助剤、表面 活性剤 13  スタチック防止 RD1764.’3 23頁 23〜24頁 24頁 24〜25頁 25〜26頁 25頁右欄 25頁 26頁 26頁 27頁 26〜27頁 27頁 RD18716 648頁右欄 同  上 648頁右欄〜 649頁右欄 649頁右欄 649頁右欄〜 650頁左欄 650頁左欄〜 650頁右欄 651@左欄 同上 650頁右欄 同上 650頁右欄 14  カラーカプラー 28頁   647〜648
亘(発明の効果) 本発明はシリカマットを用いた系で従来の技術では得ら
れなかった圧力耐性を実現可能にした。
本発明を適用すると製版用フィルムで問題になりやすい
黒ボッに対して効果のあるシリカ系マット剤を用いても
乳剤層表面に望ましい滑り性を与えることが出来るため
、処理前の取り扱いに起因するスリ傷等の増減感や、処
理後の取り扱いに起因する乳剤膜のハガレなどの故障を
大111に減少させることができる。
(実施例) 次に実施例を上げて本発明を説明するが、本発明はこれ
によって限定されるものではない。
実施例、1 下塗りを施したポリエチレンテレフタレートフィルム(
厚さ100μ)上の一方の側に下記処方(1)のハロゲ
ン化銀乳剤層を乾燥厚さ6.0μ、塗布銀ff15.0
g/r+fになるよう塗布した。さらに該ハロゲン化銀
乳剤層上に、表1の処方で保護層を塗布し、この反対側
には下記処方(2)に従ってゼラチンハック層を乾燥厚
さ5μになるように塗布し、a −fの試料を作成した
。なおa % dは保護層は単層であるが、e、rはm
層である。
処方(1)  ハロゲン化銀乳剤層処方ゼラチン  5
 g / m 塩沃臭化銀(Cff:80モル% Br:19.5モル
% I:Q、5モル%) 塩化金酸  0.1■/r+( 増感色素  3−アリル−5−(2−(1−エチル)−
4メチル−2−テトラ プリン−5−イリデン−エチリ デン〕ローダニン GrcgZrd カブリ防止剤 4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,
3a、7−チトラザ インデン   30++v/m ポリオキシエチレン化合物: 界面活性剤:p−ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ 
     40■/d ゼラチン硬化剤:2−ヒドロキシ−4,6−ジクロロ−
5−)リアジン・ナト リウム塩     60■/M 処方(2) バック層処方 ゼラチン:5g/n( マット剤:平均粒子径が3.0〜4.0μのポリメチル
メタクリレート ポリマーラテックス;平均分子130万 平均粒子径5
0mμのポリエチルアク リレートラテックス 50g/100gゼラチン コロイド状シリカ 平均粒径 3.Ottスノーテック
ス−2050g/100gゼラチン界面活性剤:p−ド
デシルベンゼンスルホン酸ナトリウム    40■/
M ゼラチン硬化剤: 2−ヒドロキシ−4゜ ン 染料 ([[[) クロロ−8−トリアジンナトリ ラム塩 60■/M 染料:染料(1) (n) 及び CI[[]の1 ;1の混合物 0.3g/m 染料(1) 染料 〔■〕 ここで、ジメチルポリシロキサンは、下記の構造ををす
るものを用いた。
25℃、55%RH雰囲気中で、これらフィルムの乳剤
面の動摩擦測定、圧力耐性テスト、黒ボツ評価、および
接着テストを行った。
fi+乳剤面動摩擦係数測定法 100gの荷重を加えた5flφの剛球を乳剤面に接触
させ、500 ca+/ll1inの速度で動かした時
の抵抗(F)をロードセルにて測定し、抵抗を荷重で割
った値(F/100)を動摩擦係数とする。
(2)圧力耐性テスト 曲率半径0.1鮎のサファイア針でOgから200gま
で10amの距離を徐々に一定加圧速度で荷重をかけな
がら引っ掻いた。圧力増減窓、膜のキズのつきやすさは
、それぞれ圧力増減感、膜の破カイが出現し出した点を
荷重によってあられした。
(3)與ボッ発生テスト 半径2.5Nの円の中にある黒ボッの個数を調べた。総
て3回実験し、平均して評価した。
O:非常に少ない(0〜4個) △:少ない(5〜9個) ×:多い(10個以上) (4)接着テスト 現像処理した試料を、乾燥後35ux80tmに裁断し
て2枚を一組とし、25℃80%RHで24時間3J!
I湿後、同−組の試料のバック層と保護層を接触させて
1 kgの荷重をかけて40℃80%RI−1で24時
間放置した。次に、荷重を取り除いてバック層と保護層
の間で引剥し、接着した部分(バック層の染料が転写し
ている)の面積を計算した。接着の評価は、以下に従っ
て行った。
O:接着部分の面積が   0〜40%△:     
     41〜80%×:          80
%以上または接着力が強(、剥がす際に乳剤層あるいは
支持体の一部がはぎとられるや 得られた結果を第2表に示す。
手続補正書 本発明の如き層構成を用いることによって試料fは、試
料dよりも更に乳剤面の動マサツ係数が低くなっており
、圧力耐性を良く、黒ボッもほとんど発生せず、耐接着
性も良い事がわかる。
実施例2 実施例において、乳剤層として特開昭61−29837
の実施例の乳剤層を用いて、他は同様に試験を行なって
も同様に良好な膜物性を得ることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 支持体上の同一側に少なくとも一層の感光性ハロゲン化
    銀乳剤層及び最外層として少なくとも二層から構成され
    た非感光性親水性コロイド層(保護層)を有するハロゲ
    ン化銀写真感光材料において、前記非感光性親水性コロ
    イド層のうち、支持体に対して外側の層にシリコーン系
    滑り剤を有し、かつ支持体に対して内側の層に平均粒径
    1〜6μのシリカマットを有する事を特徴とするハロゲ
    ン化銀写真感光材料。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0490302A2 (en) * 1990-12-11 1992-06-17 Fuji Photo Film Co., Ltd. Silver halide photographic materials
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WO1995022786A1 (fr) * 1994-02-21 1995-08-24 Soken Chemical & Engineering Co., Ltd. Materiau photosensible a base d'halogenure d'argent

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