JPH02159563A - 診断システム - Google Patents

診断システム

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JPH02159563A
JPH02159563A JP63313527A JP31352788A JPH02159563A JP H02159563 A JPH02159563 A JP H02159563A JP 63313527 A JP63313527 A JP 63313527A JP 31352788 A JP31352788 A JP 31352788A JP H02159563 A JPH02159563 A JP H02159563A
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JP
Japan
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glucose
aic
glycated hemoglobin
sample
percentage
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JP63313527A
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English (en)
Inventor
Yoshio Watanabe
渡辺 吉雄
Hiroyuki Miyagi
宮城 宏行
Masako Mizuno
水野 昌子
Masao Kamahori
政男 釜堀
Junkichi Miura
順吉 三浦
Mamoru Taki
滝 守
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は液体クロマトグラフの診断システム。
たとえば糖尿病診断に好適な診断システムに関する。
〔従来の技術〕
従来、たとえば糖尿病の診断には、いわゆる糖負荷試験
が用いられており、この詳細はたとえば。
小坂掛徳編「糖尿病」(昭和55年、医歯薬出版)P1
81〜P186において知られている。
一方、この糖尿病の診断において、健診スクリーニング
や糖尿病、の長期コントロールの指標として、グリコヘ
モグロビン分画成分AICあるいは安定型A!cの重要
性が、論じられるようになってきた(第31回液体クロ
マトグラフ研究会講演要旨集第29巻(昭和63年)P
175〜P178参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような背景において、日本総合健診医学会勧告案(
1987年4月)によれば、空腹時の血糖値(FPG)
、すなわち血中グルコース濃度とグリコヘモグロビンA
 r cとの組合せにより耐糖能スクリーニングをし、
下記の条件を満足する受診者を要精検とし、75g糖負
荷試験を実施するとしている。
すなわち、Xを平均値、SDを標準偏差とすれば、 (1)FPG : 140mg/dl1以上(2)Al
c  : x+2SD以上 (3)FPGが110〜140■/准以上のときA+c
  :x+ISD以上 となっている。
しかし、従来にあっては、上記FPGはグルコース測定
用の試験紙あるいは酵素電極で測定し、またAICは液
体クロマトグラフまたは電気泳動法で測定し、それらの
結果を基に人が判断したものであり、操作性の点につい
て配慮がなされていないものであった。
本発明は、このような事情に基づいてなされたものであ
り、診断の操作性を良好にし、かつ自動的にデータ結果
が引き出せるようにした診断システムを提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
このような目的を達成するために1本発明は、試料が順
次導入されるグルコース分析部、グリコヘモグロビン分
析部を備えるものにあって、前記グルコース分析部およ
びグリコヘモグロビン分析部からの各測定値出力を演算
し、血糖値とグリコヘモグロビン分画成分Axeまたは
安定型AICの百分率を求める演算手段と、この演算手
段の結果を精密検査が必要か否かに2分したグラフ上に
プロットする表示手段、と、具備させるようにするもの
である。
〔作用〕
このように構成した診断システムは、グルコース分析部
、およびグリコヘモグロビン分析部からの各測定値出力
に基づいて、演算手段により、血糖値、およびグリコヘ
モグロビン分画成分AICまたは安定型Alcの百分率
を求め、さらにこの演算結果を表示手段により精密検査
が必要か否かに2分したグラフ上にプロットしたも゛の
であることから、これら一連の過程は全て自動的に行な
うことができるようになる。
したがって1診断の操作性が良好になり、かつ自動的に
データ結果が引き出せるようになる。このため1診断に
要する時間、労力を大幅に軽減でき、さらに人によるデ
ータ処理の誤りを大幅に除去することができる。
〔実施例〕
以下、本発明による診断システムの一実施例を第1図か
ら第4図により説明する。
第1図は本発明の診断システム構成の概略図である。該
システムは、試料注入部1.グルコース分析部2、グリ
コヘモグロビン分析部3、演算部4で構成されている。
同図において、試料注入部1からは全血が注入され、グ
ルコース分析部2でグルコース濃度が測定され、グリコ
ヘモグロビン分析部3でグリコヘモグロビン分画成分A
ICまたは安定型AIcが測定されるようになっている
。前記演算部4は第3図のフロー図に従い、グルコース
濃度測定値とAlcまたは安定型AICの測定値を表示
部5において第2図の診断用基準グラフにプロットする
ようになっている。ここで、第2図の診断用基準グラフ
は、上述したように、1987年4月の日本総合健診医
学会勧告案に基づくものであり、判定ラインは変更可能
となっている。第3図のコンピュータ用フローチャート
で作成したコンピュータソフトの概略を説明する6まず
、同図において、前述の診断用基準グラフを作成する(
ステップ301)が、第2図はその一例であり、境界線
は変更可能である。グルコース分析部で得られた応答曲
線の、高さから、内蔵しである校正値を用いてグルコー
ス濃度を算出する(ステップ302)。通常の場合、グ
ルコース濃度とAlc百分率は同時に得られないため、
得られたグルコース濃度を記憶して保持させる(ステッ
プ303)。
これらグルコース濃度の算出と保持は、前記グルコース
分析部2で行うことも演算部4で行うことも可能である
0次に、グリコヘモグロビン分析部で得られた分画成分
よりAI(7H分率の算出を行う(ステップ304)、
上述したようにグルコース濃度とAIC百分率は同時に
得られないため、AIc百分率を記憶して保持させる(
ステップ305)。
最後に、保持されているグルコース濃度とAIC百分率
の測定値ペアを最初に作成した診断用基準グラフにプロ
ットする(ステップ306)。その結果は必要に応じて
、表示、印刷も可能である。
第4図は本発明による診断システムの一実施例を示す構
成図である。本システムは、溶離液A10、該溶離液A
IC用の試薬瓶All、溶離液B12、該溶離液B12
用の試薬瓶B13、溶離液C14、該溶離液C14用の
試薬瓶C15、液絡切換部16、送液ポンプA17.6
方バルブ18、フィルタ19、分離カラム20.可視吸
光検出器21、試料ループ22、グルコースセンサ23
、ニードル24、洗浄ポート25、全血26の入った試
料用バイアル27、溶血剤28の入った溶血剤用バイア
ル29、気体30の入った空バイアル31.3方バルブ
32、洗浄液の入った洗浄液用瓶34とシリンジ35、
検出回路36.データ処理装置37、演算表示部38で
構成されている。
このような装置においてはグリコヘモグロビン分析用液
体クロマトグラフが組み込まれており、図中、溶離液A
10.溶離液B12、溶離液C14、液路切換部16、
送液ポンプA17.6方バルブ18.試料ループ22、
フィルタ19、分離カラム20、可視吸光検出器21、
およびデータ処理装置37からなるものである。これに
対応する概略構成図を第9図に示す。同図に示す構成に
おいて、分析条件は、たとえば日本臨床検査自動化学会
会誌第12巻(昭和62年)第137頁から第141頁
、あ、るいは前述の第31回液体クロマトグラフ研究会
講演要旨集第29巻(昭和63年)第175頁から第1
78頁に論じられている方法に準じている。溶離は3種
類のHLC−723GHb用溶離液(日本ケミファ社製
)によるステップワイズグラジェント法を採用し、陽イ
オン交換カラムBio−Rex70、流速2.0+++
Q/win、検出波長415r++++であり、試料は
抗凝固剤を含む全血を溶血剤で20倍に希釈して5μα
を使用している。ここで、赤血球中のグリコヘモグロビ
ンが溶出し、分離カラム106中でイオン交換により得
られたクロマトグラムの一例を第10図に示す。データ
処理装置では各ピーク面積を求め、全グリコヘモグロビ
ンに対するAICの百分率を得ることができ、さらに、
分析条件によってはAlcを安定型と不安定型に分離し
、安定型AIcの百分率を求めることも可能となってい
る。
また、第4図におけるグルコースセンサ23は、その詳
細を第11図に示し、同図(a)は拡大図、同図(b)
は全体図となっている。同図において、白金電極111
、銀電極110、電気的絶縁体112、リード線114
から成る過酸化水素電極116及び固定化グルコースオ
キシダーゼ(G○D)膜113、本体115、流路11
9を有するカバー117から構成されている。白金電極
111を陽極とし、銀電極110を陰極とすると以下の
反応により、グルコース濃度に応じた電流値が得られる
。即ち、前記固定化GOD膜113では。
グルコース+02+H2o→グルコン酸+H20゜とな
り、過酸化水素電極の陽極、及び陰極では、2H20□
−+ 4H”+20.+484H”十〇、−)  2H
20−4a となる。そして第12図に前記グルコースセンサ23を
フロー・スルー式として使用した時の出力の一例を示す
。各ピーク高さがグルコース濃度を示し、比較的良好な
直線性が得られる。
次に、第4図に示した診断システムの動作を以下説明す
る。
まず、3方バルブ32を図中破線のようにつなぎ、シリ
ンジ35を吸引し、洗浄液用瓶34の中の洗浄液33を
シ、リンジ35内部に導入する。次に、ニードル24を
洗浄ポート25に移動し、3方バルブ32を実線に、6
方バルブ18を破線にし、シリンジ35のピストンを押
し込むことにより試料ループ22、グルコースセンサ2
3およびニードル24を洗浄することができる。この時
、初期状態に必要な溶離液AIOを流すように流路切換
部16を操作し、送液ポンプA17を駆動することによ
りフィルタ19、分離カラム20、可視吸光検出器21
は溶離液A10で満たされる。
一方、洗浄後のニードルを試料用バイアルに挿入し、必
要に応じ試料拡散防止用のエアーギャップを形成し、試
料である全血26をグルコースセンサ23を満たすまで
吸引する。グルコースセンサ23で血糖値を検出後、一
定量を空バイアル31に入れ、残りの試料は洗浄ポート
25で排出するとともにニードル24を洗浄する。グル
コースセンサ23で検出した血糖値は、検出回路36で
校正され、保存される。次に、ニードル24を溶血剤用
バイアル29に移動し、該バイアルから一定量の溶血剤
28を吸引する。その後、ニードル24を一定量の全血
の入っている元の空バイアル31に挿入し、ニードル2
4を全血中に入れ、吸引と吐出を繰り返すことにより全
血と溶血剤を混合し、赤血球の細胞膜を破壊する。この
溶血した試料を試料ループ22に満たし、6方バルブ1
8を実線のように切り換えると、試料中の細胞膜はフィ
ルタ19で濾過され、対象とするグリコヘモグロビンが
分離カラム20内でイオン交換により分離され、たとえ
ば検出波長415nmで第10図に示すようなりロマト
グラムが得られるようになる。
該クロマトグラフはデータ処理装置37に記憶され、A
IGあるいは安定型AIGの百分率が算出され、保存さ
れる。演算表示部38にはあらかじめ第2図に示すよう
な診断用基串グラフが作成してあり、検出回路36に保
存されている血糖値の測定値とデータ処理装置37に保
存されているAICあるいは安定型Aleの百分率の測
定値が、前記診断用基準グラフにプロットされるように
なる。さらに、演算表示部38は測定値をプロットした
診断用基準グラフを表示できるし、これに換えて、プロ
ッタやプリンタを接続すれば該グラフを印刷することも
できる。
第5図は本発明の他の実施例を示す概略図である。本シ
ステムは、溶離液Al01該溶離液A10用の試薬瓶A
ll、溶離液B12、該溶離液B12用の試薬瓶B13
、溶離液C14、該溶離液C14用の試薬瓶C15、液
路切換部16、送液ポンプA17.6方バルブ18、フ
ィルタ19、分離カラム20、可視吸光検出器21、試
料ループ22、注入ポート40、グルコースセンサ23
、ニードル24、洗浄ポート25、全血26の入った試
料用バイアル27、溶血剤28の入った溶血剤用バイア
ル29.気体30の入った空バイアル31.3方バルブ
32、洗浄33液の入った洗浄液用瓶34とシリンジ3
5、検出回路36、データ処理装置37、演算表示部3
8で構成される。
本システムは以下のように動作する。まず、3方バルブ
32を破線のようにつなぎ、シリンジ35を吸引し、洗
浄液用瓶34の中の洗浄液33をシリンジ35内部に導
入する。次に、ニードル24を洗浄ポート25に移動し
、3方バルブ32を実線にしてピストンを押し込むこと
によりグルコースセンサ23およびニードル24を洗浄
することができる。この時、6方バルブ18は破線の流
路になっているので、初期状態に必要な溶離液A10を
流すように流路切換部16を操作し、送液ポンプA17
を駆動することによりフィルタ19、分離カラム20、
可視吸光検出器21は溶離液A10で満たされる。一方
、洗浄後のニードルを試料用バイアルに挿入し、必要に
応じ試料拡散防止用のエアーギャップを形成し、試料で
ある全血26をグルコースセンサ23を満たすまで吸引
する。
グルコースセンサ23で血糖値を検出後、一定量を空バ
イアル31に入れ、残りの試料は洗浄ボート25で排出
するとともにニードル24を洗浄する。グルコースセン
サ23で検出した血糖値は、検出回路36で校正され、
保存される。次に、ニードル24を溶血剤用バイアル2
9に移動し、該バイアルから一定量の溶血剤28を吸引
する。その後、ニードル2,4を一定量の全血の入って
いる元の空バイアル31に挿入し、ニードル24を全血
中に入れ、吸引と吐出を繰り返すことにより全血と溶血
剤を混合し、赤血球の細胞膜を破壊する。
この溶血した試料を、流路破線の6方バルブ18へ注入
ポート40より注入し、試料ループ22に満たし、6方
バルブ18を実線のように切り換えると、試料中の細胞
膜はフィルタ19で濾過され。
対象とするグリコヘモグロビンが分離カラム20内でイ
オン交換により分離され、たとえば検出波長415nm
で第10図に示すようなりロマトグラムが得られるよう
になる。該クロマトグラフはデータ処理装置37に記憶
され、AICあるいは安定型AICの百分率が算出され
、保存される。演算表示部38にはあらかじめ第2図に
示すような診断用基準グラフが作成してあり、検出回路
36に保存されている血糖値の測定値とデータ処理装置
37に保存されているAICあるいは安定型AICの百
分率の測定値が、前記診断用基準グラフにプロットされ
る。さらに、演算表示部38は測定値をプロットした診
断用基準グラフを表示できるし、プロッタやプリンタを
接続すれば該グラフを印刷することもできる。
第6図は本発明の他の実施例を示す概略図である。本シ
ステムは、溶離液Al01該溶離液A10用の試薬瓶A
11.溶離液B12、該溶離液B12用の試薬瓶B13
、溶離液C14、該溶離液C14用の試薬瓶C15、液
路切換部16、送液ポンプA17.6方バルブ18、フ
ィルタ19゜分離カラム20、可視吸光検出器21、試
料ループ22、注入ポート40、グルコースセンサ23
、溶血剤50、該溶血剤用の試薬瓶51、送液ポンプB
52.3方コネクタ57、反応コイル53、注入ポート
56、全血54、該全血用のシリンジ55、検出回路3
6.データ処理装置37、演算表示部38で構成される
。本システムは以下のように動作する。まず、6方バル
ブ18を破線のように接続し、注入ポート56、試料ル
ープ22を洗浄液で洗浄する。その後、全血54を吸引
したシリンジ55を注入ポート56に挿入し、シリンジ
55を挿すことにより試料ループ22に全血を満たす。
この時、6方バルブ18は破線の流路になっているので
、初期状態に必要な溶離液Allを流すように流路切換
部16を操作し、送液ポンプA17を駆動することによ
り6方バルブ18の一部、グルコースセンサ23、反応
コイル53、フィルタ191分離カラム20、可視吸光
検出器21は、それぞれ溶離液Allで満たされる。次
に、送液ポンプB52を駆動することにより、試薬瓶5
1の中の溶血剤50が3方コネクタ57を通り1反応コ
イル53へ流入する。この状態で、6方バルブ18を実
線のように切り換えると、全血は溶離液AIOに流され
て、グルコースセンサ23を通過して血糖値を検出した
後、反応コイル53の中で溶血剤と反応し、赤血球の細
胞膜を破壊し、細胞膜はフィルタ19で濾過され、グリ
コヘモグロビンが分離カラ420内でイオン交換により
分離される。クロマトグラムはデータ処理装置37に記
憶され、AICの百分率が算出され、保存される。演算
表示部38にはあらかじめ第2図に示すような診断用基
準グラフが作成してあり、検出回路36に保存されてい
る血糖値の測定値とデータ処理装置37に保存されてい
るAXcあるいは安定型A+cの百分率の測定値が、前
記診断用基準グラフにプロットされる。さらに、演算表
示部38は測定値をプロットした診断用基準グラフを表
示できるし、プロッタやプリンタを接続すれば該グラフ
を印刷することもできる。
第7図は本発明の他の実施例を示す概略図である。本シ
ステムは、溶層液AIO,該溶離液A10用の試薬瓶A
 1.1 、溶離液B12、該溶離液B12用の試薬瓶
B13、溶離液C14、該溶離液C用の試薬瓶C15,
流路切換部16、送液ポンプA17.6方バルブ18、
フィルタ19、分離カラム20、可視吸光検出器21、
試料ループ22、グルコースセンサ23、溶血剤50、
該溶血剤用の試薬瓶51、送液ポンプB52.3方コネ
クタ575反応コイル53、注入ポート56、全血54
.該全血用のシリンジ55、検出回路36、データ処理
装置37、演算表示部38で構成される。本システムは
以下のように動作する。まず、6方バルブ18を磁線の
ように接続し、注入ボート56、グルコースセンサ23
、試料ループ22を洗浄液で洗浄する。その後、全血5
4を吸引したシリンジ55を注入ボート56に挿入し、
シリンジ55を挿すことによりグルコースセンサ23゜
及び試料ループ22に全血を満たし、グルコースセンサ
23で血糖値が検出される。この時、6方バルブ18は
破線の流路になっているので、初期状態に必要な溶離液
AIOを流すように流路切換部16を操作し、送液ポン
プA17を駆動することにより6方バルブ18の一部1
反応コイル53、フィルタ19、分離カラム20、可視
吸光検出器21は溶離液AIOで満たされる。次に、送
液ポンプB52を駆動することにより、試薬瓶51の中
の溶血剤5oが3方コネクタ57を通り、反応コイル5
3へ流入する。この状態で、6方バルブ18を実線のよ
うに切り換えると、全血は溶離液A10に流されて、反
応コイル53の中で溶血剤と反応し、赤血球の細胞膜を
破壊し、細胞膜はフィルタ19で濾過され、グリコヘモ
グロビンが分離カラム20内でイオン交換により分離さ
れる。
クロマトグラムはデータ処理装置37に記憶され、A+
cの百分率が算出され、保存される。演算表示部38に
はあらかじめ第2図に示すような診断用基準グラフが作
成してあり、検出回路36に保存されている血糖値の測
定値とデータ処理装置37に保存されているAICある
いは安定値A I cの百分率の測定値が、前記診断用
基準グラフにプロットされる。さらに、演算表示部38
は測定値をプロットした診断用基準グラフを表示できる
し、プロッタやプリンタを接続すれば該グラフを印刷す
ることもできる。
第8図は本発明の他の実施例を示す概略図である。本シ
ステムは、溶離液A10.該溶m液A用の試薬瓶All
、溶離液B12、該溶離液B用の試薬瓶B13、溶離1
c14、該溶離液C用の試薬瓶C15、流路切換部16
、送液ポンプA17.6方バルブ60、フィルタ19、
分離カラム20、可視吸光検出器21、試料ループ61
.グルコースセンサ23.溶血剤5o、該溶血剤用の試
薬瓶51、送液ポンプB52,3方コネクタ571反応
コイル53、注入ボート56、全血54、該全血用のシ
リンジ55、検出回路36、データ処理装置37、演算
表示部38で構成される。本システムは以下のように動
作する。まず、6方バルブ60をロードの位置に設定し
、注入ポート56、試料ループ61を洗浄液で洗浄する
。その後、全血54を吸引したシリンジ55を注入ポー
ト56に挿入し、シリンジ55を挿すことにより試料ル
ープ61に全血を満たす。この時、6方バルブ60はロ
ードの位置になっているので、初期状態に必要な溶離液
AIOを流すように流路切換部16を操作し、送液ポン
プA17を開動することにより6方バルブ60の一部、
グルコースセンサ23、反応コイル53、フィルタ19
1分前カラム20、可視吸光検出器21は溶離液AIO
で満たされる。
次に、送液ポンプB52を駆動することにより、試薬瓶
51の中の溶血剤50が3方コネクタ57を通り、反応
コイル53へ流入する。この状態で、6方バルブ61を
インジェクシJンの位置に切り換えると、全血は溶離液
AIOに流されて、グルコースセンサ23を通過して血
糖値を検出した後。
反応コイル53の中で溶血剤と反応し、赤血球の細胞膜
を破壊し、細胞膜はフィルタ19で濾過され、グリコヘ
モグロビンが分離カラム2o内でイオン交換により分離
される。クロマトグラムはデータ処理装置37に記憶さ
れ、AICの百分率が算出され、保存される。演算表示
部38にはあらかじめ第2図に示すような診断用基準グ
ラフが作成してあり、検出回路36に保存されている血
糖値の測定値とデータ処理装置37に保存されているA
Icあるいは安定型AICの百分率の測定値が、前記診
断用基準グラフにプロットされる。さらに、演算表示部
38は測定値をプロットした診断用基準グラフを表示で
きるし、プロッタやプリンタを接続すれば該グラフを印
刷することもできる。
上述した実施例では、グリコヘモグロビン分析部として
グリコヘモグロビン分析用液体クロマトグラフを用いた
ものであるが、これに限定されることはなく、たとえば
電気泳動装置であってもよいことはもちろんである。
〔発明の効果〕
以上説明したことから明らかなように、本発明による診
断システムによれば、グルコース分析部、およびグリコ
ヘモグロビン分析部からの各測定値出力に基づいて、演
算手段により、血糖値、およびグリコヘモグロビン分画
成分Azcまたは安定型A+cの百分率を求め、さらに
この演算結果を表示手段により精密検査が必要か否かに
2分したグラフ上にプロットしたものであることから、
これら一連の過程は全て自動的に行なうことができるよ
うになる。
したがって、診断の操作性が良好になり、かつ自動的に
データ結果が引き出せるようになる。このため1診断に
要する時間、労力を大幅に軽減でき、さらに人によるデ
ータ処理の誤りを大幅に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による診断システムの一実施例を示すブ
ロック図、第2図は本発明に適用される診断用基準グラ
フの一実施例を示す説明図、第3図は本発明の基本作動
を示すフローの一実施例を示す説明図、第4図は本発明
による診断システムの一実施例を示す構成図、第5図な
いし第8図はそれぞれ本発明による診断システムの他の
実施例を示す構成図、第9図は液体クロマトグラフの構
成を示す図、第10図はクロマトグラムの一例を示す図
、第11図(a)(b)はグルコースセンサの一実施例
を示す構成図、第12図は前記グルコースセンサの出力
を示すグラフである。 1・・・試料注入部、2・・・グルコース分析部、3・
・・グリコヘモグロビン分析計、4・・・演算部、16
.103・・・流路切換部。 17.52,104・・・送液ポンプ、10・・・フィ
ルタ、20,106・・・分離カラム。 21.107・・・可視吸光検出器。 23・・・グルコースセンサ、36・・・検出回路、3
7.108・・・データ処理装置、 38・・・演算表示部。 慣 1 図 一一−−−m   r−−−−一

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、試料が順次導入されるグルコース分析部、グリコヘ
    モグロビン分析部を備えるものにあって、前記グルコー
    ス分析部およびグリコヘモグロビン分析部からの各測定
    値出力を演算し、血糖値とグリコヘモグロビン分画成分
    A_I_Cまたは安定型A_I_Cの百分率を求める演
    算手段と、この演算手段の結果を精密検査が必要か否か
    に2分したグラフ上にプロットする表示手段と、具備さ
    せるようにしたことを特徴とする診断システム。 2、請求項第1記載において、試料用バイアル、溶血剤
    用バイアル、空バイアルを設けたオートサンプルを設置
    するとともに、前記オートサンプラのニードル後段に設
    けた前記グルコース分析部によって血糖値を測定し、空
    バイアル中で溶血させた試料を前記グリコヘモグロビン
    分析部によってグリコヘモグロビン分画成分A_I_C
    または安定型A_I_Cの百分率を求め、前記演算部に
    て血糖値との測定ペアを算出するようにした診断システ
    ム。 3、請求項第1、または第2記載において、グルコース
    分析部はグルコースセンサを備えたグリコヘモグロビン
    分析用液体クロマトグラフとした診断システム。 4、請求項第3記載において、グリコヘモグロビン分析
    用液体クロマトグラフは、溶離液、送液ポンプ、試料導
    入部、分離カラム、検出器からなり、前記分離カラムの
    前段に溶血剤の混合部が設けられ、前記グルコースセン
    サは前記混合部と試料注入口との間に設けられている診
    断システム。 5、請求項第1記載において、グリコヘモグロビン分析
    部として電気泳動装置とした診断システム。
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