JPH0215958Y2 - - Google Patents

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JPH0215958Y2
JPH0215958Y2 JP10808285U JP10808285U JPH0215958Y2 JP H0215958 Y2 JPH0215958 Y2 JP H0215958Y2 JP 10808285 U JP10808285 U JP 10808285U JP 10808285 U JP10808285 U JP 10808285U JP H0215958 Y2 JPH0215958 Y2 JP H0215958Y2
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JP
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carport
basement
support
ceiling slab
opening
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JP10808285U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はカーポートのスペースの地下を利用し
た地下室付きカーポートに関する。
〔従来の技術〕
従来、カーポートではそのスペースが車庫以外
には利用されておらず、土地利用の面から極めて
無駄であつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記現情に鑑みてなされたものであつ
て、その目的とするところは、カーポートのスペ
ースに地下室を構成し、地上に目立つ構造物を構
築することなく土地の立体的な有効利用を計ると
共に出入が容易で雨水等の流入がなく、かつ自然
換気及び自然採光される地下室を提供せんとする
ものである。
〔目的を達成するための手段〕
前記目的を達成するため本考案は、カーポート
を設置する地盤を当該カーポートのスペースとほ
ぼ同形に所定深さ堀下げ、該堀下げ底面にアンカ
ーウエイトを置設し、該アンカーウエイトの上面
に床スラブ、壁パネル及び上面がカーポートの床
面となる天井スラブを水密に接合して成る地下室
を前記天井スラブの上面が当該カーポートの地盤
面とほぼ同一面となるように埋設し、前記天井ス
ラブの一隅に開口部を設けて該開口部と前記床ス
ラブとの間に昇降用はしごを架設し、又前記天井
スラブの周縁部に前記地下室に連通するパイプで
成る複数の支柱受けを立設し、該支柱受けにパイ
プで成る支柱を嵌着して該支柱の上部に屋根を支
持し、前記支柱の上部側面に前記地下室に通じる
換気口を穿設して地下室付きカーポートを構成し
たものである。
〔作用〕
従つて本考案に係る地下室付きカーポートは、
地上部は従来と同様の簡易車庫となり、地下はカ
ー用品その他の収納庫等に利用でき、地上に目立
つ構造物を設けることなしに土地の立体的な有効
利用が可能となる。
〔実施例〕
以下本考案を図示の一実施例に基いて詳細に説
明する。
第1図は本考案実施例の垂直断面図、第2図は
同実施例の分解斜視図で、図に示すごとく、カー
ポート1を設置する地盤を当該カーポート1の床
面とほぼ同形に所定深さ堀下げ、該堀下げ底面に
コンクリートブロツク等で成るアンカーウエイト
2を置設し、地下水による浮上がり防止の重量と
する。このアンカーウエイト2の上面に床スラブ
3をアンカーウエイト2に設けたアンカーボルト
4に止着して固定し、床スラブ3の上面に升形に
組立てた壁パネル5を埋設し、升形の壁パネル5
の上面に天井スラブ6を水密に接合して地下室7
を構成する。
天井スラブ6は当該カーポート1の床面ともな
るもので格納する自動車8を支持するに足る強度
とし、上面が地盤面と同一面となるように設置す
る。天井スラブ6の一隅には開口部9が設けら
れ、又上面周縁部に地下室7に連通する角パイプ
で成る複数(図示実施例では天井スラブ6の四隅
に4本)の支柱受け10が立設される。開口部9
には地下室7へ雨水の侵入防止と採光のため透明
体で成るハツチカバー11が着脱自在に被着さ
れ、又地下室7へ出入するためのはしご12が設
けられる。又柱受け10には夫々角パイプで成る
支柱13が嵌着され、支柱13の上部に屋根14
が取付けられる。支柱13の上部側面の雨の吹き
込まない位置に換気口15が穿設され、地下室7
は支柱受け10及び支柱13のパイプ孔を通じて
外気と連通される。
なお、支柱受け10及び支柱13は丸パイプで
もよく、又数及び配置はカーポート1の四隅に4
本と限らずカーポート1の両長辺上に2対以上設
ける場合もあり、さらに一長辺上に2本以上設け
屋根14を片持ちにする場合もある。
第3図は換気口15を角パイプ支柱13の相交
わる2面に穿設した実施例を示し、第4図はこの
支柱13をカーポート1の四隅に設け各支柱1
3,13′の換気口15を互いに対向させて配置
した状態を示している。ここで風が矢印で示すカ
ーポート1の長辺に向う方向から吹いた場合、風
下側の支柱13′の換気口15′は正圧、風上側の
支柱13の換気口15は負圧となつて空気は風下
側の換気口15′から風上側の換気口15へ抜け
地下室7の自然換気が行われる。風が上記と直角
の方向から吹いた場合も前記換気口と直角方向の
換気口によつて同様の換気が行われる。
第5図は角パイプ支柱の一稜線上に換気口1
5″を穿設した実施例を示し、この換気口15″は
支柱13を結ぶ四辺形の各対角線上に対向して配
置され、全周方向からの風に対して一つの換気口
で換気作用を行う。
上記構成の地下室付きカーポートは、地上部は
従来と同様の簡易車庫となり、地下室はカー用品
その他の収納庫となり、地下室へは開口部からは
しごによつて出入でき、開口部の透明体で成るハ
ツチカバーによつて地下室への雨水等の流入が防
止されると共に採光され、又換気ダクト兼用の支
柱によつて地下室内の自然換気が行われる。
〔考案の効果〕
以上詳述したように本考案では、従来車庫以外
に利用されなかつたカーポートのスペースに地下
室を構成したことにより、地上に目立つ構造物を
構築することなく土地の立体的な有効利用が計ら
れると共に、地下室は出入が容易で雨水等の流入
が防止され、かつ自然換気及び自然採光されると
いう実利的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の垂直断面図、第2図は
同実施例の分解斜視図、第3図は換気口の一実施
例を示す斜視図、第4図は第3図の換気口の換気
作用を説明する配置図、第5図は換気口の他の実
施例を示す斜視図である。 1……カーポート、2……アンカーウエイト、
3……床スラブ、4……アンカーボルト、5……
壁パネル、6……天井スラブ、7……地下室、8
……自動車、9……開口部、10……支柱受け、
11……ハツチカバー、12……はしご、13…
…支柱、14……屋根、15……換気口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) カーポートを設置する地盤を当該カーポート
    のスペースと、ほぼ同形に所定深さ堀下げ、該
    堀下げ底面にアンカーウエイトを置設し、該ア
    ンカーウエイトの上面に床スラブ、壁パネル及
    び上面がカーポートの床面となる天井スラブを
    水密に接合して成る地下室を前記天井スラブの
    上面が当該カーポートの地盤面とほぼ同一面と
    なるように埋設し、前記天井スラブの一隅に開
    口部を設けて該開口部と前記床スラブとの間に
    昇降用はしごを架設し、又前記天井スラブの周
    縁部に前記地下室に連通するパイプで成る複数
    の支柱受けを立設し、該支柱受けにパイプで成
    る支柱を嵌着して該支柱の上部に屋根を支持
    し、前記支柱の上部側面に前記地下室に通じる
    換気口を穿設して成る地下室付きカーポート、 (2) 前記天井スラブの開口部に透明体で成るハツ
    チカバーを着脱自在に被着したことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の地下室
    付きカーポート、 (3) 前記支柱受け及び支柱は前記天井スラブで成
    るカーポート床面の四隅に設け、前記換気口は
    前記支柱を結ぶ四辺形の辺上に対向する支柱側
    面、又は前記四辺形の対角線上に対向する側面
    に穿設したことを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項又は第2項記載の地下室付きカー
    ポート。
JP10808285U 1985-07-15 1985-07-15 Expired JPH0215958Y2 (ja)

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JP10808285U JPH0215958Y2 (ja) 1985-07-15 1985-07-15

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JPS6216647U JPS6216647U (ja) 1987-01-31
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JP4996947B2 (ja) * 2007-03-02 2012-08-08 三井ホーム株式会社 地下構造物及びその施工方法

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JPS6216647U (ja) 1987-01-31

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