JP2006232059A - 不整地走行車両のパワーステアリングシステム - Google Patents

不整地走行車両のパワーステアリングシステム Download PDF

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Abstract

【課題】 不整地走行時等における路面からの水泥等からコントロールユニットを良好に保護することができる不整地走行車両のパワーステアリングシステムを提供する。
【解決手段】 上部が後方に位置するように傾斜したステアリングシャフト25に対して、パワーアシストモータ82の回転軸82bを直角に配置した鞍乗り型四輪車のパワーステアリングシステム80において、パワーアシストモータ82を制御するコントロールユニット93を、パワーアシストモータ82とステアリングシャフト25との噛合部よりも上方に配置した。
【選択図】 図5

Description

この発明は、不整地走行車両のパワーステアリングシステムに関する。
従来、不整地走行車両において、トルクセンサからの信号に応じてパワーステアリングシステムを駆動させるものが、例えば特許文献1に開示されている。この特許文献1において、パワーアシストモータやトルクセンサはステアリングシャフトに設けられ、かつパワーアシストモータやトルクセンサを制御するコントロールユニットは車体後部上面に設けられている。
実開平3−1877号公報
ところで、上記従来の構成において、パワーアシストモータやトルクセンサとコントロールユニットとをつなぐ配線が長くなると、トルクセンサの信号にノイズが含まれる可能性が高くなり、アシスト性能への影響を考慮する必要があった。すなわち、コントロールユニットのレイアウトを検討する際には、パワーアシストモータやトルクセンサとの配線を短くしながらも、該コントロールユニットの路面からの水泥等に対する保護性を高めることができるような構成であることが望ましい。しかも、コントロールユニットが車体後部荷台にあり、空間の有用性も高めたいところである。
そこでこの発明は、コントロールユニットの配線を短くしながらも不整地走行時等における路面からの水泥等からコントロールユニットを良好に保護することができ、かつ空間の有用性を高めることができる不整地走行車両のパワーステアリングシステムを提供する。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、上部が後方に位置するように傾斜したステアリングシャフト(例えば実施例のステアリングシャフト25)に、パワーアシストモータ(例えば実施例のパワーアシストモータ82)とトルクセンサ(例えば実施例のトルクセンサ91)とを備えるアクチュエータユニット(例えば実施例のアクチュエータユニット81)を配置した不整地走行車両(例えば実施例の鞍乗り型四輪車1)のパワーステアリングシステム(例えば実施例のパワーステアリングシステム80)において、前記パワーアシストモータを制御するコントロールユニット(例えば実施例のコントロールユニット93)を、前記アクチュエータユニットの上方に配置したことを特徴とする。
この構成によれば、アクチュエータユニットの上方に位置することで、コントロールユニットをトルクセンサやアシストモータの近傍に配置しながらも、これらをステアリングシャフト周りの空間を有効活用してコンパクトに収めることが可能となる。また、比較的重いパワーアシストモータを下方に、比較的軽いコントロールユニットを上方に配置することが可能となり、車両の重量バランスがより良くなる。しかも、コントロールユニットに路面からの水泥等がかかり難くもなる。
請求項2に記載した発明は、前記コントロールユニットが、左右フレーム部材(例えば実施例のサブガセットパイプ44)間に渡設されると共に前記ステアリングシャフト下部を支持する支持ブラケット(例えば実施例の下部支持ブラケット55)の直上に配置されることを特徴とする。
この構成によれば、コントロールユニットとパワーアシストモータとの間の距離がより短くなる。また、コントロールユニットがステアリングシャフト近傍にさらにコンパクトに収容される。
請求項3に記載した発明は、前記不整地走行車両が、左右の前輪(例えば実施例の前輪2)を独立して懸架するフロントサスペンション(例えば実施例のフロントサスペンション15)を備えると共に、該フロントサスペンションにおけるクッションユニット(例えば実施例のクッションユニット74)の上端部を支持する支持部材(例えば実施例のフレーム側マウント51a)を車体フレーム(例えば実施例の車体フレーム4)に備え、該支持部材の上方に前記コントロールユニットが配置されることを特徴とする。
この構成によれば、コントロールユニットが、車体フレームにおけるフロントサスペンションよりも高い位置に配置することとなり、フロントサスペンションのストロークに対しても影響を及ぼさなくなる。
請求項4に記載した発明は、前記ステアリングシャフトが、前記車体フレームの最上部に位置する支持ブラケット(例えば実施例の上部支持ブラケット54)に支持され、該支持ブラケットの近傍に、前記コントロールユニットが配置されることを特徴とする。
この構成によれば、コントロールユニットが、車体フレームにおける最上部近傍に配置されることとなり、路面からの水泥等の影響を受け難く、かつ上方からカバー等で覆い易くもなる。
請求項5に記載した発明は、前記パワーアシストモータが、前記ステアリングシャフトの後方に配置され、前記コントロールユニットが、前記ステアリングシャフトの前方に配置されることを特徴とする。
この構成によれば、乗員の居住空間を確保しつつアクチュエータユニットを車体下方かつ中央に配置することが可能となる。また、比較的重いパワーアシストモータを車体中心方向に配置し、比較的軽いコントロールユニットを前方へ配置することで、それぞれ空間の有用性を高めながらも、ステアリングシャフト近傍にコンパクトに収容しつつ、かつ車両の重量バランスをより良くすることが可能となる。さらに、パワーアシストモータとコントロールユニットとの間の配線を、ステアリングシャフトに沿わせて配策することが可能となる。
請求項1に記載した発明によれば、コントロールユニットをステアリングシャフト周りの空間を有効活用してコンパクトに配置できると共に、車両の重量バランスをより良くし、かつ不整地走行時等における路面からの水泥等からコントロールユニットを良好に保護することができる。
請求項2に記載した発明によれば、ステアリングシャフト周りの空間を有効活用した上で、コントロールユニットとパワーアシストモータとの間の配線長さを短縮でき、該配線の簡素化及びノイズの低減を図ることができる。
請求項3に記載した発明によれば、フロントサスペンションのストロークへの影響を抑えた上で、路面からの水泥等からコントロールユニットを良好に保護できる。
請求項4に記載した発明によれば、路面からの水泥等からコントロールユニットを良好に保護できると共に、カバー等の装着によりコントロールユニットの保護性をさらに向上させることができる。
請求項5に記載した発明によれば、ステアリングシャフト周りの空間の有用性を高めて乗員の居住空間を確保しつつ車両の重量バランスをより良くし、かつパワーアシストモータとコントロールユニットとの間の配線の配策を容易にすることができる。
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。また、図中矢印FRは車両前方を、矢印LHは車両左方を、矢印UPは車両上方をそれぞれ示す。
図1に示す鞍乗り型四輪車(不整地走行車両)1は、小型軽量に構成された車体の前後に、比較的大径の低圧バルーンタイヤである左右の前輪2及び後輪3を備え、最低地上高を大きく確保して主に不整地での走破性を高めた所謂ATV(All Terrain Vehicle)である。
車体フレーム4の略中央部には、鞍乗り型四輪車1の原動機としてのエンジン5が搭載される。エンジン5は水冷式の単気筒エンジンであり、クランクシャフトの回転軸を車両前後方向に沿わせた所謂縦置きレイアウトとされる。エンジン5の下部を構成するクランクケース6は変速機ケースも兼ねており、該クランクケース6の前部及び後部における例えば左側にオフセットした位置からは、前方又は後方に向けてそれぞれプロペラシャフト8f,8rが導出される。
各プロペラシャフト8f,8rは、車体フレーム4の前部下側又は後部下側において、前減速機構11又は後減速機構12、及び各減速機構11,12から左右に延びるドライブシャフト(フロント側のみ図4に符号13で示す)を介して、各前輪2又は後輪3に動力伝達可能に接続される。各前輪2及び後輪3は、車体フレーム4の前部又は後部において、独立懸架式(具体的にはダブルウィッシュボーン式)のフロントサスペンション15(前輪懸架装置、図4参照)又はリアサスペンション(不図示)を介してそれぞれ懸架されている。
エンジン5において、クランクケース6上に立設されるシリンダ部7の後部にはスロットルボディ17が接続されると共に、該スロットルボディ17の後部にはエアクリーナケース18が接続される。一方、シリンダ部7の前部には排気管19の基端部が接続される。該排気管19は、シリンダ部7の前方に延びた後に後方に向けて折り返し、その先端部が車体後部に配設されたサイレンサ21に接続される。
鞍乗り型四輪車1の車体上部における車幅方向中央部には、前側から順に燃料タンク22及び鞍乗り型のシート23がそれぞれ配設される。また、燃料タンク22の斜め上前方には、左右のグリップ部を形成するバー型のハンドル24が配設される。該ハンドル24は、上下に直線的に延在するステアリングシャフト25の上端部に固定されている。シート23の後部下方には、車両用電源としてのバッテリ94が配設されている。
ステアリングシャフト25は、その上部が後方に位置するよう傾斜して設けられる。該ステアリングシャフト25上部の直ぐ後方には燃料タンク22が位置し、該燃料タンク22の直ぐ後方にはシート23が位置している。また、ステアリングシャフト25下部の後方には、所定量離間してエンジン5が位置している。
ステアリングシャフト25の下部前方には、エンジン5冷却用のラジエータ26が配設される。該ラジエータ26はダウンフロー型(縦流れ型)であり、その上部タンクには、エンジン5のシリンダ部7から略水平をなして前方に延びる流入側ホース27の前端部が接続される一方、下部タンクには、その斜め下後方のクランクケース6に向かってクランク状をなして後方に延びる流出側ホース28の前端部が接続される。
ラジエータ26は、ステアリングシャフト25と同様に上部が後方に位置するように傾斜して設けられており、その後面側には、ステー等を介して電動式のラジエータファン29が取り付けられている。
車体フレーム4の前部には、車体前部を適宜覆う樹脂製の車体カバー31、及び各前輪2をその上方から後方に渡って覆う同じく樹脂製のフロントフェンダ32、並びに主に鋼材からなるフロントプロテクタ33及びフロントキャリア34が取り付けられる。また、車体フレーム4の後部には、各後輪3をその上方から前方に渡って覆う樹脂製のリアフェンダ35、並びに主に鋼材からなるリアキャリア36が取り付けられる。なお、図中符号4bは、前減速機構11、後述するアクチュエータユニット81、及びエンジン5の下方に渡って設けられてこれらを路面からの泥水等から保護する下部保護板を示す。
図2,3を併せて参照して説明すると、車体フレーム4は複数種の鋼材(フレーム部材)を溶接等により一体的に結合してなるもので、より具体的には、左右のアッパパイプ41及びロアパイプ42を用いて左右一対の閉ループ構造体4aとし、かつこれらを複数のクロスメンバを介して結合することで、車幅方向中央部において前後に長いボックス構造を形成してなるものである。
アッパパイプ41は、車体側面視において、ステアリングシャフト25の長手方向略中央部よりもやや後方となる位置から後方に向けて延びる上部水平部41aと、該上部水平部41aの前端から斜め前下方に向けて延びる前部傾斜部41bとを、一本の鋼管に曲げ加工を施すことで一体に形成してなる。以下、上部水平部41aと前部傾斜部41bとの間の屈曲部を前部屈曲部41cとして説明する。
一方、ロアパイプ42は、同じく車体側面視において、エンジン5の底部後端近傍となる位置から前方に延びる下部水平部42aと、該下部水平部42aの後端から斜め後上方に向けて延びる後部傾斜部42bとを、一本の鋼管に曲げ加工を施すことで一体に形成してなる。以下、下部水平部42aと後部傾斜部42bとの間の屈曲部を後部屈曲部42cとして説明する。
このような左右アッパパイプ41の前端部及び後端部、さらに左右ロアパイプ42の前端部及び後端部が接合されることで、側面視で略平行四辺形をなす左右一対の閉ループ構造体4aが形成されている。
また、アッパパイプ41の前部傾斜部41bの中間部とロアパイプ42の下部水平部42aの中間部との間には、前上がりに傾斜するガセットパイプ43が渡設される。さらに、ガセットパイプ43の中間部とアッパパイプ41の前部傾斜部41bとの間には、ガセットパイプ43よりも緩やかな傾斜をなすサブガセットパイプ44が渡設される。
また、左右アッパパイプ41の前部傾斜部41b間には、中段前側クロスメンバ45が渡設され、左右ロアパイプ42の下部水平部42a間には、下段前側クロスメンバ46及び下段後側クロスメンバ47がそれぞれ渡設される。
図4を併せて参照して説明すると、中段前側クロスメンバ45の両端部には、フロントサスペンション15のアッパアーム71の基端部前側を支持するための中段前側支持部45aがそれぞれ形成される。また、各サブガセットパイプ44には、アッパアーム71の基端部後側を支持するための中段後側支持ブラケット48がそれぞれ設けられる。
一方、下段前側クロスメンバ46及び下段後側クロスメンバ47の両端部には、フロントサスペンション15のロアアーム72の基端部前側及び後側を支持するための下段前側支持部46a及び下段後側支持部47aがそれぞれ形成される。
左右アッパパイプ41の前部傾斜部41b上には、車体正面視で下方に開放する略コの字状をなす連結パイプ49が設けられ、該連結パイプ49の両端が各前部傾斜部41bの中間部にそれぞれ接合される。連結パイプ49の上辺部にはアッパガセット51が設けられ、該アッパガセット51の両端部には、フロントサスペンション15のクッションユニット74(緩衝器)の上端部を支持するためのフレーム側マウント51aがそれぞれ形成される。
図5を併せて参照して説明すると、アッパガセット51と、前部屈曲部41c近傍において左右アッパパイプ41間に渡るアッパクロスパイプ52との間には、側面視で略ヘの字状をなす左右一対のトップパイプ53が渡設される。これら各トップパイプ53は、その頂部(車体フレーム4の最上部でもある)が側面視でステアリングシャフト25と重なる位置にあり、該左右頂部間には、ステアリングシャフト25の上部を支持するための上部支持ブラケット54が渡設される。一方、各サブガセットパイプ44間には、ステアリングシャフト25の下端部近傍を支持するための下部支持ブラケット55が渡設される。
図2,3に示すように、アッパパイプ41の上部水平部41aの中間部とロアパイプ42の後部傾斜部42bの中間部との間には、前上がりに傾斜するリアガセットパイプ56がそれぞれ渡設される。また、アッパパイプ41及びロアパイプ42の後部下側には、側面視で斜め後下方に向けて凸状となるように湾曲するリアサブパイプ57が設けられ、該リアサブパイプ57の両端が各アッパパイプ41の後端部及び後部傾斜部42bの中間部にそれぞれ接合される。
左右リアサブパイプ57の下部間には、中段前側クロスメンバ58が渡設される。中段前側クロスメンバ58の両端部には、リアサスペンションのアッパアームの基端部前側を支持するための中段前側支持部58aが形成される。また、リアサブパイプ57の中段前側クロスメンバ58の後方には、リアサスペンションのアッパアームの基端部後側を支持する中段後側支持部59が形成される。
ロアパイプ42の後部屈曲部42cには、後方に向かって突出するリア連結ブラケット61が設けられる。リア連結ブラケット61は、リアサブフレームアッシ62の前端部を支持するためのものである。
リアサブフレームアッシ62は、前後方向に延在する左右一対のロアサブパイプ63と、各ロアサブパイプ63間に渡る下段前側クロスメンバ64及び下段後側クロスメンバ65とを、溶接等により一体的に結合してなる。下段前側クロスメンバ64及び下段後側クロスメンバ65の両端部には、リアサスペンションのロアアームの基端部前側及び後側を支持するための下段前側支持部64a及び下段後側支持部65aがそれぞれ形成される。
左右アッパパイプ41の後端部間に渡設されるリアアッパクロスメンバ66の両端部には、リアサスペンションのクッションユニット(緩衝器)の上端部を支持するためのフレーム側マウント66aがそれぞれ形成される。ステップバー67は、フロントフェンダ32及びリアフェンダ35に渡るステップボードと共に乗員用のステップ部を構成する。
図4に示すように、フロントサスペンション15は、車体フレーム4に基端側が上下に揺動可能に支持される左右のアッパアーム71及びロアアーム72と、各アッパアーム71及びロアアーム72の先端部に支持される左右のナックル73と、各ロアアーム72と車体フレーム4との間に介設される左右のクッションユニット74とを有してなる。
図6を併せて参照して説明すると、アッパアーム71は、上面視で先端側から基端側に向けて分岐し、その基端側には揺動軸に沿うピボットパイプ部71aが両分岐端に渡って設けられる。また、ロアアーム72も同様に、上面視で先端側から基端側に向けて分岐し(図示略)、その両分岐端には揺動軸に沿うピボットパイプ部72aがそれぞれ設けられる。なお、図6中0Bは車体幅方向中心線であり、この中心線0Bに近接するように比較的重いパワーアシストモータ82が配置されることで、その車体左右での重量バランスを良好にしている。
アッパアーム71のピボットパイプ部71aの前部及び後部は、車体フレーム4の中段前側支持部45a及び中段後側支持ブラケット48にそれぞれ揺動軸を介して軸支される。また、ロアアーム72の前後のピボットパイプ部72aは、車体フレーム4の下段前側支持部46a及び下段後側支持部47aにそれぞれ揺動軸を介して軸支される。ここで、中段前側支持部45a及び中段後側支持ブラケット48、並びに下段前側支持部46a及び下段後側支持部47aは、フロントサスペンション15の一部でもある。
アッパアーム71及びロアアーム72の先端部には、それぞれボールジョイント71b,72bを介してナックル73の上部又は下部がそれぞれ連結される。ナックル73の外側には、前輪2のハブ部2aが回転自在に支持されている。なお、前輪2の内側には、該前輪用ブレーキとしてのディスクブレーキ2bが構成されている。
アッパアーム71の上面側であって先端寄りの部位には、上方に向けて突出するアーム側マウント71cが設けられる。アーム側マウント71cには、前記揺動軸と平行な連結軸を介してクッションユニット74の下端部が連結される。一方、各クッションユニット74の上端部は、同じく前記揺動軸と平行な連結軸を介して車体フレーム4のフレーム側マウント51aにそれぞれ連結される。
これにより、各前輪2に路面からの衝撃荷重が入力されると、これらをアッパアーム71及びロアアーム72を介して左右個別に上下に揺動させ、かつ左右クッションユニット74を伸縮させ、もってクッションユニット74の緩衝作用により前記荷重が穏やかに吸収される。なお、リアサスペンションについては、フロントサスペンション15と同様の構成を有するのでその説明は省略する。
図4,5に示すように、車体フレーム4の車幅方向略中央部において、下段前側クロスメンバ46と下段後側クロスメンバ47との間には、前記前減速機構11が配設される。該前減速機構11は、エンジン5のクランクケース6から前方に向けて延びるプロペラシャフト8fの回転運動を減速すると共に、その回転を左右の前ドライブシャフト13の回転に変換するものである。
前減速機構11外側の左右の出力部は、両端に自在継ぎ手を有する左右前ドライブシャフト13を介して左右前輪2のハブ部2aに連結されており、エンジン5からの駆動力がプロペラシャフト8f、前減速機構11、及び左右前ドライブシャフト13を介して左右前輪2にそれぞれ伝達される。
ステアリングシャフト25の下端部は前減速機構11近傍に位置しており、該下端部と左右のナックル73とは、それぞれ左右一対のタイロッド75(図6参照)を介して連結される。これにより、ステアリングシャフト25の回転に伴い、タイロッド75を介してナックル73及び前輪2が同一方向に操舵される。
ここで、図5に示すように、鞍乗り型四輪車1は、ハンドル操作力すなわち前輪操舵力を軽減するための電動式のパワーステアリングシステム80を備えている。
パワーステアリングシステム80は、ステアリングシャフト25の中間部に設けられたパワーアシストモータ82一体型のアクチュエータユニット81と、該アクチュエータユニット81内のトルクセンサ91(図8参照)の検出値に基づいてパワーアシストモータ82を駆動制御するECU(Electric Control Unit)としてのコントロールユニット93とを備えてなる。すなわち、パワーステアリングシステム80においては、バッテリ94の電力をコントロールユニット93に供給し、該コントロールユニット93からアクチュエータユニット81に電力を供給するのである。
ステアリングシャフト25は、アクチュエータユニット81を境に上部シャフト25aと下部シャフト25bとに分割構成され、上部シャフト25aの下端部がアクチュエータユニット81のインプットシャフト83に、下部シャフト25bの上端部がアクチュエータユニット81のアウトプットシャフト84にそれぞれ同軸に連結される。各シャフト83,84は、アクチュエータユニット81のハウジング85内において、トルクセンサ91の一部であるトーションバー92(図8参照)を介して連結される。
ここで、前輪2には接地抵抗が作用することから、前記ハンドル24を右又は左回りに操作すると、該ハンドル24に機械的に連結されるインプットシャフト83と、各前輪2に機械的に連結されるアウトプットシャフト84との間に相対回転力が生じることとなる。
このとき、各シャフト83,84間に介設されたトーションバー92に捩れが生じ、この捩れに基づいてステアリングシャフト25に加わる回転トルク、すなわちハンドル24の操舵トルクが検出され、該検出値に応じた信号がコントロールユニット93に入力されることで、該信号に基づいてパワーアシストモータ82が駆動制御されるようになっている。
図7,8,9に示すように、パワーアシストモータ82は、円筒状のモータ本体82aの一端側からこれと同軸に回転軸82bを突出させた構成を有し、その軸線CMがステアリングシャフト25の軸線CSと直角をなすように配置される。この状態で、モータ本体82aがハウジング85に固定されると共に回転軸82bがハウジング85内に入り込み、該回転軸82bとアウトプットシャフト84とが、ハウジング85内に収容されたウォームギヤ対(噛合部)86を介して連係される。
すなわち、パワーアシストモータ82の回転軸82bの先端部には、これと同軸のウォームギヤ86aが取り付けられると共に、アウトプットシャフト84の上端部には、これと同軸のウォームホイールギヤ86bが取り付けられ、これら各ギヤ86a,86bが噛み合うことで、パワーアシストモータ82の駆動力が減速されてアウトプットシャフト84に伝達される。
これにより、ハンドル24を回動操作する際に、ステアリングシャフト25(アウトプットシャフト84)には、ハンドル24からの回転操作力が入力されると共に、パワーアシストモータ82からの補助回転力が付与されることとなり、もってハンドル操作力が軽減されるようになっている。ここで、図7のアンプ回路部87は、トルクセンサ91からの電気信号を処理すると共に故障診断回路を備える。また、カプラ88は、アンプ回路部87とコントロールユニット93とを接続するアンプ用ハーネス87a(図5参照)の相手部品である。これらアンプ回路部87及びカプラ88は、ハウジング85の外壁に設けられている。なお、図7中符号82cは、パワーアシストモータ82への電力供給ハーネスを示す。
ここで、図5に示すように、アンプ用ハーネス87aは、他の配線と束ねられることなく、ステアリングシャフト25の直前にてこれに沿うように配策されることで、ノイズの低減を図っている。このアンプ用ハーネス87aが、コントロールユニット93近傍において、トップパイプ53にバンドで固定されている。
またここで、図5,6に示すように、アクチュエータユニット81は、ステアリングシャフト25の下端部近傍に位置しており、そのハウジング85(ウォームギヤ対86)が、車体フレーム4の閉ループ構造体4a同士を結合するクロスメンバの一つとしての下部支持ブラケット55上にボルト等により締結されることで、車体フレーム4に堅固に固定されている。ここで、アクチュエータユニット81のハウジング85は、上面視で下部支持ブラケット55の外形内に収まるように設けられている。
このとき、パワーアシストモータ82の回転軸82bは、ステアリングシャフト25の斜め後左側に隣接するように設けられると共に、モータ本体82aは、回転軸82bから斜め後右側に向けて(換言すれば車体前後方向中央側に向けて)延出するように設けられる。またこのとき、パワーアシストモータ82は、ステアリングシャフト25の後方に位置することとなり、かつ車体フレーム4の内側においてこれを構成する各フレーム部材に囲まれるように配置される。ここで、アクチュエータユニット81のアンプ回路部87及びカプラ88は、側面視で車体フレーム4のフレーム部材(アッパパイプ41等)と重なるように配置されている。
また、パワーアシストモータ82は、フロントサスペンション15(アッパアーム71及びロアアーム72、並びにクッションユニット74)よりも後方に位置すると共に、アッパアーム71支持用の中段前側支持部45a及び中段後側支持ブラケット48よりも上方に位置するように配置される。なお、パワーアシストモータ82は、ステアリングシャフト25前方のラジエータファン29による空気流の下流側に位置することでその冷却性を向上させている。
ところで、コントロールユニット93は、車幅方向略中央部においてフレーム側マウント51aよりも上方に配置されると共に、上部支持ブラケット54の前方(ステアリングシャフト25の前方)にこれに近接して配置されており、例えば車体フレーム4のトップパイプ53にステー等を介して固定されている。このとき、コントロールユニット93は、ウォームギヤ対86(ハウジング85)の直上(鉛直方向上側)に位置しており、上面視ではウォームギヤ対86を収容するハウジング85の外形内に収まるように設けられている。
以上説明したように、上記実施例における鞍乗り型四輪車1のパワーステアリングシステム80は、上部が後方に位置するように傾斜したステアリングシャフト25に対して、パワーアシストモータ82の回転軸82bを直角に配置したものであって、パワーアシストモータ82を制御するコントロールユニット93を、パワーアシストモータ82とステアリングシャフト25との噛合部としてのウォームギヤ対86よりも上方に配置したものである。
この構成によれば、コントロールユニット93がアクチュエータユニット81の上方に位置することで、アクチュエータユニット81とコントロールユニット93とをつなぐ配線(アンプ用ハーネス87a)を短くすることができると共に、コントロールユニット93に路面からの水泥等がかかり難くなる。すなわち、コントロールユニット93とパワーアシストモータ82との間の配線長さを短縮して該配線の簡素化及びノイズの低減を図ることができると共に、不整地走行時等における路面からの水泥等からコントロールユニット93を良好に保護することができる。
また、上記パワーステアリングシステム80においては、コントロールユニット93が、下部支持ブラケット55の直上に配置されることで、コントロールユニット93を路面からの水泥等からさらに良好に保護できる。
さらに、上記パワーステアリングシステム80においては、パワーアシストモータ82が、ステアリングシャフト25の後方に配置され、コントロールユニット93が、ステアリングシャフト25の前方に配置されることで、パワーアシストモータ82とコントロールユニット93との間の配線を、ステアリングシャフト25に沿わせて配策することが可能となる。すなわち、パワーアシストモータ82とコントロールユニット93との間の配線の配策を容易にすることができる。
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、例えば車体フレームの詳細構造等、該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
ここで、図10に示す鞍乗り型四輪車101のように、アクチュエータユニット81を車体前部に配置する一方、コントロールユニット93を車体後部(例えばシート23下のバッテリ94近傍)に配置した構成とすれば、車両の重量バランスの最適化を図ることができる。
他方で、上記実施例の如くコントロールユニット93を車体前部に配置した場合、前記燃料タンク22があった位置(シート23前方)にエアクリーナケース118を、前記エアクリーナケース18があった位置(シート23下方)に燃料タンク122を配置した構成とすれば、前輪2にかかる荷重を軽減することができる。
この発明の実施例における鞍乗り型四輪車の側面図である。 上記鞍乗り型四輪車の車体フレームの側面図である。 上記車体フレームの上面図である。 図1におけるA矢視図である。 上記鞍乗り型四輪車の車体前部を示す側面図である。 図5におけるB矢視図である。 図6における図示方向から見たアクチュエータユニットの上面図である。 図7におけるE矢視図である。 図8におけるF−F断面図である。 上記鞍乗り型四輪車の変形例を示す図1に相当する側面図である。
符号の説明
1 鞍乗り型四輪車(不整地走行車両)
2 前輪
4 車体フレーム
15 フロントサスペンション
25 ステアリングシャフト
44 サブガセットパイプ(フレーム部材)
51a フレーム側マウント(支持部材)
54 上部支持ブラケット(支持ブラケット)
55 下部支持ブラケット(支持ブラケット)
74 クッションユニット
80 パワーステアリングシステム
81 アクチュエータユニット
82 パワーアシストモータ
91 トルクセンサ
93 コントロールユニット

Claims (5)

  1. 上部が後方に位置するように傾斜したステアリングシャフトに、パワーアシストモータとトルクセンサとを備えるアクチュエータユニットを配置した不整地走行車両のパワーステアリングシステムにおいて、
    前記パワーアシストモータを制御するコントロールユニットを、前記アクチュエータユニットの上方に配置したことを特徴とする不整地走行車両のパワーステアリングシステム。
  2. 前記コントロールユニットが、左右フレーム部材間に渡設されると共に前記ステアリングシャフト下部を支持する支持ブラケットの直上に配置されることを特徴とする請求項1に記載の不整地走行車両のパワーステアリングシステム。
  3. 前記不整地走行車両が、左右の前輪を独立して懸架するフロントサスペンションを備えると共に、該フロントサスペンションにおけるクッションユニットの上端部を支持する支持部材を車体フレームに備え、該支持部材の上方に前記コントロールユニットが配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の不整地走行車両のパワーステアリングシステム。
  4. 前記ステアリングシャフトが、前記車体フレームの最上部に位置する支持ブラケットに支持され、該支持ブラケットの近傍に、前記コントロールユニットが配置されることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の不整地走行車両のパワーステアリングシステム。
  5. 前記パワーアシストモータが、前記ステアリングシャフトの後方に配置され、前記コントロールユニットが、前記ステアリングシャフトの前方に配置されることを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の不整地走行車両のパワーステアリングシステム。

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