JPH02159289A - 不整地走行車両 - Google Patents

不整地走行車両

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Publication number
JPH02159289A
JPH02159289A JP31593988A JP31593988A JPH02159289A JP H02159289 A JPH02159289 A JP H02159289A JP 31593988 A JP31593988 A JP 31593988A JP 31593988 A JP31593988 A JP 31593988A JP H02159289 A JPH02159289 A JP H02159289A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
steering
disposed
vehicle
steering wheel
Prior art date
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Pending
Application number
JP31593988A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuyuki Oki
沖 辰之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP31593988A priority Critical patent/JPH02159289A/ja
Publication of JPH02159289A publication Critical patent/JPH02159289A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は不整地走行車両に関するものである。
〔従来の技術〕
不整地走行車両は荒地や湿地などの不整地も走行できる
ように低圧タイヤを備えたものである。
この種の不整地走行車両においては、例えば実開昭60
−134042号公報に開示されているように、車体前
後方向略中央部に操向ハンドルを配設し、その後方に運
転者が座るシートを配設するのが一般的であり、このシ
ートの後方に駆動用のエンジンを搭載するように構成さ
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、このような構造では、この種の車両において重
量が嵩むエンジンと、運転者とが何れも車体後部に位置
してしまい、車体後部が重くなって、車体全体の重量バ
ランスを維持するのが困難になる。
そこで、エンジンを車体前部に搭載することも考えられ
るが、もともと車体前部に配設されているハンドル軸お
よび舵取り装置などの部材ととエンジンとが干渉しあい
、車体前部が大型化する問題が起きる。本発明はこのよ
うな事情に鑑みなされたもので、車体前部が大型化する
のを抑えつつ重量配分のバランスをよくすることができ
る不整地走行車両を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る不整地走行車両は、車体前後方向および左
右方向の略中央部に配設した操向ハンドルの前方にエン
ジンを配設し、このエンジンの前方に舵取り装置を配設
すると共に、この舵取り装置に前記操向ハンドルの回転
を伝達するハンドル軸をエンジンのシリンダ部側方に配
設し、かつこのハンドル軸を自在継手を介して操向ハン
ドルおよび舵取り装置に連結したものである。
〔作用〕
本発明においては、ハンドル軸はエンジンでは左右幅が
狭いシリンダ部の側方に形成された空間を利用して配設
され、エンジンと干渉するのが避けられる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図により詳細に説明する。第
1図は本発明に係る不整地走行車両を示す平面図、第2
図は同じく側面図、第3図は正面図で、これらの図にお
いて符号1で示すものは車体フレームを示す。車体フレ
ーム1は車体前部から車体後部にまで延びる主フレーム
2と、この主フレーム2の前部上方に設けられた前部フ
レーム3などから構成されている。主フレーム2は車体
前後方向に延在する左右一対の主サイド部材2aを複数
個のクロス部材で互いに連結した梯子状を呈し、上方へ
屈曲された後端部には主サイド部材2aよりも何方へ突
出する後クロス部材2bが固着されている。前部フレー
ム3は主フレーム2の前部上方に支持部材3a、3bで
支持された前クロス部材3Cと、この前クロス部材3C
から延出され主フレーム2の上方を車体後方へ延びる左
右一対の前部サイド部材3dなどからなり、側面視山形
に形成されている。4は図中鎖線で示す運転者Aを保護
する保護フレームであり、後クロス部材2bにねじで固
定されたロールパー43と、このロールパー4aの上端
部と前記前クロス部材3Cとの間を連結する左右一対の
前ピラー4bなどからなり、運転者Aを覆うように形成
されている。
5は主フレーム2の前端に設けられた前バンパーである
6は前クロス部材3Cの両側に配設された一対の前輪で
あり、緩衝装置7と図示しない懸架装置によって上下方
向に移動自在に支持されている。
8は車体の後部に配設された一対の後輪であり、主フレ
ーム2および後述するサイドバンパーに枢着された下ア
ーム11a、主フレーム2に枢着された上アーム11b
、緩衝装置12などによって上下方向に移動自在に支持
されている。前輪6および後輪8はいずれも幅広低圧タ
イヤが用いられている。また、木々の間など車両が狭小
な空間を通り抜ける性能を良くするために、前輪6.6
の左右外側幅と後輪8.8の左右外側幅とが等しくされ
ている。
13は主フレーム2の前部上に搭載されたエンジンであ
る。搭載位置は、車体左右方向については略中央部であ
って、車体前後方向については中央部よりも前方であり
前輪6よりは後方となるように設定されている。エンジ
ン13は、クランクケース13aから前方斜め上方に向
かって延出されたシリンダ13bを有し、クランクケー
ス13aの後部には変速袋y114が内蔵され、その後
方には動力を前後へ伝達するためのトランスファー装置
19が一体的に設けられている。クランクケース13a
の上方にはエアクリーナ15およびシリンダ13bの背
面側に接続された気化器16が配設されている。一方シ
リンダ13bの前面側には、排気管17が接続されてい
る。排気管17はシリンダ13bの前面左側部から下方
へ向かい、クランクケース13a下部の左側方を通って
車体後方へ延出されている。18は排気管17の後端部
に接続された消音器で、車体後端部であって後輪8の上
部内側に左右方向に取付けられている。
前記トランスファー装置19の後側には後ドライブ軸2
1が連結され、前側には前ドライブ軸22が連結されて
いる。後ドライブ軸21は後輪8゜8間に配設された後
差動装置23に連結され、前ドライブ軸22は前輪6.
6間に配設された前差動装置24に連結されている。2
5は前記変速装置14を操作する主操作レバー、26は
副操作レバーである。主操作レバー25は後述するシー
トの右側方に配置され、リンク機構を介して操作軸14
aを回動させることによって変速装置14の歯車噛合い
を中立および1速〜5速に変化させるものである。一方
、副操作レバー26は後述するハンドルの前方に配置さ
れ、前記主操作レバー25の操作に先立って変速装置1
4が前進高速、前進低速、後進の何れかの状態になるよ
うに歯車の噛合いを切換えるものである。
31はエンジン13の後方、すなわち、車体前後方向お
よび左右方向の略中央部に配設された操向丸型ハンドル
、32はエンジン13の前方に配設され前輪6を舵取り
リンク機構を介して操舵する舵取り装置としての舵取り
歯車装置、33は前記ハンドル310回転を舵取り歯車
装置32に伝達するハンドル軸である。ハンドル31は
左右の前部サイド部材3d間を連結するハンドル支持フ
レーム34に固定された操向軸管35で回転自在に支持
されている。ハンドル軸33はエンジン13のシリンダ
部であるシリンダ13bの右側方に配設され、部下がり
にかつ前端部が右方向に向かうように傾斜しており、両
端はそれぞれ自在継手36を介してハンドル31および
舵取り歯車装置32に連結されている。すなわち、ハン
ドル軸33は両端の自在継手36.36によって回転自
在に支持されている。
41はハンドル31の後方であって後輪8の中央部より
は前方に配設された運転者用のシートである。このシー
ト41は背もたれを有する腰掛型のものであり、主フレ
ーム2上に運転者が足を前方へ伸ばしぎみにした姿勢で
座るように比較的低い高さに支持されている。42は運
転者の頭部を支えるヘッドレストであり、ロールバー4
に左右方向に固着されたヘッドレスト支持バー43によ
って、背もたれの上方に位置にするように取付けられて
いる。一方、シート41の左側方には後輪8の回転を阻
止する駐車ブレーキレバー44が備えられている。
45は前記エンジン13の左右両側に配設され運転者A
の足を載せる左右一対のフートボードである。フートボ
ード45は多数の透孔を有する板材からなり、主サイド
部材2aの外側面に固着されている。フートボード45
は前後輪間に形成された空間を塞ぐようにエンジン13
の後方にまで延設されている。また、平面形状は前後輪
よりも側方へ突出することがなく、前部から車体後方に
向かうにしたがって漸次車体側方に突出するような形状
とされている。このため、走行中に木々などの障害物が
前後輪間に侵入するのを防止することができる。46は
このフートボード45の外側を覆い前記主サイド部材2
aに固着された左右−対のサイドバンパーである。47
は右側のフートボード45上の前部右側に配設されたア
クセルペダル、48はその左側に配設されたブレーキペ
ダルである。49はこれらペダルの近接して設けられた
突起であり、第4図に示すように突起49の後下がりに
傾斜した斜面に運転者Aが踵を載せることによって前記
ペダル類を踏みやすくするためのものである。
51は主フレーム2上に支持された箱形状の燃料タンク
である。この燃料タンク51は前記シート41の下方で
あって車体左右方向の中央部よりも右側に偏った位置に
配置され、シート41よりも前方に突出した前部には給
油用のキャップ51aが設けられている。そして、この
燃料タンク51の左側方にはエンジン13の動力を後輪
8に伝達する後ドライブ軸21が配設され、この後ドラ
イブ軸21の左外側方にはエンジン13から車体後方へ
延びる排気管17が配設されている。
52はシート41の後方に配設されたキャリヤである。
このキャリヤ52は強度を有する鋼管をロールパー4a
の周囲を囲繞する矩形に屈曲させて形成され、前記後ク
ロス部材2bにロールパー4aと共にねじで共線めされ
ている。ここでキャリヤ52は車体後方に突設し、後バ
ンパーとしての機能も備えている。
53は前記前ピラー4bの前部と左右のサイドバンパー
46との間を連結する左右一対のサイドピラー、54は
ロールパー43からシート41を包むように前方へ突設
されたサイドフレーム部材である。55はこれら部材間
に車体前後方向に配設されたサイドバーであり、サイド
フレーム部材54に上下方向に回動自在に枢着され、前
端部はサイドピラー53に係脱自在に係止されている。
すなわち、サイドパー55は乗降時には下方へ下げられ
るようになっている。ここで、サイドパー55の取付位
置は、第3図に示すように前ピラー4bの上端とサイド
バンパー46の外側端との結ぶ直線Bよりも内側とされ
ている。このため、車両が木々等の障害物に接触しても
、サイドパー55はこれら障害物に接触し難いから、特
別に強度を太き(する必要がない。このため、サイドパ
ー55の小型、軽量化がはかれ、容易に開閉を行うこと
ができる。
56は前輪6の上方を覆う前フエンダ、57は後輪8の
上方を覆う後フェンダ、58はエンジン13の上方を覆
うエンジンカバーである。これら車体カバー類は、取付
ステイ等を介して車体フレーム1に支持されている。前
記エンジンカバー58は、第3図に示すように、運転者
Aの両膝間にこれを挟み込むことができるように両側面
が円滑な面で形成されている。このため、走行時にエン
ジンカバー58を両膝間に挟み込んで身体を保持するこ
とができるから、不整地走行時に車体が大きく揺れるこ
とがあっても、良好な運転姿勢を保つことができる。
59は車両の後方を確認する左右一対の後写鏡である。
この後写鏡59は運転者Aの左右前方に配置され、前ピ
ラー4bの内側に取付られている。
このため、木々技等の障害物による損傷を受けにくく、
それに伴ってそれほど強固に取付ける必要がない。
このように構成された不整地走行車両においては、比較
的重量が嵩むエンジン13を車体中央部の前側に配置し
、運転者を車体中央部の後側に配置することができるの
で、車体重心が略車体中央部に位置するようにして車体
全体の重量配分のバランスを良くすることができる。そ
のため、車両の荷重を4個の車輪に略平均的に分散させ
ることができるから、実施例において説明したように四
輪を駆動する構造とすれば、各車輪において略等しい駆
動力を得るようにし、各車輪を滑りにくくすることがで
きる。
また、ハンドル軸33をエンジン13では左右幅が狭い
シリンダ13bの側方に形成された空間を利用して配設
することができる。したがって、エンジン13を車体前
部に搭載する構造としても、エンジン13とハンドル軸
33とが干渉す・るのを避けることができから、エンジ
ン13で車体全体の重量配分のバランスを良くすると共
に、車体前部が大型化するのを抑えることができる。
しかも、ハンドル軸33が車体左右方向の中央部から大
きくずれるようなことがなく、自在継手36の交差角を
比較的小さくすることができるから、ハンドル操作力が
大きくなったり、自在継手36の入力側と出力側との回
転角速度が変化するのを抑えることができる。
なお、上記実施例において、クランクケース13aから
前方斜め上方へのみシリンダ13bが延出されたエンジ
ンについて説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、前後方向あるいは左右方向に傾斜されたシリ
ンダを有する■形エンジンに実施することもでき、特に
後者のようにV形エンジンのシリンダ間にハンドル軸を
配設するようにすれば、シリンダ間の空間をより一層有
効に利用することができる。また、舵取り装置としては
、上述した舵取り歯車装置32のほか、歯車を用いない
装置、例えばハンドル軸の下端に舵取りリンク機構に連
結されるアームを固定した装置などを用いることもでき
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、車体前後方向およ
び左右方向の略中央部に配設した操向ハンドルの前方に
エンジンを配設し、このエンジンの前方に舵取り装置を
配設すると共に、この舵取り装置に前記操向ハンドルの
回転を伝達するハンドル軸をエンジンのシリンダ部側方
に配設し、かつこのハンドル軸を自在継手を介して操向
ハンドルおよび舵取り装置に連結したから、ハンドル軸
をエンジンでは左右幅が狭いシリンダ部の側方に形成さ
れた空間を利用して配設することができる。
したがって、エンジンを車体前部に搭載する構造として
も、エンジンとハンドル軸とが干渉するのを避けること
ができるから、エンジンで車体全体の重量配分のバラン
スを良くすることができるだけでな(、車体前部が大型
化するのを抑えることができる。
しかも、ハンドル軸が車体左右方向の中央部から大きく
ずれるようなことがなく、自在継手の交差角を比較的に
小さくすることができるから、ハンドル操作力が大きく
なったり、ハンドルの回転角速度に対して前輪の転向方
向への転向角速度が変化するのを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る不整地走行車両を示す平面図、第
2図は同じく側面図、第3図は正面図、第4図は第1図
のIt/−IV線断面図である。 1・・・・車体フレーム、6・・・・前輪、8・・・・
後輪、13・・・・エンジン、13b・、・・シリンダ
、31・・・・ハンドル、32・・・・舵取り歯車装置
、33・・・・ハンドル軸、36・・・・自在継手、4
1・・・・シート。 特許出願人 ヤマハ発動機株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 車体前後方向および左右方向の略中央部に配設した操向
    ハンドルの前方にエンジンを配設し、後方に腰掛型のシ
    ートを配設し、前記エンジンの前方に前輪操舵用の舵取
    り装置を配設すると共に、この舵取り装置に前記操向ハ
    ンドルの回転を伝達するハンドル軸をエンジンのシリン
    ダ部側方に配設し、かつこのハンドル軸と操向ハンドル
    および舵取り装置との間を複数個の自在継手を介して連
    結してなる不整地走行車両。
JP31593988A 1988-12-14 1988-12-14 不整地走行車両 Pending JPH02159289A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31593988A JPH02159289A (ja) 1988-12-14 1988-12-14 不整地走行車両

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JP31593988A JPH02159289A (ja) 1988-12-14 1988-12-14 不整地走行車両

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JPH02159289A true JPH02159289A (ja) 1990-06-19

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ID=18071420

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JP31593988A Pending JPH02159289A (ja) 1988-12-14 1988-12-14 不整地走行車両

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