JPH02158352A - 記録ヘッド及び前記記録ヘッドを用いた熱記録装置 - Google Patents

記録ヘッド及び前記記録ヘッドを用いた熱記録装置

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JPH02158352A
JPH02158352A JP31183988A JP31183988A JPH02158352A JP H02158352 A JPH02158352 A JP H02158352A JP 31183988 A JP31183988 A JP 31183988A JP 31183988 A JP31183988 A JP 31183988A JP H02158352 A JPH02158352 A JP H02158352A
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thermal
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thermal head
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JP31183988A
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Jun Kawai
潤 河合
Atsushi Aoki
淳 青木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、被記録媒体に画像記録を行うにあたって、中
間調表現が可能な記録ヘッド及び前記記録ヘッドを用い
た熱記録装置に関するものである。
[従来の技術] プリンタやファクシミリなどの記録装置は、記録ヘッド
に設けた複数のドツト形成素子を記録情報(画像信号)
に基いて選択的に駆動しながら、記録シート(記録用紙
やプラスチック薄板などの記録媒体)上にドツトパター
ンを形成するものである。このような記録装置の形式に
は、記録ヘッドをシートの幅方向に移動させながら記録
していくシリアル型、行方向に所定の長さ分まとめて記
録するラインプリント型および1頁分まとめて記録する
ベージプリント型などがある。
また、記録方式には、サーマル式、インクジェット式及
びワイヤドツト式などがあり、このうちサーマル式は、
インクシートを用いて普通紙にインクを転写する熱転写
式と、サーマルヘッドで感熱紙を加熱して発色させる感
熱方式とに分けることができる。
従来より、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックな
どの複数色を用いるカラー記録或いは画像記録時におい
て、濃度差を表現するための中間調記録方法が採用され
ている。このような従来の中間調記録では、一般的に2
値記録の原理に基づく方法が採用されており、従来の方
法で階調表現を行うには複数ドツトを1単位として、そ
の単位中のドツトのオン・オフ(2値)の割合によって
中間調を表現するデイザ法などの面積階調法により、疑
似的に中間調を表現する手法が取られていた。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら、上述した面積階調法を採用すると、多く
の階調を表現するためには1画素に対して必要なドツト
数が増大するため、画像の解像度が低下するという問題
がある。この面積階調法により、例えば64階調で6画
素/ m m程度の解像度の画像を得るためには、記録
ヘッドの解像度としては48ドツト/ m m程度が必
要になる。これをサーマルプリンタで実現するには、4
8ドツト/ m mのサーマルヘッドが必要になるが、
このような高密度のサーマルヘッドの製造は極めて困難
であり、たとえ製造できたとしても膨大な素子数になる
ため、このサーマルヘッドの駆動に大規模な駆動回路が
必要になり現実的でない。このような理由により、2値
記録では高画質な階調記録を得るのに限界があり、何ら
かの方法によって1ドツトの大きさを多階調に表現する
多値階調記録を実用化することが要請されていた。
従来より、一般に利用されているサーマルヘッドを用い
た熱溶融転写による記録では、印加エネルギーの変化に
対応する濃度変化は第4図(A)のようになる。即ち、
印加エネルギーに対する記録濃度の変化率(傾き)が大
きく、また記録濃度のばらつき幅もグラフ中の垂直線4
01の長さで示すごとく大きいため、中間の濃度を出す
ことは非常に困難であった。第4図(B)は従来のサー
マルヘッドの形状とその発熱温度分布を示す図である。
ここでは、発熱素子101と電極102とが同一幅にな
るような形状になっているため、発熱素子101に流れ
る電流の分布は、1.03で示すようにほぼ均一になる
。また、発熱素子を形成し、でいる発熱抵抗層部分が、
下部のグレーズ層、土部の保護層を含め平滑となってい
るため、インクシート及び記録紙を介したヘッドとプラ
テン間の押圧力は、発熱素子のほぼ全面において均一で
、その温度分布も、放熱量が比較的少ない発熱素子10
1の中央部で若干高温になる程度である。従って、電極
102に印加するパルス電圧の印加時間を変化させて、
発熱素子101の温度分布を、11A及び12A(印加
時間はIIA<12A)のように変化させてみても、発
熱素子101の温度が熱転写インクの溶融点T□より高
い温度になるかそうでないかは、発熱素子101に印加
するエネルギーのわずかな差で大きく異なってしまう。
すなわち、Tl11よりわずかに印加エネルギーか小さ
ければインクシートのインクは全く溶融せず、逆にTヨ
よりわずかでも印加エネルギーが大きくなると、発熱素
子に接するインクのほとんどが溶融することになる。
このため、従来のサーマルヘッドを用いた熱転写方式で
は2値記録しか行えず、これを実現するには、印加エネ
ルギーに対する記録濃度の関係を示す曲線の傾きを小さ
くし、しかもこの記録濃度のばらつきを小さくできるサ
ーマルヘッドが得られれば、熱転写による多値記録が可
能になる。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、多値記録
が可能で、多階調での記録を容易に実現できる安価な記
録ヘッド及び前記記録ヘッドを用いた熱記録装置を提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明の記録ヘッドは以下の
様な構成からなる。即ち、 列状に複数配され、記録媒体に対向する面に複数の突起
部を設けた発熱素子と、前記発熱素子のそれぞれに電気
エネルギーを供給するための電極とを有する。
また上記目的を達成する本発明の記録ヘッドを用いた熱
記録装置は以下の様な構成からなる。即ち、 列状に複数配され、記録媒体に対向する面に複数の突起
部を設けた発熱素子と、前記発熱素子のそれぞれに電気
エネルギーを供給するための電極とを有する記録ヘッド
と、多値画像信号を入力し、該画像信号の階調度に対応
して前記記録ヘッドの各発熱素子で記録する画像データ
の階調度を決定する階調決定手段と、前記階調度に従い
前記記録ヘッドの各発熱素子に通電して記録する記録手
段とを有する。
[作用] 以上の構成により、本発明の記録ヘッドは、突起部に対
応した、転写領域の中心となる複数の領域を有し、この
転写領域の大きさを変えることにより階調記録を行うこ
とができる。
また、このような記録ヘッドを用いた熱記録装置では、
多値画像信号を入力し、その画像信号の階調度に対応し
て記録ヘッドの各発熱素子で記録する画像データの階調
度を決定する。そして、その階調度に従って、記録ヘッ
ドの各発熱素子に通電して記録するように動作する。
[実施例コ 以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳細
に説明する。
[サーマルヘッドの説明(第1図〜第3図)コ第1図は
実施例のサーマルヘッド10の1−っの発熱素子11と
電極(12,13)の形状を示す拡大正面図である。
図において、11はサーマルヘッド10に列状に配され
た複数の発熱素子のうちの1つの発熱素子である。12
は複数の発熱素子に電力を供給している共通電極である
。13は信号電極で、各発熱素子に対応して設けられ、
その電圧レベルにより対応する発熱素子に電流を流すか
どうかが制御される。14は発熱素子11に設けられた
微細突起部で、ここでは1つの発熱素子に9個の微細突
起部14が設けられている。ここでは、この微細突起部
14を発熱抵抗体を被覆している保護層の厚みを変更す
ることにより形成している。
15は、実施例の発熱素子11のA−A’部分と、それ
に接触しているインクシートとの接点部分の温度分布を
示している。なお、ここではサーマルヘッド10は、対
向しているプラテンに押圧力2.5kgで押圧されてい
るものとする。
ここで、発熱素子11に印加するパルス電圧の印加時間
を次第に長くしていくと、発熱素子11のA−A’部分
に接しているインクシート上の温度は、16aから16
bのように上昇する。このときのパルス印加時間は、1
6a<16bとなっている。
これは微細突起部14がある部分の押圧力が局部的に高
くなり、インクシートから記録紙へのインクの転写が部
分的に促進されるためである。さらに、微細突起部14
以外の部分では、サーマルヘッドとインクシートの間に
若干の空気層ができるため熱伝導が悪くなり、微細突起
部14部分よりも温度上昇に遅れが生じるためでもある
と考えられる。また、中央の微細突起部14における温
度上昇に対して、両端近傍の微細突起部における温度上
昇が少なくなっているのは、発熱素子11の端部におけ
る放熱によるものである。
いま、インクシートのインクの溶融点をT。とすると、
第1図においてT□よりも高い温度領域ではインクシー
トのインクが溶融して記録紙へのインクの転写が行われ
る。このようにして記録紙に転写される転写面積を示し
たのが第2図(A)〜(D)である。ここで、サーマル
ヘッド10への印加エネルギーの量はA<B<C<Dの
順になっている。
第2図(A)ではサーマルヘッド10への印加エネルギ
ーが小さいため、各微細突起部14に対応する部分のみ
が転写され、比較的放熱量が少ない中央近傍の突起部分
による転写領域が比較的太きくなっている。第2図(B
)は(A)の場合よりも印加エネルギーを増大させた場
合を示し、各微細突起部14に対応する転写領域が更に
拡大している。第2図(C)は(B)よりも更に印加エ
ネルギーを増大させた場合で、ここでは中央近傍の4つ
の微細突起部に対応する転写領域が更に拡大して1つに
まとまっている。そして、第2図(D)では発熱素子1
1のほぼ全域に亙り転写領域がひろがっている。
このように、サーマルヘッド10への印加エネルギーを
増加していくことにより、記録紙に転写される転写領域
をリニアに増大させることができるため、中間調の記録
に際し画像濃度に対応した面積階調による記録を行うこ
とができる。
第3図は実施例のサーマルヘッド10による印加エネル
ギーと記録濃度との関係を示す図である。
第3図と第4図(A)とを比較すれば明らかなように、
実施例のサーマルヘッド10によれば印加エネルギーに
対してほぼリニアに記録濃度が増加しており、また、垂
直線で示された印加エネルギーに対する記録濃度のバラ
ツキも小さくなっている。これにより、このサーマルヘ
ッド10によれば画像の中間調を精度よく再生できるこ
とがわかる。なお、この実施例では、発熱素子11に設
けられた微細突起部14の分散率を400個/mm2と
したが、発熱素子のピッチ以下の間隔であれば、この分
散率をさらに高くして高密度にしても効果が得られるこ
とはいうまでもない。
以上説明したように、本実施例のサーマルヘッドを用い
ることにより、多値記録による中間調表現が容易に実現
できるため、解像度を犠牲にすることなく階調記録を行
うことができる。また、このようなサーマルヘッドを用
いることにより、高画質で低価格な記録装置を提供でき
る。
なお、この実施例では発熱素子に9個の微細突起部14
を配した場合で説明したが、これに限定されるものでな
く、例えば発熱素子の端部に複数の突起部を形成した場
合でも同様な効果が得られる。
次に、このサーマルヘッド10を用いた熱記録装置の一
例を示す熱転写記録装置について説明する。
[熱記録部の説明 (第5図)] 第5図は実施例のサーマルヘッド10を用いた熱転写記
録装置の記録部の模式図である。
列状に設けられた複数の発熱素子及びその発熱素子に電
気エネルギーを供給する共通電極12及び信号電極13
を備えたサーマルヘッド1oの発熱部に対向するように
プラテン34が設けられている。そして、このサーマル
ヘッド10はプラテン34の面に対し圧接及び離隔可能
に取付けられている。サーマルヘッド10の発熱部は、
記録時プラテン34に支持された記録シート33及びイ
ンクシート32を介して圧接されている。この状態で、
画像信号に基いてサーマルヘッド10の発熱素子11を
選択的に駆動することにより、インクシートのインクを
記録シート33へ転写させて記録が行われる。
[熱転写記録装置の説明 (第6図〜第10図)] 第6図は実施例のサーマルヘッド10を用いた熱転写記
録装置の概略構成を示すブロック図で、第5図と共通す
る部分は同一番号で示している。
第6図において、110は記録シートである普通紙を保
持している普通紙カセット、111は普通紙の有無を検
出するセンサ、106は普通紙をカセット110よりピ
ックアップして搬送するための搬送用モータである。1
23はステッピングモータで、プラテン34を不図示の
減速機構を介して回転駆動している。131はサーマル
ヘッド10をアップ/ダウンさせるためのモータで、こ
のモータ131の駆動によりサーマルヘッド10が、イ
ンクシート32及び記録紙を介してプラテン34に押し
付けられたり(ダウン状態)、プラテン34より離反さ
れる(アップ状態)。また、139はインクシート32
の送り機構の駆動源であるモータで、モータ139の回
転が巻取りロール140の駆動軸に伝達されてインクシ
ート32が矢印方向に巻取られる。また、141はイン
クシート32の供給ロールである。
35は入力した画像データを一時保持するバッファメモ
リ、36はバッファメモリ35より読出した画像データ
を変換する画像データ変換テーブルで、通常はROMな
どのルックアップテーブルなどで構成されている。37
は第7図にその詳細を示すヘッド駆動パルス制御回路で
ある。
第8図は実施例のサーマルヘッド10の構成を示すブロ
ック図である。
図において、11は1つの発熱素子で、第1図で説明し
たように、1つの発熱抵抗体で構成されている。12は
共通電極、13は信号電極を示している。これら発熱素
子は記録紙の幅方向に1ライン分設けられている。23
3は1ライン分の記録データをラッチするラッチ回路、
234はシフトレジスタで、シリアル記録データ(階調
データ)444をクロック信号CLKに同期して順次入
力する。こうしてシフトレジスタ234に入力されたシ
リアルデータは、ラッチ信号235によりラッチ回路2
33にラッチされて、パラレルデータに変換される。こ
うして、各発熱素子に対応する記録データがラッチ回路
233に保持される。そして、ストローブ信号5TB4
45により電圧を印加するタイミング及び時間が定めら
れ、データのあるAND回路232に接続された出力ト
ランジスタ231が゛オン′°される。これにより、対
応する発熱素子の信号電極を通して発熱抵抗体に通電さ
れ、その発熱素子が発熱駆動される。
次に、第7図を参照してヘッド駆動パルス制御回路37
について説明する。
450は所定の周波数のクロックCLKを出力する発振
器、451はクロック信号CLKを分周し、例えばサー
マルヘッド10の1ラインの発熱素子数分を計数する毎
にラッチ信号235を出力する分周回路である。440
は入力した画素データの各画素に対応し、シフトレジス
タ234の各レジスタ段へ階調データ444をCLK信
号に同期して転送する階調変換デコーダである。これに
より、例えばカラー画像を処理する場合は、Y。
M、C各色毎に階調変換デコーダ440で階調変換が行
われる。
441は階調カウンタで、ラッチ信号235を入力する
毎にカウントアツプし、CPU38よりの指示信号44
3に基づき、例えば昇華性インクシートのときはmod
e4 (6ビツト)の計数を、溶融性インクシートのと
きはmod16(4ビツト)の計数を実施している。階
調変換デコーダ440は階調カウンタ441よりの計数
値と、人力した各画素データとを比較し、画素データの
方が大きいかあるいは等しいときに階調データ444と
して°゛1′°を出力し、画素データの方が小さくなる
と°゛O′°を出力している。ストローブ信号発生回路
442は、ラッチ信号235より少し遅れてストローブ
信号5TB445を出力しており、これにより発熱素子
が駆動されて記録が行われる。
第9図は実施例のサーマルヘッド10の駆動及びストロ
ーブ信号STBのタイミングを示す図である。
サーマルヘッド10はライン型のヘッドで、70は1ラ
イン分の記録タイミングを示している。
いま、階調変換デコーダ440に入力される1画素当り
の画像データが、例えば6ビツトで構成されているとす
ると、1画素当り64通りのデータの種類を取り得る。
従って、この場合はN階調のNは64°゛となる。まず
、シフトレジスタ234に1ライン分のデータ1回目の
STB信号信号一対する階調データ444が転送され、
ラッチ信号235によりラッチ回路233にラッチされ
る。次に、ストローブ信号B1が出力されて、B1のパ
ルス幅だけデータ゛°1°゛が出力された発熱素子が駆
動される。この発熱駆動の間に、次の階調データ444
がシフトレジスタ234に入力され、STB信号445
が立ち下がると、ラッチ信号235によりラッチ回路2
33にラッチされる。こうして次に、STB信号がB2
の聞出力される。このような動作が64回(STB信号
信号−B64)実行されて1ライン分の記録が終了する
即ち、階調変換デコーダ440は画像データを入力し、
その画像のうち記録するラインのm番目の画素データの
値が“20°°であったとき、その画素データの位置に
対応しているシフトレジスタ234のm段目に、階調カ
ウンタ441の値を参照しながら、前半の20個のデー
タが1゛で、後半の44 (64−20)個のデータが
0′′となるようなデータ444を合計64回出力する
但し、このときシフトレジスタ234の他の段には、対
応する画素の階調度に応じてデータがセットされている
ことはもちろんである。
このとき、各ストローブ信号STBは、図示の如< S
TB信号の出力回数に対応して、そのパルス幅が変更さ
れている。このようなストローブ信号STBのパルス幅
調整を実行しているのが、ストローブ信号発生回路44
2である。このスト0一ブ信号発生回路442は前述し
たように、インクシート32の種類に対応した階調デー
タ444を対応するROMテーブルなどにより入力して
おり、インクシート32の種類に対応してSTB信号4
45の幅や周期などを調整している。
第10図は実施例の熱転写記録装置における記録処理を
示すフローチャートで、CPU38のROMに記憶され
ている。
ステップS1で画像データを入力するとステップS2に
進み、その画像データをバッファメモリ35に記憶する
。ステップS3では記録紙をカセット110よりピック
アップして記録位置まで搬送し、ステップS4でインク
シート32を搬送して、インクシート32の所望の位置
が記録位置にくるようにする。次にステップS5に進み
、モータ131を駆動してサーマルヘッド10をダウン
させる。
ステップS6で1ライン分の画素データをバッファメモ
リ35より読出し、変換テーブル36を通してヘッド駆
動パルス制御回路37に出力する。これにより、第9図
に示すようなタイミングで階調データ444やラッチ信
号235及びストローブ信号STBが出力される。これ
により、サーマルヘッド10が発熱され、記録紙に転写
記録が行われる。次にステップS7に進み、記録紙とイ
ンクシート32とを1ライン分搬送し、ステップS8で
1頁の記録処理が終了したかどうかをみる。そして、1
頁の記録が終了していなければステップS6に戻り、次
のラインの画素データをバッファメモリ35から読出し
て、再び前述した記録処理を行う。
なお、カラー記録の場合は、各色の記録データの1頁単
位に記録し、各色の記録が終了するごとに、次に記録す
るインクシートの色部分を記録位置まで搬送し、記録紙
もまたプラテン34を1周して元の位置まで戻して、別
の色で記録を行う。
この動作を、例えばY、M、Cの3色に対して行うこと
により、記録紙にカラー記録を行うことができる。また
、インクシート32や使用する記録シートの種類に対応
して、前述した階調データ444の階調幅や、ストロー
ブ信号STBのパルス幅などを変更するようにしても良
い。
以上説明したように本実施例によれば、発熱素子に複数
の微細突起部を設けることにより、インクシートへの押
圧力を変更することにより、インクシートによる転写の
中心点を複数個設けて階調記録を行うことができる。
また、このサーマルヘッドを用いた熱転写記録装置によ
り、転写面積を変更して階調表現を容易にできる効果が
ある。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の記録ヘットによれば、印加
するエネルギーに対応してその発熱面積を精度良く変更
できるため、中間調画像などの階調記録ができる。
また本発明の熱記録装置によれば、多値記録が可能で、
多階調での記録を容易に実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例のサーマルヘッドの発熱素子と電極の形
状を示す拡大正面図、 第2図(A)〜(D)は発熱素子における各印加時間に
対する転写領域を示す図、 第3図は実施例のサーマルヘッドにおける印加エネルギ
ーに対する記録濃度の関係を示す図、第4図(A)は従
来のサーマルヘッドによる印加エネルギーと記録濃度と
の関係を示す図、第4図(B)は従来のサーマルヘッド
における電極と発熱素子の形状と、サーマルヘッドの位
置に対応する温度分布を示す図、 第5図は実施例のサーマルヘッドを用いた記録部の形態
を示す図、 第6図は実施例のサーマルヘッドを用いた熱転写記録装
置の概略構成を示すブロック図、第7図はヘッド駆動パ
ルス制御回路の概略構成を示すブロック図、 第8図はサーマルヘッドの構成を示す図、第9図はサー
マルヘッドに印加する信号のタイミングを示す図、そし
て 第10図は実施例の熱転写記録装置における記録処理を
示すフローチャートである。 図中、10・・・サーマルヘッド、11・・・発熱素子
、12・・・共通電極、13・・・信号電極、14・・
・微細突起部、32・・・インクシート、33・・・記
録紙、34・・・プラテン、35・・・バッファメモリ
、36・・・画像データ変換テーブル、37・・・ヘッ
ド駆動パルス制御回路、38・・・CPU、39・・・
表示部、106.123,131,139・・・モータ
、110・・・普通紙カセット、235・・・ラッチ信
号、440・・・階調変換デコーダ、442・・・スト
ローブ信号発生回路、444・・・階調データ、445
・・・STB信号である。 特許出願人  キャノン株式会社 城鴨鱒堅 遍14呻擢 」

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)列状に複数配され、記録媒体に対向する面に複数
    の突起部を設けた発熱素子と、 前記発熱素子のそれぞれに電気エネルギーを供給するた
    めの電極と、 を有することを特徴とする記録ヘッド。
  2. (2)前記複数の突起部は保護層の厚みを変化させて形
    成されていることを特徴とする請求項第1項に記載の記
    録ヘッド。
  3. (3)列状に複数配され、記録媒体に対向する面に複数
    の突起部を設けた発熱素子と、前記発熱素子のそれぞれ
    に電気エネルギーを供給するための電極とを有する記録
    ヘッドと、 多値画像信号を入力し、該画像信号の階調度に対応して
    前記記録ヘッドの各発熱素子で記録する画像データの階
    調度を決定する階調決定手段と、前記階調度に従い前記
    記録ヘッドの各発熱素子に通電して記録する記録手段と
    、 を有することを特徴とする熱記録装置。
JP31183988A 1988-12-12 1988-12-12 記録ヘッド及び前記記録ヘッドを用いた熱記録装置 Pending JPH02158352A (ja)

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