JPH0743021A - 貯湯式ボイラ - Google Patents

貯湯式ボイラ

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JPH0743021A
JPH0743021A JP19101293A JP19101293A JPH0743021A JP H0743021 A JPH0743021 A JP H0743021A JP 19101293 A JP19101293 A JP 19101293A JP 19101293 A JP19101293 A JP 19101293A JP H0743021 A JPH0743021 A JP H0743021A
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Akira Osawa
晃 大沢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 貯湯式ボイラにおいて、バーナが消火されて
いるときに発生するドラフトを防止して、省エネを図
る。 【構成】 貯湯槽2の内部に、バーナ3からの燃焼ガス
を通過させて貯湯槽2の湯水を加熱する通気部Hが設け
られた貯湯式ボイラにおいて、通気部Hの空気の流れを
遮断する閉じ手段Sが設けられ、その閉じ手段Sを、バ
ーナ3の点火に伴って開き状態にし且つバーナ3の消火
に伴って閉じ状態にする制御手段16が設けられてい
る。又、バーナ3に燃焼用空気を導く燃焼用空気供給路
6が設けられ、閉じ手段Sが燃焼用空気供給路6を開閉
するように設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、貯湯槽の内部に、バー
ナからの燃焼ガスを通過させて前記貯湯槽の湯水を加熱
する通気部が設けられた貯湯式ボイラに関する。
【0002】
【従来の技術】かかる貯湯式ボイラは、バーナからの燃
焼ガスを通過させて貯湯槽の湯水を加熱する通気部が、
貯湯槽の内部に設けられているため、多量の湯を貯留で
きなががら外形形状がコンパクトであるという特徴があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、バーナ
が消火されているときには、通気部を自然に空気が流れ
る、いわゆるドラフトが発生する。ドラフトが発生する
と、ドラフトによる空気の流れに対して、通気部におい
て、貯湯槽に貯蔵されている熱量が放熱されるため、貯
湯槽に貯留されている湯の温度の低下が速まり、ひいて
は、バーナの燃料消費量が多くなるという問題があっ
た。
【0004】本発明は、かかる実情に鑑みて成されたも
のであり、その目的は、バーナが消火されているときに
発生するドラフトを防止して、省エネを図ることにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による貯湯式ボイ
ラの第1の特徴構成は、前記通気部の空気の流れを遮断
する閉じ手段が設けられ、その閉じ手段を、前記バーナ
の点火に伴って開き状態にし且つ前記バーナの消火に伴
って閉じ状態にする制御手段が設けられている点にあ
る。
【0006】第2の特徴構成は、前記バーナに燃焼用空
気を導く燃焼用空気供給路が設けられ、前記閉じ手段が
前記燃焼用空気供給路を開閉するように設けられている
点にある。
【0007】第3の特徴構成は、前記貯湯槽の湯水の温
度を検出する温度検出手段が設けられ、前記制御手段
が、前記温度検出手段の検出情報に基づいて、前記湯水
の温度が設定温度以上になると前記バーナを消火し、且
つ、前記湯水の温度が前記設定温度より低くなると前記
バーナを点火するように構成されている点にある。
【0008】
【作用】第1の特徴構成によれば、閉じ手段は、バーナ
の消火に伴って制御手段によって閉じ状態にされるの
で、バーナが消火されているときに、通気部を空気が流
れるのを防止することができる。
【0009】第2の特徴構成による作用は以下の通りで
ある。例えば、通気部を開閉するように、あるいは、通
気部に接続された排気路を開閉するように、閉じ手段を
設ける場合は、閉じ手段は高温の燃焼ガスと直接接触す
るので、閉じ手段の熱に対する対策を厳重にする必要が
あるが、燃焼用空気供給路を開閉するように、閉じ手段
を設ける場合は、燃焼用空気供給路を通流する燃焼用空
気の温度は低いので、閉じ手段の熱に対する対策は、前
述の如き、閉じ手段が高温の燃焼ガスと直接接触する場
合ほど厳重にする必要がない。
【0010】第3の特徴構成によれば、制御手段によっ
て、湯水の温度が設定温度以上になるとバーナが消火さ
れ、且つ、湯水の温度が設定温度より低くなるとバーナ
が点火されて、貯湯槽の湯の温度が調節される。そし
て、バーナが消火されているときは、閉じ手段は閉じ状
態にされている。尚、この場合は、バーナに対するイン
プット量を調整することにより貯湯槽の湯水の温度を調
節する場合に比べて、バーナが消火されている間隔が長
くなる。
【0011】
【発明の効果】第1の特徴構成によれば、バーナが消火
されているときに発生するドラフトを防止することがで
きるので、省エネを図ることができるようになった。更
に、第2の特徴構成によれば、本発明を実施するための
コストを低減することができる。第3の特徴構成によれ
ば、バーナが消火されている間隔が長くなるような貯湯
式ボイラにおいて、より一層省エネを図ることができる
ようになった。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づいて実施例を説明する。図
1に示すように、外装ケーシング1の内部に貯湯槽2を
設け、貯湯槽2の下部にバーナ3を設け、そのバーナ3
の燃焼室4を貯湯槽2の内部の下方に設けてある。バー
ナ3に燃焼用空気を導く燃焼用空気供給路6、及び、バ
ーナ3に燃料ガスを供給する燃料ガス供給路7を、バー
ナ3の混合室3aに接続し、燃焼用空気供給路6には、
ファン5を介装してある。貯湯槽2の内部に配置した多
数の煙管8の一端を燃焼室4に接続し、他端を排気路9
に接続してある。図中の10は、貯湯槽2に給水する給
水路、11は貯湯槽2の湯を出湯する出湯路、12は貯
湯槽2の水を排水する排水路である。外装ケーシング1
には、換気用及びバーナ3に対する燃焼用空気の取り入
れようとして、ガラリ1aを形成してある。
【0013】要するに、ファン5により燃焼用空気が燃
焼用空気供給路6を通じて混合室3aに供給され、一
方、燃料ガス供給路7を通じて燃料ガスが混合室3aに
供給され、それら燃焼用空気と燃料ガスとが混合室3a
にて混合され、その混合ガスが整流板3bにて均等分散
されて各炎孔3cから燃焼室4に噴出されて燃焼し、そ
の燃焼ガスは煙管8を通過する過程で貯湯槽2に貯留さ
れている湯水を加熱した後、排気路9を通じて外部に排
出されるのである。従って、煙管8は、バーナ3からの
燃焼ガスを通過させて貯湯槽2の湯水を加熱する通気部
Hとして機能する。
【0014】図2及び図3に示すように、燃焼用空気供
給路6の円形の空気吸入口6aには、その空気吸入口6
aを開閉するダンパー14を設けてある。ダンパー14
は、円形の空気吸入口6aの直径に沿った軸芯P1回り
に回転自在に設けたダンパー板14aと、そのダンパー
板14aを回転駆動する電動モータ14bとから構成し
てある。
【0015】図1に示すように、貯湯槽2の湯水の温度
を検出する温度検出手段としての温度センサ13を設け
てあり、燃料ガス供給路7には電磁式の開閉弁15を介
装してある。図1中の16は、貯湯式ボイラの各種制御
を司る制御装置であり、以下、制御装置16の制御作動
について説明する。尚、制御装置16は、図2及び図3
の(イ)に示すように、ダンパー板14aを空気吸入口
6aの開口面方向と直交する状態で静止させる状態と、
図2及び図3の(ロ)に示すように、ダンパー板14a
を前記開口面方向と平行な状態で静止させる状態とに背
反的に切り換えるように、電動モータ14bの作動を制
御するが、以下の説明では、ダンパー板14aを前記開
口面方向と直交する状態で静止させる状態を、燃焼用空
気供給路6を開く開き状態と称し、一方、ダンパー板1
4aを前記開口面方向と平行な状態で静止させる状態
を、燃焼用空気供給路6を閉じる閉じ状態と称すること
にする。
【0016】制御装置16は、運転スイッチ(図示せ
ず)から運転開始が指令されると、ダンパー板14aが
前記開き状態になるように電動モータ14bを制御する
とともに、開閉弁15を開成し、ファン5を作動し、点
火プラグ(図示せず)を作動してバーナ3を点火する点
火制御を実行する。
【0017】続いて、温度センサ13の検出温度が所定
の設定温度に達すると、開閉弁15を閉成し、ファン5
を停止してバーナ3を消火する消火制御を実行するとと
もに、ダンパー板14aが前記閉じ状態になるように電
動モータ14bを制御する。続いて、温度センサ13の
検出温度が前記設定温度よりも低くなると、ダンパー板
14aが前記開き状態になるように電動モータ14bを
制御するとともに、前記点火制御を実行する。
【0018】以後、前記運転スイッチから運転停止が指
令されるまで、上述の如き、温度センサ13の検出温度
に基づく、ダンパー板14aの前記開き状態/前記閉じ
状態の切り換え制御、及び、バーナ3の前記点火制御/
前記消火制御を実行する。続いて、前記運転スイッチか
ら運転停止が指令されると、前記消火制御を実行すると
ともに、ダンパー板14aが前記閉じ状態になるように
電動モータ14bを制御する。従って、ダンパー14
は、煙管8の空気の流れを遮断する閉じ手段Sとして機
能し、制御装置16は、バーナ3の点火に伴ってダンパ
ー14を前記開き状態にし且つバーナ3の消火に伴って
ダンパー14を前記閉じ状態にする制御手段として機能
する。
【0019】〔別実施例〕次に別実施例を列記する。 通気部Hの具体構成は、上記実施例の構成に限定さ
れるものではなく種々の構成が可能であり、例えば、燃
焼ガスが通流する蛇行状の伝熱管の外周部に多数の伝熱
板を付設した熱交換器でも良い。
【0020】 燃焼用空気供給路6の空気吸入口6a
の形状は、上記実施例のように円形に限定されるもので
はなく、種々の形状が可能であり、例えば、正方形や長
方形でも良い。
【0021】 閉じ手段Sの具体構成は、上記実施例
の構成に限定されるものではなく種々の構成が可能であ
り、例えば、図4に示すように、正方形の空気吸入口6
aの一側縁に沿った軸芯P2回りに揺動自在に設けたダ
ンパー板17aと、そのダンパー板17aを揺動駆動す
る電動モータ17bとから構成されるダンパ17でも良
い。
【0022】 閉じ手段Sは、通気部Hを開閉するよ
うに設けたり、排気路9を開閉するように設けてもよ
い。但し、上記実施例に示すように、燃焼用空気供給路
6を開閉するように設ける方が高温の燃焼ガスと接触し
ないので、熱に対する対策の面で有利である。
【0023】 貯湯槽2の内部における通気部Hの配
置位置は、適当に変更することができる。 燃焼室4は、貯湯槽2の外部に設けてもよい。 バーナ3の具体構成、燃料の種類は適当に変更でき
る。
【0024】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる貯湯式ボイラの縦断右
側面図
【図2】貯湯式ボイラの閉じ手段の後面図
【図3】貯湯式ボイラの閉じ手段の一部切り欠き右側面
【図4】別実施例にかかる貯湯式ボイラの閉じ手段を示
す図
【符号の説明】
2 貯湯槽 3 バーナ 6 燃焼用空気供給路 13 温度検出手段 16 制御手段 H 通気部 S 閉じ手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯湯槽(2)の内部に、バーナ(3)か
    らの燃焼ガスを通過させて前記貯湯槽(2)の湯水を加
    熱する通気部(H)が設けられた貯湯式ボイラであっ
    て、 前記通気部(H)の空気の流れを遮断する閉じ手段
    (S)が設けられ、その閉じ手段(S)を、前記バーナ
    (3)の点火に伴って開き状態にし且つ前記バーナ
    (3)の消火に伴って閉じ状態にする制御手段(16)
    が設けられている貯湯式ボイラ。
  2. 【請求項2】 前記バーナ(3)に燃焼用空気を導く燃
    焼用空気供給路(6)が設けられ、前記閉じ手段(S)
    が前記燃焼用空気供給路(6)を開閉するように設けら
    れている請求項1記載の貯湯式ボイラ。
  3. 【請求項3】 前記貯湯槽(2)の湯水の温度を検出す
    る温度検出手段(13)が設けられ、前記制御手段(1
    6)が、前記温度検出手段(13)の検出情報に基づい
    て、前記湯水の温度が設定温度以上になると前記バーナ
    (3)を消火し、且つ、前記湯水の温度が前記設定温度
    より低くなると前記バーナ(3)を点火するように構成
    されている請求項1又は2記載の貯湯式ボイラ。
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