JPH02158791A - 蛍光表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は蛍光表示装置に関するものである。

［従来技術］ 自動車に搭載されるスピードメータ等に蛍光表示装置が
使用され、この蛍光表示装置は、第６図に示すように、
蛍光表示管１と、当該蛍光表示管１を駆動する駆動回路
が形成されているプリン１〜基板２とがフレキシブルプ
リン１〜配線板（ＦＰＣ）３に形成された複数の信号線
にて電気的に接続されている。このとぎ、フレキシブル
プリント配線板３とプリン１〜基板２とはコネクタ５を
介して接続されている。このフレキシブルプリント配線
板３とコネクタ５との接続部において、第７図及び第８
図に示すように、フレキシブルプリント配線板３の信号
線（導体）４の端部ではオーバレイフィルム６による被
覆がなく露出している。そして、この露出した信号線４
の端部とコネクタ５のコンタクト７とが接続されている
。

［発明が解決しようとする課題］ ところが、このフレキシブルプリント配線板３の接続部
において、信号線４の端部が露出しているために結露に
より隣接する露出した信号線４間にリークが発生し蛍光
表示管１の誤動作を誘発する。即ち、第９図に示すにう
に、例えば、蛍光表示管１のセグメント（アノード電極
＞８ａのみを点灯させるべく１〜ランジスタＴｒ１をオ
ン状態にすると、フレキシブルプリン１〜配線板３の接
続部において結露によりトランジスタＴｒ１に対応する
信号線４に対し隣接する信号線４にリーク電流ＩＩ、Ｉ
２が発生し、目的のセグメント８ａに対し隣接するセグ
メン１〜Ｂｂ、Ｂｃもぼんやりと点灯してしまい誤表示
となる。

この発明の目的は、結露に基因する誤動作を防止できる
蛍光表示装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段］ この発明は、蛍光表示管と当該蛍光表示管を駆動する駆
動回路とを複数の信号線にて電気的に接続した蛍光表示
装置において、 前記複数の信号線の露出部での隣接する信号線の間に低
電圧側につながるリーク用導体を配設した蛍光表示装置
をその要旨とする。

［作用］ 複数の信号線の露出部において隣接する信号線の間に結
露が発生すると、リーク電流はその信号線の間に設けら
れたリーク用導体を介して低電圧側に流れ蛍光表示管の
誤表示が防止される。

［゛°実施例］ 以下、この発明を自動車に搭載される燃料量に具体化し
た一実施例を図面に従って説明する。

本実施例の蛍光表示装置においては、全体としては第６
図に示したように、蛍光表示管１と当該蛍光表示管１を
駆動する駆動回路を有するプリント基板２とがフレキシ
ブルプリント配線板（ＦＰＣ）１０及びコネクタ１１を
介して電気的に接続されている。このフレキシブルプリ
ン１〜配線板１０とコネクタ１１との接続部は、第１図
及び第２図（第１図のＢ−８断面図）に示すようになっ
ている。

フレキシブルプリン１〜配線板１０のベースフィルム１
２はポリエステルあるいはポリイミドを帯状に形成した
ものが使用され、ベースフィルム１２の上には蛍光表示
管１への信号線となる信号線用導体１３ａ〜１３ｆとリ
ーク用導体１４が並設されている。これら導体１３８〜
１３ｆ、１４はオーバレイフィルム１５で被覆されてい
る。

このフレキシブルプリン１〜配線板１０のコネクタ１１
側の先端部においては、ベースフィルム１２の裏面側に
ポリエステルよりなる補強板１６が設けられるとともに
、オーバレイフィルム１５による被覆がなく導体１３ａ
〜１３ｆ、１４が露出している。このフレキシブルプリ
ント配線板１０の接続部ではリーク用導体１４が信号線
用導体１３ａ〜１３ｆの先端部側に延設され、ざらに、
この延設部１４ａから各信号線用導体１３８〜１３ｆの
間に分岐されている。即ち、信号線用導体１３ａ〜１３
ｆの露出部において、その各信号線用導体１３ａ〜１３
ｆの回りにリーク用導体１４が配置されている構造とな
っている。

そして、露出した各信号線用導体１３ａ〜１３ｆとリー
ク用導体１４はコネクタ１１の各コンタクト１７と接続
されている。

第３図は本蛍光表示装置の電気的構成を示す回路図であ
る。

まず、プリント基板２においてはオープントレイン出力
のＩＣドライバ１８が配設され、このＩＣドライバ１８
には蛍光表示管１の各セグメント（アノード電極＞１ａ
、１ｂ・・・に対応するトランジスタＴｒｉ、Ｔｒ２・
・・が設けられている。そして、トランジスタＴｒ１．
Ｔｒ２・・・がオンすることによりコネクタ１１のコン
タクト１７及びフレキシブルプリン１〜配線板１０の信
号線用導体１３ａ、１３ｂ−・・を介して回路型ＪＩＶ
ＤＤ（＝５Ｖ）が蛍光表示管１の各セグメント（アノー
ド電極）１ａ、’＋ｂ・・・に印加される。この各セグ
メント１ａ。

１ｂ・・・の組合せによりバーグラフ式にて燃料タンク
の燃料量を表示することができるようになっている。

又、プリント基板２にはフィシメン１〜電源回路（トラ
ンス）１９が配設され、このフィラメント電源回路１９
を介して交流電源２０の電圧が蛍光表示管１の陰極フィ
ラメン１〜２１に印加されるようになっている。さらに
、プリン１〜基板２にはカットオフ電源２２とグリッド
電源２３が設けられ、カットオフ電源２２のプラス端子
はフィラメント電源回路（トランス）１９の二次側コイ
ルに、グリッド電源２３のプラス端子は蛍光表示管１の
グリッド電極２４に接続され、ざらに、カットオフ電源
２２及びグリッド電源２３のマイナス端子は表示管用マ
イナス電源ＶＥＥ（＝−３０Ｖ）に接続されている。

前記リーク用導体１４は表示管用マイナス電源ＶＥＥ（
＝−３０Ｖ）に接続されている。

次に、このように構成した本蛍光表示装置において、フ
レキシブルプリント配線板１０の信号線用導体１３８〜
１３ｆの露出部に結露が発生した際の作用を説明する。

今、蛍光表示管１のセグメンｈ　（アノード電極）１ａ
のみを点灯させるべくトランジスタＴｒ１をオン状態し
た場合を考えてみる。フレキシブルプリント配線板１０
とコネクタ１１との接続部において結露によりトランジ
スタＴｒ１に対応する信号線用導体１３ｂに対し隣接す
る信号線用導体１３ａ、１３Ｃにリーク電流１１．Ｉ２
が発生する。

しかしながら、そのリーク電流ＩＩ、Ｉ２は信号線用導
体１３ｂの回りに配設されたリーク用導体１４を介して
表示管用マイナス電源ＶＥＥ（−３０Ｖ）に流れ、信号
線用導体１３ｂに対し隣接する信号線用導体１３ａ、１
３Ｇにはリーク電流１１゜Ｉ２が流れない。

従って、目的のセグメント（アノード電極）１ａに対し
隣接するセグメン１〜ｌｂ、１ｃが点灯することなく目
的のセグメント１ａのみが点灯し誤表示が防止される。

このように本実施例は、フレキシブルプリント配線板１
０の先端の導体露出部において隣接する信号線用導体１
３ａ〜１３ｆの間に低電圧側（表示管用マイナス電源Ｖ
ＥＥ）につながるリーク用導体１４を配設したことによ
り、結露が発生してもリーク電流ＩＩ、１２はリーク用
導体１４を介して低電圧側に流れ蛍光表示管１の誤表示
が防止される。

尚、この発明は上記実施例に限定されるものではなく、
例えば、上記実施例ではリーク用導体１４を表示管用マ
イブス電源ＶＥＥに接続したが、第３図において二点鎖
線で示すようにリーク用導体１４をカットオフ電位線Ｌ
１に接続してもよい。

又、第４図に示すように、リードタイプの蛍光表示管２
５においてはプリント基板２と蛍光表示管２５の各リー
ドピン２６との接続を次のように行なってもよい。即ち
、第５図に示すように、ハンダ２７により蛍光表示管２
５の各リードピン２６とプリント基板２とを電気接続す
るとともに、その各リードピン２６の回りに表示管用マ
イナス電源ＶＥＥにつながるリーク用導体２８を配設し
てもよい。

［発明の効果コ 以上詳述したようにこの発明によれば、結露等に基因す
る蛍光表示装置の誤動作を防止することができる優れた
効果を発揮する。

【図面の簡単な説明】

第１図は実施例の蛍光表示装置のフレキシブルプリント
配線板の端部を示す図、第２図は第１図のＢ−８断面図
、第３図は実施例の電気回路図、第４図は別例の蛍光表
示装置の斜視図、第５図は同じく別例の要部を示す図、
第６図は蛍光表示装置の斜視図、第７図は従来の蛍光表
示装置のフレキシブルプリン１〜配線板の端部を示す図
、第８図は第７図のＡ−Ａ断面図、第９図は従来の蛍光
表示装置の電気回路図である。 １は蛍光表示管、１３ａ〜１３ｆは信号線用導体、１４
はリーク用導体。 特許出願人　　　　　日本電装　株式会社代　理　人　
　　　　弁理士　　恩１）博宣第４１！Ｉ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、蛍光表示管と当該蛍光表示管を駆動する駆動回路と
   を複数の信号線にて電気的に接続した蛍光表示装置にお
   いて、 前記複数の信号線の露出部での隣接する信号線の間に低
   電圧側につながるリーク用導体を配設したことを特徴と
   する蛍光表示装置。