JPH0216131Y2 - - Google Patents

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JPH0216131Y2
JPH0216131Y2 JP1985163142U JP16314285U JPH0216131Y2 JP H0216131 Y2 JPH0216131 Y2 JP H0216131Y2 JP 1985163142 U JP1985163142 U JP 1985163142U JP 16314285 U JP16314285 U JP 16314285U JP H0216131 Y2 JPH0216131 Y2 JP H0216131Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、燃焼用空気を供給する貫流フアンを
備えた燃焼装置に関し、詳しくは、入口側に接続
された貫流フアンからの燃焼用空気を出口側のバ
ーナに供給する流路形成用のダクトを、前記貫流
フアンの回転軸芯方向視にて、出口側ほど流路幅
を拡げるように末拡がり状に形成した燃焼装置に
関する。
〔従来の技術〕
かかる燃焼装置は、回転軸芯方向全巾に亘る吐
出口より送風できる貫流フアンを用いることによ
つて、貫流フアンの回転軸芯方向に沿うバーナ幅
方向においては、吐出口からの送風空気を単にバ
ーナに供給するだけで、バーナの全幅に適切に燃
焼用空気を供給することができるものであるが、
貫流フアンの回転軸芯方向視でのバーナ幅方向に
おいては、バーナの幅よりも貫流フアンの吐出口
の幅が小になる関係上、出口側ほど流路幅を拡げ
るように末拡がり状に形成されたダクトを用い
て、吐出口からの送風空気をバーナ幅方向に拡げ
て供給することになる。
ところで、貫流フアンの回転軸芯方向視におい
て、吐出口からの送風空気をバーナ幅方向に拡げ
て供給するに、従来では、第5図に示すように、
貫流フアン31における吐出口32がバーナ33
の中央部に対向して位置する状態で貫流フアン3
1を配置し、そして、ダクト34を、貫流フアン
31における吐出口32の両横側方に流路を拡げ
るようにすべく、両側壁34A,34Bが傾斜姿
勢となるように形成していた。(文献を示すこと
ができない。) 〔考案が解決しようとする問題点〕 上記従来構造によると、貫流フアン31の吐出
口32から送風される空気を吐出口32の両側に
拡げて供給することとなるのであるが、貫流フア
ンにおける本来的な送風特性上、吐出口32の舌
部形成側口縁32Aに対向するバーナ部分への燃
焼用空気の供給量が、吐出口32の舌部形成側口
縁32Aとは反対側の口縁32Bに対向するバー
ナ部分への燃焼用空気の供給量に較べて大にな
り、バーナ33の全幅に亘つて適切に燃焼用空気
を供給し難いものであつた。
本考案は、上記実情に鑑みて為されたものであ
つて、その目的は、上述の如き貫流フアンの送風
特性に着目した合理的な改良により、構造の複雑
化やフアンの動力ロスといつたことを回避しなが
ら、貫流フアンの回転軸芯方向視でのバーナ幅方
向において、バーナ全幅に燃焼用空気を適切に供
給できるようにする点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案による燃焼装置の特徴構成は、貫流フア
ンの回転軸芯方向視において、前記貫流フアンの
吐出口をバーナの両端部よりも内側に位置するよ
うに配置すると共に、前記貫流フアンにおける吐
出口の舌部形成側口縁とは反対側の口縁をバーナ
の端部側に位置させるように、前記吐出口がバー
ナ端部側に片寄る状態で前記貫流フアンを配置す
ると共に、出口側ほど流路幅を拡げるように末拡
がり状に形成されるダクトを、前記吐出口の舌部
形成側口縁の横側方にのみ流路を拡げるようにす
べく、舌部形成側口縁に連なる側壁のみが傾斜姿
勢となるように形成し、前記吐出口の舌部形成側
口縁から延出される空気案内面を、前記吐出口が
片寄る側とは反対側のバーナ端部側に傾斜させた
状態で設けた点にあり、その作用及び効果は次の
通りである。
〔作用〕
すなわち、貫流フアンの回転軸芯方向視におい
て、吐出口より送風される空気のうちの、吐出口
の舌部形成側口縁とは反対側の口縁に近い部分よ
り送風される空気を、吐出口の横側方に拡げるこ
となしに、バーナ端部側に片寄つて位置する吐出
口に対向するバーナ部分に供給させ、そして、吐
出口の舌部形成側口縁に近い部分より送風される
空気を、案内面によつて吐出口の横側方に拡げる
ようにしながら、吐出口に対向しないバーナ部分
に供給させるようにして、バーナの全幅に亘つて
空気を供給させるようにしてある。
要するに、舌部形成側口縁に近い範囲から送風
される空気を吐出口の横側方に拡げるようにしな
がら、すなわち、貫流フアンにおける送風特性
上、本来的に横側方に拡がる傾向のある空気を案
内面の作用でより大きく、かつ、効果的に横側方
に拡げながら、バーナに空気を供給させるように
して、貫流フアンの回転軸芯方向視でのバーナ幅
方向において、空気供給量がバーナ全幅に亘つて
極力均一になるようにしてある。ちなみに、空気
供給量をバーナ全幅に亘つて極力均一化するに当
つては、複数の仕切板によりダクト内を複数流路
に仕切つて空気流れを強制的に案内したり、或い
は、フアンの吐出口をバーナの端部よりも外側に
配置しておいて、フアン吐出口からの吐出風をバ
ーナ両端部の内側域へ導くに先立ち壁に衝突させ
ることで減勢させ(静圧変換)て、バーナへの空
気供給量を均一化することも考えられるが、複数
仕切板によりダクト内を複数流路に仕切る手段で
はダクト内構造が極めて複雑となり、一方、吐出
風を壁に衝突させて減勢させる手段ではフアンの
動力ロス(エネルギロス)が増大すると共に、フ
アン吐出口をバーナ端部よりも外側に配置する構
成故に装置の大型化を招くことになる。
これに対して、本考案の特徴構成によれば、前
述の如く、貫流フアン本来の送風特性をむしろ利
用する形態で、貫流フアンの回転軸芯方向視での
バーナ軸方向における空気供給量の均一化を図る
ものであるから、複数の仕切板をダクト内に設け
る必要がなくて構造が簡単であり、又、壁への衝
突という手段をもつて吐出風を減勢させることも
ないから、フアンの動力ロスの増大を回避でき、
更には、吐出口をバーナ両端部よりも内側に配置
する構成であるから装置の大型化をも回避でき
る。
〔考案の効果〕
以上作用の結果、本考案によれば、構造の複雑
化や、フアンの動力ロスの増大といつたことを回
避しながら、又、装置の大型化も回避しながら、
貫流フアンの回転軸芯方向に沿うバーナ幅方向、
及び、貫流フアンの回転軸芯方向視でのバーナ幅
方向のいずれの幅方向においても、バーナの全幅
に亘つて極力均一に燃焼用空気を供給させて、バ
ーナ全体を良好に燃焼させることができるように
なつた。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を説明する。
第4図は瞬間湯沸器の概略構成を示し、水管型
の水加熱用熱交換器1、それを加熱するバーナ
2、及び、燃焼用空気を強制通風する貫流フアン
3が装備され、バーナ2に対する燃料ガス供給管
路4には、セフテイー電磁弁5、ガスガバナー
6、及び、能力切替電磁弁7が、又、水加熱用熱
交換器1に対する給水管路8には、水ガバナー9
及び水流スイツチ10が夫々介装されている。
水加熱用熱交換器1からの給湯管路11は延設
配管12を介して出湯栓13に接続される。
この瞬間湯沸器の作動について説明すると、出
湯栓13の開き操作に伴う水流スイツチ10の
ON作動に基づいて、制御器14によりフアン3
が起動されると共にセフテイー電磁弁5が開き操
作され、かつ、点火プラグ15Aが起動されてバ
ーナ2が着火する。
又、出湯栓13の閉じ操作に伴う水流スイツチ
10のOFF作動に基づいて、同じく制御器14
によりセフテイー電磁弁5が閉じ操作されてバー
ナ2が消火し、かつ、フアン3が停止される。
図中15Bはバーナ燃焼炎の有無を検出するフ
レームロツドであり、そのフレームロツド15B
の検出結果に基づいて、バーナ着火ミスや立ち消
え、あるいは、不完全燃焼が生じたときにはセフ
テイー電磁弁5が自動的に遮断される。
水加熱用熱交換器1、バーナ2、及び、貫流フ
アン3の具体的組付構造については、第1図ない
し第3図に示すように、横断面形状が長方形形状
の縦向き筒状体16を設け、その筒状体16の下
端側に、バーナ2を筒状体16の横断面のほぼ全
面にわたらせて収納すると共に、筒状体16の上
端側開口部に水管型の水加熱用熱交換器1を装備
し、もつて、筒状体16の内部をバーナ2から水
加熱用熱交換器1への燃焼ガス流動経路Fとして
ある。
筒状体16は、バーナ収納部分16Aと燃焼ガ
ス流動経路形成部分16Bとに分割形成されてお
り、両者16A,16Bはフランジ接合により一
体化されている。
一方、貫流フアン3は、筒状体16の下方側仮
想延長角筒部16′に貫流フアン3のほぼ全体
(フアンケース3Aを含む)が納まるように、か
つ、フアン回転軸芯Pが筒状体16の横断面形状
の長辺方向に沿うように配置されている。
つまりバーナ2及び水加熱用熱交換器1の形状
設定により角筒状体16の横断面形状を偏平率の
大きな長方形形状としながら、筒状体16の横断
面形状と貫流フアン3の回転半径方向視における
投影形状とが上下方向視においてほぼ過不足無く
重なり合うように、筒状体16と貫流フアン3と
を相対配置してあり、それによつて、水加熱用熱
交換器1、バーナ2、及び、貫流フアン3から成
る湯沸器主要部の全体構成をコンパクトで、か
つ、厚み寸法の小さな直方体状にして、湯沸器全
体構成のコンパクト化並びに薄型化を図つてあ
る。
図中17は貫流フアン駆動用のモータである。
又、18は湯沸器外装ケーシングであり、湯沸器
主要部のコンパクト化及び薄型化を裏付けとし
て、外装ケーシング18も薄型な直方体形状とな
つている。そして、外装ケーシング18の上面部
には、角筒状体16の上端側開口に連通する排気
口19が、更に、外装ケーシング18の前面下部
には貫流フアン3の吸込口に連通する吸気口20
が夫々形成されている。
さらに、図中21は給水用継手、22は給湯用
継手、23はガス用継手であり、又、27は湯沸
器取付用金具である。
前記貫流フアン3からの燃焼用空気をバーナ2
に供給する構造について説明すれば、第1図に示
すように、燃焼用空気を出口側のバーナ2に供給
する流路形成用のダクト24が、貫流フアン3の
回転軸芯方向視にて、出口側ほぼ流路幅を拡げる
ように末拡がり状に形成される状態で、前記筒状
体16におけるバーナ収納部分16Aの下端側開
口部から連設され、ダクト24の入口側に、貫流
フアン3が、フアンケーシング3Aをダクト24
に連設する状態で設けられている。
詳述すると、貫流フアン3の回転軸芯方向視お
いて、貫流フアン3の吐出口25がバーナ2の両
端部よりも内側に配置されていると共に、貫流フ
アン3における吐出口25の舌部形成側口縁25
Aとは反対側の口縁25Bがバーナ2の端部側に
位置されるように、吐出口25をバーナ端部側に
片寄らせる状態で貫流フアン3が配置され、そし
て、前記ダクト24が、貫流フアン3における吐
出口25の舌部形成側口縁25Aの横側方にのみ
流路を拡げるようにすべく、舌部形成用側口縁2
5Aに連なる側壁24Aを傾斜姿勢に、且つ、他
側方の側壁24Bを鉛直姿勢にするように形成さ
れ、さらに、吐出口25の舌部形成用口縁25か
ら延出される空気案内面Uの形成用板片26が、
フアンケーシング3Aに一体連設され、そして、
空気案内面Uが、吐出口25が片寄る側とは反対
側のバーナ端部側に傾斜されている。
要するに、回転軸芯方向全幅に亘る吐出口25
より送風できる貫流フアン3を用いて、貫流フア
ン3の回転軸芯方向に沿うバーナ幅方向において
は、吐出口25からの送風空気を単にバーナ2に
供給するだけで、バーナ2の全幅に適切に燃焼用
空気を供給するようにし、そして、貫流フアン3
の回転軸芯方向視にて、バーナ幅よりも小さな吐
出口25からの送風空気をバーナ幅方向に拡げて
供給するに、吐出口25の舌部形成側口縁25A
とは反対側の口縁25Bに近い部分より送風され
る空気を、吐出口25の横側方に拡げることなし
に、バーナ端部側に片寄つて位置する吐出口25
に対向するバーナ部分に供給させ、且つ、吐出口
25の舌部形成側口縁25Aに近い部分より送風
される空気を、空気案内面Uによつて吐出口25
の横側方に拡げるようにしながら、吐出口25に
対向しないバーナ部分に供給させるようにしてあ
る。
〔別実施例〕
本考案の燃焼装置は、湯沸器に適用する他、炉
等、その他各種のものに適用でき、そして、湯沸
器に適用する場合においても、横倒れ姿勢で設置
する形式のもの等、各種形式の湯沸器に適用でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は貫流フアン装着部の縦断側面図、第2
図は湯沸器の縦断側面図、第3図は同縦断正面
図、第4図は同概略構成図である。第5図は従来
例の縦断側面図である。 2……バーナ、3……貫流フアン、24……ダ
クト、24A……側壁、25……吐出口、25A
……舌部形成側口縁、25B……口縁、U……空
気案内面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入口側に接続された貫流フアン3からの燃焼用
    空気を出口側のバーナ2に供給する流路形成用の
    ダクト24を、前記貫流フアン3の回転軸芯方向
    視にて、出口側ほど流路幅を拡げるように末拡が
    り状に形成した燃焼装置であつて、前記貫流フア
    ン3の回転軸芯方向視において、前記貫流フアン
    3の吐出口25を前記バーナ2の両端部よりも内
    側に位置するように配置すると共に、前記貫流フ
    アン3における前記吐出口25の舌部形成側口縁
    25Aとは反対側の口縁25Bを前記バーナ2の
    端部側に位置させるように、前記吐出口25がバ
    ーナ端部側に片寄る状態で前記貫流フアン3を配
    置するとともに、前記ダクト24を、前記吐出口
    25の前記舌部形成側口縁25Aの横側方にのみ
    流路を拡げるようにすべく、前記舌部形成側口縁
    25Aに連なる側壁24Aのみが傾斜姿勢となる
    ように形成し、前記吐出口25の前記舌部形成側
    口縁25Aから延出される空気案内面Uを、前記
    吐出口25が片寄る側とは反対側のバーナ端部側
    に傾斜させた状態で設けてある燃焼装置。
JP1985163142U 1985-10-24 1985-10-24 Expired JPH0216131Y2 (ja)

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JPS6270240U JPS6270240U (ja) 1987-05-02
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6179745U (ja) * 1984-10-30 1986-05-28
JPH029255Y2 (ja) * 1984-12-10 1990-03-07

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JPS6270240U (ja) 1987-05-02

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