JP4996947B2 - 地下構造物及びその施工方法 - Google Patents
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このような観点から本発明は、地下構造物の浮き上がりを防止すると共に、容易に施工することができる地下構造物及びその施工方法を提供することを課題とする。
本発明の最良の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、第一実施形態に係る地下構造物の一部透視斜視図である。図2は、第一実施形態に係る地下構造物を示した図であって、図1のA−A線断面図である。図3は、第一実施形態に係る地下構造物の中間部材を示した図であって、(a)は斜視図、(b)は(a)のB−B線平面図である。図4は、第一実施形態に係る地下構造物の背面側端部部材を示した図であって、(a)は斜視図、(b)は(a)のC−C線断面図である。図5は、第一実施形態に係る地下構造物の隣り合う中間部材同士の継ぎ手構造を示した平面図である。図6は、第一実施形態に係る地下構造物の端部部材と中間部材の接触面を示した平面図である。図7は、第一実施形態に係る地下構造物の箱状体の平面図である。図8は、第一実施形態に係る地下構造物の接合部に係る図であって、(a)は、正面図、(b)は、(a)のE−E線断面図である。図9は、第一実施形態に係る施工方法を示した図であって、(a)は、カウンターウエイト載置工程、(b)は、中間部材設置工程、(c)は、背面側端部部材設置工程、(d)は、中間部材並設工程、(e)は、正面側端部部材設置工程を示した斜視図である。
なお、説明中の上下、左右、正面、背面は、図1の矢印に従うこととする。また、単に内側、外側とは、箱状体2に対する内側、外側をいう。
基台部Fは、掘削された穴の底面に割栗石を敷き詰めて上面が平坦になるように形成されている。基台部Fは、必ずしも必要なものではなく、地面の性質を考慮して適宜設ければよい。
箱状体2は、図1及び図2に示すように、地下に空間を形成する地下構造物1の本体部分である。箱状体2は、上部が開放した平面視矩形の箱状を呈し、プレキャストコンクリートからなる躯体を連結して形成されている。即ち、箱状体2は、略同形状からなる複数の中間部材3(3a〜3d)と、中間部材3の両端を塞ぐ一対の端部部材4(4a,4b)とを連結して形成されている。箱状体2は、中間部材3及び端部部材4から形成された底面部5と、底面部5の縁部から立設された壁面部6,6,6,6とを有する。
ここで、壁面部6は、正面側、背面側、左側、右側に配置されているものをそれぞれ、正面側壁面部6a、背面側壁面部6b、左側壁面部6c、右側壁面部6dとする。また、箱状体2の底面部5には、正面側壁面部6aから背面側壁面部6bに向けて連続して形成された凹溝部8が形成されている。
中間部材3は、図1及び図3に示すように、箱状体2の底面部5、左側壁面部6c及び右側壁面部6dを形成する部材である。中間部材3a〜3dは、略同等の部材であるため、中間部材3aを例にして説明する。
中間部材3aは、断面視略U字状を呈し、底面部5を形成する中間底面部11と、中間底面部11の両端から鉛直に立設し、左側壁面部6c及び右側壁面部6dを形成する一対の中間壁面部12,12とを有する。また、中間部材3は、図3の(b)に示すように、正面側の面に形成された第一シーリング溝15と、背面側の面に形成された第二シーリング溝16及びシール溝18(図2参照)と、を有する。
ここで、中間底面部11及び中間壁面部12のうち、他の中間部材3又は端部部材4と接触する正面側の面を正面側接触面13、背面側の面を背面側接触面23とする(図2参照)。
なお、第一漏水確認用溝20は、第一実施形態においては上記したように形成したが、
必ずしも正面側接触面13から背面側接触面23に亘って連通して形成される必要はなく、正面側接触面13及び背面側接触面23のうち、少なくともいずれか一方の面から延設されていればよい。
第一漏水確認用溝20及び第二漏水確認用溝21は、第一実施形態においては、共に断面視台形(図2参照)に形成されているが、これに限定されるものではなく、例えば断面視円形状や三角形状に形成してもよい。
端部部材4は、図1及び図4に示すように、箱状体2の両端を形成する部材である。端部部材4は、正面側に配設される正面側端部部材4aと背面側に配設される背面側端部部材4bとからなる。正面側端部部材4aと背面側端部部材4bは、略同等の形状であるため、背面側端部部材4bを例にして説明する。
端部底面部31は、箱状体2の底面部5を形成する部材である。端部底面部31は、下方に向けて突出した端部凹溝部34と、端部底面部31の上面に形成された第一漏水確認用溝80と、第一漏水確認用溝80から延設された第二漏水確認用溝81と、を有する。
第一漏水確認用溝80及び第二漏水確認用溝81は、第一実施形態においては、共に断面視台形(図2参照)に形成されているが、断面視円形状や三角形状に形成してもよい。
第一シーリング用切欠き部35は、図4の(b)に示すように、正面側接触面33の内側の縁部に切り欠いて形成された溝である。第一シーリング用切欠き部35は、正面側接触面33のうち、端部壁面部32の上端部及び内側の縁部、端部底面部31の内側の縁部に亘って連続して形成されている。シール構造の詳細については後記する。
正面側端部部材4aの背面側接触面は、中間部材3の背面側接触面23と同等の形状であるため、図2を参照して説明する。正面側端部部材4aの背面側接触面23は、背面側接触面23形状に沿って、シール溝18が形成されている。また、背面側接触面23の内側の縁部には、第二シーリング用切欠き部16が形成されている。
即ち、中間部材3及び端部部材4の接触面のうち、正面側接触面には、第一シーリング用切欠き部が形成されており、背面側接触面には、第二シーリング用切欠き部及びシール溝が形成されている。
次に、中間部材3及び端部部材4の継ぎ手構造について説明する。
継ぎ手Tは、中間部材3と端部部材4及び中間部材3同士を連結するために用いるものである。継ぎ手Tは、第一実施形態においては、図3及び図4に示すように、中間部材3と端部部材4との接触部分又は中間部材3同士の接触部分において、中間壁面部12、端部壁面部32及び凹溝部8の立上り部14b,34bに形成されている。継ぎ手Tは、いずれの箇所においても同等のものを用いているため、壁面部6において隣り合う中間部材3が連結される場合を例にして説明する。
次に、中間部材3及び端部部材4の接触面のシール構造について説明する。シール構造Rは、中間部材3及び端部部材4の接触面にシール材を充填させることにより、接触面の密着性を高め、水の通り道を閉鎖するものである。
中間部材3と端部部材4及び中間部材3同士の接触面におけるシール構造Rは、全て同等であるため、中間部材3aと背面側端部部材4bとが接触する部分を例にして説明する。図6は、第一実施形態に係る中間部材3aと背面側端部部材4bの接触面を示した平面図である。
シール構造Rは、第一実施形態においては、箱状体2の内面側に形成されたシーリング溝17によるものと、接触面の内部に形成されたシール溝18によるものの2種類が設けられている。
漏水確認用溝Uは、図7に示すように、中間部材3と端部部材4及び中間部材3同士の目地から漏水があった場合に、水の流路となるものである。漏水確認用溝Uは、図7に示すように、第一漏水確認用溝20,80と第二漏水確認用溝21,81とからなる。
第一漏水確認用溝20,80は、中間部材3及び端部部材4が連結されることにより、壁面部6に沿って連通して形成される。また、第二漏水確認用溝21,81は、第一漏水確認用溝20又は80から箱状体2の内側に向かってそれぞれ形成されている。
例えば、箱状体2を1体のプレキャストコンクリートから形成してもよい。即ち、プレキャストコンクリートの数及び形状は、箱状体2の所望の大きさや形状に合わせて適宜設定すればよい。また、箱状体2の形状は、平面視矩形に形成したが、平面視円形又は他の多角形状であってもよい。また、例えば、中間部材を筒状に形成して、箱状体2の天井部分を形成してよい。
カウンターウエイトHは、図1及び図2に示すように、地下水の浮力に抵抗するために、錘の役割を担う部材である。カウンターウエイトHは、一部面取り加工を施した直方体を呈し、第一実施形態においては4体用いている。カウンターウエイトHの上面には、後記する接合部Wに用いられる第二凹部41が、中間部材3の第一凹部対応する位置に形成されている(図9の(a)参照)。
箱状体2は、中央において下方に突出する凹溝部8を有する形態であるためそれ自体は不安定な形状であるが、このように凹溝部8を挟むようにカウンターウエイトHを設置することで安定して箱状体2を設置することができる。
接合部Wは、図1及び図8に示すように、中間部材3とカウンターウエイトHを接合する部分である。接合部Wは、図8の(b)に示すように、中間部材3の正面側接触面13に切り欠いて形成された第一凹部40と、カウンターウエイトHの上面を切り欠いて形成された第二凹部41と、第一凹部40及び第二凹部41にそれぞれ当接されたL型金具42と、L型金具42と中間部材3、L型金具42とカウンターウエイトHをそれぞれ留め付ける留付具m,m・・・と、中間部材3の側面及びカウンターウエイトHの上面にそれぞれ埋設されたインサート43と、第一凹部40及び第二凹部41に充填された充填材44とからなる。
次に、地下構造物1の施工方法について説明する。
地下構造物1における施工方法は、地面を掘削して穴を形成し、穴の底面を整地する整地工程と、整地された地面に平坦な基台部を形成する基台部形成工程と、基台部にカウンターウエイトを載置するカウンターウエイト載置工程と、カウンターウエイトの上面に中間部材を設置する中間部材設置工程と、中間部材の背面側に端部部材を設置する背面側端部部材設置工程と、複数の中間部材を並設する中間部材並設工程と、中間部材の正面側に正面側端部部材を設置する正面側端部部材設置工程と、を含むものである。
まず、掘削機等で地面に穴を掘り、穴の底面を平坦に整地する。
(基台部形成工程)
次に、整地された地面に割栗石等を敷き詰めて、平坦な基台部Fを形成する。基台部Fの厚さは、例えば、約10cm程度に形成する(図9の(a)参照)。
次に、図9の(a)に示すように、基台部Fの上部にカウンターウエイトHを載置する。第一実施形態においては、左右一対のカウンターウエイトHa,Hbを、凹溝部8の幅をあけて載置する。カウンターウエイトHaの上面には、第二凹部41(図8の(b)参照)が予め各カウンターウエイトHの上面に4箇所ずつ形成されている。
次に、図9の(b)に示すように、カウンターウエイトHa,Hbの上面に中間部材3aを設置する。第一実施形態においては、中間部材3のうち、最も背面側に相当する中間部材3aから載置すると共に、中間部材3aとカウンターウエイトHを接合部Wで接合する。
次に、図9の(c)に示すように、中間部材3aの背面側に背面側端部部材4bを設置する。中間部材3aと背面側端部部材4bの連結は、壁面部6及び凹溝部8の継ぎ手Tによって行う。
次に、図9の(d)に示すように、中間部材3aの正面側に中間部材3b設置する。カウンターウエイトHa,Hbの上面と中間部材3bを接合部Wで接続すると共に、中間部材3a及び3bを継ぎ手Tで連結する。同様の作業で、順次中間部材3c,3dを並設する。
最後に、図9の(e)に示すように、最も正面側に位置する正面側端部部材4aを設置する。中間部材3dと正面側端部部材4aの連結は、壁面部6及び凹溝部8の継ぎ手T(図示省略)によって行う。
次に、本発明に係る第二実施形態について説明する。なお、第一実施形態と重複する部分においては説明を省略し、第一実施形態と同一の部材は同一の符号を付すものとする。
図10は、第二実施形態を示した図であって、(a)は、全体斜視図、(b)は、接合部を示した断面図である。第二実施形態に係る地下構造物50は、カウンターウエイトHの上面と中間部材3を接続する接合部W1の構造において相違する。
次に、本発明に係る第三実施形態について説明する。なお、第一実施形態と重複する部分においては説明を省略し、第一実施形態と同一の部材は同一の符号を付すものとする。
図11は、第三実施形態に係る地下構造物を示した図であって、(a)は、全体斜視図、(b)は、中間部材の斜視図である。第三実施形態は、カウンターウエイトHを箱状体69の内部に載置する点において、第一実施形態と相違する。
また、カウンターウエイトH’の中央側の一端面66と、立壁部64の先端面65は、面一となるように形成されているため、底面部5の中央に凹溝部68が形成されている。また、カウンターウエイトH’の上面と立壁部64の上面は、面一に形成されている。
受け部63の変形例としては、例えば、図11の(b)に係る中間底面部62の中央側に中間壁面部12と平行に新たに立壁部(図示省略)を立設し、囲繞部を形成してもよい。そして、当該囲繞部に例えばコンクリート等の充填材を充填してカウンターウエイトを形成してもよい。これにより、型枠等を形成する必要がないため、カウンターウエイトを容易に形成することができる。
次に、本発明に係る第四実施形態について説明する。なお、第一実施形態と重複する部分においては説明を省略し、第一実施形態と同一の部材は同一の符号を付すものとする。
図12は、第四実施形態に係る地下構造物を示した図であって、(a)は、全体斜視図、(b)は、断面図である。第四実施形態は、底面部の内部にカウンターウエイトを形成する点において、第一実施形態と相違する。
中間部材71は、中間底面部72と、中間底面部72の両端から立設する一対の中間壁面部12,12とから形成されている。中間底面部72は、中間底面部72の上面から立設された一対の第一立面部74a及び第二立面部74bと、第一立面部74a、第二立面部74bから中間壁面部12,12に向かってそれぞれ延設された第一水平面部75a、第二水平面部75bと、第一水平面部75a及び第二水平面部75bに穿設された注入口76、76とを有する。
即ち、第一空間部73aは、中間壁面部12、中間底面部72、第一立面部74a及び第一水平面部75aによって囲まれて形成されている。また、第二空間部73bは、中間壁面部12、中間底面部72、第二立面部74b及び第二水平面部75bによって囲まれて形成されている。
地下構造物70に係る施工方法は、地面を掘削して穴を形成し、穴の底面を整地する整地工程と、整地した地面に平坦な基台部を形成する基台部形成工程と、基台部の上面に中間部材を設置する中間部材設置工程と、中間部材の背面側に端部部材を設置する背面側端部部材設置工程と、複数の中間部材を並設する中間部材並設工程と、中間部材の正面側に正面側端部部材を設置する正面側端部部材設置工程と、空間部にコンクリートを打設するコンクリート打設工程とを含むものである。
第一立面部、第二立面部の上端を覆うように水平面部を形成して、底面部5の中央に空間部を形成してもよい。これにより、当該空間部の両側に凹溝部が形成される。また、例えば、第一立面部、第二立面部を設けずに、第一水平面部と第二水平面部を連続させて一の水平面部として空間部を形成してもよい。
また、注入口76は、中間部材71を連結して形成された一の空間部73につき、最低二箇所あるのが好ましい。即ち、充填材を注入するための孔と、空気抜けのための孔があるのが好ましい。また、第一水平面部75a及び第二水平面部75bのうち少なくとも一方の上面に、前記した第一漏水確認用溝、第二漏水確認用溝を適宜形成してもよい。
例えば、第一実施形態に係る地下構造物1の底面部5の上面にカウンターウエイトを設置してもよい。また、第四実施形態に係る地下構造物70の底面部5の上面にカウンターウエイトを設置してもよい。即ち、各実施形態の特徴を組み合わせて地下構造物を形成してもよい。
2 箱状体
3 中間部材
4 端部部材
5 底面部
6 壁面部
8 凹溝部
11 中間底面部
12 中間壁面部
14 中間凹溝部
20 第一漏水確認用溝
21 第二漏水確認用溝
40 第一凹部
41 第二凹部
42 L型金具
63a 第一受け部
63b 第二受け部
73a 第一空間部
73b 第二空間部
H カウンターウエイト
W,W1接合部
Claims (7)
- 掘削された穴に間をあけて載置され、プレキャストコンクリートからなる一対のカウンターウエイトと、
底面部と、この底面部の縁部から立設された壁面部とを備える箱状体と、を有し、
前記箱状体は、プレキャストコンクリートからなる複数の部材を接続して構成されており、
前記底面部は、前記カウンターウエイトの上面に接続部を介して接続されており、
一対の前記カウンターウエイトの間に、前記底面部の一部を凹ませて形成され作業用ピットとして利用可能な凹溝部が形成されていることを特徴とする地下構造物。 - 前記カウンターウエイトの下面と、前記凹溝部に対応する前記底面部の下面とが面一になっていることを特徴とする請求項1に記載の地下構造物。
- 掘削された穴に載置され、底面部と、この底面部の縁部から立設された壁面部とを備える箱状体と、
前記底面部の上面に形成された受け部に嵌合されたプレキャストコンクリート製のカウンターウエイトと、を有し、
前記箱状体は、プレキャストコンクリートからなる複数の部材を接続して構成されており、
間をあけて設けられた一対の前記カウンターウエイトと前記底面部の上面とで構成され、作業用ピットとして利用可能な凹溝部が形成されていることを特徴とする地下構造物。 - 掘削された穴に載置され、内部に空間部を備えた底面部と、この底面部の縁部から立設された壁面部と、前記底面部の上面に穿設された注入口と、を有する箱状体と、
前記空間部に前記注入口から充填材を充填して形成されたカウンターウエイトと、を有し、
前記箱状体は、プレキャストコンクリートからなる複数の部材を接続して構成されており、
前記空間部は、前記壁面部と、前記底面部の上面に立設する立面部と、前記壁面部及び前記立面部に連続する水平面部とで構成され、前記底面部に間をあけて一対設けられており、
前記底面部の上面と一対の前記立面部とで構成され、作業用ピットとして利用可能な凹溝部が形成されていることを特徴とする地下構造物。 - 前記箱状体を構成する複数の前記部材同士の接触面にシール材が介設されており、
前記底面部の上面に、前記接触面から延設された漏水確認用溝が露出していることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の地下構造物。 - 前記漏水確認用溝は、前記接触面から前記凹溝部まで連続して設けられていることを特徴とする請求項5に記載の地下構造物。
- 請求項4に記載の地下構造物の施工方法であって、
地面に穴を掘り、底面を整地する整地工程と、
整地された前記底面に、プレキャストコンクリートからなる複数の部材を載置するとともにこれらの部材を接続して前記箱状体を形成する載置工程と、
前記空間部に、前記注入口から充填材を充填する充填工程と、
を含むことを特徴とする地下構造物の施工方法。
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