JPH02159528A - 二段式分光器 - Google Patents

二段式分光器

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JPH02159528A
JPH02159528A JP31316388A JP31316388A JPH02159528A JP H02159528 A JPH02159528 A JP H02159528A JP 31316388 A JP31316388 A JP 31316388A JP 31316388 A JP31316388 A JP 31316388A JP H02159528 A JPH02159528 A JP H02159528A
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JP
Japan
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light
spectrometer
polarization
component
spectroscope
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Pending
Application number
JP31316388A
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English (en)
Inventor
Takashi Iwasaki
隆志 岩崎
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Ando Electric Co Ltd
Original Assignee
Ando Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)発明の技術分野 この発明は、光源の光を第1の分光器で分光し、第1の
分光器と偏波特性が等しい第2の分光器で第1の分光器
出力を分光する二段式分光器についてのものである。
(b)従来技術と問題点 次に、従来技術の構成を第3図を参照して説明する。
第3図の1は光源、2と3は分光器である。
分光器2は、スリット21、凹面鏡22、回折格子23
、凹面鏡24及びスリット25から構成されている。
分光器3は分光器2と偏波特性が等しいものであり、俤
3図は、光[1の光を縦続接続された分光器2と分光器
3で分光している状態を示したものである。
次に、第3図の光スペクトラムを第8図により説明する
第8図の11は光源1の光スペクトラム、12は分光器
2の光スペクトラム、13は分光器3の光スペクトラム
である。すなわち、光源1の光スペクトラム11は分光
器2で帯域の狭い光スペクトラム12になり、分光器3
でさらに帯域の狭い光スペクトラム13になる。
回折格子23・33の角度を変えれば、凹面鏡24・3
4へ回折する光の波長が順次変化し、特定の波長だけを
スリット25@35から取り出すことができる。
そこで、スリット25を通過する波長とスリット35を
通過する波長が等しくなるように、回折格子23−33
の角度を設定すれば、光#1の中から、特定の波長の光
だけを取り出すことができる。
例えば、白色光から波長が800nmの成分だけを取り
出すことができる。
第3図のような構成を二段式分光器といい、光源1の光
が回折格子を1回しか通過しない通常の分光器と比べて
、より純度の高い単色光が得られるという特徴をもって
いる。
例えば%  GOO(1■の波長の光を取り出す場合、
801n1以上の波長成分の6000■に対する減衰量
は、通常の分光器では35dB程度であるが、二段式分
光器では約70dBの減衰量が得られる。
しかし、回折格子は光源1の偏光成分のうち、回折格子
の溝に平行に入射するP成分と、垂直に入射するS成分
とで回折効率が異なるという性質を持っている。
したがって、光源1の偏光状態によって、分光器の損失
が違ってくるという問題がある。
この関係を第4図と第5図で説明する。
第4図は光源lの偏波状態図であり、第5図は分光器2
の出力の偏波状態図である。
第4図では、X成分とX成分が451の楕円状になって
いるが、第5図では第4図に比べてX方向に傾斜した楕
円状態になっている。
分光器の出力としては、第4図と相似形の第6図のよう
な偏波状憶の分光出力が望ましい。
例えば、光源1の光を分光器2のスリット21に入れ、
分光器3のスリット25から出た光をセンサで受光し、
回折格子23・33の角度を同時に変えて、光源1のス
ペクトラムを測定する場合、光源1の偏波状態が変動す
ると、スペクトル測定波形が変動してしまう。
また、半導体レーザ等で複数の偏波状態の光の混じった
光源を測定する際、Mll定形形誤差が出てしまう。
特に、光源1の光は回折格子23・33を2回通過して
おり、回折格子23に垂直入射した光は回折格子33に
も垂直に入射する。
また、回折格子23に平行入射した光は回折格子33に
も平行に入射する。
このため、通常の分光器と比べて、二段式分光器は偏波
による影響をより大きく受けることになる。
(c)発明の1」的 この発明は、第1の分光器と、第1の分光器と偏波特性
が等しい回折格子を備えた第2の分光器を第1の分光器
に接続し、第1の分光器の出力のP成分とS成分を入れ
変えてから、第2の分光器に入れることにより、第1の
分光器と第2の分光器の偏光特性を補正した二段式分光
器の提供を目的とする。
(d)発明の実施例 次に、この発明による実施例の構成図を第1図に示す。
第1図の4は2分のtt&長板であり、その他は第3図
と同じである。
すなわち、第1図は第3図に2分の1波長板4を追加し
たものである。
2分の1波長板4は、分光器2の出力の偏波成分のX成
分とX成分を90″向きを変える役目をする。
この関係を、第5図と第7図で説明する。
分光器2の出力が第5図とすれば、2分の1波長板4の
出力は第7図になる。すなわち、第7図は第5図に対し
X成分としX成分が30″回転した形になる。
第7図の偏波特性をもった光を分光器3に入れれば、x
yの特性が補正されて、第6図に示すような偏波特性を
もった出力光が得られる。
また、2分の1波長板4の代わりに偏波面保荏ファイバ
等を用いることもできる。
その際は、スリット15の出射光を偏波面保存ファイバ
にファイバのもつ基準方向とexまたはeyが一致する
ように入射し、ファイバを90″ねしたった後に、凹面
鏡17に出射させることで、exおよびeyに90”の
回転を与える。
このとき、exとeyの位相差φが変化してもワーには
影響しない。
次に、第1図の特性を説明する。
2分の1波長板4は、波長板のもつ光学軸方向が光のE
xX成分対し45°の角となるように配置する。
2分の1波長板4は、光学軸方向に平jテに入射する光
(X成分とする)と、垂直に入射する光(X成分)との
間に 180’の位相差を与える。
いま、入射光を次式で表すと、 X=Ecosθ争 cosωt y=Eslnθ*cos(ωt+φ) たたし、θは結晶軸と偏波面となす角である。
出射光はX成分が180’進むとして、xi =E  
case 11  C08(IJ t”/I   :E
   sin θ *cos(ω t  + φ 十 
 夏8o)となる。
ここで、 xl ”E cos(−〇)cosωt−’  cos
θ=cos(−〇) yl  :E  sinθ C−cos(ωt+φ)〕
:E(−sinθ)cos(ωt +φ)=Esln(
−〇)cos(ωt +φ)となり、入射光の偏波面は
θであるのに対し、出射光のそれは一〇であるから、出
射光の偏波面は光学軸を中心として2θだけ回転するこ
とがゎかる。
入射光を次式で表す。
ex=Ecosθ cosωt ey=Eslnθ cos (ωt+φ)すると、入射
光の平均パワーPは、 P=ε/2働E となる。
次に、スリット25の出射光は回折格子23により回折
された後であるから、 ex i、ey  1とおくと、 e x 1 = r e x eyl=石(pey 次に2分の1波長板4を透過すると、eX 11、ey
 I とも光学軸となす角θは45@なので、それぞれ
2θになる。つまり90″光学軸方向に回転する。
すなわち、eX 1はy軸方向の成分であり、eylは
X軸方向の成分となる。
したがって、2分の1波長板4の透過光ex。
は、 6x2  :eFl e yz=eX1 さらに、回折格子33を経由してスリット35から出射
する光ex3、ey3は、 ex3= AKs eX eyヲ= P5e y 以1から、 e X2 =7JK s、JK p K P e ye
y、=、liiすKpKPex したがって、出射光の平均パワーPoはここで、PとP
Oとの比は、 1、/p=Ky島 となり、θやφに関係なく一定であ。
すなわち、偏波状態に関係なく透過率が一定である。
なお、凹面鏡12・14−18018に損失があっても
構わない。
また、2分の1波長板4が光の平行度の影響をうける場
合は、2分の1波長板4を凹面鏡32と回折格子33の
間に配置するか、あるいは2分の1波長板4の前後に適
当なレンズや鏡等を配置して2分の1波長板4への入射
光が平行になるようにすればよい。
また、2分の1波長板4の代わりに偏波面保存ファイバ
等を用いることもできる。
その際は、スリット25の出射光を偏波面保存ファイバ
のファイバがもつ基準方向とexまたはeyが一致する
ように入射し、ファイバを!106ねじった後に、凹面
鏡32に出射させることで、exおよびeyに90″の
回転を与える。
このとき、eXとeyの位相差φが変化してもには影響
しない。
そこで、スリット25を通過する波長とスリット35を
通過する波長が等しくなるように回折格子23と回折格
子33の角度を設定することで、光#1の光の中から特
定の波長の光だけをスリット35から取り出すことがで
きる。
次に、この発明による他の実施例の構成図を第2図に示
す。
第2図は、第3図の分光器3を分光器2に対して90°
向きを変えて配置したものであり、第1図の2分の1波
長板4の役目を分光器3の取付面を変えることにより実
現したものである。
次に、第2図の特性を説明する。
回折格子23と回折格子33の回折効率をKpsKsと
する。
ただし、Kpは溝に平行な成分に対する効率とし、Ks
は溝に垂直な成分に対する効率とする。
入射光のExvEyの電界成分をそれぞれex。
eyとすると、 eX:Ecosθ cosωt eY:Es1nθ cos (ωt+φ)となる。
ただし、Eは電界の振幅、0は電界の振動面(偏波面)
のX軸となす角、ωは光の角周波数、tは時間、φはe
xとeyの位相差とする。
したがって、入射光の平均パワーPは、P=ε/2Xω
/2π/7(ex’+e y’) d t= ε/2×
ω/2 π =ε/2×ω/2π(2π/ωX E’ cos”θ+
2π/ωX E slnθ) = ε/2× E となる。
ただし、εは誘電率とする。
一方、スリット35の出射光の各電界成分をexlle
ylとすると、exlはexが回折格子23に溝方向に
垂直に入射したのち、回折格子33の溝方向に平行に入
射したものの回折光であり、eYlはeyが回折格子2
3の溝方向に平行に入射したのち、回折格子33の溝方
向に垂直に入射したものの回折光であるから、 e xl= 11’¥V;μ5e x e yl=譚5]e y となる。
したがって、出射光の平均パワーPoは、= ε/2X
ω/2 π + (fWL賀7e y )” ] d t= ε/2
Xω/2 π =KpKs  ε /2XE となる。
ここで、PとPaとの比は、 Pa/P=KpKs  ε/ 2 X E”/ε/ 2
 X E”=Kp Ks となり、0やφに関係なく一定である。
すなわち、偏波状嘘に関係なく透過率が一定である。
(e)発明の効果 この発明によれば、次のような効果がある。
(1)入射光の偏波状態によって効率の変化しない分光
器を提供できる。
例えば、偏波状態による透過率が約4dBあるとき、1
dB以下に減らすことができる。
(イ)この発明による二段式分光器で光源のスペクトラ
ムを測定しまた場合、偏波の影響がないので、正確な測
定ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による実施例の構成図、第2図はこの
発明による他実施例の構成図、第3図は従来技術の構成
図、第4図は光源1の偏波状態説明図、第5図〜第7図
は分光器出力の偏波状態説明図、第8図は第3図の光ス
ペクトラムである。 1・・・・・・光源、2・3・・・・・・分光器、4・
・・・・・2分の1波長板、21・・・・・・スリット
、22・・・・・・凹面鏡、23・・・・・・回折格子
、24・・・・・・凹面鏡、25・・・・・・スリ 、
ト、31・・・・・・スリット、32・・・・・・凹面
鏡、33・・・・・・回折格r−134・・・・・・凹
面鏡、35・・・・・・スリ、ト。 代理人 弁理」二 小 俣 欽 4 第   2   図 第   4   図 第   5   図 第  6  図“ 第   7   図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水平面に配置され、光源(1)の光を分光する第1
    の分光器(2)と、 第1の分光器(2)出力に接続される2分の1波長板(
    4)と、 第1の分光器(2)と偏波特性が等しく、前記水平面に
    配置され、2分の1波長板(4)の出力を分光する第2
    の分光器(3)とを備えることを特徴とする二段式分光
    器。 2、水平面に配置され、光源(1)の光を分光する第1
    の分光器(2)と、 第1の分光器(2)出力に接続され、90°ねじられる
    偏波面保存光ファイバと、 第1の分光器(2)と偏波特性が等しく、前記水平面に
    配置され、偏波面保存光ファイバの出力を分光する第2
    の分光器(3)とを備えることを特徴とする二段式分光
    器。 3、水平面に配置され、光源(1)の光を分光する第1
    の分光器(2)と、 第1の分光器(2)と偏波特性が等しく、前記水平面と
    垂直な垂直面に配置され、第1の分光器(2)の出力を
    分光する第2の分光器(3)とを備えることを特徴とす
    る二段式分光器。
JP31316388A 1988-12-12 1988-12-12 二段式分光器 Pending JPH02159528A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5748310A (en) * 1996-01-31 1998-05-05 Ando Electric Co., Ltd. Optical spectrum separation apparatus
US6360041B1 (en) 1999-03-30 2002-03-19 Nippon Sheet Glass Co., Ltd. Optical demultiplexer and method of assembling optical demultiplexer in optical axis alignment
WO2003073052A1 (fr) * 2002-02-27 2003-09-04 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Processeur de signal optique
JP2007163780A (ja) * 2005-12-13 2007-06-28 Fujitsu Ltd 多波長分光装置

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